【ドラマ フル】ポプラの秋【サスペンスドラマ】
湯本香樹実によるベストセラー小説を、本田望結と中村玉緒の65歳差共演で描く感動作!
ストーリー
大好きだった父親を亡くし、母親と共にポプラ荘に引っ越してきた8歳の少女・千秋。彼女はそこで大家のおばあさんと出会い、自分は亡くなった人に手紙を届けることができると言われる。その言葉を信じ、父への手紙を書き始めた千秋は少しずつ癒やされていく。
作品情報
父を亡くした少女が出会う、天国に手紙を届けることができる不思議なおばあさんとの心温まる交流。小京都と称される飛騨高山の古き良き街並みが感動のドラマを盛り上げる。
出演
星野千秋
#本田望結
ポプラ荘の大家
#中村玉緒
星野つかさ
#大塚寧々
千秋(成人)
#村川絵梨
佐々木さん
#藤田朋子
西岡さん
#宮川一朗太
#PTT
#ドラマ フル
#サスペンスドラマ
お まもなく東宮平東宮です。 改札 出てみようか。 Ja [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] お [音楽] 血きあの木のとこまで行ってみようか。 [音楽] けレレレレレ もしもし。 どうしたの?その声 何? 具合悪いの?朝から何度か電話してたのよ。大丈夫なの? 用がないなら切るけど。 違うのよ。 あのね、さっきって言っても今朝だけど佐々木さんから電話あってね。 佐々木さん。 そう。 ほら、昔住んでたポブラソの覚えてる?ぽ、 何?どうしたの? [音楽] 聞いてる?聞いてるの?ちア き、 おばあさん亡くなった。 どうして分かったの?明け方ですって。それでね、手紙があったから電話したって。佐々木さん。 手紙。 あなたお葬式行く?あれだったらお花でも送っておこうかと思ってるんだけど。 花はお母さん送っといて。 え、 私行くから。 病院は大丈夫なの? そんなこと心配しないで。 心配なんかしてないわ。 あなたはなんだって自分で決めるんだし。 そういうこと。 やばいな。りさんって 声でかいって。だ。 り山ってあのり山 他に何があんのよ。 でもそもそも関口先生と千って何今更そんなのみんな知ってるよ。 そう、私だけ。 それで隊調の方は大丈夫なのか? 私は大丈夫。 そっか。 ごめんなさい。 でもこれも2人の運命だったのかもな。 え、 それぞれお互いの道を歩んで行けって神様がそう言ってんだよ。 [音楽] [音楽] まもなく平宮、平宮です。 [音楽] [音楽] 改札 出てみようか。 Ja. [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] ちき、 あの木のとこまで行ってみようか。 [音楽] [音楽] [音楽] 血明き この木の名前分かった。 ポプラよ。ほら。 ポップラ ちき。ここに住むのどうかしら? え?引こす。 そうよ。 どうして 気に入らない?お母さんがいいならいいよ。 [音楽] ああ、一応うちは子供りなんだけどね。 ね。にゃんにゃんにゃん。 ちき にゃん。 ちきま。 [音楽] そう。どっか行っちゃった。 ほら、もういいから。もうすぐご飯よ。食べたら片付け手伝ってね。 はい。 にゃんにゃんにゃんにゃーん。 [音楽] ちょっとにゃーにゃにゃーにゃ。うるさいね。よしとくれよ。 [音楽] あし。あ、おいで。本当おいで。あんた今度引っ越してきた子でしょ。 隣の佐々木です。何してたの? 猫探してた。なくなっちゃったから。 うん。猫ってさ、死ぬ時誰にも見られないように姿消すらしいよ。う あ、驚か。 あ、佐々木さん。佐々木さん。こないだ行ってたカ天承落のチケット手に入ったんで、もしよかったら一緒にな。あ、僕西岡です。あ、この間挨拶したよね。よろしくね。 あ、 あ、あ、これチョコ あげる。 じゃあね 。 学校どう? 友達できた? そう。 あなた がま [音楽] [音楽] 血明き 出かけようか。 はい。 はい。 すいません。ご迷惑おかけします。 はい、失礼します。 お母さ お母さん 何? 呼んだだけああ 。 ああ、 あの、じゃあ朝娘を連れ てきますのでよろしくお願いします。 [音楽] え、なんでおばあさんとこ ごめんね。お母さんもずっとはお仕事休めないの? 絶対やだ。だったら学校行く。 まだ熱があるでしょ。わがまま言わないで。 朝お母さんが出かける時に一緒に行こう。お布団敷いてくれてるって。おばあさんがうちに来るんじゃダメなの? 階段の登り寄りが膝に辛いんですって。昼間だけよ。お母さんが帰ってきたら一緒に帰ろうね。 すいません。よろしくお願いします。ほら、千き、ご挨拶は? おはようございます。 おはよう。 [音楽] おや、気に入らんのかな 元気になりたいなら 食べな。 うん。 は お目覚めでございますか?悪かったね。 1 人にしてちょっと名に行ってたもんやけな。 うん。 雨もうやんでるよ。 知っとるよ。 じゃあなんで傘さしてるの? 星との傘は使ったら細もなんや。あんた知らんのかね? 知ってるよ。 見だらし団子買ってきたでな。あんたもお食べねえ。よいしよし。 どうしておなんかするの? またおかしなこと聞く子やね。この子は。 あのね、お母さんはお父さんの話とかは全然しない。だけど仏壇にいはするの。お父さんがそこにいないんだったら幼いなんかしても意味ないよ。 [音楽] あんたのお父さんはちゃんとあんたのこと見とるよ。 嘘だ。おばあさんお父さんのこと全然知らないくせに 知らんでも分かる。 死んだこともないくせに。 いや、死んだことはなくてもあんたより近いとこにおるんよ。それに私はいつ死んでもいいんや。だけど私にはお役目がある。 お役目? あんた 秘密守れるかね? うん。何? それじゃあ話してあげようかね。 何? あの世に手紙を届けるのさ。 手紙? あの世の郵便や。 私があの世に行く時にこっちからの手紙を運ぼうって言うんや。 おばあさんが運ぶの? うん。あの世にいる人たちはいくら心が繋がってると思っても違うんや。それを手紙を届けて分かってもらうんや。 私のおばあさんが死んだ時、おかの中のおばあさんに頼んだんや。この手紙を従の介さんに持っていってくださいって。 おかの中に手紙入れたの? そういうこと。 おばあさんのおばあさんってすごいおばあさん。 うん。 おばあさん子供だったの? 子供やよ。ここのやも。幸介お兄ちゃんは私よりだいぶ年上やったけど、よく遊んでくれて優しい人やったよ。 その人死んじゃったの?病気。 うん。私は幸介さんが死んだその日から頭が変になってしまってな。夜中にフラフラ歩き回るようになってな。無病ってやつやな。 寝ながら歩くの悲しかったから。 うん。なんだか怖い気もしたな。 しょっちゅ一緒に遊んだりご飯食べたりし てた人が急にいなくなってまったんだから な。 分かるかい? そんな時私のおばあさんが私耳打ちして くれたんよ。 さんに手紙をおかき、私があの世に持っていってあげるからなって書いたの? いっぱい書いたさん。そしたらいつの間にか私のフラフラ歩きも治ってきての。きっとこ介さんが読んで直してくれたんやね。 [音楽] それにもう 1度会えたしね。 え、嘘。 もう1 度会いたいですっていつも最後に書いとったんよ。そしたら初めてうちの人に会った時びっくりしたよ。介さんにそっくりなんやもう。 [音楽] こ介さんてハげてたの? 何を言うとるんや、この子は。うちの人も若い時はふサフサしとったんよ。うん。ああ、ともかく私はおばあさんに手紙を持っていってもらって良かったんや。 私の手紙。おばあさんがお父さんに届けてくれる? ああ、構いよ。 でも手紙描いてもおばあさんが死ぬまでそれ運んでもらえない。 いやあ、ところがあっちの人は不思議な力を持っとってな。届く前に先に読んどってくれるんやよ。 本当? 本当も本当。私はそれで幸介さんに病気を直してもらったんやでの。 あのな、あの 1番上の引き出しにどっさりどっさり いろんな人から預かったあの世の手紙なんや。 あの中見てもいい? いいけど。見たらあんたが私の代わりにあの世手紙を持っていくことになるんやよ。 え、 まあ、私もおばあさんに聞いただけやけどな。 あの引き出しが ぎっしり いっぱいになるまで 私は死なない。 私も 私も手紙から届けてもらっていい?うん。 [音楽] おや、お帰り。 ただいま。 はい。これ。 はい。確かに。 あ、待って。 いいよ。 お父さん、お元気ですか?私は今日 9 歳になりました。お母さんがケーキを買ってきてくれました。ケーキを切って大家のおばあさんのところに持っていきました。 私は洋菓しはあんまりなんだけどな。 でももらっとこうかね。 おばあさんはケーキのことをしといます。 あ、ありがとう。 それからお隣の佐々木さんと西岡さんにも持っていきました。 おめでとう。 それからお母さんは今結婚式場で働いています。とても忙しいそうです。それではさようなら。また描きます。 ち焼き な何 書いてるの 私ね、お父さんに手 みそんなことを書いてるの? 誕生日にケーキを食べたこととかおばあさんのこととか書いた。 そう。 母さんも書いてみる? いつかね。 本当?そしたら私に行ってね。届けてもらうように頼んであげる。 お父さん、お元気ですか?今日は大変なことがありました。 おばあさんがいなくなって 名者さんまで探しに行きました。 おばあさん。 おばあさん。 おばあさん、 おばさん、 ま ばあさん、 おばあさん。 あの中見てもいい? 見たらあんたが私の代わり にあの世紙を持っていくことになるんやよ。 ババないの? うん。焼もやるか。 いいですね。 本当にバ遅いよね。 ですね。 それに鍵まで開けばしなんて珍しいですよね。 うん。 佐々木さん。ん?何? 猫って死ぬ時どっか行っちゃうんでしょ? そうよ。 おばあさん。おばあさん探さなくちゃ。 [音楽] え? 生き出しになっちゃったのかも。おばあさん死んじゃったのかも。な んで死んでるなんて。 帰ってこないから。 ああ、 とに、とにかくとにかく探わしに行ってみましょうか。ほら子供の顔は当たるって言うから。 ちょっと変なこと言わないでよ。 いや、だっておばあさん最近足越しガって ああ、だから いや、だからあの元気のでも 年も年だしね。 だけどこ探さんに行く。 あ、じゃあじゃあ僕はとりあえず駅の方探してみます。 子供の感は当たるって言うでしょ。 すごいな。 あ、 ちょ、あ、ちょっと待、待。あ、 診療時間終わってるよ。あ、 [音楽] あの、今日は新宿がもう終わって。 おばさん、おばあんさん、すいません。 あの、私たち、あの、あの、ちょっと ポプラ、ポプラのば、 その2丁目のアートのポプラソ、 ポプラソのおばあちゃん。 はい。あ、今来てます。 えっと、今日おばあちゃん新料日じゃなかったんで来てないですね。大丈夫だよ。おばあさんは。あら、もう暗くなるから探しながら帰ろう。踊ってるかもしんないよ。 私が変なこと言っちゃったのがいけなかったかな。冗談だ。え、 じゃあ猫は死ぬ時 1人にならない ね。それはなるみたい。大丈夫だって。あ、い。おお。見て見て。おら。 満月だ。まん丸だぞ。 前にね。 うん。 こうしてお父さんと歩きながら満月を見たことがあるの。 お父さんどんな人だったの? うんね。 うん。 人を助ける仕事をしてたの。 助ける。 うん。お母さんが言ってた。でもお仕事忙しくてね。疲れてぼっとしてて交通事故で死んじゃったの。 [音楽] [音楽] おい。 [音楽] いた。ああ。 わあ。 なんだよ。 よかった。 もうあさん探したよ。 どうして2人でいるの? うー。あんたたち部用人はよしとくれよ。焼きもええけどちゃんと火を消してくれると家に ばあさんこそ鍵もかけなで出かけるなんて不容人だよ。 おばあさんどこにいたの?お母さんと一緒だったの? そこで会ったの?お母さん泣いてるの? [音楽] 煙がね、目に染みた。ああ、疲れたな。おつやなんて言もんやないな。 [音楽] おばあさんなんか違うよ。顔がすっごく白くなってるよ。そが化粧村するさ。今日はよそ行きやもん。白くもなるさ。うん。 [音楽] よ雪き眉毛も太いし。 あ、なんか唇のものすっごく赤くなってる。 だからよそ浮きや。 引き出しはまだいっぱいじゃないよ。まだまだ死ねんな。残念ながら。 本当?まだまだってどのくらい? まだまだはまだまだじゃ。 私が大人いるまで。 [音楽] それはまた随分先の話やな。ああ。はいはいはいはい。え、はい。ええ。うん。うん。 あんた引き出しの中見たの?見ようと思ったけど目が開かなかった。 ま、あんたが大人になる日が来るまで生き てられるように 1つ頑張ってみようかね。うん。 おばあさんを探しに行った帰り道。月が すごく綺麗でした。 お父さんは うさぎと一緒に月にいるのかもしれないと 考えたら 涙が出てきました。 月の上で うさぎと2人ぼっちだと 寂しいです。 お父さん おばあさんの引き出しが早くいっぱいに なると おばあさんは死んでしまいます。 だからこれからは 毎日手紙は書きません。 その代わり 書く時は小さな字で書きます。鉛筆をよく 尖らせてたくさん描きます。 さようなら。 変な子。 うん。眼鏡の子洗濯の走干走してた。 それに塩さんとこの子やな。 え、どうって? いつもはんとこにおるんやよ。 うん。 あの、ごめんください。 おお、こりゃこりゃ。 これ召し上がってください。 そりゃごちそ様。はい。この子上の貝におるち明きちゃん。 お休みの時はいつもここにおるんやから 仲良くしてもらうんやよ。うん。 はい。 こうやって濡れた新聞で巻くのがコツなんだよな。覚えときな。はい。 顎様。お 餌投げるのよとくれよ。佐々さ。 さ、あ、ひべでね、赤ちゃんのことをボっていうの。 猿とボで猿の赤ん坊ね。これは幸運を呼ぶ はい。お守り ね。 私もね、おむ君の真似してご飯のお手伝い したりしてるの。お母さん働きすぎ疲れ てるから。 偉いね。 さ、食べよう。だきます。だきます。 [音楽] 美味しいね。お君もここで西岡さんと一緒に住めば うん。 そうしたいな。 え、本当? お父さんより僕の方が料理はできるし。それにお母さん、赤ちゃんも生まれるし。 赤ちゃん生まれるの? うん。来月。 でも 赤ちゃん 生まれたら見たくないの? 新しいお父さんもいるから。 新しいお父さん意地悪する しないよ。 おむ君は西岡さんにポプラソで一緒に住みたいと言ったそうです。 そしたら西岡さんはいいよと言ったそう です。おむ君はすぐには無理だけど お母さんに赤ちゃんが生まれたら次の休み に引っ越してくるよと言いました。 私はすごく嬉しくなっておむ君の手を掴ん で2人で走りました。 あ [音楽] はありがとう。 [音楽] うん。サルボね。お君にあげたの。 次の休みって言ってたから。そうだ。おさむ君学校になるね。ねえ。聞いてるねえ。 ん?何た? ごめん。 もういいよ。自分で切る。私の足の爪はお父さんの足の爪と似ていると思います。 私は お父さんが私の爪を切ってくれた時、 どんな顔をしていたかなと思いました。 でも よくわかりませんでした。 私は 足の罪を切るのはお父さんの方が良かった です。 お父さんはすごくゆっくり切るから怖く なかったです。 はい、じゃあ教科書 40 ページ。みんな次のページ開いてね。はい、開きましょう。ありの行列。 [音楽] [音楽] ちょっと ちきちゃん、この手紙はあんまりいい手紙 ありません。お母さんの赤ちゃんが死んで しまいました。肺のところがうまくできて いなくて、生まれてすぐ死んでしまったの です。お母さんは毎日泣いています。 ち明きちゃん、僕はブラソに行くって言っ たけど約束を守れそうにありません。 赤ちゃんが死んでしまって僕までいなく なったらお母さんはすごく悲しむと思うの です。約束守れなくて本当にごめんなさい 。お寒。 お君かわいそう だよね。 おさむ君のお母さん、新しい赤ちゃんが 生まれるからおさむ君のこといらないって 言ったんでしょ。 それなのに 赤ちゃんが死んじゃったからってい よ [音楽] 。うん。 よし。 はい。はい。こっち片付けたら行くから。 あ、あの佐々木さん。 [音楽] ああ、どうも。適当に席見つけて座ってくださいね。し きちゃん。 そうでしょ。 お久しぶりです。 本当に久しぶり。 大人になっちゃったんだね。でもおかげある。あ、あのこれこうでああそんな良かったのに。 [音楽] [音楽] 佐々木さん。 佐々木さん、追加の団子僕が買い出しに行こうか。 団子も大丈夫。藤宮のおばが持ってきてくれって。 あ、 それより ごぶ沙汰してます。星野です。 あ、どうもごぶ沙汰です。 気づかないかね、明きちゃん。 ああ、ちきちゃん。どうも。 ちきちゃん。しきちゃん。 ちやきちゃん。 ちや、 ちやきちゃん。 えー、 ちやきちゃん。 あのちやきちゃん。 あのちきちゃん。 うわ、大きくなったね。 ここも変わんないでしょねえ。本当に。 まあまあ上がって上がって。 ちきちゃん。 ちきちゃん すごいね。 大きくなったでしょ? 大きい。 あんたボケばっかりだろ。 まだボケてないよ。持ってきてる。 あね、ジ、ジ、ほら、 ではよろしくお願いします。ます。 失礼します。 まさかこんなに入っているとは思っていなかったから届きました。 私のはこの辺りに入れさせていただきました。申し遅れました。私葬儀者の山根と申します。 はい。これち上げちゃんの さ 私が最初におばあさんにお会いしたのは おばあさんの知り合いのお葬式でね、 葬儀の費用のことで 困ったなってことになった時におばあさん が手紙の話を持ち出したんです。 自分が死んだ赤月にはあの世の誰かに手紙 を届けてやるから組織台を負けろって 嫌なばあさんだと思いました。 その頃の私は 病気で加害をなくしてしまった後で ありがとう。 じゃあいつでも持っておいで。 あの、 書きましたよ。もうその日からぶっ通して書きました。 かなりに言っておきたかったことやすま ないという気持ちを全部書いて書いてこれ で終わりだっておばあさんに渡して でも3日もしないうちにまた書き直それ の繰り返しです。 本当に私もそうだった。おばさんも そう、息子が亡くなった時だから 19 年前かな、私ぎ込んじゃって、そんな時によく見たらし団子を買いに来たのがおばあさんだったの。それで手紙の話。 今日ここにいらっしゃってる方はみんな おばあさんに手紙を預けた方ばかりなんです。 みんな 助けられたの? どうや?これあるかな?引き出せがしりいっぱいになるまで私は死なない。 じゃあまた明日からな。 また明日頼むな。 はい。 ご様気を作って。どうもご苦労様でした。また明日。バイバイ。 [音楽] お、私が最後の住人だった。うん。こんな居心地のいいところ。他にも見つかないわよな。ああ、よく働いた。 うーん。この分じゃ明日の国別式も大変だ わ。 みんな佐々木さんがお知らせしたんですか ?うん。そう。ま、頼まれてたわけじゃ ないけどね。ま、色々世話にもなったし、 ここは1つケーキよくやるかって。 ばあさんね、ちゃんと書いてたのよ。 住所録みたいに手紙預かってた人たちの ことをね。 すごいのよ。 預かった日付もちゃんと入ってた。しっかりしてるわ。佐々木さんも手紙預けてたんですか? うん。話聞いたのは半年ぐらい前だったかな?そりゃびっくりしたわよ。ばあさんね。 [音楽] 私が死んだらこの着物を着せて、それから ここのタスの引き出しの中にある手紙を 全部観桶の中に入れて欲しい。 写真変でしょう。 あれも自分で用意したのよ。着物なんか来 て 写真にわざわざ行って。 そんなことまですることないのにね。 [音楽] でもよそ行きちゃん今何してんの?私は相変わらずイベント女 [笑い] ガイドとかまあの年によるとさすがにきついわ。私は病院に務めています。 [音楽] [音楽] お、いいね。人助けか。 いや、でももうやめるんで。 え、なんで その きっと私はそういう助けるとか そういうところにいる人間じゃないんです 。私 なんて。 うーん。 何があったのか知らないけど、ばあさんが 生きてたら怒鳴られるぞ。 誰だってそんな簡単に周りの人は幸せに なんかできないよ。 あ、そういえばお母さん電話の声昔と ちっとも変わってなかった。あの、 おっとりとした喋り方再婚したんだよね。 はい。引っ越した後すぐに お元気そうよね。 え、 多分 はい。これちきちゃんに読んでって。 わかる。 お父さんへの手紙書いたら誰かに渡してくれるんでしょ? そうだよ。 その人に渡してくれる? うん。 渡してくる。 ついてきちゃだめだよ。 昨日ね、お母さんとお話しして、一旦は 電話切ったんだけど、その後しばらくして かかってきたの。しきちゃんに渡してって 。 読んだらお金に入れてもらったらいいん じゃない?私ちょっと休んでくる。明日も まだまだ忙しくなるからね。 おやすみ。 は あなたが亡くなって半年が経ちました。 家を処分して仕事を見つけ、いろんなこと があったはずなのにまるでずっと眠ってい たような気がします。 私がぼんやりなのはあなたも知っての通り だけれど、ついこの間も千明に前から頼ま れていた体操の滅びを直してやるのを忘れ ていました。かわいそうに千明は滅びた ままの体操服を着てずっと我慢していたの です。 張り詰めてばかりいるのがいけないのは 分かっています。 その時 あなたの背中に声をかけていたら 何もかもが違ったはずなのに できることならあなたを忘れてしまいたい 。 そう思えば思うほど 時は不安になっていき、 私にはそれを どうすることもできなかった。 私は少しおかしくなっていたのかもしれません。千明があなたに手紙を書き、どうやらそれを大家のおばあさんのところへ持っていってるらしいと分かるとおばあさんに苦情を言ってしまったのです。あ、がと。 [音楽] じゃあでも持っとおいで。 あ、 あらま、もう無用人やな。あ、あの、あ、 あら、今お帰り。これ見て。 もう始末のままでもどうせ佐々木さんかあの手紙のことなんですけど手紙 [音楽] 刺焼きが書いている手紙です。 靴の軽い子やな。 あの、 あの子のためを持ってやってくれているの かもしれませんが、 やめて欲しいんです。 帰って きの心を見すようなことになると思います ので、 それじゃあお願いしますね。 あ、せっかくやから野球も食べていきな。 はあ 。 結構です。 いいから。 手紙の中であの子はいなくなってしまった あなたをもう一度取り戻そうとしていまし た。 小さな心を精一杯働かせて、 そして 大事なことを知らされたのです。 血明は本当に あなたに似ているのです。 手紙のね、 郵便屋にしろ、 海に浮かんだ瓶にしろ何かに運ばれてこそ 手紙 んだよ。 ああ、 ああ、 おばあさんどこにいたの?お母さんと一緒だったの? そこで会ったの?母さん泣いてるの? [音楽] 煙がね、目に染みた。 あの子は私のようなとりあえず物事の 超じりさえ会っていればよしとする。 そんなぼんやりではありません。あなたの 死について 私が嘘をついているということをいつか 気づくに違いない。 私はそう考えて 思わず震えました。 あの子は成長するに従ってますあなたに似 てくるのでしょう。 あなたのように人の痛みに敏感で だから孤独を好み でもやはり人の役に立とうとしないではい られない そんな人になるのでしょう。 でもそれは全て生きていてこその話です。 私はあなたが交通事故で亡くなったのだと 言い続けるつもりです。 あの子はきっといつかあなたと同じ方に 引き寄せられてしまうような気がしてなら ないのです。 だってあの子は あなたと同じ心を持っているのですから。 全てを打ち明けてあの子を感じにして しまえたらどんなにいいか。 でも私にできるのはせめて秘密を守り 続けること。 多分血明はそんな私に抵抗したり苛立っ たりするでしょう。 今はまだ 思い出を書くのは辛すぎます。 あなたはあんな風にふらりと 難しい判決を出さねばならない後半の前に 出かける散歩のようなふりをしHe. いつか血明が大人になって 自分の生き方を掴んで もう大丈夫だと そう思える時が来たら 千明には本当のことを聞いてもらいたい。 これお母さんがね、これお父さんにって [音楽] どうかその日まで千きを守ってください。あなたのしたことを私はまだすっかり飲み下すことはできないけれどあなたを愛してあなたとそっくりな心を持った明きを授かった。 [音楽] [音楽] それだけでもきっと私はあなたを許して いるのですから。 バカだね。お母さん。 私 まだ全然大丈夫じゃないよ。 ドヘド [音楽] ちきちゃん行くよ。 え、長 待ってます。 みんなで飲むんだか。 [音楽] やっぱりあのおばあさんただもんじゃなかったな。 おさ君、 お元気ですか? 元気、元気。 でもしょうがないんだ。あいつ山ばっか登ってさ。で、写真撮ってる。 あの眼鏡がおさむ君山登るんですか? これ?これ。 1 人で登るのは心配だから行くなってのに。あいつは ま、言っても聞くような年じゃないんだけどね。 うん。 にずっとこんな調子で 西つねえぞ。 はい。はい。 きたらもけ しょうがないな。はい。はい。 ごめんよ。持ってくるよ。てくれ。はい。はい。 ちょっと落ち葉を吐いとくでよ。散らしたままじゃ近所に申し訳ない。 芋あるよ。きますよ。 お、懐かしい。いいね。ちょっと [音楽] おを吐いて焚き火をして、それからお芋をたくさん焼く。お芋は濡れた新聞子と銀神でくるむ。文句なしでしょう。おばあさん。 [音楽]
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