【河野龍太郎×斎藤幸平】テクノ資本主義以外に未来はあるのか|軍事・監視AIは”悪いイノベーション”?|トランプ暴走の背景にある”欠乏経済”の正体|パランティアが作る明日に希望はあるのか

【河野龍太郎×斎藤幸平】テクノ資本主義以外に未来はあるのか|軍事・監視AIは"悪いイノベーション”?|トランプ暴走の背景にある"欠乏経済”の正体|パランティアが作る明日に希望はあるのか



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〈番組概要〉
 今回の+RONTEN、テーマは「世界経済の成長は止まったのか?」です。ゲストにBNPパリバ証券チーフエコノミスト/東大先端研客員教授の河野龍太郎さん、東京大学准教授の斎藤幸平さんをお招きしました。斎藤さんは今年の4月、ベストセラー『人新世の「資本論」』の続編にあたる『人新世の「黙示録」』を発表されました。気候変動の危機に対して、前作よりもさらに踏み込んだ提言がなされている一冊で、早くも話題を呼んでいます。河野さんはエコノミストでありながら、これまで『成長の臨界』や『日本経済の死角』などで、現在の世界経済が抱える問題点について鋭く分析をしてきました。お二人に共通するのは、世界経済にこれまでのような成長が見込めないという課題意識です。マルクス主義者の斎藤さんと、外資系金融のエコノミストである河野さん、お二人の対話はどこに向かうのか――。

〈目次〉
0:00 オープニング
1:01 開始
2:34 お互いの著書にかんする感想
8:12 テクノ資本主義の最大の問題点
16:52 ビッグテックのIT革命は「良いイノベーション」か
20:00 「良いイノベーション」は日本で起こせる?
36:36 後編へ続く

〈ゲスト〉
・河野龍太郎|BNPパリバ証券チーフエコノミスト、東大先端研客員教授
 1964年生まれ。87年、住友銀行(現三井住友銀行)入行。89年より大和投資顧問(現三井住友DSアセットマネジメント)へ移籍。97年、第一生命経済研究所へ移籍し、上席主任研究員。2000年11月よりBNPパリバ商圏にて現職。著書に『日本経済の死角――収奪的システムを解き明かす』など。

・斎藤幸平|東京大学准享受
 1987年生まれ。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。最新刊に『人新世の「黙示録」』がある。

〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。

#斎藤幸平 #河野龍太郎 #ピーターティール #トランプ #テクノリバタリアン #起業 #パランティア #経済成長 #文藝春秋 #文藝春秋PLUS

39 comments
  1. イギリスは、産業革命を行った国なのに、チャールズ国王が「原油」だと気づかない。
    アメリカは、インターネットを作った国なのに、ユニオンリーダー・護民官を作り出せない
    日本ができることは、あると思います。
    私も、2026年まで、ユニオンリーダー・護民官が出てこないとは思いませんでした。☺

  2. そもそもなのだが、「資本主義」を「主義」と訳して「社会主義」などと比較するのは無理があると思います。

    「資本主義」は近代社会の特徴で、即ち「結果論」です。そこには理想論も構築ロジックも無い、極論すればたまたまの結果です。

    一方で、例えば「社会主義」は、今の不足を補う為の「提言」です。即ち「実現していない理想」です。

    つまり、俯瞰して見れば、これらは並べて比較するような対象物同士ではそもそもないように見えます。

    その視点を変えないと、生産的な議論は生まれず、延々と堂々巡りを続けるだけになるのではないでしょうか?

    実際、この堂々巡りを100年以上繰り返しているのでは?

  3. 生活保護を受けていて古本しか買うお金の無い人が ユーチューブで最新の議論を聞ける という点で ネットが収奪的という話は 話の半分だと思います。豊かさは お金だけではない 宇宙を見れば

  4. 堺屋太一が知価社会、21世紀は知識集約産業の時代と言っていたがその実体はAIでもっとも完全に置き換えられる産業社会だったということだよね。コンピュータ産業は自立型生成AIで人間は要らない。知識集約はAIに敵わない。ビックデータの扱いで証明されただろう。小中高大教員も司法関係者も医師も薬剤師も要らん。堺屋太一も要らんかったかも。

  5. 緊縮ケチ志向、万年金融引き締め志向の河野と親和的なマルクス主義者・斎藤。マルクス主義の堕落と腐敗ぶりがよくわかる構図。齊藤がやっているのはあれこれ子どもの様な言いがかりを次々の投げつけて産業そのものを否定する議論。温暖化は効きだが、その対策の技術にも違う分野の問題である鉱物採掘での労働問題などを持ち出してくる。産業がない世の中がこいつの共産主義なのか。

  6. 面白い。
    的を得た話で、40分弱があっという間だった。

    でも、このチャンネルは、この間は、会田弘継のような人間に、ピーター・ティール礼賛話をまたぶたせていたり、
    その前は、ピーター・ティール本人を出していたり、
    一体どっちなんだと突っ込みたくなった。

    まあ、実際には、会田弘継側なのだろう。しかし、ならばなんで、この対談をやったのだろう?

  7. 多くの視聴者にとって事前に論争を期待させる二人でしょうが、また、二人にとっては新刊書の宣伝も兼ねての対談と言うことでしょうが、実際は文藝春秋社が二人の対談本を計画しているのではと思わせるような二人のエール交換だった模様です。
    視聴者は、どうしても、どちらの言うことが正しく、相手が間違いであるという観点から見がちですが、出版社の立場からすれば、要は本が売れて儲かればいいのですよ。学問的な正しい、間違いの論争はアカデミアででもやってくれということです。
    それでも、視聴者にとって現状の理解が少しでも深まればという感想です。

  8. 資本主義と社会主義のハイブリッドが最適解。
    決済を分けつつ、必ずリンクしていないといけない。

  9. 例えば、思いつくのはスマホの機能は(容量基本スペック以外)殆ど要らないし、電話会社のポイント合戦も過剰だと思うし、みんななんのために齷齪しているのだろうと、常々思う

  10. 資本家のとっているリスクの分散・共有の観点でのお話も聞きたいです。

  11. 9:00 から河野さんがハラリの言葉を引用していらっしゃいますが、これはハラリのいずれかの書籍に書いてある内容なのでしょうか?もしそうならその本を読んでみたいので、もしご存じの方がいらっしゃったらご教示いただけますと幸いです。

  12. ステークホルダーが重要とは言っても株主がオーナーになってしまう株主のものというのが正確で議決券を別の人がもてるようにしないと搾取をとめるの無理。大儀だけのために人は動かないので、儲かるものに労働者も行ってしまうので労働力をどう確保するかが重要。

  13. この人はたまに見るが、なんとも化け物みたいな顔をしておる

  14. 単なるネット検索企業だったグーグルはどうやって利益を出すのか疑問視されてもいた。

    その後、広告モデルを開発し、いまや一大コングロマリット企業に成長した。

    ラリー・ペイジらによるグーグルの設立当初は理念とか信条があって、そのモットーとしてDon't be Evil.邪悪になるな、だった。

    近年そのモットーは削除されどんどん邪悪になっている。

    ChatGPTを開発したOpenAIも設立当初は理念があったが、企業価値が高まるに連れそれも失われていった。

    権力は必ず腐敗するとは言うが、それは政治にとどまらない。

    いまや世界第3位の富豪となったラリー・ペイジは可決が今年取り沙汰される富裕税を逃れるため、カリフォルニア州からオフィスを移転したという。

  15. 溝口さんの番組見てて思ってたんだけど、お金を稼ぐには、お金持っている人のところに行かなければ稼げないということ。一方で介護とか給料が最低賃金。卑近な具体例ですが、見事に言語化されていて、助かりました。

  16. なかなか頭を使う議論ですね。私は河野さんよりも斎藤さんよりも年上でついていくのが大変ですが、ざっくりは理解できます。いくらか本を読んできたし、社会に対する関心も持ってきた。私が思うのは、政治家の何割がこの議論を理解できるか(賛成の立場ではなくても)、上場企業の取締役の何割が理解できるか、投資家の何割が理解できるか、だ。
    残された人生は10から20年。思考力は低下していく。しかしリハックなどは見ないで、こういう内容の議論を見ようと思う。

  17. テクノ資本主義じゃなくてテクノ封建主義とかテクノファシズムでしょう。
    トランプに群がるアメリカの巨大テックのサービスを利用せずに、代替えサービスに移行する動きが海外で起きてますね。

  18. 河野さんに「パリバの人ですよね?」って確認したくなる気持ちわかるw
    経済のプロではあるけど、金融屋さんって感じがあんまりしないもんね。

  19. こういう深く聴き応えのある対談を提供して頂いて感謝です。多くの人に聴いてもらってよく考えてほしい内容です。

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