【米・イラン】停戦合意という幻想…終わりなき戦争に突入か ゲスト:高橋和夫(放送大学名誉教授)前嶋和弘(上智大学総合グローバル学部教授)MC:近野宏明 上野愛奈 BS11 インサイドOUT

【米・イラン】停戦合意という幻想...終わりなき戦争に突入か ゲスト:高橋和夫(放送大学名誉教授)前嶋和弘(上智大学総合グローバル学部教授)MC:近野宏明 上野愛奈 BS11 インサイドOUT



■2026年7月27日(月)OA

先月合意した米国・イラン間の「停戦合意」は事実上崩壊。米兵死亡を受けてトランプ大統領は報復を警告。一方イラン側はイエメンの親イラン組織フーシ派による紅海封鎖宣言でエネルギー市場の混乱を引き起こしている。交渉難航の背景には、ホルムズ海峡の通航権やイランによるウラン濃縮=核開発を巡る両国の深い溝がある。ハメネイ師国葬以降、イランでは強硬派が台頭しており交渉の難航が続くとみられる。そして米・イランの”硬直化”にはイスラエルの強い思惑も絡む。同国諜報機関モサドがイランの体制転覆を狙い、強硬派アフマディネジャド元大統領に接触したとの報道もある。またアメリカが空爆を再開させるきっかけともなった「イランによるトランプ氏暗殺計画」という情報もイスラエルからもたらされたものだ。さらに、イスラエル軍は停戦に合意したはずのレバノン、ヒズボラへの攻撃を再開した。アメリカ、イラン、イスラエル、三者三様、”いびつな思惑”は世界に何をもたらすのか。
番組では、長年にわたり中東を中心にした国際政治を研究してきた高橋和夫さんと現在アメリカ政治が専門の前嶋和弘氏をゲストに、風前の灯状態と言える停戦の覚書とイラン情勢の行方を検証する。

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9 comments
  1. 前島さんでなくて高橋さんと小谷さんの共演が見たい
    アラブ通の高橋さんと政権にパイプがある小谷さんの話を聞きたい

  2. 高橋先生の出演動画 今までたくさん見てきましたが、イランのいいところは言うが、決してイランの悪いところは言わない
    外国の代理人 イランの代理人教授 今現在のイランが世界に及ぼしてる悪い影響をちゃんと言ってほしい イランのプロパガンダはいらないです

  3. イラン情勢について🌸メディアの煽りによって、本質がかなり見えにくくなっている。

    今回の問題は、単に「トランプ氏がイランへ大幅譲歩した」という話ではない。
    本質は、イランの軍事的脅威を抑え、ホルムズ海峡という国際航行の要衝をめぐる危機を回避したことにある。

    ホルムズ海峡が脅かされれば、原油・LNG・ナフサなどの流通に直撃し、日本の物価や産業にも被害が及ぶ。
    つまり、これは中東だけの問題ではなく、日本経済にも関わる国際物流の安全保障問題である。

    それを「譲歩」や「経済支援」の話だけに矮小化すると、軍事的脅威を回避した意味も、ホルムズ海峡危機を防いだ意味も伝わらない。

    重要なのは、戦争を拡大させず、国際航行を守り、世界経済への被害を抑えたという点である。
    その本質を見ずに、単なる感情的な政権批判へ誘導する報道は、かなり問題がある。

  4. イランの余命🇮🇷

    2026年7月21日時点

    ここでいう「余命」とは、イラン国家や政権が崩壊するまでの期間ではなく、残存戦力を政治的・経済的な交渉力として利用できる時間を指す。

    イラン軍は壊滅していない。弾道ミサイル、攻撃ドローン、地下施設、沿岸部隊、機雷、国内治安部隊は残っており、米軍基地や湾岸インフラ、商船に損害を与えることはできる。しかし、防空網、空軍、大型艦艇、固定司令部、軍需生産施設は深刻な損害を受け、米軍の継続攻撃を正面から阻止する能力はほぼ失われている。

    ホルムズ海峡の現実

    海峡は物理的には閉鎖されていない。米軍支援航路やイラン側航路を通る船舶は存在するため、イランが海峡を軍事的に完全支配しているわけではない。

    ただし7月20日の通航は商品船4隻にとどまり、戦前平均の約125隻を大幅に下回った。VLCCとLNG船も確認されなかった。したがって現状は「完全封鎖」ではなく、危険を恐れた船会社が航行を控える商業的な準閉鎖状態である。Reuters・最新通航データ⁠

    この状態はイランに一定の交渉力を与える。しかし、安全通航の実績が積み上がり、護衛・保険制度が整えば、その効果は兵器の残存数より早く低下する。

    石油カードの限界

    OPEC+は8月から日量18万8,000バレルの増産を決めた。OPEC公式発表⁠

    増産幅だけでは湾岸供給の減少を埋められず、サウジやクウェートが増産しても海峡を通過できなければ輸出できない。ただし、サウジ東西パイプライン、UAEのフジャイラ向けパイプライン、米州産油国の増産、IEA備蓄放出を組み合わせれば、時間とともにイランの石油カードは弱まる。

    米国はホルムズ経由原油への直接依存が小さく、石油製品の輸出能力も大きい。そのため物理的な石油不足には耐えやすい。EIA⁠

    ただし国際価格の影響は避けられず、米国の平均ガソリン価格は再び1ガロン4ドルを超えている。米国にとっての弱点は供給不足より、インフレと国内政治である。Reuters⁠

    イランに不利な時間の流れ

    米国は国外の安全な基地から航空機、弾薬、偵察・監視能力を補充し、発見した発射機や通信拠点を反復攻撃できる。

    一方のイランは、攻撃するたびに発射地点と通信網を露出させる。ミサイルやドローンが残っていても、それを探知・運搬・指揮・発射する体系が少しずつ削られる。大型艦艇、防空レーダー、精密誘導部品、軍需工場の短期再建も難しい。

    したがって、イランの余命は「最後のミサイルを撃ち尽くすまで」ではない。

    残存ミサイルを撃っても、船舶の流れ、石油価格、米国の政策を変えられなくなるまでである。

    イランが猶予を延ばすには、大型タンカーへの重大攻撃、機雷敷設、米軍への追加損害、フーシ派による紅海方面への戦域拡大が必要になる。しかし、それは同時に米軍の攻撃対象拡大とイラン国内インフラの破壊を招く。

    結論

    イランはまだ相手を傷つけられる。しかし、米軍を撃退することも、海峡を恒久的に封鎖することもできない。

    現在イランが持っているのは勝利への時間ではなく、敗勢を交渉材料へ転換するための短い猶予である。米国が人的損害と燃料価格を政治的に耐え、保護航路を拡大し続ける限り、時間は明確にイラン側ではなく米国側に流れている。

  5. キャスターの人がイスラエルは空恐ろしいと発言していたが、空恐ろしいは、将来や未知の事象への不安や恐怖を表す表現で、アフマディネジャド氏をスパイに引き入れようとした過去について、空恐ろしいと言及するのは意味として正しいのかな?空恐ろしいには、底知れない恐怖という意味もあるのかな?

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