【感動する話】総集編72

【感動する話】総集編72



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【感動✨総集編】田舎で医者の父と喧嘩しコンビニバイト生活で貧乏な俺。老婦人と仲良くなり介護用品の会社に就職。ある日、取引先でミスをし部長が大激怒!すると驚きの人物が現れ…俺が恐る怖る目を開けると何と!?

✨今回は、総集編として「3つの物語」をご紹介いたします✨
✨大好評の動画の総集編です✨
✨心がほっこりするストーリーばかりです。お楽しみ下さいね。

🍀第1話●田舎で医者の父と喧嘩し●
【感動する話】田舎で医者の父と喧嘩しコンビニバイト生活で貧乏な俺。老婦人と仲良くなり介護用品の会社に就職。ある日、取引先でミスをし部長が大激怒!すると驚きの人物が現れ…俺が恐る怖る目を開けると何と!?

🍀第2話●診療所の医師●
【感動する話】田舎の診療所で老いた医師と共に働く看護師の私。ある日、村人が総合病院に緊急搬送…嫌味なエリート若手医師「老いぼれ医師は帰れ!」病院長が現れ驚きの展開に…【泣ける話】【いい話】

🍀第3話●会社経営の危機に●
【感動する話】会社経営の危機に社長令嬢を雇うことになった。世間知らずで仕事でトラブルばかりの毎日…ある日、新商品開発を令嬢に任せることに…数ヵ月後、まさかの事態が…【泣ける話】【いい話】

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おさむちゃんいつもありがとう ねいえこちらこそいつもありがとうござい ますそう言って俺はコンビニから杖をつい て歩くあこおばあさんを見送っ た俺の名前は石川 おさむ今は小学金をもらいながら二十歳の 大学生 親元を離れて1人暮らしをしているがわけ あって親からの仕送りは一切もらってい ない生活はカツカツでバイトを3つ かけ持ちして いるこのコンビニでのバイトは深夜から 早朝にかけて勤務をしている仕事は忙しく 結構大変 だでもいろんなお客さんとすることができ て俺にとっては楽しい仕事 だあつ子さんもそんな俺の心を癒して くれるお客さんの 1人あつ子さんはいつも同じ時間に新聞を 買いに来て くれる俺は新聞が売りきれないように 取り置きをしておいてあげて いるそしてあつ子という名前は偶然にも俺 のおばあちゃんと同じ 名前俺のおばあちゃんは家族の中で唯一俺 の味方をしてくれる存在で小さい頃から とても可愛がってくれていたのだが俺が 高校生の頃になくなってしまったおばあ ちゃんまた母さんと喧嘩しちゃっ たなんで喧嘩になったんだい母さんが俺に 医者になれってうるさいん だ医者になるのが嫌なのか いお父さんが医者だからって俺も医者って そんなのおかしいでしょ俺は自分のやりた いって思ったことをやりたいのに分かって くれないん だそう憤る俺を見ておばあちゃんは にっこり笑ってこいたおさむほらあの机の 上にみかがあるだろでもりんごを食べ たかったらどう するりんごが好きだからりんごを食べた いって言うよそう だろそれと一緒だよ思ってるだけじゃ 伝わらないんだ よだから俺は医者になりたくないって言っ てるよそれは言っていないのと同じなの なんでみかが嫌なのかなんでりんごが食べ たいかそれを言わない とそれが思いを口にするってこ よおさにもいつか分かる日が来るだろう ねこの時おばあちゃんが俺に教えてくれた 言葉の意味を理解するのには随分と時間が かかってしま [音楽] でもこの教えのおかげで俺は救われたのか

もしれ ない俺の父さんは田舎の町で会行院をして いる長男として生まれた俺は小さい時から 後継として育てられ たでも俺は両親が期待するほど勉強が得意 じゃ ない中学になったには成績がどんどん落ち ていってしまっ たそんな俺とは対象的に弟の健二は成績が ぐんぐんと伸びていき次第に父さんも 母さんからは弟に期待するようになって いっ た おさまた勉強もしないで遊んでばかり少し は検事を見習ったらどうだそんなことでは うちの病院は任せられないぞ 俺医者になんてなるつもりないからじゃあ 将来はどうするんだ別になんだっていい だろうお さお父さんは心配していってくれているの あなたが医者にならなかったらこの病院は 検事が継ぐことになるのよそれでもいい のその方が2人とも都合がいいん だろう俺の言葉に2人は黙り込んで しまう勉強ができずに反発ばかりする俺 よりも素直で成績優秀な賢二の方がきっと 2人とも可愛いんだろうそう思ってい たそんな俺の卑屈な考え方は年を重ねる ごとにひどくなり高校生になった頃には俺 と両親は修復不可能な関係になっていた 唯一心の支えになっていたおばあちゃんも この頃に 高い ますます1人家の中で孤立していっ た高校を卒業すると都内の大学に進学し 実家から逃げるように1人暮らしを始め た親に頼りたくない俺は小学金を申請して 学費も生活費も自分で苦めし た苦しい貧乏生活が続いたがなんとか大学 卒業の時期を迎え た特にやりたいこともなかった俺だったが 2人の女性の姿がいつも頭の片隅にあった ことが未来を切り開いてくれ た俺をいつも可愛がってくれたおばあ ちゃんそして在学中のコンビニバイトをし ていた時に仲良くなったあこおばあ ちゃん2人とも足が不自由で歩くのには杖 を使ってい たこの杖がなければどこにも行けないから ね私の3本目の足みたいなもんだ よそんなおばあちゃんが大切にしていた杖 を製造販売している会社の求人を見た時に 俺のやりたいことが決まっ たお年寄りの助けになるような仕事をし たいそんな気持ちで今の会社に就職を決め

た俺の会社では介護用品の販売をして いる老人ホームなどの介護施設に飛び込み で営業に行ったり得意先に御用街に行って 介護用品を納品するのが俺の仕事 だおいおさむ今の交差点は右だよお前この 道何回間違えるんだよ 全くこれだから田舎者は困るんだよ なそう言って声を荒げるのは上司の岡田 課長新人研修の時からお世話になっている が いつも失敗ばかりで怒られてばかり いるちょっと止まれああはいここで待って いて くれ車の先には横断歩道の前に立っている おじいちゃんの姿が 見える岡田課長は車を降りておじいちゃん の手を引き横断歩道を渡るのを助けてあげ たそして無事に先の道路まで送り届けると 小走で車に戻ってき た待たせたなさあ行くぞさっきのおじい ちゃんお知り合いなんですか や赤の他人だよまあお年寄りは大切にする のが当たり前だろう今の裕福な暮らしが あるのはあの世代の人たちの頑張りの おかげなんだからなおりを大にしておか ないといざ自分が年を取った時に見捨て られちまうぞおさも気をつけろ よ岡田課長はそう言ってにっこり笑っ た部下の指導は厳しいが優しい男木のある 人 だだからこそ人望も熱く慕われて いるそんな心優しい人たちに囲まれ 俺は毎日楽しく働いてい たそんなある日のことだどうなってるんだ こっちは100個で注文してるのに10個 しか届いてないんだ ぞ異性のいい男が電話の向こうで怒り狂っ て いるこの男性はこの地域で介護施設を運営 している金山商事の西川部長だ 昨日までに介護施設に納品するはずの介護 用の消耗品が何かの手違いで届いていない とクレームが入ったの だたた大変申し訳ございません申し訳 ございませんとかいらないからどうするの かって聞いてるんです よ明日にでも足りなかった分をお持ち いたします明日じゃ困るんだよね 今必要なんだから毎日使う消耗品が届いて いないんだ ぞだんだんとヒートアップしていく西川 部長対応に困っていると誰かが横から受話 器を取り上げ た責任者の岡田です大変申し訳ございませ んこの件支給対処いたし

ます岡田部長がを変わってくれたのだ内心 助かったと胸を撫で下ろしていたのも つの課長が俺に向かっていったお様一緒に 謝りに行くぞすぐ準備 しろクレームを入れてきたのは金山正司と いう大企業だ金山司は介護施設の他にいく つもの事業を運営している会社 だこの金山少女を怒らせて関係を悪化させ てしまうようなことがあると我が家の売上 に大きく影響することは間違い ない電話では拉致が開かないと思ったお 課長の判断でとにかく現場に赴いて謝罪 することになりすぐに2人で施設に向かっ たこの旅は誠に申し訳ございませんでした あのなあこっちは必要だから100個頼ん でるわけですよ困るのは利用者さんなわけ ですから 全くはい承知しております今回はこちらで お許しいただけません か俺と岡田課長は会社の倉庫や関係先を 必死に回ってなんとか代わりになりそうな 商品を自賛してそれを代替品として提案を してい た代わりで住むんだったら私だっていくら でも揃えられますよそういう問題ではない わけですわかります かすぐに注文通りの商品を揃えろと 一点張りの西川部長に俺も課長もほとほと 困りはててしまっていた時だっ たさから聞いていましたけどいい加減に 許してあげたらどうですかその代わりの 商品でも私たちは何も困りません よそこには杖をついたおばあさんが立って い たそう言って西川部長をなめてくれるお ばあちゃんには見覚えがあっ たもしかしてあこ さんサムちゃんお久しぶりね元気そう ねなんと俺がコンビニでバイトをしていた 時に仲良くしていたあつ子おばあさんだ あつ子さんはこの施設に入所していたの だしかしあこおばあさんが西川部長に何か 言ったところでこの件が終わるはずも なかっ たはいはいおばあちゃん こんなところをうろうろしたらダメですよ おい誰かこのばあさん連れてって くれ西川部長の声にすぐに従業員の ヘルパーさんがやってきてあつ子さんを 部屋に連れて行こうとし た私はねもうすぐ息子が来るからここで 待っているんだよはいはい分かったから 全くこのばあさんボケちまってどうしよう もねえ なその暴言に俺が切れそうになると俺より

も先に切れたのは岡田課長だっ た ちょっといくらなんでも利用者さんに そんなも言いはないんじゃないですか あれなんだよその態度あんたたち謝罪に来 ているんだろ と西川部長が言ったところに今度は1人の 男性が玄関から走ってあつ子さんに 駆け寄っ た母さんお待たせちょっと仕事が立て込ん じゃって さ 社長あれ西川部長なんでここに や業者の納品ミスがあったものですから私 がしていた次第でござい ますそこに現れたのはあこおばあさんの実 の息子そして金山正司の春山社長だっ たこちらの部長さんやたらと業者さんを 責めるものだから私は許してあげたらって 言ったんだけど ねただそれよりも問題なのは施設の利用者 であるわ私をボケ老人呼ばわりしたことね 介護施設の条約でありながら利用者に 対する暴言は見過ごせないわ ね西川 部長それは本当ですかえ えいやそんなこと はごまかそうとする西川部長の声にかせる ように岡田課長は力強く返し たはい私とここにいる部下も聞いていまし たそうです か西川部長このことは後でゆっくり話し ましょうここは私が対応するのであなたは 本社に戻って ください西川部長は消えいるような声で 返事をして肩を落としてその場を去って いった おさむちゃん本当久しぶりね昔は色々お 世話になったねほら 高年あなたにも話したことあるでしょあの コンビニの優しい店員さんよ ああ君があのおさむ君か母が大変お世話に なったそうでありがとうございました 状況が分からない課長はポカンとして いる今回の件はこちらの代替品で大丈夫 ですよわざわざありがとうございます西川 が失礼しました申し訳ありませんいやいや とんでもないですこちらのミスです からこれくらい大丈夫よ気になさらないで ね高年だだって偉そうに社長なんて言っ てるけどね昔はやんちゃで大変だったんだ から母さんやめてよ恥ずかしい だろう社長とお母さん仲良しなんですね 羨ましい です仲むつまじい2人の姿を見てポロっと

言葉が出てしまっ た俺とお母さんはいつから関係が壊れて しまったん だろうもう2度とあつ子さんと社長みたい な親子にはなれないんだろう なそんなことが頭に浮かん だおさむちゃんお母さんとは相変わらずな のそうですねもう随分と会っていないし 連絡もしていません あの人たちは弟さえいればいいんです よそんなことないわよ自分のお腹を痛めた 我が子を愛せない母親なんていない わおさむちゃんも本当はお母さんに会い たいん でしょ今更家を飛び出した俺に会って くれるはずないです よ自分の思いはねちゃんと口にしないと 伝わらないのよ医者になりたくなかったら なんでなりたくないのか本当は何になり たいのか伝えなかったらわからない でしょお母さんはおさむちゃんの幸せを 持って医者になることを勧めていたんだと 思うのよそれははおさむちゃんが幸せに なれるならって ね俺の幸せを思っ て今のおさむちゃんならあの時になんで 医者になるのが嫌だったかちゃんと説明 できるんじゃ ないなんで今この仕事をしているかって いう理由もね それ は今おさむちゃんがやりたいことを見つけ て頑張っているんだったらきっとお母さん は幸せよ母をやってそういうもの よおさむちゃんの今の気持ちをちゃんと 話してごらん なさい思いはちにしないと伝わら ないどこかで聞いたことがある話 だ俺の頭の中に亡くなったおばあちゃんの 顔が浮かんでい たそういえばおばあちゃんも同じことを 言っていた な俺はスマホを取り出して画面を 見つめるもしも俺が今 連絡をし たら母さんはなんて言うだろう か今更何のようなんて冷たくあわれるだけ じゃないの かそう考え込んでいると俺のスマホを岡田 課長がすっと取り上げて操作をして いるか課長何するんですか返してください ほらよたまには有給取って実家へ 帰れそう言って渡された俺のスマホの画面 には今週末帰っていいかなと入力されて 母さんにメールが送信されてしまって

いるちょっと勝手に何するんです か思わず声を荒げるとそれを書き出すよう にメールの着信音が鳴っ た恐る恐る画面に目を落とすとスマホに 表示されていたのは母さんからの メッセージだっ た久しぶり元気楽しみに待ってい ますその変身に涙が溢れ膝から崩れ落ち た越を漏らす俺ににあつ子さんが優しく肩 に手を回して くれるほらね お母さんずっと待っていたんだ よそして週末になり久しぶりに地元に帰っ た電車を降りると改札口には懐かしい 母さんの顔が見え たは 今お帰りなさい父さんも健人も待っている わよ うん ありがとう照れ臭くて母さんの顔はまとも に見れ ない白髪の増えた母さんの後ろ姿を眺め ながら溢れ出しそうになる涙を必死に こらえ た実家に着くと真っ先に向かったのは仏壇 だばあちゃんの家に向かって話しかけ たばあちゃん 俺ちゃんと自分の思いを言えた よ家の中のばあちゃんはにっこりと笑顔を 俺に向けてくれている気がし [音楽] た 今日からここが私の新しい職場になるの ね目の前に立つ昔ながらの趣きのある 診療所を見上げ た診療所の正面玄関まで進み真鍮のドアの を引くときしむような音を立てながら扉が 開い た誰かね患者さんか ね受付のカウンターから白衣姿の年置いた 医師が顔を覗かせ声をかけて くれる今日からこちらでお世話になります わと言い ます私は緊張しながら目の前の老医師に 挨拶をし たおお聞いとるよ新しい看護師さんだろ よく来てくれたな そう言いながら医師は穏やかな笑顔を見せ てくれ た私の名前は和田 敦子7年間看護師として大手総合病院に 務めてい た総合病院では内科や外科整形外科など 総合病院内の色々な家を回ってい た毎日様々な病気を学ぶのはとても大変

だったがやりがいもあっ たそして今日金てから希望していたこの 診療所で働くために総合病院を退職しやっ てきたの だこの診療所は私が務めていた総合病院 から車で1時間以上かかるところにあり 周囲は山と田保しかない この村の集落唯一の診療所 だ人口は500人にも満たずそのほとんど を高齢者が占めて いるそしてここで働いているのは75歳に なる大浦先生ただ 1人今までは看護師もおらず診療の全てを 大浦先生が1人でやっておられたと聞いて い た 私は早速翌日から診療所に出勤し働き始め た診療開始の1時間前だがすでに待ち合い 室には近所のお年寄りが数人座ってい たおはようございますあれまあ新しく入っ た看護師さんか ねその中にいた1人の女性が訪ねてきた [音楽] 今日からこちらでお世話になりますわと 言います皆さんよろしくお願いし ますべっぴんさんだねよろしく ね私が挨拶をすると女性は嬉しそうに答え てくれ たそれじゃあ順番に診察しようか ね大先生の声に私はでに着替えて診療の 手伝いを始め た斎藤さん今日は血圧が少し高いね血圧の 薬は飲んだがねいけんね忘れとったわ じゃあお水用意するからここで飲み なさい大浦先生は1人1人時間をかけて話 を聞いていく そのおかげで患者さんは自分でも忘れてい たような小さな症状まで思い出して伝える ことができているよう だ私が働いていた総合病院ではあまり診察 に時間をかけられないので患者さんが言い たいことを言えないうちに診察が終わって しまうことも 多いそのペースに慣れていた私は大浦先生 の診察の仕方に戸惑うことも多かっ た診療所の待ち合い室にはいつも決まった 顔ぶれが並んで いる別に具合が悪くなくても大浦先生と話 をすることで安心できるのだと いう大浦先生も嫌な顔1つせずお茶を すすりながら近所のお年寄りの話を聞いて いるの だそういえば最近田中さんとこの長男が 具合悪そうにしとった ね大浦先生は斎藤さんから封印に出た田中

さんの長男の話を真剣な表情で聞いてい た私は具合が悪いなら診療所に来てくれれ ばいいと思ったが斎藤さんの話だと農家の 仕事が忙しく診療所に来る暇もないそうだ その日待合い室のお年寄りが診療所を出て 誰もいなくなると大浦先生は大信に行くと いうので私に付き合うように行ってき た大浦先生は大信もされるんですね いや今はたまに行くだけだよ田中さんが 心配になってな毎日ってわけではないん だ小さな村だと言っても診療所まで来れ ない人のためには必要なのかもしれ ない昔は自転車で村城を回ったものだが この年になるとあまり遠くまでは行けん ようになっ た年期の入った自転車を漕いでいく大浦 先生の後ろを私も自転車でついていっ た毎日はでなくなったがこの村の人たちは お互い同士をよう見とる今日も斎藤さんの おかげで田中さんの様子を見に行けるわけ だ よだから先生は毎日お年寄りたちの話を しっかり聞いているんです か年を取ったらお互いに助け合わんといけ んから [音楽] な普段の何気ない診療の様子には 大浦先生なりの考えがあったのだと私は 関心し [音楽] た田中さんの家まで来ると隣の田んぼに うずくまっている男性の姿が見え た私は急いでその男性に駆け寄っ た大丈夫ですかどこか痛みます か男性はお腹を抑えながら大量の汗をかき 喋ることもできずに唸って いる口元を見ると王としていることが 分かっ たこの男性は田中さん だ大浦先生が近づいてきて2人でその男性 を仰向けにした王としたものでご縁ない ように顔だけ横に 向けるこれはいか閉塞かもしれ ん男性のおを診し 大先生の言葉を聞いて私は急いで携帯で 救急車に連絡をし た超閉塞だとしたら手術ができる町の総合 病院まで搬送しなければならなかったから だあなたどうしたの大丈夫な の妻らしき人が来て倒れている夫に向かっ て声をかけながらおろおろとして いる田中さんさんは今すぐ病院に運んだ方 がいい私たちも付き添うから支度をしてき なさい大浦先生が落ち着いた声で田中さん の奥さんに話すと奥さんもはっとした様子

で家の中に入っていっ た総合病院までは救急車でも1時間は かかる家族が病院と家を往復するのは大変 だと思い大浦先生は院の準備をするように 奥さんに伝えたの だまもなく救急者がやってきて救急隊に 事情を説明し私たちも道場することを伝え た最近よくお腹が痛いと言っていたんです 忙しくて診療所にも行けなくてこんなこと なら早く大浦先生に見てもらうんだった わ田中さんの奥さんは旦那さんの手を 握りしめながら最近の旦那さんの様子を 聞かせてくれ た病院に着いたらすぐ処置してもらえます からねもう少しの辛抱です よ私は田中さんの奥さんの肩を抱き彼女を 励まし た病院に到着すると大浦石から総合病院の 一へ患者さんの状態の申し送りがなされ さんは福部の検査をすることになっ た検査の結果大浦先生の診断通り長閉塞を 起こしており田中さんはすぐに手術室に 運ばれていっ た手術をすればご主人はきっと良くなり ますから ね不安そうな奥さんだったが私の言葉に 少しほっとした様子を見せ た大浦先生看護師さん本当にありがとう ございまし [音楽] た奥さんは深深と頭を下げ た早く良くなるといいけどな診療所を開け たままで来たから私たちはそろそろ失礼 する よ大浦先生が田中さんの奥さんにそう言っ て私たちはバスで診療所に戻ることにした のだっ た田中さん早く良くなるといいですね手術 をすれば大丈夫だろうがもっと早く気づい てあげられたらよかった な診療所を長く不在にはできないので 仕方なく田中さんたちとは別れたが大浦 先生も私と同様に田中さんの様子が気に なって いる裏の人全員を1人の意志が把握するの は 難しい1番いいのは体調が悪いと思ったら 早めに診療所に来てくれることだが田中 さんのことを例にとっても難しいことなの かもしれ ないこういうことは私たちのこれからの 課題ですねそうだなよしまずは急いで 診療所に帰らないとな すると病院のロビーを歩いていた私たちの 目の前で突然女性がしゃがみ込んでしまっ

たあの大丈夫です か私は慌ててその女性に近づき声をかけ たすみません私貧血がひどくて薬は飲んで いるんですがなかなか良くならなく て見れば女性の顔は真っ白で血の気がない いつ倒れてもおかしくないように 見えるとりあえずそこに座らせた方がいい ぞ近くのソファーがある場所まで私はその 女性を支えながら歩い たフラフラしながら歩く女性の様子を見る とかなりひどい貧血のようだ私も腰かけて 彼女が落ち着くまで背中をさすってい たなかなか女性の状態が落ち着かないので ただの貧血にしてはおかしいと私は少し気 になってい たちょっと彼女に状況を聞いた方がいい な大浦先生も女性のことが気になって いる私は隣村の診療所で看護師をしている 和田と言いますこちらは診療所の医師の 大浦先生なんですがよかったらお話を聞か せていただけません か私の言葉に女性は申し訳なさそうにして 私と大浦先生を交互に見 たご迷惑をおかけしてすみません私は今 よこと言いますここには半年くらい前から 通院してい ます貧血だそうですが何か治療をされて いるんです か今井さんはけだるそうにしながらも話を 聞かせてくれ た飲み薬が出ているんですがなかなか良く ならなくて体もだるいし他の病気じゃない のか不安で今日も主人の先生に相談しに来 たんですが急に気分が悪くなってしまっ よかったらこの老廃にちょっと手を見せて もらえません か大浦先生に言われるままに今井さんは 両手を差し出してき た私と大浦先生は今井さんの手を見てその 特徴的な色素沈着にはっとして いる今井さんはどこのかに見てもらって いるんです 内科ですとても若い先生であまり話も まともに聞いてもらえないから私の症状が ちゃんと伝わっているのか不安で仕方ない ん です大浦先生は真剣な表情で今井さんの 両手以外にまぶの結や航空内まで確認して いる私はの症状である貧血や両手に見 られる色素沈着から難病である福神の病気 のことを思い出してい た私はこの病気のことをよく知ってい たそれは私の母がこの病気を患ったから だ当時私はまだ中学生で母親の病気に 気づいたのは症状がかなり行してからだっ

たそれでも母の病気は薬さえちゃんと飲ん でいれば命に関わる危険なものではなかっ ただが仕事で忙しかった母は度々薬を飲み 忘れることがありそのせいで病状が一気に 悪化してこの世を去ってしまったの だ今井さん主人に相談し て系の診療を専門でやっている隣の県の 病院を紹介してもらった方がいいかと思い ます よ大浦先生が今井さんに説明するのを聞い て私もやっぱりと思ってしまっ た今井さん主人の先生と今から話をしませ んか私たちも付き添います えご迷惑じゃないんですか こんなみず知らずの私に親切にして くださる なんて今井さんは困惑した様子だったが 内心ほっとしたのか表情が明るく 見える大丈夫ですよ医療に携る人間として 当然のことです から私は任せてくださいと胸をどんと叩い てみせた隣で大浦先生は苦して い大浦先生と私は今井さんの診察に 付き添わせてもらっ た名前を呼ばれて診察室に入った私たちの 前に現れた意はとても若く見えたおそらく 30ぐらい [音楽] だろう望田先生お世話になります最近は どうですかあれあなたたちはご家族です か 持田一は突然現れた私たちに驚いて いる突然すみません私はリソの診療所で 看護師をしている和田と言いますこちらは その診療所の意思の大浦 です丁寧に辞儀をしてから自分たちが偶然 体調を崩した今さんと会い相談したいこと があって付き添ってきたのだともら医師に 説明をした 私たちが名乗ると持田石は迷惑そうな顔を し た家族の方以外に診察室に入られるのは 困りますね申し訳ありませんですが今井 さんはずっと貧血でこちらにかかっておら れますが症状が全く改善されていないそう です ね必要な検査はしているし薬も出している からこれ以上私がすることはないよ 医師は私たちの問いかけに面倒くさそうに 答える今井さんの手には特徴的な色素沈着 がある内分泌系の専門で見てもらった方が いいと思うんだ が大浦先生も説明してくれているがもら一 はまともに話を聞く気もない様子 だおいぼれ者と生生な看護師に私の治療に

ついて口を出されるのは迷惑だなんで そんなこと言われなきゃいけないん だ苛立ちを募らせた様子で持田石は突然 椅子から立ち上がって怒鳴り声をあげ た診療の迷惑だとっとと出ていって くれそう言って傍にいた看護師に私たちを 診察室から追い出すように指示したのだ 今井さんあんたも私の診療を受ける気が ないならとっとと他の病院に行ってくれ ただし紹介場を書気はないから なさらに興奮した様子で今井さんにまで とっている今井さんも私も彼を怒らせて しまい戸惑っていたが大浦先生だけは平気 な顔で診察室の椅子に座ったまま だ その時どこからか声が聞こえてき た失礼廊下まで持田先生の怒鳴る声が 聞こえたんで心配になって ね突然診察室の扉が開いて白衣姿の克服の いい男性石が入ってき たか海道委員長すみませ んどうやらこの病院の長 田先生は委長を前にして慌てて腰を深く 追っ たおやおや懐かしい顔が2人もいるじゃ ないか一体どうしたこと だ街道委員長が大浦先生と私を見て嬉し そうに言っ た委員長先生ご沙汰しておりますおお和田 さん久しぶりどうかね念願の診療所での 仕事はとても充実してい ます私は大浦先生と一緒に仕事ができて とても満足して いる大浦先生も大言きそうで何よりです なあ延長挨拶は後にしてちょっと話を聞い てもらいたいんだがねいいか な大浦先生は長にさんの病気のことを説明 し た街道委員長は話を聞きながら神妙な顔で 頷い たわかりました大浦先生の診断でしたら 間違いはないでしょうすぐに紹介場を書き ましょう街道委員長どういうことですか私 の診断がおかしいってことです かあっさりと今井さんの紹介所を書くと 言った委長の言葉に 持田医師は驚いて いる今井さんの病気のことは専門医の意見 を聞いた方がいい専門医ってどういうこと でしょうここにいる大浦先生は以前うちの 病院で難病指定の疾患を扱う専門医として 働いておられた名義だぞ先生が診療所を 開きここを去ってしまったからうちでは 専門の対応ができなくなって 残念だったか

な実は大浦先生は15年前までこの総合 病院で働いていたそして当時入院していた 私の母の主人でもあっ た母親の病気を見つけてくれたのも大浦 先生だったの だ当時中学生だった私は母の病気のことで 情緒不安定になっていた そんな私を励まし優しく話を聞いてくれた のも大浦先生だっ た結局母は亡くなってしまったがずっと 真味になって寄り添ってくれた大浦先生の ことを私は忘れられなかっ たいつか大浦先生に恩返しがしたいと ずっと思っていたの だそれからは中学校を卒業後看護学校に 入り看護師となってこの病院で働き始め たその頃すでに大浦先生は病院にはおられ ず隣村で診療所を開いたと街道委員長から 聞かされてい た私は委員長には自分はいずれ診療所で 大浦先生と一緒に働き先生を助けたいと 宣言していたのだ 診療所では色々な家の疾患について詳しく ないといけないと街道委員長より聞かされ 私は必死になって色々な家に回り勉強を 続けてい たおかげで看護師としてのスキルは上がり 街道委員長に診療所への紹介場を書いて もらえたの だとにかく今井さんには専門員の診察が 受けられるように手配しますから安心して ください委長先生ありがとうございます どうぞよろしくお願いし ます今井さんはほっとした様子で大浦先生 と私に向き直ってお礼を言って くれる大浦先生も和田さんも本当に ありがとうござい ますこの病気は薬の管理をちゃんとして いれば日常生活は問題なくることができ ますから ね私の説明に今井さんはしっかりと頷いて くれ た田先生自分の診察に自信を持つのはいい ことだが奢っていてはいけないぞおりは 医者をダメにするからないつでも患者の 立場に立って診察をするように心がけて ほしいはい商人します大浦先生失礼なこと を言って申し訳ありませんでし た持田石は直立不動の状態で頭を深く下げ たまあ頑張りなさい君はまだ若いんだから なしっかり商人し なさい大浦先生は笑顔でそう言っ た道委員長のおかげで無事に今さんが最適 な治療を受けられることになってほっとし たこれでようやく診療所へ帰ることが

できる大先生これからも和田君をよろしく お願いしますよ委長こんな優秀な看護師を 手放して実は後悔しているんじゃないのか 確かにそうなんですが党の本人がどうして も大浦先生と働きたいというのでこれ ばかりは仕方ないですよ あださんこんなおいぼれに付き合うことに なるとはとんだ貧乏くじを引いたんじゃ ないかなんなら今からここに戻ってもいい んだ ぞ大浦先生はそう言って笑ったいいえ ずっと恩返しをしたいと思っていた大浦 先生のそばにいられて私は幸せですこれ からも診療所でバリバリ働き ますやうちの病院に帰る気はないみたい ですねというわけで大浦先生これからも しっかり教育してやって ください街道委員長は残念そうな顔をした が同時に嬉しそうに笑ってい た私出ていけと言われない限りは出ていき ませんからわかったわかったじゃあ診療所 に帰るとするか ねの込みに大浦先生は呆れた顔を見せて いる診療所に戻ると開けっぱなしだった 待ち合い室には斎藤さんたち常連さんが 留守番をしてくれてい た2人ともお帰り患者さんもおらんし 落ち着いた1日だった よそう言って私たちを出迎えてくれたのだ 私たちははなんだかんだでとても忙しい日 だったが無事にこの診療所に帰ってくる ことができてほっとし た私はこれからも大浦先生と一緒にこの 診療所で村の人のために頑張っていこうと 改めて心に決めたのだっ [音楽] た彼女との出会いは突然だっ た俺の父に連れられ彼女がこの会社にやっ てきたのはもう半年も前のこと だ最初に会った日のことを俺は今もよく 覚えて いるこの子まり子さんって言うんだ今日 から働いてもらうから色々教えてやって くれえ働くっ て朝から使用だと言って出かけていた父が 昼近くにやっと戻ってきたかと思えば突然 そんなことを言って1人の女性を俺に紹介 し たその若い女性は父が渡したのだろうか うちの会社のユニフォームのジャンパーを それを通さずに肩にかけ不機嫌そうに体の 前で腕組みをして いるでストレートの長い 髪色の美人だがいかにも気が強そうな女性 だ俺は彼女を残して父を事務所の奥まで

連れて行っ た親父何を考えてんだよじ削減しなきゃ ならないって時に人を雇う なんて情は落ちたら話すからさよろしく 頼むよお前の女子としてやって くれ父は俺の肩を叩いて彼女を 振り返りまりこちゃんこれ私の息子分から ないことはこいつに聞い てと笑顔で言って俺から逃げるように事務 所を出ていったちょちょっと 親父残された女性はまだ腕組みをしたまま 戦いでも挑むようなきで俺を見て いるしかしその表情は去勢を張っている だけで瞳の奥には何かに怯えているような 感じがしてい た俺はそんな彼女から目が話せなかっ た俺の名前は森川太地30歳 独身父親が経営する歌製造販売会社 森川下の専務として働いて いると言っても役職などあまり関係なく 営業もするし人手が足りなければ工場にも 入る何でもやのようなことをして いる母は俺が高校生の時に病気で亡くなっ た高校卒業と同時に社長の父と2人3脚で 会社を守ってき た業員数はパートを入れて80人小さな 会社だが創業以来確かな品質管理と長く 愛される味を求めて誠実にお菓子を作って いる主力商品の国東アに加えてフルーツ キャンディやグミなど若者にも受ける商品 にも力を注いでいるが安価な大手メーカー の商品に押されて営は年々苦しくなってき てい た銀行に勇の相談をした時も有子担当から まずは経営の立て直しだと言われたばかり だ手っ取り早いのは人件費 削減しかし今まで一緒に頑張ってくれた 社員を首になどできないと父は首を縦に 振らなかっ たなのになんで 俺は目の前の女性を見てため息をつい たそして仕方なく女性に近寄り声を かける森川太地ですまり子さん苗字 は東条 です何歳ですか今までどこかで働いてい ました か24歳です今まで1度も働いたことは ありません大学を出て花嫁修行をしてい まし た花嫁修行 ね彼女の派手なネイルを見ながらつぶやく とまり子さんは俺を睨みながら両手を後ろ に回し隠し たうちは食べ物を扱う会社ですネイルは 禁止それとその上着るならちゃんと袖を

通してください場内はがあて危ないので それと髪は1つに束ねるように衛星第1で お願いし ます俺が一気にまくし立てるように言うと まり子さんは腹立たしに上着に袖を通して 速歩を向い たその後衛生白衣に着替えて工場を案内し た あ子さんはの中を込んだ顔を慌てて 引っ込めた額に汗が滲んで いるこれは雨の材料を煮詰める作業です 水分を飛ばしながら煮詰めて炊き上げ ますベルトコンベアの前に立ち国東雨の 生地が覚まされ次の皇帝へ運ばれていく 様子を見ていた彼女が不思議そうに つくこの状態からどうやってするんです かそれはこっちです よ俺は冷めた生地をロープ上に引き延ばし 肩で抜く作業を見せた彼女は小さくなった 雨を見て納得したように 頷く彼女は見るもの全てに驚いた表情を 浮かべ俺の説明にも真剣に耳を傾けて いるさっきまでのつけした態度とは打って 変わってとても印象が良かった熱っから 性格が悪いわけではなさそう だ検品作業して放送する工程に来た時俺は 完成した雨を1つ手に取り彼女に渡し たこれがうちの主力商品の国東飴です食べ てみて ください彼女は戸惑いながらそっと口に 入れるすると 途端に目を見開いていっ たおいしいとてもコが あるうちの国東アは沖縄から仕入れた国東 を使っているんです後味がさっぱりして いる でしょうまり子さんは完成したばかりの雨 を見て冬にぽつりと つぶやくつやつやと黒く光っていてキス みたいキス宝石のオニキスです かそう聞くと彼女はいえなんでもないです と言って再び殻に閉じこもるように暗い 表情になっ た俺はその寂しそうな横顔に彼女には何か 特別な事情があるのではないかと感じてい たそれから1ヶ月が過ぎようとしていた 彼女にとってこれまでの日々はとても大変 だったと思う電話大体から接客お茶組書類 の整理パソコンでの書類作成全て1から 覚えなくてはならなかった世間知らずの 彼女は驚くような失敗も数多くしたが早く 覚えようと必死に頑張っている姿には交感 が持て た50代でベテラン事務員のとみ子さんも 優しく丁寧に教えてそんな彼女を応援して

い たそうそれでいいわ若いから覚えが早いわ ねそう言って褒められるとまり子さんは 嬉しそうに笑っ たしかしそれでも相変わらず無口で自分の ことはあまり話さず休憩中もいつも1人で ポツンと座っているこが多かったとみ子 さんはそんな彼女を見つめて心配そうに 言う彼女時々泣いていることがあるんです よ工場の若い子たちが話しているのを聞い たんですけど彼女のバッグ100万円は くだらない白物なんですってもしかしたら いいとこのお嬢さんなんじゃないかって噂 になっているんですよどうしてここで働く ことになったか知らないけど何か大変な 事情があるんじゃないですか ね俺はそれを聞いた後父に問いただした父 はオフィスで書類を作成しているところ だっ た親父東女まり子さん彼女は一体何者なん だ何か事情があるん だろう俺がそう聞くと父は老眼鏡を外して 俺を見 たお前株式会社マリソルという宝石を扱う 会社を知っている か名前は知ってるテレビCMでもよく流れ ているよね確か1ヶ月ぐらい前に倒産し たって新聞で見たけどそれが 何その会社の社長東条和氏はまり子さんの 父親だえじゃ彼女は社長の娘だったのか 株式会社マリソルは宝石の買い付けから食 品の製造販売を扱う食品の総合会社だ 大きな本社ビルの他に多くの事業所を持ち 直営店舗も経営していた安価な品から高級 な品まで幅広く取り揃え親しみやすい ジュエリーショップとして人々に人気だっ たが慢性的な不況の中若者を中心に ジュエリー離れが進みさらには貴金属の 価格上昇もあって次第に経営が 悪化その上経理責任者による横領が発覚し その穴埋めに架空取引をしていた不正会計 が原因で債務長家に陥り倒産に至ったの だマリ子さんの父親は土地カオを売却し 債務者への返済に当てた 母親は振動が祟り病気になって 入院事情があって親族には頼れず現在は 一家離散の状態になっているよう だそんな中父は登場社長から1人娘の まり子さんを働かせてやってくれないかと 頭を下げられた父は東条社長と学生時代 からの友人で業種は違うが同じ経営者同士 支え合ってきた中だそう だ苦労も知らずに育った娘をいきなり世間 に放り出し水知らずのところで働かせるの は抵抗があったようだ娘を思う父親の

気持ちが痛いほど分かったから私は2つ 返事で引き受けた彼女もけなげに頑張って いるようじゃないかお前も見守ってやって くれ父はそう言って俺に頭を下げ たそれからさらに2ヶ月ほど経った頃営業 担当が大きな仕事を取ってきた高級死に 旅館がお土産用のオリジナルのお菓子を 作りたいというのだなんでもこの死旅館の 社長がうちの国東雨を長い間ひきにして くれていてうちを押してくれている らしいこれが成功すれば大きな利益に つがるだろう俺はこの仕事の資料をまり子 さんに見せ た一緒にこのオリジナル商品を考えて 欲しいんですえどうして私なんか に彼女は戸惑いながら俺に 聞く君が初めてうちの雨を食べた時の笑顔 が忘れられなくて君なら俺たちが気づいて いないうちのの商品の良さを新しい形で 引き出してくれるんじゃないかって思うん だ彼女は俺の言うことを聞きながら瞳を 輝かせてこう言っ たはい私やってみ ますある日の休日俺はまり子さんと ちょうどその頃開催されていたお菓子の 見本一に来てい た大きな国際展示場でされたこの見本一は 世界15カ国の様々な種類のお菓子が展示 されているオリジナル商品のヒントになれ ばと思い俺が誘ったのだ彼女の気晴らしに なればとも思ってい た森川専こっちに面白いお菓子があります よまり子さんは楽しそうにいろんな国のお 菓子のブースに足を止め話を聞いたり試食 したりしている明るい笑顔で今までの彼女 とは別人のようだっ た連れてきて正解だった な俺は彼女の様子を見ながらそう つぶやくその時突然背後から女性の声がし たあれまり子じゃない の見るとブランドもの服に身を包み派手な アクセサリーを若い女性が巻きの男たちを 連れて立ってい た さまり子さんは驚きそして気まずそうに目 を 伏せる咲と呼ばれた女性はにやりと笑い まり子さんに近づいたあなたのお家今 とても大変なんでしょ家も売り払って住む ところもなくなったって聞いたけど大丈夫 友達のあなたが心配で私夜も眠れなかった んだ から女性は大げさな身振り手ぶりでわざと らしく言い放ったえええ大丈夫よ ありがとうまりこさんは返事に困った顔を

している相手の言葉の真意に気づいている 様子だったところであなた今何してるの もし仕事を探しているなら私のパパにお 願いしてみましょうか 私今国東アとかキャンディそれにグミ なんかを作っているお菓子の会社で働いて いるのとても楽しいのよだから大丈夫 [音楽] まり子さんがそう言うと女性は突然 吹き出して笑い出し た働いてるあなたが かわいそう雨工場なんかで汗まみれになっ て労働してるなんてみめ ね女性は取巻き連中を振り返ってクスクス 笑って いるそんなことないわとても素晴らしい 会社よ私もはめは今までの暮らしががらり と変わって不安だったし悲しかったでも 会社の人たちによくしてもらってやりがい のある仕事も任せてもらえて本当に毎日が 充実しているの父が苦労して稼いだお金を ただ贅沢に使うだけだった以前の自分を今 は恥じてるわ 女性は高級バッグを触りながら言っ たはあほんの少し働いたぐらいで何を偉 そうに言ってるの負け犬の遠吠えじゃない ああ恥ずかしいさあ行き ましょうまり子さんは目に涙を浮かべて いるその女が立ち去ろうとしたその時俺は 思わず声をかけ たちょっとすみません何かしら 彼女が働く貸製造会社のもの です俺がそう言うと女性は気まずそうに そっぽを向いた何か言いたいことでもある のまり子さんはかわいそうなんかじゃあり ません よご両親から愛されて見守られているから 辛い状況の中でも新しいことに挑戦する強 さがあります弱も吐かず 立派な社会人として自立しているあなたに は申し訳ないけどどんなに高い洋服を着て も豪華なアクセサリーをつけていても彼女 の額の汗の美しさには叶わないと少なく とも私はそう思い ます女性は悔しそうな顔をしてわなわなと 震え怒りの表情を浮かべて いるそして俺に向き直って失礼と言って その場を立ち去っ た専務すみませんでした彼女昔の友達なん ですそう言って俺を見る彼女の瞳には涙が 光って いるうちの大切な社員をけなされるのが 許せなかっただけですさオリジナル菓子の ヒント探し ましょう俺の言葉に元気に頷くけなげな

彼女の姿を見て俺は今までにはなかった 感情が心に芽ばえていたがこの時はそれが 何を意味するのかまだ分からなかっ た高級死旅館のお土産用オリジナル歌詞の 試作品が完成したのはそれから3週間ほど 経った頃だっ たまあなんて綺麗なの食べるのがも もったいない ぐらいとみ子さんや事務所の他の社員たち が試作品を見て簡単の声を あげるまるで宝石だ なあ父も手に取って眺めていたそれは国東 雨の味をそのままに漆黒の宝石オニキスの ようなしっとりと落ち着いた高級感が漂う 組だっ たこれは宝石のオニキスに似せて作ったん だオキスには成功役よけ夫婦の幸福なんて いう意味もあって旅館に宿泊されたお客 さんたちにも喜ばれるんじゃないかって まり子さんのアイディアなんだ よそしてまり子さんが笑顔で話し だす出来たてのコトアやフルーツ キャンディーを見ていたら父が経営してい た宝石会社のジュエリーを思い出したん ですそこで専務に色々教えていただき ながら高級旅館のイメージでアイディアを 出させていただきまし た父が頷きながら1粒口に入れ たうまいすっきりした甘さとコ普通のグミ よりかなり柔らかくジューシーだ水分量の 加減が難しかっただろううんこれなら 間違いないあとはプレゼン頼んだ ぞ父は俺たの肩を叩いて喜んで いる後日営業担当と俺たち2人の3人で 旅館に赴き社長を始め旅館のスタッフの皆 さんに試食してもらっ た新商品の国東組はとても評判が良く中で もうちの国東雨を長年愛してくださって いる社長は大変気に入ってくれた様子で 試作品を全て食べてしまったほどだ そしてプレゼンは大成功に終わり無事に 契約をかわすことができた俺たちは手を 取り合い喜びを分かち合ったのだっ たそれから数ヶ月後高級旅館のオリジナル 商品国東組は販売開始から爆発的な 売れ行きで生産が追いつかないほどになっ たしかもそれを聞きつけた他の旅館や企業 が同じようにオリジナル商品を作りたいと 依頼をくれて会社の業績は右肩 上がりそれまでの経営難が嘘のように過去 最高の収益が出る見込みだ近々銀行から 融資をしてもらい工場の拡張工事をする 予定にもなって いるそしてある休日のことだ俺はまり子 さんと一緒にドライブに出かけ

海辺のカフェで休憩した後2人で砂浜を 歩いた海風が気持ち いいお父さん借金返済の目処がついて よかったね協力してくれる企業と新しい 事業を立ち上げるなんてすごいなお母さん も病気が開放に向かっているしまり子さん も一安心だ ねはいこの前家族で久しぶりに食事をした んですみんな笑顔で本当に嬉しかった ですあのまりこさん 俺俺は言葉につまりきらめく海を見つめた まり子さんが不思議そうにそんな俺を 見る専務どうしたんです か いや君を困らせるつもりはないんだ けどえ何 がよかったたらずっとうちの会社で働いて くれないかな君と一緒に働きたいん だまり子さんは急にくるりと背中を向けて 俯いてしまったやはりうちの会社をやめて 父親の授業を手伝いたいのだろうか しばらく沈黙が続い た私やめたりなんかしませ ん まり子さんは背中を向けたまま少し怒った 声で言っ た本当 に俺は彼女の前に回り込み顔を覗き込んだ するとまり子さんは白い方を赤く蒸気させ ていた瞳が涙でうるんでいる途端に俺は胸 が締めつけられ [音楽] たわこさん ずっと俺のそばにいてくれないかな実は君 のことが好きなん だ彼女の目から大粒の涙が こぼれる私もあなたが好き です俺は彼女を強く抱きしめた傾いた夕日 が俺たちを祝福するように照らしている俺 は彼女を抱きしめなから出会った日のこと を思い出してい た彼女との出会いは突然だったもう半年も 前のことだ最初に会った日のことを俺は今 もよく覚えて いる思えば俺はこの時すでに恋に落ちてい たのかもしれ [音楽] ないM

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