広島のソウルフードと言えば「お好み焼き」ですが、各地域にそれぞれの「ご当地焼き」が存在します。県内外の人に知ってもらおうと足元からPRするプロジェクトが動き出しています。
先週、披露されたのは県内のご当地の「お好み焼き」が描かれた11種類のマンホールのふた。無数のネギと、麺の代わりにコメが入った「庄原焼き」やタコとエビが豪快にのせられたうどん入りの「因島村上海賊焼き」など、それぞれに郷土愛が凝縮されています。
【オタフクホールディングス・佐々木茂喜社長】
「期待以上120%の出来です。こんなに鮮やかな色が出るとは思わなかったです」
広島市西区でお好み焼きに欠かせない「お好みソース」の製造を手がけるオタフクソースが企画しました。創業100周年を記念し感謝の気持ちを多くの人に届けようと社員のアイデアで専門業者に協力を依頼しました。
【友鉄工業・友廣和照社長】
「オタフクソースさんのこだわりを表現するのにネギの多さとか青のりの描き方ソースのたれ具合ですねこういった所をスタッフの皆さんから多くの要望をいただきまして・・・」
ふたはすべて広島市内の工場で造られました。
今までも様々な特注品はありましたが、中でも今回は「歴代で断トツの難しさ」でした。
【友鉄工業・友廣和照社長】
「青のりだとかネギだとかソースだとかたれ具合だとか表現するためには絶対細かくなりますし」
(ネギがどれとかあるんですか?)
「カラを見てみないと分からないです。この辺がネギになると思いますね」
仕上がってみないと分からないという複雑さと緻密さ・・・1枚1枚、この木型から砂の鋳型を作り1400度の鉄を流し込むことで、表面に凸凹の溝のような模様を浮かび上がらせます。
オタフクの社員も一部の塗料を入れる作業を手伝いました。
微調整に微調整を重ね完成までこぎつけた11枚の「ご当地焼き」。
県内で市町の枠を越えマンホールのふたが同時にデザインされるのは今回が初めてです。
そのうち尾道焼きと因島村上海賊焼きが19日尾道市に寄贈されました。
実は、市内では「尾道ラーメン」よりも「お好み焼き」の店のほうが数が多いんだとか・・・
【尾道市・平谷祐宏市長】
「尾道の人はソウルフードはお好み焼き。鉄板の中で近所の人たちがみんな集まって余った食材を持って行ってやってくれるということで。これはもう100点でしょう」
【五十川記者】
「尾道焼きと言えば、砂ずり、分かりますかね。ここが大きな特徴なんですけれどもこれが忠実に再現されています。このコリコリした食感とさらに中に入っているイカ天とのバランスが絶妙でクセになりますね」
砂ずりは「尾道焼き」マンホールにも説明を添えてしっかりと描かれています。
外側からだと見えにくい砂ずりとイカ天ですが、一口食べれば、「尾道らしさ」が口いっぱいに広がります。せっかくなので、常連客と店主にも仕上がりを見てもらいました。
【常連客は】
「これが砂ずりかというとちょっと分かりずらいかもしれないけど、ここにちゃんと『砂ずり入り』と書いているから大丈夫かと思います」
【お好み焼手毬・大石美保恵さん】
「断面を出しているところがいい感じだと思いますよ。これを見てまた尾道焼きをいっぱい食べに来てくれたらありがたいですね」
市内外から多くの観光客がやってくる海岸通りに設置され、足元から鮮やかに「ソウルフード」の宣伝役を担います。
「ご当地焼き」の存在を広く知ってもらおうと、オタフクでは、全11種類のマンホールを巡ってもらうスタンプラリーも計画中で、今月中にすべてのふたの設置を終える予定です。
【オタフクホールディングス・大内康隆執行役員】
「私どもお好み焼きと共に育った企業として広島県の皆さんに育ててもらったと思っているので、このお好み焼きと広島を盛り上げるというのをこの企画を通じてできたらと思っています」
20日から専用のホームページも開設されまして、来月から始まるスタンプラリーに参加すると記念品ももらえるということです。
「オタフクマンホール」で検索してみてください。
尾道焼きや因島村上海賊焼きを
7月の3連休で食べました〜
尾道焼きの砂肝のコリコリ食感や
因島村上海賊焼きの具だくさん海鮮が
とても特徴的でとっても美味しかったです〜
カラーのマンホールいいですね。
広島焼きのマンホールいいですね