★健康は心の中にある
自分自身が健康だと認めない限り,健康にはなれない.
結局,健康とは他人から評価されることではなく,自分で自覚するものである.
それを理解しないと,人間ドックに入っても健康になれるわけがない.
『米山公啓:医者も歩けば:幻冬舎.1997』
★全人的健康
ギリシャ語のholos(全体,完全の意)が,英語のhealth,whole,holy(聖い,神聖),heal(癒す)の語源.
心身の調和,人間関係の調和,自然との調和を意味する。
『近藤裕:自分の心を癒す本:三笠書房.1993』
★健康病
人間の人生は実に多様な見方が可能なのだ.
現代人は「心」に失望しつつ,魂の重要性を再び認識しかけているのだが,そんなものは知らぬので,それをとび越えて,「身体」をやたらに大切にするのではないか.最も重要な魂のことを知らぬことから生じてくる不安を何とかごまかそうとして,身体を大切にする.魂のことに思い及ぶことで,健康病からの回復がなされるように思うのである.
『河合隼雄:こころの処方箋:新潮社.1992』
★健康
「健康」というのは生理学的意味合いでのからだの丈夫さだけのことなのか.100人の人がいたら100通りの健康のありようがあるのではないか.
『永井明:ぼくが「医療常識」を信じない理由:1999』
★健康
「健康とは,身体的精神的,さらに社会的にも調子のいい状態を言い,たんに病気にかかっていないだけ,病弱に悩まされていないという状態であればよい,とは言えない(WHO)」
つまり,, 健康は病気に対する反対(対立)概念ではない.
「これが健康というものだ」と示すことはできない.『永井明:ぼくが「医療常識」を信じない理由:1999』
★理想の健康を求める不健康
健康願望が際限なく広がっており,なにか理想的な健康状態を想定し,それから少しでもはずれていると「自分は健康ではない」と思い,落ち込んでしまう.そして(ありもしない)理想的な健康状態を目指して,強迫神経症的にいろんな健康法にのめりこんでいく.そんな姿はけっして「健康」とは言えない.
『永井明:ぼくが「医療常識」を信じない理由:1999』
★肉体と精神はふたつの異なるものではない.同じことをふたつの異なる形で知覚するというだけのことだ.同様に,物理学と心理学も,われわれの体験を系統的な思考によって結合させようとするふたつの異なる試みに過ぎない
『アルバート・アインシュタイン:アインシュタイン 150の言葉:ディスカバー.1997』
★心身相関
東洋医学
『いきいき3分間トーク:新日本保険新聞社.1992』
★心身二元論 (ルネ・デカルト)
「心身一元論」;心は脳の働きによって作り出される.
デカルトは「魂は非常に大事なもので,機械である体とは別物だ」と心を重視したという解釈もありうる.
『渋谷昌三:面白いほどよくわかる!心理学の本:西東社.2010』
★精神健康の基準 (中井久夫)
・嫌なことは自然に後まわしにする能力
・できたらやめておきたいと思う能力
・一人でいられる能力
・二人でいられる能力
・ウソをつく能力
・いい加減で手を打つ能力
・しなければならないという気持ちに対抗できる能力
・精神を無理に統一しない能力
『ひすいこたろう:3秒でハッピーになる 名言セラピー:ディスカヴァー・トゥエンティーワン.2005』
★Every patient carries her or his own doctor inside. (シュバイツァー )
自分自身の最高の名医は自分。
『中村直行:笑いと生きる意欲:名著出版.2010』
★心は身体の主人なり (貝原益軒『養生訓』)
★心身一如
大脳生理学的立場で、筋肉をリラックスさせれば大脳の興奮をおさえ、心の安静が得られるのでストレスも減る。 (ジェイコヴソン)
自律訓練法、漸進的筋弛緩法、ヨガ、瞑想、太極拳、腹式呼吸。
『菅野泰蔵 編:こころの日曜日:法研.1994』
★2005年に起きたJR福知山線の脱線事故。その遺族にも、「痛い、痛い」と訴える方がいらっしゃいました
CTスキャンを撮っても、MRIを撮っても、どこも悪くありません。けれども、痛い、痛い、ここが痛い、あそこが痛いといって、それが毎日違うのです。胃が痛い、心臓が痛いなどと内臓の痛みを訴えることもありますが、この場合も、検査をしても痛い場所は突き止められません。
身体に、心の痛みが反映されているということなのでしょう。心と身体がひとつである、ということです。
CTスキャンを撮っても、MRIを撮っても、どこも悪くありません。けれども、痛い、痛い、ここが痛い、あそこが痛いといって、それが毎日違うのです。胃が痛い、心臓が痛いなどと内臓の痛みを訴えることもありますが、この場合も、検査をしても痛い場所は突き止められません。
身体に、心の痛みが反映されているということなのでしょう。心と身体がひとつである、ということです。
難聴になる方も案外多くいらっしゃいます。阪神・淡路大震災(以下、阪神大震災)で子どもをなくした人が、一年半後に、私と話をしていて「は?」と耳に手をあてがう。右の耳がほとんど聞こえないというのです。「すぐ病院に行って下さい」とすすめたので、点滴でかなり治療がすすんだのですが、「もうちょっと早かったら良かったのにね」と言われたそうです。
影響は、身体だけでなく行動にも及びます。それまで楽しみだったものが、一転、まるで楽しくなくなってしまったり、それまで自然にできていたものが、気力が湧かず、手に付かなくなってしまうのです。
『高木慶子:哀しみの乗り越え方:角川書店.2011』
★心身二元論
ものと心がデカルトによって二元的に分断させられたけれど,ものと心に橋をかけるものを考えなければいけないわけですね。 (伊東俊太郎)」
『河合隼雄:河合隼雄全対話⑩心の科学と宗教:第三文明社.1999』
★病と病気
病とは,臓物の異変.病気とは,その体の故障を,“ああじゃない”,“こうじゃない”,“どうしよう”,“えらいことだ”と,気にやむこと
『早川一光:わらじ医者健康問答:ふたば書房.1996』
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