空中で衝突か 海自ヘリ2機墜落1人死亡 元パイロット指摘“対潜戦訓練の難しさ”【サンデーステーション】(2024年4月21日)

空中で衝突か 海自ヘリ2機墜落1人死亡 元パイロット指摘“対潜戦訓練の難しさ”【サンデーステーション】(2024年4月21日)



伊豆諸島沖で墜落した海上自衛隊のヘリコプター2機。
事故はなぜ起きたのか。
元パイロットを取材すると訓練の難しさが見えてきました。

■空中で衝突か…海自ヘリ2機墜落1人死亡

伊豆諸島・鳥島の東およそ270km、海上自衛隊のヘリコプターが墜落した現場です。事故当時、この海域で、海上自衛隊のヘリコプター3機が潜水艦を捜索する訓練を行っていました。
20日、午後10時38分頃から、そのヘリコプター3機の内、2機と相次いで通信が途絶えたといいます。現場周辺から、機体の一部の他、2つのフライトレコーダーが近接した場所で見つかっています。
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「この2機が恐らく空中において衝突したのであろうことが最も蓋然性が高い可能性と考えております」
墜落した哨戒ヘリコプター「SH-60K」は、全長およそ20m、幅16m、高さ5mで、定員は4人。墜落した2機に搭乗していた8人の内、1人は救助されましたが…
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「本日未明に収容した隊員1名の死亡を確認いたしました。無念でなりません。収容された隊員の他7名については自衛隊として全力を挙げて捜索救難に当たっているところです」
現場の海域は、水深5500m。捜索は困難を極めるとみられます。現場で一体、何が起きたのでしょうか…

これは海上自衛隊のYouTubeチャンネルの映像。
「SH-60K」はこのように護衛艦に載せて運用され、主要任務は周辺にいる潜水艦の探知や攻撃です。映像では、隊員らが「SH-60K」に急いで乗り込み、艦上から飛び立つ様子が紹介されています。機体は4人乗りで、事故当時も、2機にそれぞれ4人ずつ搭乗していたと言います。事故機が所属している第22航空群のXには、「SH-60K」が救助訓練をする映像も―。
機体を海面近くまで降下させて、ホバリング。隊員がロープを伝って、海に入ります。そして、泳いで救助対象のもとへ。その間も、「SH-60K」は低空を保ち、救助対象を引き上げるという、過酷な訓練です。同じ部隊による、潜水艦の捜索訓練の映像。やはり低空で飛行し、海中の物体を探知する“ソナー”を海面に下ろします。今回の事故機は、このような訓練を夜間に行っていたとみられています。

■元海自パイロット語る“訓練の難しさ”

元海上自衛隊のパイロット小原凡司さんは…
(元海上自衛隊パイロット 笹川平和財団 小原凡司氏)「夜でもヘリコプターに限らず航空機は衝突防止灯と右弦灯・左弦灯というライトをつけていますので、パイロットは僚機がどこにいるかというのを目視でも確認をしていると思います。さらにはお互いにレーダーで僚機がどこにいるかというのは常に把握していますし、レーダーで近づけば後ろに座っている航空士、センサーマンから警告もなされると思います」

今回墜落した「SH-60K」の同型機は、2021年、鹿児島・奄美大島沖で、夜間の訓練中に接触事故を起こしています。それをきっかけに訓練時には、ヘリ同士が高度をずらして飛行するなどの対策が取られていましたが…
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「高度につきましては、2021年の事故教訓の防止対策から高度セパレーションを行うということが対策として述べられています。今回の事故原因はまだまだ究明段階ですが、仮にこれをしっかり守っていたのであれば衝突は起こらない…なぜ高度セパレーションがとれなかったのか、著しく近接したのか、今後の原因究明の大きな課題」
ただ、元パイロットの小原さんは、ソナーを使用する際には、同じ高度になる可能性を指摘します。
(元海上自衛隊パイロット 笹川平和財団 小原凡司氏)「例えば対潜戦を行うときなどはソナーを下ろすときにはホバリングをしなければいけないわけですが、そのホバリング高度まで高度を下ろし速度をゼロにする。ソナーを使うときには必ず全ての機体が高度を変える運動をするので、重なるところは出てくるということです」
自衛隊は、回収した2機のフライトレコーダーを分析し、事故原因の解明を進めるとしています。

(木原稔 防衛大臣)「今回このような事故が起こったことは痛恨の極みであります。収容した隊員の死亡が確認されたことにつきましては防衛大臣として衷心より哀悼の誠を捧げたところでございます。ご遺体につきましては横須賀病院に移送し検視を実施中であります。現在も引き続き自衛隊や海上保安庁による懸命な捜索を残り7名に対して継続中であります。ヘリ3機体制でこの訓練にあたっていたということでもう1機の当該機についてはいまその搭乗員に対して、聞き取り調査を行っているところでございまして、まだその内容等についていま確認中というところでございます」

4月21日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

47 comments
  1. 訓練とはいえ、日本の平和のために殉職された隊員の皆様のご冥福をお祈りします。
    私たちが享受する平和が、あなた方の日々の努力の上に成り立っていることを忘れません。

  2. こうやって、世論を上手く沈静化させる為に「元パイロット」とかの体制側のコメンテーターを送り込んでくる構図。
    政府🤝テレビ局→思想コントロールされる民

  3. ☆★・もっと予算を付けて
     隊員(人間)を大切にする
    軍隊(警察予備隊自衛隊)に
    生まれ変わって欲しいぞ❗👹

  4. 昨年の沖縄での10人が亡くなる事故や今回の事故、他にも近年自衛隊の事故が多いので心配です
    国を守ってくれる大切な人達の命これ以上事故が起きない事を望みます
    ・亡くなった方々のご冥福をお祈り致します

  5. 命懸けの訓練をしているのだから、残念ながら事故もある。
    ご冥福をお祈りいたします。🙏

  6. もし衝突事故だったとしたら、3年前と同種の事故を起こして、その際に対策として、機高差を取るようになったんじゃなかったのか?
    なぜ3年という短期間で、また起きてしまったのか
    本当に辛い

  7. こんなのばかりじゃねーか、本当に仕事してるのか。 好きでやらないと、銭だけで働いてる奴は要らない。

  8. 所謂隊員の「見極め試験」だったらしいですね
    要するにその(試験)を受けるまでの技量が無かったと言う事なのでは

  9. 悲しい。観艦式のとき、若いヘリパイロットさんとお話したけど、清廉潔白で使命感の強い立派な方でした。安全装備など必要な予算を迅速に対応してほしい。

  10. 亡くなられた海上自衛隊の方には心から御冥福をお祈り致します。普段から自衛隊の方々には有難い気持ちでいっぱいです!

  11. 本当に訓練だろうか?彼の国の潜水艦を追い回し、だいぶ恥をかかせたので報復されたのでは?

  12. 日本国を護っている方々。
    喪失感でいっぱいです🥺
    二度と二度とないで下さい😟
    最近多すぎます😮

  13. 沖縄で墜落したときは、近くの漁船がすでに
    バリバリと言う電磁波的な音を拾っていることが判明してる
    それで操縦不能、機体破壊もやったのではと推測されてる
    マスコミ、政府は一切、国民に言わないけど米軍はすでに
    知ってる情報。

  14. はじまったぞ、嘘を国民に垂れ流しはじめた
    「自衛隊機、空中激突」
    中国の圧力で、動かされるマスコミと国会議員
    哀れな国になってしまったもんだ。
    あの広い空で激突???笑うしかない

  15. 陸自の時もそうけやけど、事故一辺倒でフライトレコーダーの分析結果なんて一切発表しないから全く自衛隊も政府の情報も信用出来ない。

  16. 訓練とは言っているが。本当は国籍不明の潜水艦がいたのでは? 表向きには訓練と言って、自衛隊の探知能力を良くも悪くも発表しない。 今回は事故に至っているから、公表せざる負えなかった。※国籍不明という事でも どこの潜水艦というのは解っていたはずだが
    音声記録が公表されるか?、それでも訓練なのか、実際の探知なのかは判らないように公表かもな

  17. 笹川平和財団に海自のパイロットが再就職???
    さすが統一教会系右翼の笹川良一が作ったダミー団体なだけあるな。

  18. 有事が近いから訓練の頻度が増えたことによって事故が増えたと勝手に思っているので、しっかり訓練をお願いします。

  19. 例の 電磁波とやらで(操縦不能)ちゅう○にやられたんじゃ無いんですか?

  20. 人間は失敗から学ぶ、というしかありません。

    事故はどうしても起こるものです。

    対潜戦闘はドローンを使うべきである。

  21. 「事故教訓の対策」が防止になっていない、ということ。レーダーで僚機を監視してれば事故は起きんだろう。航空灯の目視確認とか航空士のレーダー視認とか人為作業を対策としたことが原因だろう。人は過ちを為すもの、というリスク管理の基本が欠落している。ダメだね。
    機体が沈んでもフライトレコーダー回収できるんだね。その点は評価。

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