【感動★総集編】闘病の最中、55歳で他界した父。驚愕の瞬間、葬儀中に届いた姑からの電話「今すぐ帰れ!私の昼食が優先」→誤ってスピーカーで電話に出ると会場中に音声が流れ…【2ch】【朗読】【修羅場】
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#感動する話 #スカッとする話 #朗読 #スカッと
んどうしたの何かあった今東京に着いた ところだ よとぼけた声で話す夫の言葉を聞いて私は 全てを理解した私は夫のことを仕事は 忙しいが家庭を大事にしてくれている人だ と思っていたしかしそれは大きな間違い だったそれまで我慢していた自分がバカ みたいだと思った許せない私はすぐに更新 所に向かった自分のため大事な娘のため私 は夫と戦うことを決めた私はユリナ35歳 専業主婦をしている夫の悟とは3年前に 結婚した2歳になる娘の千春と3人家族だ 夫とは6年前に職場で知り合った私が派遣 として働いていた職場で社員をしていたの が夫だったのだ挨拶程度でほとんど話す ことはなかったが上司の別会で初めて飲み に行った日に帰る方向が同じで2人で帰っ た飲み会でもほとんど話さなかったので 最初2人は気まずさを感じていたが最後は 話していて楽しかったのを今でも覚えて いる当時夫は結婚していたのだが実は俺 離婚することになったんだねと言われた 酔っていたのかもしれないがなぜ私に言う のだろうと不思議だった職場では夫は押 夫婦として有名だった私は直接聞いたこと はなかったが奥さんの話をよくしている 印象だった大学時代から付き合い就職して すぐに結婚したが奥さんもバリバリと働い ており別居こをしていた時期もあったそう だ奥さんの転勤で一緒に暮らせるように なったと周りに嬉しそうに話していたのは 数ヶ月前だったと思うその後も何度か数人 で飲みに行ったが他の人がいる前で夫は奥 さんの話を普通にしていた私は不思議だっ たがあの日の話は聞かなかったことにして いた酔っていて本人も覚えていないのかも しれないしかし帰り道で2人になると離婚 の話し合いって疲れるよねと私に離婚の話 をするあまり関係性がない私だから言える のかもしれないなとも思った職場は数年 ごとに転勤があり派遣の私とは長くても3 年の付き合いだ噂話が好きな人が多い職場 でもあったのでみんなの前では勘ぐられ ないようにしたのかもしれない 私はいつの間にか夫に惹かれていたと思う 夫は仕事ができる人で競争の激しい職場 だったのもあり弱い部分は見せづらかった のだと思うみんなの前で明るく振る舞う姿 と私の前で少し悲しそうな顔をする姿の どちらも見ていると私に何か力になれる ことがあればと考えるようになった私 なんかにできることなどないかもしれない が話を聞くことならできるみんなで飲みに 行った後に2人で2次会をすることも増え ていった奥さんとの離婚原因は2人で
暮らし始めたことだと言っていた別居婚を している時はうまくいっていたそうだ夫は 子供が欲しかったが仕事を頑張りたい奥 さんに反対され意見が合わなかったことが 始まりだそうだお互い仕事が忙しく一緒に 生活をしていく上で不満が溜まっていた そうだ俺もう結婚できないのかもな人と 生活していくって大変だよねと夫はよく 寂しそうな顔をして行っていたそれから 半年後に夫の転勤が決まった転勤先は 名古屋だった私は福岡に住んでいる簡単に 会える距離ではないことに悲しくなった夫 のことが好きな気持ちには気づいていたが まだ離婚は成立していない既婚者に気持ち を伝えてはいけないと思ったでもこのまま 会えなくなるのは嫌だった私の心は揺らい でいたそして転勤まで2ヶ月となったある 日いつものように2人で2次会をしている とやっと離婚が成立したよと夫から報告さ れた夫はすっきりとした顔をしているよう にも見えたが少し悲しそうにも見えた私は 思わず夫のことを抱きしめてしまったその 日私たちは付き合うことになった転勤まで の2ヶ月間ほとんど毎日を夫と過ごした 職場の人たちにはまだ夫は離婚を報告して いなかったので人に見られないようにに 過ごすのも2人だけの秘密を共有している ようで楽しかった幸せでたまらなかった 転勤する日は会えなくなるのが寂しくて 泣いてしまった大丈夫休みの日は福岡まで 来るからさユリナも名古屋に遊びに来るん だよと夫は慰めてくれたそれからは月に1 回のペースでどちらかの家に遊びに行った 夫に会える日を楽しみに1ヶ月仕事を 頑張った職場では夫が離婚したことが噂に なっていて驚いている人ばかりだった私と 夫は仲が良かったので何か知らないか聞か れることが多かったが知らないふりをした 1年後派遣期間の満了に合わせて私は仕事 を辞め名古屋に引っ越し夫と一緒に暮らし 始めた慣れない土地で戸惑うことも多かっ たが私も派遣の仕事を始めた毎日定時 ぴったりに帰って晩御飯を作るのが日課に なっていた夫は仕事が忙しく帰りが遅かっ たり出張があったりと寂しい日も多かった がそれでも私は幸せだった夫はどれだけ 帰りが遅くても私の作ったご飯を食べて くれた 私が名古屋で暮らし始めて1年が経ち 私たちは結婚することになった婚姻届けを 出しただけで特に暮らしに変化はなかった が妻になれたことが嬉しかったもらった 結婚指輪を毎日眺めていた夫は相変わらず 仕事は忙しそうではあったが私との時間を 大切にしてくれた私も名古屋の暮らしに
やっと慣れてきて仲のいい派遣先の同僚も できた結婚して数ヶ月後私の妊娠が判明し た大好きな夫との子供ができたことが 嬉しかったつりはひどかったが生まれて くる子供のことを考えれば耐えることが できたしかしつりのまった中で夫が転勤 することになった場所は仙台だった私は 仕事を辞め体調がいい時に引っ越しの準備 をした夫は転勤ギリギリまで仕事が忙し そうでほとんど1人での引っ越し作業だっ た引っ越し準備だけでなく新しい産婦人家 を探すなどの手続きもしなければなら なかったので引っ越し当日はもうクタクタ だった引っ越し当日は夫がほとんどの作業 をしてくれたので私は少し休むことができ たつりで辛いのにごめんね今日は俺に任せ てと言ってくれたので甘えることができた 無事に引っ越しが終わり数日間は夫と ほどきをしながら買い物などに出かけ バタバタと過ごした名古屋の家は元々夫が 住んでいたところに私が住み始めたので 新しい家に2人で住み始めることに私は ワクワクしていた子供が生まれた後3人で 暮らしやすすいように家具選びをした夫の 勤務が始まってからは寂しい日々が続いた 新しい勤務地でもやはり夫は帰りが遅く 出張も多い私は仙台に知り合いは1人もい ない慣れない土地で方向音痴な私は産婦人 家に行くのにも道に迷う時もあった妊娠中 で情緒不安定になっている部分もあり夫が いない間辛くて泣いてしまうこともあった 帰りの遅い夫に怒ってしまうこともあった 辛い思いさせてごめんねなるべく早く帰る ように頑張るね夫は怒る私を抱きしめて いった一緒に働いたこともあって夫の仕事 が忙しいことは分かっているはずなのに夫 を責めてしまった自分が情けなかったこれ から親になるのにこそままではいけないと 思ったそれからはつりも収まってきたので 近所を散歩したりマタニティヨガに通っ たりして気分転換をした寂しい気持ちを 紛らわすことができるようになり相変わら ず帰りが遅い夫のことを起こることも なくなった私は里帰り出産をすることに なった1人でいる時に何かあったら危険だ と母が提案してくれた里帰りしてからは 毎晩夫と電話をした順調出産の日は行く からね会えなくても夫の声が聞けるだけで 嬉しかったそして無事に出産した元気な 女の子だった夫も仙台から立ち会うために 来てくれた娘の顔を見た時は2人で涙を 流して喜んだ夫の強い希望で娘の名前は 千春に決めた生まれて次の日には夫は仕事 があるので帰って行った退院してからは 実家で母に協力してもらいながら子育てを
した子育ては大変だが娘の顔を見れば 頑張ることができた自分が親になったんだ と毎日実感していたそして1ヶ月献身を 終え私は仙台に戻った 夫は相変わらず忙しく1人で子育てをして いる間は気が休まらなかった夜遅く家に 帰ってきて眠っている娘の顔を夫は嬉し そうに眺めていた私は夜泣きでほとんど 眠れなかったが夫は仕事で疲れているのか ぐっすり眠っていた子育ての大変な部分に は参加しない夫に少し不満はあったがが 遅くまで働いてくれているおかげで私たち は生活できている娘も順調に成長している そう思えば小さな不満は我慢することが できた娘はスクスクと成長し2歳になった 少しずつ話せる言葉も増えていったママと 呼んでくれた時には思わず涙が出てきて しまった夫は日日に忙しくなり毎日帰って くるのは娘が寝た後で毎週のように出張に 行くようになっていた千春どんどん大きく なるね将来が楽しみだなあまり子育てに 参加できなくてごめんねあまり家に帰れ ない分いつも夫は私を気遣う言葉をかけて くれた慣れない土地での1人での子育ては 想像以上に大変だった自分が熱を出した時 でも周りに頼れる人はいない頼れる人 どころか知り合いが1人もいないただで さえ娘は目を離せない年齢だ健康な状態で も食事やお風呂もゆっくりと取れる日は ないマスクをして下熱剤を飲んで育児に 励んだ涙が出そうなくらい辛い日も夫も 仕事を頑張ってくれているからと思い1人 頑張ったそして優しい夫の言葉になんとか 救われていたそんなある日夫が東京に出張 に行くことになった仙台で夜に会議があり 新幹線の時間に間に合わないかもしれない らしく夜行バスで行くことになったと言っ ていた え会議の時間ずらせないの夜行バスって体 痛くならないと私は心配したが寝てたら あっという間だし大丈夫だよと夫は笑って いたそれでも心配ではあったが出張の日の 朝娘と一緒に夫を送り出したパパのお土産 楽しみに待ってようねと娘に言った行って くるねいい子にしているんだぞと夫は娘の 頭を撫でたその時私は家族っていいなと心 の底から思ったその日の夜中娘を寝かす時 に一緒に寝てしまい変な時間に起きて しまった残った家事をしないとと思い ながらもまだ完全に目が覚めておらずふと テレビをつけると夫が乗ったヤオバスが 事故ったというニュースが目に飛び込んで きた私は一気に目が覚めて夫に電話をかけ たが出なかった心配でたまらずニュースを ずっと見ていたが続報はなかなか流れ
なかったその後も私は眠ることができず夫 に何度も電話をかけたが出ることはなかっ たもし夫がいなくなったらどうしようと 不安でたまらず私はただただ祈ることしか できなかった朝のニュースが始まった頃夫 から電話がかかってきた大丈夫 私は勢いよく聞いたえ何がと夫は寝起きの ような声で言った私が事故のことを話そう とすると心配症だな寝てたら着いたよ今 到着したところととぼけた声で言った私は 夫に返す言葉がなかった夫の声と同時に ニュースから流れる音声が聞こえてきた からだった昨夜の夜バスの事故ですが生存 者がゼロということが分かりましたと言っ ていたのだ私はすぐに全てを察してしまっ た夫は嘘をついているごめんなんか急に 心配になっちゃって出張頑張ってねと夫に 伝えて電話を切った夫は仕事を頑張って いる忙しい仕事だからと思えば慣れない 土地で1人で子育てをすることも家に あまりいないことも我慢することができて いたでもそれは全て嘘だったのかもしれ ないそう思うと全てが許せなくなった私は 娘が起きてから娘を抱いて興信所に向かっ た夫の行動を徹底的に調べてほしいと伝え た次の日夫が帰ってきた帰ってくるなり実 はさ会議が早く終わって新幹線の最終に 間に合ったんだよねと勢いよく私に言って きた大きな事故でかなり話題になっていた ニュースだもし私が知っていたらまずいと 思ったのかもしれない寝てたらついたと 言ったことを忘れたのだろうかあらそうな のよかったわねと私は答えたうんでも謝ら ないといけないことがあるんだよね帰りの 新幹線がギリギリでお土産買えなかったん だごめんねと夫は言っていた東京に行って いないからお土産なんて買えるわけないと 思った嘘を重ねる夫を見て怒りがふつふつ と湧いてきたが絶えて何も言わなかった 言うなら証拠が出てからだと思ったその後 も夫の帰りは毎日遅かった私はもなかった ように夫に接した1週間後に更新所から 連絡があったのでまた娘と一緒に更新所に 向かったその日の夜娘を早めに寝かして私 は夫が帰るのを待った夜遅くに帰ってきた 夫に次の出張の予定は決まっているのと 聞くとうんまた来週も東京の本社に行か ないといけないんだよね と答えた東京の本社って千春ちゃんの家私 がそう言うと夫は一瞬固まったがうん千春 の家はここだろうと不思議そうな顔で答え た違うわよこっちの千春ちゃんよと私は夫 に女性の写真を見せた夫は写真を見て かなり焦った顔をしていたが女性単体の 写真だったからか俺の後輩の千春じゃん
どうして写真を持っているのと言った私は 夫が女性と家に入っていく写真を見せて私 と離婚してくださいと冷静な口調で伝えた 更新所に行ったところ夫はやはり浮気をし ていた更新所の人の話では最近始まった 関係ではないだろうとのことだった夫は 毎日浮気相手の家に寄ってから帰ってきて いた私が毎日1人での子育てに奮闘して いる時もだ出張と言っているのはお泊まり をしたい日や旅行に行きたい日だったのだ と思う夫は仕事が忙しいから仕方ないと 思っていた自分がバカみたいだった浮気 よりももっと許せないことがあった夫の 浮気相手はは会社の後輩で娘と同じ千春と いう名前だった娘の名前は夫の強い希望で 決めたものだったのだ娘の名前に浮気相手 の名前をつつけるなんて頭おかしいんじゃ ないのと私が聞くとごめんなさいでも本当 に何もしていないんだ後輩が悩んでいた から話を聞いていたんだよ上司の話だから 会社では話しづらいらしくてさ名前が同じ なのも偶然だよと言い訳をしてきた私は 深くため息をついて夫と浮気相手が 抱き合っている写真を見せたふう悩みって こうやって聞くんだと言うと夫は言葉を 失っていたいやこれは後輩が転びそうに なったから支えていただけでと無理のある 言い訳をしていた前の奥さんも浮気が原因 だったのよね私全部知っているからもう あなたのことを信用できない更新所から 聞いてもう1つ驚いたのは前の奥さんとの 離婚理由だった私には生活していく上で 会わなかったと言っていたがそれさえも嘘 だったのだ一緒に働いていてそんなを聞い たこともなかったが実は何人もの女性と 浮気をしてたそうだうまく隠していたの だろう一緒に暮らし始めて浮気に気づいた 奥さんに離婚されてしまったそうだ ちょっと遊ぶくらいいいじゃんユリナも ずっと幸せそうだったし俺も頑張って 優しい言葉かけてたでしょう別に家族が 幸せなら外で少し遊ぶくらい目をつってよ 千春っていい名前じゃない後輩みたいな いい子に育って欲しかっただけだよ夫は 開き直った様子で言い出したこれが夫の 本音なんだろうええ幸せだったわそれは私 が我慢していたからよ慣れない土地で1人 で子育てするのって本当に大変なの泣き たくなるくらい辛い時もあったわよそれで も悟の仕事が忙しいと思えば我慢ができた でもそれが嘘なら話が違うわふざけないで 何がちょっと遊ぶよ千春が人の旦那と浮気 するような女のように育って欲しくないわ もうあなたと家族ではいられないし幸せに 過ごせる気がしませんと言って離婚届けを
渡した夫は私の言葉が予想外だったのか もうも何も言わなかった明日出ていきます 朝までに離婚届けを書いておいて慰謝料と 用行く日はよろしくねと言って私は娘の隣 で寝たこの子は私が守っていくと強く思っ た朝起きると夫はもうおらず離婚届けが 記入してあったあっさりと離婚に承諾した ところを見ると私と娘への愛情はそこまで だっのだろう無事離婚できてよかったと 思った私は荷物をまとめて娘と実家に帰っ た弁護士を通して話し合い慰謝料は たっぷりともらうことができたもちろん 養育費だ私はしばらく働いていなかったが しばらく実家にお世話になり娘を保育園に 入れるまでは慰謝料でなんとか生活して いけると思う慰謝料を受け取った後に私は は更新所でもらった浮気の証拠写真を夫の 会社に送った離婚をしてから一切連絡が なかったのに夫から鬼のように電話が かかってきたが無視をした共通の知人から 聞いた話では夫は出世コースに乗っていた が私が送った写真によって左遷されたそう だ浮気相手は移動が決まったらしい浮気の 噂は全国の死者まで広がっていたらしく これまでいい人キャラだった夫に厳密する 人が多かったそうだ夫は左川先で厳しい女 上司のも毎日こっぴどく怒られている らしい私は実家で暮らしながら今は就職 活動をしている両親は私が帰ってきたこと を驚いていたが孫が可愛くて仕方なようだ 娘は私と両親の愛情をたっぷりと受けスク と育っている娘が笑っているそれだけで私 は毎日頑張ることが できる私にはおさ年下の弟がいる弟と私は 仲が良くお互いが結婚した後もよく実家で 顔を合わせていた実は私たちの父は数年前 に病生活の末に高い1人残された母のこと が心配で弟も私も実家に通うようにしてい たのだそんなある日のことお正月という ことで私と弟だけでなく弟の嫁のりえさん や私の夫も実家に集まってみんなで食事を 囲みながらワイワイと過ごしていた夫と弟 は年が10個近く離れているのにとても仲 が良くて一緒に趣味のや仕事の話なんかを して昔からの友人のようだったそろそろ 時間も遅くなってきて家に帰ろうかなと 思っていた時突然弟が俺たち母さんと同居 しようと思っているんだと切り出した確か に私も1人で家に住んでいる母のことが 心配だったが突然弟の口から同居という2 文字が飛び出したので少し驚いた実は父が 多した時にも同居の話が兄弟で出たことが あるのだが当時は私たち夫婦も弟夫婦も 新婚だったし母も気を使うかもしれないと 話が流れていたえ同居俊助急にどうしたの
突然すぎない思わず私はそう弟に尋ねた 驚いたのは母も同じようで同居どうして急 にまだ2人で新婚生活を楽しむ時期じゃ ないのお母さんはまだ元気よ心配しないで とやんわりと反対するところが弟は実は りえが妊娠したんだでもリエは会社を続け たがっているそれで母さんさえよければな んだけど同居して赤ちゃんの世話を手伝っ てくれないかなと話し始めて りえさんに赤ちゃんがいるなんてその時 初めて聞いたので私はびっっくりした もちろんそれは母も一緒で驚いた顔をして いる赤ちゃんができたのねおめでとう よかったわ ね少し経ってから母が弟とりえさんにお 祝いの言葉を伝えた私も少し母より遅れて おめでとうりさんしと2人を祝っ た最初は私も母も同居はまだ早いかなと 思っていたが赤ちゃんがお腹にいるなら 確かに何かと助けが必要だと納得して同居 の話は前向きに進んだりえさんも同意して いるならいいんじゃない俊助何かあったら 私も手伝いに行くからいつでも呼んで私は 弟に伝えた夫も特に反対はなかった私たち 夫婦はまだ子供がいなかったので母が初孫 を抱けることになって嬉しかったただ同居 には問題が1つあった私が話し始めるより 先に母が切り出したそれで同居はどこで するのほらここは少し古すぎるでしょお 風呂も狭いしトイレも1つしかないし 赤ちゃんがハイハイしたらないわすると弟 は実はここを壊して立替えようと思って いるんだもちろん父さんとの思い出もある だろうし母さんが同意してくれればなんだ けど母さんももう少し年を取ったらバリア フリーの方がいいだろうと実家を立て直す ことを提案した確かに実家は古くなって しまったし立て直すのは悪くないと私も 思った確かに実家は年を取ったら住み にくいよね今のうちに建てるのもありかも 私たちは子供はまだ先になりそうだし俊助 たちが同居してくれるなら安心ね実は私は 不妊治療をしていてまだ子供がいつになる のか見通しが立っていなかったそこからは 話がサクサクと進んで実家を立て直して から弟たち夫婦と母が同居することに 決まった家を壊してからまた建てるという ことでかなりの金額になりそうだったが父 が残してくれたお金で母が援助を行い 私たち夫婦も少しだけ援助を行うことにし た新築の設計は弟がりさんと相談しながら 業者と進めていった同居と聞いた時は少し 心配したがトイレやお風呂に手すりを つつけるなど母が年を取ってからのことも 考慮したユニバーサルな設計になっていて
よく考えてるじゃん赤ちゃんも過ごしやす そうだねなんて弟を褒めたりしていた実家 を建て替えている間母は住む場所がなかっ たのでお母さんしばらく私たちと同居し ない私もまたお母さんと一緒に住みたいな 夫が同意してくれたので母はしばらくの間 私たち夫婦と同居することになった新居が できるまでの間母はとても楽しそうで 赤ちゃんが生まれるのよね楽しみだわ お父さんがいなくなってから少し寂しかっ たのこれから毎日忙しくなるわねなんて ウキウキが伝わってくる私と一緒に ショッピングモールに出かけた時なんて 赤ちゃんの服私が買ったらりえさんが嫌 がるかしらやっぱり自分で選べる商品券と かがいいかしらねタオルくらいなら買って 良いわよねこのタオルフカフカして 赤ちゃんにも良さそうよねと赤ちゃん用品 を見て本当に幸せそうにしていた他にも 新居で使う予定の母の掃除道具なんかを 一緒に見たりして久しぶりの母との買い物 を私も心から楽しんだ母との同居生活は数 ヶ月間に渡ったが母と夫の相性も特に問題 なく夫は母が作った料理をおこれは良子の 料理と同じ味付けですね今日は唐揚げです かおいしいですねとべた褒めこっちでも 同居して欲しいくらい ですなんて冗談半分で言っていた私も母と のが本当に楽しくてお母さん私もお母さん と一緒に住みたいたまに夕食作ってくれて 楽だなねえたまには食べに行っていいりえ さんと俊助に嫌がられちゃうかななんて話 をして一緒に笑っていたそして新居の設計 がどんどん進んでいきとうと母が弟たちと 同居する日がやってきたりょこちゃん ありがとう助かった わお母さんまた遊びに来てね私も時々行く からね引っ越しの荷物は数日後に到着予定 のためまずは母が少しの荷物だけを持って 弟の家に向かった母が出ていくと夫と2人 で住むマンションは少し広く感じて 寂しかったああ私も早く赤ちゃん欲しいな すぐお母さんたちのところに遊びに行っ ちゃおうかななんて独り言を言っていた時 のこと弟たちの新居に出かけたはずの母が なんと弟と一緒に私たちの家に帰ってきた 最初は忘れ物でもしたのかなと思ったけど 弟も一緒だったしなんだか2人の雰囲気が おかしいあれお母さんどうしたのっていう かなんで俊助まで一緒なわけ新居でりえ さんと何かあったの何があったのかよく わからずに私は驚いて2人に声をかけた 姉ちゃんそれがさ俺たち追い出されちゃっ たみたいなんだよねりえが家に入れてくれ ないんだ弟の俊助がいつもより小さい声で
そう呟いた母はまだ信じられないと言った 顔で玄関でつったっている私はとにかく 詳細を聞こうと思ってまずは母と弟を家の 中に招いたでどういうことなの俊助今日 から同居じゃなかったの一体何があったの よまずは弟と母にお茶を出してそれから弟 を 問いただすそうなんだよ今日から同居予定 だったんだ母さんと待ち合わせて会社帰り に新居に行ったら家の鍵が変えられていて リエに外から電話したんだけど同居は無理 ですそれにあなたと住む予定もないから後 から荷物は送りますねもう来ないで くださいって言われちゃったんだよ私は ちょっと話の流れが急すぎて頭がクラクラ してしまったもう一度弟に何回か 問いただしてみたが新居の鍵を弟の嫁の りえさんが変えてしまい母と同居を拒否 するどころか弟と住む気もないと主張して いる らしいでもりえさんお腹に赤ちゃんがいる んじゃなかったの俊助あんたりえさんに 何かしたんじゃないのほら浮気とかして ないでしょうね私は弟が浮気か何かをした んじゃないかと疑って弟を責め始めたが いや浮気はしてないんだよ本当に何もして ないんだ俺が浮気なんてできるわけない だろう俺も突然で訳がわからないんだよと 弟は首をかげるばかり母もあまり俊助を 責めないで私との同居が嫌になっただけか もしれないわ赤ちゃんのこともあるから私 が同居やめて俊助だけでもと弟をかってい た私はとっさにいいことを思いつくことが できずお母さんのせいじゃないよ今日は 俊助もお母さんも疲れたでしょう一旦 ゆっくり休んで明日一緒に話を整理し ましょうと母と弟を部屋に案内して夜に なってから夫に相談することにした夫が 帰宅してからその日にあった衝撃の事実を 話してみたもののそんなことがあったのか ひえさん妊娠中だよな俊助さんが浮気それ はない だろう急に同居しないって言ったの か実家の土地はお母さん名義だろうと驚い ていた夫も何もいいアイデアを思いつき そうになかったのでひとまずその日は私も 寝てリセットすることにした翌朝すぐにで も弟の新居に押しかけてりさんを 問いただしたい気持ちだったが実はその日 は不妊治療で産婦人家に行く予約があった ため朝から病院に向かったそして産婦人家 に向かった私はありえない光景を目にして しまった産婦人家の待ち合い室で大きな お腹の女性とそのお腹を撫でている男性が いる女性の顔を見るとなんと弟の嫁のりえ
さんだったそのまさんた2人は私には 気づかずに診察室に手をついで入っていく あけに取られてその様子を見ていた私だが その光景から考える事実は1つだけまさか 思わず声が出てしまった産婦人家の診療を 終えてまだりえさんがいるかと探したが 受信も会計も終わってしまったのかりえ さんも男性も産婦人家には姿がなかったに 帰った私は母を悲しませたくないと思い弟 だけこっそりと部屋に呼んで産婦人家で私 が目撃してしまった出来事を話したはあ嘘 だろう弟の第一世だ弟も私と同じことを 考えたらしい見間違いじゃないのかまさか りえがと聞かれたがりえさんで間違いない あれは絶対にりえさんだよ私の話を聞くと 弟はげそを書いて飛び出していき新居まで 押しかけてりえさんを問い詰めた らしい産婦人家で私に男性と一緒にいる ところを見られたことを知ったりえさんは まさになって弟に全てを白場したとのこと だ私たちの予想した通りりえさんは弟の 赤ちゃんではなく別の男性の赤ちゃんを 妊娠していた弟には内緒で数ヶ月前から こっそりと男性と浮気していたのだ母と弟 を追い出した後は新居でりさんと赤ちゃん と赤ちゃんの本当の父親と3人で暮らす つもりだったらしい普段は優しい弟だが家 を追い出されてりえさんの浮気を知って しまいさらには子供も別の男性の子供だっ たというあまりにもひどい状況にさすがに 怒ってまずは離婚届けを叩きつけて子供も もちろん認知ししないと言い放ったらしい なんとりえさんは新居を母と弟から奪った だけでなく別の男性の子供のことを弟に 認知させて離婚した後で養育費まで もらおうという魂胆だったらしく本当に 聞いていて呆れてしまった産婦人家で私に 見られてしまい別の男性のこの養育費を もらうという大胆な計画は頓挫してしまっ たが弟は念のためどうせDNA鑑定しても 俺の子じゃないし養育費は1円も渡さない と言いきって帰ってきた養育費をもらい 損ねたりえさんそれなら新居だけは渡すま といるつもりだったらしいが残念ながら 土地の名義は母になっているさらに建物も 私たち夫婦と母が援助したため弟の名義の 分はわずか 離婚なら夫婦の持ち物は半分ずつでしょう と言い張るりえさんだったが他の男性の子 を結婚した後で妊娠したという事実がある ため離婚は弟に有利になるに決まっている その事実を弟から告げられて家まで手に 入らないと知りかなりショックを受けてい たらしいさらにそれだけでは怒りが収まら ない弟別の日に婦人家でりえさんと男性を
待ち伏せして相手の男性に全てを話して しまった男性はりえさんが不倫ということ を知って付き合っていたものの家と養育費 が手に入るからとりえさんにそのかれた ため結婚することにしていたらしい弟の話 を聞いてりえさんとの結婚を放棄しリさん のお腹に子供がいるのになんとりえさん から逃げてしまった弟は逃げた男の崇を 突き止めて弁護士を雇って慰謝料を 請求りえさんも不倫をしていたため弟は 容赦なく慰謝料を請求する予定だという その後りえさんは新居から出て行くことに なり弟と母が2人で同居することになった 孫を抱かせてあげられなくてごめん不倫さ れていたなんて知らなかったんだあんな女 にさしまって母さんに辛い思いをさせたね 本当にごめん弟は母に平謝りだったが あなたの方が辛いでしょうに母さんは 大丈夫より子ちゃん家での生活も楽しかっ たしねと母も弟のことを気遣っていた実際 に弟は知らないうちに不倫されただけで なく別の男の子供を自分の子供だとを信じ ていたためかなりのショックを受けていて とてもかわいそうだったその後実は不妊 治療していた私たち夫婦だが1年間の治療 の成果で可愛い女の子を授かることができ た夫はもちろんのこと母も弟も心から喜ん でくれて出産の日はみんなで病院に 駆けつけてくれたそれから夫と私はお盆や 正月など大型連休以外でも娘を連れてよく 実家に足を運んでいる母も弟も私たちの 赤ちゃんのことが大好きで実家に行くと 母さんまずは俺が抱っこする よ何言ってるの母さんが先でしょうと 取り合いになるくらい だそういえばあれからりえさんは会社でも 不倫の噂が流れてしまい職場を追われて しまった らしい無事に赤ちゃんは出産したものの 相手の男性には逃げられ家も手に入ら なかったため安いアパートに住んで シングルで必死に働きながら整形を立てて いるんだとか正直赤ちゃんに罪はない子は 母を選べないのでかわいそうだと思うが母 と弟がされたことを思うと正直りえさんに ついてはざまと思ってしまう弟はりえさん のことで心底結婚には懲りたようで女は 怖い母さんと2人でいいよもう結婚はし たくないなんて言っていたが母はこっそり と私に俊助が次はいいお嫁さんと幸せに なれたらいいわよねと言っていた弟が結婚 する頃までには私たちも新しく家を 建てようと思っているのでその頃には 私たちも母を同居に誘ってみようかなと 思って
いるもう限界だこの家から出ていくそう 決心した私は夫に行った実家に帰らせて もらいます母の介護に専念するので お母さんのことは よろしく私がそう言うと夫は怒鳴り声を あげたお前はうちの嫁だろうが黙ってうち の母さんの面倒見てろお前の親なんかどう でもいいんだよクソ嫁がそうですかじゃあ 嫁やめ ます私は落ち着いた声でそう告げた あ私は肩にかけていた鞄から離婚届けと 一緒にあるものを取り出しテーブルの上に 叩きつけると夫の顔はさらに青めていった 私は彩子44歳の専業主婦夫と高校3年生 の長男高校1年生の長女と4人暮らしだ 昨年から義母の介護のするためにパートを 辞め毎日食事作りと掃除のために義母の家 に通っている義母はうちから車で30分の ところに住んでいる義父が多してから1人 で暮らしていたものの昨年骨折してからく が弱ってしまったもも糖尿病や高血圧の病 も抱えていたため用介護となったのだ昔 から義母は優しく穏やかな人で関係は良好 だったしかし介護を始めて半年が経つ 頃義母の私への当たりがきつくなっていっ たねえヨーグルトいつものとメーカーが 違うわよねあごめんなさいいつものが 売り切れだったのであのヨーグルトじゃ なきゃ嫌なのなかったなら他の店に行けば いいじゃないこんなことは日常差判示だっ たちょっとこの味噌汁味がしないんだけど でもお医者様が塩分は制限するようにって だったらいらないわこんな食事義母は味噌 汁を勢いよくテーブルから払いのけ床中に 味噌汁が広がった私は無言で床を掃除した 優しかった義母があのような性格になって しまったのも自分で思うようにできない ストレスや様々な制限によるものだろう そう思うと道場心から何も言い返すことが できなかったしかし毎日の知られながら 介護をするのはとても苦痛で次第に義母の 介護に強いストレスを抱えるようになって いった私は帰宅後リビングでスマホを手に くつろぐ夫にねえお母さんの介護なんだ けど土日は早く帰れた日だけでいいから 変わってもらえないかなそう言うと夫は 呆れたような表情で交感したはこういうの は嫁の仕事だろなんで俺がやんなきゃいけ ないんだよ夫はスマホの画面に釘付けで こちらを見ようともしないその無責任な 態度とだらしない姿にイラっとしスマホを 取り上げたあなたのお母さんのことなんだ からと関わろうとしてよねおい返せよ夫は 大声で怒鳴ると勢いよく私からスマホを 取り上げた私は思った以上に怒る夫の顔に
思わずひるんだなんだよお前カがお前の 仕事だ俺に押し付けるんじゃねえよ無責任 なやつだな夫は吐気してるように言うと私 の前から立ち去った夫は全く介護を手伝わ ず私が頼んでもお前の仕事だの一点張りで 毒に話を聞くこともしなかっ た2人の子供たちは私のことを気遣い介護 を手伝うと言ってくれているが大学受験を 控えた長男と部活に没頭する長女に負担を かけるわけにはいかなかったやっぱり私 しかいない かそう小さく呟いた後深いため息をつき肩 を落とし たそんなある日突然私の父から連絡が来た お父さんどうしたのあこか早く帰ってきて くれ母さんがおかしいんだ電話の向こうの 父は随分と焦っているすると電話の向こう からものすごい怒鳴り声が聞こえてきた ちょっと私の通帳がないじゃないかあんた が取ったんだろ返せ泥棒私はあまりの土に 驚きと恐怖で携帯を耳から話したちょっと 父さん大丈夫 今のお母さんだよね喧嘩してるの違う認症 だよお前には黙っていたけど昨年から 物忘れが増えてどんど悪化してるもう俺に は手がつけられない私は鳥肌がたち しばらく言葉が出なかった分かったできる だけ早く行くからまた連絡するそう伝え 電話を切った後は母の優しい顔が浮かんで 頭から離れなたはあと私はとても仲が良く 頻繁に合っていたが義母の介護が始まって からは会う時間がなくなり連絡を取ること も減っていったはあとても優しい人で月光 したり声を荒げるところを見たことがない 結婚してからも子育てや家事を手伝うため に何度も家に橋を運んでくれどれだけ助け られただろう孫も可愛いけどねあなたが 一番可愛いの大好きよそう言って優しく 笑う母はいつだって私を温かく包んでくれ た子育てが落ち着いてからは一緒に食事を したり感激に行ったりと親友のように一緒 に出かけたそんな母が認知症だなんて何か の間違いなんじゃと思いながらもできれば 今すぐにでも実家に帰り状況を確認したい 気持ちでいっぱいだったしかし義母の介護 がある私はを置いて勝手に行くことはでき ない私は仕事中の夫に電話したもしもし お母さんの認知症がかなり悪化してる みたいですぐにでも行きたいの今日は早め に帰ってこれないぱ詰まって話す私に夫は お前バカなの帰れるわけねえだろ早くうち のお母さんとこ行けよあっちにはお前の 親父もいいんだろそう言ってプツっと電話 が切れる胸が潰れる思いになりながらも 悔し涙をこらえた帰ってからもう一度夫と
話し明日絶対に母のところへ行こうそう 決意すると夕食を作るため義母の家に 向かった義母の家から帰り夕飯を作って いるとただいま呑気な声で夫が帰った私は 無言で夫を見るお前さくだらないことで 電話してくんなよこっちは忙しいんだよ 不満な顔でため息をつく夫に私は声をふわ せ言った明日はお休みでしょ母のところに 行くから明日だけでもお母さんの介護をし てきっぱりと告げる私に夫は低い声で ゆっくりとこ返したおい何偉そうに言って んだよギロリとこちらを睨むおとその視線 に全身の毛が逆立ったお前は今誰の家の嫁 だよあ言ってみろこのク嫁が大きな声がに 響いた私は震える体を抱きしめ壁に 寄りかかる介護手伝え母のとに行く しつこいんだよ自分の身を巻きまろよ恐怖 で言葉が出ない私は唇をぐっ噛みしめる 大体うちの母さんが今までどれだけ生活を 助けてくれたと思ってんだよお前の両親 なんかたまに遊びに来るだけだったろうが そんな奴らが老どうなろうがどうだって いいんだよ私はの酷に涙をこらえくしか なかった言い返すまもなく夫が続けるそう いえばうちの母さんから連絡があってお前 の飯が最近まずくて困るってちゃんと 作れよ何年主婦やってんだよ使えねえ嫁だ なそう言い放つと夫は部屋を出た私は何も 言い返せないまま床にへたり込む静かに涙 を流し た私は次の日父親に電話をし状況を説明し たそうか悲しそうな父の一言に私は申し訳 ない気持ちでいっぱいで電話を切った後声 を殺して泣いた一方で義母の私への当たり はどんどん強くなっていく気に入らない 食事があると何よこれまるで犬の餌じゃ ない馬鹿にするんじゃないわよそう言って は食事を私に投げつけ 体の調子が悪い時は私のせいにしあなたが いるから血圧が上がるのもう出ていって そう叫んだ私は限界を感じ夫にもう一度 相談をすることにしたねえ本当にもう限界 なのヘルパーさんに頼むのはどうかなそれ か施設とか私の提案を一周し夫は声を荒げ たは母親の世話を他人に任せよってか専業 主婦がいいゴミ分だなそう言って取り合う ともせず夫の帰宅は日に日に遅くなって いったまるで介護を手伝ってほしいとむ私 から逃げているようだっ た私は誰かに頼ることも大好きな母に会い に行くことも許されず毎日義母の家に通い 罵られる日々ある日帰宅した私に長男が 言ったお母さん大丈夫疲れてるね私は発し た子供たちに心配かけるわけにはいかない そう思い作り笑顔で答えたちょっとだけね
でも大丈夫よあなたたちが大好きなおばあ ちゃんのためだものそう返すも長男の顔は 曇ったままだった実はさ昨日呼び子の帰り 父さんを見たえ昨日夫は日付が変わる時間 になっても帰らずメルをすると忙しくて 帰れない会社に泊まるとのことだったあら そうなの仕事の合間に食事かコンビニでも 行ったのかなそう返すと長男は言いづら そうにこう言ったその1人じゃなかったん だ女の人と言いたその言葉に私は目の前が 真っ暗になり心臓がバクバクした父さんの 会社って西口だよね東口の繁華街の方に 入っていったんだ俺制服だったから 追いかけられなかったけどただの会社仲間 って感じではなく て不倫その言葉が頭の中をぐるぐると 駆け巡るそれでも私は長内に心配かけまと 笑顔を作ったありがとう受験の大事な時期 に心配かけてごめんね母さんが父さんと 話してみるからさご飯 食べようそう言うと長男の不安気な視線を 感じながら私はキチへ向かった夫は今日も 0時になっても帰ってこない私は悶々とし ながら考えていた長男の見間違いという 可能性もあるただ一緒にいただけでは不倫 だという確証は得られないしかし今思えば スマホを取られた時のあの同様ぶりは少し おかしかった見慣れたくないものでもある のかもし本当に不倫しているのであれば 絶対に許さない義母の介護のフォローもせ ず認知症になった母親に会いに行くことも 禁じられ私がどれほど苦痛な思いをして いるの か自分で夫の行動を調べる時間がない私は 探偵者に依頼することにし た相変わらず帰りの遅い夫にモヤモヤとし た気持ちが続く中2週間後調査結果が届い たやはり夫は不倫していた土日も含めほぼ 毎日ホテルや不倫相手の自宅 高級レストランで密回を繰り返してい た私は息が詰まるような怒りを感じながら もこれから自分が取るべき行動を冷静に 考えていたはと子供たちの顔が浮かぶ ショックを受けている場合ではない私の 大切な家族は私が守るその思いだけが私を 突き動かし た私は長男と女に私の母が長になったこと 夫とは離婚しようと思っていることを話し た離婚することに対して申し訳ない気持ち でいっぱいの私とは対象的に2人は 落ち着いた様子ていったいいよ母さん何も 問題ないそれよりさお母さんの体の方が 心配だよ認知症のおばあちゃんのところも 早く行ってあげ なきゃ明るく話す2人に救われた思いだっ
たごめんね絶対2人に苦労させないない から母を信じて くれる波で言う私にもちろん2人はそう 言うと優しく笑い私は胸を撫で下ろした 深夜夫が帰ってくると私は荷物をまとめて いたえ何どこ行くの不思議そうな顔をする おったに私は顔を見ずに伝えたどこって 実家に帰るのよお母さんのことよろしくね そう言うと夫は険しい顔をしていったは何 言ってんだよためいき混じりに夫は続ける 言っただろお前はうちの嫁なんだからうち の母親を見るのは義務なんだよ同じこと何 度も言わせるなよ夫は私を睨むそうですか じゃ嫁やめます私は落ち着いた声でそう 告げたあ夫は一瞬固まったかと思うと母と 笑って見せたやめるって離婚でもしよって 冗談だろう笑いながら夫は言った私は肩に かけていた鞄から離婚届けと不倫の証拠 写真を取り出すとテーブルの上に叩きつけ た夫の顔がみるみる青めていく私には実母 よりも義母を優先しろって言っておいて あなたは実より祭より不倫相手を優先する のね夫は冷汗をきながら言葉を失っていた 嫁じゃなくなればお母さんを介護する義務 もなくなるのよね2人で頑張って下を向く 夫にそう言い放つと荷物を持って玄関に 向かった夫は慌てて私の前に立ちふさがり 思いっきり頭を下げるごめんさしただけな んだもうしない母さんのためにも子供たち のためにも離婚はやめよなそう懇願する夫 を見て隣の部屋にいた長男が言った何が 子供のためだよ呆れちゃうよね夫は涙目で 長男を見た俺たちももう親にひっついてる だけのガキじゃない自分にとって必要な もの不要なものの分別くらいできるよ長男 の言葉に夫は黙り込むしかなかった慰謝料 と高校卒業までの養育費はきっちり いただきますから離婚届は明日中に出して おいてねじゃないとこの写真会社に ばらまくから立ち去ろうとする私に夫は すがりつくように叫ぶ待ってくれ母さん どうするんだよ誰が見るんだよはこじゃ なきゃ無理なんだよは母親な世を他人にさ せようっての不倫男がいいゴミむんねもう 嫁ではないのでさようなら そう告げると私は子供たちと一緒に家を後 にし たその後私と子供は私の実家に引っ越した 元夫からは離婚後何度も電話がかかってき たあまりにしつこいので電話を取ると泣き 出しそうな声であこおのいてるヨーグル トってどこで売ってるんだあと糖尿病食 って助けてくれお願い だその後ろでおい味噌汁くら早く作れバカ 息子シトの怒鳴り声が聞こえる
私は呆れながら無言で電話を切っ た大学受験を控えた長男は離婚を私にこう 言った母さん俺大学行くのを諦めるえどう して抱とか大変だろ俺も働くからさそう 言って笑ってみせる長男に私はあるものを 渡すたえこれ長男名義の通帳だ長男が 生まれた時からお年玉やお祝い金パート代 をコツコツ貯めて500万円まで溜まって いた苦労させないって言ったでしょあなた の人生好きなことしなさい母さん ありがとう長男は通帳大事にしまうと たくましく笑っ た母私の付き添いで病院を受信し アルツハイマー型認症と診断され た環境を変えることでがつくかもしれない と思い近くの老人ホームに入居したところ 笑顔が増え他の利用者さんと楽しく過ごし ている父や私子供たちの顔も名前も覚えて いない母だけれど会う度にまあ可愛い人ね 大好きよと言って私を抱きしめてくれた その母の手は昔と変わらず温かく優しく私 を包んでくれる あなた今日はお花見でもいかない上野の桜 が綺麗に咲いたんですっ て妻はそう言って私の顔を覗き込みながら 微笑ん だ妻の顔にも私の顔にもシが刻まれ た笑いも怒りも生活と共にたくさんの年月 が私たちに降って いるその長い年月を共にしてきたと思うと より一層妻への愛情が湧い たそうだ ね一緒に行こう かそう言いながら私は妻と出会った頃の ことを思い出していた あれは私がまだ20代の後半くらいだっ た突然の転勤話が私に舞い込んでき た慣れた土地を離れたくないと思い最後 まで抵抗したものの会社の移行には逆らえ ず結局ある田舎町に引っ越すことになっ たサラリーマンの辛いところだが給料を もらっている以上仕方ないことだとも それでも初めは田舎で暮らすことに ためらいがあった都会で生まれそち働いて いた私にとって田舎町は未知の世界だっ た歩いても歩いても畑しかない風景なんて 初めてだったし引っ越し初日からホーム シックになるんじゃないかと思ったほど だっ たで もこんにちは今日からよろしくお願いし ますね ね引っ越し先であるアパートの大家さんの 笑顔で全ての不安は吹き飛ん だ私が引っ越したのは地区50年は経って
いるかと思う古いアパートの一室だっ た若い大家さんが1人で切りもりしている アパートで早くに亡くなった両親が残して くれたのだと言ってい たこれまでの人生で女性と付き合ったこと などない私はちょっといいなと思う女性が いても自分から告白をしたことはもちろん [音楽] ないしかし大家さんには違った一目見た だけで私の全てを捧げたくなるほどに惹か れてしまっ たとにかく私の中の細胞の全てがこの人だ と叫んだの だ人生で初めての恋と言っていいほど寝て も冷めても思い出すのは彼女のこと ばかり仕事に行っている間も会社から戻る 間も買い物をしている間も常に彼女のこと が頭にあっ たどんなご飯が好きなんだろうとかどんな 料理を作っているんだろうとか趣味は何 だろうと かまるで初恋の中学生みたいだっ た 今日は雨降りますよ傘持ちまし たお帰りなさいちゃんと体休めてください ねご飯ちゃんと食べて ます1人暮らしだからって手抜きしちゃ だめです よ大家さんも私と毎日顔を合わせるうちに だんだんと心を許してくれた気がし た私は彼女と話したいばっかりに朝は早く に家を出るようにしたし大家さんがやおや から帰ってくる時間を見計らって家に帰る ようにし た時には大家さんの帰りを電神柱のそばで 待っていたことも あるよく考えれば不審者だがその頃の私に とっては大家さんと会えることだけが 楽しみだっ た知れば知るほど彼女のことが好きになり ある日 ついにあの好きです付き合って くださいそう告白し た引っ越してきてから半年が経ってい たでも返事 はごめん なさいあなたとは付き合えないん です大家さんは泣きそうな顔でそう言って 苦しそうに俯くのだっ [音楽] た眠れない日が続い たもう仕事もやめてしまおう東京に帰れば 大家さんのことを忘れ られるそう思い悩むのに私は結局田舎町に まだい続け
たあの肉じゃが作りすぎちゃっ て洗濯物飛んできましたよ拾って畳んで おきました からそれというのも私が告白してから大家 さんも私のことを気にするようになったと 感じていたからだった大家さんは私が帰る 時間に合わせて洗濯物を取り込み私が電神 柱の影にいれば声をかけてくれるように なっ た一体どうしたらいいのか毎日ぐるぐると 悩み続け会社でもお前最近変だぞと言わ れる始末だっ た結局答えは出ずに同僚たちに妹だの親戚 だの女友達だのを紹介される日もあっ たそんなある日長く続いた雨で私の部屋が 突然雨森をした部屋一面にバケツを置いて も意味がないほど だ50年のアパートの天井が腐り切って 外れてしまっていたの だすみませんうちのアパートもう古い から仕方ないですよ今日はホテルにでも 止まります よこの辺りホテルとかないですけど えその後大家さんはたっぷり10分は 考え込んでいたと思う [音楽] そしてうちに泊まります かと言ってくれ たパジャマだけはなんとか自分の家から 持ってきたがそれ以外は全て大家さんの 私物を借り たご飯も食べさせてもらってお風呂も入ら せてもらっておやすみなさいと言い合って 大家さんは寝室へと入って行った ドキドキして大家さんの部屋のソファーを 借りて寝そべっても寝付けるわけがなかっ たしばらくして私がうとうと仕掛けている と突然大家さんの寝室からうなされる声が 聞こえ た深夜2時半を過ぎていたと 思う女性の寝室に入っていいかどうか悩ん で部屋の入口でしていると大家さんが目を 覚まし た あごめんなさい起こしちゃいました ね私は平気ですけどうされてました よ嫌な夢を見 て大家さんはベッドの上で俯い た何か辛い過去でもあったのだろう か私はそれを聞く権利はあるのだろう か暗い家に私なんかと2人きりでそもそも うされたのは私がいるせいではないだろう か嫌な想像がたくさん頭をよぎっている中 大家さんの方からぽつりと涙が落ちたのが 見え
た大家さんどうしたんです か私 そう言うと大家さんはシャツのボタンを 外し始め た大家さん何をしているんです か 私あなたと付き合う資格なんてないん ですこれを見て くださいそう言ってボタンを開けたシャツ の下には大きな手術の傷跡があった 病気をして全部取ってしまったん ですこんな体であなたと付き合うなんて できませ んごめん なさい私は驚いてい た胸の傷跡にじゃない胸を取ったからなん だと言うんだ体の脂肪のスーパーセントを 除去したからなんだと言うんだ そんなことで彼女の魅力が変わるもの かけれど今大家さんは傷ついて いる私はゆっくりと大家さんが怖がらない ように部屋に入って大家さんの手を握っ た温かくて少し湿ったような美しい手だっ たねえ大家さん私にもし 右手がなかったら嫌いになっていましたか え まさかじゃあ足がなかっ たらそんなの関係ない です私も同じ です私はただあなたの隣にいてあなたの 笑顔を見られたらそれだけでいいん ですだから 私と付き合ってくれません か大家さんは私の言葉を聞いてとても驚い た顔をした けれど本当 にこんな私でいいんです かと消え入りそうな小さな声で言っ たもちろん です私は誰でもない目の前にいるあなたが いいんですから そう答えると大家さんは子供のように泣き 始め た今まで溜め込んできた全てを放出する ように私の胸にすがりついて泣い た私たちはその晩ベッドの上で手を つなぎ合わせ生活の辛 さもう女じゃないと思い込んでしまった こと恋に対して臆病になってしまった こと大家さんはたくさん辛い思いをしてき てい たまた私自身のこともたくさん話し たどうやって生まれてどうやって育って どうやってこの町に来たの かこの1年さんと喋りたかったことを丸々
詰め込んだような夜だっ た大家さんは泣き笑いし ながらもっと早く話せばよかったと言っ たでも全ての関係には適切な速さが ある私たちの場合はこの1年が大事だった んだと思うと私が言うと大家さんはまた 涙ぐん だ私はその後がむしゃらに働いた田舎町の 死者で係長になり課長になり無調になっ た遊びにも行かずひたすら働き全ての時間 を妻に捧げ た友達もいくらか作ったが全て妻がいる ことに理解がある人だけだっ た夜遅くまで遊び歩くことに魅力はそう 感じなかったしそれよりは妻の待つ家に 帰りたかっ た大家 さんいや妻はいつ病気が再発するかわから なかっ ただから少しでも多くのお金を稼いで病気 に備えることが必要だったの だ同僚たちは毎日真剣に働く私を見て がむしゃら社員だと馬鹿にもしたが気にし なかっ た妻の病気が少しでも良くなるなら私は何 でもし たストレスが体に悪いと知って妻を旅行や 遊びにたくさん連れ出し た土日には手料理を振る舞っ たまだ男が料理するというのが今ほど普通 じゃなかった時代 だ私の慣れない手料理だったが妻はとても も喜んでくれおいしいおいしいと言って 泣き笑いしながら食べてくれ た早くに親に先立たれ残されたのは アパートだけだった妻にとって私は唯一無 の大事な家族だったの だある時吐き気が止まらないと妻が言った 時は心配して病院に行ったが医師は嬉し そうに笑ってい たそれはで私たちに子供ができたの だそうと分かった時は嬉しくて妻を抱えて くるくると回ってしまったほどだっ た3人目の子供が生まれる頃には私は閉店 となり都内に家も買っ た妻に何があってもいいように大病院の すぐ近くだっ [音楽] たあなたは変な人ね こんな私のために何でもしてくれるんだ もの妻はよくそう言っ た 違うこんな私じゃない君だからだよと何度 言っても妻はおかしそうに笑うばかりだっ たそうして子育てがあり子供がすっていく
のを見て正月にお腹を大きくして生する娘 と一に朗らかに笑い孫が生まれ孫を育てる のを手伝いやがて孫も大きくなって手が 離れ て私と妻の2人にまた戻っ た一緒に上野公園の桜を見上げながら私と 妻は手を つぐまだ歩けるうちに美しいものを たくさん見て楽しことたくさんやらないと ね妻がほがらかに行って 微笑む年を取れば取るほど再発の危険は 高まるもしかしたら妻の方が私よりも先に 行くのかもしれ ないそうだ ね来週末はどこに行き たいあなたの好きなところならどこででも ああでもそう ね久しぶりに孫たちの顔を見に行き ましょう か最近転勤するとかで悩んでいるみたいだ から おやじゃあ私たちみたいに素敵な出会いが あるかもしれないと励まさないと ね今日も私たちは一緒に微笑み合う これから先一緒にいられる全ての時間を 2人で大切に過ごすため [音楽] に私はム義姉の結婚式に来たのだけれど やっぱり私は邪魔者だったらしい私が神父 控室に入った途端義母が起り出したどうし てここにいるのよむつみさんお姉さんの 結婚式のお祝いをしたくてでもあなたは来 なくていいと言ったわよねそれは聞きまし たですが亮太に招待状が届きましたので 亮太というのは私の夫の名前夫は義姉の実 の弟だから彼に結婚式の招待状が届いても 不思議じゃないそうなると常識的に考えて 配偶者の私も列することになるけれど義母 の常識はそうではなかったよう 来て欲しかったのは亮太だけよあなたは顔 を出さなくてよかったのよそんなうるさい とにかくさっさと帰りなさいどうしたです かご祝儀も持ってきたのに私がパンパンの ご祝儀袋を見せると義母はそれを私から 奪い取ってこれはもらっておくわでもすぐ に書いてちょうだいだからどうしてお祝い をさせてくれなあんたが中卒だからに 決まってるでしょ親族に中卒がるなんて みともないじゃない義母はそんな風に私を 怒鳴りつけたその瞬間隣にいた夫が義母に 向かって母さん前にも言ったけど学歴 なんて関係ないだろううるさいお前は黙っ てなさいけどなそもそもあんたがまともな 人と結婚していればこんなことになって ないのよ義母の言葉に夫は並行してしまう
ああだめだこれが最後のチャンスだったの に この人は絶対に変わらないそれならそれで 私にも考えがある私は覚悟を決めて義母に こう言ったでは私は帰ります親族として 認めてもらえないようなのでああそうして ちゃうないその方が助かるわ義母が ニヤニヤしながら私に告げるそれで私は 仕方なくキスを返したおおいむつみ本当に 帰るのかええもちろんよあなたは結婚式に 無理だよお前と一緒がダメなら俺も帰るよ 夫は私の手を取ってくれるそれから夫は 義姉の方に向き直って俺たちは帰る後悔し ないよなあら私に聞いてるの義姉がとぼけ た感じで答えるその様子にむっした夫は 当たり前だよ今日の主役は姉貴だからな じゃあ後悔しないから帰ってくだらない弟 ならいない方がましよ後悔するなよしない わよ適当な理由をつけて弟は来られなく なったって言うだけだからふんと鼻であう 義姉結局私たちはそのまま神父控室を後に した新婦控室を出た後私は夫にこう尋ねる 本当に良かったのあああんな家族はこっち から願い下げだじゃあ例の作戦に 取りかかるそうだなあいつらに思いっきり 仕返しをしてやろう夫はそう言って笑った そうだこの笑顔だ震える私の背中を押して くれた笑顔小さい時からの苦労が報われた のも全部この人の笑顔のおかげこの人の 笑顔があったから今の私があるのだそう 思った途端心の奥に閉じ込めていた苦い 体験が溢れ出した私の実家は決して裕福な 家庭ではなかったとはいえ不幸だったわけ じゃない両親とも顕在だし私にも優しくし てくれたでも生活する上で節約することは 多く家族旅行やレジャー施設に出かけた 覚えはないだから少しだけ我慢することが 多かっただけだと今はそんな風に思って いるそういう子供時代だったから私は早く 大人になりたかった自分でお金を稼いで今 まで我慢していたことを思いっきりしたい そんなことばかり考えていたそれで中学の 路相談の時に私は担任教師にこう言ったの だ私は早く仕事がしたいので高校に行く つもりはありませんもちろん母も担任教師 も驚いた高校くらいは行った方がいいそう やって2人は口を揃えて私を説得するだ けど私の意思は固かったというよりも私の 中にはすでに中学卒業後の計画があったの だまずは地元のパン屋さんに弟入りそこで 見習いをしながらパンの作り方を学ぶ 美味しいパンが作れるようになったらどこ かで修行をして1人立ちをするパンヤに なるためには学歴は必要ない今思えば子供 の空想そのものでも当時の私はそれが明暗
だと思っていただから自信満々に母と担任 教師にそう話したのだ当然担任教師は呆れ ていたけれど母は違っていたそこまで言う ならむつが思うようにやってみたらいいわ お母さん本当その代わりダメだった時は 自分で責任を取るしかないわよ責任挫折し たら仕事がなくて苦労ばかりの人生よそれ でもいいと思うならやってみなさい私は 迷わずに頷いていたその時は母がそう言っ た理由は分からなかったけどそれから しばらくして母の言葉の実をことになる それは私がパンヤに出して数ヶ月後のこと 心が折れそうになり母に電話をかけた時 だった母がこんな話をしてくれたのだ実は ねむつみのお父さんもむつと同じことをし たのよえお父さんが高校の時に学校を辞め て音楽の道を目指したの周りはも反対 もちろんお母さんもねそれで結局デビュ する前にお母さんが妊娠してそれで音楽を 諦めちゃったのどうして自分の夢よりも 子供の方が大事だっってその時私は初めて うちの家が裕福でない理由を知ったのだ それと同時に私は自分が恥ずかしくなった 父は自分の夢を諦めて私と家族を選んで くれたでも私は自分で言い出したことなの に大変だというだけで諦めようとし そんな中途半端でいいのかごめんお母さん 私もう一度頑張るよそうねでも本当に大変 な時は家に帰ってきなさいえ諦めろてこ そんなことは言わないわよお父さんと背中 を押してあげるだけ私は母の優しさが 嬉しくて再びやる気を取り戻したそして パンへの見習いを続けることができたのだ 数年後にはパン食の礎が身についたと言わ れて師匠から修行に行くことを命じられた 行き先はフランスそこで本場とも言われる 黒ワッさんの作り方をしっかりと学んで こいと言われたのださすがに二の足を踏ん だ私は英語すらも話せないそれなのに フランスというのだから腰が引けるのは 当然だけどここで諦めるくらいなら最初 からこの世界に飛び込んでいないフランス 語が話せなくてもなんとかなるいや気合い で何とかしてやるそんな気持ちで師匠の 知人が経営するフランスのパンヤへ行った 実際に行ってみると悩むほどのことは なかった気がするもちろん言葉の壁は 熱かったでも師匠の知人は日本語が話せた から仕事をする上では何も困らなかったの ださらに見習いが学校に通える制度もある らしく給料をもらいながら現地の高校に 通うこともできた確かに大変だったけど私 にとってはいい経験になったと言えるその 後私は5年の修行を終えて日本に帰国師匠 の店に戻ってクロワさんの職人として再び
働き始めたのだフランスで鍛えただけあっ て私が作るクロアさんは飛ぶように売れた 師匠も修行に行かせた会があると大喜び 両親に作ってあげた時も大好評だった倉庫 するうちに時は立ちついに私は独立する ことになったのだけれど不安は 卒だから経営のことは何もわからないだめ だ知らないことが多すぎるこれじゃあ1人 ではやっていけないわ私は公園で1人悩ん でいたそんな時だったふと通りかかった 男性が声をかけてくれたのだ顔色が悪い けど何かあったのいえちょっと悩みがあっ てどんな悩み実は不安で仕方がなかった私 はその男性と話した普段なら絶対にそんな ことはしないでもその時はそのくらい 追い込まれていたのだ私の話を聞いた男性 は笑顔で私にそれなら誰かの手を借りたら いいと思うよえ何もかも自分でやろうと するからどうしたらいいのかが分からなく なるんだよそそうかなどこの会社も1人で やってるわけじゃないみんなが力を合わせ て経営してるんだからね当たり前のことを 言われただけだったけどその当たり前に私 は気づいていなかったのだそっかそんな ことにも気づかなかったありがとうござい ますいや困った時はお互い様だからねその お名前を伺っても俺は亮太その後私はその 笑顔が素敵な男性と連絡先を交換悩む度に 連絡して色々なアドバイスをもらったそう するうちに個人的な話もするようになり やがて付き合うようになっていたのだ互に いい大人だったこともあってすぐに結婚を 意識するようになったそして交際を始めて わずか半年で結婚婚姻届けを出してから私 は夫の実家へ挨拶に行ったすると義母と 義父は激怒義母は私を睨みつけてあなたお 仕事はパンヤで働いていますけどパンヤ そんな底辺な女のくせによくも亮太を たぶらかしてくれたわねそんな言い方をし なくてもショックだった思わず泣きそうに なると隣の夫が義母に母さんそんな言い方 をするなよパン屋の何が悪いんだよパンを 売るなんて誰でもできるじゃないきっと頭 も良くないんでしょそんなことはないむつ は賢いよ黙りなさいうちは印刷会社を経営 してるの頭が弱い子が嫁いでくると会社が 潰れるわとんでもないだそう思ったけれど 私は何も言えなかったここで口応えすれば 余計に文句を言われてしまうそれが分かっ ていたから私はじっと我慢を続けていた すると義父が私を見合って何もそこまで 言わなくてもいいだろう学歴さえしっかり していれば面木が立つさあすみません学歴 は私は言葉を濁した別に中卒が 恥ずかしかったわけじゃないただ義父の
しっかりした学歴とは大卒やそれ以上の ことだと思ったからだでも私の反応がかっ てことを荒立ててしまう急に義父の目が 吊り上がり学歴がないのかまさか高卒なの かいえなんだ脅かすなよ大卒なら大学は 女子代でもどこでも構わないよその中卒な んです 中卒私の言葉を聞いた途端義父はその場に 崩れ落ちた同時に義母が大声を出す中学 って中学しか卒業してないのあはいパ職人 になりたくてフランスで地元の高校に通っ ていたでもそれを学歴に入れていいのか私 は分からなかったのだそれで中卒と言った ことが余計に悪かったらしいふざけるん じゃないわよ中卒なんて絶対に認めません 義母は激しくり出して私にはどうすること もできなかったその後夫が義母をなめた けれど全く効果なし最後に義母は私たちを こ風に落とした中卒の嫁とかそんな底辺女 はうちの親戚に紹介できないわもう婚姻 届けは出したよ夫が反論すると義母は 真っ赤になってもういいお前は感動よ出て いきなさいじゃあ仕事はどうするんだよ俺 がが担当してる仕事もあるだろうるさい そんなものはどうとでもなるわよ会社に 自評を出して2度と帰って来ないでこうし て私たちは疑実家から追い出されてしまっ た結局夫は務めていた義父の会社を辞職 そのまま私たちは理実家と疎遠になったで もいいのご両親と喧嘩したままで私が夫に 尋ねると夫は当然だ学歴で差別するとか ありえないよ罪はこんなにすごいのに ありがとうあんな連中が家族だったと思う だけで俺はぞっとするよ本当に夫は 吐き捨てるように言っていたそれから しばらくしたある日のこと私と夫が休日の 朝を満喫しているとふと夫のスマホが鳴り だしたごめんちょっと電話だ夫はそう言っ てソファーに座ったまま電話に出る もしもし電話に出た途端夫の顔が険しく なる夫はなぜか電話をスピーカーにして私 にも聞こえるようにした私が首をかげて いると電話の向こうから聞き覚えのある声 がするちょっと亮太聞いてるのそれは紛れ もなく義母の声だった私の鼓動が早くなる 中夫が義母の声に応じる聞いてるよ母さん それで何のようだよそのよっていうか なんかはれが悪いこれは義母にとっては かなり都合の悪いことが起きたのかもしれ ないそんなことを考えていると夫がむっと してこっちは忙しいんだから用事がない なら切るぞああ待って実はねマリが結婚 することになったのよ姉貴が夫にはマリと いう2つ違いの姉がいるどこかの会社の 受付で働いていると聞いていたがこれまで
あったことはないそうなのよそれで結婚式 がもうすぐでまさか恋いって言うのか実の 弟が結婚式に出ないとなると親戚から何を 言われるか分かったものじゃないわそりゃ そうだなだから亮太は来てくれるわよね 自分に都合のいい時だけはそうやって 頼み事をするんだよなあれくらいのことで まだ怒ってるの自分の好きな人が貶められ たんだぞ黙っていられるわけがないだろま 待ってよ謝るわ謝ればいいんでしょ本当に ごめんなさいそそらしいセリフが聞こえる とはいえ形だけでも謝られた以上夫も結婚 式に行かないとは言いにくいはず事実隣の 夫を見ると顔をしかめていたそんな夫は ため息混じりにわかったよ結婚式に行って やるよ助かるわりたそれで相手は誰なんだ よ死百貨店でバイアーをしている方のご 四則で政治さんという方よとっても素敵な 方でとにかく自慢げに義母は話し続けた 一方の私たちがなんとなく聞き流している と最後に義母がこう言ったのだとりあえず 日時は招待場に書いてあるからその日は 亮太だけは仕事を休みなさいよだけえそう よ中卒のあの子は来なくていいわあの子に もそう伝えておてちょうだい 母さん卒じゃ常識もマナーも知らない でしょ偉い人がたくさん来るからどうせ恥 を書くだけよいい加減に夫が言いかけた ところで私は夫の袖を引っ張った首を振っ て何も言うなとアピールするすると義母は 反論がないと思ったのかこんな風に続けた とにかく中卒の嫁はいらないわ必要なのは 実の弟のあんただけよじゃあねそれを最後 に電話は切れた電話が切れた後も夫の怒り は収まらないでもそうやって怒ってくれる のが私は本当に嬉しかったそれはさておき 私は夫にある提案をするお母さんに最後の チャンスをあげないなんだよむつみその 最後のチャンスって結婚式に2人で行って そこで会心していたらオケーってことダメ だったらその時は盛大に仕返しをし ましょうどうするつもりだよそれはね私は は義母な話を聞いて思いついた作戦につい て詳細を夫に話した黙って聞いていた夫も 面白いと同意私たちは結婚式当日の義母の 反応を見てどんな仕返しをするのか決める ことにしたそして結婚式当日義母がいる 新婦控室に行ったら見事なまでに私は 追い返されてしまうしかもご祝儀は しっかりと持っていかれたこうなったら とことんしかすしかない覚悟しなさい最悪 の結婚式にしてあげるから呟いた私は夫と 一緒に新郎控室へ向かった新郎控室の扉を ノックするとすぐに新郎の父が顔を覗か せるはいどちら様どうも新婦の弟夫婦です
夫が名乗るその瞬間の父の顔が変わった 太さんですよねそにムさんまで本当に本物 ですよ先日は失礼しました私が頭を下げる と新郎の父も頭を下げるいえいえとんでも ないですお忙しいところお話を聞いて いただいて何の話かといえば実は私たちは 新郎の父と知り合いだったのだそれに 気づいたのは義母の自慢話を聞いている時 義母が新郎の父は死百貨店のバイヤだと そんな風に話したからだちなみに新郎の父 と知り合いになったのは義母の電話の少し 前のことパ職人として独立した私はクロワ さんの専門店を開業した直後に夫が岐阜の 会社を辞めたこともあって夫も私のパン屋 の従業員に転職夫が裏方をやってくれた おかげで私の店はすぐに安定した経営が できるようになったまたおしゃれなクワ さんの専門店だったのでかなり女性受けが 良かったこともしたSNSでまた琢に人気 になり私の店はあっという間に大きくなっ たのだそんな風に急成長を遂げた店に死 百貨店のバイヤーが目をつけないわけが ない新郎の父は私の店に来てこんな話をし た東方のデパートであなたのクワさんを 販売したいと思いまして要するにデパート で私のパンを売りたいということだった もちろん悪い話じゃないでもうちの店の 従業員は限られているしデパートまで手を 広げられるかが分からなかったそれで今は 難しいと断ったのだでも新郎の父も腕利き のバイヤだけあって簡単には引き下がら なかった私のパンのファンが多いことを あげて期間限定でもいいからとすがってき たのだ結局条件が折り合わず相談は決裂 それでも新郎の父は機会があればとそう 言って帰っていったそんな経緯があったの で私たちは新郎の父のことを知っていたの だそんな新郎の父が私たちの訪問に首を かしげながらまもなく結婚式も始まります がどうかされましたか実はそこで夫は新郎 の父に神父控室で起きたことを話し始めた のだ私が中卒だと貶められたこと追い返さ れたことなどを話していく話が進むと次第 に新郎の父の顔が ついには黙っていた郎の政治まで起り始め たまりさんもそんなことを言ったんですか ええまあ私が答えると政治は顔を真っ赤に して父さんすぐに神父控に行きましょう 黙ってるわけにはいかないようだ先に行く ぞお2人も一緒に来てください政治に促さ れて新郎室を飛び出した新郎の父の後を 負うそうして私たちがについた時には すでに修羅場になっていた怒鳴っている 新郎の父がいてその前には土下座をする ギフト義母の姿さらに部屋の隅で瞬として
いる義姉もいて収集がつかない雰囲気だっ たそんな中新郎の父が義母を怒鳴りつける 彼女のクワさんは大人気だあんなに 素晴らしいのに貶めるとは許せんでですが あの子は中卒でこの後に呼んで反論する 義母その体力は見上げたものだがこの状況 では何も言わない方がいいのは確かだ事実 反論したことで新郎の父はさらに送り出す 黙りなさい学歴なんて仕事ではほとんど役 に立たないででも私だって高校を中隊して 就職したんですよ学歴で言えば中卒です 中卒新郎の父にそう言われたらもう何も 言えるわけがないそれから先は一方的に 新郎の父に怒られるだけだったしばらくし て騒ぎが人段落したところで新郎が義姉に こげる悪いけどマリさんがそんな人とは 思わなかった結婚は拍手に戻してくれない かちょちょっと冗談よね冗談なわけがない だろ拍手だよ拍手ぴしゃりと言った新郎 大して結婚式直前で別れを告げられた義姉 は呆然実質何も言えずにその場に崩れ落ち ていた当然結婚が白死になったのだから 結婚式は中止集まった人にはお土産に配る 予定だった私の焼きたての黒わさんを配っ て謝罪する様々な反応が見られたけれど なんとかお引き取り願うことができたその 後結婚するつもりで仕事を辞めた義姉は元 の職場に復帰したけれど結婚式当日に破断 になったという話は社内でも大きな噂に なったそうだいたまれなくなりすぐに退職 したという話その後はアルバイトをして いるけれどこちらも長続きしなかったよう だバイト先で前の会社を辞めた理由を聞か れて答えられなかったのが原因だとか困っ た義子は私にこんな電話をかけてきた悪い んだけどあんたの店で働かせてくれない 言うまでもなく断ったでもそこまで困って いたのかと思うともう少し優しくしてやっ ても良かったかもしれない今は義姉も義父 の会社にいるそうだけどそれもいつまで 続くことやらなぜなら義父の会社も厳しい からだ義父の会社の取引先も結婚式の噂を 聞いて次々と離れていってるらしいいずれ は倒産すると思うけど私には関係ないこと だから知らないふりをするちなみに私は 大忙し結婚式の一見のお詫びとして政治の 父の百貨店に店を出すことになったからだ というわけでこのまま忙しさに身を任せて 義両親たちのことを忘れたいと思って いる私の名前はふこ26歳の料理研究家 料理研究家と言っても私はただ自由に作り たいものを作って紹介しているだけ本当は 1番好きなフレンチを極めてお店を出すの が夢だだったそのために留学して料理に ついてしっかり学びたいそれが幼い頃から
の私の目標だったしかし私にとってその夢 を叶えることは普通の子供に比べて難しい ことだった子供の頃から病弱だった私は 全速で入隊員を繰り返していた全速は なかなか治らず苦しい日々が続き学校も 休みがちに小学校5年生になると全速は さらに悪化長期間の入院が続き勉強は病室 でするのが当たり前にいつまでこんな生活 が続くのかとうんざりしていた頃入院中の 検査で心臓に病気が見つかった手術が必要 なほどの大きな病気だったそれを知った 両親は絶望的な顔をしながら医師の説明を 真剣に聞いていた一番絶望的な気持ちだっ たのは私だいつか良くなっていくものだと 信じていたのに良くなるどころか他の病気 が見つかるなんて自分がどうしてこんな 思いをしなければいけないのかそう思うと 悲しみが込み上げた病気が発覚してからと いうもの私は毎日病室のベッドの上で泣い ていたそんな私を励ましてくれたのは父 だった手術を受けるのが怖 怯える私に父はいつも前向きな言葉をかけ てくれた手術が成功したら家族みんなで 空気の綺麗な田舎に引っ越そう畑で野菜や 果物を作っていっぱい食べたら全速も きっとすぐに良くなるよそんな父の言葉は 私の背中を押してくれた家族みんなで田舎 に引っ越すことが私の生きる希望となり 手術を受けることを決 心臓の手術はかなり大掛かりで東京の 大きい病院に定員しなければならなかった 慣れない環境で手術を受けることは私に とって勇気のいることだったもし失敗し たら自分はどうなってしまうのだろう そんな不安に押しつぶされるようになる こともあったが家族の支えのおかげでなん とか手術当日を迎えた酔が聞いてくると私 はこそまま目覚めることはないのかもしれ ない一瞬そんな不安がよぎったしかし眠り についてから目覚めるまでは驚くほど一瞬 だったそう感じていたのは私だけで実際は 10時間を超える長い手術だったその間 両親は心配で気がきじゃなかったに違い ない目が覚めてすぐに手術が無事成功した ことを知った経過を見ながらではあるがり を頑張れば年内に退院できる意志からそう 言われた瞬間嬉しさのあまり号泣して しまった隊員に向けて必死でリハビリを 頑張った結果予定より早く退院することが できた通院の頻度が減ると父が早速田舎の コ民家を買うと言い出した父は誰もが知る 自動車メーカーの社員で収入は決して悪く はなかった仕事に対するモチベーションも 誇りを持って働いていたそんな父が仕事を 辞めて田舎に移住することを決意するのは
相当な勇気と覚悟が必要だったに違いない にも関わらず父も母も私の前で不安な 素ぶりは一切見せず常に前向きに振る舞っ た移住の計画はトト拍子に進み半年後には 実現することに私の全速が悪化することを 恐れて大急ぎで引っ越しの準備を進めて くれた 両親温かい地方の空気が綺麗な田舎に 引っ越すとすぐに私の体調に変化が全速の 発作が起きることがなくなり牛乳を使う 必要がなくなったのだ両親は私以上に喜び 3ヶ月に1度の通院の際に担当の意思に 嬉しそうに報告していた移住から1年後 術後の通院も終わり原速もすっかり良く なった私はごく普通の中学生に学校を休む こともなくなり遅れていた勉強にも 追いつくと私のやる気に木がついたそれ まで眠っていた料理人になるという夢が最 ね将来に希望を持てるようになった私を 止めることはもう誰にもできなかった本当 は大学に進学して海外留学したかったが父 が田舎の車屋に転職したことで それは諦めた私のためにやりがいのある 仕事をやめて収入が減ってしまった父に これ以上迷惑はかけられない海外留学は 諦めても料理人になる道は他にも山ほど ある調理士の資格を取得できる高校に進学 した私は料理について学べるのがとても 嬉しかった高校を卒業後地元のフレンチ レストランに就職した私は料理に真剣に 取り組んだ そして24歳にして自分の店を持つように なった私は母と協力して畑で無能薬野菜を 栽培作った野菜を店で提供するように店を オープンしてから2年現在は毎日多くのお 客さんに囲まれて幸せな日々を過ごして いるそんなある日のこと仕事中に突然母が 店にやってきて慌てた様子でで大きな声を あげたえこ大変お父さんが仕事中に倒れて 病院に搬送されたって連絡がそれを聞いた 私は母に先に病院に行ってもらい早めに店 を閉めて急いで病院へ医師の説明によると 父は癌を患っていて手術が必要とのこと今 のところ定位などはなく手術をすれば仕事 にも復帰できるだろうと父は言う今まで 病弱な私のために苦労を余儀なくされてき た父決して弱を吐かず家族を支えてくれた 父が若くして癌になるなんて家に帰って から私は1人静かに泣いたでも父の前では 前向きな姿勢を崩さなかった私が病気の時 父がそうしたのと同じように私の時とは 違い父の手術は短時間で終わり術後の経過 も良好だったとはいえ最低でも仕事を2 ヶ月休む必要がありその間収入がないこと を父は心配していたが保険には入っていた
ものの治療費もかかるのでそれだけでは 生活できない休みの日に父のお見舞に行く と難しい顔をした父にあることを頼まれた ふこ今日は休みだろこれから銀行に行ける かいいけど銀行に何の用があるの貯金を 100万ほど下ろしてきて欲しいんだ 100万入院中母さんに家のことを任せっ きりだから不安な思いをしているに違い ない母さんに貧しい思いをさせたくないん だそっか分かったじゃあ午後から銀行に 行ってくるねありがとう頼む私は父が事前 に用意していた異人場を持って銀行に 向かった銀行に着くと込み合っていたので 番号札を引いて順番を待つことにようやく 私の番になり窓口の椅子に座ると野口と いう若い男性銀行員が対応したどのような ご要件ですかすみません預金を100万 ほど引き出したいんですけど100万一体 何に使うんですえ父が病気で入院して しまってその間の生活費に当てたくて 使い道まで言わなければならないなんて ちょっと違和感を感じたがとりあえず話を 続けたすると野口は銀行員とは思えない 言動を 繰り返すあなた確か無農薬野菜のフレンチ レストランやってますよね俺フレンチって 嫌いなんですよねなんかかっこつけてる みたいじゃないすかどうせ逆なんかそれ ほど来てないでしょ赤字経営なんじゃない ですかそんなことありませんそれに今 そんな話関係ないじゃないですか関係あり ますよ貧乏人を相手にするほどこっちは暇 じゃないんですはいいから早く対応して くださいはいはいじゃあちょっと待ってて ください野口はそう言うと窓口からいなく なったもちろん対応してくれているものだ と思い私は椅子に座って待っていたしかし 1時間経っても野口は戻ってこない銀行が 込み合っているので時間がかかっているの かもしれないそう思いもう少し待つことに 2時間経っても野口は姿を見せずいい加減 おかしいと思った私は他の銀行員に聞いて みたするとなんと銀行員が言うには野口は 半球を申請しておりすでに帰ったというの だ頭に来た私はその日は一旦帰って後日 再び野口を指名して手続きをすることに2 日後再び銀行に行ってみると窓口にいる 野口を発見この日は込み合っていなかった ので野口を指名するとすんなり案内された 先日はどうもと私が言うとめんどくさそう な顔でため息をつく野口また来たんですか 何度来ても同じですよどうせ口座に 100万も入ってないでしょう貧乏人が 仕事の邪魔するな早く帰れ野口がひどい 態度で接客することを知っていた私は
あらかじめその様子をこっそり撮影してい たそんなことも知らずに野口は暴言を吐き 続ける大体無能薬野菜を使ったフレンチ なんてこんな田舎で流行るわけないでしょ 借金とかしてるんじゃないの貧乏臭い格好 してみともないこっちはは忙しいんですよ 金にならない客の相手なんかしたくないん だよ言いたいことはそれだけですかあなん だ急に強気な態度取り上がってすみません がここの店長を呼んでもらえますなんで お前みたいな貧乏人のために四天長を呼ば なきゃいけないんだ調子に乗るなよ分かり ましたいいです呼べないなら自分で連絡 するので連絡なんで店長の連絡先知ってん だ私はカからスマホを取り出し銀行の店長 に直接電話をかけて窓口に来るよう伝えた すると外出中だったにも関わらず店長は 大急ぎで窓口にやってきた私の姿を見る なり駆け寄ってくる店長これはこれは今日 はどうされたんですかすいませんが3億の 口座解約しますえどうしてですか理由をお 聞かせくださいそこにいる野口という銀行 員がこのような態度を取ったので頭に来て そう言って撮影していた動画を見せると 店長は顔色を真っ青にして私に謝罪申し訳 ございません本人を連れてきますので少々 お待ち ください店長は慌てた様子で野口に 駆け寄ると怖い顔をして無理やり私の元へ 連れてきたそしての頭を掴んで強制的に頭 を下げて再び謝罪野口は納得がいかない よすな何するんですか仕事の邪魔だった から追い払っただけなのにそれを聞いた 店長が激怒仕事の邪魔だとお前何様の つもりだだって本当のことじゃないですか 大した預金もないくせに100万引き出し たいなんてここは銀行だぞお客様のお金を 預かってる分際で何を言うそれにこちらの お客様が誰か分かるかこの人はフレンチ レストランの店主ですよねこんな人が 100万なんか持ってるはずないですよ 野口に見下されて腹が立った私は自分の 正体を明かすことに私ここの銀行に3億 預けてるんですよさ3億そんなバカな お前にそんな大金あるわけない野口がそう 言うと店長が口を開くこの方はSNSで 有名になった料理研究家のふこ先生だぞ 知らないのか今まで3冊の料理本を出版し てベストセラーになったんだぞえふこ先生 ってあのテレビで紹介された料理研究家の ああそうだし知れませんでしたそれを知っ てたらあんな失礼なこと言わなかったのに 先に言ってくれればよかったのに野口の理 不尽な言文を聞いた私はとうとう堪忍袋の 尾が切れた冗談じゃないわよ知ってたら
失礼なこと言わなかったは普通の銀行員は お客さんに向かってあんな態度取らないし 対応中に放置して勝手に帰らないわよ私が そう言うと店長はひどく動揺 する中に放置して帰っただとそれは本当な のか野口店長が激怒すると野口は気まず そうに言い訳をし始めるだってこんな田舎 でフレンチレストランなんか開いたところ であるわけないし赤字に決まってると思っ たから100万引き出すなんて嘘ついて 仕事の邪魔されたら困ると思ってなんで そんなことお前が決めつけるんだすすい ません風香先生お願いですから口座を解約 するなんて言わないでください店長が必死 に頼んできたが私はそれを拒否こんな失礼 な人がいるところに大事なお金を預ける なんて無理ですそのお気持ちはよくわかり ます野口のことは処分することを約束し ます店長の発言に対し野口がすかさず反応 する処分どういうことですかそれは私も 責任を取る覚悟でさっきの動画を上層部に 見せると言ってるんだそれだけはやめて くださいくそなんで勝手に動画なんか撮っ たんだようるさいそれ以上お客様に失礼な 口を聞くな自分が何をしたのか分かってる のかすいません謝りますから処分だけは なんとか処分は絶対だそれから四天長に 解約を決めるのは少し待ってほしいと言わ れ私は店長からの連絡をつことに数日後 店長から連絡があり時間を作ってほしいと 言われたので閉店後の店に来てもらうこと に店長は上層部の人と野口を連れてきて店 に入るなり3人とも深深と頭を下げる野口 は以前のような異性は全くなくなっていて すっかり意沈している様子まず始めに部の 人が私に丁寧にし野口を左処分にすること を告げてきた教育不足ということで店長の 処分も健闘中だというのでそれは望んで ないことを伝えた野口は神妙な持ちで私に 頭を下げて改めて謝罪の念を口にしたこの 度は本当に申し訳ございませんでしたもう 2度とこのようなことがないよう気をつけ ませ気をつつけると言われてもあんなこと 言うなんて人間性の問題だと思うんで自分 を見つめ直した方がいいですよこれ以上人 を傷つけたり迷惑かけたりする前にははい 3人は私に何度も謝罪し最後に揃って頭を 下げて帰って行ったその後野口は地方に左 になったらしいそれだけではなく言及処分 にもなったらしく見知らぬ土地でし生活を 送ることに野口が左された先は私の住む町 とは比べ物にならないほどの田舎だそう コンビニもなければ遊ぶ場所もなくお客 さんはほとんどが老人だというそこで働い ている従業員は野口合わせて3人で元々い
た2人は60歳の男性でかなり厳しい らしい野口は2人に毎日ビバ鍛えられされ ぐにを申し出た仕事を失った野口は他の 銀行を面接したが悪い噂が広まったせいで どこも雇ってくれなかったその結果野口は 仕事が見つからずニートのまま路頭に迷う ことに噂によると今は仕事もせず ホームレス同様の生活を送っているらしい 私はと言うと無事に父も退院して仕事に 復帰は月に1度父の通院に付き添いながら 家族で支え合って暮らしている父の病気が 分かった時はショックだったが私の時と 同じように家族で乗り越えたいと思って いる野口による暴言には真底腹が立ったが 結局口座は解約しなかったあの時四天長が きちんと対応してくれていなかったら今頃 本当に解約していたかもしれないもう2度 とあんな思いはしたくないので店長には しっかり職員を教育して欲しいところだ ちなみに私はあれから新しい料理本を出版 し再びベストセラーとなったおかげで店も 繁盛し私の料理を食べるために県外から来 てくれるお客さんもいる今の状況に日々の 感謝の気持ちを忘れず料理研究家として 成長していきたいと思うそして 支えてくれた家族に少しずつ恩返しをし ながらいつまでも平和に暮らしていきたい と願う私だっ た