「東京の大学中退」4人暮らし 実家は“果樹園”ジェラートも 逮捕の市議会議長息子(2023年5月26日)

「東京の大学中退」4人暮らし 実家は“果樹園”ジェラートも 逮捕の市議会議長息子(2023年5月26日)



 猟銃や刃物などで襲われ、4人が死亡した長野県中野市の立てこもり事件。近所の人によりますと、亡くなった女性2人は散歩仲間で、事件当日も2人で歩いている姿が目撃されています。

■長野“猟銃と刃物”4人犠牲に

 4人の命が奪われた凄惨(せいさん)な事件。

 事件発生から約12時間後の26日午前4時半ごろ、自宅に立てこもっていた青木容疑者が投降する様子です。飼い犬でしょうか、白い犬のそばを歩いていきました。抵抗する様子を見せない静かな幕引きでした。

 事件が起きたのは長野県北部にある中野市の江部地区。周辺に田畑が広がる住宅街です。この江部地区に両親とおばの4人で暮らしていた青木容疑者。

 殺害されたのは村上幸枝さん(66)と竹内靖子さん(70)。2人は青木容疑者宅から歩いて10分ほどの場所に住んでいました。

 さらに、通報を受けて現場に駆け付けた警察官の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)の2人が猟銃で撃たれて亡くなりました。

 知人によりますと、池内巡査部長は定年を迎え、再雇用で地元の警察署に勤務。音楽隊でパーカッションを担当し、中学生にも指導していたということです。

■女性2人は“散歩仲間”事件当日も

 近所の人によりますと、被害者の村上さんは青木容疑者の母親の友人で、畑仕事を手伝うなど青木容疑者の家を何度か訪れていたということです。

 村上さんを知る人:「明るい人よ。歩いて散歩していると『こんにちは』なんて言って、いつも明るくニコニコして」

 近所の人によりますと、村上さんと竹内さんは普段、午後4時ごろに散歩していて、25日も2人で歩いている姿が目撃されています。事件は2人が散歩する時間帯にあたる午後4時半ごろに発生。村上さんが助けを求め、畑に逃げてきたといいます。

 現場を目撃した人:「私、畑仕事してたんですよ。『助けて。誰か助けて』と女の人の声が聞こえまして。1人で走って来たんですよ。よく見たら、20メートルくらい後から迷彩服の男が追い掛けてきたもんで。道路よりも、うちの畑は1メートルぐらい高いんですよ。そこへ駆け上がってきて、女性だからもたついている間に追い掛けている方に追い付かれちゃって、その時に右手でナイフで…。それで崩れるように倒れて、仰向けになったところに今度は真上から胸の上に縦に刺して…。サバイバルナイフですね。とんでもなく刃渡りの長い。まあ30センチちょっとはある。『なんでこんなひどいことするんだ?』と言ったら『殺したいから殺してやっただけだ』と、こう言ったんです」

 落ち着いた様子で、そう話したという青木容疑者。この男性には危害を加えずに立ち去りますが、通報を受けてパトカーが現場に到着すると…。

 現場を目撃した人:「パトカーが入ってきたんです。そしたら後ろからぴったりと散弾銃を抱いて、さっきの男が走って来てて、止まると同時くらいに運転席側の後ろのドアの辺りからダーンと1発聞こえて、それから何秒もしないうちだね。もう1発ズドーンという音がして。完全に撃つつもりで、警察官を撃つつもりで来てる」

 青木容疑者を目撃した別の人は…。

 青木容疑者を目撃した人:「(青木容疑者は)無言です無言。ただ、ちょっと笑っているような感じ。楽しんでいるっていう感じだなぁ」

 刺されたとみられる竹内さんは青木容疑者の家の近くに倒れていましたが、どの段階で襲われたのかは分かっていません。

 青木容疑者は狩猟などの目的で猟銃や空気銃など、合わせて4丁の所持許可を得ていたということです。

■「東京の大学中退」4人暮らし

 近所の人:「政憲(容疑者)がそんなことやるなんて夢にも思わない」

 近所の人は青木容疑者について、おとなしい人物だったと話します。

 近所の人:「けんかしたとかはない。ただ、おとなしい子だから、人と接するのは苦手な子だったから、大学を中退してからだな。村の保存会や消防団も入っていたが」

 地元の人によりますと、青木容疑者は東京の大学を中退し、その後は地元の消防団やお祭りの保存会に所属していたといいます。しかし…。

 近所の人:「(Q.他人とコミュニケーションが苦手というのもあってやめた?)そういうふうに若い人から聞いている」

 地元の人によりますと、一家は農業を営んでいて、青木容疑者も手伝っていたようです。

 近所の人:「(正道さんが)『息子が帰ってきたら、空いている土地があるから果樹園みたいなものをやらせるかな』という話をしていた」(自分が)重機を持っていたから『重機を貸してくれないか』と、『使え使え』と。政憲(容疑者)もやる気になってきたんだなと」「ジェラートに加工する果物を息子(政憲容疑者)の農園でマサノリ農園ていったかな、農園で作ったものを使ってジェラートを作って提供してた」

■実家は“果樹園”ジェラートも

 容疑者と同じ名前が付いた農園「マサノリ園」。一家は、そこで取れたフルーツなどを使ってジェラート店も経営していたようです。

 近所の人:「はやりの明るい店でした。味はフルーツとか牛乳系とかそんなのでした」「(Q.食べたか?)1度だけ。おいしかったですね」

 卸売業者とも取引があったという一家。しかし、25日の事件で…。

 青果卸売業者:「僕は直接じゃないけど、きのうも取引があってシャインマスカットとかマンゴーを欲しいというので売ったんだけど、きのう、そんな状況だったから取りに来てないから品物が市場に残ってどうしようかなと。高いの買ってくれるから、ありがたい業者だったのにどうしようかなみたいな」

 青木容疑者は中野市議会の青木正道議長の息子で、父親と母親、叔母の4人で暮らしていました。その青木正道中野市議議長は議員辞職したということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

34 comments
  1. 猟銃所有を許可された人がいつ何時この様な事件を起こすかわからないのが現実。
    よく銃規制の強化の話しをすると、「じゃあ、ガソリンやナイフも一緒でしょ❓」とトンチンカンな返信をされる方も居られます。よく考えてください。ガソリンやナイフは日常生活に必要なものであって動物の生命を殺める目的で販売されている訳ではないのです。一方、猟銃はまさに動物の生命を殺めるためだけに販売されている武器なのです。ましてこれで人命を奪われることがあるのであれば対応が求められるのは当然の話。猟銃が生活の中に必要不可欠だと言う現実があるにせよ、今のままの法律であれば同じような事件がいずれまた発生するでしょう。もしその時の犠牲者が自分の身内や友達だったらと考えるとぞっとします。

  2. 幼少期、成人までに、親の影響もあったと思うけど、親が全てわかっているわけではない。
    だから、「自分で苦手を克服する」か、自分一人で駄目だったら、「精神科医などのカウンセラーを受ける」とか。
    やっぱり、友達は多くなくてもいいから、「何でも話せる親友一人」を作らなければ駄目だと思う。
    いずれにしても、本人が自分で乗り越えないと。啓発本もあるし。

  3. 高校まで地元なら周りからちやほやされてて、東京に行ったら誰も相手にしてくれないから中退したんだろうな

  4. 子どもの精神的な病気に対する親の無知、
    または、それを隠蔽しようとする意識が社会に不幸をもたらすと思う。

  5. まあまあ
    あるある
    わがままにしたんでしょうね
    人への情を
    どこかに置いて来たんでしょう

  6. 親が金出してくれるのはいいだろうけど、「ようやくやる気になったか」とか期待の重さに潰れちゃいそう。ジェラート屋も辛くなったら逃げ場がないね。

  7. つまづいたら終わり、やり直しがきかないような気持にさせられる
    ニッポンの社会にも大なり小なり問題がある。
    この点に関しては、山本太郎さんがなかなか良い事を言っている。
    回し者ではありません。

  8. 精神的に恵まれてなかったのかもな。しかし働き口は自分で探すほうが、責任感とか勉強になったかもしれないですよね。

  9. とっととヨメコさ連れてきて、孫さ作らせんかったからこうなっただよ。青年団に放り込んで、不動産管理だけさせとけばねえ。

  10. この事件とは一切関係ないけど
    皆さんは人から恨みを持たれないような生き方をしましょう
    まだ僕は殺ったら親や兄弟がこの先困るからと思って留まれましたが
    自暴自棄になった人間は凶器その物です。

  11. 66歳を31歳が走って追いかけてるんだから
    狙われた時点でもう助からないわな・・・

  12. クッソどうでもいい話を聞いてどう反応すればいいんだ?
    同情してほしいのか? 蔑んでほしいのか? 非難してほしいのか?
    衝撃的な事件だけど他人に興味持ちすぎじゃない? 傍から見れば沙汰が出る前に縄で縛られてるだけの人に石投げてるもんだよ?

  13. 大学を辞めてから父親は自衛隊に入れて強い心にしようとしたらしい。陸自だろうかあんな厳しい訓練によく2年間ももったものだ。
    昔の考え方の父親と過保護な母親の組み合わせ。地方ならありふれた家族。
    田舎の古い考え方に洗脳されていれば安穏と暮らしていただろうが成績優秀、賢かったことが災いしたのかも知れない。
    自立してはならない、言われた通りに生きなさい、ではいつか壊れる。

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