まんが日本昔ばなし2024 Vol 3619
[音楽] 昔々 福見下洗いというところにおじいさんとお ばあさんが仲良く暮らしておっ たおじいさんその声はもう使い物にならん ねああ使い物になら 明日大野の町へ行って新しい声を買って くる わこうやって貧しかったが2人は元気に 何事もなく暮らしておっ [音楽] た 次の日じいさんは天秤棒担いで大野の町へ と出かけ [音楽] [拍手] たそれじゃあもっていくよヘイ マド久しぶりに出かけてきたの は人が生き大変な賑いを見せておっ た新しい声おけを 担ぎ大きなぶの前に来た時じいさんの足が 急に止まった [音楽] おやそれ はの正面に釣ってあるまに 美しい如来様の絵がじいさんの目を捉えた からじゃっ [音楽] たなんとまあありがたい如来様 じゃじいさんは惚れ惚れと見ているうちに 急にその絵が欲しくなってあり金全部働い て買い求めた はて手に入れたもののどうやって持ち帰っ たもん じゃろう手にぶら下げていくにはもったい ない しそうかと言って押しいただいていくには 道が遠 すぎるそれに声をけを担げ ない あお [音楽] 恥ずかしい そうじゃそうじゃこの恋おの中に入れて 担いでいけば よかろうまだ新しいのじゃからバチは 当たる [音楽] [拍手] まこう思いついたじいさんは如来様の絵を 声おけの中に収めて家路へと向かっ た [音楽] はい途中村の入り口にある大岩のそばで腰 を下ろして一服することにしたえっと書い
ちゃっ [音楽] た [音楽] ト [音楽] こりゃ寝すぎてしもうた わいそしてじいさんは日がくれる頃家に 帰ったばたん今日はありがたいもんを買っ てきた ぞありがたいもんありがたいもんてなん じゃねえばあさん見て驚くな如来様じゃ 如来様の巻き物じゃ何如来様の巻き物 あああそうじゃ ありがたい如来様じゃじいさんまさかその ありがたい巻き物その声の中に入れてきた んじゃ ああ入れて来たじさんそんなありがたい 如来様の巻き物なんで新しいとは言え そんな声おけなぞに入れてあもったいない もったいないもったいないまあ見るがいい これが如来様 じゃ如来様じゃ となんも書いてないがの 何じいさんは一目見てびっくりした不思議 なことに広げた絵はただ真っ白な髪でしか なかった [音楽] あらあその夜爺いさんはなかなか寝つかれ んかっ たこいつは変じゃ 確かに如来様がここにいなったの に爺いさん は何がなんだかさっぱりわけがわから んかっ たその うち昼間町へ行った疲れも手伝っていつの 間にやら眠ってしもう たところがその夜じいさんは不思議な夢を 見 [拍手] た町のぶで見たと同じ美しい如来様 が途中で一服したあの大岩の前にちっと 立っておられ た はこれには何か訳があるに違いないと思っ たじさんは世が開けるのも待ちきれず すぐさまばあさんと村の入り口の大岩へと 急い [音楽] た あちち さん大丈夫 か ああなんともない少し腰をたが
のじさん驚かさんでくれやばあ さんたた大変じゃ あじいさんあらあられあどうしたんじゃじ さんわしが町でこてきた如来様があそこに なんと驚いたことにじいさんがぶで買って 新しい声おけに入れて持ってきた如来様が ぴったりと大岩に移っておっ たほらじいさん新しいとはいえ声おけなぞ に巻き物入れ たって様が嫌がって逃げなすったんじゃえ 逃げなすったそうじゃ逃げなすったんじゃ [音楽] よ はあこれはこれは如来様もたいないことを いたしまし たばあさんの言った通りでございます いくら新しいとはいえ声おけは声おけ そんな中に如来様を入れたりしてどうぞ 許して くださりじいさんはそう言ってべも何べも 手を合わせて謝ったそう なその後じいさんとばあさんは月に何度か 岩の如来様を拝にやってき たそしてことの次第を聞いた村の人たちは この岩の如来様を岩如来と呼んで崇めた そう じゃそして今でもこの岩如来の前には花と えもが耐えないそうじゃ [音楽] 魚 へ [音楽] 金魚 金魚 金魚金魚 え [音楽] 昔重の桑に中という雨屋がありまし た雨中の雨は雪のように真っ白でそりゃ 美味しいアじゃと評判でし たおかのパンちゃ [音楽] ひふ俺アメ玉やるでなくでねえよあ あ ああやめ た あさあ行くぞ行く ぞある夜のことでし た家のものが寝静まった後雨中の親父さん が寝る前の一服をつけていると え雨を1問送れヘイ ヘイへいお待ちどさんえい毎度ありがとう ござい ますどうも はい
[拍手] [音楽] 次の日の朝雨中の親父さんはいつものよう に前日の売上を感情していると銭箱の中に 身の派が1枚入っておりましたこりはの 葉っぱじゃねえ かどうしてこんなものがここにでもアチの 親父は大して気にも止めませんでし たそうしてその日の夜のこと夕べの女が また雨を買いに来まし た雨を1問 送れ子供の夜泣きかね夜泣きを沈める アメ玉か ね えい毎度あり雨中の雨なら夜泣きは病み ますでな えその翌朝また仕の歯が1枚銭箱の中に 入っておりまし たおかしなこともあるもん じゃそうしてその日の夜またまた は雨を買いに来たのでし たあの女が怪しいと思ったが一文戦は本物 じゃ あれ投げ入れたのに音が しねやっぱりあの女キツかたぬき か次の日は朝から雨 夜になってもや気配がありませんでし [拍手] たこんな雨じゃキかたきか知らんが諦めた ようじゃ な え雨を1問 遅れちょっと待って おくれ今夜 も生物です [拍手] などう もあの女傘むさしてないのに雨に濡れても おら ん雨中の親父は今夜こそ女の正体を見届け てやろうと跡をつけていくことにしまし [音楽] た女は上土の方角へ角を曲がっていきまし [音楽] たき消えてしもう かやっぱり常がたぬきじゃ な よし次の日雨中の親父は上土10を訪れ狐 かたぬきかの胎児を申し出ました雨中よ主 若い頃は怖いもん知らずの暴れん坊じゃっ たが衰えたかえ 度胸を据えてみなされ見失うことも なかろその夜雨中の親父はまた雨を買いに 来た女の後今度こそ度胸を据えて追って 行きまし
[音楽] た [音楽] 女は寺の裏手の墓場の方へと入って行き まし [音楽] たそうして女は雪田の旅人などが葬られて いる無縁塚の辺りまで来る とどまじの中へすっと消えてしまいます 墓の中へ消えたゆ幽霊 じゃやはりそうじゃったか は墓に耳をつけてくれや墓に耳をつつける ひょっとして赤子の鳴き声が聞こえんか な き 聞こえる親父よ墓を掘ってくれ墓 掘るアチの親父は言われるままに震える手 で墓を掘りまし [音楽] た おし ああ開けて [音楽] くれおお生きておった か ありがたいことじゃ葬られている女は5日 前に上土の門前で雪がになった身の女巡礼 でし たその女巡礼は死んだ後墓の中で こみ我が子を育てるために幽霊になって 雨中に雨を買いに来ていたのでし た ララ およしよし元気なじゃ我が子を育てるため 幽霊になってまでも雨を買いに行っておっ たとは哀れにもとい話じゃなは [音楽] みだおのじ ひははほれほれほれそんなになくてね ほれほらこっち もおかのおっぱいなら1人や2人赤ん坊が 増えても大丈夫じゃ な雨中の一家では引き取った子他のこと 分け隔てなく育てまし たそうしてこの話の一部が世間にり雨中の 雨は幽霊雨と言って大変な評判になった そうです今でも夏の地蔵本が来ると上土で は幽霊雨が売られているということ [音楽] です 昔々紀州の南エ村というところに草春斎と いうお医者さんが住んでおりまし [音楽] た えい苦がええ薬ができた
わいさてと今日はこれぐらいにして そろそろ寝るとする か 主催先生主催先生 はて誰か今わしの名を呼んだじゃ がさ 先生 [音楽] えお前は誰 じゃはい私は水村にある戦人の胃腸の木に 宿る霊でござい ます私が畑作りの邪魔になるからというの で畑に伸びた根は切られ枝は払われもう傷 だらけの身なのでござい ます千治の胃の木と いやわしらが子供の頃よく登って遊んだ じゃそして明日は村の手によって切り倒さ れることになってしまったのです私はもう 生きながらえることができませ ん私の命を救ってくださるのは村人から 尊敬されている春斎先生の他ありませ んどうか私の命をお救いください ませお願いいたします え戸川といえば春斎の 故郷エミ村からは峠をいくつか超えた ところにある山奥の村でし た春斎は次の日日が登ると心せかされる ままに水川に向かいまし [音楽] た [音楽] 春斎 が胃腸の木のそばに行ってみる と小木から伸びた根は周りの畑一面に 広がり見るも無惨に作物を押し上げており まし た畑 自由根っこだらけじゃ [音楽] これは [音楽] ひどい 斎 先生あの木の根は切ってもきっても畑の中 まで伸びてきて作物荒らしますわしらも ほとほとこり抜いておるんじゃ根っこだけ じゃない枝も広げて日陰を作りいくら切っ ても伸びてきて畑を覆ってしまうんじゃ 汗水流して植えたわずかな作物もこれじゃ 育た これ以上あの木に畑を荒らされたらわしら は生きてはけんのじゃ村の州の気持ちは よくわかるじゃあのき定もの じゃましてや古ともなると霊が 宿りこれ以上粗末な扱いをすると必ずや
祟りが 起こるそれならわらの畑はどうなるんじゃ じゃわしらだってわずかな作物で生きて いかねばならんのじゃあの胃腸の大木は わしらがここに住む何百年も前からあった んじゃえいいくら先生の言うことでもそれ だけは聞くわけにはいか んこうなったらわしらの手で一の木を 切り倒すんじゃそうじゃそう じゃまたか愚者たちがいてくれ 先生 [音楽] [拍手] やめろやめるん じゃ あ [拍手] [音楽] あ あう うわ霊が出た世先生の言うた通りじゃ言う た通りじゃ わ 苦しい苦しい 恐ろしい恐ろし 恐ろし あ戦が 苦しい 娘もう大丈夫じゃぞ斎 先生ありがとうござい ます こんなことがあってからという もの村人たちはもう誰1人とし てこの胃腸の木を切ろうなどとは言わなく なりまし [音楽] たそしてしばらくして不思議なこと に今まで畑を荒らしていた胃腸の木の根は 狩れて2度と伸びてはこなくなりまし た村人たちは作物が今まで以上に取れる ようになったと体操を喜びまし た不思議なことはもう1つありまし た畑に根を広げなくなった胃腸の木は今度 は太い枝から乳ぶさのようなコブを垂らし 始めまし た村人はこれを胃腸の父と呼んで 不思議がりまし たそしてそのうち誰言うともなくお父の出 ない人がこの胃腸の木を拝めば父が出る ようになると言い伝え られたくさんの人がお参りに来るように なったそう ですこの時からこの木のことを子育て 一長と呼ぶようになったそう です
[音楽] [拍手] 昔々ある年の夏のことじゃっ た長い間雨が一滴も降らないので川の水も 沼の水も枯れてしもうたそれで犬や作物も たくさん枯れてしもうたそう じゃああい [音楽] だどうじゃ水が見えるかいや真っ暗でよう 見え わおい大丈夫か大丈夫だけんど水中 ありいうーんここもダメ かこうして山端と蜂は水を求めてあちこち 探し回ったが動けば動くほど喉が乾く ばっかりじゃった しっかりせや蜂 [音楽] 太郎気分はどうじゃ少しは楽になったわし もちょっくら休んどく かああ ああ みみえ水水じと ああ水じゃ水じゃ蜂太郎あれだけしかねえ からおめえ のめいやおらいらねえおめえの方が弱っ とるからお いやおめえだって疲れとるだろうから おめえのめいいからおめえのめいやおめえ の目 あ落ちて [音楽] くる くくく水じゃ水の匂いだ水じゃてコンコン コンコン コンコンコンそんなものを匂いやせんぞ いや確かにあっちの方から匂ってくる出発 するぞわしもう疲れてけんそんなら仕方が ねえわしの背中に 乗れよいよいしょっと しっかり捕まっとれ [拍手] や誰ミドラボ [拍手] かお願するだ水をいっぱいだけ分けて くだせ頼んます頼んます頼ん ます水じゃという水なんかはじせ よ水の匂いがしますだ一口いや人しくで ええですから分けて くだせなんだく大地に大地に飲んどる水 じゃお前らにやってためるかお願えします だだめ じゃしっかりしろや太郎ほらもうだめ だ頼んます頼んますオラの友達の蜂太郎が こんなに終わっとります 一口いや人しくでええですから分けてやっ
てくだせお願えし ますお願いします今は何もできねえけ必ず 返しはさせ もらいますダメなものはダメだ頼んます 頼んます人しくだけで [音楽] も頼ます頼ます頼ますだめだと言ったら ダメなんじゃこしてくる わわしいらんじゃが太郎だけにでももやっ てくれ [音楽] うるしおめえは偉いややの自分のことは さておいて友達にだけでも水をくれとは の どうせこれだけしかないが のこのまま雨が降らねばわしとて同じ運命 じゃさ 飲め本当におたちにくれるだかよかったの 蜂太郎水じゃ 水じゃ ぞ元気が出ただかは太郎山やおも飲め いいやわしはいい からめ 水お出き 水ありがとうさんでございましたこのごは 死ぬまで忘れませんいいってことよ ありがとうございましたありがとうござい まし [音楽] たおめえたちも達しでの死ぬ前に1つ ぐらいええことは戦闘の [音楽] [拍手] それからもカンカデのひりは続い た そうして何日かし てこうして1年が経ったその次の年は大作 じゃったところが 突然街中が大 [音楽] [音楽] 発生うわあ山 じゃ [音楽] うえ口からは橋の大軍じゃこの世の終わり じゃ畑が荒されてしまう [音楽] よ [音楽] おい見ろやあれは畑を荒らしとむのと 違うを退治しとるん ちゃら助かった助かった助かったよかった よかっ たっおめえたち [音楽]
はおめえたちはあん時の山端と蜂じゃった かありがとう よありがとう よ山端が畑を口ばしてきし 蜂が針で刺したので中は退治され畑は超え おしさんたちは大助かりじゃっ たおかげで作物はよく取れ工作が続いた そう [音楽] な [音楽] ア 昔昔雅の国のある山里に安門という名の年 置いた百姓が1人で暮らしておっ たある年の 冬その年は雪になく雪多い年であっ たある晩のいつものように門 が [音楽] おるやせもに願い事があるんじゃがはて 今頃しかもこの吹一体誰 じゃろうはいはい今開けますで待って くれろ ややまん ばやせも今日は頼みがあってきたん じゃうんじに赤子産む じゃ 赤子そうじゃじゃが赤子に着せるうもでよ 野生もなんぞ恵んでくれる古でもねえ かちちょっと待ってて くれろやもは偉い肝を潰した山場は肩で 大きく息をしておっ たのなったばあさんのもんじゃ がなんでもええつまんのほもろて行くで もう行くんか今茶入れるでそっ か安もはコという山場がなんとの哀れに 思えてきたどれ熱い茶入れたでそれに ちょうど持ちも焼けたところじゃすま のお前さんもこ思うかいの辛いこちゃ [音楽] なんばは安えもの進めるままに茶餅をごそ になっ た偉いすなんだのほならこの古もろて帰る [音楽] で はた古を大事に抱えると雪の中を山の方へ と帰っていっ たこんな寒い冬のさ中に赤子を馬んならん と [音楽] は 者おやばよ戻んない戻んないちの小屋が あるそこでおさするが [音楽] よかんの消えてったにての限りに叫ん
だある朝早くから安門は裏の空屋のテれを 始め た体操汚れていたがそれでも夕方日の 暮れる時にはすっかりおさのできる場所に なっ たそしてその時に合せかの [音楽] もから姿を表し た門はやばのおさんのために湯を沸かし たり祝の餅を用意したり慌しくちいたが 不思議に何やら自分の孫でも生まれてくる ような気になってくるのじゃっ た やがて読も開けようとするその 時生まれ [音楽] た門 はがのでゆやぬくぬくの思や味噌漬けの タワなどを小屋に運んだなんとかゆいもん じゃ山ん馬の産んだ赤子はそりゃまるまる と太った双子の女の子じゃっ た野生も偉い面倒かけたなすっかり世話 なってこの恩は忘れんがななんのなんの わしゃなんか自分の孫ができたようじゃで あれかのやばの子もやっぱり名前を つつけるんかい のああけるともやせもおめえが名付け親に なってくれおオラがかうんええ ともそうじゃ [音楽] な どうじゃ姉が夏よしで妹が秋吉ってのは夏 よしに秋 よしそうじゃあ夏の山は緑深くて美しい秋 の山は紅葉してこれまた美しいどっちも わしは好きじゃそれで夏よしに秋よし じゃ夏よし秋よし夏よし あきよしこりゃえなだほれ夏よしあきよし 夏とあとのめでたいな [音楽] じゃやがてやばは23地すると何度も何度 も安もに霊を言って山へ帰って行っ たそうしてその夏の終わりのことやばは夏 と秋吉を連れて衛門のところへ訪ねてき たその説にはすっかり世話になってなん とんでもねえ何の霊もできんがおに宝の 切り箱を くれ宝の切り箱開けてみろ洗場釣りのはも のかが入っとるで [音楽] なん とこれ [音楽] は顔よけるばかりでない万病から身を守る 真のかじゃそれにほれあの山木全部おめに
くれよあの山の木とっておの家でも立てて くり あの山の木全部 [音楽] か山ん馬は野もの気持ちがよっぽど 嬉しかったのじゃろう夏よを胸に抱き秋吉 を背にしってほいほいと何度も歌うように 叫んで帰っていった ほーい ほい ほい ほ はいなんと山ん馬が叫ぶとその声に答える ようにひがばが咲いたななんと ほい はい はい はい はい はい はいそしてやんがほほいほいと叫ぶたに また山はみるみる秋の色に染まっていっ [音楽] た衛門はまるで夢を見るような気持ちで いつまでもいつまでも山ん馬の去っていっ た山を見つめておっ [音楽] た その後やばのお礼によって安もの暮らしは 日日に運が 開け西の長者と呼ばれる大金持ちになった ということ じゃ こりゃ返したもん じゃあ は見事なもん じゃ あんたらの花の穴そんなに珍しいかいこう してじっと見とるとまるで吸い込まれて いくよ じゃお前 さんごだからそのでも夢中になってしまう 病気を直しては は早くまともに仕事をして おくれと偉い花の穴じゃな こりゃ 昔熊本のある村にヤジ丼という体操風な男 がおっ たこの ジドしたことにでもすぐ我を忘れて夢中に なってしまうたちで道を歩けば飛ぶに夢中 になって仕事もそっちの毛でヤの中だろう と川の中だろうとバチバチ入って蝶を追う [音楽] し道行孫の引く馬を見ては馬の尻に夢中に
なっ てへ 山谷て隣村までって [音楽] うちにいればいで勢いおかかの顔をじっと 見つめ1日中おかかの後を追って日がな1 日過ごしてしまうわでおかかは元より村人 もみんな呆れ返っておっ たこんなやじ丼のことを村人はバカやじ 夢中バカのやじ丼と呼んでおっ た おめえええ顔をしとるのいい加減におし お前さん仕事をしてちょうだい仕事仕事 仕事何でもいいから仕事しておい [音楽] でお 金おにっど怒鳴られた じのにを ののにに出かけた は かき かりよさて途中瀬の私のことじゃった かり かりよ おこりゃいい川じゃ 見るもの何でもすぐに夢中になってしまう やじ丼のこともう川を取りてたまらんよう になっ たいい よくところが竹竿の先にカを結びつけてい たことを忘れていたヤジスパっと自分の首 を切り落としてしまっ た あいありゃあありゃなん じゃどっかで見たことあるな こりゃあておかしいならの首にそっくり じゃ があれありゃありゃありゃらの首が なくなっ とるするて言うとこりはらの首 じゃらの首じゃ はせっとでもまあよかったもう少しで川に 流してしまうところじゃっ [笑い] たこうしているうちに船はいつか向こう岸 に着いたのでやじ丼は竹竿を担いで立つの のかき場へと歩いていっ た はあ かき [音楽] かり かりよ と あれこれだけ歩けば立つのについても良い
頃じゃがおかしいな方角を間違えるはずは ない しまあもう少し歩いてみる かところが坂道を登り切ってもそこは かり場の立つのではなかっ たありゃあの村 は立つのと反対側の村じゃ とする とあそこがかり場の立つの じゃこりゃまたどうしたことじゃ飛んだ方 に来てしもたうこりゃ変じゃなあり ありあり手が手が顎のとろへ行かんぞ あ首が首が後ろ向きについてるしてみる とら背中の方をて逆に歩いてきたことに なるこりゃ失敗じゃ首を付け替えにゃあ あしまっ た 待て俺の首待てやじ丼は落とした首を慌て て追いかけたがそこは坂道のこと転がる首 の早いこと早いこととなかなか追いつく ことはできんか [拍手] 待て ありゃオの首どこじゃオの首がない とあああんなところ に それ よいしょ よいしょよいしょ ありゃどうしたんじゃらの首は川底の岩 からどうしても離れん ぞ よしそっちがその木ならこっちもその木 じゃ よいしょおらの首だというのに場を張って どうしたと言うん じゃやっとのことで首を胴につつけること のできたヤジ丼はもうかきのこともヤやカ のこともすっかり忘れてさっきから加えて いる岩のかけにもう夢中になっとっ た あ やじ丼はその岩のかけらをそのまま家に 持ち帰っ たこりゃえこりゃなんじゃろうなおかか お前さんかきはどうしたんだい安は忘れて きたのか いたまに仕事に出かけたと思えばこんな 汚い石こを拾ってき て私はもうアイス尽きちまった よこれはなんじゃ ななあおかかほれここんとこじゃここん とこ ここどれ貸して ごらんしよい
[音楽] し あんたこりゃ金だよ金の塊だよほお金 じゃったか金だお前さん金だよ金だ金だ お前さきだ [音楽] よお前 さん はいおかは今朝怒鳴ったこともたった今 怒ったこともすっかり忘れてやじに 抱きつきそれはもう大変な喜びよじゃった そうしてその後その谷側の川底からは先が どんどん取れてバカやじ夢中バカのやじド と何にでも我を忘れてすぐ夢中になった やじドは先長者と呼ばれる長者になったと いうこと [音楽] じゃ あありゃ鼻毛が花 が落ちた落ち た は大したもん じゃ [笑い] [音楽] ゼト 昔々ある村に不思議な男が住んでいました と さだってこの男村人が朝から晩まで汗水て いるのよそに1日中ゴロゴロゴロゴロ寝て ばかりいるのです村人たちはすっかり呆れ はてあれはなけもんじゃあもぐ太郎じゃと 馬鹿にしておりまし たでもこの男根からのなけもではなかった んですがところがいつの頃からかふいっと 寝たっきり起きてこなくなってしまったん です 誰が起こしに行っても起きませんゆすって も起きませんくすぐって も殴っても起きませ ん朝になっても起きません夜になっても いよいよ起きませんとにかくただただ ゴロゴロと寝続けておりまし た またこんなとこで生太郎に近づくと病が 映っちまう ぞこうして太郎は村のもからは怠け者とし て鼻つまみにされ果ては子供たちにまで 馬鹿にされる始末でし たしかしこんな太郎でもたった 1人してくれるましたそれは優しいおっ さんですおっかさんはこんな怠け者の息子 のために村の長老の屋敷で下働きの方向を しておりまし たああどうしてあんな生けを息子に持った
んだろう な あ旦那 様やっぱり寝とるんかすみませんやり やりあんな息子を持つと親はたまらんうん ほ親服もんが うん [音楽] そんな寝太郎でも10日に1度ぐらいは 起き出しことがありました我慢ができなく なるから ですそれはそれはちよさそうにいつまでも いつまで もありゃ虹かネタのやつまたやっとるな おしっこは霧のようになって綺麗な綺麗な 虹をかけまし たでも虹が終わると寝太郎はまた寝続け まし た こうして今年も田上の頃になりましたが やっぱり根太郎は起きてきません1年目に は1年寝たろ2年目には2年寝たろでした が3年目の今は3年寝たろと人は呼びまし た さてこの村には田んぼへ水を引く川があり ませんカカりの夏になると決まってはしを 枯れてしまうのでした村人たちは雨乞いの 火を炊くやら水神様を祭るやらしましたが 相変わらず雨は降ってはくれませ んもらしよ わしらは真面目に働いたそれでもこのひり じゃこれは天罰じゃバあたりがこの胸に おるからじゃそのバあたりがおる限りこの ひは山ぬ 山村人たちはあのバあたりに消えて もらおうと丘の上にやってまりましたが ああその 時 [拍手] わ 起きよったぞどこ行く気じゃまたべ [音楽] じゃろなんだかいつもと違うの様子がない またべに決まっとるよもう少し様子を 見よう [拍手] JA うんちょ待て 待てあいつ何するき じゃどうしたことか太郎は渾身の力を込め て岩に手を当てて押し始めまし たあのはおっことそっていうのかそんな バカなあんなおいはいくらなんでも 落とせるわけがあるもんかほんにあいつは バカもんじゃ
なあそうですいくらをしてもビクともし ません待てど暮らせど動きませ んネ太郎はそれでもただ一心に押して押し て押しまくりました ん [音楽] [拍手] するとどうでしょうついに岩が岩が谷底 [音楽] へ [音楽] [拍手] [音楽] 落ちた岩はさらに大きな岩を動かして諸 とも川の 中そして岩は重なり合って川の流れを 咳止めまし [音楽] たは包を破っての向って流れ出しではあり ませ [音楽] ん水だ田んぼが助かったぞバダ水 だこうして村の田んぼは生き返りまし た そうです寝太郎はただ寝ていただけでは なかったの です寝ながら毎年村を苦しめるひりのこと を心配していたのですどうにかして川に水 が引けないか考えていたの [拍手] です太郎は考えに考え向いてそれを見つけ ましたこうして郎の水の流れに沿って村人 たちは立派な様を作り上げまし たもうひりになっても水の心配をしなくて も良くなったのです村には毎年豊かな実り が訪れまし た人々は根太郎のおかげじゃ太郎は賢いと 言って喜びましたでも根太郎の方は またもやゴロゴロと寝ておりまし た村人たちはもうバあたりなんて言いませ ん寝太郎さんがまたええことを考えてくれ とるんじゃろうとそう言って寝太郎を大事 にしましたと [音楽] さ 昔山奥のある村に 古い貧乏なお寺がありました人もめったに やってこない寂しい寺でし [音楽] たこの寺にはさんと小僧さんがって 2 お尚様今日も村の人たちは誰も来ません でしたねああこんかった の寂しいです ねそこでおしさんはお茶でも入れれば村の
人たちもたまには立ち寄ってくれるだろう と早速茶がまを買いに町まで出かけまし [音楽] たこれはこれはお尚さんいらっしゃい ませ茶がまを探しとるんじゃがそれなら 色々と取り揃えてございますささささ どうぞどうぞ 中これが10量これが8料これがちょっと 安くて5両でございますいや随分高いもの じゃのもっと安いものはないのかねはいま 茶がまといえば大体5両や重量はいたし ますねそれじゃあ高すぎてわしのさでは ちょっと手が出せん の困った なあ [音楽] んあれはあああれですかあの茶がまは用し た方がいいですよあれは化け茶がまです 化け茶がまなんでも夜になると踊り出すと いう茶がまでどの家でも君わがられまして それでうちで引き取ったというわですそれ で縄であんなにぐるぐる縛ってあるのか あれなら3問でいいですよえ3 問いくら化け茶がまと言われても3問と いう安さに尚さんは早速古道具屋から 茶がまを買い上げると寺へと帰って行き まし たそして寺にと早速茶がまを小僧さんに 表せまし た 冷たい い今何か声がしたようじゃが気のせいか な痛痛痛 [音楽] 痛まさかこの茶がま がさておしさんは早速村の人を呼んで茶を 入れることにしました火加減もちょうど 良くなってきたそれじゃあ茶がまを火に 乗せて くれあちちちち [拍手] ちちこのお茶釜は長いこと使われてなかっ たんじゃそれが急に木の上にかけられたん でびっくりしたん [笑い] じゃらおおおおもう湯が湧いたか早い な 道場 こんな美味しいお茶飲んだの初めてじゃ床 加減も暑すぎずぬるすぎずでこりゃいい 茶がま じゃ村の週にもこれからは気楽に茶を飲み に来るように言うてくだされいい茶がまが あるで のそしてみで何も何倍もお茶を飲んだです
が不思議なことにいくら飲んでも茶がまの お湯がなくなることはありませんでし た そしてその [音楽] 夜小僧さんは何やら君の悪い物音で目を 覚ましました こ [音楽] 怖い あああおしさこんな夜中に何やら変な物音 がするので来てみたんじゃ がおもしかしてあれは尚さんが買ってきた 茶がまの仕業で は小僧さんの言う通りどうやらその音は 茶がまの置いてある部屋から聞こえてき まし た やっぱり茶がまじゃったか んなんと茶がまはぴょんぴょん跳ねながら 足を出し手を出し尻尾を出してたぬきの姿 になったのでした あ鳥に伸び伸びと動けて気持ちが すっとしたわい あ ああそうやったのか茶がまの正体はたぬき じゃったの かいいんじゃいいんじゃ心配することは ないそれにしてもたぬきの茶がまとはの 脅かしたりしてすみませんでした久しぶり に縄をほいてもらったので嬉しくてつい はえでしまったんですなんで縄で縛られて たのはいもうだいぶ前になりますが今夜の ように月の綺麗な夜でした仲良しの狐と町 の神社の経 でしておったんですそそうして私が茶がま に化けた 時いきなり野犬が現れてびっっくりして 慌てて古道具屋に逃げ込んだん ですところがあんまり驚いたんで元の たぬきに戻る術を忘れてそれからという もの古道具屋をてんてんとなんと かわいそうなじゃが安心しなさい茶はで 買ったのじゃこの寺にずっといるがえ ええこの寺にずっといていいんですか じゃあ私は礼に色々な芸で人を楽しませる ことにいたし ましょうそれは [音楽] ありがたいいいいぞいい [拍手] ぞ や全くこれは楽しいもん じゃ茶がまだきのゲは立ちまちのうちに 代表判になりまし
た人はきの芸を見ていると身も心も浮かれ 嫌なこともすっかり忘れて 大笑いいつの間にか福々しい気持ちになっ てくるのでし た笑う角には服 来たる人々はこの茶がまだきが福々しい 笑いをみんなに分け与えてくれるというの でブブ茶がまと呼ぶようになりました [拍手] そうしてめったに人の来なかった山奥の この寺にも大勢の人が 集まり明るい笑いが流れるようになりまし たそうしてその後も ぶんぶん小僧さんは一緒に楽しく暮らした そう です [音楽] [拍手] [音楽] 昔昔あるところに百勝の兄弟が住んでおり ましたと さ兄の方は欲張りで大きな家に住んでい ました弟の方は正直もでしたが貧乏でした ので小さい家に住んでいまし たある年の暮れ弟は兄の家に出かけました 兄さん兄さん なんか言おうかつまがの米と味噌を少し 貸してくれんか のうるせえうちにはお前にやる米も味噌も 何もない わい やっぱりだめ かほとほと困りはてた弟が当てもなく歩い ております とこれこれれ若いの何を考えて歩いておる ん じゃ弟の勝が聞かれるままにことの次第を 話しますとこの老人は不思議なことを教え てくれましたこの先にの国があるそこ へ行って動く石を持ってくればよいえか石 でできた動くものじゃぞ えほれここに麦まじがあるこれを持って いけ麦まじなんで持っていってどうします の [笑い] じゃあ弟のはんだかからかわれているよう な気にもなりましたが言われるままに が住んでいるという社のほら穴を探して みることにしまし [音楽] [音楽] た [音楽] 何しとるん じゃおおすますま脅かして悪かった何もせ
みんな出てきて くれでも何をやってたん じゃ何をって冬の支度の焚を集めていたん だ よなんだそうだったのかじゃあ俺が手伝っ てやるよ正直もの勝は気軽に穴を剥いでる とのために焚きを集めてやることにし まし たかいしっ たすごいお前さんはすごい力持ちじゃ ななそれほどでもないが の はあれ は麦まじだわしらの大好物の麦まじ だこれお前さんのもんか なそう [音楽] じゃそれをわらにくれんかないやいやくれ と言われても困るのわだって そのそっ か じゃああそこにある宝物と交換してくれ 好きなものを持っていってよいから ようんそうじゃああの老人動く石と言って たな ややじ何となら交換してくれるんだいそう だな石で作ったもんで動けば [音楽] [音楽] いいあんなもんでいいのかいなんだ薄 か 弟は仕方なくそれをもらって帰りまし たじ様行ってきましたがじい様金や銀より こんなもんの方が寝があるというのか よよいかこのイウはなのぞみのものを何で も出してくれるイウなんじゃよそれを右に 回して欲しいものの名を言えば何でも出て くる左に回せば止まる良いな 欲しいものが何でも出てくるその通り じゃ弟の百勝はまだからかわれているよう な気がしましたこんな汚いイから好きな ものが出てくるなんて信じられませんそれ でも言われた 通り思い切って石に手をかける と右に回してみました 米 でろ米 でろで たわうわ わ わ うわ左に回せば止まるんだな これは すごいうまや でろ今度は屋敷
[音楽] じゃこうして立ちまち長者になった弟の百 勝はそれでも貧乏だった時のことを忘れず 村の人たちや困っている人たに石で出した おまじをおしげもなく分けてやりました 分けてしまうとまた石で出しに行きました ところがそれを見ていたのがあの欲張りの 兄だったのですそしてとうとこの石の秘密 を盗み見てしまいましたまじでろまじでろ おいお前そんなもんどっから持ってきたん じゃ俺に使わせてくれいやこれだけはだめ じゃ兄さんが何という音を貸すわけには いかん弟のくに兄のことを聞けんのか うんいやだめだめだめだ村のもんのために 使うんじゃそう決めたん じゃ今に見 てろ困った兄 じゃさてその 夜兄の百の家から黒い人影が出てくると弟 の家に忍び入りまし た へえこれさえあればあはこっちのもん だついでにまじもらっ てこ兄の勝は石を盗むと誰も知らない遠く の国へ行って持になってやろうとばかり 自分の家には帰らずにどんどんどんどん 逃げ出していきまし たどこか 得大金持ち [拍手] じゃ 海を超えて向こうの国で大金持ち じゃやるもん かやるもうかやるもんか ああやるもん かやるもんかあんまり の甘いまを食べたので欲張りの兄は塩が なめたくなりました可愛いしよ塩だて しようだせ出た出 たこりゃもうもういいもう いい出すことは知っていましたが止める ことは知らなかったのです止ま 止まれ止まれ止まれというの に 助けて [音楽] くれ船はとうとう潮の重みで兄の勝もとも 海に沈んでしまいまし たこうして沈んだ石は今でも海ので塩を 出しながら続けているそうですそのおかげ で海の水は塩辛くなったんですて [音楽] さ昔のことでしたとさあるところにとても 大きな木が立っているでかい野原があり ましたそれはお日様がカンカンてるある
暑い日のことでした1人の旅の商人ともう 1人旅の絵が別々の方向からやってき てこの木の下で一息入れましたうう暑かっ たおお涼しえっと火打ちはとん旦那旦那 すんませんちょっと火をあああお互い顔見 になった商人と絵描きはそれぞれに 身の上話を始めまし たそれでなあは空天宿まで空きないを 広げようと思うたじゃ ほうででっかい船を10層作ったほお ところが嵐で全部沈んでしもう たそういでな今度は金を掘ることにしまし たのじゃほうとでかい金山を見つけた ほおところが山崩れに覆てこれもダメです じゃそいで次はキの空を始めたのじゃ馬 100等に積むくらいのキを集め たところが山賊に全部取られてしもうた が次は目の空ないを始めた全部の木を 買い集め [笑い] た山かじで全部燃えてしもう た 無理ない わ旅のエはいつの間にかポワポワ眠って しまっ たすると不思議なことが起こりまし [音楽] た絵かきの花から1匹のアが生出てきて どっかへ飛んで行ったのですのは不思議な ことがあればあるものだと考え込んでおり ます とこ番 だはて はあ随分とおかしな夢を見たもんじゃ どんな夢ですうん実は なそう言うと絵描きは今見たばかりの おかしな夢をエフでを取って旅の商人に 話し始めましたどこだか知らない山があっ てそれを超える とそこに大変な長者が住んで おりその長者の庭に は白い花の柵つがあって1匹の アそのつの根を惚れと飛び回るので掘って みたところ小金がいっぱい入った亀が出て きたという夢でしたなんという不思議な話 [音楽] [音楽] じゃよしこの夢足が勝ったさってくれ ななんと夢をそうとも夢をこた冗談の うまい人だいや本当ですじゃしかしこれは まかどうかわからぬただのたいのない夢か もしれん ぞそれでもこだ夢を見るとは楽しいこと ですお前さんはそんな風だから失敗するん だ
よそれでも結構じゃ達しでな [拍手] さいならそう言うと商人は絵描きと別れ アブが飛んでいった方へ歩き始めまし た旅の商人は絵にあった屋敷を探してどこ までもどこまでも歩き続けましたそして ついに絵にある通りの山を見つけました あった急いで商人は山を越えまし [拍手] たすると絵にあった通りの長者の家が 見えるではありません か見つけ た あああの絵描きが夢に見た屋敷とそっくり でした門が前から生いている2本の松も ただ違っていたのはつきの木は1本では なくてたくさん生えていまし たということはあの中に白いつきがあるの かもしれ一応試してみっ [拍手] か 白い花のつきを探す決心をした商人はその 長者の家に住み込んで働くことにしまし た早く春がこんかな楽しみだ のやがて冬となりました白い雪がどんと こさどん と振りもっても旅の商人は春を待って一生 懸命せっせと仕事を続けまし [音楽] たそして とうとう町に待った春がやってきまし た 咲くぞ咲くぞいよいよつきの花が咲く ぞしかしそのつきの花は全部赤い花でした 白い花はどこを探しても輪も見当たりませ [拍手] ん やっぱりダメだったかでもなんかきっと 避けないわけがあったに違いないきっと そうだ飽きないだってうまくいく時とそう でねえ時があるそう自分に言い聞かすと 商人はまた来年の春を待つことにしました 里には暑い夏の日がやってきまし たやがて秋が来て そして冬が過ぎていきまし たそして春綺麗につの花が咲きました けれど [拍手] もやっぱりつは去年と同じように赤い花 ばかりですさすがの商人も心底がっくりし てしまいましたはあやっぱりあれは本当に 夢だったんか な商人はこの2年の間の努力がすっかり 無駄だったような気がしてぼんやり池に 移った赤いつきの花を眺めていましたその
時です ありゃなん だひや 白いつきだ白いつきがあったぞ白いつき だ待った会がありました商人は胸をドッキ とキンとさせて夢中で掘り始めました鬼が 出るか邪が出るかそんなことは知りません ただただ夢中で掘り続けまし た出た 亀亀 [音楽] うわあ [音楽] 肉長者に小金半分を残すと別れを告げまし たやったぞやったぞこた夢が本当になった どうだ こうして買った夢から小金を手に入れた旅 の商人は江戸へ登りその小金をもでに体操 な空ないを始め て体な商人になりましたと [音楽] さ [音楽] 昔昔のずっと 昔おじいさんとおばあさんが仲良く暮らし ておったそう なところがこの2人に近頃気がかりなこと が1つあっ た裏になたぬきがおって里に降りてきては 悪さばかりするのじゃっ た今日はあのたぬき出てこんとええけど なじゃあ行ってくるでルスを気つけてんな じゃおじいさんも気つけて1日何事も なければええんじゃ がおじ さんたぬきがもう出た かあおじいさんどうしたんじゃびっくりし た顔してああ驚いたうさぎどんじゃない かもう傷は治ったかうんおかげでもう しっかりようなっ たこのうさぎも前にたぬきにいじめられて 傷を追っていたところおじいさんに助け られたのじゃったやれやれよかったよかっ たあれ [音楽] マ こりゃ畑を台無しにされたじいさんは 切り株に腰を下ろして首をうれて考え込む のじゃった そう じゃ はこれじゃこれ じゃそうして翌日のこと1粒の豆こ粒に なり1粒の豆こ粒になりそこへたぬきが またまた現れ
て粒の豆粒に なれおよたぬきどんあれどうしたんじゃ これやじいさんは切り株に取持ちを たっぷりと塗っておいたの じゃそうしてたぬきを縛り上げ家に連れて 帰り台所の針に吊るし上げたこうやって 少しこらしめてやる べばあさんや ちょっとうんうん ばあさん今夜たぬき汁にしてくってやるか それがええい太っとってうまそうじゃ なうんとこらしめてやろうと2人はわざと 大声を出して話をしたのじゃっ たそうしておじいさんは夕飯ができるまで ちょっくら畑を直してくると表へ出ていっ たおばさんは今のうちにおじさんの大好き な食っておこうと1人でぺったりこ ぺったりこ餅をつき始め [音楽] たばあさんばあさん1人で持ちをつくのは 大変 じゃわしがついてやるから縄をほいてくれ んか何言ってるかお前なんかに騙されん ねんよ騙しもんか持ちが済んだらまた 元通り縛ればええでね かそれもそうじゃそんなら手伝ってもらう か気のいいおばあさんはたぬきの縄を解い てやっ た やそれじゃあわしがつう でほれきね じゃさんは持をて [拍手] たぬきはおばあさんを後ろから思いっきり 殴りつけ殺してしもうたなんてひどいこと をするん だするとその鳴き声を聞きつけたうさぎ丼 がやってきておじいさんなして泣き なさる何もかもねえだおじいさんはうさぎ にわを話し たおじいさんらが是非とも敵を取ってやる から楽で ねおじいさんを励ましてうさぎは山へ帰っ て行っ たいたずらだきは懲もせず山の中を ブラブラ歩いておった ややうさぎどんを集めて何しとる 今年はうんと寒いというからこれで あったかいうを作ろうと思ってなそれなら らが手伝ってやるこっちのかを持てばえん かそっよいしょかなあうさぎ丼持ってやる 代わりにわしの家を作ってくれんかそれ からうさぎの家を作ろうなええじゃろうん それでええよ なん
じゃカチカチどり じゃカチカチ取りかカチカチ取りはよく 泣く のなんか暑い の あちおく助け てかやが燃え上がってたぬきの背中は丸 こげになってしもう たさてその翌日やいやいうさぎよくもまあ ひめに合わせやがってはてなお前さん何 怒ってるんじゃ昨日はよくもあれおめえは ほら山のうさぎだお前さんの言ってるのは 多分茅山のうさぎたんべ ううさぎ丼はちょっと変装してまんまと たぬきを騙したのじゃったところで種山の うさぎと何しとるんじゃ火傷の薬こらえ とるんじゃ何それはちょうどえらの背中に ちょっぴりつけてくれんか のそこでうさぎ丼はたきの背中に派の入り のからし味噌をグリグリと塗りたくっ たちあっちあっち あっちやあ山の うさぎ今日こそやっつけて やるいやいや うさぎ あれお山のうさぎでねえのかほら松山の うさぎだうんおかしいねなところで松山の うさぎ丼こんなとこで何しとるんじゃ今年 は雪が多かったんで山のものが取れねえ はあはあそれで船こらえて池の魚でも 取ろうと思っとるんじゃよそうかでもなん で2ソも作っとるんじゃ いや向こうの船は小さいから魚がちょっと しか入らねえじゃからでっかい船で運と 取ろうと思っとるんじゃ ふそうかどうじゃいたぬきどもこれに乗っ て魚取らんかほら向こうのに乗るであんた 大きい方に乗るやそかつまんなよいしょ よいしょほら それ やこらやこらやこらやこらやこらや こら木のっこはすっと走れはやこらこらさ のえ道路のふっこはざっくり砕けろはやら やらせ やらやらやらやらややこらなんだやなんだ こりゃなんだこりゃ んなんだこ だ おじい さんおじいさんやけたよたぬきをやっつけ たよおうさぎどんほらとっても怖かっ たそんなに怖い思いをさせておじ さんありがとうよありがとう よおじいさんはいつまでもいつまで もうっ
たそうしておばあさんのお墓の前でおじい さんとうさぎは両手を合わせておばあさん の冥福を祈ったのじゃっ [音楽] た 昔々埼玉の秩父に働き者の百勝一家が住ん でおりまし [音楽] た勝の仕事は年から年中忙しく春3月には じゃがいも作りが始まりましたそして目が 出ると休む暇もなく草とりが始まり ます曲った腰がりせんなあほんに疲れる な狭い土地でしたが今年もじゃがいもが よく育ち夫もおっ母も大喜びでし たそんなある夜のことみんなが疲れて眠っ ておる [音楽] と 見るとどこから来たのか山のように大きな 赤鬼が畑の前につったっておりました 100勝の一家は驚き震え出しました やいよく聞けこの辺りは今から俺の土地だ ことになっただから畑にできたものは全部 この赤鬼様がもらうぞ なそんな勝手なことがあるもん か畑を踏む ななんじゃとこの金棒が目に入らか言う ことを聞かねえと家を壊すぞ畑のもを取ら れたら家中のものが上にする命に変えても 渡さ ねえ何上にするじゃと ああ食い物がなくなったら上に じゃうん後々のこともあるで死なれては 困るの仕方ね半分なら起こすか半分じゃと そうじゃ畑にできたものの半分 [音楽] よせは 1番取りじゃおけかこや畑のものを取りに 来るから な赤鬼は慌てて山の方へと去って行きまし た赤鬼が夜になると畑の食べ物を奪いに くるどうしたらいいものかと勝家は試案に くれまし た鬼は作物を半分よせと言っ た半分も取られた日にゃひもじて身も おぼつかな あんたなんとかならん のそこで夫は考えに考えまし た よしそしてその夜 鬼が来た ぞ 隠れろ おい赤鬼様が約束通り畑のものを 半分もらいに来たぞよしわかった約束通り
赤鬼殿に畑の上半分を差し上げよう裏は畑 の下半分 で何畑の上と下じゃ とまよいお前は下半分でええのじゃなああ あえとも約束 するよし約束 じゃあで文句言うな よ赤鬼はそう言うと 畑の上半分の青青としったじゃがいもの葉 を一気にむり取りまし [音楽] た集が命がけという味はどんな [音楽] じろうまくないいいこんなまずい葉っぱ なん食えるもんかうちをぶっ潰して [拍手] やるなんじゃこれは下の半分から身が出て きた いいこっち俺に よせ何を言うか赤鬼は畑の上半分でいいと 約束したじゃねえ か言われてみると確かにその通り赤鬼は 文句は言えないことに気がつきました うんしてやられた [音楽] わい鹿だね今度作物の出きた時はわしが下 半分取るといかわしがした半分じゃぞ わかった かそう言うと鬼はまた山の方へと去って 行きまし たしかし鬼はこれから先もしつこく食べ物 をせしめにくるに違いない薬傷一家はまた 試にくれまし たどうしたらじろう うんそうして何かいい考えが浮かんだのか どう かともかく勝一家は普段と変わらずに一生 懸命畑仕事にせを出し始めまし たそして何ヶ月かが過ぎて作物がめった あるよ風と共に赤鬼がやってきました うんようやく実ったようじゃな約束通り下 半分をもらいに来たぞ下半分にわざぞ太っ た身がいっぱいついてるじゃろう な なんだなんだ赤鬼殿は嘘はつかねえ なこの金棒にかけても赤鬼さんは嘘つ ねえそれなら約束通り赤鬼には下半分を 差し上げよう たちはその後で上半分を 通るよし決まった下半分はらのもん じゃ赤鬼は太い腕を地面に差し込む畑を そのまま持ち上げゆっくり返しました畑の 下半分は泡の根っこ [音楽] だけ
なんじゃこり記憶も騙したなどくさい 根っこばかりじゃねえか赤鬼殿はその金棒 にかけても嘘はつかねえと言ったろ下半分 の約束 じゃ言われてみると確かにその通り赤鬼は なさそうに下半分の泥臭い根っこと上半分 に見事に実った泡のみを見つめておりまし たいつでもこれではかわね人間の知恵には もうまいったそう言うと赤鬼は山の方へと 去って行き2度と里はやってきませんでし たそして次の 日勝一家はたっぷりと実った泡を1粒も 残さず刈り取ることができまし [音楽] [拍手] た乱暴な鬼よりも一生懸命働く百姓たちの 知恵がまさったという話 です
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