男声合唱組曲「この道より」
作詩:武者小路実篤
作曲:藤嶋美穂
指揮:近藤基(CIR)
ピアノ:岡﨑花絵(客演)
演奏:信州大学グリークラブ
0:00 序
0:33 1.進め、進め
5:15 2.雨の中の樹々
8:56 3.戸をたゝく音
11:53 4.この道より
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2024年2月12日(月・祝)
信州大学グリークラブ第62回定期演奏会 第4ステージ
於:松本市音楽文化ホールメインホール
<曲紹介(プログラムより抜粋)>
この曲は2022年に初演された新しい曲で、COVID-19のまん延のなか作曲され初演された曲である。昨年末にはこの曲の作曲者である藤嶋美穂先生に直接ご指導いただける機会にも恵まれ、曲への理解を深めることができた。曲集を通じて人類が困難を乗り越え未来へ向かうさまを感じることができ、本年度の演奏会の最終ステージを飾る曲としてこれほど相応しい曲は他にないだろう。
序
8小節のソロで構成されるこの曲によって、曲集のテーマを強く印象付ける。
1. 進め、進め
行進曲のように英雄的で、聞くと元気がもらえる一曲。曲の随所で「進め、進め」と歌われ、何があっても前向きに進もうというテーマが感じられる。
2. 雨の中の樹々
静寂の中雨の音が聞こえるさまが、厳粛なイメージを持つドリア旋法で作曲されている。ピアノの右手によって表現される雨の音や、緊張と緩和が立て続けに表れる合唱の和音にも注目してお聞きいただきたい。
3. 戸をたゝく音
これまでとは打って変わってミステリアスで緊迫感の強い一曲。速いテンポの中で畳みかけてくる言葉から、何かが迫りくる様子を感じられる。
4. この道より
この詩は旅人がモチーフとなっており、幾度もの困難を乗り越えながら旅を続ける様が書かれている。この曲について多くを語る必要はないだろう。皆さんの耳で、心で我々からのメッセージを感じていただけたら幸いである。
文 上原宗大