【衆議院解散】 36年ぶり”真冬の選挙戦”へ 超短期決戦に加え、前回とは大きく変わった政治勢力図 北海道内の候補予定者はさまざまな戦術を模索

【衆議院解散】 36年ぶり”真冬の選挙戦”へ 超短期決戦に加え、前回とは大きく変わった政治勢力図 北海道内の候補予定者はさまざまな戦術を模索



選挙の日、その前に。

衆議院 額賀福志郎 議長(衆議院・23日)
「衆議院を解散する」

23日、衆議院を解散した高市総理は、自身への高い支持率を背景に「自民と維新による連立政権への信を問う」としています。

堀内大輝リポーター(国会前・23日)
「道内選出の議員、これからの選挙戦の戦い方を模索しています」

■北海道1区は6人の激戦か

旧社会党時代から続く、革新系の牙城の北海道1区。
今回は、革新系の中道改革連合と国民民主党がそれぞれ候補者を擁立します。

中道改革連合 道下大樹氏(国会・23日)
「食料品消費税率0%の実現や、社会保険料負担の軽減など、いま、物価高で生活が厳しい、苦しいという方々に対しての政策を1日でも早く実現することが重要」

国民民主党 臼木秀剛氏(東京・23日)
「われわれが訴えてきたことは間違いではなかった。生活者の一人一人の負担を下げることが、いま必要だということを自民党も遅ればせながら認めたのではないかと思っている」

自由民主党 加藤貴弘氏(札幌・23日)
「新党の中で、今までの言っていたこととやってきた事がちぐはぐになっていると私は思うし、自分で築いてきた地域のみなさんとの絆はやはり残っていると思う」

共産党 森英士氏(札幌・23日)
「自民党政治と正面から対決し、自民党政治の根っこにあるアメリカの言いなり、財界大企業中心の政治を大本から変えていく」

参政党も23日、1区に加納千津子さんの擁立を発表しました。

■接戦が多い北海道3区の候補予定者は

北海道3区を始め、6つの選挙区に候補を擁立する参政党。
新たな構図を生む結果、各党は手探りの戦いになりそうです。

参政党 中島良樹氏(札幌・23日)
「自民党の方とか立憲の方は強い地盤や経験もあるので、そこにはもう胸を借りるつもりで全力で戦っていきたい」

自由民主党 高木宏寿氏(札幌・23日)
「参政党、国民民主党は、自民党に入れたくない人の受け皿みたいになっていたが、高市政権が誕生して、10代、20代の支持率はかなり戻ってきている。勝利に向けて頑張るのみ」

中道改革連合 荒井優氏(国会・23日)
「最後の最後まで、(解散)本当にやらないのではと思っていたし、いま、やることの意義を全く見いだせないまま、議長の解散を聞いていた。いろいろと議論を戦わせながら有権者の皆さんに選んでもらう」

共産党 円子裕子氏(札幌・23日)
「心に届くような言葉を選びながら、憲法を守って、ぶれない、命と暮らしを守っていくということを分かりやすくお伝えできればいいなと」

■端から端まで約600キロの北海道12区

全国で最も広い北海道12区。
東京都の7倍の広さの極寒の選挙区を候補予定者たちが駆け回ります。

自由民主党 武部新氏(東京・23日)
「先の選挙で自民党離れされた方々に、もう一度、自民党を信頼してもらう、あるいは、無党派層の皆様方に高市総理を信じていただき、われわれそれぞれの選挙区の自民党を信頼していただく、そのことをしっかり訴えて票の掘り起こしをしていく、そういう選挙戦になると思う」

中道改革連合 川原田英世氏(東京・23日)
「いままでは、そっくりそのまま自民党に行っていたのでしょうけども、そうではない、私を評価してくれるとか、応援してくれる方もたくさん現れると思うけれども、同時に前回のような(自民党に対する)怒りの声が、もしかしたら薄れてしまう、それが私にとってはいい方向にはいかないのではないかな」

政府は臨時閣議で、衆議院選挙の日程について、1月27日に公示、2月8日に投開票を行うことを決めました。

■北海道の有権者は解散総選挙をどう見る?

堀内リポーター(国会記者会館・23日)
「ちょうど3ヶ月前、高市内閣が発足したときには、官邸で閣僚の呼び込みがあって何か新しいことが始まるぞという慌ただしさがあったんですが、今日はその様子がやはり違います。このタイミングだからこそ、国民に信を問う、その責任があると考えます。今日解散する直前にも改めて両院議員総会でこう話した、高市総理。
午後1時過ぎに本会議場の扉が閉まってわずか2、3分のあっという間に衆議院が解散されまして、議員たちは足早に議場をあとにしました。
道内議員の中には、解散後すぐの便で1分1秒も惜しいと慌ただしく地元入りする人もいるなど、事実上の選挙戦へと突入しています。
元立憲のとある中道議員は公明票がどれくらい入ってくるのかわからないため、どれだけ新党に風が吹くのかは読めないと顔つきは神妙です。
一方、与党の連立パートナー維新は、北海道の選挙区では、現状、候補予定者1人となかなか勢力を広げられておらず「現状は猛省している。ただ、人材発掘は続けたい」と、戦い方を模索している状況です。
与党も野党もそれぞれ待ち受ける壁がありそうな今回の選挙。大義は一体どこにあったのか。まもなく真冬の選挙が始まります。

世永聖奈キャスター)
今回の解散総選挙を道民はどう思っているのでしょうか?

50歳代
「期間も短いし、全然理解できないままっていう感じで、もうちょっと期間があったらいろいろと自分でも、ちゃんと情報番組だったりネットとかでもちゃんときっちり理解できると思うんですけど、そんな時間も取れない」

70歳代
「道が悪いし、歩くのが大変で、私は近いからいいんですけれど、遠い方は大変ですね」

50歳代
「やっぱり今、物価高はもちろんありますし、経済的な部分は非常にまだ日本は落ち込んでいるところですので、そこをどう盛り上げていけるのかという政策をちゃんと出せた人を推していきたいと思います」

30歳代
「マイナス10度の中、(街頭演説を)聞きに行こうとはならないかも知れないですね。生活のインフラの部分で電気料金だったりとかガソリン代だったりとか、何かそういうのを下げられるような何か施策を検討していただきたい」