“数年に一度”の大雨「記録的短時間大雨情報」相次ぐ 惜しむ声やまず… 富山・南砺市では避難呼びかけた市議が死亡 連日突風の被害 原因「竜巻ではない可能性高い」【news23】|TBS NEWS DIG

“数年に一度”の大雨「記録的短時間大雨情報」相次ぐ 惜しむ声やまず… 富山・南砺市では避難呼びかけた市議が死亡 連日突風の被害 原因「竜巻ではない可能性高い」【news23】|TBS NEWS DIG



数年に一度程度しか発生しない「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表された13日。富山・南砺市では住民の避難を呼びかけていた市議の赤池伸彦さん(65)が土砂崩れの現場で、遺体で発見されました。また、連日起きる突風の被害について気象庁が現地調査を行った結果、原因は「竜巻ではない可能性が高い」と発表しました。

■鳥取・北海道・富山で“数年に1度”の大雨

13日夜も関東はゲリラ豪雨に見舞われました。

フロントガラスに打ち付ける雨。ワイパーをしていても視界が悪くなっています。道路には水がたまり、車が激しい水しぶきをあげています。13日も各地で大雨となりました。

朝から激しい雨となった鳥取県。鳥取市の一部では1時間に約90ミリの雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。さらに、北海道・美幌町では午後1時10分までの1時間で93ミリの猛烈な雨を観測。統計開始以来、最多の雨でした。気象庁は午後1時29分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

記録的短時間大雨情報は数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨ですが、富山県でも午後3時すぎに「記録的短時間大雨情報」が発表されるなど、各地で大雨となっています。

■「避難呼びかけ」南砺市議が死亡 「地域のリーダー」「頼れる兄貴」

12日、「線状降水帯発生情報」が初めて発表された富山県。
一夜明け、南砺市では…

喜入友浩キャスター
「こちらが土砂崩れの現場です。建物が大きく崩れています。原型をとどめていません」

13日、この土砂崩れの現場で南砺市議の赤池伸彦さん(65)が遺体で発見されました。赤池さん知る富山県議は…

武田慎一 富山県議
「頼れる兄貴でした。消防団でも一生懸命活躍して、本当に惜しい人を亡くしました」

赤池伸彦 南砺市議(南砺市議会公式YouTubeより)
「常に様々な災害発生の危険性を抱えている南砺市において、行政上、最も重要な計画の一つであると言えます」

地域の防災に力を入れていた赤池さん。なぜ犠牲になってしまったのでしょうか?
12日、赤池さんと一緒に行動をしていた自治会長は…

鳥越知証 自治会長
「この辺りが全部水浸しの状態で、これは大変危険だということで『一緒に災害の状況を見てくれ』とお願いをして、赤池議員も一緒に向こうの橋の方からこの辺の状況を見てもらった」

午前1時ごろ、災害の危険を感じた自治会長が赤池さんを呼び、2人で周辺を確認し、市の対策本部に電話かけます。市は消防に派遣要請をしました。

鳥越知証 自治会長
「消防車が来た時にどう対応するかとか、事前に現地で判断できる。前もって準備するような感じで、先発隊みたいな感じで行ったんだと思う」

その後、赤池さんは一人で土砂崩れの現場の方に向かったといいます。

喜入キャスター
「赤池さんは、土砂崩れ現場のすぐ隣の家に避難を呼びかける途中で巻き込まれました」

現場には南砺市長も訪れました。

南砺市 田中幹夫市長
「まだ受け止められない。彼はこの地域でリーダーとして責任感もあり、最後の最後、一人一人確認をしながら避難させるつもりでいた、そういう男なんですね。まさか、こんなことになるとは思っていなかった。本当に残念です」

■突風被害 竜巻ではない原因は?風速50mも

一方、各地で連日、突風の被害が出ています。

12日、名古屋市では目の前が見えなくなるほどの強風に。また、茨城県・行方市では22の建物に被害が確認されました(午後5時時点)。この直前、周辺では激しい風とたたきつけるような雨が降っていました。

近所の人
「視界が1m先も見えなかったので『帰るのやめよう』と思い、ここにとどまった」

13日、気象庁が現地調査を行った結果、原因は竜巻ではなく「ダウンバースト」、または「ガストフロント」の可能性が高いと発表しました。どんなメカニズムなのでしょうか。

「ダウンバースト」は、積乱雲から吹き下ろした空気が地面にぶつかって激しい風が起こります。それに対し、「ガストフロント」は積乱雲の下にできた冷たい空気の塊が別の暖かい空気とぶつかって起きるといいます。

11日、群馬県や茨城県など広い範囲で被害が出た突風についても同じ原因の可能性が高く、風速約50mと推定されるということです。2つとも竜巻に比べて予測が難しく、広い範囲に及ぶことが特徴だということです。

■局地的に激しい雨 土砂災害に厳重警戒

國本未華 気象予報士:
今、雨が止んでいる地域も警戒を続けていただきたいんですね。というのも、土の中に染み込んでいる水分量の図を見ると、黄色や赤、オレンジのところはこれまでに200ミリ以上の大雨が降った地域となります。今後、雨が止んでいる時間もあれば、少しの雨でも土砂災害の危険性が出てきます。土砂災害警戒情報も新潟県・富山県の一部に発表されている状況です。

■週末にかけ東北で雨量増える

國本未華 気象予報士:
今後の見通しですが、このあとも北陸中心に雨量が多くなりそうです。

14日の日中は少し雨雲が散らばるんですけれども、夜になると東北にどんどん…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230714-6097413)

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9 comments
  1. kなんかと会談する位なら、早めに切り上げて帰国したら良かっただろ
    一番時間の無駄だろ

  2. 「監視カメラの設置」
    「放送伝達」(子供への帰宅促しの様な)

    危険な場所には、新規に直接行かないのが原則です!
    災害救助の方々も、自分達の安全も確保しながらが基本です!
    きちっと対応して下さる市議の方の律儀さが惜しまれます。

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