ラジオドラマ 「つづれ織り」

ラジオドラマ 「つづれ織り」



ラジオドラマ 「つづれ織り」聞いてくださいな!!!

おい始まったぞ開会式はいはいはいはい はいいよいよ北京オリンピックね開会式は 映画監督ちゃんもの演出なんだテレビもう 1つ大きいのにすればよかったこの部屋に は十分じゃないかこれが邪魔なのよこの レコードプレーヤーがなかったらだ レコード聞くんだから捨てるなよる見た ことないレコードなんか得にあるよあるん だからプレイヤー捨てるな よあったあそこ だレコードはあるんだ からキャロルキング タペストリー若いなキャロル キング思い出の レコードしかし私はずっとこのレコードを かけていないキャロルキングは私の頭の中 で歌いかける あの歌 [音楽] [拍手] [音楽] を東太子 作森友 音楽つれ [音楽] おり今日はお忙しいところお邪魔いたし ましてありがとうございました集長長あ 今後ともどうぞ [音楽] よろしく今日はこれでおしまい助かります 着任した新編集長が挨拶に出向けば今後の 対応が違いますから慣れな営業で肩こっ ちゃっ たえ気を使いますよ旅行雑誌にとって地方 治体は1番の広告主ですからうちの雑誌の こと先方はまるで自分とこのPR氏みたい に思ってやがる長その反発が態度に出て ました本当セリさんが本社の新聞社でどれ ほど鉱石を残した記者かは十々知ってます よやめなさいよそういうのどうしても にじみ出てくるもんですよねプライドって 気をつけるよどうか新聞記者としての プライドはぐっ押しまげて明日どこえっと と九州のアンテナショップを4件回ります いいね 九州僕中学高校あっちで過ごしたんだよ 演習長明日も頑張りましょう うんプライドはぐっしげてかビルを照らす 西を仰ぎながらふと私は40年前転校して いった中学の教室を思い出した彼女が私に くれた言葉と一緒 にじゃあ最後にセリマある読んでみ はい橋でメロスを読んで2年3組セリ マハメロスは某君ディオニスの元に親友 セリヌンティウスを人質として置いていく

僕には高々妹の結婚式のために無理の親友 の命を危険にさらすメロスの気持ちが理解 できないメロスはよほど鈍感な男かもしか したらセリヌンティウスが自分のために命 を投げ出してくれるかどうか試したかった のではないかと疑ってしまうのであるここ までセリーお前の読み方は作者ダへの冒涜 やいえお前はなんで素直に人間の信頼とか 友情の美しさに感度でけんのか東京から来 た催かどうか知らんけどみんなセリの真似 したらいけん ぞそれは福岡県のある公立中学に転校して から10日目のことだっ た えの荒木先生の言うたこと気にしたらいけ んよ私は面白かったセリ君の作分作者への 冒涜って世に出た作品自由に読んだら いけんのみんなが同じような感想文書い たって面白くないやん君ああまだ覚えとら んくが良子良いこと書いて良子ねえセリ君 文芸部入らん男子が1人もおらんの文芸部 よせよ柄じゃないやっぱりだめかわかった 気にせんでよせよからじゃ ない何がおかしいんだ よああセリくこれからも思ったこと書いて ね自分を曲げたらつまらん もんそう言うとク亮子はおかっぱの髪を 揺らしながらまたかけていった亮子の おかげで私は腐らずに住んだ国語教師に いい点をもらうことはついぞなかったが 理解者の存在は14歳の私を気づけ た私と子は同じ県立高校に進ん [音楽] だお聞きいいてる曲は懐かしいですね ジョンデンバー [音楽] のり進んだのでもクラスは一緒になら なかったじゃママとその人部活でうんセリ 君は映画研究会にいたわママはフォーク ソング同 会フクソング初めて聞い たこの歌も練習した [音楽] な [音楽] ママそろそろ検査の時間あ はい車椅乗ってく歩いていくわよ勝手に 病人にしない [音楽] [音楽] であれは高校2年の1学期の終わり私たち が練習をしていたら物質の表にセリ君の姿 があっ [音楽] たねえあれ5組のセリくやないさっきから

りのことずっと見とるうんそうねセリく なんか用事相変わらずコピーばっかりだね 君たちオリジナル作らないのではッの 受けるんよAは何やるん文化祭自主制作 台本はほぼ固まってるんだ僕のオリジナル はあそうねくがさん映画の音楽監督 引き受けてくんない音楽監督オリジナルと は言わないけどさ選曲頼みたいんだ 嬉しかったセリ君が私に声をかけてくれた やってもいいけど映画の中身によるな持っ てきたよ 台本みんなが帰った後物質でその台本を 読んだ わどうか な高校やめてく主人公の心情は理解できる けどでもこのラストシーンは辛すぎんいい んだよこれでありふれた徐々に流されたく ないんだあ何思いついたこのラストシーン に流れる歌そうセリくん今から聞きに込ん ねうちに聞きにこんね 君ちにおいでよすぐに聞かせるから私は 半ば強意にセリ君を連れて行ったの子は 半ば強引に私を彼女の家に連れて行っ たお邪魔し ます私は良子のお母さんに挨拶をし大間に 通された待っとって今レコード持ってくる からまさかこんな展になると は にはこのしかないと思って映画の音楽を 頼みに行ったのだがこれよセリくキャロル キングのタペストリ綴れおりってアルバム 知らない私毎日聞いとるえよえっとサイド Bの1曲 目タイトルはユッタフレンド君の 友達これをラストシーンに [音楽] 私は改めて子のセンスに驚いた一度私の 台本を読んだだけなのに私は自分の本心に 気づかされた本当は情的なラストシーンを 描きたかったの だまた子に助けられ た [音楽] どうをから聞き返したりしながら私と子は たい話をしたその間に子のお母さんが ミルクティーとショートケーキを持って 入ってきてしっかりと私を観察していった セリくこれ今日持って帰っていいよ ありがとうもうこのコドができんのよね それ難しいちゃんもう1ぺやろっか 旅子また来たよえああセリくん採用するよ あの歌でクガさんが歌ってくんないかな君 の友達私がバカやないキャロルキングに 失礼よ下手でいいんだよ生歌がイメージな んだ下手でいいならいいけどやったら練習

したいな夏休み入ってからでいい あ7月の末私たちは風の通る河であった私 はテープレコーダーと一緒に8mmカメラ をセットしたちょっと撮影もするん歌は フレコでつつけるかもしれないけどね映像 も使おうかなと思ってうん取るなら取 るって言うてよこんなチェックのシャツ なんかでフォークシっぽくていいさじゃあ 軽くテスト ねよ スタートテストと言いながら私はしっかり カメラを回してい [音楽] た美しかっ た ファインダーから覗くりは私だけの良子 だっ たthink [音楽] mewill [音楽] beごめん間違えたフィルムもったい なかったねいいよ気にしなくて 君らしく歌ってくれたらいいから続きから どうぞ [音楽] うん君らしく歌ってくれたらいいからって 言ったセリ君 がとても大人っぽく見えたわ あの時はセリ君の心と私の心を1本の ピアノ線が結んでいてそれがビリビリと 震えているように思え たその日はセ君が家まで送ってくれたのよ 私のギターケースを背負い自転車を押し [音楽] ながらさっきの歌後半エネgoodto know thatあれいいと思わん友達がいるって 気づく時が素敵じゃないかうんそんな感じ 口に出して確かめ合うなんて本物やないよ ね何かの時ふと大事な存在って感じるのが 本当の友達やないなかなかいないけど ねセリ君にはおらんのそういう相手 ああ どうかな私はじれたかった確かめ合うのは 本物じゃないなんて自分で言っておき ながら君とはいい友達になれそうだそう 言えば良かっただろうかいや違う私の 気持ちは友達以上だっただからうまく言葉 にできなかったのだ育児のない17歳だっ た結局私はセリ君に言えなかったこうして 会えるのは最後なんだってことを別れを 言うほど2人の距離は近くない気がし [音楽] て2学期になった私がキャロルキングの

レコードを返そうと両子の教室に行くとあ セリ君知らんかったりお父さんの転勤で 名古屋に行ったんよ名古屋夏休みに入って から急に決まったみたいやった そう子が目の前から消えた そして私の手には返せないままのキャロル キングの アルバムそのレコードが50歳を過ぎた私 の手元にまだあるあれから良子に返す チャンスはあるにはあったのだ けれどセリくん自分を曲げたらつまらん もん何かの時ふと大事な存在って感じるの が本当の友達やないね子最近になってなぜ かのよく思い出すんだ君どこかで僕に 語りかけ てるまさか ねはいパパコーヒーんあ ありがとうねえねえ旅行雑誌の編集長だっ たらさ旅館やホテルのクーポンとか手に 入ったりしないのどっか行きたい の安心して連れてってなんて言いません から女友達と行く方がうんと楽しいし あら懐かしいキャロルキングだってえ知っ てるのパパキャロルキング知ってるどころ じゃない来日公園だってあ見せ て2008年11月 か よし何がよしなのいやだからいい時代に なったね昔は演奏してる映像だって なかなか 今は日本にいてライブだもん な私は決めていたよし東京の公園全部行っ てやる [拍手] [音楽] ぞキロルキングはいいおばさんになってい た当たり前だこっちもとっくにいいおじ さん だ客そはどうやら同じ世代白が頭や薄いの やらたまたま言わせた人々に親しみが湧い て くる今までどんな人生でした かあの頃は良かったと精神を懐かしむのか やり残した宿題のようなものが心に残る人 もいる だろう私のよう [音楽] [拍手] [音楽] に [音楽] ああ50歳を過ぎてこの歌を生で聞くこと になる なんてありがとうキャルル キング私が愛した人を思い出させてくれ

てただ僕の名前を呼べばいいんだそうすれ ばどこにいようが僕には分かる 僕は走って君の元に 行こうまた君に会う た冬春夏 秋僕の名前を呼んでくれたら必ず君の ところに 行こうそう君には友達が [音楽] いる僕にはこれを歌う資格がないかな大学 で僕らは再開しそして心と体をぶつけ合っ たね挙句に僕は君を深く傷つけた君はまだ 僕を許してないだろうかでも僕にはどうし ても君に言っておきたいことがあるん [拍手] [音楽] だただいまCDTなど販売しておりますあ プログラムを1つくださいはい ありがとうセリく んまさか私は振り返ったセリ くセリくじゃない あセリ正春君 はいくが子です もう分からんの分かってます分かっ てる変わってないねク さん変わってるわ30年 分お元気そうで あ君 もこの人混みの中でセリ君の背中が目に 飛び込んできたんよそう ありがとうまた会えるなんて本当に ね私たちは有楽町から銀座まで歩いて古い バに入っ たセリ君が新聞社に就職したって聞いてた からずっと読んでるのよセリ君の署名記事 出くわすと嬉しくなってそりゃどうも今は 関連の旅行雑誌にいるんだあそうな の奥様はどういう人神さんとは初人地の 岡山で知り合ったよく聞く話ねよくある話 だよ君はうん私親本の名古屋で就職したの 知ってるセリ君とお別れした後そう相手は その会社の先輩東京に転勤になったのは 20年前かな子供は女の子が1人まだうち にいるわうちは男の子が2人下は大学生あ そうなんだあさっき九州の言葉だったのに あれはわざとセリに思い出してもらおうと 思って相変わらず回転が早いなキャロル キングの歌を進めてくれた時も僕の台本を 読んですぐだったもんなよかったわ転校し て自分が映ってる映画見ずに済んだ僕は 1人で何度も見た良子が歌っている夕がっ た フレンドまた言ってるえ前にも言った行っ たわよで再開したあの日にあの薄ぐらい ジャズ

喫茶まだあるのか な僕が一郎してあの大学に入っても なかなか君には会えなかった君が現役で 同じ大学に進んだことはあのホークソング 同行会のえっちゃんが親切に教えてくれた んだけどあれは後期の初め頃だった かしらいらっしゃいませお 何になさいますあのクガさんだよね髪型 変わっ たいきなり髪型だものおかしかったわだっ て君レコードジャケットのキャロルキング みたいに長い髪にパーマをかけててセリ君 おかっぱ頭が好きだったのにねでもこの チャンスを逃してなるものかってくがさん 今日の予定は6時までここでバイトだけど じゃあ待ってるよ 本当に待っててくれたコーヒーのお代わり もしないでね再会の乾杯は汚ない 居酒屋僕は結構酔っちまっ て電車終わっちゃったね送ってくよ君の 下宿まで1時間はかかるわよ残念だ君と もっと歩き たい 僕クさんがいるからこの大学目指したんだ 適当なこと言って本当だからキャロル キングのレコード聞くたびに今日の日を夢 見てたよみ映画テストで撮ったシ何度も 見返してたんだ から私もセリ君の こと忘れたことなかった わク さんああごめんうんびっくりしただけ 初めてだからこんなパマかけてるのにパカ キして いい うんあれからは毎日一緒にいたね夢みたい だった な一緒に映画見て一緒に戦闘行って予まで 議論して思いっきり自由で生息でそして 傷つきやすい時代だっ た私は大学4年になっ て今は もう 秋誰 もいない 海はあ行きたいな海湘南へえあんな俗 っぽい場所がいいの俗っぽくなんかないわ よどうして決めつけるの生きたきゃ1人で どうぞねえ先輩から早見消防でバイトし ないかって話があるんだけどセ君行ってみ ないごめんだなあんな軟弱な本ばっかり 出してるところコミなんでしょ何が気に 食わないの私の紹介だからセリ君て リベラルなこと言ってはいるけど女は男の 生き方に口出しするなって険的なタイプな

のよ本当はじゃあ自分はどうなんだよ女の 自律とか偉そうに言ながら卒業したら親本 で就職だって親ぐらいロパしろよ話の次元 が違うわよ同じだよもう帰るからああ 帰れ 無理ないわねセリ君が他の女の子に気持ち が映ったとしてもやっぱりそこに行く ショックだったよりによって大学の劇団の 看板女優だもん眩しかったなあしのちゃん だっけ劇団の脚本頼まれて書いた時に妙に 懐かれちゃって僕舞い上がっちまったんだ なしのちゃん神秘的に見えた自分のことが とってもつまらなく思えてすごく勇気が 言ったのよ私とどっちが大切って問い詰め たの覚え てる覚えてるよあなた答えてくれなかっ た妙な意地だなあの頃はどうしても良子に 勝てなくて屈服するのはごめんだなんて 気持ちになってた屈服ひどいわ良子はいつ も僕に大事なことを気づかせてくれる存在 だったそこを好きになったのに追い越せ ない自分が辛くなってたんだバカねセリ君 ああそう思うよ私ねあなたから結婚って 言葉が出てくるのを待ってたのよそう ウーマンリブなんかかじってたけど結婚を 夢みる平凡な女子大生だったのよ気づい てると思ったのに僕は最初からそのつもり だった そう若い頃って気持ちの行き違いばっかり ねあれは大人になるための練習問題だった のかしらまたそんな何気の聞いたこと言う なよ僕より先 についねセリ君が相手だとどんな玉でも 打ち返してくれると思うからご主人に変化 球は投げない の投げなかったわ ね んもうボールを投げる相手はいないの2年 前に亡くなったの58歳 で そう若かったねそうよ男の人がやっと港に 帰ってきてこれから2人で楽しめるって時 に辛かったね 旅行 うんもうこんな時間終電間に合うかなうち どこ 横浜無理だなタクシーで送ってくよま そんな甘えなさいたまには はいせり君今旅行座しなのね仕事は楽しい ああ楽しくしようと思ってるとこ思い出す よ40年前に良子に言われたこと中学の時 私何を言った の良子ともっと話したかった あのことをどうしても伝え たいねえ湘南の海行ってみたくないいいわ

ね今からだよ今からもう夜中よセル君 大丈夫なの気を回すな行こう ようん行こう か海に面して看板のネオン感がまだ灯って いる店があったまるでそれが街灯のように 海を照らしてい た今 はもう 脇誰 もいない 海とえもはだったねタシ山口洋行作曲内藤 つみ正解じゃあセリの場え待て待てよ じゃあ風に 向かい ながら川の靴を吐い て簡単沢田健二君を乗せてタシー渡とこ 作曲宮川ひああもっと歌わせろって どうぞ君の 心塞ぐ時には いきなきな歌を 歌い歌 あどうしたなんか触った柔らかい ものおおよしよし人なつっこいな首輪が ついてる家猫だなお前も引き かお前もって ねえセリ君54年生きてきて後悔してる ことって ある うんでっかい流木だこれベンチにして 座ろう か後悔 か大学時代いい女を傷つけたこと以外特に ない な私は今公海の中にいる 娘にも親にも言え ないそっかセリ君に言うために私ここまで 来たんだわどうし た夫の こと病院嫌いな人だったの会社の献身で 引っかかっても黙ってたんだ から私が異変に気づいて病院に連れて行っ た時にはもう 私今でもあの時間が悔しいなんで黙ってた の夫の気持ちも悔しい両子に心配させたく なかったんだよご主人の優しさだどうして 毎日そにいる人の異変に気づかなかったん だろう私夫のこと愛してたのかなやめろ 旅子は懸命に完備したんだろう誰からも 後指さされないためにね慰められるたびに 心が苦しくなるのもし本当に夫のことを 愛してたらあのさ無心なだってあるよそれ が夫婦だよセリ君奥さんに関心ないのだめ よそんなのこれからが夫婦にとって大事な 時期なのよ愛の反対後は憎しみじゃないの よ無

関心私バチが当たって当然ねバチなんだよ 良子らしくもない何私らしさって30年 以上もブランクがあるのに私のことよくね ああ知ってるとも30年以上会ってなくて も良子は僕の中で生きていたそれじゃだめ かいセリく中学2年で九州に転校して 初めて書いたのがハレメロスの感想軍だっ た国語の先生は僕に読ませた挙句に国表し たあの後良子がわざわざ僕のところに来て 行ったんだ自分を曲げたらつまらんよて うん言ったわあの時僕はどんなに救われた かそれから僕の人生においてふしめふしめ で良子の言葉が蘇った良子の言葉を忘れた 時期があるとしたらそれは調子づいてた時 だないろんな偶然が見方して追い風が吹い てすいすいすいって ね僕ね新聞でもうちょっとするはずだった んだ階段を踏み外しちゃったんだね上の 人間と衝突し て新聞社の姿勢を問われる大事なことが あって僕は自分の意見を主張し たでももし上司に警語していたらどうだっ たろうそう思ってみた時両子が僕に 語りかけ た自分を曲げたらつまらんよ 出世はしたかもしれないけど僕の人生じゃ なくなってただろう良子の言葉がまた僕に 力をくれ たセリ君私に自信をくれようとしてるのね 違う言いたかったんだよ ずっと信じられない田舎の中学生が言った 言葉が大の大人の中でずっと行き続ける なんてあるんだよそういうことだって力が あったんだあの言葉には僕の宝になったん だよじゃあ私の言葉は私を離れて長い旅を してきたってことああそうだよ僕の中で 熟成されながら ねなぜかこの頃になってどうしても君に霊 が言いたくなっただからキャロルキングの コンサート東京は全部行こうって決めたん だよ なんか通じるような気がしてさ通じたわ私 も最近セリ君のこと思い出してたもの キャロルキングの君の 友達良子の好きな 歌GOODknow that友達がいるって気づく時が素敵 じゃないか今がその時 ねねの猫どうしたかしら特に家に帰ったん じゃないのかだったらいい けどああまだいたあんた帰り道が分から なくなったのうろうろしてたら車に跳ね られるわよ夜中はスピード出してるから どうしようセリくんじゃあ交番に 届けよう

はいにゃんこ行く ぞ僕らは分ほど歩き交番に入っ た迷い猫ですか家猫だと思うんです よろしくお願いします えっとお2人は海岸で何を散歩だよ散歩に 敵してる時間とも思えませんがああの私 不眠症なんです外の空気吸いに行こうって 主人が連れ出してくれたんですなるほど じゃあここにお名前と連絡先をいいよ面倒 だからすみません決まりでねじゃ僕の名刺 置いとくそれでいい だろ散歩だって下手な嘘ね不眠症はどうな んだよそれは本当だもんお巡りさん ほとんど信じてなかったわね散歩に名刺も 変だもん [笑い] なはあ久しぶりに主人って言っ た安心する言葉だったの ね守られてる感じ寒くない 少しじゃちょっとだけ 主人私は良子の肩を抱いた良子は素直に 寄り添ってくれ た朝日を見て帰りましょうか ああ私ね この頃思うの生きてくって人と出会って人 と別れてそれが糸みたいに人生を紡いでく 本当綴れおりみたいにこうしてセリ君と 再開できたのも意味があるんだわ綴れおり 大学時代は意がこんがらがったけどそれも 今にしたら貴重な経験よいい柄に仕上がっ てる僕 ら結婚したらどうだったろう ねでも結婚してたらいい友達になれてない かもしれないああ僕は良子に優しくなれる 方がいい なセリ 君そっちの手かして あ良子は私の手を自分の胸に押し当て た あったかい うん遠い昔の良子の柔らかい乳さを覚えて いるはずだったが不思議と思い出せない今 コートの下できづいている良子の胸が 愛しいばかり だ昨日のコンサートキャロルキングと一緒 に歌ったもちろん私も歌った歌いながら 泣い た私ねこの頃若い時より感動が深い気が するのおかしいおかしくなんかないさ経験 の中から良子はいい感受性を育ててきたん だ良子はいい50代を生きてるんだ よ ねえもう少しこうしてていい ああ私たちはやがて一緒に朝日を迎え たまだ再開して10時間も経っていなかっ

たが空白の年月はまるでなかったかのよう に思えた長い長い昨日の後に今日を迎えた ような気分だっ [音楽] た次は 柳じゃあ送るわ よ行っ た来た来 た今は小橋良子って言うんだじゃあ僕も ピ私たちは江野での中で連絡先を交換した はねえ私が貸したレコードもうとっくに ないわよねそれがあるんだなずれおり本当 に今度ある時返すよ随分すり減ったけど 長い間で ありがとうじゃあ今度 ね私は横ので せ君楽しかったわまたねあ また良子は大きく手を振った少女のような 笑顔 で良子と私の間には清潔で食ったくなく 思いやりに満ちた関係が始まるものと思わ れた しかし私が何度か出したメールに1度も 返事はなった家庭のある私に気を使ってる んだろう か再開から7ヶ月 後 壊し良子 だもしもしセリです久し ぶり聞こえてるり橋マです ク子の娘ですえ あお嬢さん突然おでんは差し上げてすみ ませ んセさんにご報告することがありまして お母さんどうかされ た母 は亡くなりまし た私はにの中に迷い込んだような気持ちに なっ たそしてその夢は冷める気配が ない私は良子のお嬢さんとホテルの ラウンジで会うことになっ た初めまして小橋ですセリ ですよく似てるなお母さんにそうですかあ どうぞ座って はい電話ではもう49日も済まされたって はいお寺に納骨してきましたそうでした かセリさんはいイメージ通りです母が話し ていたセリさんと入院中ずっと聞いてたん ですよ中学高校大学の頃のお付き合い を私とセリ春君は同じ県立高校に進んだの でもクラスは一緒にならなかったセリ君は 映画研究会にいたわママはフォークソング 同校 会コンサートで再開した時には元気そうに

見えたのにあの時はガンが見つかった直後 だったんです何か思い立ったみたいに キャロルキングに行きたいってコンサート の後に手術をしたんですがまた転移が 見つかってあなたがずっと看病したのはい 良子僕と会ったのは手術の前だったんだね だから君は自分の胸に僕の手を押し当てて セリくんそっちの手下し て あったかい心細かったんだねバカ野郎なん で甘えてくれなかったん だ海で迷子の猫を保護したんですよねそう 後日交番から電話があって飼主が見つかっ たって随分探してたそうだそれもお母さん にメールしたんだけどええ母はとても喜ん でよかったよかったって自分の死を意識し 始めた時期かもしれませんお母さんが助け たんだよあの猫はあの子は飼主の元に帰っ たのに良子のやつ は子は もう 今日はこれをお渡しに来まし た母からの手紙です 手紙僕に亡くなる2週間前に書いたもの です必ず会って渡して欲しいって そう目の前の封筒にはセ正春様と子の文字 がある私は風を開い たセリ君ご沙汰してごめん なさいあなたとまた会う日を楽しみにして いたけれどどうやらもう無理なよう です娘に手紙を託すことにしまし た病気のことを黙っていてセリ君はきっと 怒ってるでしょうね水臭いじゃないかって いうあなたの顔が浮かんでくる わでもセリ君とは元気な姿でお会いし たかった のおかっぱ頭を揺らしてかけていた時の よう に電話やメールにお返事できなかったのは 嘘をつくのが下手だから弱を入ってしまい そう でセリ君が私の言葉を40年も大事にして くれてたことがやっと理解できた入院して から私のそばにはずっとセリ君がいてくれ ました 毎日のようにセリ君に語りかけていたから どんな治療も乗り越えられたんだと思うわ ね私は決して孤独じゃなかったありがとう セリ く私には大事な友達がいるそう言える今が 幸せ です君の友達ク良子からセリ君に1つお 願いがあります私が旅立ってしまったら娘 のマリエは天外孤独になってしまいます それを思うと心が張り裂けそうなぐらい

辛いのだからセリくこれからのマリエを 見守ってやってくれないセリくと再開して いなかったらこんな気持ちにはなってい ません他に頼みたいと思う人はいないの ですまたいつかキャロルキングを一緒に 聞く時のために綴れおりのレコードはは まだあなたに貸しておくわ ねさようなら セリ くク [音楽] 良子 良子今は泣か ない今は泣かない よマリさんよく尋ねてくれましたねあなた からお母さんの手紙を受け取れてよかった 死ぬ間際にも言われましたから必ず手渡す ようにってそう かそっ か良子の娘への思いが私をたまらなくさせ た良行ありがとう僕を指名してくれて 初めて君の力になる時が来たねまえさん あなたからお母さんの話聞きたいな 時々会って話せるかなもちろんです私も セリさんと母の話をしたい ですマリエさんが初めて笑ってくれた綴れ おり 旅人生の意が1つ増えた よ僕は降り続ける [音楽] よ2010年4 月がまた来日することになった私は子の 言葉を思い出し たセ君奥さんに関心ないのだめよそんなの これからが夫婦にとって大事な時期なの よあの さどうした の今年もキャロルキングに行こうと思うん だけどじどう するそれて誘ってるのそのつもりだけど じゃあ行く そうじゃあ行くかねえねえ行くんだったら その後美味しいもの食べたいな何がいいの フレンチイタリアンかなこない銀座に 新しい店ができたって雑誌に出てたわかり ましたじゃあそこ [音楽] 行こう ただいまの 出演セ国 富之亮子原 秀子セの学生時代瀬川 涼亮子の学生時代山下 誠純子安倍 友子マリエ坂本

美香高校の同級生渕し雑誌の営業部員木下 政治国語教師と警官石田 啓介北九州言葉指導井上裕子以上の皆 [音楽] さんスタッフ技術 [音楽] 若原 と演出は小山典でし た東太子作森友 音楽 [音楽] れお

6 comments
  1. いつも楽しく拝聴しております。😊昔の自分を思い出します。懐かしい気持ち で一杯です。それにキャロルキングが出てきて最高ですね!
    ありがとうございます。

  2. やっぱり国広富之氏でしたね。今まで何話か聴きました。素敵な声、ほんわかします。
    お相手は原日出子さんでしたか。
    全然分かりませんでした。
    旦那さんは残念でしたね。

  3. 素晴らしい作品ですね!
    国広富之さんも、原日出子さんもとても優しいお声で
    心に染み込みました
    ありがとうございました

コメントを残す