埼玉県の、海から遠く離れた台地の町。畑を耕すと、白い貝殻が出てきます。いちばん近い海岸までは30km以上。それでもこれは、およそ6000年前に縄文時代の人々が食べた貝の殻――「貝塚」です。
海は、なぜここまで来たのか。なぜ去っていったのか。そして、消えた海は今どこにあるのか。貝塚と地層、最新の研究をもとに検証します。
■この動画の視点
縄文海進は「暑かったから海が数十mも高くなった」わけではありません。高さは今より2〜3m程度。それでも関東平野の谷の奥深くまで海が入り込みました。さらに、世界の海面はおよそ7000年前にほぼ止まったのに、日本では一時「今より高い」海があった理由――海の水の重さで陸が持ち上がる「ハイドロアイソスタシー」まで、確かなことと考察を分けてお伝えします。
■この動画で分かること
・貝塚の並び方から、昔の海岸線を描いた研究(東木龍七、1926年)
・約2万年前、東京湾は陸だった――古東京川と海面上昇
・水子貝塚の輪になったむらと、暖かい海の貝が語る「プラス2度の世界」
・日本だけ海が「今より高かった」理由
・貝の層がシジミへ変わる記録、中里貝塚・加曽利貝塚
・東京の低地の地下に眠る、縄文の入り江の泥(有楽町層)
■こんな方におすすめ
・自分の住む町が昔は海だったのか気になる方
・縄文時代や古代の暮らしが好きな方
・夜に静かに聞ける歴史・地学の検証動画を探している方
■チャプター
0:00 オープニング|海のない町の畑から出てくる白い貝殻
1:10 第1章 貝殻が描いた海岸線|貝塚の並びが示した、栃木まで届く「奥東京湾」
4:08 第2章 陸だった東京湾|2万年前の古東京川と、谷を駆け上がった海
6:44 第3章 入り江のむら|水子貝塚の輪になったむらと「プラス2度の世界」
9:51 第4章 日本だけ「今より高い」|動いたのは海ではなく、陸だった
13:07 第5章 海が去っていく|シジミの層が記録した変化と、中里・加曽利の大貝塚
16:16 第6章 貝塚が消えた日|沖へ退く海と、浜辺の暮らしの終わり
17:51 第7章 足元に眠る海|東京の地下20〜40mに残る縄文の入り江の泥
▼チャンネル登録よろしくお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCPxPy8FSUcLzFBDC6wv-97w?sub_confirmation=1
■参考文献・出典
・東木龍七(1926)「地形と貝塚分布より見たる関東低地の旧海岸線」地理学評論 2(8)
・笹川平和財団 Ocean Newsletter 518号(千葉県立中央博物館の解説を含む)
・気象庁「氷河性地殻均衡(GIA)」
・長岡信治・横山祐典ほか(1996)名古屋大学年代測定報告
・松島義章(2006)『貝が語る縄文海進 -南関東、+2℃の世界-』有隣新書
・神奈川県立生命の星・地球博物館 資料
・文化遺産オンライン「中里貝塚」
・千葉市「加曽利貝塚」
・千葉市立加曽利貝塚博物館(縄文時代の丸木舟)
・東京都「都内の地盤環境」
※海面の高さ・年代などの数値には、研究や場所によって幅があります。本動画は現時点の研究をもとに、確かなことと考察を分けて構成しています。
※地図の「約6000年前の海の範囲」は、現在の地形の低地をもとに描いた概略で、公表されている推定図とは細部が異なります。
■使用素材
※動画内の情景画像・映像はAIで生成した再現イメージです。実際の遺跡・遺物・人物や、精密な復元ではありません。
※地図・断面図:国土地理院 標高タイルを加工して作成(推定範囲・流路は概略・模式)。
※宇宙から見た日本列島の場面は、NASA SeaWiFS の衛星画像(SeaWiFS Project, NASA/Goddard Space Flight Center, and ORBIMAGE)を形の参考にAIで生成したイメージです。
あなたの住む町は、6000年前、陸だったでしょうか。それとも海だったでしょうか。近くに貝塚があるという方は、ぜひコメントで教えてください。
古代の謎を、研究をもとに一つずつ検証していきます。チャンネル登録をしてお待ちください。
#縄文海進 #貝塚 #縄文時代 #古代史 #ミステリー
千葉県北部住まいですが小学生の頃の引率で、近くの貝塚で貝や土器の破片を掘りにいきました。
ここに海に近い暮らしがあったのだと先生に言われてもピンときませんでしたが、この動画の数千年スパンの解説で
太古の人々の暮らしが突然身近に!!^^ なにかじーんときました。感動です。ありがとうございます。
埼玉県中部ですが、我が家を建てる時に縄文時代の土器や家屋の遺跡が出て調査のために工事が中断しました。我が家の近くでは多くの家が縄文時代の遺跡の上に建っています
中山道69次 江戸時代旧中山道沿いだった浦和宿の名物はウナギの蒸し焼き 今でも太田窪の沼には生き残ったウナギが暮らしています そこらへんは浜名湖のウナギと似てますね
海水から淡水に適応した遠い先祖がいたのですね
「けして強い生物が生き残るわけでも賢い生物が生きのこるけでもない 環境の変化に上手に対応できた生物が生き残るのだ」ダーウイン進化論