まだあまり知られていない魅力たっぷりの競技を紹介する「ゼロから学ぶイチおしスポーツ」。今回は「クロスミントン」です。はたしてどんなスポーツなのか、望木聡子アナウンサーが体験してきました。
「クロスミントンのクラブチームが練習しています。バドミントンに似ている。でも、ネットがない。ヒヨコの声が聞こえてきます」(望木聡子アナウンサー)
ドイツ生まれのラケットスポーツ、クロスミントン。
競技人口は世界で4万人ほど、日本では4000人ほどの競技ですが、世界大会では若手からシニア世代まで日本人選手が表彰台に。
クラブは全国60以上に拡大するなど、世界的にみて日本は盛んな国なんです。
愛知県・豊田市を拠点に活動するクラブ「A9A(アクア)」。
岩倉市出身の大学1年生、高橋和鈴選手はアンダーカテゴリーの世界大会で連覇を果たすなど、これからのクロスミントン界を担う若手のホープです。
Q.バドミントンに似ている?
「バドミントンとテニスなどを掛け合わせたスポーツ」(高橋和鈴選手)
「掛け合わせているからクロスミントン」(望木アナ)
一番の特徴はネットがないこと
5.5m四方のコートに分かれて打ち合うクロスミントン。
16ポイント、5セットマッチで行われ、約13m先の相手のコートに落とせば1ポイント獲得できます。
一番の特徴はネットがないこと。
低い弾道で速いラリーが続き、最高時速は280km/hにも達するといわれています。
それを可能にするのがスピ―ダ―と呼ばれるシャトル。
「小さくて穴が開いてるので、スピードも音も出やすい」(高橋選手)
バドミントンに比べ小ぶりでプラスチック製。そして穴が開いています。
空気抵抗が少ないので高速に。加えて空気を切る音もクロスミントンの大きな特徴です。
高橋選手の真骨頂は正確に相手のコートに落とすコントロールショット
Q.どんなプレーが得意?
「スマッシュ。スマッシュをコーナーに打ち分けるのが得意」(高橋選手)
高橋選手の真骨頂が、強く、そして正確に相手のコートに落とすコントロールショット。
そこで13m離れたコーンに当てられるかどうか、挑戦してもらいました。
1打目はわずかにコーンの横に。続いて2打目は成功!
あっという間の出来事に、チームメートも思わず拍手!
「見事にピンポイントで当たった」(望木アナ)
「普段練習では当たらないので、うれしい」(高橋選手)
Q.難しい?
「難しいです。こういう練習を積み重ねることで、試合で狙えるようになる」(高橋選手)
Q.やっぱり世界チャンピオンは本番に強い?
「負けず嫌いが出ちゃうので」
望木アナも挑戦
早速、望木アナもクロスミントンに挑戦。
以前体験したラケット競技では失態を演じることもありましたが――
Q.大丈夫ですか?
「まあ私は、バドミントンプレーヤーですから。公園でですけど、自信あります」(望木アナ)
今こそ、公園で培った実力を見せる時。
「当たった!当たる!」(望木アナ)
「良い感じに当たっているので、あとは止まって。ジャンプしないで」(高橋選手)
「でもヒヨコの声はしない。ヒヨコの声が鳴るのが目標」(望木アナ)
「ちょっと私、今回手ごたえあります。もう試合できるんじゃないかな」(望木アナ)
ということで無謀にも、クラブの皆さんに勝負を挑むことに。
16点マッチのダブルスに挑戦
若い世代の世界大会で連覇を果たした高橋選手から指導を受け、16点マッチのダブルスに挑戦!
「ちょっと話が違う。急にできなくなっちゃった」(望木アナ)
いざ、試合となると、手も足も出ず。それでも、徐々に慣れてくると、打ち返せるようになってきました。
しかし大量リードを許し相手のマッチポイントに。
「初心者でも楽しくできると思って、調子に乗ってしまいました。競技となると全然違いました。ちなみにヒヨコの音は鳴っていましたか?」(望木アナ)
「鳴ったかなと思ったんですけど、そんなに聞こえなかった」(高橋選手)
「さんざん『音がヒヨコ』と言っていましたけど、結局自分がヒヨコだった」(望木アナ)
競技の魅力は「どこでも簡単に手軽にできる」
最後に、競技の魅力をアピールしてもらいます。
「どこでもできる。スピ―ダ―は風に左右されにくい。公園やビーチなどでもやることができる。どこでも簡単に手軽にできる。クロスミントン協会で『雪の中でもできるんじゃないか』という話も出ている」(高橋選手)
「ウィンタースポーツの可能性もある。どの四季でも楽しめる」(望木アナ)
小学6年生の時に体験会でクロスミントンに出会った高橋選手。競技の普及にも積極的に取り組んでいます。
「体験会に来た小学生に、良さを教えたり指導を続けていて、普及していければと思っています」(高橋選手)
「公園とかではみんなバドミントンはしている。クロスミントンをしている人も見かけるようになったらいいと思う」(望木アナ)
「身近にクロスミントンをしている人を見かけると嬉しくなる。そういう人が増えてくれたら本当に嬉しい」(高橋選手)
(2026年11月5日放送 メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)