〜本日の総集編〜
①【感動する話】初任給で父との思い出のレストランに母を連れて行くと取引先課長と遭遇。貧乏人と見下される俺を庇う母。取引先課長「あんたの息子の会社と契約解除しても良いんだぞ?w」母「ではうちとも解除ねw」(2024/1/5公開)
②【感動する話】大卒で酪農家として働く俺を同窓会で見下してくる同級生「酪農w!?どうりで臭いと思ったわw」→俺が店を出ると高級スーツを着たが紳士が現れ…「お迎えに上がりました」【いい話・泣ける話・朗読】(2024/2/3公開)
③【感動する話】オックスフォード大首席であることを隠して冴えない平社員を演じる俺。ある日、上司の嫌がらせにより同時に海外取引先3社へプレゼンすることになり→俺が取引先に多国語で神対応した結果
(2024/1/24公開)
④【感動する話】12ヶ国語話せる俺が旅行会社の事務職として中途入社した。ある日、手違いで10ヶ国の団体客が訪れ大ピンチ→俺が代わりに添乗員となり流暢な多国語でツアーを成功させると
(2024/1/26公開)
⑤【感動する話】昔ながらの定食屋を営む俺。近所の部活帰りの野球部員たちに毎週カツ丼をごちそうしていた。18年後、還暦過ぎ体力が衰えた俺は店を閉めることに→すると、高級スーツを着た男がやってきて…【朗読】(2024/2/6公開)
#感動サウルスの朗読 #朗読
是非チャンネル登録をお願いいたします !
https://www.youtube.com/@kando-saurus?sub_confirmation=1
※登場する人物は仮名です。実在する人物とは一切関係ありません。
※ストーリーの流用や再編集したものなどを含め、無断転載は固く禁じております。
※このストーリーはフィクションです。
▼音楽・効果音▼
YouTubeオーディオ
▼イラスト▼
本動画で使用しているストーリーは「感動サウルスの朗読」がクリエイター様に製作依頼をし、作品は契約・法律によって保護されています。
許可のない二次利用・転載等は御控えいただきますようお願いいたします。
★感動しましたら、高評価やチャンネル登録をお願いいたします!
コメント等も是非よろしくお願いいたします!
[音楽] レストランの入り口で予約していた岸元 ですと告げて中に案内され席に着くとそう ここよここちょうどお父さんと座った席と 同じと母は喜んだうんお前岸本じゃないか こんなところで何してん だするとたとのある声でそう話しかけられ た俺がその声の方へ顔を向けるとそこには 肉取引先の小原課長がいたお小原 課長小原家長は他の男性と3人で食事に来 ている様子でゴルフ仲間と食事に来たんだ がねうん岸本の連れは神さんや彼女にして は随分と年がってるよだね母親かと俺に 言っ たお母さんも大変ですねこんな大して稼げ ない無能な息子さんお持ちでさぞかしご 苦労も耐えないでしょう今日は稼げない 息子さんにお母さんが食べさせてあげるん ですか全く手のかかる息子さんです ねそんな風に言われ俺は怒りでわなわなと 手が震えた職場での嫌みならまだしも プライベートでこうして母と大切な時間を 過ごしているのにそんなひどいことを言っ て台無しにするのか人としてありえない 行為だと思ったしかし母は俺のそんな様子 に気づいたのかどうかは分からないが 落ち着いた様子でこう答えたいえいえ親 高校のいい息子でして手がかかったと思っ たことは1度もないんですよ 今日は初めてのお給料で私においしいもの を食べさせてくれるって言ってくれたん です母としてこんなに嬉しいことはない です よ母の穏やかな表情を見て小原課長は 面白くないと思ったのかこんなことを言っ たそうでしたかお母さんも息子さんも貧乏 なのに無理をして聞いただけで泣けてき ます慎ましく生きることも大事ですね しょっちゅうこの店で食事をしている自分 が恥ずかしくなるくらい です明らかに俺たちを見下したように 高らかな笑い声をあげる小原課長に俺は 堪忍袋の尾が切れたいい加減にして ください今日はプライベートな時間なん ですよこれ以上不快な発言をするなら警察 を呼び ます俺は思わずそう叫んだすると原課長は にやっとしながら俺にこう言ったは警察で も何でも呼べばいい呼べるもんなら呼んで みろよその代わりうちの会社とお前の会社 の取引はこっきりだ契約解除だよお前の せいでお前の会社は大ダメージだお前まだ 入社したばっかりなんだろう大して必要 ない社員は首かも なあ俺はて歯を食いしったいつもそうだ 二言目には契約解除と言ってくるこちらの 弱みにつけ込んで嫌なやだ自分だって困る くせに本当にいつもいつも子供の喧嘩 みたいなやり取りなのだ俺が黙っていると 小原課長は俺の母に向かってあんたの息子 の会社と契約解除してもいいんだぞと楽し そうに笑っ たするとそれまで穏やかな表情だった母の 顔付きが急に変わりキリっとした表情に なったわかりましたそこまで言うなら こちらも言わせてもらいますそれではうち とも契約解除 ね俺の名前は岸本ゆき25歳の会社員だ実 はつい最近までは会社員とは名乗れず アルバイトで整形を立てていた身である わけあって高卒という学歴の俺は18歳で 学生という身分を剥奪され社会に放り出さ れたのだが右曲折を経てこの年齢で会社員 になるまでにはなかなか苦労し た高校卒業してすぐに小さな会社の社員と して採用されて働いていたが家族経営で 近藤のとんでもなくブラック企業で1年は 頑張ってそこで働いたのだが悩んだ末に やめた多少のことなら我慢したのだが社長 が会社の経費を私的に使い込んで従業員の 給料が払えないなんてこともしばしばあり ボーナスが出ることも全くなく有給とはな ばかりで使わせてもらえず毎日終電まで サービス残業他にもまだまだブラックな エピソードはあるのだがとにかく俺のこれ からの長い人生でこの会社にいる選択肢は ないと即答できるほどであっ たしかし新卒で1年で会社を辞めたという のは次の就職で不利になりなかなか社員と して採用されず仕方なく生活のために アルバイトを5年ほどしてい たまあまあ名しれた飲食店の接客スタッフ をしていたのだがは俺に向いていたようで トト拍子で副店長に昇格しなんならそこで 社員にしてもらいたいなと思っていた矢先 に近隣にライバル店が出展し売上が激減 そしてエリアマネージャーが売上が悪い からアルバイトの出勤日数を減らすと言い 出したのだ副店長なのにアルバイトのまま だった俺は出勤日数を減らされ1人暮らし のアパートの家賃や高熱費を払うことが 難しいくらいに俺の給料は減ってしまい 仕方なく副業で短期のイベントバイトを しようと派遣社に登録したそして飲食店の 仕事がない日に単発でイベントスタッフの バイトをいくつかしたのだがたまたま企業 の展示会のスタッフをした時にそこで運命 の出会いがあっ た君いくつなのそうに見えるけど仕事の 手際も容量もいいから社会人経験は長そう だし年齢負傷だよ ね高そうなスーツを着た長身の男性にそう 話しかけられた時俺は大規模なイベント 会場で企業の展示会具体的に言うと応機器 のメーカーが集まってプロモーションをし 自社で導入を検討している企業の担当者が それを見に来るという趣旨の会でで誘導 係りをやっていたコピー機の展示の近くで 誘導係りをしていたのだがおそらくその コピー機や複合機を取り扱う会社の社員の 人だろうと思ったのでお疲れ様です自分は 24歳です社会人経験は確かにあります 自分高卒なので18歳から働いているん ですと質問に答えるとその男性はそれはち いいね君みたいな人を探してたんだよと俺 に言ったこの人はなぜ俺にそんなことを 言うんだと俺は意味がよくわからなかった ので自分みたいな人ですか一体どういう ことですかと質問するとその男性は ポケットから名刺入れを取り出し名刺を1 枚俺にくれ た俺はこういうものなんだけど ねそう言われて俺が名刺に目を向けると とんでもないことが書いてあっ た株式会社マア代表取締り役牧 明俺は思わず声に出して名刺に書いてある 肩書きと名前を読み上げてしまったが次の 瞬間マキアってあの有名な会社の社長さん ですかと大声で叫びそうになり慌てて声を 潜め たマアは俺が子供の頃からある名の知れた 会社でコピー機や複合機パソコンの プリンターなどの印刷関係の危機を製造し ている大手の会社だかなり大きな会社なの で社長さんが時々にこんなところに来る なんて驚きであった一応ね社長やらせて もらってるんだよ2年前に社長交代してね 自分が引き継いだから色々と改革してるの うち古い会社だから年序列で役員になった やつも多いし保守的な風潮が残っててさ俺 はそういうの嫌だから新しい社員を探して てね君みたいな新しい風を吹かせられそう な人材がいたらいいなって思ってたから俺 の大六感がピンと来たんだよその男性まき 社長がそう言った 自分ですかなんで俺いえ私なんかをそんな 風 に俺は俺のどこがいいのか全く分から なかったのだがマ社長はとにかく俺に対し てピンと来たと繰り返し行ったとりあえず 気に入ってもらえたというのが伝わってき たので俺もまき社長に名刺をお渡しして その日は仕事の合間に色々と話をさせて もらったのだが 俺がフリーターであると知ったマ社長は それならさちょうどいいじゃない社員にし てあげるからうちの会社で働かないと俺に 言った俺は2つ返事でいいんですか是非と 言ったずっと正社員としての働き口を探し ていたというのが1番の理由だがまた とんでもないブラック企業だったらという 不安はあったか これもまた俺の第6感でなんとなくこのま 社長には俺もピンとくるものがありこの 社長の下で働きたいと思ったの だそんな経緯で俺は25歳になる目前で 有名企業の社員として就職することができ たシフトを減らされて社員にもしてくれ ない5年間勤めた飲食店の仕事はさっさと やめて株式会社屋に 入社まずは営業部でと言われて営業部に 配属された俺はそこで早くも取引先の担当 をもらうこととなる本当は新入社員はすぐ に担当は任されず雑用などして慣れていく ことが前例だったのだが俺の場合は事情が あったのだその事情とはある取引先の会社 が関連していた株式会社佐藤リース応危機 を扱うリース会社なのだがうちとやり取り をする担当がいつも小原という名前の課長 であったその課長が中なかのくもで とにかく偉そうで自分かってな無理難題を こちらに強制することも多くうちの会社の 営業マで小原課長のことが嫌ではないと いう人は1人もいなかった要するにうちの 会社の営業部全員に見事に嫌われていたの で あるまでに納品しろって言ったよね君は何 聞いてんの俺に何度も同じこと言わせるの がどれだけ失礼か分かってるかははんお前 もしかしたら学歴が底辺なんだなオタクの 社長が最近は学歴関係なく中途採用して るって風の噂で聞いたけどねそれはまずい んじゃないの無能は俺の相手なんてでき ないしさっさとやめて実家に帰れよな 俺が入社したばかりの頃俺の先輩の古池 さんが小原課長に想なられているところを 目撃し た電話口の声が大きいので俺たちに丸声で ある古池さんはむっとして電話を切った後 部長にこう言った部長俺もう無理ですよ いくら大口の取引先だからって毎回理不尽 に怒鳴られるし原課長の人間性を疑い ます部長は慌ててままあまあどうにか先方 さんを立ててうまくやってくれないかと オロオロするすると古池さんはこう言った 俺このまま佐藤リースの担当していたら ストレスで体調崩しますとにかく俺はもう 担当は無理ですしこのまま続けろと言う なら俺はこの会社を辞めるしかないと思っ てますもしくは 佐藤リーストの取引をやめてほしいです しかし部長の言い分は大口の取引先だから 契約を切ることはできない音便に済ませて 欲しいの一点張りであったいくら大原課長 が嫌みを言ってきても気にせず流せばいい のだと俺は入社したばかりで自分をよく 見せないといけないというプレッシャーも あり思わずその場でこう言った部長自分が 大原課長の担当をします困っていた古池 さんはすがるような目をして俺を見た そして部長はいいのか岸本本当は1ヶ月は 先輩のやることを研究する期間にして担当 は2ヶ月目からと決まっていたんだが正直 助かる君が小原課長の担当をやってくれる と嬉しいよろしく頼むよと言った俺は早く 自分の仕事が欲しかったし 少しくらい癖のあるお客さんなんて珍しい ことじゃないんだから受けてたとうと決め た入社してすぐに担当がもらえるなんて これはチャンスだと思ったのだそして俺は 小原課長に気に入られようなんて大それた ことまで思わなかったがなんとかうまく やっていこうと頑張った思った通り二言目 には嫌み嫌みのオンパレードだったが想定 内だ時に は小原課長たまには1杯飲みに行きません かと勇気を出して誘ってみたりもしたのだ がふざけるなお前みたいな低学歴の無能な 平社員と俺が飲みに行くメリットがあるか そんな暇があったらさっさと帰宅して くだらないテレビをだらだら見ている方が 数倍増しだと瞬時に怒鳴られたまあその 反応も想定内ではあった が岸本大丈夫か俺の代わりに佐藤リースの 小原課長の担当を任されてしまって迷惑を かけて悪かったさっきもかなりひどい言わ れ方をしてたみたいだ けど全人の古池さんが心配そうに俺にそう 言った大丈夫です俺がサンドバッグになれ ばいいんですよゆうだけ行ってすっきりし てちゃんと取引してくれるんですから楽な もんですよ俺はそう返事をしたしかし そんな日々は長くは続かなかった入社して 1ヶ月が過ぎた頃であったいつものように 朝起きてコーヒーを1杯飲んでから歯磨き をして出社の準備をしていると腹が キリキリと痛み出した変なもん食ったかと 俺は前日に食べたものを思い出しながら 思い当たるものもないなと思直し風でも 引いたかと様子を見つつとりあえずいつも 乗る電車に乗って会社に向かった会社に 着く頃には治っていてなんだ気のせいかと 安心して普通に仕事を寄るまでし たしかしその翌日もさらにまたその翌日も 朝になるとお腹が痛くなった職場の同僚に そのことを話したら病院行った方がいいよ と言われ万が一の重い病気だったら困るし 確かにそうだと思ってその翌日は半球を 取って病院へ行っ た検査の結果ですがどこも悪くないですね 何か大きなストレスはないですか今はまだ 病気は見つかりませんがこのまま大きな ストレスを抱えているとそれがきっかけで 大病になることもありますなるべく ストレスを緩和するように夫してください 胃カメラまで飲んだ結果担当の医師は俺に そう言ったストレスですかまああると言え ばありますが会社員だったら取引先に嫌み な人がいることぐらい普通にありますよね その程度ですよ俺は担当位にそう返事をし たがあなたがなんてことないと思っている 小さなストレスも実は体が悲鳴を上げる ほどだったりすることもあるんですよ もちろん社会に出ている以上はストレスが ない生活は無理ですし逆に適度のストレス は必要だったりもするので何とも言えない んですけどね私も嫌な患者さんにあたって 隣り散らされることもありますしね はははと担当医は言いながら笑ったので俺 も釣られて笑ったとりあえずはどこも悪い ところがないと分かったので俺は強気で から会社に行っ た半球いただきすみませんおはようござい ます俺が会社に着くと同僚が佐藤リースの 大原さんからお前当てに電話があって岸本 は本日午後出社ですと伝えたらなめやがっ てと嫌み言って切られたよお前も大変だな 一応伝えておくよと俺に言ってきた想定内 のことなので俺は早急に小原課長に電話を 入れるニコールで電話は繋がった牧屋の 岸本です先ほどは不在にしており申し訳 ございませんでした俺がそう言い悪やいや 小原課長はふざけるなこの忙しい時に半球 取るやがいるか俺は午前中にお前さんに 大事な取引の話があったんだよお前が さっきいなかったからもう引は中止だと 大声で叫んだ小原課長のもう取引は中止だ は挨拶みたいなものでうちの方が取引が なくなるとダメージになるのを分かってい てわざとそういう嫌がらせを言ってくるの だしかし取引がなくなると小原課長の方も 実は困るのでただの脅し文句であり実際に 中止する気はないので ある申し訳ません少し隊長面で不安があり 上司に病院に行くように言われていたので 検査に行ってきたんですおかげ様で特に 異常はありませんでしたのでご不便をお かけし失礼いたしまし た俺がそう説明をすると小原課長はこんな ことを言ったの だお前なんて検査で大病が見つかって入院 しちゃえばいいんだよ俺はさすがにその 言葉にはカチンときた 小原課長病気になればいいというのは いくら冗談でもどすぎます よ俺がそう言い返すと小原課長はここぞ ばかりにまくし立てた俺に口ごするのか 若蔵のくせに生きだ目上の人に対する態度 がなっとらん君の上司は君にどういう教育 をしてるんだもうお前とは絶縁だ2度と俺 に電話してくるんじゃない ぞそして電話を一方的にガチャッと切られ たもちろん声が大きくて周囲に丸声だった ので女性の先輩社員にはこんな風に言われ た今の向こうの言い方って小学生の喧嘩 みたいな言い方だよねお前とは絶好だ ぞって子供の頃にみんな喧嘩すると決まり 文句で言っていたけど絶縁だもう同じだよ ね 本当ですよまるで子供ですよ原課長 は俺はそう返事をして苦笑いをしたしかし 会社の損益がかかっているので子供の喧嘩 では済まされない俺がこれからやらなけれ ばならないのは小原課長に電話をかけ直し て謝罪するということであったしかも2度 と俺に電話するなと最後に捨てゼリフを 言われたので少し時間を置いてから電話を かけ直した方がいいほとぼりが冷めた頃に 俺が丁寧に謝罪すれば仕方ないから許して やると言ってくるのがいつものパターンで あるその時俺は急に気分が悪くなってきた 朝から胃の中に何もなかったのだが胃が ムカムカとして戻しそうになったのでお 手洗いに駆け込ん だそしてその日からその症状は何日も続き 小原課長と話をすると特にひどくなるので 周りの社員にも小原勝長に対するストレス だと言われるようになった俺はそんなこと で体調不良になりたくなかったので認め たくなかったのだが体は嘘をつけないよう であった部長も見かねてしばらく俺が原 課長の対応するからお前は関わらなくて いいと俺に言っ たそんなことがあったが俺は小原課長の 担当を外されてから少しずつ体調が回復し また元気に会社に通えるようになっていた 担当を全頭したかったので悔しかったのだ が部署の仲間で誰も俺をとめるものはい なかったし小原課長は話をする相手がうち の部長となると平社員に対する態度よりは 少し気を使うらしくまあまあ円滑に仕事が 回っいたようであっ た波乱万丈の1ヶ月であったがマアに入社 して初めての給料日を迎えた荒波に揉まれ たおかげで仕事になれるのも早かったと 思う初任休だからたくさんもらえたわけで はないけれどこれからここの会社で頑張っ ていく角として記念すべき初 給料前の職場で給料が減らされたおかげで 毎月生活がつだっ たそういえば洗濯機も調子が悪くていつ 壊れてもおかしくないから買い直したい 食費もかなり削っていたから今月はもやし 以外の野菜も買いたいなどと色々なお金の 使い道が頭をよぎるしかし俺の頭の中で 真っ先に思いついたことは母を食事に連れ て行くことであったなぜなら俺は分かって いたつもりだがやはり自分が会社に出て 揉まれて1人暮らしもするようになって から母の苦労というものが見にしみたから だうちの家庭はこれまた右曲折を経て俺が 社会に出るまでは母が苦労をした苦労の 1番の原因は俺の父が俺がまだ幼い頃に 病気で開したことだ俺が1歳の時のこと だったので俺は覚えていないのだが母は 幼い俺を抱えて未亡人となり女で1つで 子育てをするのに苦労をした母方の祖父母 が元気で俺の面倒を見てくれて母が働きに 行けたらまだ良かったのかもしれないが 母方の祖父母も早くに病気で多していて母 は文字通り女で1つで俺を育てなければ ならなかったのだ加えて俺は小さい頃は体 が弱くて ただの風レベルなら治るならいいものの風 をこじらせて入院を伴う肺炎も しょっちゅうあり全速の症状もひどかった と聞いて いる母は外に働きに出ても俺が体調を崩し て保育園から呼び出されて相対する回数が 多く職場の人には嫌な顔をされなかなか 昇級にもならず我が家は貧乏であったそれ でも母は俺にはいつも明るく笑顔で接して くれて俺のやりたいこともできる範囲で やらせてくれた大学進学は小学金を借りる ことにはなるけれども小学金で賄えない分 の雑費や大学受験のための費用などはなん とかするから俺が行きたければ行った方が いいと母は言ってくれていたしかし俺は今 の時代なら大学に行っても行かなくても その後の自分次第だと思ったし金銭的に 無理して進学するよりもさっさと社会に出 た方がいいと思って高卒で働いたのだ生き がってさっさと社会人になった俺を 待ち受けていたのはブラック企業での会社 員生活だったり容赦なく給料をカットさ れるアルバイト生活だったそんな人生も 苦労は勝手でもしろという言葉は俺のため にあると言えるくらい無駄なことなんて1 つもないだったと 思える俺はこうして今良い会社とご縁が あって就職させてもらえたことが嬉しいの だだからその記念すべき初めての給料は俺 を育ててくれた母のために使いたい俺は 早速母に電話をしてちょうどその週の週末 の予定が空いていると母が言っていたので レストランを予約し た母のリクエストで銀座にあるフレンチ レストランだ母が側頭でそのレストランを 指定してきたので俺が理由を聞くと お父さんにプロポーズしてもらった場所が そのレストランなのよと母は言って何か 思い出したのか電話口でうふふと笑っ たそして週末母と銀座で待ち合わせて レストランに 向かう数ヶ月ぶりに会う母は少し白髪が 増えたかなと思ったが顔色は健康そうで俺 は安心した本当に嬉しいわ勇気が初めての お給料で私にご馳走してくれるなんて こんな嬉しいことがある かしら母はそう言って微笑んだそんなに 豪華なものはご馳走できないけどね俺は そう返事をするレストランの入り口で予約 していた岸元ですと告げて中に案内され席 に着くとそう ここよここちょうどお父さんと座った席と 同じと母は喜んだ予約時に店員に窓際の 見晴しのいい席と希望を伝えたところどう やら父との思い出の席とビゴだったようだ 俺も嬉しくなり顔がほんだお店の内装が 少し変わったみたいね明るくなったって いうかおしゃれな感じになったわね 母が店内を見回してそう言うとそれを聞い ていた店員がお客様は回想前から当店をご 利用されていたのですかと聞いてくれたの で母は嬉しそうに亡くなった主人との 思い出のレストランなんですここで プロポーズされて結婚してこの子が生まれ たんですよと言った俺はこの子なんて言わ れて少し恥ずかしくなったがそれを聞いた 店員がそうでしたか素敵なお話で私たちも 嬉しいですと言った後にこちらささやか ですがどうぞお会計には含まれておりませ んのでとサプライズでノンアルコールの シャンパンをサービスで俺たちに提供して くれたのだ まあ母は嬉しそうに両手を頬に当てて期の 声をあげたその時であったうんお前マキア の岸本じゃないかこんなところで何してん だ聞いたことのある声でそう話しかけられ た俺がその声の方へ顔を向けるとそこには あの憎き取引先の小原課長がいたお小原 課長俺は驚くと同時に同機がドキドキして きた すっかり小原課長を受けつけない体質に なってしまったのかこいつは敵だと体が 反応しているようであった小原課長は他の 男性と3人で食事に来ている様子でゴルフ 仲間と食事に来たんだがねうん岸本の連れ は神さんや彼女にしては随分と年が行って いるようだね母親 かと俺に言ったそれは母にも聞こえるよう な相変わらずの大きな声だったので本当に いつもいつも失礼な人だなと腹が 立つはい母です俺はそうぼそっと返事をし て余計なことは言わないようにした母は 状況を察知して小原課長に挨拶をした息子 がいつもお世話になっております岸本の母 でございます すると小原課長は俺の母に向かってこう 言ったお母さんも大変ですねこんな大して 稼げない無能な息子さんお持ちでさぞかし ご苦労も耐えないでしょう今日は稼げない 息子さんにお母さんが食べさせてあげるん ですか全く手のかかる息子さんです ね俺は怒りでわなわなと手が震えた職場で の嫌みならまだしもプライベートでこうし て母と大切な時間を過ごしているのに そんなひどいことを言って台無しにするの か人としてありえない行為だと思った しかし母は俺のそんな様子に気づいたのか どうかは分からないが落ち着いた様子で こう答えたいえいえ親高校のいい息子でし て手がかかったと思ったことは1度もない んですよ今日は初めてのお給料で私に おいしいものを食べさせてくれるって言っ てくれたんです母としてこんなに嬉しい ことはないです よ母の穏やかな表情を見て小原課長は 面白くないと思ったのかこんなことを言っ たそうでしたかお母さんも息子さんも貧乏 なのに無理をして聞いただけで泣けてき ます慎ましく生きることも大事ですよね しちこの店で食事をしている自分が 恥ずかしくなるくらいです は明らかに俺たちを見下したように高らか な笑い声をあげる小原課長に俺は堪忍袋の 尾が切れたいい加減にしてください今日は プライベートな時間なんですよこれ以上 不快な発言をするなら警察を呼びます俺は 思わずそう叫んだすると大原課長はにやっ としながら俺にこう言った 警察でも何でも呼べばいい呼べるもんなら 呼んでみろよその代わりうちの会社とお前 の会社の取引はこれっきりだ契約解除だよ お前のせいでお前の会社は大ダメージだ お前まだ入社したばっかりなんだろう 大して必要のない社員は首かも なあ俺は悔しくて歯を食いしったいつも そうだ二言目には契約解除と言ってくる こちらの弱みにつけ込んで嫌なやだ自分 だって困るくせに本当にいつもいつも子供 の喧嘩みたいなやり取りなのだ俺が黙って いると小原課長は俺の母に向かってあんた の息子の会社と契約解除してもいいんだぞ と楽しそうに笑ったするとそれまで穏やか な表情だったの顔付きが急に変わりキリっ とした表情になっ たわかりましたそこまで言うならこちらも 言わせてもらいますそれではうちとも契約 解除 ね母は小原か長にそう言っ たへえあんた何言ってんの立場分かってん の少し顔を引きつらせた小原課長がそう 言い返し た立場てんのはこっちのセリフよさっき から聞いていれば大した会社でもないのに 偉そうに私も堪忍袋の尾が切れたわ息子と 私をそこまで侮辱するなら制裁を加える しかないわ ね母が負けとそう言い返す小原課長はへと それ以上何も言えず巨としていた母は ハンドバッグから1枚の名刺を出し小原 課長に差し出してこう言っ た申し遅れて悪かったわね私株式会社栗田 通販の秘書です代表取締り役の栗田義明は 私の夫なのそもそも佐藤リースの小原課長 って業界でも悪評が高くて有名なのは知っ ていたけどこんなにひどいとはね驚いたわ あなたのことは人として信用できません 主人に報告するからすぐに契約解除になる と思うわえ栗田通販うちからリースして くれてる最大の取引先そんな契約を切られ たらうちの会社が回らなくなる頼むそれ だけは勘弁して くれ小原課長はすがるようにそう言った しかしそのすぐ後にいや待てよあなたある けど社長の奥さんて嘘だろう岸本の お母さんなのにせいがくりたっておかしい じゃないか俺に構をかけたなと開き直る 小原課長母 はこの子の父親は早くに会してしまってる のよ栗田義明はこの子が社会人になって家 を出てから知り合った人で縁あってお 付き合いすることになり去年めでたく再婚 したのの信じられないなら戸籍本のコピー をお見せしましょうかと説明するもう私も 主人もいい大人ですから私が息子の父親と の思い出のレストランに行くってことも心 よく了承してくれて理解ある優しい夫なの よゆき君の大事な父親との思い出は大切に して欲しいって言ってくれたわねえ あなた母がそう言いながら顔をあげた先に は1人の男性が立っていたく栗た 社長休日出勤していたがなんとか片付いた のでね今日はゆき君が初任休でご馳走し たいと言ってくれて私は遠慮したんだが1 杯だけでもと言ってくれて駆けつけたんだ よそこどいてくれないかな小原 君母の再婚相手のたが小原課長にそう言っ た話は途中から聞かせてもらったよ君は人 として信用できないと前々から思っていた ところだった製品は良かったので惜しい ところではあるが信頼できる人間と取引を したいからね君の会社との契約は今月一杯 で打ち切りにさせて もらう栗田は続けてそう言った小原課長は はひーと絶叫しているレストランの店員に お静かに願いますと注意され小原課長は 連れのゴルフ仲間の男性に引きずられる ように2階席の方へ消えていっ た姿が見えなくなり一安心した俺たちは栗 たしを加えて3人で会食を楽しん だ母の再婚相手の栗たしは優しく賢く 頼りがいのある男性で俺は尊敬している俺 に奢ってもらう酒よりも自腹でもっといい 酒を飲める身分の繰りたしだが俺からの 行為が心から嬉しいと喜んでくれ たそして週が明けまた1週間が始まって数 日が過ぎたある日のこと俺が昼休みから 戻ると俺に内線電話が入っていると上司に 呼び出された電話に出 相手は長であっ たまま社長おお疲れ様です社長直々に 平社員の俺に内戦とはたごではないもしか して小原課長と週末に一悶着あったことで 音があるのかもしれないと覚悟したやあ 話すのは久しぶりだね本君聞いたよリース の原課長とりだ ねま社長にそう言われて俺は息を飲んだも 申し訳ありませんプライベートで母のこと を侮辱されて許せなくて言い返してしまい ましてつい言い返してしまいました処分 ならなんなり と俺はひたすら謝ったするとマ社長はなん で謝るの君がスカット売してくれたから もう業界で彼は追放されると思うよ君と君 のお母さんのおかげだよ栗た社長が佐藤と 契約を切るらしいからもうあそこは業界内 で立場はないと思ううちも契約を切ること にしたよ担当者が全員小原のせいで病ん じゃうからねうちの大事な社員に何をして くれるんだって俺も腹が立ってるよ今小原 の相手してるうちの柏崎部長も疲れてるし ねもっと早くに切れなくて申し訳ないすま なかったと逆に俺に謝ったななんで社長が 謝るんですかだって佐藤リースと契約を 切ったらうちも困るじゃないですか俺が 慌ててそう言うといや少し前まではそう だったけどね栗田社長のとが契約切る おかげで他のリース会社で条件をよく変更 して代わりに契約してもらおうってとこが 増えてきたんだよ早速うちにも営業が来た だから全然問題ないのとマ社長は言った 栗田社長の影響力は絶大だからねっていう か君と栗田社長が親子だったなんて全く 知らなかったから驚いたよま社長はそう 続けた俺はいえいえ自分の父親は早くに他 しているので栗田社長は自分の母が去年 再婚した相手なんですよ義理の父という 関係ですと説明したが栗田社長と昨日電話 で話したけど血は繋がってないけど息子と して彼の人生を応援して心配もしている からくれぐれもよろしく頼むと頼まれ ちゃったよいいお父さんができてよかった なと言われた俺はそんなに思ってくれいる とは知らなかったから驚いて嬉しくなっ たそんなことがありみんなが大体に困って いた小原課長は無事に関係なくなり我が者 に平和が訪れた俺は新規の担当をいくつか 任されるようになった少し癖のある取引先 もあったが小原課長と比べたらなんてこと はなく全員いい人に見えた仕事は順調で 給料も少しずつ上がっている社長が信頼 でき尊敬できる会社だと社内の雰囲気も いいみたいだ佐藤リースでは佐藤社長が 小原課長を攻殻して別の人柄のいい社員を 課長にしたので徐々に会社の信頼を 取り戻していると聞い た平社員になった小原さんは佐藤社長の 意行で若い社員から指導を受けて教育 し直すれているらしい 俺はどんな時も変わらずに目の前のことを 着実に頑張ることが大事だと思って いる給料が少し上がってボーナスがもらえ たらまた母と栗たしを食事に招待できたら いいと思って [音楽] [音楽] いる 楽の通りで臭いと思った わこの日は中学校の同窓会漂ってもいない 匂いを払う仕草をしながら同級生の近藤は 笑いながら行った中学時代は大人しくて 地味な存在だったしかし今は世界的に有名 な外系企業の社員だ高級スーツに身包み 髪型もばっちり決めて いる匂いが残ってたら ごめん謝る俺の姿を見て満足したのだろう 近藤の嫌みはさらに加速 する俺この後パーティーを控えているんだ よ世界の用人も参加するというのに牛の 匂いが映ったら大変だ よ同窓会が終わって俺は店の外に出たする と目の前に止まっていたのは高級車そこ から高級スーツを着た紳士が現れてこ行っ たお迎えに上がりまし た俺の名前は森山ゆ30歳の楽農家だ東京 生まれ東京育ちで両親は共働きの会社員楽 とは無縁の生活を送っていたが縁があって 今はて整形を立てているちなみに生活の 拠点は 北海道この日は中学校の同窓会に参加する ため状況してきたの だ久しぶりの東京に俺は懐かしさを感じる とともにどこか居心地の悪さを感じてい た俺は小さい頃から自然が大好きだった 部屋でゲームをするよりもカブトムシや 珍しい植物を探す方が楽しかった 俺は物心ついた頃にはすでに自分の居場所 はここではないと思ってい た年に1回楽しみにしている日があった それが叔父を尋ねて北海道に行く日だっ た叔父の名前は森山裕二30代の頃に脱 さらして北海道に移住した自分の牧場を やり始めてからは1人で切りもりしている もあり親戚の集まりには滅多に顔を出さ なかっ たそのため15歳の時俺は初めて叔父に 会ったほらこれを見てからんここはおじ さんが切りもりしている牧場だ俺の牛の肉 は本当に美味しいんだ高級レストランの シェフにもひきにしてもらっている俺の牛 が褒められると嬉しいん だ叔父は北海道の景色を移した写真を見せ ながら楽農の仕事について俺に熱く語った ことがある子供はそんなこと興味はないわ よと周りに言われていたが俺にとっては 全く逆だっ た青い空の下に広がる牧場は俺にとって言 鏡だっ た自分が育てた牛なんだよね行になったら 悲しくないの最初は悲しかったよでも今は みんなのためにありがとうと感謝して いるその日は1日中俺はうの隣を離れ なかった叔父が北海道に戻る時自分も一緒 に行くと言って泣きじゃくったそのような 俺を見かねた俺の両親は年に1回北海道へ 行くことを我が家のルーティンとし た僕高校を卒業したらこの牧場で働くよ 北海道に越 するこういう仕事は将来どうなるのか わからない牧場で働く働かないとは別に 大学は卒業しておいた方がいい ぞ叔父は勉強が嫌いで高校を中退つまり 学歴は中卒だ一方俺の父は有名国立大学を 卒業して大手企業に務めているそのため おじなりに気を使ってそう助言したの だろう そこで俺は大学の農学部を卒業した後叔父 の牧場で働き出し た俺にとってそれは自然な流れだったし 叔父もそれを望んでくれていたところが俺 が働き出して数年経った頃叔父は病気に なってしまった手術により一面を取り止め たものの無理は禁物体力を必要とすると いうこともあり叔父は牧場をやめることを 視野に入れ始め た楽のの仕事はやりがいはあるが大変だ 最近は安い輸入肉が出回っている影響で 市場価格がどんどん下がっている今もまだ いいがこの先10年後20年後どうなって いるのかわから ない幸いお前はいい大学を出ているここで の経験を生かして就職活動を しろ叔父は俺のことを思って会社勤めを することを提案したしかし俺は楽HATに 未来はないとは思えなかった俺は叔父の 負担を少しでも減らしたいと思い牧場を 継ぐことを決断したの だ家業を継ぐのは嫌だという同級生も 多かったが俺はその気持ちが理解できない くらい楽農家として歩む人生を受け入れて いたそれは叔父が仕事を通じて多くのこと を教えてくれていたからなのだろう楽のは 命に密接に関わる仕事だ人の命を支える 仕事そして牛たちの命をいだく仕事だ命に 寄り添って仕事をしているからこそ生きる ことの意味をすごく感じるんだ おじさんはどうして今の仕事をするって 決めたの北海道は縁もゆかりもない地だよ ねそこで牧場をやるって勇気のいる決断 じゃ ない何気なく質問をすると叔父は空を 見上げたそして静かに過去の話をしてくれ たお前のお父さんは小さい頃から勉強は できるし運動も得意だし とにかく一家の期待の星だったんだそれに 対しておじさんは本当に落大生だった しかも些細なことがきっかけで高校は中隊 実家にいても気まずいから北海道の牧場で 住み込みのアルバイトを始めたんだえ アルバイトからのスタートだった の朝から晩まで働き通して本当に大変だっ たおじさんはこれでも東京を育ちた勇者の 匂いは強烈だしまあなんというか綺麗とは 言えない仕事だろうだからもうギブアップ だと思っていたん だその時牛の出産に立ち合う機会があって ね高師がよろよろと細い足で踏ん張って その日のうちに立ったんだよそれを見て おじさんは自分をはじたんだこの世に 生まれたことに感謝して前向きに仕事をし ないといけないおじさんはこの時楽農の 世界で生きていこうと決意したん だ楽農の道は居の道かもしれないしかしだ からこそ見える世界もあるはず だそこで牧場の運営を段階的に引き継ぎ俺 が27歳の時に完全に事業を継承した年末 年始は牧場を俺に任せて実家に帰れと言わ れているので東京の実家で過ごすことが 多かったその時久しぶりに再開したのが小 学校からの幼馴染みである佐 優香近所の商店街で偶然にあったの だ久しぶりに中学校の同窓会をしようと 思うんだ以前にあったのは成人式の時 でしょ7年ぶりにどうか なの実家は商店街で死の和菓子屋を営んで いる小学生の頃は見番をするなどちょっと した看板娘のような存在だった中学生に なった頃からわがをダサいダサいと言い 出した俺はてっきり優香は家業を継ぐきは ないのだと思っていたがアパレル店員とし て華やかな世界を経験したことで心境の 変化があったのだろう今は和菓子屋の3代 目天使として頑張っているほとんどの同級 生は社会人になり実家を出ていたそのため 顔を見る機会はほとんど ないそういうこともありそれはいいなと俺 が賛成すると優香は嬉しそうに笑ったこの 会話をしてから1年後年明けに同窓会が 開催された実家の最寄駅から電車で15分 のとにあるカジュアルなレストランがその 会場 だいつもよりも東京大罪が長くなるから 参加は見合わせようか な久しぶりの同窓会なんだから遠慮せずに 行ってこい俺だってこれでも牧場一筋な男 だお前が数日いなくても困ることはない ぞこの頃の叔父は無理はしない方がいい ものの以前と同じに働けるようになってい たそのため俺は叔父の言葉に甘えていつも より少し長いお正月休みをもらうことに なっ た集合場所は予約してある店の前だった スケジュールの都合により昼の開催となっ た一足早く到着して俺はおしゃれな外観を 見て少し不安になっ た普段は大衆居酒屋に行くことが多いため 上下ジャージで来てしまったからだ幹事は 元アパレル店員の優香だ今となっては 手遅れだがおしゃれなお店が会場になる 可能性は十分に予測できたそんな心配をし ているうちに続々と同級生が集まってきた 同級生は赤たものがちらほらいるものの昔 の影が残っているためすぐに分かっ たみんな大人っぽくなった なあいやいや正直に親父になったと言って くれ ややり取りを聞いてみんながどっと笑う やっぱり中身はあの頃のままだ俺は中学校 の教室の中にタイムスリップしたかのよう な気持ちになった今日集まったのは20人 ちょっとだ連絡が取れなくなっていた同級 生もいたが優香が幹事としての安を発揮し たこともあ 遠方に引っ越していた同級生も参加して くれたビールが運ばれてきてさあ乾杯 しようという時個室のドアが勢いよく開い たそこに立っていたのは見慣れぬ風貌の 男性てっきり個室を間違えたのかと思った 遅れてごめん仕事の合間にやっとこれだ よ高級スーツに身を包んだ男性はそう言っ て個室に入ってきたスーツの裾からちらり と高級腕時計が光る髪の毛は美容院で セットしてきたのだろうか風が吹いても 絶対に崩れないほどしっかりと整えられて いるみんな一瞬誰だか分からずその男性の 顔をじっと見ていたその空気を察したのか 男性は自信に満ち溢れた表情で自己紹介を するおいおい俺のことが分からないのか 近藤タヤだ よ俺の記憶の中にある近藤タヤは教室の すみっこで読書をしている物静かな生徒 帰宅部だったこともあり友達もほとんどい なかったところが目の前にいるタヤの外見 は必要以上に華やかで自信に満ち溢れて いる中学生の頃の地味なタヤとはとても 同一人物だとは思えなかっ たタヤは椅子に座るとすぐにメニュー表を めくるそしてがっかりしたような表情で ため息をついた安っぽいのしかないな わざわざ来てやったのに残念だ よ俺からするとその店はどう見ても 安っぽくなかった漢の優香は困った顔をし て笑っているが同窓会の会場にはず空気が 流れたなんだ1ぱ目はビールか俺は高級 ワインからスタートするんだけど なタヤがリクエストしたワインはボトル1 本で50万円を超えるものさすがにその ようなワインが置かれているお店ではない なんとか説得して無事乾杯まで行ったが タヤはしぶしぶビールを口にしてはまずい まずいと 繰り返すさらには椅子が硬い料理が 美味しくない店内が乾燥しているなど文句 を言い続けた実際そのお店の料理はどれも 絶品であり店内の雰囲気も店員の対応も とても良かったもちろん感じ方は人 それぞれだろうがわざわざ大きな声で言う タヤにがっかりしたのだ同時に俺はタヤの 言動に違和感を抱いていたタヤが本来のヤ でははないよだったから だタヤの実家は小さな工場を営んでいた しかし不況の煽りを受けたのか中学を卒業 する頃にいなくなってしまっ た当時のタヤは口数が少なかったことも ありどう思っているのか全く分からなかっ た当時の俺が知っていることは父方の親戚 を頼り地方の高校へ進学したこと だけその時から音沙汰はぷつりとえた俺に とってタヤの印象は物静かで自己主張をし ないというもの赤抜けたとしても演技っぽ さが残っており無理しているような感じが したのだ特に強烈に違和感を抱いたのは タヤの思い出話だ記憶違いとは言えない ほど事実とは異なっていた中学校を卒業し た時俺って引っ越ししたじゃんあれは親父 が自社ビルを構えたからなんだよボロい 工場のままにして資金を貯めてたんだその くらいしないと自社ビルなんて構えられ ないから な工場は倒産ではなく移転しただけであり 実際は裕福な暮らしをしていた中学生の頃 教室のすみっこで1人の時間を過ごしてた のは庶民と交わることで悪い影響を受け ないように両親から友達を作ることを禁じ られていたそれがタヤの言う中学生の頃の 話だ現実離れした話を楽しそうに話す彼を 同級生はみんな驚いた表情で見つめて いるするとタヤがいきなり俺の方を見て 上下ジャージ姿をじろじろと観察し始めた なんだよ俺に何かついてるか気まずい空気 を取り除きたいこともありあえて俺は 明るい声で返すするとタヤは俺を見下す ようなざしを向けていい放っ たいい大人になって上下ジャジってやばく ないまさか今日は部活の集まりだと思った のかそれとも久しぶりに体育の時間 かこんなちゃんとした店で予会をやるとは 思ってなくて普段からあまり服とか気にし てないんだよ自分でもさすがにないとは 分かっているよ ほーこの店がちゃんとした店 か明らかにタヤは俺を馬鹿にしていた相手 にしなければこれで終わるそう思った俺は 自分の日を認める流れにしたところがその 考えは甘かったまだ言い足りないのかは 突然俺のジャージの想つまんで質問する お前さ大学には進学してないのまさかの 高卒 か一応大学は出ているよまさか就職失敗し て泥まみれで力仕事でもしているの かタヤは自分の学歴や職歴に自信がある ようだ俺の仕事を聞き出してマウントを 取ろうとしている今の仕事を知っている 同級生もいるため隠す必要はないと思った 俺は正直に伝え た北海道で楽農の仕事をしているんだ牧場 経営ってやつだ よ俺がそう答えるとタヤは目を大きく 見開いたそして匂いを払う仕草をしながら 言い放った楽の通りで臭いと思った わ楽のという言葉から匂いをイメージした のだろうもちろん匂いなど全く漂ってい ないタヤのデリカシーのない言葉と中学 時代とは全く異なるキャラに同級生たちは 完全に言葉を失って いる匂いが残ってたら ごめん正直自分に火があるとは全く思って いなかったしかし俺はせっかくの同窓会と いう場でことを荒立てたくなかったことも あり話を終わらせるためにひとまず謝っ たそのような俺の姿を見て満足したの だろうタヤの嫌味はさらに加速していっ たみんなも知っているだろうけど俺は外し 系の企業に務めてる じゃん俺が普段接しているのは牛じゃなく て外国人しかも世界のビジネスをリード する人たちだ 俺の外見を馬鹿にした後今度は自分の仕事 の自慢話を始めるたにとっての本題はこれ なのかもしれない俺のジャージ姿は自分の 自慢話の布石だったの だこの後高級ホテルでとあるパーティーを 控えているんだよ俺こう見えてもビジネス 戦略のコンサルタントだから さこれからの世界経済について ディスカッションしないといけないだ ビジネスの世界を牽引する有名人も参加 するそれなのに牛の匂いが映ったら大変だ よこの言葉を聞いて俺はピンときたタヤが 行くのはあのパーティーかもしれないだが ここでその点を指摘してしまうとタヤは 機嫌を損ねてしまう可能性があるここは 平和主義を貫くのが1番だ俺はなんとなく 状況が見えてきたが種明かしはせずにそれ はすごいやっぱりお前は別格だなと立てて おいた同窓会の嫌な空気を変えたのは優香 だった無駄に大きな声で優香は話題を振っ たそういえば最近担任だった高橋先生 大きな犬を飼っているのよく河の辺りで 遭遇するのよいっつも犬に引っ張られて 散歩しているの どうでもいい話をあえて出すことで話を そらそうとしたようだ話題を変えたかった のはみんな同じ担任の先生の話がきっかけ となり同窓会の話題はいつの間にか文化祭 部活高校受験など中学時代の思い出話に 移っていっ たいつまでもタヤの話に付き合っていられ ないそう思って優香の話に乗っかったの だろう その間タヤは中学校の時と同じように個室 のすみっこで居心地悪そうにしてい たその姿はあの頃のタヤだった一時期は タヤの発言で嫌な空気は流れたが久しぶり の同窓会は無事に終わっ た俺はみんなと別れを惜しみながら日が 限りつつある店の外に出た目の前に止まっ ているのは高級車世界的に有名な高級会社 ということもありみんな千望のまなざしで 見つめるそこから高級スーツを着た紳士が 現れたお迎えに上がりまし た同級生はてっきりタヤを迎えに来た車だ と思っていたビジネスの世界を牽引する 大物だと自慢していたからそういうことも あるのだろう としかし紳士の目線の先にあのはではない 俺の方を見ていたため再び変な空気が 流れるそれを察した優香が口べたな俺に 変わって同級生に事情を説明し始め た実はこの後パーティーがあってね会場の 高級ホテルのレストランのシェフは勇気が 性込めて育てた牛肉を高く評価していて 独占契約をしているの私はわからないんだ けどそのパーティーに参加するすごい人 たちは勇気の牛肉をどうしても食べてみた いってつまり主役は勇気だからお迎えが あるの よパーティーの会場と同窓会の会場が 近かったこともあり主催者が起点を聞かせ て俺のことを迎えに来てくれたのだもう 1人ゆかもこの車に乗って会場に行くなぜ なら俺の推薦により優香の和菓子も パーティーのデザートコーナーに並ぶから だ突然の話に同級生は一瞬ざわついたが すぐにおめでとうと祝福してくれた わざわざ申し訳ありませんと言いながら俺 は上下ジャージ姿で車に乗り込んだその後 に我店主の優香が続くそれを確認した紳士 がそっと車のドアを 閉める驚きのあまりリアクションできずに いるを残して車は走り去っていった俺は 控え室に通されあらかじめ用意していた 高級スーツに身を包むさすがに上下 ジャージでこのような場に出るのは失礼で あるし逆に街中で行われる同窓会で高級 スーツは合わないと思って別で服を用意し ていたのだパーティーの主催者は ヨーロッパに本社がある手総食品勝者 だ日本でトップクラスの品質を誇る食材を 使った料理を味わいながら世界をリード するビジネスマンが相談を 進めるパーティーでは様々な食材が披露さ れるが1番の目玉とされているのが俺が 叔父と共に大切に育ててきた牛の肉を使っ た料理だ主催者側の上さんの挨拶が終わっ た後コを来た50代の男性が壇上に上がる そしてその日のパーティーで披露される 料理の食材について話し始め た皆さん本日はお集まりいただき ありがとうございます今日は様々な創作 料理をご用意しましたしかし本日の目玉で あります馬牛につきましては私は何も手を 加えておりませんただただ軽く焼いただけ でございます森山様のところの牛肉はご 存知の通り厳選された飼育環境により世界 でも類を見ないレベルの肉の味わいを実現 しており ます絶妙な柔らかさと極上の下振りがあり 味付けをせずともバターのようなまろやか な味わを楽しめ ます私は断言します森山様のは世界1の味 と言ってもいいでしょう是非この機会にご 堪能 ください俺と叔父が育てた牛肉を紹介して いる男性は古田浩司高級レストランの オーナーシェフだ数々のヨーロッパの有名 レストランで修行をした後フランスで独立 開業世界で認められる有名シェフとなった 高級ホテルの熱オファーを 日本初出店今回は世界のなだたる ビジネスマンを招待するこのパーティーで 集団用の食材の料理を担当することになっ たのだ挨拶が終わった後次々と商談用の 食材を作った料理が運ばれてきた最初に 登場したのは色鮮やかで味の濃い野菜が たっぷり乗ったピッザそして東北地方の 名産であるを使った料理が並べ られる好みの差が別れる食材のため ガーリックソースで炒めたりグラタンや 煮物にしたりしているもちろん生で食べる ことも可能だそして日本のお米は炊きたて をそのままいただく スタイル日本で生産されるお米の特徴は なんと言ってもふんわりとした 甘みそのまま食べていただくのが1番だと 最高級の土でで炊いたものが用意されてい たデザートコーナーには古田料理長が ヨーロッパで受賞した経験があるケーキが 並ぶその横にひっそりとではあるが優香の 和菓子屋の栗まじが置かれてい たそしてメインの牛肉は古田料理長が自ら 鉄板で焼いて 振る舞う会場中に牛肉の甘く福でかつ 芳ばしい香りが漂ってきた鼻で感じる甘い 香りから牛肉がどれほど美味しいのか十分 に 感じ取れる古田料理長は牛肉の甘みを 引き立てるためわずかであるが塩を振った それで終わり牛肉を一口サイズにカットし て小皿の上に手際よく盛り付けていく焼き 加減はミディアムお肉の柔らかさと香ばし さが同時に味 柔らかな食感と適度な歯ごたえの両方を 確認できるためこの場に最もふさわしいと 古田料理長は判断したの だ招待客のほとんどは俺とのビジネス チャンスを狙っていたみんな次々と牛肉を 口に 入れる口の中に広がる甘みと油のとろける ような食感に驚きの表情を見せるそして牛 を飼育している人物を探して会場はざけ 始めたそこで調理が段落ついた古田料理長 が再びマイクを手に取って俺を手招きし たこちらにいらっしゃるのが北海道で牧場 を運営している森山ゆきさんです森山さん は東京育ちですが北海道に住んでいるおじ さんの後を次ぎ世界一おいしいのの飼育に 挑戦してこられましたその成果を皆さんは 今堪能しているというわけ ですここで是非皆さんに向けて一言ご挨拶 をお願いし ますこの時俺は人前に出ることを想定して おらず会場脇の控室にいたただ俺が育てた 牛がどのような予想で世界の晴れ部隊に出 ていくのか見たかっただけ だけど話を振られて断るわけにもいかない 仕方がないので軽く挨拶をしてすぐに 引っ込むとしぶしぶ壇上へ上がったマイク を手に取り前を見ると日頃は見ることの ない景色が広がっていた会場を追いつくの は世界中を渡り歩くビジネスマンたちだ 世界各国に拠点があるグローバル企業の トップの顔も 見え映画の中でしか見たことがないような 華やかな世界俺は偶然北海道にやってきた 古田料理長と知り合いになり彼の レストランと引き取りし始めたことで一歩 踏み入れた世界の迫力に圧倒され た紹介されてしまった以上挨拶をしないと いけない俺は意を決してマイクを手に持ち 自分の思いを伝えることに たただいまご紹介に上がりました森山ゆき です私は大学農学部を卒業した後楽農の道 に進みましたまだ楽農の世界では初心者 ですサラリーマン家庭で育った私がどうし て楽農の道を選んだのかというと本当に シンプルな理由 です自然に囲まれて生活することに私は何 とも言えない心地よさを感じましたそれが 最初のきっかけ ですしかし牛の世話をしているうちに だんだんと意識が変わってきました自分は 自然によって生かされている命をいき命を 支えているそのような気持ちを抱くように なりましたそこで命をいただくのであれば 牛田には幸せな日々を送ってもらいその時 が来たらできるだけ美味しく食べてもらい たいそのためには命の価値をもっと高め なくてはなりませんそこで私は農学部で 培った知識を生かして飼育環境の改善に 取り組みまし た俺は一気に自分の思いを伝えた後軽く唾 を飲み込んだ最後にどのような言葉で 閉めるのがいいのか考えていたちょうど その時俺のの視界に見慣れた顔が入っ た近藤タヤだっ たこの時タヤは招待者と会話することなく ゴミを片付けるなど雑用をこなしていた 同窓会の時にタヤは後でパーティーが控え ていると言っていたそのパーティーとは他 ならぬ世界をリードするビジネスマンの前 で俺が育てた牛の肉が披露される まさにこの場のことだっ た男女にいる俺の顔を見て初めてそのこと に気づいたの だろうスポットライトを浴びている俺の姿 を真っ青な顔をして見つめて いるタヤの顔を見た瞬間俺は最後に伝える 話の内容を決め た私は今このような場に立たせてもおり ますが普段は草や泥にまみれて仕事をして いますもしかしたら牛の強烈な匂いを放っ ているかもしれません人によってはそんな 私の格好を汚い臭いと思うかもしれません でも私にとってはその匂いこそが勲章です 牛であっても人間であっても生きている 以上はどろくささを伴いますいいこと ばかりではなく辛いことや恥ずかしいこと もたくさんあるのが人生です消し去りたい 過去もあるかもしれませんでも泥臭さの中 に最高の味があるんです皆さんにはその味 を感じ取ってもらいたい今日は最後まで 楽しんでいて ください会場は割れんばかりの拍手に包ま れた深深と頭を下げた後俺はの方を見た タヤは下を向いており表情は分からないだ がかなり落ち込んでいることは明らかだっ た相談を兼ねたパーティーは大正教だった 俺が育てた牛の肉の取引に関する 問い合わせは100者を超えた本気を出し て世界市場に進出すれば牧場の年少 100億は軽く超える だろうの主催者である外資系会社つまりは タヤが務める会社の社長はどうにかして 世界展開をできないかと時々に頼んできた が俺は断った大量飼育に手を出すと牛たち の環境は悪くなるそのため期間限定 メニューを企画するという一部の レストランとの取引にとめ たパーティーが割り高級ホテルを出ると 1人のスーツ姿の男性が俺を 呼び止めるおい森山ちょっと待って くれ声がする方を振り返るとそこにいたの は近藤タヤだっ た会場のセッティングなどの雑用で汗を 流した後なのだろうタヤの額にはうっすら と汗がにじみ綺麗にセットされた髪は乱れ て いるああ咲夜かさっきはごめん詳しく説明 する暇がなくてお前一体何者なんだ楽ので あれだけ拍手合さってありえない だろ同窓会で懸命にマウントを取ったこと もありこの後に及んでも俺に負けたくない ようだ自分の方が上であることをなんとか して証明しようとしているそうだよお前の 方が上だよと言ってしまえば話は 終わるしかし命を扱う仕事をしている以上 俺もまた下だと思われたくなかった自分 だけならまだしも誇りを持って楽のに従事 してきた叔父やそして何よりも俺を生かし てくれている牛たちに失礼だと思ったから だ何者も何も俺は楽のの森山だよ中学を 卒業した後高校に進学して大学農学部を出 た後牧場で働いているそれ以上でもそれ 以下でもない俺は俺でしかないから なこれが俺の正直な気持ちだった何者で あるかなど考えたこともなかっ た意味がわからないそうなると俺は一体 どうなるんだ よは他人と比較することで分が何者である のか見出そうとしてい た俺を楽家だから臭いと見下すことで自分 の存在価値を見出そうとしていたそのため 自分基準で自分を見ると自分が何なのか 分からなくなるの だお前はお前じゃん中学校の頃は大人しく て全く目立たなかったけどその後たくさん の努力をしたんだろ外企業で世界を舞に それがお前だと思うけど な俺は混乱しているタヤに優しくいった タヤは俺の言葉に全く納得していない顔を 真っ赤にして強い口調で言い放った中学 時代の話はするなってあの頃の俺は黒歴史 なんだ見た目は冴えないし女子には持て ないし友達もいないし部活もやってないし あんなのは俺じゃないあの時代はなかった ようなもなん だでもみんなが教室でふざけて散らかした ものをこっそり片付けていたのはお前だろ それで俺たち何度助けられたことか文化祭 の準備をしている時もみんな遊んで収集 つかなくなっただろお前が地道に作業して くれていたからみんなやばいって準備に 戻れたんだ俺はその時のお前のことを今で もよく覚えてるぜなんだよそれそれは友達 がいないってだけの話だ よ同窓会の時に見せていた異性のいい 雰囲気はすっかり影を潜め中学時代に 逆戻りしたかのように小さくなってしまっ た タヤ俺の言葉に何かを感じたのだろう言葉 を探して口をもごもごさせているそして 突然涙をうっすら浮かべながらポツポツと であるが自分の思いを語り出し たお前が羨ましかったんだ勉強はできるし 足は早いし俺と同じように口数は少ないの にどういうわけか友達は多いだからお前が すごく輝いて見えたんだなのに俺ができる ことと言えば勉強だけもう勉強して大学は 名門校に進んだよ大学在学中は学力を磨く ため留学もしたそのおかげで今働いている 外系企業への就職も決まったお前が楽農の 仕事をしていると聞いてやっと勝てたと 思ったよ手も蓋を開けたらこの通りだ結局 俺はお前には勝てないん だ中学生の頃タヤは自分の意思で1人でい たいのだと思っていたしかし本当はみんな の輪に入り誰よりも輝きたいという思いを 秘めていた そしてそのことに気づいていたド級生は俺 も含め誰もいなかっただからこそタヤは 同窓会であれほど分かりやすくマウントを 取ってきたの だその時優香がやってきた優香は嬉しそう な顔で俺とたに報告をし たうちの和菓子に興味を持ってくれた海外 の会社がいたのまだ本決まりじゃないけど もしかしたら取引が決まるかもよかった じゃん優香の家の和菓子昔から絶品だった もんな俺のお袋はいつも買いだめしてさ 評価されたのは当然のことだ よ近藤君が務めている会社このパーティー の主催者だったのね途中で近藤君の姿が目 に入ってびっくり前もって言ってくれれば よかったの に優香の言葉に対してタヤは恥ずかしそう に下を向いていった大事な仕事を任されて いる社員は今日1日出勤だでも俺はただの 会場説明係りのスケットだよ部署だっって 総だし細かい情報は何も知らなかったんだ 今日はいろんな会社の人と話をしたんだ けど主催者の会場準備のレベルが 素晴らしいて大絶賛だったわよ私は近藤君 に感謝してるわもっと自信を持ちなさいっ て優香はタヤに向かってガポーズをした感 の鋭い優香のことだタのコンプレックスに いち早く気づいたの だろう同窓会で不愉快な気分にさせられた のに前向きな言葉をに伝えているそんな優 の優しさと心のに俺は一瞬ドキっとして しまっ たそれから1年後俺はいつものように牛の 世話をしている海外への反炉拡大も脱進さ れたが牛たちにはできるだけいい生育環境 を与えたいそのため相変わらず牧場の規模 はそのままだしかし牛一等の価値は10倍 となったつまり命の価格が上がったの だ牛肉の価格を下げる方法はいくらでも あるその方が手間もかからず儲かるだろう しかし俺は一等一等の命と向き合う道を 選んだ叔父もそれに賛成してくれて いるユコはと言うと世界の和食ブームの 流れを受けて我が市の取引を徐々に拡大さ せている最近は海外の雑誌に紹介された こともあり観光旅行中のお客さんが優香の 我が視点に立ち寄ることも増えて いるそしてタヤは今もあの外し系の企業で 頑張っているようだ今は自分を必要以上に 大きく見せることはない人前に立つことは ないものの総務家の縁の下の力持ちとして 頑張って いる前回のレストランに負けない味で低さ のお店で見つけよう張り切っているタヤは おそらく中学時代とても寂しい思いをして いたのだろうだからこそ自分を必要以上に 大きく見せようと無理をしてしまった 社会人として暗を重ねている今だからこそ 深められる絆がある中学校の同級生として 俺たちは第2ステージに突入した そんな気がし [音楽] た俺の名前は水島孝典今は30歳ださえ ない平社員で雑務をこなしているこなして いると言っても俺はのんびりした性格で いつも仕事が遅いと上司に叱られてばかり だ俺はこの性格のために幼少期から母を 困らせていた俺には彩佳という2つ上の姉 がいる姉もまた俺の呑気さに呆れていた 1人だった父は弁護士をしていて母は父の 事務所で手伝いをしていたため俺と姉は 物心ついた時から保育園に通っていた保育 園に行く朝まず食事を食べるのが遅い俺 着替えることもなかなかせず母がさっさと 着替えさせる俺はいつも自分で何かを しようとはせずに母をイラつかせていた俺 が覚えている限り俺は保育園に行くのが嫌 だったからだただその場にいるだけで同級 生と遊ぶこともせず絵本をずっと読んでい たり外遊びの時はずっと砂場でいたりと 給食もゆっくりで先生を困らせる一方で姉 は活発でクラスのみんなと楽しそうに遊ん でいた俺には何が楽しいのかさっぱり わからないんだ絵本は全部覚えてしまい もう自分で読むことができたし1人で画師 に絵本のひらがなを書き写していてその ことは先生も驚いていた先生から母に私立 の幼稚園に通わせるのはどうかとの話も あったようだ母は忙しいので俺は保育園で 夕方5時まで過ごすただ1つだけ俺は保育 園の花が好きで水やりをいつもさせて もらっていたんだそんな俺も小学生になっ たがのんびりな性格は変わらず朝の支度を しないので 母にいつも叱られながらゆっくりゆっくり 着替える姉にも叱られながらもっと さっさと支度をしろと言われるが遅刻を することはなかったなぜかと言えば俺は誰 よりも早起きである程度時間の計算ができ ていたのだ外の音に敏感で鳥の声で目が 覚めるそれから教科書に一通り目を通して 教科書少しノートに書き写す文字が好きで 漢字にも興味があり学校の授業は退屈で 仕方がない姉は塾に通いだしA会話教室に も通っていたが俺は集団生活が苦手なので 塾には行かなかったんだ学校だけで十分 疲れてしまう学童には言っていたが姉は 友達と楽しそうに遊んでいたけど俺はその 日の宿題を済ましていた家に帰ると自分で 風呂を沸かし風呂は母に言われるより先に 入って夕食が終わればもう寝てしまうのだ それもぐっすりと寝るので姉に起こされて も起きなかったある日俺の誕生日が来て母 から何が欲しいかと聞かれたので玄関に花 が欲しいと言うと母は何気に首をかしげた そして日曜日にホームセンターに連れて 行ってもらってプランターや土季節の鼻の 種を買ってもらう俺は飛び上がるような 気持ちですぐ玄関にプランター3つを並べ て毎朝水やりをすると可愛い目が出てくる 母は男の子なのに変わっていると笑ってい たが鼻の成長が楽しみで仕方が ない小学校2年の頃の誕生日プレゼントは 会話のDVDのセットを買ってもらった その頃はそんなに早く寝ずに何度も何度も DVDを見る姉に少しA会話を教えて もらっていたので俺は興味が会いたんだ 学校はとりあえず行っていたが相変わらず 疲れる家に帰って少し眠ってしまい夕食を 食べて姉の教科書を読んでいた今の学年の 勉強は俺には物足りないのだ姉は母に宿題 をしろと怒られていやいや宿題をしていた が俺はすぐ姉の宿題の間違いに気づいて姉 に教えていた感じだそれからは姉の塾の 宿題も手伝っていたん だ姉が両親に俺のことを告げると父が驚い て小学校4年の時の誕生日に俺にパソコン を買ってくれて また俺は嬉しくて飛び上がるキーボードの 配列もすぐ覚えて学校ではパソコンの授業 が1番楽しかった事務所兼自宅となってい た玄関には俺が育てた季節の花が咲いて 近所の人たちは母にいつも楽しませて もらっていると言っていたその頃クラスに アメリカ人のルークという男子が転校して きたのだった日本語が片でなかなか友人が できないようでいつも1人ぼっちで座って いたんだそれはまるで俺と同じように俺は 覚えたての英語で彼に話しかけてみた ルークはにっこりと笑ってくれ昼休みは 英語で会話して俺はルークに日本語でも 話すと会話が盛り上がる今まで友達という ものが無縁だった俺にたった1人の友達が できたのだった それからは学校が楽しくなるルークは パソコンも好きなようだルークのお母さん も忙しいようで学童に入っていたんだ ルークは日本語の宿題が難しいという俺は いつもルークの宿題を手伝ってルークは家 にも遊びに来るようになった俺が英語で ルークと話していると両親も姉もまた驚い ていた夜はルークにチャットに誘われ英語 のやり取りが続くそして父は俺の部屋を 覗いて高いつの間に英語を覚えたんだああ 俺姉ちゃんの塾の教科書をいつも借りてみ ていたんだよそうだったのかじゃあお前に はやはり英会話教室は必要ない様子だな はははと笑った父は俺に難しい法律の本を 一殺差し出してきた父は自分の後を継いで ほしいと言っていた時間のある時に法律の 本を読んでいくそこにはたくさん覚える ことがあったがなぜか俺は1度見ると覚え てしまうのだったスポーツも得意で運動会 では東京層も1位だったしルークと鉄棒 なども楽しむ俺より少し背が高いルークは 高めの鉄棒に飛びつきくるくる回っていた 家庭訪問があって母が担任と話をしたが 勉強には特に問題がないが集団生活には あまり馴染んでいないとの話があり母は高 のりルークの他には友達はいないのうん みんなゲームの話ばかりで俺ゲームに興味 はないからさと俺が言うとあなたは本当に 小さい時から変わらないわねとぽつりと 言っていたのだった その頃姉はゲームにはまりなかなか辞め ないので母に叱られているばかりで姉は 拗ねて部屋で携帯で友達とメールの やり取りをしている様子だった俺はルーク とも携帯でメールをしていたがルークは 日本語を早く覚えたいと言っていたそして ルークと日本語のチャットもする英語より も日本語はとても難しいようでひらがな からカタカナ漢字とたくさん覚えないとと ルークは言う俺は初めてできた友達の ルークに誕生日を聞いたんだすると翌月 だったある土曜日お小遣いをため両親に 了解を得てルークを近場の食事に誘うそれ は回転寿司だこれが有名な日本のお寿司な んだなうんでも俺の小遣い範囲だから とても安いお寿司だけどねお寿司とても 美味しい ありがとうとルークは喜んでくれた俺も彼 の笑顔を見てとても嬉しかったそして姉も 中学生になり相変わらず塾を友達と続けて 友達と一緒に部屋で勉強しているその頃の 姉は反抗期なのか父とはほとんど話をし なくなり父は寂しげにしている俺は小学校 5年生だった姉とは別の部屋になり部屋で 父からもらった法律の本を少しずつ覚えて いく日本の法律は民法もたくさん書かれて いて何度読んでも面白いのだその頃俺に とってのたった1人の友人のルークは国に 帰ることになったんだチャットでまた 話そうと言ってくれたが俺は本当に寂しく なって泣いてしまうまたつまらない学校 生活が始まるのだ相変わらずていく俺 しかし同級生とは話が合わないので無理に 合わせるのも疲れるし一層のことを1人の 方が俺にとっては良かったんだ俺は相 変わらず玄関の花を 育てる冬はあまり作花がなくて俺は小遣い で部屋に飾るシラメンを 買う観葉植物にも興味があり父の事務所の パキラなどの世話は俺がする金にはいら なくなった参考書をもらい1人で中学の 勉強をしていく俺には物足りないので大学 生の参考書お小遣いで買って解き明かして いくのだが俺は熱っから勉強が好きなこと に自分で気づくのだったただ人付き合いが 苦手なんだ冬の部屋の赤いしラメンが俺の 気持ちを癒すのだった俺も中学になったが 相変わらずどうしてもというもが好きに なれないただ母に心配をかけたくないので 学校だけは一応通っていたんだクラブ なんてもっての他の俺だ俺はあくまでも マイペースにのんびりと帰宅してチャット を楽しむ日々だった大学程度の勉強も 楽しんでいてチャットでは大学生と いろんな会話をしていたそんな日々の中で 姉は立高校へ進み俺もの本をマスターし ながら中学3年生になる周りは受験の シーズンになり勉学に励んでいたんだだ けど俺はどうしても高校には行きたいとは 思えなかった俺は父と話をした父は弁護士 資格は中卒でも取れるからと父は とりあえず弁護士資格を取ることを進める 俺はやっと学校というものと別れの時期が 来て嬉しかった父の知り合いの工場で働く ことになったんだ母はうるさく高校は出て おけと言っていた姉からは高校に行かなく ても高卒認定という試験がありそれを 受ければ高卒の資格を取れると俺に教えて くれたんだ俺の勉学のことを知っていた姉 は俺ならすぐ受かるだろうと励ましてくれ たそして工場で働きながら高卒認定の試験 に合格したはあまりややこしい仕事が嫌で マイペースなことを父が分かってくれてい て工場の仕事は流れ作業で淡々としたもの だったしかし俺の胸が弾んだのは工場には たくさんの海外の人が働いていたことだ みんな昼休憩には母国語で話している語学 が好きな俺はまず英語で話しかけると英語 は通じたんだそして仲良くなって一緒に 食事に行ったり 俺は中国語やヒンディ語を教えてもらい 楽しくなった一方で弁護士資格の試験にも 父の推薦で挑んでいく夜は中国語や ヒンディ語の勉強していくと職場の人は とても喜んでくれてその人たちの母国語で 会話して作業をマイペースにしていた夜は 司法試験に向かい勉強していたが2回の 試験も合格してしまったそして工場では2 年働き次は父の弁護士事務所で1年修行を して弁護士として弁護士会へ登録されただ けど俺は弁護士になる気はまだない特に父 から給料をもらえるわけでもなく部屋に こもってパソコンばかりをしていた悩んで いた母親は大学は出てほしいと言ってくる が俺は学校は嫌いだと跳ねのけたんだする と母ははイギリスに住むいこのひばさんに 電話で何やら相談しているひこおばさんは 俺が英語を話せることを聞いて一度海外の 生活をさせてみないかと母はひこおばさん に言われたようだ俺は母からその話を 聞かされる海外の生活か面白いかもしれ ないひばさんの旦那さんはイギリスで大手 の外資系の会社で働いていたが ひばさんには子供がいなかったらしく俺を 心よく迎え入れてくれたんだその後俺は イギリスに旅立ったひこおばさんはよく来 てくれたわねと笑顔だった旦那さんも とても優しく俺には1台のノートパソコン をくれて部屋も準備されてい たしばらくおばさんと一緒に買い物に行っ たり近場の散歩コースを教えてもらったり して少しずつ生活に慣れていくようになる 遊んでばかりも悪いので俺はひこおばさん と一緒にキッチンに立ち料理や掃除も 手伝いながら部屋ではSkypeで昔 アメリカに戻って行ったルークと連絡を 取って会話を楽しんだひこおばさんは俺の 学力のことを母に聞いていてやはりひば さんにも大学を進められた俺は大学とは どういうものか分からないまま頷き一応 進められた大学を受験してみると合格して しまったのだった文学が好きな俺は もちろん勉学に励み理数系も案外楽しくて おばさんとは料理を楽しみながら日々の 暮らしを続けた大学には日本人もいて友達 になった俺はたくさんの友達を作るのは 苦手なんだ俺にとっては初めての女性の 友人で名前は咲と言ったひばさんも同じ 大学の出身だったらしく俺は昔の話を聞い たんだ咲も興味がありよく家に遊びに来る ようになった勉強でつまづく咲と俺は一緒 に勉強してやがて一緒に食事に行ったりし て交際が深まっていく咲はお父さんと 暮らしていてさんもイギリスの大手企業に 単身不妊中だった俺は咲とよくイギリスで も花屋さんに行くと本当に花が好きなのね と驚きながらも笑っていたそんな笑顔の咲 のことを俺は本当に可愛いと思ったのだっ た一緒に大学内を散歩するとクレマチスが 綺麗に咲いている花言葉は旅人の喜びだ俺 はひこおばさんに行って庭にも咲かせて いいかなと尋ねると開拓してくれ た高のり君のお母さんがいつも言ってたわ あの子は男なのに花がとても好きだとうん なぜだかわかんないけど保育園の頃から 好きだったんだよなと俺が言うとひばさん も先に変わってるよねと言いながら笑って いた場で働いていたもスマホで連絡が取れ て中国語やヒンディ語を使いSkypeを 楽しむ咲も語学が好きで俺に教えて欲しい と懇願してきたので俺は咲ともいろんな 言葉で会話をして楽しいんだ花の中でどう しても好きになれない花が1つだけあった んだそんな話を咲とするとえ一体どんな花 と興味深く聞いてくる桜なんだと俺が言う と咲はびっくりした日本独特の花なのに 不思議だと言うので俺は理由を先に 告げるあのさ実はさ俺って学校嫌いだった んだよだから毎年新学期や入学式に咲く花 はどうしても好きになれなかったんだよな でもさなぜか今ここにいると桜さえ懐かし 日本へ帰ったら好きになれそうだよ絶対 好きになるわよ私が日本へ帰ったら一緒に 花見に行こうと彼女は誘ってくれたその夜 パソコンで桜の花を見てみると案外綺麗な ものだなと感じたし日本に帰ってまた工場 の仲間と一緒に食事をしたいとさえ思った いろんな語学を咲と習い学校嫌の俺も イギリスの大学は好きになったひこおば さんには甘いっきだがお金のことは心配し なくていいというだけど俺は少しでも仕事 がしたかったんだそして近くの花屋さんで アルバイトをしたここにはいろんな花が あるアレンジメントの作り方なども習い 最初のバイト代でひこおばさんと咲に フラワーアレンジメントをプレゼントする と本当に喜んでくれたそして料理もおば さんや咲と一緒にして仲良くしていた咲も 勉強は順調の様子だバイト先はそんなに 忙しくはなくマイペースな俺にぴったり だったそうして単位を取りながら楽しい イギリスの生活も3年を迎え俺と咲は卒業 になった咲はお父さんの会社で働くことに なったらしく俺は1人で日本に帰ることに なるがあと3年で咲も日本に帰ると言って いて是非日本で会おうと約束をした咲と 離れるのは結構寂しい気分だった俺は かなりの成績でイギリスの大学を卒業する ことができた主席とも言われたんだ俺は ひばさんに深くお礼を言うと日本での就職 はどうするのかと聞いてきたのでそういえ ば何も決めてなかったのだった本当に のんびりな俺だひばさんは旦那さんの会社 の知り合いが日本にあると言ってすぐ連絡 をつけてくれて俺の就職先は決まったの だった日本に帰ると両親は温かく迎えて くれ姉と4人で高級なレストランで久し ぶりに食事をする姉には婚約者がいて近々 結婚するとのことだった姉は一般企業で 事務員として就職したばかりで俺と姉との 就職祝の席にもなったのだった俺は大切な ことをひばさんに告げてイリスを後にした のだがそれは俺は営業などの仕事には向か ない性格で1つのことをゆっくりとしか できないということだそのことをひばさん の旦那さんから日本の会社の社長に連絡を してくれた俺の学歴から別に事務員でいい とのことだった俺は社長とネット上での 面接となったのだが事務員として働くなら 俺の学歴は会社には黙っておくと社長は 約束してくれたんだそして俺は高卒として 平社員で高瀬昌司に就職した周りは全員 大卒のようでまあまあ大きな外系の会社で はあった俺はとを取りながらマイペースに 仕事を始める事務仕事は簡単でパソコンで の書類の整理やコピー取りなどでまるで 年配の窓際社員のような感じで働かせて もらった一緒に入社した人たちは営業が主 で俺は総務家の事務だ上司ものんびりして いて俺は特にストレスなく仕事をすること ができたその後に行って会社の近くで 1人暮らしを始めたんだひこおばさんの家 で調理も教えてもらったため自炊は楽だっ たそしてお咲の桜が咲く俺はスマホで写真 を撮って咲に送ると咲はとても喜んでくれ た仕事はどう桜も綺麗でしょありがとう そちらはどうこちらは順調だよそうだな桜 も本当にいいものだねとメールでやり取り をした俺は自炊をして会社の少し離れた 公園で昼は1人で弁当を食べていた たんぽぽなどを眺めていい天気の日は のんびりと昼休憩を取るある日会社で 飲み会が開かれる俺はアルコールは飲め ないことはないが他の人たちはテンション が上がって賑やかになっって言った俺は 女性のようにみんなのお酒のお代わりを死 に回っていた本当に俺は賑やかなことが 苦手だとしみじみと感じるやっとお開きに なり帰りに散る夜桜の道を通って家に着い てほっとした静かなのが好きなのは子供の 頃から変わっていない俺だったその後姉の 結婚式が決まり俺はもちろん 姉の旦那さんは姉と同級生でとても爽やか な人だったよく家で拗ねていた姉も 落ち着いた大人の女性となりウエディング ドレス姿はとても綺麗だ俺は咲のことを 思ったいつか俺もと夢が広がる次の日も いい天気で俺はのんびり公園でまた1人で 弁当を食べていると町の中の保育遠征が 公園に来てお弁当を食べていた小さな子 たちの遠足なのだろうか大きな馬車に何人 か乗せられて保育士さんが押して帰って 行く俺はつまらなかった保育園時代をなん となく思い出すのだっただけど子供って 本当に可愛いそして俺はいつか子供が 欲しいと新しく夢を 膨らますその欲と が日本へ帰ってきたんだ咲は日本の外系の 死者で働いている3年ぶりに咲と会い食事 に行ったとても可愛かった咲は一段と綺麗 な女性になっていたんだ俺の胸は高なる咲 は仕事が忙しいと言っていたがその合間に も会える時は会う約束をしてイギリスの話 や花の話をしたりしながらくが 盛り上がるねえ桜は好きになれたあああの 頃は嫌いだったがあんなに綺麗だったんだ と俺もやっと思えた よそれはよかったもし私が結婚するなら春 がいいなと咲は言う俺は目が天になってけ 結婚うん私子供が好きだし早めに結婚し たいな俺も子供は好きだなてかさ結婚する なら俺でいいとドキドキしながら聞いてみ たんだすると咲は高のりありがとう来年の 春よろしくお願いしますと俺はプロポーズ されてしまう俺は顔が真っ赤になった1 年間仕事を頑張ろうと言ってその日は別れ た俺の給料はまだ安い方だが俺は頑張って 貯金を貯めることにして自炊をまた頑張る 雨の日は社員食堂を使うが1人で弁当を 持っていき愛も変わらず同僚たちとは 馴染めないまま静かに食べていたんだその 時同僚たちの会話で今の総務家に新しい 上司の部長が来ると言っていたのが聞こえ た俺はいい人だったらいいなとただ思って いたのだがしばらくすると東大卒という その部長が現れた名前は樋口裕介と言って 多分40代ぐらいで本社から来たと言って いたそれから俺は忙しくなるおい高卒の 水島はいしばらく見ていたんだがお前を見 ているとイライラするんだよなぜコピーを 取るのにそんなに時間がかかるんだ申し訳 ございませんこれからはもっと素早くし ますと謝ったのだった冴えない平社員の俺 色々指摘されても仕方がないおい水島 コーヒーを入れてこい全員の分だと俺は前 の部長がいなくなってから忙しくなって くるコーヒーを入れると次は買い物を頼ま れ おっとりとした俺の日常がバタバタし 始めるのだある日同僚に居酒屋に誘われた 新しい樋口部長とやらやけに水島君に 厳しくないかああ俺マイペースだから 仕方ないよだけどさ前の部長ってもっと アットホームで仕事しやすかったよなうん あの時は良かったねたまたまお人柄が 良かったのかもな今の部長俺にもさ1日で できないような資料を持ってきて 出来上がらなかったらうるさくてさ本当 ストレスなんだよな君もそうだった のうん東大卒かなんだか知らないけどさ 嫌がらせもどすぎるよ今度水島君が何かさ れたら俺録音しておいてやるよああ応援 ありがとうでも一応上司だし仕方ないよと こんな感じで同僚は励ましてくれたんだ俺 はマイペースな俺のことを1人でも思って くれている人がいることが本当に嬉しかっ たそんな1年もすぐ過ぎて春を迎える前に 俺はためた貯金で咲に婚約指輪を買って プロポーズしたさきは涙して喜んでくれた んだ 俺たちは有給を取って2人でハワイで式を あげ賃貸マンションで暮らし始めたさきは 結婚しても仕事を続けると言っていた俺は 定時がほとんどなのでできる限り家事を 手伝うと言うと咲は嬉しそうにまた涙を 流すそしてハワイから帰ってきた俺に 嫌がらせのように樋口部長が水島お前はろ に仕事もできないくせに何が有給だ さっさとこの資料をまとめておけそれと 明日海外3者との取引があるこの資料を 全部まとめてお前がプレゼンしてみろ 優しい俺からのお前へのチャンスだぶ部長 俺はただの事務員ですプレゼンは営業の方 へお願いしますうち応えするな俺は部長だ 俺の命令を聞けないようなやつはすぐ首で わ分かりましたやってみます俺がそう言う と総務家がざわついた俺は静かに資料を まとめていくそして翌日のプレゼンの時間 俺は今まで培った全ての外国語で3者との 相談を成立させたのだったその後すぐ社長 が総に飛んできたのだ樋口君一体どう 団が成功したからいいもの水島君は事務員 だそれに他の社員からも水島君への 嫌がらせの録音が来ているどうやら君は 嫌がらせをする相手を間違ったようだ な社長団が成功し たもちろんだ実は水島君からので君の歴は 人かも知らない今回の談は水島君しかでき なかったであろう君は学歴や肩書きでしか 人を見れないのかねそれなら君は水島君に は叶わないよ君は東大卒だそうだが俺は 高卒だしかも水島君はと社長がそこまで 言って俺のので俺は頷いた水島君は オックスフォード大学卒でそれも主席だい オックスフォードああそうだしかも弁護士 資格もある君の嫌がらせを水島君が訴え ないことに感謝した前樋口君君のような 人間は今日限りで遠い島に作戦とすると 社長が言い切る社内はざわつきがひどく なったが部長は神戸を垂れて震えている そして社長はすぐ部長を車内から追い出し たのだったその時社員からの大拍手があっ たその後俺はこの会社の顧問弁護士を 受け持つことになるのだ社長は1つの静か な部屋に俺を招き自由に使ってほしいと 言ってくれただった俺は家に帰り今にも空 を飛べそうな気持ちで妻に報告するすると 妻からも嬉しい報告が妻のお腹に赤ちゃん がいるとのことだった俺は1つ目の結婚の 夢そして2つ目の子供が欲しいという夢を 実現することになったのだったこれからは 静かな車内で仕事ができるそして俺は 力強くを守っていこうと1人誓ったのだっ たビルの窓から見える外の公園には1本 だけの真夏のひりが太陽を向いてリとを 咲いてい [音楽] た俺の名前は加藤ひし30歳 だ今は旅行会社で働いて いる俺は平凡な1人息子で優しい父母に 育てられ たしかしそれは小学校4年生ぐらいまでの こと だその頃から両親の口喧嘩が増えてきたん だそれまでの俺は 友人も多かっ た父は外資系企業で働いておりいつも夕食 後は英語の書類を見てい た俺はその書類に興味があり小学校に入っ た頃から英会話教室に通い 出す他の科目の成績は優秀だったからA 会話以外は必要なかった 普通に授業に出て宿題をして近くの クラスメイトとゲームをする 日々勉強で困ったことはなかったので遊び に来る同級生がたまに俺に宿題を教えて ほしいと頼んでくることもあっ たそして明るく学校生活を送っていたのだ が俺が3年生にた頃から父が接待などで 帰りが遅くなることが 増えるすると夕食後から父と母の口喧嘩が 始まるん だ俺はその横を静かに通り風呂に入って 黙って部屋に 戻る俺が幼稚園の頃父が好きだったという ギターが家にあってそれをおもちゃにして 遊んでい た体が小さかった時はギターを横にして いろんな音を試し たことのような感じ だギターケースの中に古い本があっ たそこには音符が並んで いるそれを見ながら適当にを抑えて いくその本は初心者向けの本で詳しく書か れていてなぜか俺は小学校に入るまでに それが読めてしまっていたそしてギターが 引けるようになったん だ母は午前中だけパートに出てい た幼稚園では絵本が好きで一度先生が読ん でくれるとひらがなを覚えて幼稚園にある 全ての絵本に集中して全部読めるように なっていたん だ小学校の勉強はとても簡単に思えて テストはいつも100点だっ た家には父のたくさんの本があり寝る前は 難しい漢字を辞書で調べて本を読むのが 好きだった俺そしてギターもやっと抱えて 引けるようになり当時テレビ番組で流行っ ていた歌などをギターで何度も引いてみ たり歌を歌ってみたりと夜は部屋で過ごし てい た父と母が仲良かった頃は父がすぐ俺の 部屋に飛んできて俺のギターに驚いて褒め てくれていたん [音楽] だA会話教室も楽しくて次々と周りの みんなよりレベルの高い英語を話したく なってきて父に頼んで家庭教師をつけて もらっ たその先生は長い間アメリカにいたそうで 父がいらなくなった英語の書類を先生に 読んでもらい日本語に訳してもらったり父 の英語の本を教えてもらったりして小学校 3年生でほとんどの英語が話せるように なる俺の家は結構いろんなチャンネルを 見れるテレビがあり夕食時父はいつも海外 情勢のニュースを見ていたそこで俺は ロシアのニュースを見て全く英語と違う ことが分かり外国語全般に興味を持ったん だ俺は小学3年生の時父にパソコンを買っ て欲しいと言うと誕生日に父が買ってくれ たん だキーボードを覚えるのも早かった気が する学校の宿題はさっさと済ませて海外の 動画をよく見ていた特にロシア語は気に なって小遣いでロシア語の本を買いネット で動画をよく見てい たそして分かる言葉は自分で訳して いくそういうことをするのが俺は好きだっ たん だ低学年の頃はクラスメイトと集まり ゲームを楽しんでいたけど学年になると 近所の友達は塾に通い出してあまり遊べ なくなっ た近所には中国の子が住んでいてあまり 学校には来ていなかったけど僕はよく家に お邪魔 するその子のお父さんは始発の店を出して いたその子は片言の日本語で話していたが 俺は中国語を教えてもらい その子と仲良くなっていったそしてその 代わりその子に日本語を教えてその子も 学校へ出てくるようになったん だ時にはその子も家に遊びに来てゲームも 楽しむそうして小学校4年生の時には自分 なりのロシア語や中国語を話せるように なっていったん だ夜はまた両親が口喧嘩をしているなんだ か気持ちがモヤモヤとする俺そんな時は ギターを引いて気を紛らわしてい た喧嘩は深夜まで続く時もあって俺は 寝つけずにパソコンの電源を 入れる音は小さめにして次はフランス語の 動画を見るそして翌日小遣いで本を買いに 行く そうしていろんな国の言葉を俺は楽しんで いた学校の勉強は退屈で仕方がなかったが 一応通学してい た近所の子は夏休みも塾へ行って勉強して いる子が多くなんだか俺は1人だっ た自転車で街をうろうろして中古の本を 探しに行っては家で動画を見てスペイン語 やアラビア語にも興味を持って楽しんでい たん だ中学は近所の子は私立の学校へ進んで俺 は公立に普通に 通う中学英語は俺にとって簡単だった数学 も好きで勉強には真面目だったクラスの子 たちはゲームの話ばかりで俺はあまり興味 がない スポーツにも興味はなくてクラブには入ら ずさっさと家に帰る 日々相変わらず夜になると両親の喧嘩が 耐え ない母は午前中のパートを辞めたようだっ たその頃の母はよく咳をしていたお母さん 風なのそうね少し風引いたみたいと母は 言っていただけど結構長く咳をしていたの で俺は病院に行くように進めたん だ母は俺に病院へ行ったけど風をこじらせ たみたいとだけ言うパートも辞めたので俺 は少し心配だっ た家事は一応していたが俺が春休みや 夏休みの午前中は母がベッドでで横になる 日が増えていたん だ俺は毎日遅くまで父を待っている母が 睡眠不足ではないかと思ってい たできるだけ母に負担がかからないように 母に買い物の食材を聞いて買い物に行っ たり昼食を作ったり するネットでレシピを見て手慣れない 手つきで調理を覚えていった 慣れてきた頃には夕食も作る俺料理も苦痛 ではなく楽しんでいたん だ父はお酒に弱くかなり酔って帰ってくる ので母は心配だったよう だその頃は父に行って携帯電話を買って もらいセなどで夕食がいらない時には連絡 をしてほしいと俺が頼むと俺にはいつも メールをしてくれた父母にも連絡を入れて くれたら喧嘩も少しは減っていたんじゃ ないかと俺は思っ たしかし喧嘩の原因がそれだけではなかっ たことを後々知ることに なる俺は両親の喧嘩が始まるとやはり1人 で部屋に行く 日々ある時 ものすごい大喧嘩になり母が家を飛び出し てしまったん だ自転車で10分くらいの距離には母方の 祖母のアパートが ある多分そこに行ったのだろうと思い次の 日母に電話をしてみる とひろしごめんね私おばあちゃんと暮らす ことに すると母は言っていた 俺はただ分かったと返事をして学校の帰り ばあちゃんの家に行ってみるとばあちゃん はまだ仕事から帰ってなく てしばらくばあちゃんの帰りを待っていた ん だ母は布団で疲れたように横になってい たばあちゃんが買い物を済ませて帰って くる父は遅くなるとメールをくれたので俺 は久しぶりにばあちゃんのご飯を食べ たとても美味しかったのを今も覚えて いる夜遅くまで宿題を済ましてばあちゃん の家にいたが次の学校の用意もあるので俺 は1人家に帰っ た父は酔っ払って帰ってき た父とは話にならなかったので部屋に戻り ネットをつぐ 俺中学の勉強も退屈で高校程度の勉強を ネットから引っ張って俺はしていたあとは 好きな語学にはまりいろんな国の動画を 見る夜中リビングに行くと父は部屋では なくリビングでそのまま寝ている本当に どうしようもない な俺はそう思って階段を上がり部屋で眠っ たばあちゃんが元気でいてくれたので母も ばあちゃんの家で寝る方がゆっくりできる だろう俺が中になった頃アカというまだ 若い女性が優太という俺より1つ下の 男の子を連れて家にやってきたんだそして とても父と仲良くしていたその後そのまま は2人は家に 泊まり込み部屋は1つ空いていたのでそこ が優太の部屋になりその女性は俺にひろし 君この家でお世話になることになったの よろしくねこちらは息子の優太ひろし君は とても勉強ができるとお父さんから聞いて いるわ優太に勉強教えてやってねと言った んだ俺は両親の喧嘩の原因をその時全て 察知したん だしばらくすると優太は俺と学校へ通い 出すあまり口を聞かない子だったいきなり 家に来た女性とゆうた俺は仲良くはでき なかったん だ優太は学校になじめず休み出したその時 母から1通のメールが 入る父とは離婚をしたというだっ た俺はもう分かっていたので体に気を つつけるようにと返事だけして おく父の再婚相手のアカさんは食事の用意 をして4人で夕食を囲むが父とあかさんは 楽しくビールを飲んで俺は父とも会話が なくなった優太も何も話さずただ黙って 夕食を食べる 食べ終わるとアカさんはちょっとひろし君 食器は洗っておいてねあと洗濯も頼むわね と言ってくるのだ俺は黙って食器を洗い 洗濯を済ま せるその頃から父の帰りは毎日早かった 接待というのは嘘だったの だろうしかし優太の苗字は俺の苗字には ならず婚したのかどうかがよくわからない まま だ朝ゆっくり寝ているあさん俺は優太を 起こすが起きない父は朝食は食べず出勤し ていく俺は洗濯だけして学校へ1人向かっ たいきなり環境が変わった俺だがマイ ペースにネットで学をして いくさんはゆが学校休んでも決して怒る こともなく優太はリビングには出なくなっ た俺は優太の部屋に食事を運んだすると 黙って携帯を触っていたのでそのまま夕食 を置いて部屋を出るリビングでは父とあか さんと俺で夕食を済ますが父とあかさんは いつも通り楽しくビールを飲んで話してい て俺はで世界のニュースを見てい た食器を片付けて風呂に入り部屋へ行く俺 優太は風呂にも入ろうとしなかったんだ なんだかつまらないのでギターを引いて いるとアカさんがちょっとひろし君その ギターの音うるさいのよもうやめてくれ ないと言い出したんだ俺は頭に来たので父 にこの家を出て行くよと言って必要な教科 書などを持って祖母の家に家出をしたん だ父からは何の連絡もなかっ た祖母は黙って俺の布団を用意してくれた それからは祖母の家から学校へ通うことに し たその頃母の咳はひどくなっていて中の ある日母は入院に なるそして2ヶ月後母は息を引き取って しまった俺は祖母に母の病のことと余名を 聞いていたん だ母は肺がんだった祖母と一緒に小さな 国別式をあげて母はじいちゃんのお墓に 小さくなって入ってしまった俺はで感情を なくしたように脱力した涙がなぜか出なく て冬の雪が散る町を自転車で 走るいつもの本屋でしばらく立ち読みをし ている感じで2時間ほど立ち尽くしていた 父には母のことを連絡したが国別式にも来 なかったん だ家に帰るとばあちゃんはで1人泣いてい た1週間ほど学校を休みばあちゃんも非常 に仕事に行き出し た学校では特に仲がいい友達もいなくて俺 はただつまらない授業を受けて家に 帰るパソコンも全部父の家に置いてきたが ギターだけは持って出たんだだけどばあ ちゃんの家はアパで近所迷惑になるので 引くことはでき ないばあちゃんは俺に小遣いをくれた学校 は高校受験のシーズンになっていたが俺は 高校へは行く気がなかったしかしばあ ちゃんからもらった小遣いで本屋で高校 程度の参考書を買って勉強はしていた俺は 勉強が好きだったからだ相変わらず中国語 や海外の本を買ってノートに移していく 担任には高校へは行かないと告げておいた そして中卒で働く場所を探していたん だそうしているうちに母が高してすぐの まだ寒い3月学校から帰るとばあちゃんが 倒れていた俺はすぐ救急車を呼んで病院へ 行ったがばあちゃんは突然の濃梗塞で母の 後を負うように多してしまったその時も父 に電話をしたその夜父に少し多めのお金を もらって俺はばあちゃんの国別式を1人で して母と同じお墓にばあちゃんも入って しまったん だ俺は独りぼっちになったやはり涙は出 なかったが胸が苦しいばあちゃんの アパート3月には出ないといけなく なる桜が散るは俺は父から預かったお金で アパートの荷物を処分して大家さんに鍵を 返したが俺は父の家には帰りたくなかっ た1人ギターを持って町に出て引きがりを してなんとか生活をしのぐ最初は誰もが 通りすぎるだけだった たまにお金を入れてくれる人がいてその日 はネットカフェで泊まることができたがお 金のない日は駅の階段で就職男の人たちと 一緒にホームレス生活に なるそんなある日痩せ細った俺に田中と いう人が声をかけてきた名刺を受け取ると ある団体の人で仕事をしてくれないかと 言ってきたん だ狭いアパートだが用意するとのこと俺は 田中さんに連れられて喫茶店へ入った どんな仕事をするのか説明を受けた最初の 間は用語施設などで小学生の勉強を教え たりするとのことだ俺はokの返事をして アパートに住めることになるそれからは 担当の人に連れられて用語施設に通った 田中さんは俺のギターを見て施設でも ギターを引いてくれないかと頼まれ喜んで 引き受けたん だ俺のギターに施設の子たちは喜んでくれ て教えて欲しいという子も出てきた施設に はパソコンもあって俺は自由に使えること になり施設のこの勉強のプリントなどを 作成したりギターを教えたりして2年が 過ぎる給料は安かったけれど仕事がある ことが嬉しかっ たその頃田中さんから高卒の資格を取ら ないかと言われて俺はすぐ高卒認定試験を 受けて合格したん だ田中さんは驚いていた一度俺のIQを テストすることになり俺のIQは150 だったんだ田中さんは喜んでくれ た18歳になった俺のところに知事から 電話が 入るするとある弁護士の人が俺に会いたい らしく俺は指定の場所に行くその人は祖母 の貢献人という人だったらしく俺には母と 祖母の遺産があるということだった俺は 驚いたそれはかなりの金額だったん だ俺は確かな金額は誰にも言わなかったが 語学が好きなので海外へ留学したいと頼ん でみると田中さんの知り合いでイギリスに 住んでいる人がいるということで俺は海外 の有名大学への受験の勉強をさせてもらい 見事合格してイギリスへ飛んだそこには いろんな国の大学生がい た田中さんの知り合いの家にお世話になる ことになり俺はできるだけ家事を手伝って 3年で見事に卒業できたのだっ た在学中はたくさんの語学が学べて 嬉しかったそして日本の田中さんの元へ 帰り仕事を続けることになる俺の語学を 認めてくれたさんは海外派遣の仕事を進め てくれたん だいろんな地震や竜巻などの災害の場所へ 出向いてメンバーと一緒に片付けをして いく仕事だ俺は困っている人に現地で いろんな話を聞くそうしている間に海外の 言葉を覚えていった現地の人たちはとても 喜んでくれた人から 仕事は俺にとっても励みになっていったん だ他にも海外でのたくさんの仕事があった 中国で忙しいお母さんのベビーシッターや 他の国でも主に福祉関係の仕事だ半年や1 年ずついろんな海外を回った俺はその度に 母国語を覚えて いく海外での仕事が一き久しぶりに日本へ 帰った俺はすぐスマホを買って3日間の 休みを取りスマホゲームをして遊んだり 日本の食事が懐かしくとてもおいしくて 色々食べ歩いてゆっくり眠るノート パソコンは子宮となりパソコンでのゲーム も楽しんだりゆっくり風呂へ使ったりして 休んだ日本の災害も多くメンバーと救助へ 向かったまた高齢者の旅行の移動などの 仕事もあった車エスでの旅行は大変だが 高齢者の笑顔が俺はとても 嬉しい天国のばあちゃんや母も連れて行っ てあげたかった旅行の天井員の仕事もあっ たりしたので俺は予定管理主任者の資格も 取っ た海外からの旅行の人たちに母国語で会話 をしたり日本の説明をしたりしたそんな間 にまた海外の災害もあり現地へ 向かう飛行機に乗るのは好きだった窓から 下に見える白い雲を見つめたりすり抜ける と知らない風景が広がっていくしかし現地 の災害は大きなものが多く何度も心を 痛めることがあったんだ自衛隊ではないの で戦地に行くことはないが自然災害という ものは本当に 恐ろしい家族を失い悲しみにくれる人たち へ物資を運んで会話をするあまりの ショックで会話さえできない人もいた俺も 父以外の家族は失ってしまったのでそんな 会話もしたりし た現地の復興は大変で日本の災害の復興の 速さも感じたりするまた日本に帰り養護 施設の子に英語を教えたりする仕事もあっ たりして俺なりに仕事を楽しんでいた俺は 大学でも結構たくさんの海外の言葉を覚え たけれど実際に現地に行ったりして フランス語やアラビア語スペイン語 ポルトガル語など12カ国ぐらいの母国語 を覚えていったのだっ た知らない間に俺は大好きだった語学を 学べて仕事はきついが転職だったのでは ないかと思えたん だ海外でも災害地域の人たちを励ます会で 音楽会も開催して好きなギターを引いたり することもできたもちろん母や祖母を失っ た悲しみは消えなかったが俺は父親の家家 でしてよかったと 思う海外ではそんなにお金を使う暇もなく 貯金も結構溜まっていたし生活に困ること はなかったんだ好きな勉強もできて 嬉しかったし人に喜んでもらえることで 何よりも充実感を得 た小学校の時の退屈だった学校中学になっ てからの言葉にできない家の環境孤立して いた中学までの学校生活で俺は自分自身が コミュニケーションは苦手な方だと 思い込んでいたが働きながらそうでは なかったことも実感できたんだ振り返れば あっという間の10代20代だったそんな 俺も29歳になる俺はそろそろ日本で ゆっくり暮らしたいなと思うようになって きたんだ そのことを田中さんに相談してみたすると 田中さんはひろし君のような貴重な人材を 失うことは僕にとってはとても残念だけど ひし君にはひろし君の人生があるからなと ぽつりと言った俺は田中さんあの引きがり をしていた時俺を見つけてくださり ありがとうございましたひし君はやりたい ことがあるのかな いえ特にまだ決まってないのですがそうな んだね僕の友人が小さいけれど旅行会社を 経営しているそんなに給料も良くないが 1人事務員が辞めたんだよそこはどうかな と言ってくれた俺は嬉しかったけれど オックスフォード大卒のことはあまり知ら れたくなかっただからそのことは一部の人 だけに知らせてあまり話を広めずに働き たいと言ってみると田中さんは承諾して くれて俺は中途入者になり就職が決まった んだまずアパートから家具家電付きのワン ルームに引っ越して新しいスーツと パソコンを買った一緒に働いたメンバーや 海外の友人もたくさんできたのでみんなに メールをして田中さんには熱くお礼を述べ て転職 旅行会社の中井社長に挨拶をして事務職と してデスクを案内されたそこには清楚な 感じの女性の村上千春さんという事務員 さんがいて色々と教えてくれた営業マもい たが毎日のように営業に出かけ事務所には ほとんどいなかった俺は高齢者向けの旅行 の企画や子供や家族連れの企画も そういえば家族旅行など行ったことも なかったな俺にもいつかそんな日が来れば いいなと1人思っていた土日は忙しく平日 に振り替え休日がある一度社長に誘われ 社員で居酒屋へ行くことになっ た香山君のことは田中からよく聞いてるよ 大変な仕事だっただろうそうですねしかし たくさん勉強になりましたなるほどねと 社長が言ったするとえ香山さんってあの 団体に所属されていたんですねと千春さん は驚いていたそんな感じで食事会では 楽しくご馳走をいただいたやはり日本の 食事はおいしいなと再び感じた俺流行り病 が落ち着いて旅行に出かける人も多い俺は 海外に行く人たちにも現地の食事場所のお すめなども丁寧に説明したりして営業では ないながらも契約が取れたりしたある日 大手旅行会社でのパソコン上のミスがあり 俺の勤める会社に10カ国の団体客が 訪れることとなり大ピンチで社長も村上 さんも青ざめて騒いでいたんだ俺は10 カ国なら大丈夫かもと思い社長私天井員の 資格があります私でよければ対応させて くださいと言うと社長は驚いて俺に任せて くれることになった季節は春で桜の綺麗な 京都だ社長はそれならと千春さんも慰安 旅行として行ってくればいいと千春さんは 言われて一緒に行くことになる当日は空港 から他国の方々が出てきて大型バスに次々 と乗り込んでいく千春さんは緊張していた そしてゆっくりとバスは動き出す俺は10 カ国の他国語で案内したそして京都の桜を 見ながらビジネスホテルで休憩をしてい た千春さんは1人で京都の旅館を楽しんで いるようだふと俺はこんなにゆっくりと桜 を眺めたことがあっただろうかと思った小 学校の頃は覚えていないが中学の入学式も 孤立していて勉強には色々と気合いを入れ ていたが祖母のアパートを出て帰るところ を失ったのも春だった海外にいることが 多く日本に咲き誇る桜の木を初めて素敵だ なと思ったのだった夜は1人で夜桜を見に 行ってライトアップされた桜の花のピンク 色に心が惹かれた そして一泊して帰りのバスも他国語を使い 横代していきその後の旅客は東京で別れて 楽しむらしく俺は京都ツアーを無事に成功 させたのだ帰ると社長はとても喜んでくれ たパソコンミスをした大きな旅行会社から はたくさんのシレを受け取ることができた ようだ村上さんは社長に興奮しながら俺が 10カ国もの他国語を使っていたことを 社長に報告していた俺の経歴を知っていた 社長もそれには驚き今後会社の規模を広げ たいとのことで俺に専務を任せたいと言っ てくれたんだ俺は一気に昇格してしまった だからと言って特別忙しくなることもなく 海外向けの企画を他国後に訳して書類を 作る程度で俺の給料は倍になったその後 残りの時間で俺はネットでのA会話教室を 起業することもできたある日チルさんから 俺は告白されてしまう私そろそろ結婚し たいと思ってるのそうなんだねおめでとう 違うのよそのひろし君と私じゃだめかしら えそうして俺たちは1年の交際後結婚に 至った交際している時千春が語ったことは 両親を幼い頃に失って施設で育ったという ことだ俺は彼女を一生かけて守りたいと 思ったんだ彼女は美人でもあるがとても心 優しい女性だった俺は一軒屋を立てて千春 の膨らんでいくお腹に声をかけて好きな ギターを引いていた俺が引くクラシックに ロよりお腹の赤ちゃんが動くやがて千春は 可愛い女子を出産した俺と千春は涙が 流れる窓の外には咲の桜が散っている俺は 子供に辛い思いをさせないように幸せな 家庭を築いていくことを誓っ [音楽] たさあ早く出ていって ください権道は大きな声で俺とさち子を まくし立て た30年続けたこの店も今日で終わり か俺は店を見渡し何とも言えない感情に 浸っ たやれることは全てやっ た俺の頭にはこの30年間俺の料理を 美味しいと言って食べてくれたお客さんの 顔がそとのように浮かん だぼーっとしていないでさっさと言って くださいよこの土地と建物は我が者のもの なんですどうせ行く当てもないんでしょう けど俺とさち子は権道に追い出されるよう にして店を出たの だ今後どうなってしまうのか俺とさち子は 不安で押しつぶされそうだっ たその時俺たちの前に救世主が現れるの だっ た俺の名前はいしお65歳 だ妻のさち子と一緒に昔ながらの定食屋を 営んで いる最近では近くに安くて美味しい定食 チェーン店ができてしまい客足が伸び悩ん でい た今日も赤字 ね妻は1日の終わりにため行きまじりに 行っ た黒を分かりさせて済まない な俺はそんな妻に ことしかできなかっただが妻は笑顔に なりまあこんな日があっても仕方ないわよ と言ってくれ たさち子はこう言ってくれたがこの数年 赤字続きで店の経営はだいぶ 苦しいだがさち子の明るさでなんとか俺は やっていけているのだ この店が回転したのは30年前 だ当時サラリーマンをしていた俺が定食屋 をするきっかけになったのは会社からの リストラだっ たリストラされて途方に暮れていた時俺は ある店に入り定食を食べ たその味が何とも優しくて温かくて俺も 同じな定食を作ってみたいと思ったの だそこで1年発起して俺は定食屋を回転さ せることを決意し た料理をしたことがない俺はまず定食屋で 働き料理の仕方を覚え た毎日覚えることがたくさんあったが定食 屋を回転させるという夢のために頑張る ことができた だそれから1年後俺は店を建築し1階を 定食屋2階を居住スペースにし た念願の定食屋の回転に胸が高なっ た初めのうちこそお客さんは全然来なかっ たが続けていくうちに俺の定食は安くて おいしいと近所の人たの題になり毎日お客 さんがえなくなっ たそのためアルバイトも雇うことになった のだがその時出会ったのが妻のさち子だっ たさち子は長い黒髪を束ね笑顔が素敵な 女性だった立ちこめあてで通ってくれる 常連さんがいたほど だ子は俺が言わなくてもんでもやってくれ て本当に気遣いができる女性だったの だ俺はそんなさち子に徐々に惹かれて いく当初さち子は俺のことを何とも思って いなかったそうだ が俺はさち子への猛アタックを開始した するとさち子は俺に心を開いてくれて俺と さち子はめでたく結婚することになったの だ朝早くから夜遅くまで働く俺をさち子は 献身的にサポートしてくれた俺たち夫婦に は子供はいなかったがさち子のおかげで 寂しいと感じたことはない俺はさち子には 感謝してもしきれないの だ毎日常連のお客さんで賑わう俺の店は大 繁盛していた しかし店を回転させてから17年後事態は 一変 する俺の店の近くに多くのレストランが 立ってしまったのだ中でも定食チェーン店 ができてしまった時は絶望的だっ た俺の定食は注文が入るたに1つずつ 手作りをしているそのためチェーン店に 比べると値も少し高くなってしまうの だそれに比べチェーン店は綺麗な内装で 料理も 安いお客さんが俺の店ではなくチェーン店 に行ってしまうのも仕方ないことだったの だそのため店の売上が一気に落ちてしまっ たそれでも常連のお客さんのおかげでなん とかこの店を続けることができ たそんなある日のこと常連のお客さんで ある水谷さんが来店し たいつもの生姜焼き定食ねかしこまりまし た俺は生姜焼き定食を作り始め たさち子は水谷さんのテーブルに水が入っ たコップを置くすると水谷さんは何やら 深刻そうな顔をしてさち子に話しかけ たこの辺りの都市開発が進んでるって聞い たよこの店は大丈夫 水谷さんの言葉に驚くさち子え何も聞いて いません けどそれならばいいけど大手不動産に家を 占いかと相談されている人が多いようだ から気をつけてよこの店がなくなるの俺嫌 だからな谷さんはそう言って笑ったあまり にも寝耳に水なことで俺とさち子は水谷 さんが言った言葉を人言のように思ってい たのだだが人言で亡くなるのも時間の問題 だった外の温度が下がりすっかり寒くなっ てきた頃いつも通り店を開けようとした時 見知らぬ男性が店の前に立っているのが 見えたてっきりお客さんだと思った俺は もう少々お待ちくださいねと言ったのだが その男性は勝手に店に入ってきたのだ そして名刺を俺に渡してきたそこには大手 不動産会社とこの男の名前が記載されてい た権藤 裕介戸惑っていると権道が話し始めた今度 この付近に大きなショッピングモールを 建設予定なのですこの土地を我が者に売っ ていただけません か俺は自分の耳を疑ったこの土地を売れだ となんておかしなことを言うのだろう俺は 笑いながらまたまたご冗談がお上手でと 返すと権道は顔をこらせ た冗談なんて言いませんよこの土地は我が 者に必要な土地なん ですまさか本気だなんて俺は言葉を失っ た今この土地を売っていただけたら金額を さらに上乗せしてお支払いしますよもう年 ですしこの際に売ってしまったらどうです か俺は今年で47歳だまだまだ体力には 自信があるし定食屋を続けたいと思って いる それなのに何も知らない男に大事な土地と 店を売るわけにはいかないのだすると後ろ からさち子が現れ た何をバカなことを言っているのですか この土地は売りません他を当たって くださいさち子はそう言うと権道を 追い出し勢いよく店の扉を閉めたそして俺 に起こり始めたのだどうしてすぐに占いと 言わないのいやつい圧倒されてしまったん だよさち子は呆れているようだった水谷 さんの言っていたことが現実のものになっ てしまうなんて信じられなかっ たあの人きっとまた来るわねその時は きっぱり断って よさち子はそう言うとせわしなく回転の 準備を始めた今日は土曜日だ平日よりお客 さんがたくさん来ると思われるそのため 料理の下心へを多めにしておかなければ いけないのだだがここであることに 気づくしまった肉が足りないな成育店で 買ってくるよ俺はそう言って店を出た成育 店で無事に肉を購入し店に戻ろうとすると 部活帰りだと思われ男高校生たち7人が とぼとぼと俺の前を歩いているのが見えた 俺は気になり話に耳を傾けていた大丈夫次 頑張ろうぜでも次に負けたら甲子園に行け ないよ などうやら試合に負けてしまって落ち込ん でいるようだ俺も昔同じ思いをたくさんし た俺は昔のことを思い出してい た実は俺も高校生の時に野球部に所属して いた選手になりたくて毎晩素ぶりの練習も したし試合に負けて泣いたことも ある試合に負けるのは何とも言えない 気持ちに なる俺の高校は甲子園出場はできなかった がそれでも野球部で流した汗は一生の 思い出になった 何かこの学生たちのために俺がしてあげ られることはないの か少しの間考えて俺はいいことを思いつい たのだそして次の瞬間俺は学生たちに声を かけてい た君たちは近くの高校の野球部かなもし よかったらカツ丼でも食べない か我ながら怪しい声のかけ方だったと思う 男子高校生たちも最初のうちは怪しんでい たよう だカツ丼おじさんが作るのですかああそう だよおじさんは定食屋をやっているんだ おじさんが作るカツ丼は美味しくて食べて いるうちに野球も強くなる ぞ男子高校生たちは俺の言葉に目を輝かせ ている行きます行こうぜみんな お腹を空かせているのかみんな俺の後に ついてきた店に行く道中で井川は男子高校 生たちの名前を丁寧に教えてくれ たこいつはキャプテンの夏目少しシャだ けどいいやつですそれで俺が井川それで 井川は無邪気に話し続ける俺は必死に話す 井川を父親になったような気分で見てい た話しているうちに店に到着し た男子高校生たちは興味心々に俺の店を見 ている男子高校生たちと一緒に店に入ると さち子は驚いた顔をして いるそんなにたくさんの高校生を連れて何 をしている の俺は男子高校生をに座らせてさこに小声 で野球の試合に負けたらしくて落ち込んで いるんだよカツ丼でも食べさせて元気づけ てやりたいんだと言ったさち子は笑顔で あなたのカツ丼を食べればみんな元気に なれるわねさあ一気に作ってしまい ましょうと言ってくれた俺とさち子が急い で準備をしていると男子生の1人夏目が 心配そうに財布とにらめっこしているそれ に気づいた幸子は夏目にどうしたのと聞い た夏目は不安そうにお金足りるかなと言っ た俺は笑いながらお金なんかいらないよ おいしく食べて野球頑張ってくれよと言う と男子高校生たちは一気にになったの だ夏目は嬉しそうに俺のことを見てい た数分後カツ丼が完成しテーブルに並べる と男子高校生たちは感動しながらすぐに 食べ始めたううまいこんなに美味しい カツ丼なんて食べたことがない です7人ともペロリをすぐにげてしま [音楽] よほどお腹が空いていたの だろう食べ終わりお腹が満たされた男子 学生たちは学校での出来事や野球の面白い エピソードなどを俺とさち子に教えてくれ た帰る頃にはみんな笑顔になってい たよかったらいつでも食べにおいで君たち はスペシャルゲストだから無料で丼食べ させあげるからねその代わり野球頑張るん だぞ絶対に諦めるなよ はい俺の言葉にみんな大きな返事をした その後男子高校生は俺とさち子にお礼を 言って帰って行っ た高校生ってまだまだ子供ねなんだか自分 の子供のようで可愛い わさち子は微笑ましい表情で話し た日本の未来を作る子供たちだから俺たち が守ったあげなくてはいけないよなこれ からもカツ丼食べさせてもいい か俺は恐る恐るさち子に聞いたそれでなく ても赤字なのに無料で食べさせるなんて頭 がおかしいと言われると思ったの だだがさち子は笑顔で当たり前のように 当たり前じゃないうちのカツ丼を食べて もらって野球頑張ってもらい ましょうと言ってくれたの だこの時俺はさち子と結婚して本当に 良かったと思ったの だ俺は感慨ぶかに店の下準備の続きを始め たすると店の扉が勢いよく開いたのだ 俺とさち子は 驚くそこにいたのは帰ったはずの夏目だっ たの だなんだ忘れ物 か俺は高校生たちが座っていたテーブルを 見て回ったしかし何も落ちていない夏目は 大きな声 であの俺が痛く て夏目は改めてお礼を言うために戻ってき たのだ あらあらいいのよおばさんたちは好きで やっていることな のさち子が笑顔で言うと夏目は涙ぐん だ 俺母さんがいなくて父さんと2人暮らしな んだ今日食べたカツ丼はいなくなった 母さんの味に似ていました食べたらなんだ か力が湧いてきてもう一度お礼をしたかっ たんです本当にありがとうございまし た夏目の真剣な言葉を聞いて俺も思わず 涙ぐんだそうかそんなに若いのに苦労し てるんだなまた来てくれたらいつでも活動 作ってやるから な俺はそう言って夏目の肩にポンと手を 置いた夏目はありがとうございます俺 頑張ります と言って店を出ていっ た高校生たちにカツ丼を振る舞って本当に 良かったと思っ たその後野球部の高校生たちは毎週土曜日 の練習後に俺の店に来るようになったその 度に俺は無料で活動をご馳走し た今度の試合があるよなレギュラーになれ そうか俺今回は自信があるんですいがさん に教えてもらった素ぶりを毎日するように しているしランニングも始めました俺も です週に1回の高校生たちとの会話は俺に とって楽しみな時間になってい た高校生たちは俺とさち子を第2の両親と 言ってくれて子供がいない俺たちにとって も実の子供たちのようになっていたの だ高校最後の試合だし俺たち甲子園に出場 できるように頑張りたいん です夏目は気合いが入ってい た週に1回の楽しい時間はあっという間に 過ぎる高校生たちは今日も俺とさち子に礼 行って店を後にしたするとさち子は少し 悩んだ表情をしながら気になることを言っ てきたの だなつめ君の家大丈夫かしらここ半年 ずっとボロボロの靴で来ているのよ お母さんがいないって言っていたから大変 なのかもしれないわね何か私たちにできる ことはない かしらに夏目は他の高校生たちに比べると しそな格好をして いるバッグも靴も使い古した綺麗とは言え ないものを使って いる夏は幼い頃に両親が離婚してしまい不 家庭だ父親の仕事が忙しいらしく小さい妹 を世話しながら野球をしていると以前話し ていたのを思い出し たさち子の言葉を聞いて俺は急いでレジに 向かうレジにある数枚のお札を取り出し さち子を見るさち子は頷いた俺は急いで店 を飛び出して夏目を追いかけた夏目はまだ そんなに遠くには行っておらず店の近くを 歩いて いる俺はは大きな声を出し たなつめ君これで必要なバッグとか靴とか 好きなものを買い なさい俺は手に握りしめたお札を夏目に 渡した夏目は驚いた顔をしながらこんな 大金受け取れませんと言っている俺はそれ でも無理やり夏目にお金を渡した いいから子供は遠慮しなくてもいいんだ これで欲しいものを買うんだ よ夏目は少し涙ぐみ ながらありがとうとだけ答え た俺はそんな夏目の後ろ姿を見送り店へと 戻ったの だそれから数ヶ月後俺とさち子常連の水谷 さんははテレビの前にいた店の外には臨時 休業の張り紙がしてある今日は野球部員 たちの晴れ部隊なのだああ出てきた ぞ水谷さんも興奮気味に声を出している そこには堂々としている夏目と井川他の 野球部員たちの姿が映ってい たと川をはめとする野球部員は無事に甲子 園の予選を勝ち抜き甲子園出場を手に入れ たのだ俺も幸子も我が子が甲子園に出場 するかのように喜ん だバッターの夏目が登場してきた対戦相手 は甲子園出場の常連校 だ大戦校が良くないよな 水谷さんの言葉にさち子はむっした顔をし たこの子たちならやってくれるって信じて いるわきっと奇跡を起こしてくれるのよ あんなに頑張ってきたんだ勝てるよ俺も さち子もなつめたちの高校が勝利すると 信じて病まなかったの だ夏目の所属する野球部は大戦と大接戦だ これはもしかしたらもしかするかもしれ ないバッターは夏目に変わったどこか緊張 した様子の夏目がテレビに映って いるどうかこの子たちを勝たせて ください俺は神様にすがるような気持ち だっ たすると夏目に超高速のボールが投げられ たするとそその時なつめはそのボールを空 高く打ったのだホームランだったやったわ ね夏目よくやっ た俺もさち子も抱き合って喜んだ俺の祈り が神様に届いたそう思った瞬間だっ た夏目の野球部は1回戦勝利で終わったの だ夏目の野球は今まで甲子園に出場した ことがないそんな高校が甲子園の1回戦で 強豪校を破ることは奇跡に近いの だ夏目や野球部員は奇跡を起こし たしかし奇跡はここでは終わらなかっ たその後も夏目の高校野球部は2回戦3 回線と勝進みなんと4回線まで進むことが できたの だ残念ながらその先には行くことができ なかったがそれでも大検討 だ次にあったらお祝いしようとさち子と 決めていたのだが忙しいようで学生たちは 待てど暮らせど来なかっ た季節が変わり冬の空気が冷たくなってき た頃いつも通り回転の準備をしていると店 の向こうから走ってくる人影が見えたおじ さん夏目だった俺は嬉しくなり夏目に手を 振るなかなか来ないから元気にやっている のか心配していたんだ ぞ俺の言葉に夏目は申し訳なさそうな顔を し た大学受験で忙しくてなかなか来れません でした他の奴らもみんな忙しそうなので俺 1人で来まし たそうかもう大学受験 か俺は少し寂しい気持ちになっていた大学 生になってしまったら夏目をはめとする 野球部がこの店に来ることもなくなって しまう だろう隣にいる子もと同じような表情をし てい た俺は気を取り直して夏目に 話しかける行きたい大学とかあるの か俺の問に夏目は少し照れくそうに俺大学 に行って野球をしてプロになりたいんだ そしてメジャーリーガーで活躍したいと 教えてくれた俺はそんな夏目が誇らしく 思えたするとその時だった店の扉をノック する音が 聞こえるさち子が扉を開けると権藤が店の 中にずかずかと入ってきて俺たちを睨んで きたの だどうですか気は変わりません か俺は言葉を失う人の店に入ってきた挨拶 もないのか俺は怒りでいっぱいだったする とさち子が大きな声を 出すお客さんがいるので帰って くださいしかし権道は俺たちを見て鼻で 笑っ た逆なんてその子1人じゃないですか店の 経営もずっと赤字なんでしょ早く手放して しまった方がいいです よなぜこんなやにそんなことを言われな いけないのか理解できない俺は権道を外に 追い出そうとしたがビクトもしないすると 今度は夏目が大きな声を出したの だ人のお店に勝手に入ってきて何を言って いるのですか失礼にも程がありますよ高校 生の俺にも分かることをあなたは知らない のです か夏目の言葉に言動はをしていいと店を出 ていった店の中に沈黙の時間が 流れるそうだカツ丼久しぶりに食べていか ない か俺は気まずそうにしている夏目に声を かけた夏目は笑顔になっ たカツ丼を夏目に出すと嬉しそうに食べ 始めあっという間に完食してしまった 食器を片付けながら夏目が突然俺の顔を 真剣な顔で見てき た俺金を稼ぐようになったらおじさんたち に恩返ししますから大学は県外だから なかなかお店には来られなくなってしまう けど俺のこと忘れないでください ね夏目の言葉にさち子は涙ぐみながらここ はあなたの第2の家なのよいつでも来て ちょうだいと言った俺は最後になめと握手 し たなめ君ならどこに行っても立派に生きて いけると思う俺たちはずっとなつめ君を 応援している よ俺の言葉になつめは頷いたそして店を後 にしたの だその後夏目が店に来ることはなくなっ たそれから18年の月日が経過した店は かじて営業しているお客さんが全く来ない 日もあったが借金をしてなんとかやりくり をしてい た行ってくるわ ねさち子はそう言って店を出ていった借金 の返済に首が回らなくなりさち子はパート を始めたの だ俺はさち子に申し訳ない気持ちで いっぱいだっ たその時また権道が店にやってき た早くこの店を渡してもらえませんかね もうこの店に通い始めて19年経つんです よ俺は権道を無視する権道はこの店の土地 がどうしても欲しいようで定期的にやって きては借金の取り立てのように俺を脅迫し てくるの だあなたがこの店を譲ってくれないせいで ショッピングモールの建設が全く進まない んですよこの店を渡してくれたらあなたが この家を立てた時の倍以上の金を押しする と言っているではないです か借金だらけの俺にとって権道にこの店を 譲ることは悪いことではないだがこの店に 通ってくれている数少ない常連のお客さん のためにもこの店を渡すことはできなかっ たの だしかしその日の夜事態は一変 するさち子の体調が悪く急いで病院に連れ て行くと過労だと診断されてしまったの だそれはきっと慣れないパートのせい だろうずっと2人三脚で店を切りもりして きたさち子はいつでも俺の味方になって くれたし俺にとっては何よりも大事な存在 だったの だそんなさち子にこれ以上苦労させるわけ にはいか ない俺も今年で65歳になり体力が衰えて き たそして俺はある1台決心をするのだっ た次の日俺は権藤を店に呼び出し たこの店をあなたに譲り ます俺の言葉を聞いた権道は換気の声を あげたやっと決したです ねさち子は悔しそうな顔をしているすると そこで権道は驚きの言葉を発するの だ権道は電卓を取り出し数字を打ち込む この金額でこの店を買い取り ます俺もさち子も自分たちの目を疑った 権道が俺たちに言っていた金額よりも はるかに安い金額だったの だ話が違うじゃないです か俺の言葉に権道は舌打ちをしたこんな ボロい家に根がつくだけでもありがたいと 思ってください よ俺は悔しかったがもう店を売るという 選択肢しかないため泣く泣く書類にサイン したのだっ た隣のゆ子は泣いているこれで良かったん だと自分に言い聞かせ た権道は書類を受け取ると挨拶もせずに店 から出ていってしまっ たこれでよかったのさち子は悔しそうに俺 を見た悔しいけどこれしか方法がないんだ よ思い出が詰まったこの家を手放すのは 悲しいしかしさち子を守るためには 仕方なかったの だ無常にも時間だけがコ一刻と過ぎていっ た俺はさち子と一緒に住むアパートを探し たり荷物をまとめたりと慌ただしい1週間 を過ごし たそして迎えた店を手放す日俺は複雑な 思いで朝を迎えてい たいつもは朝食を準備しているさち子の姿 が ない不思議に思い1階の店に降りてみると さち子が店を眺めてい たどうしたん だ俺の問にさち子は感慨深そう にこの店は私たちの宝だったわねこの店の おかげで楽しかったわと言ってきた俺はう ながら店内をぐるりと回っ た権道がやってきたのはそれから間もなく のことだったいつものように我が物顔で店 に入ってきたの だもう時間 かさち子は体調が悪くなってから早くは 歩けない俺はそんなさち子と手をつなぎ店 の外に出ようとしたのだが見ていた権藤は 大きな声を出したさあ早く出ていって ください俺はさち子と一緒に店の外に出た 最後に店の姿をしっかりと目に焼きつけて おきたかった俺たちは店を見つめていた すると権道は起り出したのだぼーっとして いないでさっさと言ってくださいよこの 土地と建物は我が者なものなんですどうせ 行く当てもないでしょうけど俺もさち子も 権道に言い返すことはせずにその場を後に しようとしたその時だっ た俺の店の前に1台の高級車が止まったの だ何事かと俺たちはその車を凝視した権道 も不審な顔をしている見ているとその高級 者からは高級スーツを着てサングラスを かけた男が降りてきて俺たちの方に歩いて きたそしてサングラスを外し俺の方を見て 微笑んできたのだ俺はすぐに分かった さち子もその男が誰なのか即座に分かった よう だなめ君どうしてここ にそばにいる権道は減そうな顔をして いる知り合いですかこんなところで再会を 喜ばないでください違うところでやって ください よさち子は権道を睨んだあなたはなつめ君 を知らないのえ権道は不思議そうな顔をし たそして夏目をまじまじと見始めたのだ すると何かに気づいた権道は驚いた顔をし 始めた 夏目ってもしかしてあの野球の夏目か そんな馬鹿な夏目は今アメリカに住んで いるはずだろうすると夏目は今日はどうし てもおじさんとおばさんに会いたくて アメリカから駆けつけましたと言って権道 を睨んだ権道は動揺しているようだ夏目は 俺たちを見ながら今日が店を明け渡す日だ と聞いて急いできました遅くなってしまっ てすみませんと申し訳なさそうに言ってき たこんなに大きく立派になっておばさん たちは誇らしいわまさか本当にメジャー リーガーになってしまうなんてすごい よ夏目は少し照れ笑いをしたそう実は夏目 は無事に希望していた大学に入学し野球を 続けてきたのだその努力が報われ大学卒業 と同時に日本のプロ野球チームに所属した そのわずか2年後には夏目の夢だった メジャーリーガデビューしたの だ日本のプロ野球選手時代夏目は忍びで何 度か店に来てくれていたメジャーリーガー となった今はなかなか店には来れなくなっ たがアメリカから何通もはがきが届いた そして俺はそんな夏目に今日のことを報告 していたの だ俺たちを心配した夏目は今日のために 休みを取りアメリカから駆けつけてくれた の だろうさち子は申し訳なさそうな顔で夏目 を見たせっかく来てくれたのにもうお店は 私たちのものじゃないから活動を作って あげることができないの本当にごめん なさい本当は最後になつみ君の好きな カツ丼を作ってあげたかったんだ けどそれをそばで見ている権道が大きな ため息をついたもういいでしょう早くこの 場を離れてください10時には業者が来て この店の取り壊しが始まるのですよあなた たちは邪魔 です言道の言葉を聞いて夏目は笑い出した はあらさに顔を 歪める一体何が面白いのですかメジャー リーガーだかなんだか知りませんがあなた は無害者じゃないです かすると夏目はポケットから1枚の髪を 見せてきた権道はその髪を見て驚愕した なんとその髪は土地の権利書だったの だ俺は今からこの土地の所有者なんだだ からこの店は取り壊しさせ ない俺もさち子もわけが分からずに夏目を 見た権道は顔を真っ赤にして怒り出した何 を言ってるんだこの土地は俺の不動産会社 が買い取ったんだ ぞ俺はさらにあなたの不動産会社からこの 土地を買いました疑うなら電話で確認して みればいいではないです か夏目の言葉で権道はどこかに電話をかけ 始めたすると数分後権道の顔は見る見る うちに青白くなっていったのだそそんなだ から言ったではないですかさっさとここ からいなくなって ください俺は驚きすぎて言葉にできなかっ た夏目が俺たち夫婦のためにこの土地を 買い取ってくれたということ か俺にはおじさんとおばさんの活動が必要 なんですだからこれからも俺のために カツ丼を作り続けてくれませんかさち子は 泣き始めたななつめ君どうしてこんなに 私たちによくしてくれる の夏目は昔を思い出しながら話し始め たおじさんもおばさんも俺を救ってくれた じゃないですか俺はあの時妹の世話家事 学業部活など色々なことに追われていまし たその中でおじさんたちのカツ丼を食べて 元気をもらっていたんです今度は俺が 恩返しをする晩なんです よ俺はしっかりとした口調で話す夏目の目 を見たさち子は泣き続けている俺はそんな さち子を抱きしめ夏目にふぶかと頭を下げ た権道は俺たちのそばでただうだれること しかできなかったの だそばで見ていた近所の人たちは拍手をし たその中に水谷さんもいた水谷さんも 涙ぐんでいる本当に良かっ たこれで俺たちの戦いは幕を閉じたのだっ たその後夏目が権道の会社に権道の態度が 目に余ると抗議してくれたそのおかげで 権道はさされ地方の営業所に移ったと風の 噂で聞いた俺たちが権道に会うことは なくなったの だそれから半年が経過した完成な住宅街に ある俺たちの店はメジャーリーガーの夏目 の行きつけの場所だとして話題になった実 は夏目がSNSで俺たちの店を紹介して くれたのだ連日多くの客さんが俺の店に来 てくれて俺の料理をおいしいと言って食べ てくれたさち子の体調もみるみるうちに 良くなり今では店の看板を神として働いて くれている元気になってくれてよかったと 俺は心から安心したそして夏目は忙しい中 時間を作って俺の店に来てくれている やっぱりおじさんとおばさんの活動は世界 一だねそう言ってもらえて嬉しいわ どんどん食べて夏目のおかげで大事な店を 手放さなくても良くなった感謝してもし きれないいい行いをすれば必ず自分に帰っ てくると改めて学んだこれからも俺はこの 店とさち子を守っていきたいと心に誓っ た [音楽] DET
小原課長!!言いたい事がありましたら 我が社の社長にどうぞ!! 言って下さい
予定は⁉️山小屋山小屋山小屋山小屋山小屋山小屋ですよ山下が楽しみにゆほやほ予定日と柚ハートホールさわら焼きすぎないけやどこの山尾?‼雪を‼️わかりは888
無能なのは小原課長の方だよ
母親の再婚相手に喧嘩を売ってどうなんですかね
食事をする場所で、周りに聞こえる様に、不味い‼️とか言うのって、認知症かアスペルガーですね。
食肉用牛の仕事を酪農との話をしているが酪農とは乳牛を育てる意味で食肉牛を育てることとは違う。
職業を間違えないようにしてはいかがでしょうか?
こんなに、頭の良い人なら、羨ましいね~私は、勉強が出来なくデパートを受けたけど、落ちてしまった。
裾から腕時計が見えた?
足首に時計してんのか?ww
ピンときた❤️は最高ひつぜんですねー😊
😅