朗読『源氏物語』「葵」与謝野晶子訳

朗読『源氏物語』「葵」与謝野晶子訳



#源氏物語朗読#与謝野晶子訳源氏物語

原文朗読『源氏物語』「葵」

00:00:00

00:00:28 退位後
世の中かはりて後
00:07:49 車争い
大殿にはかようの御歩きも
00:18:22 髪そぎ
今日は二条院に離れおはしまして
00:20:42 源内典
今日も所もなく立ちにけり
00:25:01 葵の病
大殿には御もののけめきて
00:35:10 出産
まださるべきほどにもあらず
00:47:52 急逝
秋の司召あるべき定めにて
01:02:10 親友
御法事など過ぎぬれど
01:13:13 別離
君はかくてのみもいかでかは
01:24:34帰邸
二条院には方々みがきて
01:31:04三日夜餅
その夜さり亥の子餅
01:38:59 新年
大臣新しき年ともいはず

原文朗読

源氏物語
平安時代中期に成立した長編物語。
全54帖。作者は紫式部。

紫式部
平安時代中期の歌人、女房(貴人に仕える侍女)として中宮彰子に仕えた。

与謝野晶子
1878年〈明治11年〉12月7日 –
1942年〈昭和17年〉5月29日

よさの明子 役現地 物語 青い裏と人を目に置くこともこそ身の衰え に他ならぬか な 明子天使がが新しくお立ちになり時代の 空気が変わってから現時は何にも興味が 持てなくなってい た簡易の昇進した窮屈さもあって忍び歩き ももう軽々しくできないので あるあちらにもこちらにも待って問われぬ 恋人の悩みを作らせてい たそんな恨みの報いなのか自身は中宮のご 霊差を嘆く苦しい涙ばかりを流してい た暗いをお引きになったインと中軍は普通 の家の夫婦のように暮らしておいでになる ので ある咲のコ機殿のニゴである新交代号は 妬ましくおすのか陰へはおいでにならずに 到底の五所にばかり行っておいでになった から挑みかかる競争者もなくて中宮はお 気楽に見え たおりおりは音楽の会などを世間の評判に なるほど派手に遊ばしてイの陛下のご生活 は極めてご興福なものであっ たただ恋しくおすのは代理においでになる 東宮だけであるご貢献をする人のないこと をご心配になって現時へそれをお明治に なっ た現時はやましく思いながらも嬉しかっ たあの6畳のみやどこの産んだ咲の交代使 の忘れがみの女王が西宮に選定され た現時の愛の頼りなさを感じているみや どこは最の年少なのに託して自分も異性 下ってしまおうかとその時から思ってい たこの噂を因がお聞きになっ て私の弟の東宮が非常に愛していた人を お前が何でもなく扱うのを見て私は かわいそうでなら ないサグなどもめいでなく自分の内心脳と 同じように思っているのだからどちらから 言っても見すどこを尊重すべきである多な 心から熱したり冷たくなったりしてみせて は世間がお前を避難すると現時へごをお 言いになっ た現地自身の心にもそう思われることで あったからただ恐縮しているばかりであっ た相手の名誉をよく考えてやってどの人を も公平に愛して女の恨みを買わないように するがいい よご中国を受けたりながらも中宮を恋する あるまじい心がこんな風にお耳目入ったら どうしようと恐ろしくなってかしこまり ながら因を退出したので ある因までも見すどことの関係を認めての 大勢があるまでになっているのであるから 女の名誉のためにも自分のためにも軽率な ことはできないと思って以前よりも一層 そのを尊する傾にはなっているが現時は まだ公然に妻である待遇はしないので ある女も年長である点を恥じてしいて夫人 の地位を要求しない現時は行く分それを 良いことにしている形で因もご承知になり 世間でも知らぬ人がないまでになってなお 今も誠意を見せないと女は深く恨んでいた この噂が世間から伝わってきた時四部教の 宮の朝顔の姫君は自分だけは現時の甘い 囁きによってやがては苦い悔いの中に事故 を見出す具を学ぶまと心に思うところが あって現時の手紙に時には短い返事を書く ことも以前はあったがそれももう多くの 場合かかぬことになったと 言っても露骨に反感を見せたり軽蔑的な 態度を取ったりすることのないのを現地は 嬉しく思っ たこんな人であるから長い年月の間忘れる こともなく恋しいのであると思ってい た謝大人家にいる蒼井夫人はこんな風に 現時の心がいくつにも別れているのを憎み ながらも大して他の恋愛を隠そうともし ない人には恨みを言っても言いががないと 思ってい た夫人は妊娠していて気分が悪く心細い気 になってい た現時は我が子の母になろうとする青い 夫人にまた新しい愛を感じ始めたそして これも喜びながら不安でならなく思う首都 夫婦とともに妊婦の加護を神物へ祈ること に務めていた こうしたことのある間は現時も心に余裕が 少なくて愛してはいながらも訪ねていけ ない恋人の家が多かったであろうと思わ れるその頃前代の鴨の社員がやめになって 交代合原のイの尿三宮が新しく参院に 定まっ た陰も太もことに愛しておいでになった 内心脳であるから神の奉仕者として常人と 違った生活へお入りになることを恩親心に 苦しくおぼしめしたが他に適当な方が なかったので ある最就任の初めの儀式は古くから決まっ た真事の1つで簡単に行われる時もあるが 今度は極めて派手な風に行われる らしい員のご勢力の多少に こんなこともよるらしいので あるみぎの日にグする大臣は店員の他に 特に戦事があって現時の大償をも加えられ た車で出ようとする人たちはその日を 楽しみに思い晴れがましくも思ってい た2条の大通りはもみの車と人とでつき物 ないあちこちにできたさきは室の趣味の良 さを競ってミスの下から出された女の袖口 にも特色がそれぞれあっ た祭りも祭りであるがこれらは見物する 価値を十分に持って いる謝大人家にいる蒼井夫人はそうした ところへ出かけるようなことはあまり好ま ない上に生理的に悩ましい頃であったから 見物のことを念頭に置いていなかったが それではつまりません私たち同士で見物に 出ますのでは惨めで張り合いがございませ ん今日はただ大将様をお土産することに 興味が集まっておりまして労働者も遠い 地方の人までもはるばると妻や子を連れて 今日へ登ってきたりしておりますのに奥様 がお出かけにならないのはあまりでござい ますと女房たちの言うのを母の宮がお聞き になって今日はちょうどあなたの気分も 良くなっていることだから出ないことは 女房たちが物足りなく思うことだし言っ てらっしゃいこう言いになったそれで にわかに友回りを作らせて蒼井夫人はみぎ の行列のもみの人となったので ある屋敷を出たのはずっと朝も遅くなって からだっ たこの一向はそれほど体操にも見せない風 で出 た車の込み合う中へいくつかの謝大人家の 車が続いて出てきたのでどこへ見物の場所 を取ろうかと迷うばかりであっ た貴族の女の常用らしい車が多く止まって いてつまらぬものの少ないとこを選んで 邪魔になる車は皆のけさせ たそのに外はア車の少し古くなったものに すぎぬがミスの下のとばりの好みも極めて 上品でずっと奥の方へ寄って乗った人々の 服装の有尾な色も道場の上着の風の端の 少しずつ漏れて見える様子にもわざわざ 目立たぬ風にして貴女の来ていることが 思われるような車が2台あっ たこの大車は他のとは違うのけられて良い ようなものじゃないと言ってその車のもの は手を触れさせ ない双方に若い従者があって祭りの酒に よって気の立った時にすることは華々しく 手洗いので ある馬に乗った謝大臣家の老気いなどが そんなにするものじゃないと止めているが 行きを至った暴力を止めることは不可能で ある西宮の母君のみやどころが物思いの 慰めになろうかとこれは忍びで来ていた 物見であったそしらぬ顔をしていても謝 大人家のものは皆それを心では知ってい たそれくらいのことでいらせないぞ大将 さんの引きがあると思うのかいなどという のを友の中には現時の召し使いも混じって いるのであるから抗議をすれば一層面倒な ことになることを恐れて誰も知らない顔を 作っているので あるとうとう前へ大臣家の車を建てなべ られて見すどこの車は青い夫人の女房が 乗った幾代かの車の奥へ押し込まれて何も 見えないことになっ たそれを残念に思うよりもこんな忍び姿の 自身の誰であるかを見してのしられている ことが口惜しくてならなかった 車の長えを据える台なども足はみおられて しまって他の車の胴へ先を吹きかけて ようやく中心を保たせてあるのであるから 天才の悪さも 甚だしいどうしてこんなところへ出かけて きたのかとみやどこは思うのであるが今更 仕方もないので ある見物するのをやめて帰ろうとしたが他 の車を避けて出ていくことは困難ででき そうも ないそのうちに見えてきたという声がした 行列を言うので あるそれを聞くとさすがに恨めしい人の姿 が待たれるというのも恋する人の弱さでは なかろう か現時は見すどこの来ていることなどは 少しも気がつかないのであるから振り返っ てみるはずもない 気の毒なみやどころで ある前から評判のあった通りに風流を 尽くしたもみにたくさんの女の乗り込んで いる中にはそしらぬ顔は作りながらも現時 の後奇品を引くのもあっ た微笑みを見せていく辺りには恋人たちの 車があったことと思わ れる謝大人家の車は一目で知れてここは現 も極めて真面目な顔をして通ったので ある行列の中の現時の従者がこの一段の車 には経緯を表して通っ た侮辱されていることをまたこれによって もみやどこは痛ましいほど感じ た影をのみみたらし川の連れなさに身の 浮きほぞ糸 らるるこんなことを思って涙のこぼれるの を同車する人々に見られることをみや どころは恥じながらもまた常よりも一層 綺麗だった現地の馬上の姿を見なかった ならとも思われる心があっ た行列に参加した人々は皆分相応に美しい よいで身を飾っている中でも交感は好感 らしい光を追っていると見えたが現時に 比べると誰も見栄えがなかったようである 大将の臨時の水人を天井にも務める古江の 女がするようなことは霊の少ないことで 何かの晴れのみゆきなどばかりに許される ことであったが今日はクロドを兼ねた羽へ の情が現時に従ってい たその他の水人も顔姿共に良いものばかり が選ばれてあっ 現時が世の中でぜられていることはこんな 時にもよく見え たこの人にはなびかぬくもないこの世で あっ た壺族と言って頭の髪の上から上着をつけ た相当な身分の女たちや天さんなども群衆 の中に倒れかかるようになって見してい た平成こんな場合になどを見るとよびが どうしてあんなことをするかと見にくく 思われるのであるが今日だけは通りである 光る原地を見ようとするのだからと道場を 引い た着物の背中を神で膨らませたやしい女と か労働者階級のものまでも皆手を額に当て て原地を仰いで見て自身が笑えばどんな おかしい顔になるかも知らずに喜んでい たまた現時の注意を引くはずもない ちょっとした地方官の娘なども精一杯に 襲った車に乗って気取った風で見物して いるとかこんな色々なもので一条の王子は うまってい た現時の常人である人たちは恋人の 素晴らしさを完全に見て今更自身の価値に 反省を強いられた気がした誰もそうであっ た 四部教の宮はさきで見物しておいでになっ た眩しい気がするほど綺麗になっていく人 であるあの美に神が心を惹かれそうな気が すると宮は不安をさえお感じになっ た宮の朝顔の姫君はよほど以前から今日 までも忘れずに愛を求めてくる現時には 普通の男性に見られない誠実さがあるので あるからそれほどの心出しを思った人は 多少欠点があっても行為が持たれるのに ましてこれほどの美貌の主であったかと 思うと一種の感激を覚えたけれどもそれは 結婚をしても良い愛に報いようとまでする 心の動きではなかっ た宮の若い女房たちは聞き苦しいまでに 現地を褒め た翌日の鴨祭りの日に謝大人家の人々は 見物に出なかっ た現時にみぎの日の車の場所争いを詳しく 告げた人があったので現時は見どこに同情 して蒼井夫人の態度を飽きたらず思っ た貴夫人としての資格を十分に備えながら 常味にかけた強い性格から自身はそれほど に憎んではいなかったであろうがそうした 1人の男を巡って愛の生活をしている人 たちの間はまた一種の愛で他を見るもので あることを知らない女主人の意思に習って 付き添った人間がみやどこを侮辱したに 違いない見識のある上品な女であるみや どこはどんなに嫌な気がさせられたで あろうと気の毒に思ってすぐに訪問したが 最後がまだ屋敷においでになるから神への 遠慮という口実で会ってくれなかった 現時には自身までもが恨めしくてなら ない現在の見どこの心理は分かってい ながらもどちらもこんなに事故を主張する ようなことがなくて柔らかに心が持てない のであろうかと探測されるのであっ た祭りの日の現は大人系行かずに2条の院 にいたそして町へ見物に出てみる気になっ ていたので ある西のタへ行ってこみに車の用意を命じ た女連も見物に出ますかと言いながら現時 は美しく予想た紫の姫気味の姿を笑顔で 眺めてい たあなたは是非おいでなさい私が一緒に 連れていきましょう ね平然よりも美しく見える少女の髪を手で 撫でて先を久しく切らなかったね今日は かぎに良い日だろう現時はこう言って音名 堂の調べ役を呼んで良い時間を聞いたりし ながら女房たちは先に出かけるといいと 言ってい た綺麗によった道場たちを点検したが少女 らしく可愛く揃えてきられた髪の裾がもお の派手な袴にかかっているありがにを引い た女王さんの髪は私が切ってあげようと いった現時もあまりたくさんで困るね大人 になったらしまにはどんなになろうと神は 思っているのだろうと困ってい た長い神の人と言っても前の髪は少し短い ものなどだけれどあまり揃いすぎているの はかって悪いかもしれない こんなことも言いながら現時の仕事は おわりになっ た千尋とこれはかぎの祝い言葉であるシナ 言は感激してい た計りなき千尋の底のみさの追い末は我 のみぞ民現時がこ告げた時に女王は千とも いかでかしらん定めなく道塩ののけからと 紙に書いていた貴女らしくてしかも若やか に美しい人に現時は満足を感じてい た今日も町には隙間なく車が出ていたババ の辺りで祭りの行列を見ようとするので あったが都合の良い場所が ない体感連がこの辺にはたくさん来ていて 面倒なとこだ現地は言って車をやるので なく止めるのでもなく躊躇している時に 良い女車で人がいっぱいに乗りこえたの から扇を出して現時の友を呼ぶものがあっ たここへおいでになりませんかこちらの 場所をお譲りしてもよろしいのですよと いう挨拶で あるどこの見目のすることであろうと思い ながらそこは実際良い場所でもあったから その車に並べて現時は車を据えさせ たどうしてこんな良い場所をおとりになっ たかと羨ましく思いましたと言うと品の 良い奥義の橋を折ってそれに書いて起こし た墓なしや人のかせる青いゆ神の印の教を 待ち てるめを張っておいになるのです ものげの内助の字であることを現地は 思い出したので あるどこまで若返りたいのであろうと見 にくく思った原二は皮肉にかざしける心ぞ あに思ゆるやうじ人に鍋て会う日をと書い てやると恥ずかしく思った女からまた歌が 来 た悔しくもかざしけるかな名みして人だめ なる草ばかり を今日の現時が女の同乗者を持っていて ミスさえあげずに来ているのを妬ましく 思う人が多かっ たみぎの日の鍛錬だった現時が今日は くつろいだ風にもみの主になっている並ん で乗っているほどの人は並々の女ではない はずであるとこんなことを皆想像したもの で ある現の内助では競争者と名乗って出られ ても問題にはならないと思うと現時は少し の物足りなさを感じたが原地の愛人がいる と思うと晴れがましいて現の内助のような 厚かましい老女でもさすがに困らせるよう な冗談もあまり言い出せないので ある見すどこの反もはもう過去何年かの 物思いとは比較にならないほどのものに なってい た信頼のできるだけの愛を持っていない人 と現時を決めてしまいながらも断然別れて 最後について異性言ってしまうことは 心細いことのようにも思われたし捨てられ た女と見られたくない世間定も気になった そうかと言って安心して今日にいることも 全然無視された車争いの日の記憶がある 限り可能なことではなかっ た自身の心を定めかねて寝ても冷めても 反問をするせいか次第に心が体から離れて いき自身は空虚なものになっているという 気分を味わうようになって病気らしくなっ た現地は初めから異性行くことに断然不世 であるともらずに私のようなつまらぬ男を 愛してくだすったあなたが嫌におりになっ て遠くへも行ってしまうという気になら れるのは最もですが寛大な心になってくだ すって変わらぬ恋を続けてくださることで 全勝の因縁を全くしたいと私は願っている こんな風にだけ言ってとめているのであっ たからそうした物思いも慰むかと思って出 た溝川に荒いが立ってを見たので ある蒼井夫人は物がついた風の容態で非常 に悩んでい た父母たちが心配するので現時も他へ行く ことが遠慮される状態なので ある2条の員などへもほんの時々帰るだけ であっ た夫婦の中はむつまじいものではなかった が妻としてどの女性よりも尊するする心は 十分現時にあってしかも妊娠しての患いで あったから哀れみの状も多く加わって法や 気筒も大人家でする以外に色々とさせてい た物生霊というようなものがたくさん出て きて色々な名乗りをする中に仮に人へ 移そうとしても少しも映らずにただじっと 病む夫人にばかり沿っていてそして何も 激しく病人を悩まそとするのでもなくまた 片も離れないものが1つあっ たどんな手元層の技術ででも自由にする ことのできない執念のあるのは並々のもの であるとは思われなかっ た謝大人家の人たちは現時の愛人を誰かれ と数えてそれらしいのを求めると結局6条 のやどとの因の女は現時のことに愛して いる人であるだけ婦人に恨みを持つことも 多いわけであるとこう言って物に言わせる 言葉からそのあを知ろうとしても何の売る ところもなかっ た物と言っても育てた姫君に愛を残した目 のとというような人もしくはこの家を代々 適ししてきた防根とかが弱り目につけ込ん でくるようなそんなのは決して今度の物の したものではない らしい夫人は泣いてばかりいておりおり胸 が咳きあがってくるようにして苦しがるの で あるどうなることかと誰も誰も不安でなら なかっ た因の五所からも四十お見舞いの使いが 来る上に気とまでも別にさせておいでに なっ たこんな光栄を持つ夫人に満一のことがな ばよいと誰も思っ た世間中が惜しんだり嘆いたりしている この噂も見すどころを不快な気分にし たこれまでは決してこうではなかったので ある競争心を刺激したのは車争いという 小さいことにすぎないがそれがどれほど 大きな恨みになっているかを謝大人家の人 は想像もしなかった 物思いはみやどころの病をますます講じさ せ たサグをはかって他の家へ行って手法など をさせてい た現時はそれを聞いてどんな風に悪いのか と哀れに思って尋ねていっ た自邸でない人の家であったから一目を 避けてこの人たちはあっ た本意ではなくて長く会いに来なかった ことを見すどこの気も済むほどこまごまと 現時は語っていた妻の病状も心配げに話す ので ある私はそれほど心配しているのではない のですが親たちが大変な騒ぎ方をしてい ますから気の毒で少し容大が良くなるまで は謹慎を表していようと思うだけなのです あなたが心を大きく持って見ていて くだすったら私は幸福ですなどと いう女に平成よりも弱々しい風の見えるの を最もなことに思って現時は同情してい た疑いも恨みも評価したわけでもなく現時 が帰っていく朝の姿の美しいのを見て自分 は到底この人を離れて生きうるものでは ないとみやどころは思っ た政婦人である上に子供が生まれるとなれ ばその人以外の女性に持っている愛などは 冷めて薄いものになっていくであろう時今 のように毎日待ちますこともその辛抱に命 の続かなくなることであろうとそれでいて また思われもしてたまたまあって物思いの 決して少なくはならないみやどこへ次の日 は手紙だけが暮れてから送られ たこの間うち少し良くなっていたようでし た病人にまたにわかに悪い様子が見えてき て苦しんでるのを見ながら出られないの ですとあるのを霊の上手な口実であると見 ながらもみやどこは返事を書い た袖ぬるる小いと勝つは知りながら 降り立つタの自らぞ 浮き古い歌にも 悔しくぞ組み込めてける浅ければ袖のみ ぬるる山のいの水とございますというので あるいく人かの恋人の中でも優れた字を 書く人であると現時は見やすどこの返事を 眺めて思いながらも理想通りにこの世は ならないものである性質にも要望にも共用 にも鳥取の長所があって捨てるができず ある1人に愛を集めてしまうこともでき ないことを苦しく思っ たそのまた返事をもう暗くなっていたが 書い た袖が濡れると言いになるのは深い恋を 持ってくださらない方の恨みだと思い ます浅みにや人は降り立つ我が方は身も そつまで深き小を この返事を口からら申さないで筆を借りて しますますことはどれほど苦痛なことだか しれませんなどと言ってあっ た青いの君の容大はますます 悪い6畳のみやどこの生霊であるともその 父である個人の音の亡霊がついているとも 言われる噂の聞こえてきた時みやどはは 自分自身の白明を嘆く他に人を呪う心など はないが物思いが募れば体から離れること のあるという魂はあるいはそんな恨みを 告げに現時の夫人の病床へ出没するかも しれないとこんな風に悟られることもある のであっ た物思いの連続と言って良い自分の障害の 中に未だ今度ほど苦しく思ったことは なかっ たみぎの日の屈辱感から燃えたった恨みは 自分でももう抑制のできない日になって しまったと思っているみやどこはちょっと でも眠ると見る夢は姫君らしい人が美しい 姿で座っているところ行ってその人の前で は乱暴な自分になってむしゃぶりついたり 殴ったり現実の自分がなしうることでない 荒々しい力が沿うこんな夢で幾度となく 同じ筋を見る情けないことである魂が体を 離れていったのであろうかと思わ れる失神状態に見すどころがなっている時 もあっ たないことも悪く言うのが世間である ましてこの際の自分は彼らの万場を満足さ せるのに良い人物であろうと思うとどこは 名誉の傷けられることが苦しくてならない ので ある死んだ後にこの世の人へ恨みの残った 霊魂が現れるのはありふれた事実であるが それさえも罪の深さの思われる悲しむべき ことであるのに生きている自分がそうした 悪を負うというのも皆現時の君と恋する心 がもたらした罪であるその人への愛を今 自分は根底から捨てねばならぬとみやどは 考え た勤めてそうしようとしても実現性のない 難しいことに違い ないサグは去年にもう五所の中へ大りに なるはずであったが色々な触りがあって この秋いよいよ決裁生活の第1方をお 踏み出しになることとなっ たそしてもう9月からは佐賀のみへお入り になるので あるそれとこれと2度あるみぎの日の支度 に屋敷の人々は強殺されているのであるが みやどこは頭をぼんやりとさせて寝て 暮らすことが多かっ た屋敷の男女はまたこのことを心配して 気団を頼んだりしてい た何病というほどのことはなくてブラブラ と病んでいるのである 現時からも四十見舞いの手紙は来るが 愛する妻の容大の悪さは自分でこの人を 訪ねてくることなどをできなくしている ようであっ たまだ3期には早いように思って一家の 人々が油断しているうちに蒼井の君は にわかに海の苦しみにもえ始め た病気の当の他に安山の祈りも数多く始め られたが霊の執念深い1つの物だけはどう しても夫人から離れ ないなかそたちもこれほどの物のきには 出会った経験がないと言って困ってい たさすがに法力に抑えられて哀れに泣いて いる少し緩めてくださいな大将さんにお 話しすることがあり ますそう夫人の口から言うのである あんなことわけがありますよ私たちの想像 が当たります よ女房はこんなことも言って病床に添え たてた貴重の前へ現地を導い た父母たちは頼み少なくなった娘は夫に 何か言いおくことがあるかもしれないと 思って座をよけたこの時に家事をするそう が声を低くして補鏡を読み出したのが非常 にありがたい気のすることであっ た貴重のタギを引き上げて現時が中を見る と夫人は美しい顔をしてそして腹部だけが 盛り上がった形で寝てい た他人でも涙なしには見られないのを まして夫である現地が見て惜しく悲しく 思うのは通りで ある白い着物を着ていて顔色は熱で華やか になって いるたくさんな長い髪は中ほどで束ねられ て枕に添えて ある美女がこんな風でいることは最も魅惑 的なものであると見え た現時は妻の手をとって悲しいじゃあり ませんか私にこんな苦しい思いをおさせに なる多くもが言われなかったただ泣く ばかりで ある平は現時に真正面から見られると とても決まり悪そうにして横へそらすその 目でじっと夫を見上げているうちに涙が そこから流れて出るのであっ たそれを見て現時が深い哀れみを覚えた ことは言うまでも ないあまりに泣くのを見て残していく親 たちのことを考えたりまた自分を見て別れ の絶えがたい悲しみを覚えるのであろうと 現は思っ たそんなに悲しまないでいらっしゃいそれ ほど危険な状態でないと私は思うまたたえ どうなっても夫婦はラセでも会えるのだ からねご両親も親子の縁の結ばれた間柄は また特別な縁で来世で再開ができるのだと 信じていらっしゃいと現時が慰めるとそう じゃありません私は苦しくてなりません からしばらく法力を緩めていただきたいと あなたにお願いしようとしたの です私はこんな風にしてこちらへ出て こようなどとは思わないのですが物思いを する人の魂というものは本当に自分から 離れていくものなの です懐かしい調子でそういった後 で 嘆き空に乱だる我が玉を結び止めてよ下の 妻という声も様子も婦人ではなかっ た全く変わってしまっているのである 怪しいと思って考えてみると夫人は すっかり6畳のみやどになってい た現時は浅ましかった人が色々な噂をして もくだらぬ人が言い出したこととしてこれ まで現時の否定してきたことが完全に事実 となって現れているのであっ たこんなことがこのよりありもするのだと 思うと人生が嫌なものに思われ出し たそんなことを言いになってもあなたが誰 であるか私は知らない確かにな言って ごらん なさい言事がこういった後その人は ますます見すどころそっくりに見えた 浅ましいなどという言葉では言いたりない 感を原地は覚え たニボたちが近く寄ってくる気配にも現時 はそれを見されはせぬかと胸がとい た秒にもえる声が少し静まったのは ちょっと楽になったのではないかと宮様が のみ湯を持たせておよしになった時その 女房に抱きおこされてまもなく子が生まれ た現時が非常に嬉しく思った時他の人間に 移してあったのが皆口をしって物のけは 騒ぎたったそれにまだ後山もすまるので あるから少なからぬ不安があった夫と両親 が新物に対岸を立てたのはこの時で あるそのせいであったか全てが無事に住ん だので永山の雑を始め高層たちが誰も皆 朗らかに汗をぬぐいぬぐい帰っていっ たこれまで心配をし続けていた人はほっと して危険もこれで去ったという安心を覚え て回復の諸行も現れたと誰もが思っ た法などはまた改めて行わせていたが今 目前に新しい命が1つ出現したことに 対する換気が大きくて謝大臣家は昨日に 変わるに満された形で ある委をはめとして新王型交換たちから 派手なう内の画whilが舞を持ち込まれ た出張したのは男子でさえもあったから それらの儀式がこさ華やかであっ た6条のみやどはそういう取り沙汰を聞い ても不快でならなかった 夫人はもう危ないと聞いていたのにどうし て子供が暗算できたのであろうとこんな ことを思って自身が出身したようにしてい たいく日かのことを静かに考えてみると北 衣服などにも祈りの層が高くごまの家が 死んでいた不思議に思って髪を洗ったり 着物を変えたりしてもやっぱり改まる ないみやどこは 世間で言う生霊の説の否認しがいことを 悲しんで人がどう批評するであろうかと誰 に話してみることでもないだけに心1つで 苦しんでい たいよいよ自分の恋愛を生産してしまわ ないではならないとそれによってまた強く 思うようになっ た少し安心を得た現は生霊をまざまざと目 で見見すどこの言葉を聞いた時のことを 思い出しながらも長く尋ねていかない 心苦しさを感じたりまた今後見すどころに 接近してもあの見にくい記憶が心にある間 は以前の感情でその人が見られるかという ことは自身の心ながらも疑わしくて苦をし たりしながら見どころの対面を傷つけまい ために手紙だけは書いて送った 3千の重かった容大から油断のできない ように両親たちは今も見て心配しているの が通りなことに思えて現時はまだ恋人など の家を忍びで訪うようなことをしないので ある夫人はまだ衰弱が華々しくて病気から 離れたとは見えなかったから夫婦らしく 同質で暮らすことはなくて現時は小さい ながらもまばゆいほど美しい若気のに没頭 してい た非常に大事がっているのである自家の娘 から現地の子が生まれて全てのことが理想 的になっていくと音戸は喜んでいるので あるが蒼井夫人の回復が父としているだけ を気がかりに思ってい たしかしあんなに渋滞でいた後はこれを 普通としなければならないと思ってもいる であろうからおの幸福感は大して割引きし たものではないので ある若気の目つきの美しさなどが東宮と 非常によく似ているのを見ても何よりも 恋しく幼い高代を思いする言事は五所の そちらへ上がらないでいることに耐えられ なくなって出かけようとし た5章などへあまり長く上がらないで気が 済みませんから今日私は初めてあなたから 離れて行こうとするのですがせめて近い ところに行って話をしてからにしたい あまりよそよそしすぎますこんなのではと 現時は夫人へ 取りついますよ天才を気に遊ばすあなた様 方のお間柄ではないのでございますから あなた様がご衰弱していらっしゃいまして も物越などでお話になればいかがでしょう 高坊が婦人に忠告をして病床の近くへ座を 作ったのでは病室へ入って行って話をし た夫人は時々返事もするがまだ随分様子が 弱々しいそれでも絶望状態になっていた頃 のことを思うと夢のような幸福にいると 現時は思わずにはいられないので ある不安に耐えられなかった頃のことを 話しているうちにあの呼吸も耐えたように 見えた人がにわかにいろんなことを言い 出した光景が目に浮かんできてたまらず嫌 な気がするので現時は話を落ち切ろうとし たまああまり長話はよしましょう色々と 聞いて欲しいこともありますがねまだまだ あなたはだるそうで気のくだ からこういっった後でお湯を上げするが いいと女房に命じ た細の夫らしいこんな気の使い方をする 現時に女房たちは道場し た非常な美人である夫人が衰弱しきって あるかないかのようになって寝ているのは 痛々しく可憐であっ た少しの乱れもなくハハと枕にかかった髪 の美しさは男の魂を奪うだけの魅力があっ たなぜ自分は長い間この人を飽きたらない 感情を持って見てのであろうかと不思議な ほど長くじっと現地は妻を見つめてい た因の五所などへ伺って早く帰ってき ましょうこんな風にして四重会うことが できれば嬉しいでしょうがみ様がじっと ついていらっしゃるから物つけにならない かと思ってご遠慮しながら影で反問してい た私にも道場ができるでしょうだから自分 でも早く良くなろうとようにしてねこれ までのように私たちで一緒にいられるよう になって くださいあまりお母様にあなたが甘える ものだからあちらでもいつまでも子供の ようにお扱いになるのですよなどと言い おいて綺麗に消息した現時の出かけるのを 病床の夫人は平成よりも熱心に眺めてい た秋の管理の人の決まる日であったからど も3大したので四足たちもそれぞれの希望 があってこの頃はどのそを離れまとして いるのであるから皆続いてその後から出て いっ たいる人数が少なくなって店内が静かに なった頃に蒼井の君はにわかに胸が咳き あげるようにして苦しみ出したので ある五所への迎えの使いを出すまもなく 夫人の息は耐えてしまっ た謝大臣も現時も慌てて退出してきたので 地目の夜であったがこの触りで管理の人面 は決まらずに終わった形で ある若い夫人の突然の死に謝大人店は混乱 するばかりで夜中のことであったから永山 の雑も他の層たちも招く間がなかっ たもう危険な状態から出しもとして誰の心 にも油断のあった隙に死が忍び寄ったので あるから皆呆然として いる所々の門師が集まってきていても挨拶 の取り次ぎを託されるような人もなく 泣き声ばかりが店内に満ちてい た音戸ふふ個人の夫である現時の投は極度 のものであっ たこれまで物のために一時的な歌詞状態に なったことも度々あったのを思って死者と して枕を直すこともなく23日はなお病 婦人として寝させて蘇生を待っていたが 時間はすでに泣きがであることを証明する ばかりであっ たもう死を否定してみる理由は何1つない ことを誰も認めたので ある現地は妻の死を悲しむとともに 人生の愛しさが深く思われて所々から寄せ てくる長文の言葉もどれも嬉しく思われ なかっ た因もお悲しみになってお使いをくだされ たおは娘の死後の光栄に感激する涙も流し ているので ある人の忠告に従い蘇生の術としてそれは 意外に対して痛ましい残酷な方法で行わ れることまでもを音させて娘の息の出て くることを待っていたが皆ダメであっ たもういく日かになるので あるいよいよ夫人を鳥辺野の仮装場へ送る ことになっ たこうしてまた人々は悲しんだので ある謝大臣のまな娘として現時の夫人とし て早々の式につる人物のためにに集められ たテデのそそんな人たちで鳥辺がうめられ たイは元よりのこと先方東宮から賜ったお 使いが次々に小場へ着して長寿を読ん だ悲しみにくれた音は立ち上がる力も失っ てい たこんな老人になってから若盛の娘に死な れて無力に私は泣いているじゃない かはじてこう言ってなくおを悲しんで見ぬ 人もなかっ た夜通しかかったほどの大掛かりな儀式で あったが究極は煙にすべく意外を広いのに 置いてくるだけの寂しいことになって皆 創業に帰って行っ た死はそうしたものであるが先に1人のを 死なせただけの経験よりない現地は今また 非常な感を得たので ある8月の20日過ぎの有明月のある頃で 空の色も身に染むので ある泣こを思ってなく音戸の悲に道場し ながらも見るに忍びなくて現時は社中から 空ばかりを見ることになった 登りぬる煙りはそれと若ども鍋てくいの 哀れなるか な現地はこう思ったので あるうへ帰っても少しも眠れ ない個人と2人の長い間の夫婦生活を 思い出してなぜ自分は妻に十分の愛を示さ なかったのであろう 信頼していてさえもらえば異性に対する 自分の愛は妻に帰るより他はないのだと 呑気に思って一時的な衝動を受けては 恨めしく思わせるような罪をなぜ自分は 作ったのであろうそんなことで妻は生涯心 から打ち解けてくれなかったのだなどと 現時は悔むのであるが今はもう何の買の ある時でもなかった 薄色の服を着るのも夢のような気がし たもし自分が先に死んでいたら妻はこれ よりも濃い色の服を着て嘆いているで あろうと思ってもまた現時の悲しみは 湧き上がってくるのであっ た限りあれば薄頃も朝けれど涙ぞ袖を節と なけると歌った後では年頭をしている原地 の様子は限りもなく縁であっ た今小声で呼んで崩壊ざま不言大使と言っ ている言事は仏勤めを死なれたそうよりも かって尊く思われ た若気を見ても結びよく片のこになかりせ ば何に忍ぶの草をつまましこんな他家が 思われて一層悲しくなったがこの片だけで も残していってくれたことに慰みでい なければならないとも現時は思っ た謝大臣の夫人の宮様は悲しみに沈んでお 休みになった霧で あるお命も危なく見えることにまた家の 人々は慌てて気筒などさせてい た寂しい日がずんずん立っていってもう 49日の方への支度をするにもみは全く 良き遊ばさないことであったからお 悲しかっ た欠点の多い娘でも死んだ後での親の 悲しみはどんなに深いものか知らない まして母君のお失いになったのは助として 完全に近いほどの姫君なのであるからこの おきは国りなことと申さねばならないただ 姫君が1人であるということも寂しくお 思いになったみであったからその唯一の姫 気味をお失いになったお心は袖の上に置い た玉の砕けたよりももっと惜しく残念な ことでおわりになったに違い ない現時は2条の因へさえも全く行かない ので ある年に仏をして暮らしているのであっ た恋人たちのとへ手紙だけは送ってい た6条のみやどは門の長者へ最後がお入り になったので一層現住になった決裁的な 生活に元中の人の交渉を遠慮する意味に 託してその人へだけは消息もしないので ある早くから悲観的に見ていた人生が一層 この頃愛しくなって将来のことまでも考え てやらねばならぬ幾人家の常人たちそんな ものがなければそうになってしまうがと 思う時に現時の目に真っ先に見えるものは 西の隊の姫気味の寂しがっているおかで あっ た夜は頂戴の中へ1人で寝 た次女たちが夜のといに大勢でそれを巡っ て座っていても夫人のそばにいないことは 限りもない寂しいことであっ たとしもあれ秋夜は人の分かるべきあるを 見るだに恋しもの をこんな思いで現時は寝覚めがちであっ た声の良い層を選んで念仏をさせておく こんな夜の明け方などの心持ちは耐えられ ないものであった 秋が深くなったこの頃の風の根が身に染む のを感じるそうしたある夜明けに白ぎくが 薄色を染め出した鼻の枝に青がかった灰色 の髪に描いた手紙をつけて置いていった 使いがあっ た気取ったことを誰がするのだろうと原地 は言って手紙を開けてみると見すどこの字 であっ た今までご遠慮してお尋ねもしないでおり ました私の心持ちはお分かりになって いらっしゃることでしょう か人のよ哀れと聞くもつゆけにくるるつを 思いこそ やれあまりに身にしむ今朝の空の色を見て いましてつい書きたくなってしまったの です平よりもそう見事に書かれた字である と現時はさすがにすぐ死も置かれずに眺め ながらもそしらぬふりの異文上であると 思うと恨めしかっ たたえあのことがあったとしても絶好する のは残酷であるそしてまた名誉を傷つける ことになってはならないと思って現時は 反問し た死んだ人はとにかくあれだけの寿命だっ たに違いない なぜ自分の目は明日明らかな見すどこの 生霊を見たのであろうとこんなことを現時 は思っ た現時の恋が再び帰りがいことが伺われる ので ある最後のご決済中の迷惑にならないで あろうかとも久しく考えていたがわざわざ 送ってきた手紙に返事をしないのは無常 すぎるとも思って紫の灰色がかった紙に こう書い た随分長くお目にかかりませんが心で四十 思っているのです謹慎中のこうした私に 同情はしてくださるでしょうと思いまし た止まる身も消しも同じ梅雨のよに心 膨らんほぞ 墓ですから憎いと思いになることなども 一切忘れておしまい なさい中のものの手紙などはご覧になら ないかと思いまして私もご沙汰をしていた の ですみやどこは自宅の方にいた時であった からそっと現時の手紙を読んで文意に ほのめかしてあることを心にとめられてい ないのでもないみやどはすぐに悟ったので ある これも皆自分の白明からだと悲しん だこんな生霊の噂が伝わっていった時に委 はどうおす だろう咲の棺の命はご兄弟と言っても とりわけおむつまかっ た西軍の将来のことも陰へお頼みになって 東宮はお隠れになったのでその時代には第 2の父になってやろうというせが度々あっ てそのまままた五所で高級生活をするよう にとまでせになった時もあるまじいことと して自分はご辞退をしたそれであるのに 若い現地と恋をしてしには悪名を取ること になるのかとみやどこは重苦しい悩みを心 にして健康も優れなかっ たこの人は昔から養があって識の高い趣味 の洗練された婦人として随分名高い人に なっていたので西軍が野宮へいよいよお 入りになるとそこを風流な遊び場として 天井役人などの文学好きな青年などははば 佐へまで訪問に出かけるのをこの頃の仕事 にしているという噂が現の耳に入ると最も なことであると思ったれ 芸術的な存在であることは否定できない人 である悲観してしまって異性でも行かれ たら随分寂しいことであろうとさすがに 現地は思ったので ある日を取り越し苦労 して現在の酸味の中将は四重尋ねてきて 世間話も多くこの人から現時に伝わった 真面目な問題も恋愛事件もある国 Discoverな話題にはよくげの内助 がなった現時はかわいそうにおばあ様を安 っぽく言っちゃいけないねと言いながらも 内助のことは自身にもおかしくてならない 風であっ た日立の宮の春の月の暗かった夜の話も その他の互いの常時のすっぱ抜きもした 長く語ってるうちにそうした話は皆影を 潜めてしまって人生の寂しさを言う現時は 泣きなどもし たさっと通り雨がした後の物の身に染む 夕方に中将は色の服の脳さきを今までの よりは薄い色のにえて力強い若さに溢れた 皇子らしい風船で出てき た現時は西側のつどの前の抱卵に体を寄せ て下がれの庭を眺めている時であっ た荒い風が吹いてしぐれもバラバラと散る のを見ると現時は自分の涙と競うものの ように思っ た 愛愛愛失う 2つながら夢の ごとし雨とやなる雲とやなる今は知ら ずと口ずさみながら法をついた原地を女で あれば先立って死んだ場合に魂は必ず離れ て行くまと公職な心に中将を思ってじっと 眺めながら近づいてきて一礼して座った 現時は打ち解けた姿でいたのであるが客に 経緯を表するために脳死の紐だけはかけ た現時の方は中将よりも少し濃い色に綺麗 な色のくれないの人へを重ねてい たこうした服姿は極めて縁で ある中将も悲しいめきで庭の方を眺めてい た 雨となりしるる空の浮き雲をいずれの肩と 湧きて 眺めどこだかわからないと独り言のように 言っているのを現時は答え て未人の雨となりにしくいさえいどしぐれ にかきくらす 頃というのに個人を悲しむ心の深さが 見えるのである 中将はこれまで陰のおぼしめしと父のどの 行為母のお和気である関係そんなものが 現状ここに引き止めているだけで妹を熱愛 するとは見えなかった自分はそれに道場も 表していたつもりであるが表面とは違った 動かぬ愛を妻に持っていた現時であったの だとこの時初めて気がついた それによってまた妹の死が惜しまれ たただ1人の人がいなくなっただけである が家の中の公明をことごとく失ったように 誰もこの頃は思っているので ある現時は枯れた植込みの草の中に林道や なでしこの咲いているのを見て折らせたの を中将が帰った後で若気の目のとの最の君 を使いにして様のおいへ持たせてやっ た草の真書きに残る撫で しこ別れし秋の片と みるこの花は比較にならないものとあなた 様のお目には見えるでござい ましょうこう挨拶をさせたので あるなでしこに例えられた幼子は本当に花 のようであっ た宮様の涙は風の根にも小葉より早く散る 頃であるからまして現地の歌はお心を 動かし た今も見てなかなか袖を濡らすか なかほ荒れに大和 なしというお返事があっ た現時はまだつれづれさを紛らすことが できなくて朝川の匂へ常味のある性質の人 は今日の自分を哀れに思ってくれるだろう という頼みがあって手を描いたもう暗かっ たが使いを出したので ある親しい交際はないがこんな風に時たま 手紙の来ることはもう古くからのことで 慣れている女房はすぐに女王へ見せ た秋の夕べの空の色と同じ投資にわきて このくれこそ袖はつけけれ物もう秋はあた へど神好きいつもしぐれはふしというよう にと書いてあっ たことに注意して書いたらしい現時の字は 美しかったこれに対して元ニボたちがいい 女王自身もそう思ったので返事は書いて 出すことになっ たこの頃のお寂しい恩立ちは想像いたしな お尋ねすることもまたご遠慮されたので ござい ます空切りに立ち遅れぬと聞きしより しるる空もいかがとぞ思うとだけであっ たほかな柿用で心にくの覚えられる手紙で あっ た結婚した後に以前恋人であった時よりも 相手がよく思われることは稀なことである が の性癖からもまだ得られない恋人のする ことは何1つ心を引かないものはないので ある冷静は冷静でもその場合場合に同情を しまない朝顔の尿とは永久に有合をかわし ていく可能性があるとも現地は思っ たあまりに凡な女は地人の持つ祭式がかっ て災いにもなるものであるから西の隊の姫 もそうは教育したくないとも思ってい た自分が帰らないことでどんなに寂しがっ ていることであろうと紫の女王の辺りが 恋しかったがそれはちょうど母親を亡くし た娘を家に置いておく父親に似た感情で 思うのであって恨まれはしないか疑っては いないだろうかと不安なようなことは なかっ たすっかり夜になので現時は火を近くへ 置かせて良い女房たちだけを皆今へ読んで 話し合うのであっ た中名言の君というのはずっと前から常人 関係になっている人であったがこの中は かってそうした人として現時が取り扱わ ないのをチナゴの君は夫人への現の心出し としてそれを嬉しく思ったただ主としてこ この人とも極めて無じく語っているので あるこの頃は誰とも毎日こうして一緒に 暮らしているのだからもうすっかりこの 生活に慣れてしまった私はみんなと一緒に いられなくなったら寂しくないだろうか奥 さんの亡くなったことは別としてちょっと 考えてみても人生には色々な悲しいことが 多いねと言事が言うと初めから泣いている ものもあった女房たちは皆泣いてしまっ て奥様のことは思い出しますだけで世界が 暗くなるほど悲しございますが今度また あなた様がこちらから行っておしまいに なってすっかりよその方におり遊ばすこと を思います と言う言葉が終わりまで続かない現時は誰 にも道場の目を向けながらすっかりよその 人になることがどうしてあるものか私を そんな軽薄なものと見ているのだね気長に 見ていてくれる人があれば分かるだろうが ねしかしまた私の命がどうなるだろうその 自信はないと言って火を見つめている現地 の目に涙が光ってい た特別に夫人が可愛がっていた親もない 同女が心細そうな顔をしているのを最もで あると現地は哀れに思っ たアはもう私にだけしか可愛がってもらえ ない人になったのだね現時がこう言うと その子は声を立てて泣くので ある体相応な短い赤目を黒い色にして黒い 風に髪色の袴という姿もカレであっ た奥さんのを忘れない人はつまらなくても 我慢して私の小さい子供と一緒に暮らして いて くださいみんなが散り散りになってしまっ ては一層昔が影も形もなくなってしまう からね心細いよそんなこと は現時が互いに長く愛を持っていこうと 言っても女房たちはそうだろうか昔以上に 待ちしい日が重なるのではないかと不安で ならなかっ た音戸は女房たちに身分や年で差をつけて 個人の愛した手回りの品それから衣類など を目に立つほどにはしないで上品に分けて やっ た現時はこうしたこもりを続けていられ ないことを思って因の5所へ今日は伺う ことにし た車の用がされて先のものが集まってきた 自分にこの家の人々と現時の別れを同情し てこぼす涙のようなしぐれが降り注い だ小葉をさっと散らす風も吹いていた現時 の今にいた女房は非常に皆心細く思って 夫人の死から日が立って少し忘れていた涙 をまた滝のように流してい た今夜からは2条の因に現時の止まること を良きしてケラや侍はそちらで主人を 迎えようと誰も皆支度を整えて帰ろうとし ているので ある今日で全てのことが終わるのではない が非常に悲しい光景で ある昨も宮もまた新しい悲しみを感じてお いでになっ た宮へ現は手紙でご挨拶をした 因が非常に会いたくおすようですから今日 はこれからそちらへ伺うつもりでござい ます仮そめにもせよ私がこうして外へ 出かけたりいたすようになってみますと あれほどの悲しみをしながらよくも生きて いたというような不思議な気がいたし ますお目にかかりましては一層悲しみに 取り乱しそうな不安がございますから 上がりませんというので あるみ様のお心に悲しみが募って涙で目も お見えにならないお返事はなかっ たしばらくして現時の今へ音が出てきた 非常に悲しんで袖を涙の流れる顔に当てた ままで あるそれを見る女房たちも悲しかっ た人生の合いの中に包まれて泣く現地の姿 はそんな時も縁であっ た音戸はやっと物を言い出し た年を取りますとなんでもないことにも よく涙が出るものですが明日打撃がやって きたのですからもう私は涙から解放される 時間と言ってはございません私がこんな 弱い人間であることを人に見せたくない ものですから因の五所へも思考しないので ございますお話のついでにあなたから よろしくお取りなしになっておいて くださいもう嫁行く爆もない時になって子 に捨てられましたことが裏目ござい ます一生懸命に悲しみを抑えながら言う ことはこれであった現時も幾度か涙を飲み ながら言っ たいつ誰が死に取られるか知れないのが 人生のそうであると承知しておりましても 目前にそれを体験しました我々の悲しみは 理屈で説明も何もできません因にもあなた のご様子をよく申し上げます必ずご道場を 遊ばす でしょうそれではもうお出かけなさいませ しぐれが後から後から追っかけてくるよう ですからせめてくれないうちにおいでに なるが良いと音は進め 現時が座敷の中を見回すと貴重の後ろとか 空かの向こうとかずっと見えるところに 女房の30人ほどがいくつもの塊を作って い た濃い服も薄色も混じっているので ある皆心細そうにめいった風であるのを 現地は哀れに思っ たご愛しもここにいられるのだから今後 このお屋敷へお立ち寄りになることも 決してないわけでないと私どもは自ら慰め ておりますが単純な女たちは今日限りこの 家はあなた様の故郷にだけなってしまうの だと悲観しておりまして精子の別れをした 時よりも時々おいでのせ御用を奉仕させて いただきました興福が失われたようにお 別れを悲しがっておりますのも最もに思わ れます長くずっと来てくださるようなこと はございませんでしたがその頃私はいつか はこうでない幸いが私のうへ回ってくる ものと信じたりその反対な寂しさを思って みたりしたものですがとにかく今日の夕方 ほど寂しいことはございませんと音戸は 言ってもまた泣くので あるつまらない忖度をして悲しがる女房 たちです ねただ今のお言葉のように私はどんなこと も自分の信頼する妻は許してくれるものと 呑気に思っておりましてわがままに外を 遊び回りましてごをするようなこともあり ましたがもう私をかってくれる妻がいなく なったのですから私は呑気な心など持って いられるわけもありませんすぐにまたご 訪問をし ましょうと言って出ていく現状を見送った 後でどは今日まで現時の住んでいた座敷 かつては娘夫婦の暮らしたところへ入って いっ た物の置き所もしてある室内の装飾も以前 と何1つ変わっていないがはしくれ peopleなものに思われ た頂戴の前にはすりなどが出ていて無駄 がきをした紙などもあっ た涙を敷いて払って目を見張るようにして 音はそれを取って読んでい た若い女房たちは悲しんでいながらも おかしがった古いシカがたくさん書かれて ある総称もある会所もある上手な字だ探測 をした後で音戸はじっと空間を眺めて 物々しい風をしてい た現時が無子で亡くなったことが老おには 惜しんでもおしんでも足りなく思える らしいきちコキタと共にせというしのの 書かれた横に泣き玉ぞ糸悲しき根との あがれがき心習いにと書いて ある炎王河に冷えてそうかおしと書いた ところにはこう書かれて ある君なくて散り積もりぬるとこなのつ 打ち払いいよ いらここにはいつか庭から折らせて現地が 宮様へ送ったのと同じ時のものらしい なでしこの花の枯れたのが挟まれていた音 は宮にそれらをお見せし た私がこれほど可愛い子供というものが あるだろうかと思うほど可愛かった子は私 と長く親子の縁を続けていくことのでき ない因縁の子だったかと思うとかって生じ 親子であり得たことが恨めしいとこんな風 にしいて思って忘れようとするのですが日 が立つに従って耐えられなく恋しくなるの をどうすればいいかと困っているそれに 大将さんが他人になっておしまいになる ことがどうしても悲しくてなら ない1日2日と中が飽きまたずっとおいで にならない日のあったりしたでさえも私は あの方にお目に書かれないことで胸が 痛かったのですもう大将一家の人と見られ なくなってどうして私は生きていられる かとうとう声を惜しまずに音は泣き出した ので ある部屋にいた少し年配な女房たちが皆 同時に声を放って泣い たこの夕方の家の中の光景は寒気がする ほど悲しいものであった若い女房たちは あちらこちらに固まってそれはまた自身 たちの悲しみを語り合ってい た殿様がおっしゃいますようにして若気に お使して私はそれを悲しい慰めにしようと 思っていますけれどあまりにお片は小さい 講師様ですわねというものもあっ たしばらく里へ行っていてまた来るつもり ですこんな風に希望しているものもあった 自分ら同士の別れも相当に深刻に名残りを しっ たインでは厳重をご覧になって大変痩せた 毎日商人をしていたせいかもしれないとご 心配を遊ばしておいで食事をおさせになっ たりし た色々とわりになる恩心を現時はもったい なく思っ た中宮の御殿へ行くと女房たちは久しぶり の現時の思考を珍しがって皆集まってきた 中宮も明部を取り次ぎにしてお言葉があっ た大きな打撃をお受けになったあなたです から時が経ちましてもなかなかお悲しみは 緩くなるようなこともないでしょう 人生の無常はもうこれまでに色々なことで 教訓されてまった私でございますが目前に それが証明されてみますと遠征的になら ざるを得ませんで色々と反問をいたしまし たが度々片づけないお言葉をいただきまし たことによりまして今日までこうしている ことができたのでございますと現時は挨拶 をし たこんな時でなくとも心の湿った風のよく 見える人が今日はまたその他の寂しい影も 沿って人々の道場を引い た無門の方に灰色の下重でかは途中の人の 用いる剣影であったこうした姿は美しい人 に落ち着きを加えるもので縁な趣きが見え た東宮へも久しくご沙汰申し上げている ことが心苦しくてならぬというような話を 現時は明部にして夜になってから退出し た2条の委はどの5点も綺麗に掃除ができ ていて男女が主人の帰りを待ち受けてい た身分のある女房も今日は皆揃って出てい た華やかな服装をして綺麗に襲っている この女房たちを見た瞬間に現時は気を 鳴らせはてた女房が肩を連ねていた謝大臣 家を出た時の光景が目に浮かんであの人 たちが哀れに思われてならなかっ た現時は着替をしてから西の太へ行っ た残らず冬の装飾に変えた座敷の中が 華やかに見渡すれた若い女房や道場たちの 服装もみ綺麗にさせてあってシナ言の計い に経緯が表されるのであっ た紫の女王は美しい風をして座ってい た長くお会いしなかったうちにとても大人 になりました ね貴重のタギを引き上げて顔を見ようと すると少し体を小さくして恥ずかしそうに する様子に一点の火も打たれぬ美しさが 備わっていた 火に照らされた側面頭の形などは初恋の日 から今まで胸の中へ最も大切なものとして しまってある人のおかとこれとは少しの 違ったものでもなくなったと知ると現時は 嬉しかっ たそばへ寄って会えなかった間の話など 少しして からたくさん話は溜まっていますから ゆっくりと聞かせてあげたいのだけれど 私は今日まで意味にこもっていた人なのだ から気味が悪いでしょうあちらで休息する ことにしてまた来ましょうもうこれからは あなたとばかりいるのだからしまには あなたからうるさがられるかもしれません よ立ちにこんなことを現地が言っていたの をシナ言は聞いて嬉しく思ったが全然安心 したのではない立派な愛人の多い現時で あるからまた姫神にとっては面倒な夫人が 代わりに出現するのではないかと疑ってい たので ある現地は東の隊へ行って中将という女房 に足などを撫でさせながら寝たので ある翌朝はすぐにまた大臣家にいる子供の 目のとへ手紙を書いたあちらからは哀れな 返事が来てしばらく現地を悲しませた つれづれな独居生活であるが現時は恋人 たちのとへ通っていくことも気が進ま なかっ た女王がもう立派な1人前の女に完成され ているのを見るともう実質的に結婚しても 良い時期に達しているように思え たおりより過去の2人の間でかわしたこと のないような冗談を言いかけても紫の君に はその意が通じなかっ たつれづれな原地は西の隊にばかりいて 姫君と変革士の遊びなどをして日を暮らし た相手の姫気味の優れた芸術的な素質と頭 の良さは現地を多く喜ばせ たただ憎しのように相武して満足ができた 過去とは違って愛すれば愛するほど加わっ てくる悩ましさは耐えられないものになっ て 心苦しい処置を現地はとっ たそうしたことの前も後も女房たちの目に は違って見えることもなかったのであるが 現時だけは早く起きて姫君が都行離れない 朝があった女房たちはどうしてお休みに なったままなのでしょうご気分が悪いの じゃないかしらとも言って心配してい た現時は東の隊へ行く時にすりの箱を頂戴 の中へそっと入れていったので ある誰もそばへ出てきそうでない時に若紫 は頭をあげてみると結んだ手紙が1つ枕の 横にあっ た何気なしに開けてみるとあなくも隔て けるかな世を重ねさすがに慣れし中の衣を と書いてあるようであった 現時にそんな心のあることを紫の君は想像 もしてみなかったので あるなぜ自分はあの無法な人を信頼してき たのであろうと思うと情けなくてなら なかっ た昼頃に現時が来て気分が悪いってどんな 風なのですか今日はごも一緒に打たないで 寂しいじゃありません か覗きながら言うとますます悲は儀を深く てしまうのである女房が少し遠慮して遠く へのいていった時に現時は寄り添っていっ たなぜ私に心配をおさせになるあなたは私 を愛していてくれるのだと信じていたのに そうじゃなかったのですねさあ機嫌をお 直しなさいみんなが不審がります よ余儀をめくると女王は汗をかいて額髪も ぐっしょりと濡れていた どうしたのですかこれは大変 だ色々と機嫌を取っても紫の君は心から 現地を恨めしくなっている風で一言も物を 言わ ない私はもうあなたのとへは来ないこんな に恥ずかしい目に合わせるのだから現時は 恨みを言いながらすり箱を開けてみたが歌 は入っていなかっ たあまりに乙女らしい人だと可憐に思っ 1日中そばについていて慰めたがうけよう ともしない様子が一層この人を可愛く思わ せ たその晩はいのこの餅を食べる日であった 不幸のあった後の現時に遠慮して体操には せず西のタエだけ美しいりり子詰めのもの を色々に作って持ってきてあったそれらを 見た現が南側のへ来てそこへこみを読んで 命じ た持ちをね今晩のように体操にしないでね 明日の日暮れ頃に持ってきてほしい今日は 基地術じゃないのだ よ微傷しながら言っている様子で履行な こみは全てを察してしまっ たそうでございますともおめでたい初めの おしは吉実を選びませんではそれにいたし ましても今晩のいのこでない明晩の根のこ 持ちはどれほど作ってまったものでござい ましょう真面目な顔で聞く今夜の13 くらいと現時は答え たえた風でこみは立っていっ た決まりを悪がらせないよれた態度が 取れるものだと元治は思っ た誰にも言わずにこみはほとんど手と言っ ても良いほどにして主人の結婚の3日の夜 の持ちの調整を家でし た現時は新婦人の機嫌を直させるのに困っ て今度初めて盗み出してきた人を扱うほど の苦心を要すると感じることによっても 現地は興味を覚えずにいられない人間は 浅ましいものであるもう自分は一夜だって この人と別れていられようとも思えないと 現時は思うのであった 命ぜられた餅をこみはわざわざ夜になるの を待って持ってきたシナゴのような年配な 人に頼んでは決まり悪くお思いになる だろうとそんな思いやりもしてこみはシナ ゴの娘の便という女房を呼び出し たこれは間違いなくご心室のお枕元へ 差し上げなければならないものなのですよ お頼みします確か に便はちょっと不思議な気はしたが私は まだいい加減なごまかしの必要なような 交渉を誰ともしたことがありませんわと 言いながら受け取ったそうですよ今日は そんな不誠実とかなんとかいう言葉を慎ま なければならなかったのですよ私はもう 演技のいい言葉だけを酔って使いますと こみは言っ た若い弁はわけのわからぬ気持ちのままで 主人の寝室の枕元の貴重の下から3日の夜 の餅の入った器を中へ入れていっ たこの持の説明も新婦人に現時が自身でし に違い ない誰も何の気もつかなかったが翌朝その 餅の箱が寝室から下げられた時に側近し てる女房たちにだけは頷かれることがあっ た皿などもいつ用意したかと思うほど見事 な結束付きであった持ちもことに綺麗に 作られてあっ たシナ言は感激して泣いていた結婚の形式 を正しく踏んだ現時の行為が嬉しかったの で あるそれにしても私たちへ率言いつけに なればよろしいのにねあの人が不思議に 思わなかったでしょうかねと囁いてい た若紫と新婚後は中へ出たり 因へ思考していたりする間も絶えず現は 可憐な妻のおかげを心に浮かべていた 恋しくてならないのである不思議な変化が 自分の心に現れてきたと思ってい た恋人たちのとこからは長い途を恨めし がった手紙も来るのであるが無関心ではい られないものもそれらの中にはあっても 新婚の心よい酔いに身を置いてる現に 及ぼすからは極めて微弱なものであったに 違い ない遠征的になっているという風を現時は 表面に作ってい たいつまでこんな気持ちが続くか知らぬが 今とはすっかり別人になり得た時に会い たいと思うとこんな返事ばかりを現時は 恋人にしていたので ある高代号は妹の6の君がこの頃もまだ現 のを思っていることから父の大臣がそれも いい縁のようだ政人が亡くなられたのだ からあの方も改めて向こにすることは家の 不明誉では決してないと言っているのに 分外しておいでになっ た見えだってだんだん地位が上がっていけ ば悪いことは少しもないのですこう言って 艇入りをしりに促しておいでになっ たその噂の耳に入る現は並々の恋愛以上の ものをその人に持っていたのであるから 残念な気もしたが現在では紫の女王の他に 分ける心が見い出せない現時であって6の 君が運命に従っていくのも仕方がない短い 人生なのだから最も愛する1人を妻に定め て満足すべきである恨みを買うような原因 を少しでも作らないでおきたいとこう思っ ていた 6条のみやどと先婦人の葛藤が現地を懲り させたとも言えることであっ たみやどこの立場には同上されるが同棲し て精神的の優和がそこに見出せるかは疑問 であるこれまでのような関係に満足してい てくれれば高等な趣味の友として自分は 愛することができるであろうと現地は思っ ているのであるこれきり別れてしまう心は さすがになかっ た2二条の委の姫君が何人であるかを世間 がまだ知らないことは実質を疑わせること であるから父宮への発表を急がなければ ならないと現時は思って模の式の用意を 自身の従属関係になってる役人たちにも 命じてさせてい たこうした行為も紫の君は嬉しくなかった 純粋な信頼を裏切られたのは自分の認識が 不足であったのであると悔やんでいるので ある目も見合わないようにして現時を避け ていた冗談を言いかけられたりすることは 苦しくてならぬ風であるうつうつと物 思わしそうにばかりして以前とはすっかり 変わった夫人の様子を現時は美しいことと も可憐なこととも思っていた 長い間どんなにあなたを愛してきたかも しれないのにあなたの方はもう私が嫌いに なったというようにしますねそれでは私が かわいそうじゃありませんか恨みらしく 言ってみることもあっ たこうして年が暮れ新しい春になった元日 にはイの5書へ先に思考してから3大をし て東宮の御殿へも画に回ったそして五所 からすぐに謝大人系現地は行っ た音戸は元日も家にこもっていて家族と 個人の話をししては寂しがるばかりであっ たが現時の訪問にあってしいて悲しみを 抑えようとするのがさも絶えがそうに見え た重ねた1歳は現時の美に重しさを添えた と大臣家の人は見た以前にもまさって綺麗 でもあっ たどの前をじして昔の住まいの方へ行くと 女房たちは珍しがって皆現地を見に集まっ てきたが誰も皆つい涙をこぼしてしまうの であっ た若気を見るとしばらくのうちに驚くほど 大きくなっていてよく笑うのも哀れであっ た目つき口元が東宮にそっくりであるから これを人が怪しまないであろうかと現時は 見入ってい た夫人のいたこと同じように初春の部屋が 装飾してあっ た衣服かけの竿に慎重された現地の春着が かけられてあったが女の服が並んでかけ られてないことは見た目だけにも 寂しい宮様の挨拶を女房が取りついでき た今日だけははどうしても昔を忘れてい なければならないと辛抱しているのですが ご訪問くださいましたことで帰ってその 努力が無駄になってしまいまし たそれからまた昔からこちらで作らせます お召し物もあれから後は涙で私の視力も 曖昧なんですから不にばかりなりましたが 今日だけはこんなものでもお着替え くださいませと言って あるものの他に非常に凝った美しい衣装 人揃いが送られ た当然今日の着用になるものとしてお作ら せになった下重は色も折り方も普通の品で はなかっ たきねば力をおとしになるであろうと思っ て現時はすぐに下重をそれに変え たもし自分が来なかったら失望を遊ばした であろうと思うと心苦しくて もがあっ たお返事の挨拶 は春の参りました印に当然参るべき私がお 目にかかりに出たのですがあまりに色々な ことが思い出されましてお話を伺いに あがれませ んあた年今日新し色々も来ては涙ぞ古る 心地 する自分を抑える力もないのでございます と取りつけ た宮から新しき年とも言わず降るものは 振り塗る人の涙なり蹴りというご変化が あっ たどんなにお悲しかったことであろう

1 comment
コメントを残す