乳姉妹 第6話「亡き母の悲鳴」1985年5月21日OA2

乳姉妹 第6話「亡き母の悲鳴」1985年5月21日OA2



「春の暴風雨あらしの その夜中 二人の嬰児みどりご生まれたり 同じ海辺のその里に 一人は広き別荘に 一人は狭き賎しずが家に」
この物語は、吉屋信子の傑作小説「あの道この道」をベースに、運命に翻弄される二人の少女が時には敵となりながら、自分の人生を自らの手で拓く姿を通じ、人生とは何かを問うものである。
(オープニングナレーションより)

「この世の光 浴び初めぬ」という節が続く。 真鶴で漁師として生活する松本夫妻の妻・静子と東京の財閥一族「南部開発」の大丸家夫人・大丸慶子。二人は真鶴の同じ産院で同日ほぼ同時刻に女児を出産したが、体が丈夫でなかった大丸慶子は女児を出産と同時に死亡した。その後、大丸慶子が真鶴滞在中に親交を深めた松本静子が、大丸慶子の葬儀中に乳母を依頼されたことにより、二人の娘が乳姉妹の間柄となった。

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[音楽] 私は暴走族の仲間なんかじゃありません私 を信じてください松本しぶ私たちはお前が 暴族リーダーの上だという確かな情報を得 てるんだ誰がそんなひどいこと言ったん ですか私は上なんかじゃありませんお前も 大の場に暴が振ったんだろうえ私がそんな ことをするわけがないじゃありません か大丸に迷惑がかかると思って黙ってた けど私は になってる人間なんですその私がお嬢様に 暴力なんて振るわけがない でしょう私はこの洋服をお嬢様に届ける ためにあのお店に行ったんです嘘だと思う なら大丸家に大丸家のマさんに電話してみ てくださいお願いし ます斗さんご迷惑をけてすみませんでした 迷惑なんてことないよ君こそ辛い目にあっ た ね少し歩こう かこんな時間に街を歩くなんて何日ぶりか なまさんはいつも勉強してらっしゃるから 勉強することを父や母に期待されている からね本当は遊びたいだってあるんだよ しぶさん僕のこと堅苦しい男だと思ってる んじゃないか堅苦しいだなと思ってません でも正斗さんはいつも緊張してらっしゃる ように見え [音楽] ます物心ついた頃からの修正なんだ僕は 容姿だからね父が期待するものを見極めて 即座に答えなければいけないと思うとどう しても緊張してしまうんだでも旦那様も奥 様もバさんを可ってくれたんでしょそりは 十分すぎるほど ねで も手を伸ばしても届かない一定の距離が あったん だ僕が3つの時千子が生まれた父の愛情が いっぺんに千子に向けられたことを幼い ながらも感じてね 無償に悲しく て悔しく て実の父と母の家に走っていったことが あった よ僕はずっと孤独だった本当は [音楽] ね斗さん [音楽] ぶ さんしず子を許してやってくれよ なしず子は君のことを目のきにしている けど僕は必ずやめ させるしず子もいつかきっと心を改めて くれると思うん だだから子を憎まないで くれさん私は千子さんに組んだりしませ んいつかきっと分かり合える時が来ると 思い ます正斗さん私約束します私たちきっと仲 のいいお友達になり ますありがとうはいあはいなんて変ね [音楽] しずさんどうなさった のしさんが友達の暴走族に頼んで私を襲わ せたのよそんなバカなしさんがそんなこと をするとはとて信じられお父様は騙され てるのよしさん大人しそうに振る舞ってる けど心の底では私を憎んでるのお父様には どうしてそれがお分りにならないの待ち なさい子私はもう一刻もしさんと同じ屋根 の下に住むなんてごめんだわあの人を早く この家から追い出してあなた千子さんに こんなことをするなんてもうこの大前に 置いとくわけにいきませんしぶさんに早く この上から出てってもらって 千子 ただいま正兄さんしさんが暴走族に間違え られて警察に連行されてしまったので僕が 迎えに行ってきましたよしのぶさん暴走族 に頼んで千子さんを襲わせたのはあなたな のね奥様 お母さんしぶさんはちずちゃんの洋服を 届けに行ってくれただけなんですよその ことはちずちゃんが一番よく知ってるはず ですそうだよねちず ちゃんちず子やっぱりお前の誤解だったん じゃないか今後暴走族に襲われるような とこには2度と近づかないことだお父様私 を恥ずかしめた男は田辺道男というのその 男は大丸家をひどに組んでるんです特に私 とお父様を田辺道をお父様がご存知の男 ですのいや知らんな知るはずがないわしぶ さんがあることないこと吹き込んでその男 に私たちを憎ませようとしてるのよシ子 もうやめ [音楽] なさいちずちゃんしぶさんと少し話し合っ たらどない しのぶさんあなたのけなげさにはみんな 騙されるけど私は騙されませんわ [音楽] よぶ さんおやすみなさい [音楽] [音楽] あ ラまする なあんたにはよは ねあんたが大丸造だなそうだが君は誰かね 名乗ったところで覚えはねえだろうが遠い 昔俺はあんたに1度会ってるぜ耳をすま せろ海が聞こえてくるはずだ女の悲鳴が こする海がよての慈悲が砂浜を主に攻めた 遠いあの実を忘れたとは言わせねえぜ覚え ておらんな覚えてなければ俺が思い出させ て やるその時はな帝王きりのあんたに泥水の 苦をたっぷり味わせてやる ぜ君は私に何が望みだ俺の望み はあんたに頭が割れるような苦しみ与えて やること だ出し [音楽] たい警察で連絡しましょうかいやその必要 はある まい私に挑戦するとは素敵な若者だ [音楽] JA [拍手] [音楽] りなんて目だ下にんでんのか俺をえ俺どこ が気に食わねってんだよ人馬鹿にしなんて あんた子供をしてた人 ねなんだとどうしてそれあそう か俺のかがここで何もかも告白したって 牧師が言ったけどお前盗みにひなったな 盗みにひなってしてないよだったらどうし てそんなことがわかるんだ よあんたの目には悲しそうな顔をした少女 が2人焼きつい てる薄気味悪い女じゃねえか神様が 乗り移ったみたいなこと言いやって龍作あ これど僕 先生エリカの目はごまかされんぞこの子は 直感力の鋭い子でな神のように人の真実を 見抜く力を持っているん だまさかききじゃあるなし悲しみをいにも 通り越した人間には人の真実を見抜く力が 自然に備わるのだ作お前もこんなところで まましとらんで海へ帰ったらどうなんだ 帰る海なんとあるもんです たあんた腕のいい漁だったそうじゃない か牧さんよいいですか年がじ生りを気にし てよ朝1番最初に飛び起きて水平のうりを 確かめるそうまでして料に出たって なかなか暮らしはなれたきたいねえそう いう漁師の生活があんたに分かるんですか あんた1人なら十分暮らしていけるはずだ と思うんだがね冗談じゃねえ世間の奴ら どんどこどんどこ豊かになってくってのに よ俺1人が取り残されてたまるかってんだ よさんよこちの神様は金儲けの恵は授けて くれるんです か金儲けの恵だけははくれんようだ [笑い] な先生大丸場様からお電話 [音楽] です大丸か朝からどうしたよほど辛いこと があったようなな何 え子さんの片の着物をしぶさんに着せてみ たというのかいや若山私はしが我が子か どうかこのめで確かめたかったん だ稽古の着物を着たしを見て私がどれほど 驚いたか分かるか稽古が忽然と現れたん じゃないかと思われるほどしは稽古に似て いたん だ 大丸しさんはお前の娘だ 命をかけた静子さんの告白に嘘があろう はずがないだが若えば私は大きな誤ちを 犯してしまったやその着物が稽古の片だと 千子は知っていたんだなんだって私がしぶ にその着物を着せたことが地子に大きな 疑惑を与えてしまった私はその疑惑を 打ち消すため にその片の着物を燃やさざを得ない派に なってしまったんだなんということそれで しこさんは納得したというの かいや納得したとは思えますます疑惑を 深めているんじゃないかと恐れているんだ 私はどうすりゃいいんだ和歌山教えてくれ 大丸子供というものはいついかなる時でも 親に対して永なアンテナを張り巡らして いるものだの心知りたい親の心に答えたい そう願っているもんだ親の心を隠せば隠す ほど子供は鋭くそれを見抜いてしまうお前 は日さんに対する行為をあまりにも千子 さんに隠していたんじゃないの かもう隠すな 大丸日さんにわりの言葉をかける時も 贈り物をする時も子さんの前で堂々と やれお前がそう 子さんもきっと安心すると俺は思う分かっ たこれからはそうしよう和歌山忠国に感謝 [音楽] するとはいったもの の俺の忠告があにならなければいいが なんてこった大丸五はしぶを実の娘だと 知って引き取りやがったんだそうかそう だったのか静子がここで告白した相手って のは大丸だったの かお帰んなさいお な今日デパートの展示場に行ったら 可愛らしいスカーフがあったんで買ってき たあこれが地図だこれがしぶさんと子さん ありがとうここで開けてみていいかしら ああいいともうお郎さんも太子さんも開け てこらはい [音楽]

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