いつもご視聴有難う御座います。
是非チャンネル登録お願いします。
【動画一覧】
①00:00息子が余命宣告を受けた私に向かって夫「お前に原因がある!」→息子が旅立ちすぐに離婚したが20年たった今もパートでおひとりさまの私に、パート先のイケメン年下上司が…
②30:01同僚に出身大学を隠し平凡な外科医を演じる俺。学歴自慢のエリート同僚医師「無能のお前とは格が違うw」→高難度手術の視察に来た大学病院の教授「彼の正体は…」同僚「え?」
③55:59交通事故に巻き込まれそうな少女を庇い、右足を失った父親を馬鹿にした元カノ。父親とレストランに食事に行くとその元カノとバッタリ遭遇!その後驚きの展開に!
④01:23:41憧れていた女性上司にバッサリ切られた?!「田舎がお似合い、帰ればw」→失意のまま退職した俺は牧場を継いだ。その後、予想もしない展開が?!
【スカッと】【アニメ】【漫画】【2ch】【総集編】
▼BGM(フリー音源)
YouTube オーディオ ライブラリ
DOVA-SYNDROME
※登場する人物は仮名に置き換えています。実在する人物とは一切関係ありません。
※イラスト・音声はクリエイター様に製作依頼をしております。
※制作動画はアニメストーリーズのオリジナルです。複製・転載・許可のない2次利用等は固く禁じております。
[音楽] 先生今なんておっしゃいましたですから しる君の お母さんしる君は年を越すのはおそらく 難しいですそんな退院してまだ1週間です よそれに手術は成功したって言ったじゃ ないですかガンが足に移転していますガン が おいあけみしっかりしろ あけみ私の名前はあけみ36歳結婚3年目 にして夫ハデとの間にやっと授かった息子 のしは今年で9歳そのしは今こんなに 小さな体で病に犯されているの発覚したの は約1年前のこと [音楽] よしげる大丈夫 おいさっきからずっと吐いてるじゃないか 車を出すから救急で見てもらおうそうね こんな夜中だけどそうしましょうそれは ある日突然の出来事だったシゲルのオーが 止まらなくて深夜に救急に駆け込んだら 商人料の専門病院に緊急転送されたの そして翌日の検査 で主要ですかはいこちらがしる君の脳の スキャン画像ですここに8cmほどの使が それは素目でも分かる大きな主要だった けどすぐに手術して主要除去し体調は時間 をかけて回復に向かいやっと落ち着きを 取り戻したところだったのそうよ取り戻し たのよだから長い入院生活を終えて自宅に 戻ったはずなのにそのわずか1週間後にま ママ僕最近足が痛いん だしがそう私に告げたのでもしは1年間 ベッドの上での生活を余儀なくされていた ものだから足に傷が出るのも当然よね くらいに私は思っていたのにまさか足に 転移だなんてしかも年を越すのが難しいだ なんてあれここはどこあああけみ気がつい たか私どうしてこんなところにいるの先生 と話中に気を失ったんだよ先生なんて おっしゃってたえお前も聞いてただろ 覚えてないのは何言ってんだよしっかり 聞いてただろ覚えてないって言ってるじゃ ないね先生なんて言ってたのやめてくれよ 俺の口から言わせるのかガンが転移して るってしるがあとわずかの命だっ て俺の口から言わせるなよちょっとやめて よなんで泣くのしげるはまだ生きてるのよ まだ生きてるなんて言うなよバカ野郎 現実に打ちのめされた私たちは人切り声を 押し殺して泣きあかしたわそしてしるを 病院に残し家に戻ったのだけどあみ何を見 てるんだしのアルバムよねえハデ覚えてる へしが初めてハイハイしたあの時のこと 初めてパパママって口にしたあの時のこと
やめろよ 幼稚園の遊戯会可愛かったわよねあそうだ 小学校の入学式でやめろよあけみまだしる は生きてるんだ今思い出になんて浸るなよ だってだってしるが私たちのし が枯れはててもう出ることもないと思って いた涙がまたド溢れたするとハルが深く ため息をついたのそしてああもういい加減 にしてくれよアデルお前は断るごとに めそめそすすぎなんだよ俺だってしげの ことで精神的に参ってるんだなのにお前に そこまでメソメソされると本当に気が めいるんだよもううんざりだひどいそんな 言い方ってある言い方なんてこのさ堂だっ ていいだろ大体なしるがこんなことになっ たのはお前に原因があるんじゃないの かそれってどういう意味ケミお前なかなか 妊娠しなかったよなそれってお前の体に 血管があるって証拠じゃないのかだから しげるわああそれともあれか出産の時 かなりのナザだったよなあれが良くなかっ たんじゃないのか何それしげるの癌は私の せいだっていうの はいやそれはこなこんな時にどうして そんなにひどいことが言えるの私は命がけ で出産したのよその私に向かってどうして そんなにひどいことが言えるのよ ごめん1人にしてくれないああ俺も ちょっと頭を冷やしてくるよそう言って ハデは車のキーを持つと家を出ていった 最悪喧嘩なんてしてる場合じゃないのにで もこれはきっと私のせいだわ私が母として も妻としても未熟だからそう思うとまた涙 が溢れ出てきた そしてそのまま泣きつかれて私は眠りに ついたのそして 翌日え僕今日もお家に帰らないのそそうな のあのねしげる今まで長い間入院してた でしょその間に体をあまり動かしてい なかったものだから体力が落ちて足に来 ちゃったらしいのだからその家で生活をし て怪我をしたらいけないからまたしばらく 入院しましょうってことにになって ああそっかままた入院生活だなんて退屈よ ねしげるだからねママ漫画や便箋を たくさん買ってきたのよほらしげるは ゲームやテレビを見るより漫画を読んだり お手紙を描くのが好きじゃないどう人気の ものばかり集めたのよああカの刃の最新感 無限ポン酢編じゃんそれにこっちは名探偵 新一だはあママどうも ありがとうそう言って顔面いっぱいに笑を 浮かべたしげを見て私は胸がいんだ そしてどうせつくのならもっとまともな嘘 をつきなさいよ私うんそもそも嘘をついて
いいのかなと心の中で何度も呪文自とした だけどやっぱりあなたの命はあとわずかよ だから残された時間を大切に過ごしなさい なんて私にはとても言えないないだって あまりにも唐突で身近すぎるものだから私 は担当位看護師さんにお願いをしてしるに は本当のことを隠してもらった学校の先生 にも現状は伝えたけど生徒さんたちには 検査のための入院と適当にごまかして もらったけどねそうすると詳細を知らない からお見舞いに来たいと申し出てくれる子 が何人もいたのでもしるは感染症予防の ため私とハデ以外の人とは面会ができない のよだから私はしらじらしい便箋も 買い与えたのシゲルが誰かと少しでも 繋がることができるようにその思いでねだ けど神様は無常ね再入院して2ヶ月が 過ぎるとしるはペンを握ることもできなく なるくらいに体が弱っていったわそして [音楽] とうと ママ パパしげるパパもママもここにいるわよ そうだぞしげるずっと一緒だ怖いこと なんて何もないから なしげる しげる しげるクリスマスを目前に控えた12月 18日午後6時しげるは静かに息を 引き取ったそこからはもうまともには覚え ていないわ気づけば私は最上に 葬にはたくさんのしのお友達が来てくれて いたのし俺たちずっとしのこと忘れない から なそんなの当たり前でしょだってずっと 友達だ もん [音楽] しげるしる くここにいる子たちは誰1人として1年 以上しるとはまともに合っていない子たち よなのにここにつけてしのためにこんなに 涙を流してこんなに温かい言葉をかけて くれて私は感謝しかなかったそしてやがて しるは出の時を迎えて そしてそしてダビにふしたの全てが終わり ハルと家に戻った時にはもう日が暮れてい た [音楽] わあけみ一体いつまで泣いてるんだよ [音楽] ごめん なさいおいあみこれ何離婚届けだ よ アデル葬儀を終えたその日に離婚届けを
出されたというのに私はさほど驚かなかっ ただってしのガは私に原因があるとハデが 口を滑らせた以来私たちはものすごくギし てしまっての前では2揃って笑顔を見せて いたけど家に帰れば口も効かないくらいに 関係が悪化していたんだものだからしを 失った今しると過ごしたこの家でハルと 前向きに暮らしていくことなんてとても じゃないけどできない1人になりたいそう 思った私は抵抗することなく離婚届けに班 を押したのだった あれあれれれなんだよみやのさん全然飲ん でないじゃんほらほら飲んで飲んでべすみ ません私お酒が苦手なんですああ俺の酒が 飲めないってのパートの分際で 長ああまた始まったよ部長絶対宮野さん 狙ってる単身不妊中だからおいするには バイの宮野さんなんてうってつけだよなへ でも宮野さんって50過ぎてますよね恋愛 対処になります部長とは同年代だしあり だろうそれにんだか言って美人だし哀愁 漂ってる感じがそられるんじゃないでも 宮野さんだって一応選ぶ権利はあるだろう 確かにあんなハゲ親父はさすがにあれです よねえ部長ってハゲてん の何言ってるんですかどう見てもカかぶっ てるでしょうバカお前らその話はタブーだ ぞそうだった神えのコンプレックスは人1 倍ですもんね部長てやだ見てくださいよ 部長ったらみや野さんの腰に手を回して ますげ髪まで触ってんじゃん部長やめて くださいああミノさん髪からとってもいい 匂いがするねどこのシャンプー使ってんの メーカーを知りたいからこの後君の部屋に お邪魔してもいいかなあの部長ねえねえ ねえねえねえてま さもういい加減にしてください あ部長すみません私たら みのく君はもう明日から来なくて いい離婚から20年の時が過ぎて現在私は 56歳パートを点々としているというのも 離婚当時資格も取りえもなく年以上働いた ことのない30代後半の私が社会復帰した ところで選べる仕事も態も限られていたの それでももう少し意欲を持って資格を取る とかパソコン使いこなせるようになるとか 自己啓発をしていれば派遣や契約社員運が 良ければ正社員の道を切り開くこともでき たかもしれないけどねその意欲がなかった のよ当時も今もねそれに新しいことに 取り組んだり自分が何かに夢中になること が怖いのしの存在をしと過ごした日々を 一瞬でも忘れてしまいそうでたまらなく 怖いの はあそれにしてもまた首になっちゃった
これで一体何者目になるんだろうえこれで 首になるのはおかしいどうして講義しない のかってそうよね普通そう思うわよねけど ね私はそういうことも全部含めて意欲が ないのよトラブルや誤解が生じてもそれに 対して反論したり言い争ったり戦うなんて ことをしたくないの だって疲れるじゃないそれにパートだもの 雇用先にしがみつく必要もないし誰かと 揉めていづらい空気の中で過ごすくらい ならさっさと諦めて様子を探す方が気が楽 だわあお母さんからだああもしもしあ あけみ元気にしてるお母さんうん元気にし てる仕事の方はどううんそれはまあなんと かまあなんととかってパッとしない言い方 するのねねえパート先にいい人はいないの えお母さん私も56歳よしかもバイこんな 私を相手にする人がどこにいるのよあら そんなこと言わないでよ560代のバ1 同士で再婚する人だっているのにあ熟女 好きの年下君ていう線もあるわよ今割と 多いのよね熟女好きがえ やだお母さん熟女好きの年下君て何よ それあああけみが笑ったわお母さん嬉しい ねえあなたの笑い声いってしげるに そっくりねへあああいやごめんなさい久し ぶりに笑った声が聞けたものだから嬉しく てつい口が滑っちゃったわうんうん私の方 こそごめんちょっと驚いただけだだから ねえどうしてかしら一時もしげるのことを 忘れたことなんてないのに人からしるの 名前を聞くと不を疲れたように心臓が 飛び跳ねるのしかもその後は決まって気分 がひどく沈むとにかく私はこうして自分で も自覚があるくらい屈でじめじめとした 生活を送っていたこの20年間ずっとね彼 と出会ったのはそんなある日のことだった おい君ちょっとこちらにはい何でしょう フロアマネージャーこちらは今日からここ で働くことになったアパートさんだ しばらくヤ君が指導してくれああはい承知 しました林安と言います年齢は29です どうぞよろしくお願いしますみやのあけみ と申しますよろしくお願いいたしますえ みやのあけみえあいやこれはどうも失礼し ましたこ子供の頃によく見てた漫画の登場 人物と同じ名前だったものであはあなんだ ヤ君うまいこと言っちゃって本当は宮野 さんに一目惚れしたんじゃないのかいや やあだなやめてくださいよマネージャー そういうのも場合によっては背がつく ハラスメントになるんですよねえ宮野さん だって困りますよ ねここは新しいパート先デパート中島屋よ とは言ってもお母の受付スタッフで期間
限定なんだけどね時給が割といいから年内 はここで働いて年が開けたら新しいパート 先をまた探すつもりでもそんなこと より林あさん29歳って言ったわよねしる が生きていれば同年だわはあしが生きて いればしは一体どんなお仕事についていた んだろう結婚はしてるかしら子供もいたり してそしたら私はおばあちゃんねしがてい たらしげる がしるが ああまた私の悪い癖が出た幼い子を見ては しの当時を思い出し学生さんを見ればしの 学生時代を想像し同じ年頃であろう男性を 見ればシゲルが生きていればと想像して どこにいてもつい涙ぐんでしまうのよね 危ない危ない気をつけないとと私は自分を いましめただけどこの日降やっぱり私はあ ヤさん髪切ってるしげるが同じ髪型にし たらどんな感じになるんだろうああやっ さんおばあさんの目線に合わせてあんなに 腰を曲げてる優しいの ねしげるもこんな場面に出くわしたら同じ ようにしてあげるのかしらそう私はここに 勤め出したからというものヤさんを こっそり目で追ってはしげを思い浮かべて いたそして塔のヤさんはと言うとあみの さんおはようござい ますみや野さんのお弁当美味しそうですね ねえねみのさんみのさんとまこんな感じで 私の勘違いでなければヤさんは必要以上に 私を構ってきてたのだけどそのせいでねえ ヤさんとみや野さんってなんか怪しくない うんうんわかるなんか変な空気流れてるよ ねこうやって私と 同じくパートの子たが私とヤさんの中を 疑うようになったの親子ほどの年齢さが あるのにありえないわよねあでも私がヤ さんの姿をしると重ね合わせてしまって無 意識のうちに目で追っているからいけない のよね誤解されるような真似をして私が 悪いんだわあれでも私のは誤解としてヤっ さんはやっさんが私に構うのは一体どうし てここでふと先日母親の言った言葉が頭を よぎったあ熟女好きの年下君ていう線も あるわよ今割と多いのよね熟女好きが ええええてやだバカバカそんなことある わけないじゃないそうよそんなことある わけあれ宮野さん帰らないんですかああ 驚かしてしまったようですねごめんなさい あいいえ私の方こそごめん なさいこの時私はあまり深く考えずにヤ さんから差し伸べられた手を借りてしまっ たのでもこれが良くなかったなんと翌日 からお聖母売場はもちろんフロア中の人 たちの間に噂が広がったのよしかも
バックヤードで手を握り合っていたから いつのまりか抱き合っていたキスしてい たって森に盛られてねさらに毛片方の当事 者であるヤさんはそれに全く気づいてい ないものだからいつも通りに声をかけて くるし私ももううんざり はあどうせ年内までだけど今すぐやめて しまおうかななんて私が考えている時だっ たやさんが思い詰めた表情で私のところに 来てあの宮野さん今夜開いてますかえ今夜 ですかはいちょっと大事な話がありまして もうみんなが見てるのにそういうのはやめ てよあのごめんなさい私今夜はちょっと そうですかでは今ここで話しますねあの僕 初めてあなたに会った時からずっとあちょ ちょっと待ってください分かりました今夜 今夜時間取りますからだからこれ以上口を 開かないで くださいこうして成行の上私はヤさんと 仕事あがりに会うことになってしまったの ねえこれってもう私の勘違いじゃないわよ ねヤさんは私のことをあだとしたらこの 機会にちゃんとお断りしなきゃ私はそう 決意をして待ち合わせ場所に向かったのだ けど 宮野さん僕今日はあなたに渡したいものが あるんですへままさか指輪とか出してきて 突然プロポーズする気これなんですけどや だやさんこんなの困ります ってへいややさんこ れって入店して席に着くなりヤさんが私に 差し出してきたのは一通の封筒だったあな の部分を見て心臓がどくんと大きく なみうつだってこの筆記はそう思うと同時 に私はそれを裏返し たやっぱり思った通りよそこに書かれてい た差し出し人の名前 はしげるそうです差し出し人はあなたの 息子しる君ですそしてこれは僕が彼から 受け取った最後の手紙ですよさんあなたは 一体実は僕し君と同じ小学校にに通ってい ました1年生の時から同じクラスだったん ですへしと同じ小学校だったんですかはい だけど僕はしげる君の1度目の入院直後に 父親の転勤で北海道に転校しましたけど しる君と僕は何度も手紙のやり取りをして いたんですそうだったんですねあのごめん なさいあの頃あの子に頼まれて何度も手紙 を出したことはあったけど色々なことに気 を取られていて誰と分駐していたとかまで 気に止める余裕がなくてそれに当時の クラスメイトの顔も今はすっかりいえそれ はいいんですよ ただただある日突然しる君から手紙がえて えすみません不法を正確にしたのはその
だいぶ後でしかも僕は北海道にいたもの ですからお先行もあげずにいいえそんな ことは気にしないでくださいだって心の中 でとお別れしてくれたんでしょだったら それでいいんです形式なんて別にってああ あのそういえばやさん私と初めてお会いし た時私の名前に反応していましたよねもし かしてあの時すでに私のことをしるの母親 だって認識してたんですか あ実はそうなんですしる君から僕のママの 結婚する前の名前は名探偵新一に出てくる 宮のと同じなだぞってよく聞かされたの でそれに宮野さんの顔をよく見るとしげる 君と似てるからなんだそうだったんですね はいあのそれで今日はどうしてこの手紙を 私にそれはその僕は職場で美野さんに 初めて会った時からずっとあなたのことが 気がかりだったんですだってしげる君の お母さんですからねやだ初めて会った時 からずっとってそういう意味だったのね それで宮野さんの様子を見ているうちに 宮野さんは色々なことに諦めているという か引きずっているように僕には映ったん ですそれでその僕あての手紙だからしる君 にも悪いし出すぎた真似かもしれない けれどこの手紙を見てもらいたいと思う ようになりましてそう言ってやさんは手紙 を手に取るともう一度私に差し出してきた 私は素直にそれを受け取り流行る気持ちを 抑えてに 開くヤ君元気にしてる今回も僕無事に君に 手紙を書いてるよけどねもしかするとこれ が最後かもしれないだってねそんな気が するんだよ先生も看護師さんもパパもママ も顔は笑ってるけど心が泣いているのが僕 には分かるんだ つまりそういうことだよねでもさ本当に その時が来ても時間が過ぎればまたいつか パパもママも心から笑えるようになるよね きっとママは泣き虫だからちょっと時間は かかるだろうけどいつかきっと大丈夫だよ ねあのね僕パパとママの笑った顔が大好き なんだだから僕がいつか消えても2人には いつまでも笑っていてほしいんだよね僕が れない分僕の分まであごめん話がそれ ちゃったね安く短い間だったけど一緒に 漫画読んだりしていつも一緒にいたよね すごく楽しかったよお手紙もいっぱいくれ て本当にありがとうもしもし僕が消えたも 僕のことを思い出して泣いたりしないで 笑顔でいてねみが笑顔でいることが今の僕 の願いなんだそれと ごめんもう書くの疲れてきちゃったまた 書くね書ければの話だ けどしげる
より一行一行読み進めるたびに私は涙が こぼれて何度も手紙に落としそうになった パパとママの笑った顔が僕大好きなんだだ からいつまでも笑ってほしい僕が生きれ ない分僕の分までですっ て私はなんてバカなの思えばしのいない 20年間まともに笑ったことなんて1度も なかったわしを失った現実があまりにも 辛くてただ会いたくていつもいつもあの子 のおかげを追って生きてきただけだった この20年間をしが空から見ていたとし たら一体なんて思うのだろうきっとで嘆い ているわねそして自分を責めてるかもしれ ないだめだこのままではだめだわ前をいい 加減に前を向いて生きなくちゃそうよいつ か向こうであの子に会った時胸を腫れる ような自分にならなくちゃそしてあの人も あのやさんこの手紙を私に貸していただけ ません か私はヤさんから承諾を得るとある人に 会いたいと連絡を取った日付も場所も迷う ことなく自然と決まった わハル久しぶりねあああけみ久しぶりだな 再婚してたのね子供もいるんだあ連れてき てすまないけど今日はそのしげの命日だろ 毎年ここに連れてきてるもんでね へえねえお嬢ちゃんお名前は名前はミク 10歳だよパパは優しいうんパパもママも 優しいしいっつも私を笑わせてくれるよ そうそれはよかったわあけみなんか色々と ごめんなえ何が俺は本当に夫として未熟 だったよあの時お前を支えてやれなかった やだそんなのお互い様じゃないでもお前今 もなんだろなのに俺だけがこうしてそんな こと別にいいのよあなたが幸せに暮らし てるなら私も嬉しいわあけみあそうだどう しても俺に見せたいものってなんだ あああれねごめん忘れてきちゃった へまああなたには必要ないと思うから気に しないで気にしないでってだったらなんで 連絡なんかもうははあねえパパ雪だよ雪が 降ってきたは本当だわ綺麗に降るわねああ 本当だ綺麗だ なバックの中にあるこれは明日にでもや さんに返そうあそうだわ今は期間限定の パートだけど希望者は年が開けても 引き続き雇用してくれるって通達が出てた わよね中島屋で50代でもパートから社員 になったつ物がいるって噂も聞いたことが あるし可能性がゼロじゃないなら私も パートからチャレンジしてみよう かしらヤさんに相談したら驚くわね きっとねえ しげる時間はかかったけど私はこうやって 前を向いて笑って生きていくから心配し
ないでねだからしっかりとそこで見守って て ね私は心身と雪の降る空を見上げてしげに そを誓ったのだっ [音楽] たなんでお前みたいな頭が平凡で顔も平均 的なやつが界を名乗ってるんだ最近の医者 ってのは質が悪いのか ねはあえか俺様は天下の拷問大学を主席で 卒業した男だぞ平均的なお前とは格が違う んだよさいぞ平民平民の分際で殿様に顔を あげるとは何事じゃ中島先生が殿様ですか うえお前のその顔本当に笑える ぜそう言って同僚の中島は笑いながらその 場を去っていった俺はやっといなくなって くれたかとため息をつくそう思っていると 後ろからポンと急に肩を叩かれ驚く俺後ろ を振り返るととそこにはベテラン看護師長 の太田さんがいたあんなの気にすること ないわよマ先生中島先生には悪いけどあの 人患者さんから評判がとっても悪いもの それに比べて松尾先生は患者さんからも そのご家族からも愛されてるからそれが気 に食わないだけなのよ はあそうでしょうかそうよ中島先生って 患者さんに対してもずっとブスっとして 愛そ悪いでしょ偉そうな態度で説明だって 雑だし患者さんも困るから結局私たち看護 師がフォローしないといけないのよね看護 師さんも大変ですよね医者と患者さんの 板挟みになってそうなのよ分かってくれる まそれが私たちの役目でもあるんだけどね 患者さんが精神的にも安心して医療を受け られるようにするのが私たちの仕事です からそう言って大田市長はニコっと優しく 笑うでもまあ中島先生は色々手術もされて いるし中島先生のおかげで助かる命もあり ますからもうマオ先生って本当に優しいの ねでも中島先生がする手術ってどれも命に 関わるようなものじゃないのよねあまりに 簡単すぎるというかああ市長の私が あんまり言わない方がいいわね じゃあ私呼ばれたので詰所に戻りますそう 言って大田市長は誰かに呼ばれたらしく 病院用のPHSで話しながらナース ステーションに戻っていく看護師はいつも バタバタと忙しく走り回り大変な仕事だな と思う俺の母も看護師だったから看護師の 大変さや苦労は分かっているつもりだだ けど中島はそんな看護師に対して看護師の 代わりはいくらでもいるからねと平気で 言うもんだから病院中のの看護師からも 嫌われていた口はわざわいの元言わなくて もいいことをわざわざ言う中島は一体どう いう神経をしているのだろう俺の名前は
松尾ここ極楽大学病院に勤務してから半年 が経過した中島は自分でもいつも言うが 日本で1番頭のいい拷問大学医学部を卒業 後この大学病院で働いている中島は俺と 同い年だがこの病院での金属年数が違う ことからと初めて話した時にお前は俺より 格下だからな敬語使えよと言われただから それ以降俺は中島に対して敬語を使って いる俺がこの病院で働き始めた時から大田 市長は何かと俺に目をかけてくれていた真 先生だって医者なんだからもっと自信を 持って中島先生と同い年なのになんで敬語 を使うのあの先生の言うことなんて聞か なくていいわよちゃんとご飯は食べてる ちゃんと寝てるの体調管理はしっかりね などまるで俺の母さんみたいだそもそも俺 が医者になった理由はただ1つある人を 救いたかったからだだけどそれはもう一生 叶うことがない俺は大切な人を救えなかっ たんだそんな後悔の念に苛まれながら俺は 今でも医者を続けている彼女を救えなかっ たことはとても悲しく悔しいことだったが 俺が医者を続ける理由は別の標を立てた からだそれが実現するにはまだまだ先の話 だろうけど俺には小さい頃からの幼馴染み で初恋の相手でもあった女の子がいたその 子の名前はミクルとっても笑顔の可愛い子 で周りからいつもミクちゃんと言われて 可愛がられていた俺はいつもミクと一緒 だった家が近所だということもあったけど 親同士も仲がよく家族ぐるみの付き合いを していたそんなみくは中学の時にある病に 犯されたのだそれは治療法が確立されてい ない難病アメリカで研究が進められている というけど知見を希望するにも日本では 認可が降りていないアメリカに渡って治療 するにも莫大な医療費がかかるミクは日本 で対象療法をするしか方法がなかったすぐ 死に至るわけではなかったが免疫力が低下 して熱でも出たら助からないかもしれない そんなミクの日常生活はほとんど病院で 過ごした俺は毎日学校終わりに家で シャワーを浴び綺麗にしてから病院に行く 俺が病院に行くとミクは大喜び中学校での 様子を身振り手ぶりで伝えるとミクは キャッキャと声を出して笑うそんなミクの ために俺は将来医者になることを決意した 俺医者になってミクの病気を直すよ あありがとうでも治療法がなかなか 見つからないらしいよだから俺アメリカに 行くアメリカで医者になって研究して俺の 手でミクルを直すからさえ本当にそれは 嬉しいなじゃあ私も頑張らないとだめだね そう言って優しく笑うみくミクの色白で 細い小指と俺の色黒の小指で指切り原盤を
しただけどそれがミクと会話をした最後の 日になったのだった急に状態が悪化しミは 帰らの人となってしまったミの死後俺は 悲しみのあり何もすることができなくなり 何日も学校を休んだだけどある日夢にミク が出てきたのだ悲しそうに笑うミクミク 会いたかったよミクまお君いつまでそうし てるのえ私の病気直してくれるんでしょ だったらいつまでもメソメソしてないで だって俺これからどうしていいかこの病で 苦しむ人はたくさんいるよその人たちの ために医者になってお願い俺ミクを救い たかったんだミクがいなかったら俺バカ そんなんでどうするのよそんなんだったら 私もう夢に出てこないよそんなやだよ出て きてくれ よだったらだっ たら君がこの病気の治療法を見つけた時私 また目に出てくるよそれまでずっと天国で 見守ってるから約束だよそう言ってあの時 の細い小指を俺に見せて笑うミクま待って ミク置いて行かないでミクの姿がすーっと 薄く消えたと同時に俺は夢から冷めたみ みくるはっと目が覚めると窓の外では スズメがチュンチュンと泣いていた 俺いつの間に寝てたんだろうそして俺は涙 を流しているのに気づく俺何やってんだ俺 ができることそれはミクルと同じように 病気で苦しむ人を助けることだ俺はその日 久しぶりに学校に行き先生に将来の夢を 話した先生は俺の話を真剣に聞いてくれて 後日俺の両親も交えて面談することになっ た父さん母さん俺高校からアメリカに行っ て将来医者になりたいんだそしてアメリカ でミクの病気について研究して俺の手で 患者さんを直してあげたい俺の言葉に両親 は大変驚いているそれはそうだろうつい この前までミクの死で泣いて泣いてどう しようもなかった俺が何を言うかと思っ たらミクルの難病はアメリカで研究が進め られているがまだ治療法が確立されてい ないその病気に関してはアメリカに比べ 日本の研究機関ではさらに何年も遅れを 取っている状況だアメリカで医者になるに は日本と違って4年生大学卒業後にM キットというメディカルスクールに入る ための試験に合格してその後メディカル スクールに4年通わなければならないと いう医者になるまでは果てしなく長い 道のりなのだもちろんネイティブな英語を 話せないといけないし読みかけができるの は当たり前となると日本の大学卒業後に アメリカに渡ってからでは遅い高校から アメリカで暮らし毎日英語に囲まれた生活 をしないとアメリカで医者になにはまず
無理だと思ったそれに日本にいて長い時間 を費やすよりもそれが最短だと思ったのだ 俺の話を最後まで聞いた両親は涙を流した みくるちゃんが亡くなったのは魔のせい じゃないのよそれは分かってるでも俺 ミクルとの約束を果たしたいんだ まそ中学生のお前が高校からアメリカで 暮らすとなるともちろん波大抵ではない 努力が必要だし日本人だからという理由で 色々と馬鹿にされることもあるうんそれは ネットで調べたから知ってるきっと ものすごく辛いしすぐに日本に帰りたいと 思うだろうねそれでも俺やらない公開より やった公開の方を選びたいとにかく挑戦し てみたいんだいろんな手続きやお金だって かかるのも分かってるいつか俺が医者に なった時ちゃんと返すそれに関しては色々 な奨学金制度もあるのでそこを利用され たらいいかと思いますマ君にも話しました が奨学金を借りたとしても費用はかなり かかってしまいますが先生は俺の意志を 尊重してくれ両親が賛成してくくれるよう 説得するそこで父さんが腕組みをし少し 考えてから口を開いたマの気持ちは分かっ た実はな資金はいくらかあるんだえどう いうこと父さんのことを昔から可愛がって くれてた親戚のおじさんが俺にと残して くれた産があってその人は資産家だった けど身がなくて亡くなる前に倒産名義で 保険やら土地の権利やらを移し替えてた みたいでなででもそのお金はお父さんに あげたものなんだよねま将来有望なお前に 使ってもらった方がおじさんも喜ぶと思う よまおそのおじさんのためにも必ず立派な 医者にならないとねうん俺たくさん勉強し て医者になる絶対になる俺は立ったことも ない親戚のおじさんに心の底から感謝した そして中学卒業後学校の先生の協力もあっ て色々な手続きをして俺はアメリカで勉強 しながら生活することになったのだ アメリカではアジア人に対して偏見があり ゴミを投げつけられることも多々あった 最初は悔しくて腹が立ったけど自分から 相手に話しかけてコミュニケーションを 取るようになったら嫌がらせはピタッと 止まったのだ勉強に関しては相当努力して 毎日寝る時間も惜しんでひたすら勉強を するでもいくら頑張ってもミクは夢に出て きてくれないやっぱり医者にならないと ミクは俺の前に出てきてくれないんだね 日本にいる父さんや母さんとは電話や メールでやり取りをし時々ホームシックに なることもあったけど母さんが心配すると 思って何も言わずにただひたすら我慢をし た走行して長い年月が経ち俺の相当の努力
もあってメディカルスクールに通えること にになった時はアメリカで俺を世話して くれたファミリーも泣いて喜んでくれた スクールで4年学び医者として働けるよう になるまでまたさらに数年海外で医者にな るって大変だよ俺はミクがかかった難病の 研究チームとしてある病院で働き始めそれ からさらに数年後今に至る俺は待合室で 待つ中学生くらいの女の子を見ながら昔の ことを思い出していたミクが病気にならず 生きていてくれたら俺たちどうなってたん だろうな俺はミクのことがいつまでも忘れ られず今も独り身だ色々お見合いの話も あったけど全て断っていたそんなことを 考えていると俺の専用電話が鳴ったのだ 相手は太田市長だはい魔生です魔生先生今 どこですかお1階の待合室ですが今すぐ 救急の処置室に向かえますかあと10分 くらいで救急患者さんが来るそうなんです え俺何も聞いてないですけど中島先生が他 の医者に何も聞かずに勝手に受け入れした そうなんです患者さんは40代女性運転し ている時に交通事故に会い左足骨折に頭部 を打ったそうですが意識はしっかりあり ますエアバックが作動してそれが クッションになったと言っていました中島 先生がそれくらいの患者なら俺1人で できるよって言ってて中島のやつ分かり ましたすぐに行きますさすがに中島先生と ペナーだけじゃ無理だと思って連絡しまし た他の外科のドクターは今日に限って研修 で不在なのでわかりました救急隊から 詳しい状況をまた聞いて必要物品を準備し ましょう俺は急いで処置室に向かう処置室 に行くと中島がなんでお前がここにいるん だよと軽減な顔をする中島先生患者さんの 状態を教えてくれませんかあただ足だけ だろ意識はあるけど一応頭部CTでも取っ てあとは足のレトゲ取って処置すりゃいい んだよ足が折れてすぐ手術が必要なら整形 界を呼べばいいしなそんな簡単なもんじゃ ないと思いますよあなんだよお前偉そうに ま俺の神がかった社長見たいって言うん なら見せてやってもいいぜなんだって俺は あの拷問大学主席で卒業した男だからな 中島は余裕ぶって笑っているけど俺はなん だか嫌な予感がしていた救急隊から処置室 に運ばれた時救急隊員が真っ青な顔をした 先生ここに到着するつい先ほど急に血圧が 下がり出してえただの骨折じゃなかったの かよ患者さん急に何も喋らなくなったと 思ったら目の前に横たわる女性は顔面蒼白 で急激な血圧低下が起こっている声をかけ ても強い刺激を与えても反応しない中島の 顔を見るとこちらも顔面蒼白となり
ガタガタと震えている 中島先生どうするんですかここんな状態 聞いてないこれは無理だろおい救急隊お前 らのせいだからな何してくれたんだよこの 患者は助からないすぐに他の病院に運べよ 救急隊員は困っている当たり前だそれに そんなことを言っているような状況では ない患者が助からないよくもこの人を前に そんなことが言えたな俺たちは医者だろ お前がそんなんでどうするんだよ普段大声 を出さない俺がいきなり怒鳴ったもんだ から中島はビクッと体をこらせえという 太田さんすぐにオペスに向かうよエコを 持ってきてあとこの天敵と輸血も手配して みんなで協力したらきっと大丈夫だから そして俺は女性患者さんの手を握って言う 俺があなたを助けるから頑張って意識は ないはずなのに弱い力でギュっと握り返さ れたような気がしたすぐに横にあるオペス へ移動しお腹にエコを当てると やっぱりお腹の中で出血している状態だっ た内臓の一部が破裂しているえそそんな 状態だったら激痛のはずだろどこも痛みは なかったっていや痛みの程度は人による からなそれに時間が経過して症状が強く出 てくるから事故にあった時は本人も気づか なかったんだろう俺回復手術なんてでき ないよどうしよう他のドクターも不在だ しろする中島に俺は言う嫉妬するよはお お前何言ってるんだよこの病院に来てまだ 半年のお前が回復手術お前オプしたこと ないだろ大丈夫俺がこの人を助けるやめて おけお前が同行できるオプじゃないじゃあ 中島がするのかそういうと中島は口をつむ 倉庫していると太田さんが俺に声をかけた 魔先生オフスの準備できてますわかりまし たありがとうございます俺はエコーで出血 部位を観察しながら原因の臓器に目星を つけた輸血を与しているが血圧は上昇し ないそれでは緊急オペを開始しますこの 患者は助からないと言い放った中島も心配 だったのだろう一緒にオペスに入ってくれ た回復手術によって出血部位の臓器を合し 血圧が安定したすすごい早い神業だ お先生あなた何者なんですか俺は中島の 言葉に返をせ黙々と処をしたお腹の方を 終えると中島は俺に言うすごいですよ尾 先生よかった終わったそう言ってしを 脱ごうとする中島に俺は言う何言ってるん ですか本番は今からですよそう言うと中島 は意味が分からないと言った顔をする さっき全身のCTも取ったでしょほらここ 俺はCT画像を見せながら説明するここ座 による出血がありますこのままじゃこの人 は麻痺が残るだから今から回答決戦除去術
に切り替えますえそれも魔先生が当たり前 じゃないですかそれとも中島先生あなた できるんですかそう言うと中島は青ざめ首 を何度も横に振った俺はこの患者さんが 病院に運ばれる前からある程度の予測をし ておき必要物品を太田市長に伝えておいた からどんな手術にも対応できる太田市長は 俺のを読み取り必要な手術器具をスムーズ に渡してくれるさすがに俺も2本の手しか ないから高等で中島に指示をして手術を 手伝ってもらう殺な緊急オペのおかげで 患者さんの容大は安定今後麻痺も残らない 状態で手術は無事成功したのだ手術室の前 では中学生くらいの女の子とその父親 らしい人が泣きながら待っている俺はその 2人に声をかける手術は無事に終わりまし たよあとはから覚めるのを待つだけです そう言うと2人は何度もありがとうござい ますと涙を流して礼を言ってくれた俺も心 の底から本当に良かったと嬉しくなる体を 綺麗にして異曲に戻ると先に戻っていた 中島が俺の姿を見るなり駆け寄ってきた まそ先生あの中島先生先ほどはお疲れ様 でしたあのさっきのあれはどういうどう やら格下だと思っていた俺がまさかあんな 手術ができる人間だとは思わなかったよう だどうしてあんな神業ができたのか一体 どこの大学を卒業したのかなどまくし立て て質問してくる中島俺はなんて言っていい か分からずにいると増田教授が口を開いた 増夫君君も人が悪いな増田教授ま増田教授 教授は増夫先生が何者なのかご存知なの ですか増田教授はこの大学病院でケのある 人だ そろそろ自分がどうして医者になったのか どうやって医者になったのか説明しても いい頃じゃないかそうですね色々聞かれる のが面倒に思ってて噂では魔生先生は名前 も分からないような大学を卒業し たってまあ中島君レベルだったら名前を 知らなくてもおかしくないかなそそれは 相当頭のレベルの低い大学でしょうか いいや彼はアメリカの高校大学メディカル スクールを経てあの有名なUSA病院で 働いていたんだよ増田教授の話を聞いた 中島は目が飛び出るかと思うほど驚いた顔 をする口も床につくんじゃないかと思う ほどあり開けているええあのあのUSA 病院日本人があの病院で働けるんですか 中島が驚くのも無理はないだろうUSA 病院はいくら日本で1番頭のいい医学部に 行っていたとしても働くのが難しい災難間 の病院だそこで俺はミクルがかかった難病 の研究をしていたのだもちろん研究だけ じゃなく外界としてのオペスキルも日々
磨いていたのだがななんでそんな人がこの 病院にそんなすごい人だったらここじゃ なくてもアメリカで働けてたのにどうして 日本にそれは ねがどうしてもとお願いしたんだよどう いうことですか中島先生俺ね中学生の時に 大事な人を病気でなくしたんです難病だっ たから治療法がなくてその時その子の担当 医が増田教授だったんですえ俺はどうして も治療法を見つけたくてアメリカで医者に なりましたそんなある時増田教授から連絡 があったんです私もあの子を直せなかった ことをずっと悔やんでいてね何年も前に この病院で研究チームを立ち上げてね松尾 君も医者になってアメリカで活躍している という話を聞いてうちの病院で働いてくれ ないかと相談していたんだよ増田教授の 研究チームの人たちと話をして可能性を 感じたんですだから半年前日本に帰ってき ましたそうだったんだななんでそういう ことを最初に言わないんですかいやだって いつも格下のお前が俺に話しかけるなんて 10年早いていうのでそう言うと中島は罰 が悪そうな顔をした中島君は人としての 思いやりにかけるところがあるからねそれ は患者さんにも伝わるんですよ少しは松尾 先生のように周りの人に優しくするように いいですね増田教授に言われはいと返事を する中島これで少しは変わってくれると いいのだが増田教授はほっほっほと笑って 局を出ていってしまったそれから2年が 経ち俺は研究チームと一緒にあの難病の 治療法を確立させたついについにこの日が 来たのだやったやったよミクこれでミクの ようにこの病気で苦しむ人を救うことが できるマ君君のこの論文は間違いなく世界 を変えるぞこれで天国にいるみくちゃんに いい報告ができるなはい教授あありがとう ございますさあこれから忙しくなるぞ君に 嫉妬してもらいたいという人が全国いや全 世界からやってくるぞとても忙しくなるが 大丈夫かねはいそのために俺は医者になっ たんですそれからの俺は大忙しだった寝る 紐もないほど忙しく家と病院の往復の日々 だが少し落ち着きを取り戻したある休日の 日俺はミので手を合わせていたみく報告が 遅くなってごめんね俺ついに治療法を 見つけたよみくのおかげで俺ここまで来れ たよお墓にミクの好きそうな可愛い花を 飾りミクが好きだったイチゴミルク ジュースをお供えして家に帰る久しぶりに ゆっくり風呂に浸かりその日はぐっすり 眠ることができた朝が来て俺はいつまでも 目を覚ましたくなくてまた目をつったその 理由は夢にミクが出てきてくれたからだ夢
の中でミクは本当に嬉しそうな顔をして いるまお君やったねすごいよおめでとう やっとやっと出てきてくれたね会いたかっ たよミクル夢の中で俺たちは強く抱きしめ 合うミクルといろんな話をしてとっても 幸せな気持ちになる俺ミクはまた夢に出て くるねと約束してくれたみく俺これからも 頑張るからねそう言って俺は今日も病院に 向かう余談だが増田教授に指導された中島 があれからどうなったかと言うと患者さん に精神誠意尽くしスタッフにも優しく 接するようになったのだだけど太田市長は なんだか気持ち悪いわねと言って相変わら ずの不評だったそれでもま心を入れ替えて 頑張っている中島には敬意を払いたい今で は俺と中島は親友となりもちろんため口で 接しているし休日は一緒にご飯だって旅に 行く中になっ たここだよ景色のいいこの公園に父さんを 連れてきたかったんだそうか連れてきて くれてありがとうな親高校の息子をモテて 俺は幸せ者だな俺の名前は松尾家で働ける フリーランスの仕事をしているさっき 父さんと一緒に公園を散歩しているところ を見ただろうそう父さんは車椅子での生活 をしているんだ俺が大学生の頃に事故に 会ってしまってその時に右足を失って しまった父さん母さんは俺が幼い頃に病気 で亡くなってしまっていたから必然的に俺 が面倒を見なければならないだから俺は いつ何があっても父さんの世話ができる ようにって在宅で働けるフリーランスの 仕事をしているんだだけどそれを面倒だと 思ったことは1度もないだって父さんは人 を守るために事故にあったんだから歩道に 突っ込んできた車の先に女の子がいた そんな瞬間に遭遇した父さんは当然その 少女を助けようとしたんだ女の子を救った 代わりに右足が犠牲になったなんてまるで ヒーローじゃないかそんな勇気溢れる 父さんを誇りに思うことはあっても邪険に 思うなんてことは絶対にない確かに仕事を しながら父さんの世もしてって生活は大変 に思うこともあっただけど俺は父さんの ことを心から尊敬しているし父さんのよう な人間になりたくて頑張っているだから苦 に思ったことなんて1度もないんだよそれ に以前の父さんは男で1つで俺を育てる ために仕事ばかりだった事故に会ってから は親子の会話も増えてその点ではちょっと 嬉しいって思ってるくらいなんだ大変だっ て言うなら父さんが事故にあった当初の方 が今よりも数倍大変だったもちろん生活が 一変したって意味もあるけどそれだけじゃ なくて実は当時付き合っていた彼女ミクの
せいで精神的に参ってしまっていたん だまお今日学校の帰りにカフェに行こうよ あみくるごめん今日も父さんのところに 行かないといけないんだだからカフェは また後でいい何よ最近ずっと父さん父さん てファーザーコンかつうのこの間言った だろ父さんが事故に巻き込まれて自分1人 じゃなったんだよ母さんもいないし俺が 世話しないで誰がするんだよそんなの知ら ないわよヘルパーとかいるんでしょそりゃ 確かにヘルパーさんはいるけどさでも全部 任せられるわけないだろだからそんなの 知らないってマオは私の彼氏なんだから私 のことを優先しないとダメじゃない分かっ てくれよみくるわからないわよこの私が 寂しがってるんだから私の相手をしなさい こんな感じで言っても聞いてくれやし なかったとにかく自分を優先しろってそれ ばっかり俺が父さんの入院している病院に 行こうとすると足止めを食らうことも何度 もあったいい加減にしてくれよ俺のたった 1人の家族が大変なんだよ右足を失って しまった父さんを俺はこれからも支えて いきたいと思ってるんだ俺のことを尊重し てくれる気持ちがあるなら頼むから わがままは言わないでくれちょっと わがままでプリチーな私を好きになったん じゃないの ていうか私はどうなってもいいってわけマ のせいで今も寂しい思いをして るっていうのにそうじゃなくて今は 立て込んでるから少し待ってくれって言っ てるんだよとにかく寂しいというミクと 生活が激変したことで少し待ってほしいと 思っていた俺お互いの気持ちは ぶつかり合って会えば喧嘩をしてばかりい たんだ挙げ句俺が忙しくしていてしばらく 会わないでいるとミクが他の男と腕を組ん でいるとろを目撃してしまった駆け寄って 問い詰めてみるとやっぱり私をほっといて たから魔が悪いんだて開き直られちゃった よ父親が事故にあったって言ってもどうせ 前方不注意とかで車に引かれてもしたん じゃないのそんな自業自得な父親に つきっきりになる理由なんてないっつの みくには説明しただろあの事故は子供を 守ってはいはいもうあんたなんてどうでも いいからそもそもそんな父親がいるあんた 将来結婚しちゃったら私が面倒を見なきゃ いけなくなるってことじゃんそんなのはお 断りだし私には介護生活なんて似合わない もの早く私たちの目の前からいなくなった よねねえしかれ ピッピそう言って去っていくミクの姿を見 て俺は腹が煮えくり返りそうだったよ
父さんのことを侮辱するなんて許せない 新しい彼氏と連れ立って歩くミクに未練 なんか少しも感じられず俺は2人の後を 追うこともしなかったこうして俺とミクの 関係は終わったんだけど優先順位として 父さんの世話を1番に持ってきている以上 誰かと親しい関係になってもまた寂しい 思いをさせてしまうそう思った俺は しばらく恋愛なんてしなくてもいいって 思ってたんだむしろずっと独身でもいいと すら思っていただけどある日全く女気の ない俺のことを心配したらしい父さんが ふと彼女はいないのかと聞いてきたんだ女 そんなのいないって仕事場は自宅これと いった趣味もないから出会いなんてないよ リッカさんはどうだお前たちが話している のを見てるとかなりお似合いだぞリッカ さんは数年前から父さんの世話を担当して くれているヘルパーさんだ俺が仕事をして いる時に父さんに着いてくれている俺より も年下なのにとてもしっかりしていて親子 ともどもお世話になっている父さんには 言ってなかったんだけど実はそのリカさん からもうアプローチを受けていたふした時 に感じる人柄に惚れたとかなんとか自分で 説明するのは少し恥ずかしいけどそんな風 に言われたよ気持ちは嬉しいんだけど ごめん俺彼女を作るつもりは一切ないんだ どうしてですかもしかしてお父さんのこと でうーんそれも少しあるかなそれなら 大丈夫ですまおさんとお父さんの絆は 分かっているので私よりもお父さんを優先 したって寂しいなんて言いませんよむしろ お父さんを優先してくださいそんなことを 女性から言われたの初めてだよ本当のこと を言うと俺もリッカさんのことはいいなっ て思っていた人のために心を砕ける彼女を 尊敬していたし元気に笑う笑顔がとても 可愛らしいんだだからリッカさんから アプローチを受けた時衝撃を受けたと同時 に嬉しかったリッカさんが大事だからこそ 中途半端に付き合って辛い思いをさせたく ないんだ正直付き合いたいけどどうしよう こんな風に悩んでいることが父さんにバレ たのかそれともリカさんが相談したのか無 意識にため息をついている俺に父さんが声 をかけてきたんだ何を悩んでいるのか わからないがもし俺に遠慮してるんだっ たら余計なお世話だ自分じゃ歩けない体に なってしまったが親として1人息子の幸せ を願う気持ちは少しも変わっていない俺が 2人の邪魔になっているんだったらその時 は言いなさい何言ってるんだよ邪魔なんて そんなことあるわけないだろそうかなら 自分の思うようにしないとな父さんに言わ
れて俺ははっとしたそうか俺って今まで 逃げていただけなんだなミクの時のように また理解を得られずいなくなってしまうん じゃないかってだけどリカさんのことは 信頼できるそれなら俺のすることは1つ しかない前は急げてことですぐにリカさん に連絡したそのまま告白の返事をして俺 たちは無事付き合うことになったんだ リッカさんは事前に言っていた通りいつも 父さんのことを考えてくれてその上で俺の ことも尊重してくれるそんなリカさんを見 て俺ももっと大切にしなきゃって強く思っ たんだそのおかげか俺たちは交際を始めて から順調に関係を続けている中がいい俺 たちを見る父さんも嬉しそうでもう すっかり家族のような関係になっていった そんなある日まそうリカさんちょっといい かどうしたの父さん今度3人で食事でも 行かないかいつも世話になっている2人に ご馳走したいんだそんな気を使わなくても いいんですよ気を使ってるんじゃない単純 に感謝の気持ちとして美味しいご飯を食べ てもらいたいだけなんだよそこまで言う ならみんなでご飯に行くのは楽しみだし 言葉に甘えようかなねリカさんそうですね せっかくご招待いただいたので私も楽しみ になってきました父さんの提案で レストランに行くことになった俺たち何の 記念日でもなかったけどたまにはこんな日 があってもいいのかもしれないなそして 当日立派なホテルの中に入っている食事も サービスも一級品と呼び声の高い レストランに着く頃ふとリカさんが俺たち を呼び止めたごめんなさいちょっとお 手洗いに寄ってもいいですかめったに こんなところに来ないので緊張してるのか な気持ちは分かるよ俺も間違いなんじゃ ないかってさっきから思ってたんだ2人 ともばっちり決まってるから大丈夫さお 手洗いならさっき通ったホテルのロビー から行けるよ俺は先にレストランに行って いるから2人は後からおいでえ1人で 大丈夫あまり俺を甘やかすなよレストラン に行くくらいどったことないそれに女性を 1人にする方が問題だそうだろう分かった よ父さん俺がしっかりリカささんを守るよ そう言って父さんは先にレストランに 向かい俺とリッカさんは一旦トイレに寄る トイレの目の前で待っているのはマナー 違反だろうから少し離れたところでリカ さんの戻りを待っていたそれにしても こんなところ始めてきたな父さんは別に マナーとかは気にしなくていいって言って たけど本当かなリッカさんもいるんだから かっこ悪いところは見せられないぞ必死に
食事のマナーについて考えているとふと俺 の名前を呼ぶ声がしたんだあれもしかして マオじゃないあの紫髪は忘れもしないぞ 父さんを侮辱して俺を裏切った毒キノコ ミクルゲちょっとゲって何よ失礼しちゃう わねプンプンと怒っているミクを見ると 彼女の隣にはなかなかの高成年がいたこの 人が今の彼氏なのかこんなところでどうし たんだよどうしたもこうしたも私たち今 からこのホテルのレストランに行くところ なのよ私としげるああ今のカレピッピね彼 との婚約記念パーリーなのどう記念日だ から今日の私はまるで夜の蝶のようでしょ 見てよこの商店ペガサスミックス森す すごいなある意味で初めましてしると申し ますえっとさんでしたっけ三のご友人です か友達っていうか元えそそうなのかいや今 の彼氏と一緒にいるのに元カって言っ ちゃうのかよ俺のことを馬鹿正直に元彼だ と紹介されて驚いているしるさんに気が つかないのかミクは呑気な様子でありを 見渡すてかマスオこそこんなところでどう したの俺も一緒だよレストランに行くんだ マスオ1人でぷぷ受ける彼女とかいないの ああもしかしてまだ私のことが忘れられ ないとか残念でした私は今イケメン更新長 さらには将来有望な超自慢の彼氏がいるん ですだからマオは私のことは諦めてね そんなこと一言も言ってないだろどうして そうなったんだよまそさんどうしたのその 時タイミングよくリカさんがお手洗いから 戻ってきたさっさとミクから離れてしまい たかった俺にとってまるで急手のようだ リカさんなんでもないよ行こうえこの人 たちはいいのいいんだ大したよじゃない みたいだしねちょっと私を前にしてその 態度どういうことよてかその女誰もしかし てマオの今カノ元カノの私に紹介しなさい よおい ミクルしげがや割り静止してもミクルは その暴走を止めなかった完全にリッカさん にロックオンしたみくは上から下まで じろじろと見るファッションチェックでも しているのかあろうことがミクはリッカ さんを見て鼻で笑ったん だなんだか地味な女ねマオの趣味変わっ ちゃったおいリッカさんを馬鹿にするなよ 私は事実を言ってるだけだしていうか彼女 さんは知ってるのこいつの父親事故にあっ て片足を失ってんだよ人の手を借りなきゃ 生きていけないような父親がいる彼氏 なんて将来結婚した時に絶対介護を任され て苦労するって悪いことは言わないから やめときなまるであなたのためを思って 言っているとでも言いたげなものいいを
するミクだけどその言葉は明らかに俺と 父さんを貶めるためのものだったふつふつ と湧き上がる怒りをなんとか我慢しようと 拳を強く握りしめるするとリッカさんが俺 を庇うように一歩前に出たんだ知ってます よ私はヘルパーをしていて尾さんの お父さんを担当しているのでえマジで仕事 でも他人の世話をしてるのにプライベート でも世話してんだ物好きだねそこまで我慢 して得られるようなメリットなんてマには ないでしょメリットとかそんなものを考え てマさんと一緒にいるんじゃありません からそれにお父さんの世話だって全然苦 じゃありません私は生活のお手伝いをして いるだけですしそんなに大変じゃないです よへいやいやそれは嘘いい子ちゃんぶって ないで本音をいいなってでもこれが本音 ですよマさんとお父さんの2人と一緒にい られるだけで私は今幸せですからマさんに は私から強くアピールをしてようやくお 付き合いしてもらえることになったんです だからマさんのことを悪く言うのはやめて くださいりリッカさん俺はどこまでもつい ていきますそこまで俺と父さん家族のこと を考えてくれていたなんてリッカさんの然 とした反論には感激したここが演説代だっ たら大活もだよよ思わず涙目になりながら リカさんを見ていたら俺たちの背後から声 がしたんだ戻ってくるのが随分と遅いから 様子を見に来てみたら喧嘩でもしてるのか 父さん俺たちの戻りが遅すぎて心配になっ たんだろう父さんが様子を見に来たよう だった待たせてごめんちょっと昔の 知り合いに絡まれててすぐにレストランに 向かうよああなたはすると突然するをけて しさんが大きな声をあげた興奮したような 彼の声に驚いてそちらを見てみるとまるで 憧れのヒーローに出会えた子供のような キラキラとした表情で父さんを見ていたえ なんだ父さんの知り合いか俺と同年代 くらいに見えるけど一体どんな知り合い だっって言うんだ首をかげていると父さん が思い当たったようにああと声を出した君 はシエル君かいしばらく会わないうちに 大きくなったねおかげ様で元気ですよ妹 さんは今も即死かええ妹も自分の夢に 向かって毎日頑張っていますそうかそれは よかった完全に2人だけの世界というか俺 たちが入っていけない会話を繰り広げて いる父さんとしげるさん話が見えず俺たち みんな頭にはてなを浮かべているちょっと 父さんしるさんとはどういう経緯で 知り合ったの妹さんのことも知ってる みたいだし家族くるみで付き合いがあ るってことこそこそと父さんに耳打ちする
すると父さんは改めてしげるさんのことを 紹介してくれたああお前は会ったこと なかったか俺が事故に会った時に助けた 少女がいただろうその少女がしげる君の妹 えりちゃんだえそうなのお前が知らないの も無理はない当時お前には合わせなかった からな八つ当たりなんてしない性格だとは は知っていただけど深い罪悪感を抱いてい たしげる君とエリちゃんが俺の家族と 待ち合わせしてしまったらさらに大きな傷 を心に追ってしまうと思ったんだよすま ないな父さんは事故から少女を守っただけ でなくて兄弟の心すらも守っていたんだ俺 の父さんかっこよすぎ念に一度手紙で近況 は伺っていましたがこうしてお会いするの は久しぶりですねはあ今日はなんて ラッキーなんだ俺たち兄弟を救った恩人に 出会えるなんて父さんのヒーローっぷりに 感激しているのは俺だけじゃないしげる さんも同じ気持ちのようで神様に感謝を 捧げるかのように祈っていたしかしそんな 空気に耐えられなかったのがミクルだミク は俺たち家族としさんの間に流れる朗らか な空気を破るようにその場で自だだを踏ん だんだえちょちょっと私を放っておき ながら車椅のおっさんに夢中になってる なんてあんたたちおかしいわよ妹を事故 から立てたって言っても今や右足のない ただのおっさんじゃないそれなのに私より ちやほやするなんてどうかしてるおい口を 慎め何よ本当のことでしょ自分が茅屋の外 なのが面白くないからって父さんを侮辱 するだなんて本当にミクは俺と別れたあの 時から少しも変わってないんだなもう 付き合ってられないと思ったその時しが 淡々としたで言い放ったんだ分かったそれ なら俺たちもう終わりだな今ここで別れよ へえなんでどうしてそうなるのよまだ わからないのかお前は俺たち兄弟の恩人を 馬鹿にしているんだぞこの方がいなければ エリは怪我じゃ済まなかったんだそんなの 私に関係ないじゃない翻訳してるのに本当 に関係ないって思ってるのかもうお前とは やっていけないも感だ相当頭に来ていた らしいしが言い切るとミクは目を丸くして 食い下がっただけどそれも焼け石に水で 1度決意したしの気持ちは全然変わらない ようだった俺も一度みくにしてやられた側 の人間だからしるの気持ちはよくわかる 正直言うとちょっとスカットしたくらいさ でも当然のことだけどミクルは面白くない みたいだみくる自慢の商店ペガサス ミックス森を振り乱しながらは俺の方に つっかかってきたんだまおこうなったのも 全部あんたのせいよあんたがこんなところ
にいるから私がしに振られたんじゃない どう責任取ってくれるっていうのなんで俺 のせいなんだよ全部お前自身の行動の結果 じゃないか平気で他人を侮辱できるその 品性のせいだろ自業自得だうるさい うるさい私は別におかしくなんかないそこ の今カノだって今は言いこってるけど どうせ口だけよいつかするのが面倒だわと か言い出しかねないんだからねそれはない よリカさんは父さんの担当になって数年 経つけど1度も弱を吐いたことはない そんな彼女にいつも助けられているのは俺 たちの方なんだ献身的な彼女のことは俺 たちが一番分かってるミクが今更何を言っ ても俺たちはリッカさんのことを信じるよ まおさん俺たちの絆の眩しさにやられたの かとうとうミクは子供のようにダダをこね だしたんだ何よ揃えも揃って私のことを バカにしてこうなったら私の言うことを 聞いてくれるまであんたたちのこと話さ ないから今度は俺たちにしがみつき始めた ミクこの紫色のソフトクリームみたいな頭 をしたミクにみんなうんざりしてきた頃 ずっと黙っていた父さんがとうとう口を 挟んだんだ紫のお嬢さんはちょっとうちの 店にはふさわしくないみたいだね申し訳 ないがお引き取りいただいていいかな君 たち彼女をホテルの外までご案内して 差し上げて承知いたしました父さんの声を 愛ずに黒いスーツを身にまとったスタッフ 数名が押し寄せてきたかと思うとミクルを 取り囲むそしてあっという間に拘束されて しまったんだえちょ何よこれ何の権利が あってこんなことするのよレストラン オーナーとしての権利だがうオーナーマオ のお父さんが ミクには言ってなかったけど実は俺の 父さんはレストランの経営者事故で車椅 生活になってから父さんは会社を他の役員 に任せて自分は知りとこうと考えていた らしいだけど父さんをよく知る重役や他の スタッフたちが全力で父さんを引き止めた んだ涙ながらに懇願されたんだって結局 父さんはレストランの経営者でありながら 時々経営部門に顔を見せて方針について 指示を飛ばすいわゆる相談役みたいなな ポジションに落ち着いたんだ今も父さんを 慕うスタッフが多く父さんが一声命じば みんなそれに従うってわけさお嬢さんは ちょっとお天場すぎたね残念だが他の客に 迷惑になりかねないお客様にはお帰り いただく場合があるんだよそれ以上に オーナーを侮辱したことは許せないこの紫 毒娘外になろなんなのよせめてキャンセル 量は返しなさいよね残念ながら当日
キャンセルは返金対応外だぬきあんたたち 絶対に許さないんだからそれはこっちの セリフだこうして俺たちの間に平和が戻っ たのだったミクルは多少抵抗していた みたいだけどそれでも台の男数人の力に 叶うわけがない最終的にはホテルの外に ポイっと捨てられていたすみません俺が ミクルなんかを連れてこなければ皆さんに にとっても素敵な1日になったのになしる 君は何も悪くないよそうですよ悪いのは 全てミクなんだからありがとうございます うこのまましる君を返すのも忍びないここ は私たちと一緒に食事でもどうだ久しぶり にしげる君の話も聞きたいし親リカさんの 紹介もしておこうかと思うんだどうだ一緒 に食事をする予定だった彼女がいなくなり 1人になったしを気づかったのだろう 父さんが俺たちにアイコンタクトを送って きたしるさんは当初自分がいたら邪魔に なるんじゃないかって気にしていただけど 俺もリカさんもしるさんを受け入れるだっ てあのミクに振り回されてたんだちょっと 仲間意識のようなものが芽生えたって おかしくないだろう父さんの推しに負けた しさんも加えて俺たちは改めて食事を 楽しんだのだったそれから数ヶ月後ついに 俺とリカさんは入籍することになった プロポーズする時心臓が破裂してしまうん じゃないかと思うくらい緊張しただけど俺 の差し出した指輪を受け取って嬉しそうに 微笑む彼女を見た瞬間彼女を選んでよかっ たって心の底から思ったんだ家族みたい から本当の家族になったリッカさんとの新 生活は楽しくて今までと同じようで違って いたやっぱり結婚するって大きなことなん だなあ毎日幸せな生活を送っていたある日 のことだなんとしげるさんが俺たちの家を 訪れたんだ皆さんお久しぶりですしげる さん急だったから驚いちゃいましたよ来る なら先に連絡を入れてくれればお茶菓子 ぐらい用意したんだかなアポなしで来 ちゃってすみませんだけど今日は皆さんを 驚かせたく てほら出てこいってそう言われてしげる さんの背後から姿を表したのは1人の女性 だったどことなくしるさんと似た雰囲気を 感じるようなそう思っていると父さんが その女性を見て声をあげたんだもしかして えりちゃんかお久しぶりですまおさんと リカさんは初めましてですねしの妹えりと 申します明るく挨拶をしてペコリと頭を 下げた彼女はしの妹のエリさんそうかこの 人が父さんが体を張って助けた女の子が こんなに大きくなって誇らしいだよ初めて あったエリさんの姿に感動していると彼女
は嬉しそうに話し始めたあの事故の後 ずっと罪悪感を抱きながら過ごしていまし た命は助かったけど私のせいで勇気ある人 の右足を奪ってしまっ たってだけど弱を吐きそうになると 思い出すのはいつも私を守るようにして 追いかぶさってくれた頼もしい体だったん です助けてもらったこの命 1分1秒たりとも無駄にはできないそう 思ってから私はある夢を持ったんです そして大きなバッグから取り出したのはえ これもしかして規則そうですあれから必死 で勉強して実装串を目指したんです私を 助けてくれたヒーローに恩返しをすること がいつの日か私の夢になりましたそして 先日やっと義士として1人になれました この日のために必死で勉強してきたから ようやく恩返しができると思うと本当に 嬉しい目を恨ませるエリさんは手に持って いた義則を父さんに差し出したこれはまだ 作品ですが是非私に新しい足を作らせて くださいお願いします俺としては ありがたいがお願いしてもいいのかい むしろ私に作らせて欲しいです車足がなく ても問題なく歩けるように足の状態を見 ながらぴったりな義則を作りますから熱意 あるエリさんの言葉に心が動かされたの だろう父さんはにっこりと微笑んで頷いた それじゃあ是非お願いするよお任せ くださいそしてその数ヶ月後エリさん作の 父義則は見事完成したんだ長い間車椅子で の生活をしていたせいで特に下半身の筋肉 が衰えていた父さんは再び自分の足で歩く ために少しずつリハビリと筋トレをして いるこの年で体を鍛えるのは大変だな なんてこぼしていたけど嬉しさを隠しきれ ていなかったよそんな父さんを見て俺と リッカも一緒に笑い合ったいつか父さんと リッカの3人で一緒に歩きながら公園に 行ける日を楽しみにしているん だ眠い毎朝こきはつよなおはようござい ます磯田ですサラリーマン3年目の俺は ニコニコカンパニーで営業マとして働いて いる成績はまあぼちぼちノルマを達成する のがやっとって感じであまり優秀とは言え ないかなでも何事も努力だと思って今は 毎日頑張っている悩みは通勤時間に片道3 時間かかること北海道育ちの俺はどうして も東京のになれなくてからかなり離れた 場所に部屋を借りたんだ自己責任だから 仕方ないけどさすがに毎朝ご気は辛いよ 遅刻しないようにいつも早めの電車に乗っ ているけど遅延されたらどうしようもない そして東京の電車はやたらと遅延する今日 もダッシュで会社まで走ったが5分遅刻し
てしまったおはようございます遅れてすみ ません田君また遅刻上のさんがを潜め俺を 見ているおが遠いのは知ってるけど高頻繁 に遅刻するのは社会人としてどうかと思う わはい申し訳ございません一層会社の独身 料に入ったらどうかしらそうすれば会社 まで歩いて10分よ はい分かってはいるがこんな都会のど 真ん中で生活したら気が狂いそうだと思っ て黙っていると明田課長の笑い声が聞こえ てきた無理無理そいつはっの田舎者だから な田舎なんだ知らないのか磯田は北海道の 牧場出身なんだよ牛とか豚と一緒に育った のさだからいつまで立っても赤抜けないし 寝ぼさんなんだよいつものように嫌み たっぷりに言われて俺はうく言い方に腹渡 つが課長の言うことは事実だ俺は高校を 卒業するまで北海道で育った祖父母が経営 する牧場で動物や自然を相てに大きくなっ た俺は確かに田舎者で抜けていない気の 聞いたジョークも言えないし体の場を 盛り上げるのも苦手だただ実直に仕事を するだけが取で車内では薄野と呼ばれて いるのも知っていた営業成績も悪いし事務 仕事しかできない脳なしだようちの家の 評判を落とす前にどっかの子会社にでも 行ってくれないかなまあ北海道には死者が ないけど ねながら田課長が去っていく課長は誰に 対しても嫌みな人だが俺のことは特に気に 食わないようでこうしてネチネチと嫌みを 言ってはストレスを発散しているのだ課長 が部屋から出ていくとあけみさんがため息 をついた課長の態度は良くないけど磯田君 の成績が良くないのも事実よねはいね 悔しくないの見返したいと思わないきつい 口調で聞かれただが俺は内心で思いません ときっぱり答えていたそもそも俺は人と 争ったり憎みあったりするのが何より苦手 なんだ何を言われても気にしなければいい そんな風に思って生きてきたそんな俺の心 の声が聞こえたのかあみさんは盛大に ため息をついて男のくせに覇気がないのね と言い捨てて去ってしまった覇気がないか てか覇気ってなんだ何をディスられたのか すら分かっていない俺は今日も頑張るぞと 心を入れ替えてデスクに座った翌日は 日曜日だ久しぶりに朝はゆっくりと起きて 唯一の趣味である競馬場に向かうと言って も競馬が趣味なのではない馬券を買う時も あるけど本当の目的は馬を見ることだ牧場 では馬を飼っていなかったけど俺が育った 北海道の日高は競争場の生産牧場が多く馬 は俺にとって身近な存在だったチョッキー になりたいと本気で思った時期もあるほど
だそんな俺の唯一の楽しみは競馬場に行っ てパドックで馬を見ることだったおあの馬 綺麗だなあっちの牝馬はちっちゃくて 可愛いな笑顔が満会か名前も可愛いや みんな頑張れよ怪我せずに走ってこいよ1 日中パドックの最前列にしがみついて馬を 見ているとここが都会だって忘れてしまう 私服の時間だったその時ポケットのスマホ が鳴る見ると相手はじいちゃんだった もしもしじいちゃんおおまそか久しぶりだ なそうだなじいちゃんは元気ばあちゃんは どうしてるのいやあそれがなあ口ごもった 祖父の反応に思わずドキリとするまさか ばあちゃんに何かあったのかあいやいや そうじゃないんだがだったらどうしたんだ よふああのなまそお前この牧場をつきは ないかえいやわしもばあさんももう年だし 動物の世話をするのは限界なんだそれで 牧場を手放してホームに行くことにしたん だ父さんはなんて言ってるの牧場つきは ないと言われたよあいつもマが高校卒業し てから札幌で暮らしているし今更ここに 帰ってこないだろうだが魔は子供の時から 牧場の仕事が好きだと言ってたし他人に 渡すくらいなら魔についで欲しいと思っ てるんだどうだろうどうだろうって言われ てもいきなりそんなことを言われても困る 俺だって今は仕事をして東京で暮らして いるのだ時間はあるからゆっくり考えて ほしいと言われて通話は切れたスマホを ポケットにしまって前を向くとパドックを 歩いている馬と目が合うその目が帰ってお いでよと言っているような気がしてドキリ としたその日から悶々と悩み眠れない日々 が続いた仕事にだけは師匠をきたしては いけないと思いなんとか遅刻はせずに出社 していたけれど寝不足で頭は重いし体は だるいしで外回りから戻るとクタクタだっ たただいま戻りましたゆなりディスクの 椅子に座り込むと磯田君ちょっととあけみ さんに呼ばれた返事をすると誰もいない 会議室に連れて行かれる今日拷問正司さん に資料を持っていったわよねはい新商品に ついてご検討いただけるとのことでしたの で今連絡をもらったんだけどあなたが持っ ていった資料ってこれかしら言いながら あけみさんが俺に見せたのは同じ商品の 片落ちの資料だったあああじゃないわよ これ3年前の商品よねすみませんすみませ んで住むのは学生までです冷たく言われて 反論もできずにうれてしまうあけみさんの ため息が聞こえてき たこの際だからはっきり言うけど磯田君は サラリーマンには向いてないと思うわえ 一生懸命なのは認めるけどサラリーマンは
競争よ誰かを蹴落とすくらいの着替が なければやっていけないのよ着替ですか この人は本当に色々な言葉を知っているな と関心してしまうきっと俺はポカンとした 顔をしていただまたもや盛にたをついた さんが退職をおめしますと言い切った 落とさなければ落とされます田君は危機感 がなさすぎだわいやでも資料ならすぐに 新しいものを届ければそういう問題じゃ ないのピシャリと言われて黙り込んで しまうあなたパソコンのパスワードは何 はいいきなりの題転換についていけ ないしとかそんなのでしょうあ はい今時スマホを持ってる小学生だって そんな安直なことしませんよ心底呆れた ように言うとあけみさんがさらにとどめを させてきた都会で生きるより田舎の方が 合ってると思うわ北海道に帰ることを強く 希望しますそれだけ言うとみさんは会議室 を出ていった何がどうなっているのか さっぱりわからないがは首ということなん だろうかくそちょっと勘違いしただけで何 なんだよ大体パソコンのパスワードを何に しようが人の勝手だろうむしゃくしゃした 俺はそこにあったパイプ椅子を蹴飛ばして しまうあけみさんは厳しい上司だったけど 秋田課長のように理不尽を言う人では なかったし仕事ができて尊敬できる上司 だったのに結局あの人も課長と一緒だな こんなのただのパワハラじゃねえかよもう 1つ椅子を蹴飛ばしてやったが心は全く 晴れなかったその後俺は怒りと勢いに任せ て地表を提出して北海道に戻った大喜びで 迎えてくれた祖父母に牧場は俺が継ぐと 宣言すると2人とも涙を流して喜んで くれるもっと早くにこうすればよかったん だ悔しいけど俺には都会暮らしは無理だっ たってことだな心の中で認めないわけには いかないほどここに戻ってきてからの俺は は毎日が楽しくて仕方なかったようやく息 ができたような気分だけれどもちろん問題 もあったここ何年かで牧場の家畜は すっかり減って今は牛が3等と豚が1等 しかいないだだっ広い木装地はその ほとんどが機能していなかった以前から やりたかったことに挑戦してみようか俺に は密かに夢があったその夢を叶えるために は莫大な資金と土地が必要だどちらも同時 には無理だけど幸いこうして土地は確保 できているのだここでチャレンジしなけれ ばもう2度とチャンスはないと思い勇気を 出して祖父母に相談することに決めたじい ちゃんばあちゃん俺ここで養老牧場を 開こうと思うんだ養老牧場って引退した 競争場を引き取るってのかうん競争場の9
割が殺処分されているのは知っている だろうそりゃまあなここは日高だ場のこと はわしらも詳しいさでもまお競争場を 育てる生産牧場と違って養老牧場は分かっ てる莫大な資金が必要な上に経営を維持 するのが難しいってことはでも俺やってみ たいんだせっかくじいちゃんたちが残して くれた土地を殺されていく馬たちのために 使いたい実は東京にいる間も色々調べてて さクラウドファンディングで資金を集めて みようと思ってるんだ俺は素人だけど周り には馬のプロたちがたくさんいるだろう 生産牧場の人たちにもお願いして色々と 教えてもらいながらやってみようと思っ てるでもここはじいちゃんとばあちゃんの 牧場だ俺が勝手なことをしていいのかと 思って俺の言葉にじいちゃんとばあちゃん がお互いの顔を見つめ合い同時にニコリと 笑ったここも賑やかになるな花子と三郎 たちも喜ぶぞ花子とは豚三郎とは牛の名前 だ競争場でもしぼ場になって寄せを遅れる のはG1をいくつも買った馬だけだからね ほとんどが馬肉になる運命なの日高の人間 ならみんな心を痛めてるんだよそうだ俺 たちの土地が新しい日高の第一歩になる なんて嬉しいじゃないかじいちゃんばあ ちゃんそうとなりゃホームでのんびり なんてしてられないなそうだねもう1 踏ん張りしますか2人の言葉を聞いて俺は 思わず涙が溢れそうになってしまった そんな俺の背中をじいちゃんがバシバシと 叩くおいおいめそめそしてる暇はねえぞ 早速明日にでも増田さんの牧場に行って話 をしてくるよそうだね増田さんは有名な オーナーさんとも婚にしているから資金面 でも相談に乗ってくれるよまそはそのなん ざらファンティとやらを始めてくれ クラウドファンディングだよ全然違う じゃん祖母の顔が生き生きと輝くのを見て 俺は本当にここに戻ってきてよかったと 改めて思ったその日から俺の本格的な牧場 経営が始まった増田さんの協力を皮切りに たくさんの牧場主さんやオーナーさんが 協力を申し出てくれるクラウド ファンディングでも有名なジョッキーが 多額の寄付をくれたのをきっかけに資金 調達はなんとか順調に進んでいたそんな時 増田さんがコイにしているオーナーさん からの依頼で初めての一等がうちのの牧場 にやってくることになった5歳の牝馬で未 勝利戦を勝つことができずに引退した馬だ オーナーがお孫さんの誕生日を祝って購入 した馬だそうで殺処分にするのは忍びない とうちに預けてくれたよく来たな秋ゆら へへんのんびりしてくれよ鼻面を撫でて
やると嬉しそうに泣いた目がクリっとして おでこに三日月型の痣がある可愛い馬だ 記念すべき1投目だなそうだみんなで写真 撮りましょうマスオスマホ持ってるでしょ うんばあちゃんに言われてポケットから スマホを出し秋ゆらを囲んでみんなで写真 を撮った瞬間ひらめいたそうだななんだ急 に大きな声を出してYouTubeに秋 ゆらの日常をアップしてみるよ YouTubeたくさんの人が引退した馬 のことを知るきっかけになるかもしれない よし頼むぞ秋ゆら ひひその日から早速ゆららの動画を作成し てアップした最初は全然登録者数も増え ないし再生回数なんて100回も行か なかったけれど秋ゆらにずっと気場してい たたけしジョッキーが俺の動画を見つけて つやイターで拡散してくれたおかげで爆発 的に登録者数と再生回数を伸ばしたこの ことがきっかけとなり秋ゆらのファンが 急増額の痣がセーラームーンみたいで 可愛いと評判を呼び牧場には秋ゆらを見 たいと人が押し寄せるようになってしまう よしどうせなら牧場内にカフェを開いて 食事ができるようにしてみようゆらラの グッズも作ってもらってお土産として売る のもいいかもしれない休む暇もなく 動き回りあちこちに協力をお願いして回っ たクラウドファンディングでも目標額を 達成することができてこちらに来て2年が 経つ頃には牧場の経営も安定して利益を 生むことができるようになっていたそんな ある ばあちゃんが思いもよらないことを言い 出したマは彼女さんはいるのかいは彼女 いるわけないじゃんここに来てからそんな 暇ないのはばあちゃんがよく知ってる だろううんうんそうだねそれじゃあ問題 ないね何がお見合いだよ はあニコニコ笑うばあちゃんの顔を凝視し てしまうお見合い今お見合いって言った 来週の日曜日にここにから会ってみてねほ 堅苦しいのは嫌だろだから牧場に来て くれるんだってさ普段の魔の姿が見たいっ て言ってたから緊張しなくていいからね いやいやそういう話じゃないだろ俺今は 彼女とかいらないよそれより牧場の方が 大事だろそれとこれとは別だよ小よ乙って ねこれは乙女じゃねえよいいからいい からまるでばあちゃんが乙女になったの ように頬を染めて鼻歌なんて歌いながら 言ってしまう何考えてんだよせめてどんな 人なのか教えてほしいと頼んでもいいから いいからしか言わないじいちゃんに聞いて もわし知らんの一点張りだ倉庫している
うちに日曜日がやってきた今では牧場に 13等の引退場がいて秋ゆららは上場とし て活躍してくれている従業員も増えて牧場 は活きづいていたその日もたくさんのが 押し寄せる中で忙しく働いていると スタッフからまおさんにお客さんですよと 呼ばれて俺は緊張しながら事務所に向かっ たどんな女性なんだろうドキドキしながら ドアを開けると予想もしていなかった人が 俺を待っていたえあだちゃんよ久しぶりだ なニヤニヤと相変わらず嫌な笑いを浮かべ て偉そうにソファーにふんぞり返っている ああこの人にはず分と嫌な思いをさせられ たなとかつての記憶が蘇ったまさかと思い ますけど課長がお合いあいてなんてこと ありませんよねはあ何言ってんだお前相 変わらずまけな野郎だぜバカにしたように 笑われて少々むっとしてしまう今俺はこの 人の部下でも何でもないんだこんな偉そう に言われる筋合いはない何の御用でしょう かおいおいそんな言い方していいのか 随分儲かってるみたいだけど牧場の資金は どこから出たのかなはそんなの課長には 関係ないでしょけしらじらしいやだぜ俺が 何も知らないとでも思ってんのかだから何 の話ですか会社の金を横領しただろうが その金で牧場開いてんだろ絶してしまった あまりにもびっくりすると人は言葉を失う のだということを初めて実感したずぼだろ 言葉もないって感じだなあまりにも びっくりして声が出なかっただけですおり 一体何の話をしてるんですか俺忙しいん です課長が夢で見た話をしたいなら誰か暇 な人を探してくださいおっと逃げよっ たってそうはいかねえぜ会社の金を誰かが 横領したってのは事実なんだその調査が 始まってすぐにお前は自食したよな タイミングが良すぎないか知りませんよ 偶然ですいい逃れはできないぜここに証拠 もあるんだからな叫ぶと同時に課長が テーブルに1枚の紙を置いた手に取って みると細かい数字が書かれている取引先 からの入金と迷彩に書かれた金額が微妙に 違うだろそれはお前のパソコンから プリントアウトしたものだなんだって決定 的な証拠とは言えないがそれだけでも疑わ れるには十分だぜ思い出した確かあみさん がパスワードがどうこって言ってなかった かいやだからってどういうことだ頭が混乱 して状況を理解できないそんな俺に課長が 猫撫で声で言ったまお前にも色々と事情が あるのは知ってるよこの牧場守るためだっ たんだろう養老牧場って金がかかるんだよ な殺処分される馬を救うか偉いよお前だ から俺も黙ってることにしたんだ黙ってる
そうだよ実は俺はこれ以外にもお前が犯人 だって決定的な証拠を持ってるんだでも お前のためにそれを隠蔽しただからさお礼 をしてくれてもバチは当たらないだろ俺が その証拠を会社に提出したら明日にでも お前は捕まるぜそうならないためにも俺は 黙っててやるからさ礼をしてくれてもいい だろう言いながら課長は親指と人差し指で 輪っかを作った儲かってるみたいだし とりあえず500万ほどでいいよそれは 脅しですかおいおい人聞きの悪いこと言う なよ礼だって言ってんだろあまりに理不尽 な要求とミニ覚えの全くない言いがかりに さすがの俺でも怒りで体が震えたそんな俺 を見て何を勘違いしたのか課長が慰める ように肩を叩いてくる心配すんなって誰に も言わないから牧場が儲かってお前だって いい思いしてんだろちょっとだけおけして くれりゃいいんだよここで得た利益は スタッフと馬たちのものですあんたみたい な動に渡す金は一戦だってありませんなん だとと課長がす となく声が聞こえてき た 仏仏ななんだカツカツと靴音が近づいたか と思うと事務所のドアが開くと同時になぜ かトランペットが 鳴り響く岩が花とは申され一言言わせて いただきますなんとそこに立っていたのは 元上司のあみさんだったあみさんえめなん でここ におっさんおっさんどこ行くの私は必殺 輪切り 人地獄のあけみと申します言い終わると目 にも止まらぬ速さで輪切りが炸裂し たこの腐れが一度は地獄に送ってやったの にエマ様にも追い返されたか2度とこのに できぬよこっぱみにわりにして やるてめえな屍なんざ馬の餌にもなりゃ しね 消えろ泣き叫びながら課長が事務所から 逃げ出していった何がどうなっているのか さっぱり分からない俺にあみさんがニと 微笑みかけてくる あ変なとこを見せちゃってごめんねあいえ 横してたのは課長なのよそれをマオ君に なすりつけようと画策してあなたの パソコンから偽装してたのえパスワードが 誕生日なんてまお君にも責任あるけどね えっとそれで疑惑を向けられる前にあなた を会社から遠ざけたのよあの時はかたる 証拠がなかったから何も言えずにごめん なさいおしのあなたのことだからあのまま 会社に残って問い詰められたら嘘の自白を しねないと思ってね必死だっったのでも
犯人が課長だって分かって会社から 追い出したのにあのバカしこりもなくここ に来てお金をせろうとしてたのね何も知ら ないあなたを脅すなんて油断もすきまあり しない今日ここに来てよかったやっぱり神 様っているんだねあの要するに課長が横領 の罪を俺にせようとしてたんですねそれを 助けてくれたのがあみさんだってことです か助けたっていうかまあそんな感じかな まお君は純粋すぎて心配だったのよ 恥ずかしそうに言われて俺も照れてしまう さっきから磯田君ではなくまお君と呼ばれ ているのもくすぐったいあみさんが俺に 田舎に帰れと言ってくれた本当の理由を 知って俺は心底を申し訳なく思った知ら なくてすみませんでしたいいのよ私も 厳しくすぎことずっと後悔してたのごめん なさいねいえとんでもないそれより今日は どうしてここにあら聞いてなかったお 見合いをしに来たのよえ私会社をやめたの あんな男を課長に据えるような会社先が 知れてるものねそれで地元に帰ってきたの よ地元ってここよ北海道増田牧場が私の 実家なの うわまお君のことはネットでも見てたし 父さんにも聞いてたわそれで思い切って あなたのおばあ様にお願いしたのお見合い させてくださいってねずっとまお君のこと が気になっててなんでこんなに気になるの か分からなかったでも離れて分かったの私 はあなたのことが好きなんだってこの牧場 で私にもお手伝いできることがありません か うう私きっとマオ君の役に立つと思うわ 期待に目を輝かせて頬をピンク色に染める あけみさんに見つめられて俺はただ絶して しまうあけみさんは美人だししっかり者で 根は優しい人だ会社にいる頃からずっと 憧れの先輩だっただから本当なら 飛び上がって喜びたいんだけどあの輪切り を見てしまった後では悩んでしまうどう しようどうしようと悩んでいる俺に教えて やりたい輪切りのあけみに逆らうこと なんてできないんだよってねそれから3年 後しっかり者の女房をもらって牧場は ますます大きくなりましたその話はまた 今度今日も見てくれてありがとなあ よ最後までご視聴ありがとうございました 次回のお話ではどんな展開が待っているの でしょうか是非こちらからチャンネル登録 グッド評価よろしくお願いしますそれでは また次回お会いし [音楽] ましょう
一話目→私が代わってあげたい😢
あほ谷 久しぶり。