枡田絵理奈アナ、広島暮らしに感激!カエル1000個の卵から奇跡の1匹…家族で育てる自然生活と“広島愛”を告白

枡田絵理奈アナ、広島暮らしに感激!カエル1000個の卵から奇跡の1匹…家族で育てる自然生活と“広島愛”を告白



元TBSアナウンサーとして知られ、現在は広島で家族と暮らしている枡田絵理奈アナウンサー。広島での生活を始めてから、日々の暮らしの中で自然と触れ合う機会が増えたという。特に子どもたちと一緒に楽しんでいるのが、アマガエルやヌマガエルの飼育だ。

枡田アナによると、カエルを飼い始めてからおよそ1年半。最初は身近な生き物として興味を持ったことがきっかけだったが、世話を続けるうちに、家族にとって大切な存在になっていったという。

「生きたコオロギを大量に買ってきて育てながら、カエルに餌として与えています。独身のころは、虫の写真を見るだけでも鳥肌が立ったのに、いまはコオロギさえも愛おしい(笑)」

以前の自分からは想像もできなかったほど、虫や生き物との距離が近くなったという枡田アナ。その変化には、子どもたちと一緒に自然を観察し、命を育てる経験を重ねてきたことが大きく影響しているようだ。

カエルの飼育は、単に餌を与えて成長を見守るだけではない。毎日の体調や動き、食欲などを確認しながら、環境にも気を配る必要がある。さらに、生きたコオロギを餌として育てるという、少し意外な“もう一つの飼育”も必要になる。

枡田アナにとっては、こうした生活そのものが子どもたちとの貴重な時間になっている。

飼育しているカエルは冬眠にも成功したという。寒い時期を乗り越え、春になると元気に目を覚まし、再び活動を始めた。そして現在は、2度目の夏を迎えている。

「カエルは冬眠に成功して、元気に春に目覚めて、いまは2度めの夏を迎えています」

小さな生き物が季節の変化を感じながら生きている姿を間近で見ることは、子どもたちにとっても大きな学びになる。図鑑で見るだけでは分からない、生き物の動きや成長、季節との関係を実際に観察できるからだ。

さらに、飼育を続ける中では驚くような出来事もあった。カエルが卵を産んだのだという。

「卵を1000個ぐらい産んだのに、1匹のオタマジャクシしか残らなくて。いまはそのオタマジャクシを、手塩にかけて育てています(笑)」

たくさんの卵の中から、残ったのはわずか1匹。だからこそ、その1匹のオタマジャクシに対する思い入れは特別なものになっている。

子どもたちと一緒にその成長を見守りながら、毎日の小さな変化を観察する。昨日までとは違う姿を発見したり、動きの変化に気づいたりすることが、家族の会話にもつながっているという。

カエルについてもっと知りたいという思いから、枡田アナはカエルの図鑑もたくさん購入。さらに、現在ではAIなども活用しながら、子どもたちと一緒に調べることもあるという。

「カエルの図鑑をたくさん買って、AIも使いながら、子どもたちとカエルの観察を続けていますね」

生き物を育てる中で疑問が生まれれば、図鑑で調べる。さらに分からないことがあればAIなどを使って情報を探す。そうした姿勢は、子どもたちにとっても自然な学習体験になっている。

もちろん、家の中で生き物を飼うことにはハプニングもつきものだ。

「定期的に、家のなかでコオロギやカエルが脱走して、家族で虫取り網を持って探したり」

想像すると少し大変な光景だが、枡田アナにとっては、そんな出来事さえも家族の思い出の一つになっているようだ。

家の中を逃げ回るコオロギやカエルを、家族みんなで虫取り網を持って探す。都会で暮らしていると、なかなか経験することのできない出来事だろう。

「子どもたちも、自然とふれあいながら生きた経験を積んで、心豊かに育ってくれていると思います」

そう語る枡田アナの言葉からは、子どもたちに自然や生き物と触れ合う経験をさせたいという思いが伝わってくる。

カエルの飼育を通して、命が誕生すること、成長すること、そして思うようにはいかないことも学ぶ。1000個ほどの卵があっても、すべてが成長するわけではない。その現実を実際に目の前で見ることも、子どもたちにとっては大切な経験になる。

枡田アナ自身も、以前は虫が苦手だった。しかし、子どもたちと一緒に生き物を育てることで、その感覚が少しずつ変わっていった。

今ではコオロギを「愛おしい」とまで感じるようになったという。その変化は、母親としての生活の中で新たに発見した自分自身の一面なのかもしれない。

そんな自然に囲まれた暮らしを送る枡田アナは、広島での生活そのものにも大きな充実感を感じているという。

「いまのところ、ほかの県で暮らす自分が想像できない」

そう笑顔で語るほど、広島という土地への愛着は深まっている。

広島で暮らして感じた魅力について尋ねると、まず挙げたのが都市としての便利さだった。

広島駅周辺では再開発が進み、以前と比べても都市機能が充実している。さまざまな店舗や施設も集まり、日常生活を送る上で大きな不便を感じることはないという。

「広島駅は再開発が進み、都市機能が充実して、いろいろなお店も入っているので困ることはないです」

都会としての便利さを持ちながら、少し車を走らせれば自然豊かな場所へ行くことができる。それが枡田アナが感じる広島の大きな魅力の一つだ。

「一方で、車をちょっと走らせたら、山も海も川もあります」

山、海、川が身近にある環境は、子育てをする家庭にとっても魅力的だという。

広い公園も多く、子どもたちが外で遊びながら自然に触れることができる。カエルを育てている現在の暮らしとも、広島の環境は非常に相性がいいのだろう。

「広い公園も多いので、自然にふれあいながら遊べて、子育てをしやすい環境だと思います」

また、広島にはスポーツや文化を楽しめる環境も整っている。

野球、サッカー、バスケットボールなど、さまざまなスポーツが盛んで、スポーツ観戦を楽しむ機会も多い。さらに文化施設も市内に集まっているため、家族で出かける際にも移動しやすいという。

「ほどよく都会で、ほどよく田舎で、住みやすい場所だと感じます」

この“ほどよさ”こそ、枡田アナが広島での生活を気に入っている理由なのかもしれない。

都会には都会の便利さがある。一方で、自然豊かな地域には、都会では得られないゆったりとした時間がある。広島はその両方をバランスよく感じられる場所だという。

旅行先としての広島についても、枡田アナはさまざまな魅力を挙げる。

まず外せないのが、世界遺産として知られる原爆ドームと宮島だ。

広島を訪れる観光客にとって、歴史や文化を知る上でも重要な場所であり、何度訪れても新しい発見がある場所だという。

さらに、枡田アナがおすすめする場所の一つが下瀬美術館だ。

「世界でいちばん美しいといわれる下瀬美術館もあります」

広島市内だけではなく、少し足を延ばすことでさまざまな景色や文化に触れられることも広島の魅力だ。

尾道の街並みや、しまなみ海道から眺める景色も素晴らしいという。

坂道や海、歴史を感じさせる街並みが広がる尾道。そして島々をつなぐしまなみ海道。車での移動を楽しみながら、美しい瀬戸内の景色を堪能できる。

さらに福山にある鞆の浦もおすすめの場所として挙げた。

「尾道や、しまなみ海道の景色もすばらしいですし、福山の鞆(とも)の浦もいいです」

こうした場所を挙げながら、枡田アナは広島には見どころが多く、とても1度の旅行ではすべてを回りきれないと話す。

歴史、自然、文化、街並み、海の景色など、楽しめるものが幅広い。だからこそ、広島を訪れる人には一度だけではなく、何度も足を運んでほしいという思いもあるようだ。

そして、広島の魅力を語る上で欠かせないのが“食”だ。

広島には全国的にも知られた名物が数多くある一方、地元で暮らして初めて知るようなB級グルメも存在する。

枡田アナが広島に来て初めて知ったという料理の一つが「がんす」だ。

「魚のすり身に、唐辛子などを練り込んで衣をつけて揚げた、広島のB級グルメの『がんす』。これは広島に来て初めて知りましたが、ものすごくおいしいです」

魚のすり身を使い、唐辛子などを練り込んで揚げた「がんす」は、シンプルながらも味わい深い広島グルメ。地元で暮らしているからこそ出会えた味の一つだという。

そして、枡田アナが特にお気に入りなのが「ウニホーレン」だ。

「ウニとほうれん草を甘辛で炒めた『ウニホーレン』は、私がいちばん好きなB級グルメです」

ウニとほうれん草という組み合わせを甘辛く炒めた料理は、広島ならではの味として知られている。枡田アナにとっては、広島で出会ったお気に入りの一品になった。

さらに「広島つけ麺」もおすすめだという。

辛さを選ぶことができるのが特徴で、その日の気分や好みに合わせて楽しめる。

「辛さを10段階ぐらいから選べる『広島つけ麺』もおすすめです」

辛いものが好きな人にとってはもちろん、辛さを調整できるため、自分に合った味を探す楽しみもある。

そして、広島で暮らす中で枡田アナが強く印象に残った店として挙げたのが「むすび むさし」だ。

特にお気に入りなのが、大きなおにぎりと唐揚げが入った「若鶏弁当」。

「私は横浜出身なので、崎陽軒のシウマイがソウルフードだったんですが、広島の方は『むさし』さんなんだなって感じます」

横浜出身の枡田アナにとって、故郷の味といえば崎陽軒のシウマイだった。それだけに、広島の人々が「むさし」に親しみを持っていることにも、地域の食文化の強さを感じたという。

地元の人に愛される料理には、単なる“名物”以上の意味がある。

そこには地域の人々の思い出や家族との時間、子どものころから慣れ親しんだ味など、さまざまな記憶が詰まっている。

枡田アナは、広島に住み始めてから、そうした地元ならではの文化にも少しずつ触れるようになった。

さらに、広島ゆかりの著名人たちにも「むさし」のファンが多いことを知ったという。

「ロバート秋山さん、友近さん、有吉弘行さんなどもすごく好きで、広島に来たら食べるそうです。本当においしいものがたくさんあるんですよ」

こうして広島の食について話す枡田アナの言葉からは、単なる観光情報を紹介しているというよりも、実際に生活して感じた“好き”が伝わってくる。

そして、そんな“広島愛”を持つようになった背景には、広島で出会った人々の存在がある。

広島に引っ越してきた当初は、分からないことも多かったという。

土地勘もなく、どこで買い物をすればいいのか、どこへ行けばおいしいものが食べられるのか、生活の中で戸惑う場面もあった。

そんなとき、周囲の人たちが親切に教えてくれた。

「広島のソウルフードはこれじゃけ、食べに行こう」

「『あそこのスーパーはええけぇ、連れてったげる』と、教えて連れて行ってくれました」

こうした温かい交流が、枡田アナの広島への印象を大きく変えていった。

知らない土地で生活を始めた人にとって、周囲の人々のちょっとした優しさは大きな支えになる。

おすすめの店を教えてもらったり、地元の人しか知らない情報を教えてもらったり、一緒に出かけたりする中で、少しずつ地域との距離が近くなっていく。

枡田アナにとって広島は、単に“住んでいる場所”ではなく、人との出会いによって好きになった場所なのだという。

だからこそ、これから広島へ引っ越してくる人たちにも、自分が感じたような温かさを届けたいと考えている。

「私もこれから広島に来る人や、転勤などで住む人が、暮らしやすくなるような何かをしたい」

その思いから、広島のガイドブックを作ることにも興味を持っているという。

観光客向けの定番スポットだけを紹介するのではなく、実際に生活しているからこそ分かる情報をまとめたい。

どこへ行けばいいのか、どんな店がおすすめなのか、子どもと一緒に楽しめる場所はどこなのか。そして、地元の人が普段どんなものを食べているのか。

そうした“暮らす人の目線”から見た広島の情報を発信できれば、これから広島で生活する人にとっても大きな助けになるだろう。