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#スカッとする話 #朗読 #スカッと
お父さんやっと言っちまったんだって なすごく優しいお父さんだったの本当に 大好きだっ たいいじゃんやっと遺産がもらえるなどこ か旅行でも行こうかいいわねそのお金で 家族でハワイ旅行でも行きましょう よ悲しく号泣している私に 優しい言葉の1つもかけず遺産を全て相続 できると思い舞い上がり喜んでいる2人に 衝撃の事実を伝える は何言ってるんですか私たち離婚してます けど え嘘だろ聞いてないぞどういうことよ俊助 の同意なく離婚できるはずないでしょ 慌てふためく夫と姑 と私は前もって離婚届けを準備してすでに 提出していたこの最低な親子に父の遺産を 一円も渡すもの か私の名前は 明子現在34歳で近くの老人ホームで介護 師として働いてい 夫の俊助は4歳年上で不動産屋の店長をし て いる夫と出会ったのは知人が開いた合コン だっ た当時29歳だった私はみそにもなり そろそろ結婚をしたいと焦り始めた頃友人 に誘われ合コンに参加したのだ があきこちゃんね飲め 飲めお酒は苦手なんですなんだよいい じゃん酔っ払えば飲んでよかったって思 うってなあ飲みな よと騒ぎ立てる男性たちにけがさし ちょっとお手洗いにとその場を抜け出し外 の空気を吸っていた時隣に水を持って 大丈夫俺がうまくいっておくから今日は このまま帰りな えと顔をあげると優しく声をかけてくれた 人こそが俊助 だそのまま私の荷物を持ってきてくれて タクシー台を渡してくれ帰らせてくれた そういえば合コンにいる場でも1人だけ クールに盛り上がることなく壁に もたれかかってた人 だその日は優しい人だったなまもう会う こともないかと思っていたのだが後日 たまたま職場の近くのカフェで休憩をして いると俊助とばったり再会ああの時の確か あき子 さんあんなにも合コン当日は面白くなさ そうな顔をしていたのに私の名前覚えて くれていたんだと少し嬉しく思うあそう ですあき子です俊助さんですよ ね名前覚えてくれていたんですねそうです 俊助ですここのカフェよく来るんです
か俊助さんも私の名前覚えてくれていたん ですね嬉しい ですここは職場から1番近いカフェなので よくここで休憩して ますそうだったんですね実は僕もすぐそこ が職場で器具ですねとそのまま同じ テーブルに座ることになり一緒に話すこと になっ たその日からカフェに行く俊助がいて一緒 にたいもない話をしながら休憩することが 増えた 俊助と出会ってから約1年経った頃お互い 異性として意識するようになり交際が スタートし た交際は順調で昨年交際2年目の記念日に 俊助よりプロポーズしてもらい 結婚これから私たち2人の幸せな日々が 始まるのだと期待に胸を膨ていたしかし ある日夫から義母が家に来ると言われた あき子今日母さんが家に遊びに来るからえ お母さんがと聞くと玄関のチャイムが鳴っ たあああほらほら来たとニコニコしながら シトを出迎える夫もうアホになるというの に母が家に来ただけでの夫交際している時 からこうだ蝶がつく マザコン現在の仕事も母の知り合いのつて で店長のざで登り詰めたの だ俊助のことは好きだが唯一私が引いて しまう夫の一面 だ俊助久しぶり ね母さん遠いのにわざわざ悪いなさあさあ 上がってあらあき子さんいたのと露骨に嫌 な顔をする姑 と姑とは現在68歳で年金生活をして いる姑とには娘と息子の俊助2人の子供が いるが俊助がまだ小学生の頃に夫と離婚を しいシングルマザー だ娘は結婚し都内に住んでいるらしく家も 遠いのでほとんど会わないようだが俊助と 姑とは頻繁に連絡を取っているようで月に 1回はこうして家に来て会って いるおそらく息子が大好きな姑とは私に 息子を取られたと思っているのか私の顔を 見るといつも嫌そうな顔するの だお母さんお久しぶりです今日は何かあっ たんです か何よ用がないと来ちゃいけないわけい いえそんなことないのですが今日からお盆 なので何かあったのかなっ てそう世間一般では今日からお盆休み 私も今日はすと結婚してから初めての大型 休だったので海にでも行こうか日帰りで どこかに出かけようか昨日からいっぱい 調べていたの だ今日からお盆だからこの家に泊まりに来
たのよあ今日から泊まるんだっけいつまで いてくれるんだそうねお盆休みの最終日 までいようかしら今日はどこへ 行くそうだなそういえば今日近くの公園で お祭りやってるみたいで花火も上がる らしいぞ一緒に 行こうなんて私のことはそっちの気で 盛り上がる夫と姑と今日からお盆休みの間 ずっと止まるってえちょっと俊助私は そんなこと聞いてないんだけどそれに今日 は2人で出かけるって言ってなかったっけ ああ言ってなかったっけ俺は2人で 出かけるんじゃなくて母さんも一緒に3人 で出かけるつもりだっ たえ3人でそれにそんな急に言われても 寝る場所もないしと遠回しに夫にやめてよ と伝えているつもりなのだが夫は全く 気づいておらず寝る場所くらい和室を使え ばいいじゃん布団は俺が今から買ってくる しそれにご飯ももお母さんが作ってくれる だろうしお盆の間はあき子も家事サボれる じゃん家事をさぼりたいとかじゃなくてと 必死に抵抗するもんなにあきこさんそんな に私が止まるのが嫌な わけそうだよあき子もひどいよなえいえ そういう意味じゃないんですと否定する しかなかった内心 嫌に決まってるだろと思い ながらそして結局お盆の間毎日止まること になった 姑じゃあ俺は布団買いに行ってくるよと 走って家を出て いく姑とと2人にされた私身勝手な夫の 行動に本当にけが刺す次の日からはと言う とここよくない一緒に明日行こうよと ウキウキしながら提案するとああいいな 母さんもここなら喜ぶよと全てのデートに シトを連れて行き出す 始末結局お盆休みの間は夫と2人で ゆっくりすることも一緒に出かけることも できなかっ たしかし今日でそんな日々も最終日だ せっかくのお盆休みが終わしまうのは 悲しかったがシトが今日帰ると思う方が 嬉しかっ た長い間お邪魔しましたと荷物をまとめ 帰ろうとする姑とに夫が突然え母さん帰る のかあそうだこれからここに住みなよと 衝撃の発言をした私ははと思わず夫に ぶち切れそうになったが私とは反対に目を 輝かせていいのまさか息子から提案して くれるなんて本当にいい息子を持ったわ ちょちょっと待ってくださいと喜ぶ姑とを 止め夫に俊助なんで勝手に決めるのよ私の 意見も聞いてよはなんだよ何が不満なんだ
よまさか母さんをまた1人の家に返す つもりか急に言われてもこっちの生活も あるんだから困るに決まってるでしょ一度 冷静になってよお前ってそんな嫌なやだっ たかとにかく母さんは今日から一緒に住む から口出すなよと怒鳴り始め たそんな息子の発言を聞きとても嬉しそう な 姑じゃあすぐに荷物をまとめてこっちに 引っ越すわと楽しげに家を後にした私は 元々意見を言うのが苦手なタイプだがこう も話が通じない2人にはなおさら何も言え なかっ たそしてそれから数時間後たくさんの荷物 を抱え我が家にやってきた姑とめ結局中は 強制的に同居が始まっ た それからの日々は毎日最悪なものだっ た仕事から帰るとダイニングテーブルには 2人分のご飯が用意されておりえっとこれ はどういうことです かあなたのご飯はないから何かコンビニで 買ってきなさいと言われ露骨な嫌がらせを されたり早く家から出ていきなさいよと 毎日のように嫌みを言ってくるので思わず お母さんて本当に私のこと嫌いですよね私 何かお母さんに嫌われるようなことして ますかと聞いてしまったすると姑とはええ 大嫌いよ特に何もしてないけどね存在が嫌 なのよ存在って俊助を独り占めしようとし てああ行くたらしいとしっしっと私を 追い払う我慢の限界が来た私は夫にシトと の同居を考え直すように説得することにし たもう限界よお母さん私に嫌がらせばかり するし嫌みばっかり言ってくるのよもう 無理だわ一緒に暮らせ ないなんだようるせえな嫌な態度を取って いるのはお前だろ何私がそんなわけない でしょ何を言われても大人しく耐えてるわ よ嘘つけ母さんにあき子の態度が悪いって 相談されたぞ俺はあき子がそんなことする はずがないって信じていたけど今日のお前 の発言で分かったよお母さんの方を信じる の当たり前だろ最低ねそんなにお母さんが 好きならお母さんと結婚すればよかった じゃ ない思わず口が滑ってしまいあ言いすぎた と思ったのだがなんと夫は俺も母さんが 母親じゃなければ母さんと結婚したかった さと平気で言い出す夫えさすがの私も夫の この発言にはどん引きしたとにかくこれ 以上母さんのことを悪く言うなら婚だぞえ 婚ああそうだこいつは何を言っているの だろうかなぜ私のことをちっとも気遣って くれない
のほら前から用意してたんだよ離婚届け 母さんと一緒に住めないと言うなら離婚だ からなそう言って記入済み離婚届けを床に 投げ捨てたまさか離婚届けまで用意して いる なんて私が姑からの嫌がらせにいに夫は私 に姑との同を続けさせるための脅し道具と して離婚届けを用意していたのだそう 分かったわひとまず今日からこの家を出て いくしばらくの間お互い考え直しましょう ああそうだなとりあえず頭冷やせよとなぜ か責められる 私夫が脅しで行ってきた通りすぐに離婚届 を提出し離婚してもよかったが喧嘩の延長 戦で勢いで離婚するのは良く ないそれに私の父は1人娘の私の結婚を とても喜んでくれてい た父を悲しませるわけにはいかないので 簡単に離婚はできないと思いひとまず離婚 はせずに別を選択したの だが 夫も姑も少しは考え直してくれるのでは ないかとどこかで思ってい た次の日私は実家に戻り父に事情を説明し た突然実家に戻った私に父はかなり驚いて いた が大丈夫か無理はするなあき子があきこ らしく幸せでいてくれたら俺たちは何も 望まないさほらいつまで持ち込んでいない で肉だ肉食えと私の大好きなお肉を 差し出し不器用ながらに慰めてくくれる父 ありがとうあお肉美味しいと泣きながら肉 を食べ た父は有名な焼肉屋を経営しており店舗数 もかなり多くやり手の社長だ母は昨年癌で 亡くなってしまったため今は1人で暮らし て いる私が幼い頃から朝から晩まで働き毎日 忙しい日々を送っていたが休みの日には 必ず遊園地や水族館や公園に連れて行って くれていっぱい遊んでくれたの だ仕事もできて優しくてたましい父が私は 好きだっ た俊助と別居してから2週間ほどが経った 頃暗い顔をした父が帰宅したどどうした の実は胃がんだったんだえガンなんでなん でお父さんまであき子ごめんな昨年母さん をなくして悲しい思いをしたばかりだって いうのにといつもより弱気な父ねでも治療 すれば治るんでしょ いやもう他にも転移している らしい そんなあき子も別居中で大変な時期なのに な迷惑かけてごめんな私のことはどうでも いいのよそれよりなんでなんでお父さんが
と泣き崩れたしかし幸いなことに私は介護 師で今は別居中 父が亡くなってしまうその日まで私は懸命 に父を支えることに決めたの だ数日後夫から何度も着信が来ていた私は すぐにかけ直し 今更 何なんで戻ってこないんだよもう2週間 以上経つぞ早く帰って来い よお父さん癌と診断されたの今日から私は お父さんの介護するわだからもう戻らない ああまあいいわ俺も母さんがいるし お父さんが死んじゃったら戻ってこい よ落ち込む私を無視した最低な発言をする 夫ふうんまあいいわって死んじゃった らって一言一言が最低すぎるこんなやつが 私の夫だった の私は自分の中で何かの意が切れたような 気がし たそれからしばらく私は仕事を給養し父と の時間だけを大切に過ごし たあきここんな親父のために毎日毎日 ありがとう な何言ってるのよ私が小さい頃お父さん だって毎日私の面倒を見てくれたでしょう それと変わらないのこうやってまた一緒に 暮らせて嬉しいよ本当に優しい子育だった なお父さんは幸せ者だよあき子お前も絶対 に幸せになるんだ ぞお父さんありがとう私もお父さんが お父さんで良かった よそれから数日後父は亡くなっ た悲しみにくれる暇もなく忙しくおつやや 葬儀を済ませた 父の遺品を整理していると夫から電話が 鳴っ た今はあんなやと話したくないと無視して いたが毎日のように電話が鳴る本当に しつこい男だ私は迷わず着きした正直 マザコンウットのことなどもうどうでも 良かったのだすると突然インターホンの チャイムが鳴るインターホンを覗くとそこ には夫と姑との姿があるえ何何しに来たの よお前が電話に出ないからだろわざわざ こんなとこまで会いに来てやったんだよ もう考えたくなかったのよお父さんが お父さんが亡くなった のかれた声でつぶやく私に夫がかけた言葉 は慰めの言葉でもなんでもなく最低な一言 だったああガンて言ってたもんなお父さん もとうとう言っちまったかすごく優しい お父さんだったの本当に大好きだったの にあき子ってお母さんもこの前亡くなった よなっていうことはお父さんの遺産は全部 あきこに相続されるってことじゃねえか
やったなやっと遺産がもらえるなどこか 旅行でも行こうかいいわねそのお金で家族 でハワイ旅行でも行きましょうよえ何言っ てるの本気で言ってんのあなたのお父さん 経営者で結構なお金持ちみたいね遺産が あればハワイ旅行に1週間くらい行けるん じゃない悲しく号泣している私に優しい 言葉の1つもかけず遺産を全て相続できる と思い上がり喜ぶ2人久々にあったこの 2人はやはり相変わらずのク親子だった この勘違い親子に本当のことを教えて あげようは何言ってるんですか私たち離婚 してますけど えだから私と俊助さんはもう赤の他人です なので俊助さんに私の父の遺産なんて1円 も入りません よそう私は父に幸せになるんだぞと言われ たあの一言で離婚を決意していた亡くなっ た母と父のためにも幸せになると決めたの だ私の幸せは夫と姑とと一緒にいると 見つからないそう確信していたあ嘘だろ 聞いてないぞいつの間にかそんなもの出し たんだよどういうことよ俊助の同意なく 離婚できるはずないでしょでたらめを言わ ないでちょうだい 慌てふためく夫と姑と俊助あなた忘れたの あなたが私に記入済みの離婚届け渡してき たじゃないご丁寧に印鑑まできちんと押し て夫はしばらく考えた後にあと声を漏らす やっと思い出したようだあの離婚届けは 冗談じゃないかちょっと脅すために使った だけだろ本当に役所に出したのか当たり前 でしょあんたたちみたいなク親子もう顔も 見たくなかったのよ本当に離婚して正解 だったわえしんすけなんでそんなものを 渡したのあなたもうすぐしたら産が入る からって2人で旅行の計画をしていたじゃ ない私たちの海外旅行はどうなるのよと夫 の肩を揺らすえそんなこと計画していたん ですか本当に毒ですね父が死んで私は本当 に辛かったのに父の死を待っていたなんて ね悪かったよでも遺産はちょっとくらい 分けてくれてもいいだろうバカなのもう私 の名義で相続済みだし他人のあんたに渡す お金なんてあるわけないでしょそんなこと 言うなよひどいじゃないかひどいひどいの はどっちよ私がを出すと思っていなかった のだろう夫と姑とはビクッと一瞬移植する ずっとずっとあんたたちとの生活が苦痛で 仕方なかったやっと解放されたのに次は何 遺産ですって本当に気持ち悪い今すぐこの 家から出て行ってとぶち切れた夫と姑とは やっと観念したようでとぼとぼと帰って 行ったその後母さんの嫌がらせのせいで あき子は出ていったんだぞ私のせいだと
いうのあなたが脅すためとか言って離婚 届けを書いたのがいけないんでしょなんだ と俺のせいなのかそもそも誰のおかげで この家に住めていると思ってるんだと どっちが悪いの言い合いが続き舟になり 義母は家を出ていき今は年金で暮らせる 小さなアパートで1人暮らしをしている らしい夫はと言うと母の知り合いのつてで 不動産屋の仕事をしていたのだが母と舟に なりその知り合いとも疎遠おかげで不動産 屋の仕事ができなくなった らしい元々1人じゃ何もできない男だ母が いないだけで仕事も失うなんて本当に 情けない今はアルバイトをかけ持ちし ながらひもじい暮らしをしている私はと 言うと職場の後輩の男の子に恋をしている ああき子さん今日よかったら一緒にご飯で もお願いしますと手を出されたなんて 不器用なお誘いだと思ったが喜んで ちゃんとお店予約しているんでしょうね もちろんですあき子さんお肉好きって言っ てたでしょちゃんと焼肉や予約してますえ 初デートが焼肉全然ロマンチックじゃない そんなこと言わないでくださいと言い ながらくっついてくる後輩そんな年下の 男の子が可愛くて仕方がないお母さん お父さん今度こそ絶対に幸せになるよそう 天国にいる2人に語りかけるのであっ た カリナこの結婚はやめた方が いい結婚式当日ウェディングドレスを着た 私を見た祖母は真面目な顔で私に告げて くる え祖母の思いもよらない言葉に私は一瞬 固まってしまうおおばあちゃんどうして そんなこと言うのそれ は私が問い詰めると祖母は口を濁した母が フォローするように私に 告げる実はねおばあちゃんには不思議な力 があるのよだからおばあちゃんの言うこと は素直に聞いた方がいい わ私は2人の言葉にかっとなるは不思議な 力とか意味わかんない孫がお嫁に行くのが 寂しいからって適当なこと言わないでお ばあちゃんなら私の幸せを1番に喜んで くれると思ったのに待ってカリナ話を聞い てもうおばあちゃんなんて知らない [音楽] 私は祖母の聖書を振り切り新郎側の親族控 室に向かっ た私はカリナ小さい頃からおばあちゃん子 で近所に住んでいる祖母の家にしょっち 入り浸っていたおばあちゃんただいまああ カリナ小学校はどうだったあのねお昼休み にお友達とみんなでドッジボールしたの
あと国語のテストで100点だったんだよ そうかそうかそれは良かったねカリナは 本当に優しくて賢い子だ よ学校からの帰りはいつも祖母の家により 母に話す前にそに1日に会ったことを報告 していたいつも私の味方で私を褒めて くれるそには両親には言えないようなこと も何でも言うことができ たおばあちゃんあのねクラスのまどか ちゃんがね私の悪口ばっかり行ってくるの 私まどかちゃんに何も悪いことしてないの にまどかちゃんって同じ町内会の斎藤さん の男の子かいうん心配しないでいいその うちまどかちゃんはカリナに直会をかけ たりできなくなるはずだから本当ああお ばあちゃんを信じ なさいするとその数ヶ月後まどかちゃんは 転校していった私はますます祖母のことを 頼りにし何でも悩みを相談するようになっ ていく高校大学と成長するになるとさすが に毎日通うわけにはいかなかったが私の心 の中には常に祖母の存在があっ た社会人になり上司にきつく当たられノゼ 気味になっている時も励ましてくれたのは 祖母だったお正月家族みんなで集まった時 祖母はすぐに私の元気のない様子に気づい て くれるカリナ何かあったのかいやっぱりお ばあちゃんには隠せないねはの上司とりが 合わなくてちょっと精神的に参ってるんだ カリナは営業補佐だったかな上司っていう のは直属の上司なのかい名前は佐々木課長 って人なんだけどちょっと言い方がきつい 人なんだよねあでも私だけが言われてる わけじゃないから私がもっと強くならない となんだけどお前は昔から優しい子だから 人一倍気にしちゃうんだろうねでもお前は そのままでいいんだよなるべくその人の 言葉は聞き流すようにしてあと数ヶ月 踏ん張ってごらんそうしたらきっと解決 するからうんありがとうおばあちゃん私 頑張ってみる よ祖母に聞いてもらえたことですでに私の 心はだいぶ軽くなっていた私は祖母の言葉 を思い出しながら上司の暴言を聞き流し それから数ヶ月を過ごしたするとその4月 会社のみんながざわつき始め たどうしたのカリナ大ニュース佐々木課長 が移動になったんだって部下への態度が ひどくていろんなところから苦情が入った の上が問題だと感じて飛ばされたみたい え祖母の言った通り私の悩みは数ヶ月で あっさりと解決し私の祖母への信頼は ますます揺るぎないものとなっていっ たその後私は友人の紹介で知り合った後期
と付き合うようになりプロポーズされた時 も両親よりも先にそにそのことを伝えたお ばあちゃん私ね結婚することにしたのへえ よかったじゃないかお相手とはいつからお 付き合いしてたんだい付き合って半年記念 で昨日プロポーズされたの半年随分急だ けど大丈夫かい大丈夫だよ彼氏の後期は いい人で私のこともすごく大事にしてくれ てるの1日でも早く結婚したいからって もう私が憧れてた式場も予約してくれてる だからおばあちゃんも絶対式に来てね そりゃカリナの式にはもちろん行きたい けどその後期って人はどんな人なんだい こきは優しくて私の家族のこともすごく気 にしてくれてるのご両親が授業されている そうだから起業したお母さんのこともよく 知っているみたいそうかうちの家族をねで こきさんはカリナのどんなところが好きで プロポーズしてくれたんだいえなんかね見 たから運命を感じたんだってロマンチック でしょそんな直感でプロポーズしてくる ような男性は大丈夫かねもうおばあちゃん たら心配しすぎ後期なら大丈夫だ よ祖母は突然結婚を決めた私を心配して いるようだったが私の花嫁姿を見れば祖母 もきっと喜んでくれるだろう大好きなそが 元気なうちに結婚式に招待してあげられる ことも私には嬉しかった それでもやはり後期の実家に挨拶に行く時 には緊張した私後期のご両親に気に行って もらえるかなそんなに緊張しなくても 大丈夫だって父さんにも母さんにもカリナ のことやカリナの家族の話はよく聞かせ てるんだからう うん心配でたまらなかった私だったが後期 が優しく励ましてくれた通り後期の実家に つくなり私は義両親から熱烈に歓迎され カリナさんよく来てくれたわね後期から 聞いていた通り育ちの良さそうなお嬢さん だ食事の席でもお父さんとお母さんは私を べた褒めしてくれるカリナさんのお母様も 経営者なのよねうちも授業しているので 今度ゆっくり話をしたいわそうだな女性 企業家でしかも大成功を納めているなんて カリナさんの家計はやはり優秀ということ なんだろうななそうなんだよカリナみたい ないい子に出会えて俺も幸せだよ父さんも 母さんも両家の顔合わせの日を楽しみにし てくれよ な2人は私の家族にも興味を持ってくれて いたことや後期のサポートもあってその後 も会話は弾み帰る時には私はすっかり緊張 が溶けていたカリナ今日は疲れただろう ありがとなうんうんお父さんもお母さんも すごく優しかったから大丈夫
こきが私のことをよく伝えてくれていた おかげねありがとう俺はただありのママの カリナのいいところを伝えただけ俺が いかにカリナのことを大事に思ってるか 伝わったうんちゃんと伝わったし私も ますます後期と結婚したくなった よ優しい公約者とその家族にすっかり安心 した私は結婚へ向けての準備を着々と進め 始め たしかし結婚の報告をしたきりだったそば は婚式前に私に会って話したがっていたが 式の準備に終われなかなかその時間が取れ なかった次にようやく祖母と話せたのは式 当日になってからだっ たカリナこの結婚はやめた方が いいウェディングドレスを着た私を見た そばは真面目な顔で私に告げてくる えそばの思いもよらない言葉に私は一瞬 固まってしまうおおばあちゃんどうして そんなこと言うのそれは私が問い詰めると 祖母は口を濁した母がフォローするように 私に告げる実はねおばあちゃんには不思議 な力があるのよだからおばあちゃんの言う ことは素直に聞いた方がいい わ私は2人の言葉にかっなるは不思議な力 とか意味わかんない孫がお嫁に行くのが 寂しいからって適当なこと言わないでお ばあちゃんなら私の幸せを1番に喜んで くれると思ったのに待ってカリナ話を聞い てもうおばあちゃんなんて知ら ない私は祖母の聖書を振り切り新郎側の 親族控室に向かった後期の両親ならきっと ウェディングドレス姿の私を見て褒めて くれるはず控室の中からはこきとお父さん お母さんの話し声が聞こえて くるドアをノックしようとした私は中から 聞こえてきた期のことで手を 止める あああカリナの家の財産をもらうためとは いえいい夫のふりをするのはマジで疲れる よ後期が何を言っているのか理解できず その場を動けずにいると義両親の言葉も 聞こえてくるそんなこと言わないの結婚し てしまえばこっちのものなんだから今日1 日は優しい新郎をしっかり演じて ちょうだいね分かってるってあいつの価値 なんて実家が金持ちなところしかないんだ から 今までカリナのご機嫌取りをしてストレス 溜まった分結婚したら実家からたっぷり金 をぶんどってやるさ後期くれぐれもうまく やるんだぞまずはこの結婚式を無事に終え たら母親の会社はお前が牛耳るんだばあ さんがくばった後の遺産の分配にもお前が しっかり1枚噛めよもちろんそのつもり
年寄りだからいつまで持つかとは思ってた けど結婚式まではしく生き残ってくれて 助かった今日の式が終わってすればばあ さんの遺産もこっちのもん だいつも私に優しくしてくれた後期と義 両親のあまりの代わりよに私は言葉を 失うこきが私と結婚したいと思ったのも 両親が私を嫁に迎えることを熱烈に歓迎し てくれたのも私の実家のお金が目当てだっ た私が見ていた後期と家族の姿は偽りの姿 だっ た私はショックが怒りに変わるのを感じて いった控室をノックしようとしていた手を 引っ込めて私はキスを返す今すぐ祖母に このことを伝えて謝らなければいけない私 が母と祖母の待控室に入ると2人は私の顔 を見るなり心配そうに駆け寄って くれるカリナ真っ青な顔してどうしたの 一体どこに行っていた の私は祖母と母に先ほど聞いたと親の会話 を伝えた祖母は私の言葉を静かに聞くと私 に尋ねてき たカリナはどうしたいい私 は自分の気持ちを祖母に伝えると祖母は私 のためなら何でも協力すると言ってくれる 祖母に今後のことを相談しているうちに式 の時間がやって くる私はお流されるまま式場に連れられて いっ た式が始まり私はバージンロードを歩いて いく歩く途中で祖母と目が合うと祖母は私 に力強く頷いてくれる私もおき返し誕生へ 進む新郎好奇あなたは神父カナと辞める時 も健やかなる時も永遠の愛を誓えますか はい誓い ますそして神父は私に 向き直る父カナあなたは放棄と辞める時も 健やかなる時も永遠の愛を誓えます か私はきっぱりと告げるいいえ誓いません 私の言葉に式場がどよめく私はこの結婚を 白死に戻したいと思いますそれを聞いた 後期が私に詰め寄るおお前何を言い出すん だよ理由もなく一方的に結婚をなしにする なんてありえないだろどうしてもって言う なら慰謝料を払ってもらうからなすると 祖母がツカツカと後期に歩みおる理由なら こっちにはちゃんとあるよカリナを金ずる としか思っていないあんたに大事な孫は やれないねはこのばば何言い出すんだよあ に逆らわない方がいいよ私には不思議な力 があるんだからおいおいばあさんボケ ちゃってるんじゃないの か祖母を馬鹿にする後期に私は静かに 告げるおばちゃんのは本当よ今までおばあ ちゃんに相談すると不思議といろんなこと
が解決するのだからおばあちゃんには期 たちが何をたんでいるかもお見通しで ずっとこの結婚には反対してたのよ冷静な 私の口調に後期は一瞬ひんだ様子を 見せるバカ言うなよそんな力あるわけない だろするとそばは不敵に笑うじゃあ確かめ てみるかい私にはあんたたが何をらんで いるか他にどんな悪を隠しているか手に 取るようにわかるよそそんなバカなカリナ の母親の会社まで乗っ取って自分たちの しり主をさろうとしていたのかもしれない がそうはいかないよあんたたちの授業が今 までどれだけ悪どいことをしてきたのか今 この場で暴露してもいいんだ よ祖母の言葉を聞き後期の両親が慌てて 止めるまてくれ何が望みなんだ私の望みは ただ1つ孫の幸せだよ慰謝料なんてみつい こと言わずにさっさと結婚を白しに戻し 私たち家族の前に2度と現れるんじゃない よわ分かった結婚は白しに戻す慰謝料も 請求しない2度とカリナさんや家族に 近づかないと 誓う義父の言葉に後期は反発するはなんで うちがそんなに譲歩しなきゃいけないんだ よバカ黙ってろ今この場で全てを暴露さ れるダメージを考えろ暴露ってやっぱり 後ろめたいところがあるのかしら今まで どれだけ悪どい授業をしてきたの かしら3列者たちがざわめき出す祖母は口 を継ぐんだが後期の両親の慌て用から逆に 財産目当てで結婚したことや後ろめたい ことがあることが3列者たちには明らかに なってしまったようだったここれは違うん です私たちはただ なんとかごまかそうとした義父だったが3 列者の疑念を払拭することはできなかっ たその後後期の両親の授業は人を騙して 資金を増やしていっていたことなどがばれ 周りからの信頼は型落ちになっていく取引 先からも見放され途端に事業は傾いて しまったらしい後期自身も信頼をなくし 職場でも重要なポストから外され出世も 絶望的になっていると 聞くまたが逆玉の腰に乗ろうと結婚相手を 探そうとするが社内だけでなく知り合いが 知り合いに噂を流し後期はお金でしか相手 を見ないというレッテルが貼られ結婚 どころか友人も後期に寄りつかなくなって いると聞いた今は家族3人人目をしんで ひっそりと暮らしているの だろう結婚が白死に戻った後私は改めて母 と一緒に祖母の家を訪ねたおばあちゃん 最初に期と結婚する時に止めてくれてたの に信じなくてごめんあの頃はおばあちゃん に本当に不思議な力があるなんて思っても
見なかったのすれとそばはあっけらかんと 話し 始める不思議な力何のことだい結婚式の時 に言ってたでしょあああれは嘘だよえだ だって後期の両親が悪事は働いてるって 見抜いたじゃない私はこきさんの実家の 会社の良くない噂を耳にしたから更新所に 頼んで調べたもらっただけだよそしたら 借金まみれでいかにも怪しかったからこれ は何か裏があるなと思ったんだよででも昔 もおばあちゃんに相談した途端に意地悪を 行ってきた子がすぐに転校したりきつく 当たる上司が移動になったりしたじゃない 年を取るといろんな知り合いから情報が 入ってくるからねどの子の両親が離婚して 引っ越すかとか上司の指導の仕方で会社に 苦情が増えているかとかをあらかじめ知っ ていただけだよちょちょちょっと待って 結婚式の時お母さんもおばあちゃんには 不思議な力があるから言うことを聞いた方 がいいって言ってたよねすると母は ちょっと気まずそうに白場するあの時は こきさんを信じ切っているカリナに本当の ことを言うのが気が引けたのよそれでなん とか真実を知らずに諦めてもらえないかと 思ってえじゃおばあちゃんはただの情報中 だっただけで特別な力なんてないってこと 私が聞くとそばは楽しそうに笑う当たり前 だろそんな力あるわけがないじゃないか けい子が苦しまれに言った言葉を聞いて こきさんたちが自滅するのに使えると思っ ただけだ よ不思議な力はなかったがおばあちゃんは かなりの上手だった結局おばあちゃんの はったりのおかげで後期の両親は勝手に 自分たちの印象を悪くし私は慰謝料を請求 されることもなく後期との結婚をなかった ことにできたのだから 小さい時から今までずっと祖母は私の ヒーローであり続けてくれたでもこれから は私も祖母を助けられるくらい成長し なければいけないそしていつか祖母が安心 できる相手を見つけて今度こそ祖母に心 から花嫁姿を喜んでもらうことを密かに 願うのだっ た息子も死んだしあなたは実家に帰る でしょこの家は私たちで住んであげるわ ね大切な夫が突然この世を去ってしまった 葬儀が終わった直後悲しみにくれる私の元 を訪れたのは夫の両親である 義父母そう多くないとはいえこの家には夫 と住んだ思い出が詰まっているのに一体 どうして私が出ていかなくてはいけないの かだが目元を吹く暇もない私に義母は無常 にもそう言い放つのだっ
[音楽] た私の名前はほか不動産屋に勤務する事務 員だ大切な夫であるたしとの出会いは私の 働く不動産屋がきっかけだっ た彼は私の同僚男性の兄で2人は非常に 兄弟なが良く勤務先が近いのもあってよく 顔を見せに来てい た同じ事務員として働いていたこともあり 私は後に議定となる同僚とも親しくして いるそれが縁で彼から実刑を紹介して もらった形 だやがて私が兄弟に呼ばれる形で一緒に ランチを取るなど時間を共にする機会が 増えて いくたしのことは話も合うし明るくていい 人だと認識していたが男性として意識して いたわけではない向こうもそうだろうと 思っていたある日のこと関係が変わる きっかけの出来事が起きた同僚が予約した 店で待ち合わせたのに彼だけ休養で参加 できなくなってしまったの だだが予約をキャンセルするのはもったい ないそういうことで初めて2人きりになる 機会が訪れ たあから知ったのだがこの日は兄弟で口裏 を合わせており議定が兄にお願いされて 2人になれるよう画策していたそう だ料理が美味しいこともあって話は弾み 私たちはお互いの追いたちや価値観など 私たちは一気に親密な関係になっていくの に気がつい た彼の内面に触れれば触れるほどその 温かみのある笑顔に私はどんどん惹かれて いったのだ この日をきっかけに私たちの関係は変化 そして結婚に至るまでに時間はそうかから なかっ た議定の計いがなければ実現しなかった そういう意味でもこれから起きる出来事に おいても彼には感謝してもしきれないの だそして義量との顔合わせの日を 迎える不安でいっぱいだった私に 両親はとても穏やかに私を迎えてくれ た思いやりのあるやり取りが続き私も緊張 が溶けて いく来てくれて本当に嬉しいわ私たち ほのかさんと会うのが本当に楽しみだった の今日がいい日になればって料理も たくさん作ったの よギボがそう言って色々と世話を焼いて くれる両親は長である夫と同様に自立心が 強い人たちでとても親しみやすかっ た私は疑実家での時間を楽しく過ごせた ことに安どし感謝の気持ちでいっぱいだっ た何度か交流を重ねても義両親は私たちの
幸せを応援してくれているだけで結婚や 子供は押し付けない距離感を保ってくれて いるやがて疑実家で同居するかといういう 話も出たが私たちにはマイホームを立てる 計画があった実は祖父が家を残してくれて いるん です私が説明すると義両親たちは真剣に 聞いて頷い た祖父にとって私はたった1人の孫娘だ からとても可愛がってくれておりついには 内装まで完璧にリフォームした立派な 家付きの土地を相続してくれたのだ祖父は 相続手続きが終わるのを待っていたように この世去ったその土地は近く再開発が行わ れたこともあり立地の良さから時価が 高等しかし不動産業界に長くいる私には 分かる自分たちが住むよりも思い切って 売却してしまう方が理想のマイホーム計画 に役立つのだ祖父の愛情には感謝している が続した家は住んでも売っても構わないと 言われていたので私たちはすでに売却を 考えてい た結婚後私たちはそこへ移り住んだだが 勤め先からも距離がありいくら立地が良く ても住み続けるのは 難しい売却の計画も進む中ある日私たちの 生活に大きな変化が訪れて しまう営業食である夫に転勤が命じられた のだ 彼の勤め先は全国に死者のある大きな 企業新婚でも適任が夫しかいないと言われ 事例なので断ることもでき ない連休には必ず帰ってくるからそれに 両親が遊びに来るって無理しなくていい けど2人を遊びに連れて行ってあげてくれ ない かお父さんもお母さんもとてもいい人だし 出かけるのは問題ないわだけど家をを 手放すのは先になりそう ね私の仕事のこともあるので夫の単身不妊 が 決まる突然のことだが私は寂しさや心配を こらえ再び一緒に生活できる日まで待つ しかなかっ た夫が言っていた通り休みの日になれば義 両親特に義母は頻繁に遊びに来てくれ た義母も昔は義父の出張などがあったから 幼い子供たちをえながら何度も孤独に耐え たと話して くれる子供がいなくても家族の思い出を 育むことはできるわよ渡と出かけましょう 買い物でもすれば気分も晴れるわ行き ましょうほかさん義母のおかげで私は 寂しい思いをすることもなくむしろ忙しい 休日になるほどだしかし少しずつ気になる
ことが目立ち始め た私の仕事が休みの日にはほぼ必ず義母が 外出に誘って くれるそれはいいのだが1ヶ月が経つ頃に は義母のお誘いはやや強引で私の疲れや 家事などお構いなしな様子が見られてきた のだ今週は休みたくてと私が言えば義母は まるでこちらがわがままを言ったかのよう に眉を しかめるでも一緒に出かけるのは楽しい じゃないそれとも私とのが嫌だっていうの かしらそそういうわけじゃありませんでも 毎週連れ出せてもらっているのでお母さん もお休みが必要じゃありません か悲しそうな顔をする義母慌てて誤解を 解こうとしても彼女は全く聞く耳を持とう とし ない困惑しながらも了承すると義母は パーっと笑顔を見せて私にしつこく追い すがったことなど忘れたように振る舞うの だ義母の言動に対する疑念は私の中で次第 に大きくなって いく無理やり誘い出される場所は高額な 脂質が重んでいく店 ばかりブランドショップでの買い物や高級 な食事が続く上に支払いは私の負担になる よう しける義母は先に店を出ていってしまう ことが多く残された私が支払わざるを得 ない支払いに 礼も後で支払ってくれることも一切 ない確かに持があってお給料も十分もらっ ているから貯蓄にうれいはないだが夫婦 揃ってこれまで節制を心がけてきたから 義母の贅沢な振舞には違和感を覚えざるを 得なかった義両親が揃うこともあったが その場合も同様むしろ義父も加わって私の 負担は重くなるばかり 解決する必要があるとは分かっていたが夫 にはなかなか相談ができない彼は連休には 必ず帰ってくると言っていたが不妊先の 営業所はかなり忙しくなかなか帰って来 られないのだ母から毎週お出かけして るって聞いたけどうまくやれてる心配は なさ そう夫とテレビ電話をつぐと目の下の熊や 少し痩せた頬が目立つ 仕事の疲れが残っているのがよく分かって しまったそこで義母との問題について 触れるのも申し訳なくて私はつい強がりを 見せて しまうお母さんにはすごくよくしてもらっ てるよただしも体に気をつけてね私は 大丈夫だから心配しないで ね私は夫にはごしながら義両親との公有費
を出すことは断れずにいたしかし彼らの 態度は次第にエスカレートしついには私が 今日は出かけられないと主張するとこんな ことを言い出したじゃあねえちょっとだけ お金を貸してくれないえお金を私が払うん ですかちょっとだけ本当に少しだけなんだ からレストランもう予約しちゃったのよ 代わりに他のお友達を連れて行くから 持ち合わせがない分だけ出してもらえる 断りたかったがそうすると話がこじれて 拉致が開かなくなる支払うしかないと諦め 私は財布を開いただがこんな態度は夫の前 では決して見せなかったただしさんにお 願いしてみてわとそれとなく義母に探りを 入れてみたところただしに言うなんてみと もないという答えが帰ってきて 驚く長男には恥ずかしくて言えないから その嫁に無心すればいいと思っているの だ私は義母のことはとくに諦めお金を要求 されるのが日常的なことになってしまっ た少なくとも小遣いと称したお金を渡せば 義母は私を無理やり連れ出すのをやめて くれるから だ大きな問題に発展してしまっていたのは 分かっていたしかし義母との対話がまま ならないことで私もれきってしまっていた のだ義母の行動はますます不可解で奇妙な ものになって いく事前の連絡なしに突然やってきたかと 思うと家の内外を舐め回すように眺めるの は自宅のプライバシーを犯されているよう な気になっ たほかさんのおじい様が残したものかしら このちょうど品て素晴らしいわねこんなに 高級なものを揃える余裕があるなんて 家具のいくつかは祖父が好んでいた アンティークが残されている義母はそれら を気に入っているようで押しかけてきては うっとりと眺めるなどまるで自分のものの ように楽しんで いるここは私と夫の家だ私はついに義母の 言動を打ち明けることを考え始め た夫は驚くかもしれないが彼女に対処する 方法を一緒に考えられたらどれだけいか 義母の行動は決して気持ちのいいものでは ないいくら義理の親子といえども プライベートを侵害する行為 だしかしそれと時を同じくして夫の単身 不妊の期間が決まっ たあと少しだけ我慢すれば帰ってくるし夫 がいれば義両親もお金を無心してくるのも 終わりだろう私の心にはほんのりと希望が 芽生えた 夫も毎日頑張って働いているのだから私の 辛抱もあと少しだそうして夫との再開を
心待ちにしていたが事態は思わぬ方向に 転がっていくえたしが倒れて病院に頭が 真っ白になる連絡をくれたのは不妊先の 同僚の方で私は慌てて病院に向かう多忙が たたったのか突然心臓発作を起こしたのだ たしは救急車で搬送されたが間に合わず 健康が取り選った優しい夫は誰にも良き できない発作であっという間に帰らぬ人と なった私は現実を受け入れることもでき ないまま葬儀を迎えた強い喪失感であまり 覚えてない議定が駆けつけ雑はほとんど 変わってくれ たごめんなさいさあなたもお兄さんを なくしたところなのにたくさん手伝って もらって兄の葬儀だから手伝うのは当然だ よそれより土地のことは大丈夫家の準備は 済んだ葬儀の終わり頃片付けをしながら 議定と 話し込む私はそれに頷いてばっちりよと 答え たそして夫の葬儀が終わった数日後両親が 揃って家を訪ねてきた だが私を慰めに来たのではないのは目に 見えて明らかだっ た息子のことは突然で残念だったけれど 私たちがいるから大丈夫よ心配しないでね 義母の顔はなぜかニヤニヤと笑っている さらに驚くべきことに彼女はトラックを 手配しておりその中には実家の家具など 荷物がぎっしり詰まっているの だ私は驚きと混乱で声も出なかったこれは どう見ても引っ越しではないか義母たちは 相談もないままこしてこようとしている何 が彼女たちをそうさせるのかだがその答え は明白 だまさかうちの土地が目当てで混乱し ながらもずっと心のうちにあった懸念を 言葉にする義母はにやりと冷たい笑を見せ た 自家が随分跳ね上がったようねずっとこの 家を狙ってたのよというかあなたが息子と 結婚できたのはこの遺産のおかげよ早足し たのがあなただったから結婚を許してあげ た の絶望感でいっぱいになり言葉をなくす 私お母さんたちは私と住むということです かえ何バカなこと言ってるのよ混乱した ままを尋ねると義母は眉を釣り上げたたし の死は思いもよらない出来事ではあったが 実はそうでなくとも義母はこの家を手に 入れるつもりだった義両親は私を追い出し この土地の主になり変わっとしているのだ そして私はこの家を離れると勝手に 思い込んでいた 様子息子も死んじゃったしあなたは実家に
帰るんでしょこの家は空っぽになって かわいそうだから私たちで住んであげるわ ねだから心配しないでいいって言ってるの よ歪んだようなニヤニヤとした笑顔に 変わる義母私は恐怖心を抱きながらも彼女 の間違いを指摘したもうこの家は売れまし た けど義母の誤解を笑わないようこらえたが 半笑いの表情は隠せない大して義母はと 凍りついたちょうどその時全く別の 引っ越し業者のトラックが到着 するすみませんオタクへの搬入で伺ったん ですけど同業他者のトラックが止まって いるためか屈強な業者が降りて確認のため に私たちへ声をかけ た義母が手配した業者も降りてくる作業が 始められない上に別のトラックが来たこと でたごではないと気づいたのだろう義両親 へと説明を求めるが2人とも慌ててしまい 容量を得ないこのまま全員で言い争っても 拉致が開か ない慌てふためく義両親を見て私も ようやく冷静さを取り戻し始めたその後は トラックをどかすようテキパキと指示を 出すこの家にはもう買手がついて契約も 成立しています新しいご家族が入居するの で他人の家にこの人たちの荷物は搬入でき ませんよ ね業者たちも業転する中ちょうど高級な自 用者が到着し た降りてきたのは裕福そうな夫婦とその 子供 たち実はこの土地はすでに私のものでは ない彼らが新しい所有者だ義両親は ますます混乱し何が起こっているのか理解 できていないよ だ早くトラックをどかしてください新しい 入居者の作業が始められないの でなんとか義母側のトラックをどかせると 引っ越し業者はすぐに作業に取りかかり 計画された手順であたらしい家具を 運ぶ義母たちはそれを受け入れられず玄関 先で私にしつこく食い下がり始めた買手で あるご主人は家族を車に避難させると こちらへ駆けつけて問い詰められるなど また別の混乱が始まって しまう一体誰なんですかこれは私たち家族 が買いとったんですよトラックも早く帰ら せて くださいまさか義両親が訪ねてくるとは 思わなかったので私も平謝りしてなんとか 入院を下げて もらうだがそこで帰らないのが義母たちだ なんと私たちを押しのけるようにして家へ 突進しかし当たり前だが家の中も2人が
知る姿とは変わり果てて いる私たち夫婦が使っていた家具は何も 残っていない義母はその光景に驚愕し発狂 して騒ぎ始めた何これ家が空っぽになっ てるじゃないあのアンティーク家具も証明 もお気に入りだったのにちょっとどういう ことは何が起っているのか理解できず分 入居者がついに警察に通報しますよと隣り てるとオロオロするばかりだった義父が 弾かれるように走り義母を引きずって撤退 さ せる現場から少し離れるとヒートアップし ていた義母もいくらか方針し静かに なるひとまず私は入居者への謝罪を先に 行っ たがきないとも限らないと言われ義両親の 使命や住所を控えることでどうにか解放し て もらう強い疲労感を抱えていたがまだ義 両親への説明が残っている私は2人の元に 戻ると冷静に夫の亡くなる数日前には 引っ越しが関連をしていたことを伝え たこの家は元々土地ごと売却する予定でし たから当初の計画通りです 夫の単身不妊があったので1度はストップ してしまったのだがこんなにもスムーズに 話を進められたのにはある背景が ある私たちの決断を後押ししてくれたのは 議定だっ た私はお金まで無心するようになった義 両親の変化に戸惑っていたが夫には心配を かけたくなくて相談できず塞ぎ込む日々が 続いて いるそれに気づいで救ってくれたのが議定 だ彼は義実家との折り合いが悪いそうで 困ったことがあれば手だけすると言って くれてい た私は夫婦なも義両親との関係も悪くし たくなくて公害しないと約束してくれた 議定を信じ思い切って全てを相談すること に話を聞くと彼は義両親に対して大 激怒夫の弟であり私の先の同僚である彼は 義両親のたみをよく理解していたの だそして議定にとっては兄の正しが唯一の 家族その妻である私も家族同然だと いううちの親はいずれあの家で同居しよう とするか都合よく2人を追い出して自分 たちのものにしようとすると 思う議定曰く義両親はどちらも世間知らず なぐらいの高級 見えっぱりな上に手段を選ばない特に義母 の方はひどいわがままで外面がいいうちは 素敵なご夫人を気取っているが本当は自分 の都合しか考えていない悪で血のつがった 家族だからこそ議定が話す義両親の
エピソードは強烈なもの ばかり後継である長男の前では取りろって いるので夫は義両親のこういった姿は知ら に住んだの だろうともかく義両親に奪われないよう 早めに土地を売却しておくべきだと提案さ れ た私は議定の意見に賛同し売却の手続きを 進めることに決め たどんなに大切な祖父から残されたものだ としてもこの家の存在が夫婦の障害になる ことは避けたかっ たむしろ大切だからこそ加工を残したく なかったのだ もちろん勝手に決めたわけではない生前の 夫とも話し合い同意をもらったその際に夫 は義両親の行動を全て知ることとなる本当 は知らせたくはなかったのだが売却は私 だけでは全て完Myできないだが彼は私が 相談できなかった気持ちもきちんと組んで くれてその上で義両親の行動を許せないと 断じてくれ たなくて済まなかったほかさえよければ 両親に動かれる前に売却を済ませて しまおうおじいさんから受けついだ大切な 家なのに申し訳ないうんうんトラブルに なるくらいなら手放しなさいって祖父も 賛成してくれるはずだ よ私は義両親との中ではなく夫との未来を 守るために土地を売ることを決めたのだ 売却に関しては不動産のエキスパートで あるが力を尽くし最適な海底を探してくれ た私がやるべきことは一刻も早く転居先を 探して引っ越すことと義両親にバレない ように自然に振る舞うこと家は私たちが 住んでいたため使用感はあるものの新築 同然でありその分だけ価格を抑えたそう するとすぐに買手を見つけられトト拍子に 売却が 成立それが先ほど到着したご一家だ本当は 引っ越し先である新しい家で直しの帰りを 待つ予定だったのに夫も売却を喜んでくれ ていたからそれだけが残念だ業者たちに よって敵パキと家具が搬入されていく 追い出された義両親およそに引っ越し作業 は着実に進行していっ た義両親は騒ぎ立てるでもなく呆然とそれ を見ていたがいつまでもそうしているわけ にはいか ない義両親が依頼した引っ越し業者が怒り 浸透の様子で説明を求めてきたのだ業者 からすればわけが分からない不で引っ越し のブッキングが起きて いるこんなことが起きるなんて信じられ ない契約違反だと義両親を問い詰めるが彼
らはしどろもどろで説明できてい ない結局火は一度引き取ることになったが 予想外の事態のため大幅な割り増し料金が 請求される らしい一連の流れをようやく理解したのか 義母は震えながら私にすがったここは長男 の嫁の家なんだから私たちの家よそう でしょこんなこと変よ ね苦しい言い訳を並べてなんとか説得 しようとしているが私はそれらを無視して 手荷物だけで立ち去る土地はに新しいご 一家のものであり私のものですらないのだ から答えるべきことは何もないの だ初なのかなど夫の包容はつがなく済んだ 義両親と顔を合わせることはあったが家の 件で私に何かを言いたそうにするも結局 言えずじまでこそこそと去っていくこちら も義両親に通すべき義理などはもはやない ので用事がないからほとんど喋ることも なくなった 私は何事もなく穏やかな日々を 過ごす新しい家で夫婦で再スタートする はずだった小さな家で夫をなくした悲しみ と 向き合う手元には売却で得た多額の貯金が あったがたしがいない今マイホームを 建てる計画は立ち消えだ職場にも復帰し ながら私は夫との数少ない思い出に浸り ながら少しずつ前向きにないくたに自分を 見つめなしてい た一方で義両親特に義母の方はやるせない 不満が溜まっていたの だろう私はもう関わりたくなかったので新 住居の場所も知らせていなかった私と 関わることもできずそのことが義母の中の 不満をさらに増大させたよう だ長男には見を張っていたし今更仲の悪い 議定のもにも行けないと言って私の居場所 も分から ないストレスは重なり続けやがて義母は 均衡を崩してしまっ たある日の深夜義母は売却された家の周り にガソリンを巻くという強行に出たのだ 幸い通りかかった近隣住民が不審に思い すぐに取りえられてこなきを得た警察に 通報されたところ腰やライターなども準備 していたことがわかり義母は放課ミスの 疑いで逮捕されて しまう火をつけられそうになったご主人は 相手が引っ越し日に押しかけてきた女性だ と分かると体操を立腹し絶対に起訴すると 私にも連絡が来た私は何度も頭を下げたが それは放火されかけたという恐ろしい経験 への謝罪であり義母の放課見はどうしよう もでき
ない結局家に執着している義母の立は免れ なかった私も再3の謝罪を行うことでなん とか許してもらい今後2度とこのような ことが起きないよう約束をかわした義母は 貧乏知らずで贅沢に育ち彼女が欲しがれば どんなものも手に入っ ただからこそあの家が欲しいという 思い通りにならない事態に苛立ちを感じ 歪んだ嫉妬心が芽生えたの だろう家も土地も恨めしく思うようになっ てしまい犯罪に手を染め最後には刑務所に 入ることとなった本来なら支える立場で ある義父は義母の逮捕をきっかけに喧嘩が 耐えなくなり彼女のことを見放して強引に 離婚を成立させてしまったそう だだからケーキが満了しても義母の帰る家 は完全に失われたただそれは彼女の選んだ 行動の結果と言えるだろう 議定は兄をなくして寂しがっていたが義士 がいるから辛抱できると言って私を励まし て くれる義両親との縁は無事に切れたが私は 家族を全て失ったわけではないのだ天国で 見守ってくれている夫のためにも穏やかな 日々を過ごそうと心に決め たいつもいつもどうしてあなたたちは私の ことを無視するんです かそう私が聞いた時決まって兄と兄の妻は 私のことを虫ケラでも見るような目で 見つめてあんたがどうしようもないバカだ からに決まってるじゃないのいつまでも この家にしがみついて私たちあんたのせい で毎日気分が悪いんだけどそうだぞ お前がいつまでもここにいるから俺たちも 自由気ままに過ごすことができないんだ それぐらいさして自分からいなくなって くれ よまさか自分の実の兄がこんなことを言う なんて私は思いもしませんでした私自身6 歳も年が離れた兄とはあまり交流がなかっ たのですがそれでもここまで私の気持ちや 事情を にする なんてしかも話はそれだけで終わったりし ませんでした出張が終わったらちゃんと 話しましょう兄さんもお姉さんも勘違いし てるからと言って私が出張で家を分けて そして家に帰ると自分が持っていた家の鍵 が扉に合いませんあれ鍵が開か ない鍵が合わないわけがないと私が ガチャガチとを立てていると家の中に義姉 と兄がいたみたいでインターホンから ちょっと泥棒みたいなことをやめてよね あんたはこの家の中には入れないんだから 鍵穴の周りを傷つけたら承知しないからな
お前が血の繋がった今後でも関係ない金を 請求して やる私は2人の言葉を聞いてすぐに理解し ました兄と兄嫁は私が家にいない間にこの 家の鍵を変えてしまったのですそして私の ことを追い出して私の荷物はどうしたの でしょうかいえもうそんなことを考える までもなく私は兄と兄嫁に対する怒りで頭 がいっぱいになっていましたそして私は すぐにこのバカな2人に対して復讐して やると心に決めたのです 私の名前はあみ現在29歳みそ手前で結婚 しようにも恋人がいないため少々焦って いるものの婚活をする暇もないほど忙しく していて焦っているところでした昔から私 は恋人を作るという行動が苦手でしただっ て恋人を作るとなると自分の時間を削る ことになりますし学生時代はやはり業が 優先だったこともあり私はどうしても恋愛 を優先することができませんでした周囲は 勉強よりも恋愛の方が大切だと言っている 人が何人もいましたけど私がその人たちと 一緒になって恋愛を優先させることはあり ませんでし たちなみに私の周りで1番恋愛に重き置い ていたのは私の6歳年上の兄の信吾でした 兄は父と母が結婚してすぐに生まれた子供 でした父と母はいわゆるデコというもので そのせいで父と母の実家からは感動同然で 追い出されたんだとかそして実家の力を 借りることができなかった父と母はなんと か兄のことを育てながら共働きの生活を 送りましたそして生活が落ち着いた時に妹 の私が生まれたのです6歳上の兄の存在は 小さい私には最初は頼もしかったのですが そんなことは言っていられないようなこと が起こりまし た俺はお前のことを認めないからなと言っ て兄が私のことを拒絶し始めたのですお前 俺が周りになんて呼ばれてるのか知ってる のか俺は振動って呼ばれてるんだお前 みたいなバカでのまな人間とは違うんだ どうやら父と母は若い時にできた息子で ある兄のことを猫かいがりしていたみたい で兄がおもちゃを組み立てるだけで天才だ 振動だと褒めちぎっていたみたいです父と 母が親馬なのは否めませんがそれを抜きに しても兄はそれなりに頭が良かったみたい です近所の子供たちの中で最初に喋るよう になったのも立って歩くようになったのも 兄だったと言われていましたし 小学校の成績も上位だったと聞いていまし たしかし人って褒められすぎると自尊心が 肥大化してしまうんですね兄は自分が褒め られることを結果が良かったおかげだとは
思わずに自分は天才で振動だからみんなが 褒めてくれるそして自分よりも天才じゃ ないやは見下してもいいと思うようになり ましたそして兄の周りにいた人間の中で兄 のそばにによくいて兄よりも劣っている ものといえば1番に私の顔を思い出したの でしょう兄は私のことをバカとかのまとか とにかくいろんな言葉で私のことを傷つけ ましたそのことを父も母もしばらくしたら 気づいて兄のことを叱ってくれましたが それで兄が止まるはずもなく父と母は別居 することになりました私の味方に立って くれた父と子供だから仕方がないと兄を かった母が大きな喧嘩をしてしまったのが 原因でした兄は母と一緒に家を出ていく日 になって私だけではなく父のことも父さん は見る目のないバカだ歩みよりも俺に目を かけた方が絶対にいいのになんて言って父 のことさえも馬鹿にしていましたあの時は 私も小さので言い返すことができません でしたが今なら言い返すことは多少できる と思いますそもそも親に面倒を見てもらっ ている子供の身分で父親と母親の言うこと を聞かないという時点で一体何が天才なん だ振動なんだという感じです時折り兄の 現在が親戚を通して私の耳に入ってきます がどう考えても兄は体したようには思え ません父からの を使って学力があまり必要ないと言われる 大学に通いその大学で二して卒業したと 聞きましたその後は知り合いの会社に 頼み込んで入社させてもらって今は せっせと働いているそういう話を聞いてい たのです が去年父が亡くなったという話を思い出し たのかいきなり兄が女性を1人連れて私が 暮らしている家にやってきたのです今日 から俺たちはここで暮らすからお前は俺の 妹なんだしこの家で暮らしていた父さんの 息子なんだからお前には拒否権はないんだ からなと言って兄と兄が連れてきた女性は ずかずかと家の中に上がり込んできました 私は2人のことを止めたかったのですが兄 の方が私よりも力がありますし私は1人で 相手は2人です私は玄関に立とうとしても 2人は私のことを押しのけてずかずかと家 に入り込んできたのです一応親戚を通して 父が亡くなった時連絡をしたのですが兄は 旅行中だからという理由で葬式に出ません でしたそんな兄がいきなり我が家に何の ようなのでしょうか兄は仏壇にある部屋に 向かうと連れてきた女性と一緒に仏壇の前 に座って手を合わせ始めました父に手を 合わせたいのであればそう言ってくれれば 私だって2人のことを止めようとしなかっ
たのにと思いましたが兄の言葉を思い出し てそれだけがしたいのではないと思いまし たここでクラスってどういうこと仕事 は仕事はこっちで見つけたからお前ごきが 気にするなっていうかここでクラスなんて 勝手に決められても困るわよもうお父さん もいないのにそもそも母が亡くなった時兄 は親戚にも私にも父にもそのことを知らせ ませんでしたその時父は慎吾は俺たちの ことを家族と思っていないんだろうと言っ ていたので私もそのつもりだったのでもう 一生関わらないだろうと思っていたのに私 は兄の隣で座ってツンとすました顔して いる女性を見ました彼女は私と目が会うと 私の名前はせい子よあなたのことは聞い てるわ随分と出来が悪い子だってねせい子 さんはふんと私のことを鼻で笑いました兄 とは家族なので面識がないわけではあり ませんがまさか初対面の聖子さんにまで 馬鹿にされてしまうとは思いませんでした まそれもこれも兄が私のことを聖子さんに 対してあることないこと吹き込んだからだ と思い ますせい子さんは兄の奥さんですかそうね 1年前に結婚したわまさか新婚旅行直前に 義父がなくなるとは思わなかったけどね 新婚旅行直前に父が去年兄は父が亡くなっ たという知らせを受けたにもかわらず旅行 中だからと葬式に来ませんでした多分今の 言葉からしてその旅行というのは新婚旅行 のことだったのでしょう しかし新婚旅行の直前に父が亡くなったと いうことは父が亡くなったという知らせを 受けた時まだ兄は旅行をしていなかった ことになります父が亡くなったのを知り ながらも自分の新婚旅行を優先したのです しかも兄の妻らしい聖子さんも兄のその 選択に対して悪いとも思っていないみたい ですむしろ自分たちの選択は正しいものだ と思っているのでしょう 私はそんな2人が一応自分の家族であると いう事実が心底嫌になりまし たしかし私の気持ちを一切考えない2人は さっさと家に荷物を運んできて本当にここ で暮らす準備を始めたのです嘘ですよね ここで暮らす なんて私たちはちゃんとここでらすって 宣言したでしょう1度言っただけで理解 できないなんて本当にこが言ってた通り あなたって頭が悪いの ね私が驚いていると聖子さんがすかさず私 のことを馬鹿にしてきました私の許可も得 ないまま暮らし始めた2人はどんどん私の ことを追い詰めていきました子供の頃の ように兄に馬鹿にされる日々が戻ってきた
のですしかも今回は昔とは違い兄1人では なくさんも一緒になって私のことをバカに してくるので私の心はどんどん沈んでいき ました父が生きてくれていたらどんなに 心強かったことでしょうしかし父が生きて いたらきっと兄も聖子さんもこの家に 寄りつかなかった でしょうお前父さんの遺産でゆうゆう自適 に暮らしてるんだろお前だけ父さんの遺産 の恩恵を受け取るなんて絶対許さないから な と兄は私に何度も言ってきました父さんの 遺産なんてほとんどないわよと言っても兄 は私が遺産を取られたくないからと私が嘘 をついているものと思っていて私の話を まともに聞いてくれません兄とせい子さん 曰自分よりも頭が悪い人間とはまともな話 ができないんだという考えで私の話を流し ているみたいですまあ2人の意見には大 同意しますねだって兄も聖子さんもどう 考えても私より頭がいいとは思えません あんなに頭の悪い人間に私の立場や彼らの 立場などを説明しても正しく理解してくれ ないに決まってい ますいい加減にして欲しいなと思いつつも 彼らは私の話を聞かない私が何か言えば 実力行使をする そんなことを繰り返してなんと彼らが家に 居り始めてから2年が経過してしまいまし た私自身出張が多かったり仕事が忙しかっ たので兄夫婦にかっていられる時間が なかったのですすると兄とせい子さんは私 がみになるとしてお前早く結婚した方が いいぞお前から20代っていうステータス をなくしたら絶対に結婚なんてできないん だからせそうそう世の中結婚したもがちよ 結婚しない選択肢なんて結婚できないやの 言い訳なんだ からそういえば小さい頃から兄はすでに 恋人をとか引かしていたような気がします 恋人を作らなかった私を見て恋人も作れ ないのかよと兄が笑っていたことも 思い出しました兄は恋愛や結婚よりも もっと他にすべきことがあるだろうと思い ます例えば性格を直すと かそして立ちが悪いなと私が思うのは兄と せい子さんが私のことを馬鹿にする時以外 私のことを完全に無視することですきっと 私があまりにも新しい家を探してください とこの家から出て行かせようとしていたの で2人とも私の言葉に反応するのが面倒に なの でしょうしかし2年も私からの話を無視さ れてしまったら私もさすがに心が疲れて しまい
ますいつもいつもどうしてあなたたちは私 のことを無視するんです か私がそう聞くと兄と聖子さんは私のこと を虫ケラでも見るような目で見つめ てあんたがどうしようもないバカだからに 決まってるじゃないのいつまでもこの家に しがみついて私たちあんたのせいで毎日 気分が悪いんだけどそうだぞあみお前が いつまでもここにいるから俺たちも自由 気ままに過ごすことができないんだそれ ぐらいさして自分からいなくなってくれよ と言いました ああこれはダメだ今度ちゃんと 話そう出張が終わったらちゃんと話し お兄さんもお姉さんも勘違いしてるからと 言って私は2人から離れましたそしてこれ からのことをいい加減に決めよう忙しさお 理由に兄と聖子さんを野放にし続けておく ことはもうできないと思いながら私は出張 のため海外に行きましたしかし帰ってきた 時に私は驚愕することになるのですだって 私が持っている鍵が家の扉に使えなかった からあれ鍵が開かない鍵が合わないわけが ないと私がガチャガチャと音を立てている と家の中にせい子さんと兄がいたみたいで インターホンからちょっと泥棒みたいな ことやめてよねあんたはこの家の中には 入れないんだ から鍵穴の周りを傷つけたら容赦しない からなお前が血のつがった妹でも関係ない 金を請求してやるとまるで最初からこの家 に私の居場所がないかのように私のことを 拒絶してきたの ですそこでようやく私は気づきました2人 は私の手からこの家を奪い取るためにこの 2年間私のことを追い出そうとじわじわと 私を追い詰めてきたのですきっと私が出張 が終わったら話しましょうと言ったことで 私がこのの家を出ていくつもりがないのだ と誘って教皇手段を取ったの でしょういつまでも私のことを自分よりも 下の人間だと思って馬鹿にし続けている兄 と聖子さんに対してふつふつと怒りが 湧き上がってきましたただじゃあ起きませ ん私はすぐにその足で不動産屋に行くと あの家を売る手続きを始めましたそれから 親戚たちに声をかけて兄たちがずと私の家 に居っていて困っていることを話して兄 たちを家から追い出すのを手伝ってもらい ました最初は兄たちがいる家に親戚の1人 が行き私たちの父に手を合わせたいと言う としぶしぶながらも兄と聖子さんはその 親戚を家に入れましたそして親戚がトイレ に行くと言って兄とせい子さんの視界から 外れた時に玄関の鍵を開けてもらったの
ですあとは親戚一動でで家の中に乗り込み ましたずかずかと10人以上の親族が リビングに入ってきたのを見てあんなに 毎日私に対して偉そうにしていた兄がなん だよこれは一体どういうことだお前らどう して家の中にいるんだよとわけのわから ない状況に慌てふためいているのを見て私 は思わず笑ってしまいました兄と子さんは 親たちの後ろに私の姿をと少しだけいつも の証を取り戻したみたいであゆお前が余計 なことを神跡に行ったんだろ一体何の つもりだ私たちの家にずかずかと入り込ん で何様のつもりあんたもいくら信吾の妹だ からってこれは許されないことよ人様の家 に上がり込むなんてね私と私のために来て くれた親戚たちは顔を見合わせました 小さい頃は頭がいいからと褒められてきた 兄でしたが頭がいいから自分は何もしなく ていいと努力もしないとこんな残念な頭に なるのかと思いましたあのさ兄さんこの家 の名義人でもないくせにどうしてそんな こと言えるの はだって兄さんはこの家の名義人じゃない でしょう書類にもサした覚えもないと思う し固定さも払ってない父さんからこの家を 相続するなんて弁護士の話も聞いてない でしょででも俺は父さんの息子だしもしか して自分が息子だから書類なんてなくても 遺言なんてなくても管理費を払ってなくて もこの家が自分のものだって思ってたの私 が落ち着いた声で聞くと兄はこりと頷き ましたこんな人間に私は毎日のように馬鹿 ににされていたのかと思うと本当にどうし てもっと早く行動しなかったのかと自分の 頭が痛くなってきます親族たちも兄のすっ ときな言分に耐えきれなかったみたいでう はと吹き出して笑い始める人が出てきまし たなんだよそれ息子だから無条件で相続 って葬式にも顔を出さずに1年も実家を ほっておいたくせにどうせ他で問題でも 起こして暮らし続けることができなくなっ たからちょうど実家があるって思い出して 暮らすことにしたん だろう占領にも報道があるだろうせ占領な なんだよそれ意味わかんねえよ兄は会って いない間に随分とバカになったみたいです いえ成長していないという方が正しい でしょう父が二十歳までだけではなく大学 費用を出してくれたというのに兄は1度も それに対して感謝することもなくしかも 大学に通うことに対して真面目でもなく 大学では毎日のように友達と遊んでいた みたいですそんな兄の状態に父も最終的に はさを投げていましたこんなやに残すもの などないと言い切って兄が大学を卒業する
頃にはすでに遺産相続について遺言上を 書いていましただから兄にはこの家どころ かお金の相続もなかったのですっていうか 父が亡くなって1年経過してやっと顔を 出したのですからもう相続なんて今更の話 だったと思います兄と聖子さんは親族に 笑われて顔を真っ赤にしながらそもそも あゆみがこの家を相続するのがおかしい だろうあゆみみたいな出損ないの妹にこの 家を守って行けるだけの稼ぎはないどうせ さんの遺産でその固定資産税を払ってるに 違いないこのままだとこの家は大変なこと になるから俺が来たんだろうがそうよそう よバカな妹ごきにこの家を渡してなるもん ですかと私のことをまた馬鹿にしてきまし たがそれを聞いた親族は顔を見合わせて 貿易会社に染めていて海外の会社と取引し ているあゆみちゃんがこの家を維持でき ないわけないだろう 少なくともお前らより稼げているはずだぞ と言いましたそれを聞いて兄もせい子さん も口をあぐりと開けました親族が言った ことは私もちゃんと兄とせい子さんに伝え ていたんですが私の言葉は2人にとって嘘 だと認識されていたので第3者からの言葉 でようやく言葉が耳に届いたのでしょうう 嘘だろあみがよりも稼い でる兄は今までずっと下だと思っていた私 が自分よりも稼いでいるという事実に耐え られなかったみたいでソファーから ずり落ちてしまいそのままへたり込むまし たそんな兄にしっかりしてよあなたが言っ てたのよ俺の妹は何もできないバカだって だから家を奪うなんて簡単だって言ってた じゃないのなのにせい子さんも夫である兄 のことを信じて一緒になって私のことを バカにしていたら私の方が今は兄よりも 立場が上だったとして驚いているみたい です震える手で兄の服を掴んでどうにか 立たせようとしていますがうまくいかない みたいで逆にせい子さんはその場で転んで 知り持ちをついていましたせっかくただで 住める家があると思ったのにこのままじゃ 妹に取り返されちゃうじゃないのとせい子 さんが言うので私は口を開きましたいえ もうこの家売ることにしたので私も出て 行きますよ え出張は多いし部屋も多いし私1人でこの 家に住み続けるのは面倒でしかないって 分かりましたからあなたたちみたいな人が やってくるのなら手放した方がいいですだ からあなたたちもさっさと出て行って くださいねと私が言うときっと兄もせい子 さんも動かないので親族たちが2人の荷物 をまとめ始めましたそれを見て2人は
やめろ許してなんて口々に叫んでいました が誰も手を止めたりしませんやがて2人は 親族によって家から放り出されて私も荷物 をまとめると引っ越しを開始しました家を 追い出された後兄と聖子さんは親族の家に 押しかけてお前たちののせいで住む家が なくなったと言ったみたいですがどこに 行っても冷たく追い返されたみたいです そして最後にようやく2人のことを 受け入れてくれた親戚は親戚内でも有名な 厳しい叔父のところで文句ばかりを言って いた2人に鉄拳制裁をしてまともになれと 毎日のように怒られているとお聞きまし た私の新しい住所は兄夫婦に知られること はなく私は現在セキュリティのしっかりし たマンションで優雅な1人暮らしを送って い ますやっぱり気の合わない人と暮らすのは やめた方がいいです ね定学歴はどんなところに勤めてるんだ俺 よりいい職場に務めてたら結婚は認めて やる よ結婚挨拶で俺が高卒だと知った途端義父 の態度が急変し た自家総額130億もの会社に務めている のがよほど花が高いのだろうこの後まさか 自分の言葉によって己れの首を閉めること になるとはこの時の義父は知るよしも なかっ た望み通り俺の務める会社に連れて行って やった結果さっきまでの良かった義父の 態度がみるみる急変していくのだっ た俺の名前は安西なるみ現在結婚挨拶の ため疑実家に来て いるうちの娘とは10年近い付き合いだ そうだね結婚考えるには少し時間をかけ すぎじゃないか な義父である一はりともせず僕を攻める ような目で 彼女から聞いていた通り一市は厳格な性格 の人物であるよう だ彼女の母親が事故で亡くなって以来男で 1つで彼女を育てあげてきたのだ波の苦労 ではなかっただろうし彼女が嫁ぐにあたっ て夫となる人物僕の人格や収入を気にする のも当然で あるまた聞けば一は大企業のエリートそう だ僕のような高卒とは比べ物にならない ほどに真面目な人物なの だろう確かにもっと早くに結婚を考える べきだったのかもしれません おおですが僕が彼女を幸せにできるという 保証を得るまで待ってもらいました僕は IT業界で仕事をしているのですが一端の 知識と技術を身につけたと思えるように
なるまで長く時間がかかってしまいました ので なんだ君もIT業界で働いているの かいかめしい顔で僕の話を聞いていた周一 師の表情がほのわずかにほんだように見え た私が務めている会社もIT企業でねいや 君のことを誤解していたのかもしれない IT業界は難しいからなえ本当に常に 新しい技術が開発されていますからお 恥ずかしい話ですがついていくのもやっと と言ったあり様でうんよくわかるよただ 黙々と働くだけじゃダメなんだよな常に アンテナを貼ってプライベートの時間を 削って勉強しなくちゃいけないからおかげ で娘には随分とお寂しい思いもさせてきた と 思う男で1つで彼女を育ててくれたのだと 聞いています彼女もきっと分かってくれ ます よさっきまでの苦しい空気なんていつの間 にかどこかに吹き飛んでいた同じIT協会 に身を置くもの同士にしか理解し合えない 悩みや苦しみを共有できたおかげかもしれ ないこの分なら彼女との結婚を許して もらえそう だところでやはり安西君はそれなりのを出 ているのだろうかいえ僕は大学に行ってい ませんなんだっ てさっきまで穏やかだった周一士の表情が こったのが分かった僕を見る目に明らかな 侮蔑の感情が とる高卒だとそんなやつに娘が養えるの か額に結をかべてがとなる周一史のような 人物は時々いるのだ学歴市場主義と言う べきか学歴というのは一種のステータスで あり絶対ではないものの障害年収になって 大きな影響を与えるものだそれゆえ周一士 が起こるのも 分かる高卒の僕に大事な娘を任せること なんてできないと判断したの だろうIT企業と言ったがどうせ祭企業 なんかに務めているんだろう一市の口調が まるで僕をあけるようなものになった 見下しているのだ高卒である僕 を君みたいなやつに娘はやれんさっさとお 引き取り願えないか な僕は黙って一氏の話を聞いていたそう いえば昔にも同じような経験をしたことが あるあれは今から10年近く前の こと僕が高校卒業してから3年が過ぎた頃 のこと だこれは今から10年近く昔の話だあまり 人に言いたい話ではないが僕の実家は 貧しかっ た僕を大学へ進学させるだけの資産なんて
じっとも家にはなかったし病気がちの母が 得られる収入はごく わずかその火を生き延びるので精一杯と いったあり様だったのだから僕はやれた 母親に大学に通いたいなんて言うことは できなかった ああ今日も残業 か高校卒業し僕は家からほど近いところに ある霊祭企業に就職してい た仕事は忙しいが給料はあまり高くない 高卒で就職したばかりの僕に任される仕事 は時間がかかるばかりの書類整理であっ たり会議に使う資料の準備であったりが主 だっ た高卒でも書類の整理ぐらばできるだろう 使ってやってるだけありがたいと 思えよ毎日のようにそんな言葉をかけ られる正直辛かっ た病弱な母親がいなければあんな会社は すぐにやめていただろう大した給料も もらえないテジで帰れることはない心と体 の健康をすり減らしながら楽しいと感じる こともやりがいを感じることもないまま 遅くまで書類に向き合うばかりの毎日に すっかりイけがさしていたそれでも3年も の間身にして働いてきたのは少しでも母に 楽をさせてあげたいという思いがあった から だだからある日突然会社の経営が悪化して 倒産してしまった時には心のどこかでアド した やっとこの楽しくない毎日から解放される そんなことを思ったの だでもどうしよう高卒で無職って少し やばいん じゃ開放感に浸っている暇はあまりなかっ た何しろ僕は高卒だどこの会社も高卒の 社員なんて求めていないのだ給料は安かっ たし仕事は面白くなかったけれど曲がりに も社員として働けていたのは実はかなり 幸運に 近い明日からまた転職活動いや就職活動 か気が進ま ない高校卒業してから今日までの3年間僕 がやってきた仕事といえば書類整理が主で ある書類の整理ができるだけの高卒男性を 積極的に雇い入れたいと思う企業はそう多 ないだろうがっくりと肩を落として僕は 会社を後にした家に帰ったら母親に父さん のことを伝えなければいけないそのことを 考えると気が重かっ たまっすぐ家に帰ろうと思ったがどうにも 足が進まないあい た帰宅途中の僕の目の前に現れたのが彼女 で
ある彼女の名前はさんという取引先の女性 社員だ思えば退屈で辛いだけの仕事ばかり をこなしていた僕にとって唯一の楽しみは 恵さんと会話することだった気が する恵さんとは月に何度か仕事の関係で顔 を合わせる機会があった年が近いという こともありドキド一緒にお酒を飲みにも 行ったことがある えっと恵さん どうしてここになんだか疲れているみたい だ けど恵さんは膝に手をつき呼吸を整えて いるその顔には汗が浮いておりパンツ スーツの胸元などは空気を取り込むために ボタンが外されてい た襟を掴んでパタパタと空気を送り込み ながら恵さんは僕の方へ歩 近づくねえ私と一緒に会社やんない え会社恵さんの会社に入 れってこといやそうじゃなくって起業 しようよっってことそっちの会社潰れたん でしょ私もちょうど会をやめてきたところ なんだ よ一瞬恵さんの言葉が理解できなかっ た彼女の務めていた会社はそれなりに 大きなところだったはずだそれこそ僕が 務めていた霊祭企業なんかとは比べ物に ならないほどに高卒の僕が言うのもあれだ けど彼女は優秀な人だ性格は明るく行動力 があり次々と面白い企画を立てては成功さ せるそのまま会社を辞めなければ彼女の 人生は安泰だったはず だお金に困ることはなくきっと数年後には それなりのポジションにまで出世していた ことだろうなんでえともしかして僕のため にんなんでなるみさんのために私が会社を 辞めなきゃいけないのまあそれはそうだ けど僕と起業するために恵さんが退職し 起業に踏み切ってくれたそんな勘違いに頬 が熱く なるももやめるつもりではいたのよお給料 はいいんだけどね少し5年配の社員さんが 多い会社だからみんな頭がていうかああ それはなんとなくわかるなんて言うか古い やり方に固執しているっていうか効率が悪 いっていうかあまり面白くはないよ ね時代の流れに取り残された会社の寿命は 長くない僕が務めていた企業がまさにそれ だった一昔前のやり方に固執し新しい技術 を取り入れない使わない僕が任されていた 書類の整理の仕事がまさにそれである あんなもの全部データにして管理すれば いいのだそれをわざわざプリントアウトし 1枚1枚人の目で確認して印鑑を押す正直 言って時間の無駄
だこれからの時代はやっぱりITよ ねITか僕には知識も技術もないけど恵 さんはないよないけどプランはあるから きっとうまく いく根拠のない自信だが今の僕には眩しく 見えた学歴はなく仕事も失い人生のどん底 にいるような今の僕にとって恵さんの提案 は全身前例をかけてすに足るものであるか のように 思えるあてに言えば彼女にかけてみたく なったのだどうせ今がどん底なのだから仮 にうまくいかなかったとしても何も変わり はしないのだから 君のところが倒産したって聞いてね退職届 を出した足で直接スカウトに来たって わけそれはありがとうでもなんで僕 を何度も言うが僕の最終学歴は高卒だ会社 に3年間務めていたがその間にやった仕事 といえば書類の整理とプレゼン資料の制作 ばかり実務経験を通してたスキルというに はあまりにも地味 だ私の賭に乗ってくれそうなのってきっと なるみさんぐらいだと思ったからそれに私 は評価してるんだよ評価何 をなるみさんの人柄かな穏やかで引退強く て真面目でさ私が起業する時には真っ先に なるみさんを誘おうって前から思ってたん だそう言って恵さんは僕に向かって手を 差し出し ただから私と一緒に起業しようよお互いに ゼロからのスタートだけどきっと何とでも なるはずだ から事業が失敗すれば僕も恵さんも数年後 には路頭に迷うことになるしかし成功すれ ば僕も恵さんもたくさんのお金を手に 入れるはずだそうすれば母にももう少は いい暮らしをさせてあげられるかもしれ ない分かった恵さんにかけてみる よ僕は差し伸べられた小さな手を強く 握り返す少しだけ恵さんが顔をしかめた手 を握るのに力を入れすぎたのかもしれ ないそれじゃ改めて一緒に支え合って いこう ねまるでプロポーズのようなセリフを口に してさんはえ だ会社を立ち上げてから最初の数年間は 苦しいことの連続だったように記憶して いるまず第1に僕も恵さんもITに関して は全くの素人であったそのため最初の1 年間はひたすら勉強することと手探りで 事業を起こすことに費やし た過労時で会社を維持するだけの収入を 得ることができていたのは幸運だった だろう 初めてまとまった報酬を手に入れた時は
これまでの苦労がすっかり報われたような 気がして恵さんと2人で朝まで居酒屋を はしごしたものだおかげで翌日は2人とも ぐったりしたまま仕事をすることになった のだが今となってはそれもいい思い出で あるそんな大変ながらも楽しい日々が限り 始めたのは起業してから3年ほどが経った 頃だっ たうんちょっとまずいか もモニタを覗き込んだままのぞみさんが そうつぶやいたモニターに移っているのは 我が者の業績を折線グラフで表したものだ そうしてグラフにしてみれば明らかに2 ヶ月前から我が者の業績はガクっと下がっ てしまって いるあいつらうちのアデをパクりやがっ て頭を抱えて恵さんがため息をこぼした あいつらというのは1年ほど前から 付き合いのある大きな企業のことである 初めのうちはいい取引ができていたと思う のだが数ヶ月前から少し話が変わってくる その企業は我が者のアイデアをパクったの だ取引先ということで打ち合わせの際に こういう事業を考えていますとこぼして しまったのが悪かった僕も恵さんも自分で 会社を経営するのは初めてだ圧倒的な経験 値の不足と同業他者を信用しすぎたことが 業績悪化の原因 だ自業自得と言えばそれまでだがあまりに もひどいことをする恵さんが苛立っている のも理解できた仕方がないとは言いたく ないけど向こうは資本もスタッフ数もうち とは比べもにならないからなせっかくの アイデアを先に向こうに形にされてしまっ たからね うちのアイデアだからと今更文句を言った ところできっとどうにもならないだろう アイデアとは先に形にして世に出した方が 偉いの だ別のアイデアがあるだろそっちを形にし て巻き返しを測るしかないようんそれは そうなんだけど ねめさんの顔色は悪いいつも元気で明るい 恵さんらしくなくその表情は暗く沈んで いるように見えたどうかした の実はねこのまま業績が悪化し続けるよう なら会社を畳んで転職しろって父親から 言われてるん だそう言って恵さんが肩を落とした恵さん の父親にはこの会社を立ち上げる際に初期 費用を出してもらっている我が者はいわば 100%恵さんの父親の出資によって設立 された会社なのであるそのため彼女の父の 言うことには逆らえ ないアデはわっても予算がねお金がないと
どうしようもないかまたお金だ僕が大学へ の進学を諦めたのもお金がなかったからだ 僕が心と体を壊しながら雑用みたいな仕事 をこなし続けていたのはお金のため だどうしよう 元気をなくした恵さんの姿を見るのが 辛かっ たとりあえずクラウドファンディングで 資金を調達 しよう足りるかな足りないかもでも僕が どうにかする よ恵さんはどん底にいた僕を救ってくれた 恩人だ彼女が手を差し伸べてくれたから今 の僕がいるだから今度は僕がさんを助ける だその日から僕の戦いが始まった戦いと 言っても大したことはやっていないいや できないと言った方が正しいだろうか僕に できることと言えば友人や取引先の企業 親戚のところを回って頭を下げること ばかりお金になるアイデアがあるんです いくらでもいいんで出資してはくれません かこのアイデアが形になればうちの会社は 安泰なんですそうすれば彼女や母にも楽を させてあげられるんです来る日も来る日も 時間を見つけては頭を下げて回った僕の頭 なんていくらでも下げて構わない僕の持っ ている武器なんてこのあまり出来がいいと は言えない頭程度のものだ から最初のうちは冷たくあわれてばかり だったけれどだんだん僕の思いが通じたの か出してもいいと言って がれ始め たなるみ君がお母さんのために頑張って いるのは知ってるよ少しでいいなら出資 しようじゃない かそう言ってもらえた時は涙が出るほどに 嬉しかったそしてついにクラウド ファンディングと合わせて必要な予算を 確保することができ たなんかごめんね私さんが裏でそんなこと をしていたなんてなくて僕が勝手にやった ことだから気に止む必要はないよでも 頑張った会はあったかなうんおかげで必要 な予算は確保できた人材も 増やせるそう言って恵さんは拳を 握る今度はうまくやる絶対にこのアイデア は形にしてみせる恵さんは笑っていた彼女 の心からの笑顔を見るのはいつぶりだろう かやっぱり恵さんには笑顔が 似合うそこから先は早かった元々恵さんは 優秀な人だアイデアを盗まれたことでここ 最近はすっかり息承知していたが必要十分 な予算を集められたことで気を取り直した らしいむしろ以前にも増して今の恵さんは やる気に満ち溢れているように
見える数ヶ月でアイデアを形にし正式に リリース無事に事業は起動に乗り我が者は 急激に業績を伸ばしていっ たこれで私も会社をやめなくて済むよそれ はよかったところで恵さんは平社員のまま でいいの会社の創設者なんだからもっと上 のポジションでもいらないいらない楽しく 仕事をするためには部長とか課長とか そんな偉いポジションはいらないんだ よ彼女は無事に会社にることになった会社 の規模は拡大し来年には死者もできるだ けど彼女は平社員のままでいることを望ん だ面倒なことは全部僕に押し付けて楽し そうに忙しそうに仕事に取り組む彼女を 見るのが好きだったこれは今から数年ほど 前の話だ今ではすっかり我が者は大きく なっていて全国にはいくつかの死者も持っ ている忙しさも少し落ち着いたので そろそろ結婚後とそんな考えに至るのは 自然な流れ だろう ただいま恵さんが帰ってきた周一市は眉間 にしを寄せて舌打ちを こぼすあれなんか険悪な感じなん でなんでだとお前卒の男と付き合っていた のか ああそれは確かに高卒だけど言い訳は結構 お前は黙ってい なさい恵さんの話を最後まで聞かず周一師 は僕に 向き直る俺は自家総額130億のあの 株式会社うらに務めているそれでお前は どこで働いてい るって一市は明らかに僕を見下している 正直 あまりいい気はしないけれど周一師の言文 も分かる男で1つで育て上げた大切の娘だ それなりの相手にとがせたいと思うのは 当然 だ僕 はどうせ大したところで働けてないんだろ もはや周一師は僕の話もちゃんと聞く気が ないようで ある彼は侮蔑の表情を浮かべ机を数回指先 で叩いた 俺よりいい職場に務めてたら結婚を許して やっても いいなるほどそれではちょうど会社に用地 があったので一緒に行きます かなんだとそれはどういうことだいえ実際 に見てもらうのが早いと思っ ていいじゃん私もそれが早いと思うし一緒 になるみさんの職場に行こうよきっと お父さんびっくりする ようんまあお前がそういう
なら恵さんの説得もあり僕たちは僕の会社 へ向かうことになっ たこっちに来るのも久しぶりだねここ しばらくは外回りばかりだった からオフィスビルを見上げながら恵さんが そう言ったおい誰が俺の会社に連れて行け など言ったここは俺がめる会社の本社だ ぞ僕たちがやってきたのは恵さんの家から そう遠くない場所にある国内でも有数の大 企業のオフィスビルで あるお前の会社に連れて行けと言ったはず だここが僕の会社ですよ は困惑している周一市を伴って僕は オフィスの玄関をくぐる受付のところで 待っていた秘書が近づいてきた 社長お待ちしておりまし た秘書の視線は僕に向いているなえどう いうこと だ周一市の顔色が目に見えて悪くなった やはり彼は知らなかったの だろう父さんの務めている会社ってうちの 死者だよねなるみさんって本社の社長なん だ よなんだと お前じゃあお前が起こした会社ってそう 株式会社ブララだね私は平社員だけど ね平社員と謙遜するが恵さんがいなければ 会社はここまで大きくはならなかった僕 だけの力では時価総額130億円にまで 会社を成長させることはできなかった だろうやっぱり僕が社長だってかってい なかったですよね困ったなもっと表に顔を 出すべきかえやめときなよ有名になっても 面倒なだけだ よ彼女はそう言うけれど週1市に顔を知ら れていなかったことは問題だろう彼が務め ているのは死者だが我が者のスタッフで あることには違いないましてや中一市は アルバイトや契約社員ではなく正社員だ 正社員に顔を覚えられていないのはあまり いいことではない だろうおお前いやあなたが社長だったとは つ知らず失礼な態度を取ってしまいました 申し訳ありませ んさっきまでの高圧的な態度はすっかり 消えうせている顔いっぱいに油汗を浮かべ 周一師は頭を下げ た顔をあげてください今の僕があるのは 全部恵さんのおかげなんです から僕は恵さんと一緒に起業してから今に 至るまでの話を一さんに伝えた一さんが 資金を提供してくれなければこれほど 大きな会社を作り上げることもできなかっ ただろうだから僕は彼に感謝しているのだ 例え彼が僕のことを高卒だと馬鹿にしてき
たとして もいえそれでも社長に対してのプレーの 数々とても謝って住むこととは思えません 本当に構わないんです僕が高卒なのは事実 ですしあはいいいえお恥ずかしい話ですが 私の両親はお世辞にも学歴が高いとは言え ず幼い頃から貧乏で苦労していたもの でぽつりと一師が話を始めた一の両親は 社員にも慣れず日雇いのバイトで 食いつなぐような毎日を送っていたという 家にはいつもお金がなくてひもじい思いを することも少なくなかったそうだそんな 毎日にけがさした周一師は小学金を借りて 大学へと進学そこで恵さんの母親と出会い 結婚し恵さんが生まれた恵さんが生まれて からはそれまで以上に仕事に打ち込むよう になったのだというより給料の高い仕事に つくために恵さんにお金のことで何の苦労 もかけないために私は男で1つで恵を育て てきました恵には私のように苦労して 欲しくないと思い結婚相手には厳しい目を 向けていたの です学歴が全てではありません よ確かに学歴は大切だろう高学歴である ほど大きな企業に入社できる可能性は高く なる 僕だって高卒であることを理由に何度も 面接に落ちてきたのだからそのことは誰 よりも身しみて知っているだがそれでも これだけは周一士に行っておきたかっ た低学歴であることが不幸であることと イコールとは限りませ ん僕のように高卒でも楽しく生きられて いる人はいる最も僕ほどに幸運だった人は そう多くはないだろうけどけれど僕の幸運 は今の僕の成功は全て恵さんによって与え られたもの だそうですかそうかもしれません ね顔に浮かんだ汗を拭って周一市は大きな ため息をこぼした生活は貧しかったですが 今思い起こせば幼い頃の私は決して不幸 じゃなかったのかもしれませ んそういう周一師の顔は心なしかすっきり としてい た父さん 私は自分が不幸だと思い込んでいたのかも しれないな本当はちっとも不幸じゃなかっ たのに社長いやなるみ君君にそれを 気づかされたよ周一師は僕のことをなるみ 君と呼んだ大企業の社長と社員ではなく恵 さんの彼氏と父親として話をしてくれる気 になったということだろう お父さん改めてお願いします恵さんを僕に ください頭を下げる一師が恵さんの父親と して話をしてくれるというのなら僕は恵
さんの夫となる人物として彼に誠意を示さ なければいけ ない弱いもではありますが見ての通り僕に はこれだけ大きな会社があります必ず恵 さんに苦労をかけるようなことませんああ 分かっているよ頭をあげて くれ一さんの手が僕の肩に置かれ た顔をあげる恵さんが僕の隣に移動した僕 と恵さんの顔を交互に見合って一さんは 微笑んだその瞳には涙が滲んでいるよう だっ たこちらからもお願いするよのことを よろしく むそれから1年後僕と恵さんは結婚し今で は一緒に暮らしているこれまで随分と 遠回りをしてきたしたくさんの苦労も 積み重ねてきただけど今の僕は幸せだ僕の 隣には恵さんがいてくれて病弱な母にも やっと楽な生活をさせてあげられるように なった数ヶ月後には子供も生まれる予定だ ありがとうえ何突然どうした の大きくなったお腹を抱えて恵さんは笑っ て いるなんとなく礼を言いたくなったんだ礼 を言われるようなことなんてあったっけ さあどうだろうなかったかもしれない嘘だ 僕はいつだってめさんに感謝している会社 が倒産して路に迷っていた僕をスカウトし てくれことも彼女のアイデアのおかげで 会社が起動に乗った時も出会ってから今に 至るまで僕はずっと恵さんに感謝している 礼とかいいからそろそろ準備しないと お父さんとお母さんが来るんでしょああ そうだったね今日は腕に寄りをかけてご 馳走を用意しなくっ ちゃ今日は我が家で家族揃って食事をする のだ僕と恵さんと僕の母とお父さんとそれ からお腹の中にいる子供の5人で僕の人生 はきっとこれからもずっと楽しいまま だろうニコニコとしている恵さんを見て いると不思議とそんな風に確信でき た結婚したい人がいるん だある日息子からそう告げられ た息子はもう30歳前から交際している 女性の影は感じていたけれどなかなか紹介 してくれないからまだ結婚は意識してい ないのかなと少しやきもきしてい たでも親が口を出すことでもないしと思い ながらもそろそろいい年なのにという思い もあってちょっと悶々としてい ただからそう切り出された時は正直 嬉しかっ たそれはかだはどんな人なの明るくて 頑張り屋さんで素敵な人だよでも俺より3 歳年上なんだそうな
のそう言われても今時年上の奥さんなんて 特に珍しいわけでも ないそんなことを気にしてたの気にして ないよでも母さんなんて言うかなって思っ てそんなこと何も言わないわ よあともう1つ言っておかなければいけ ないことがあるんだ何彼女子供がいるんだ え前のご主人は子供がお腹にいる時に事故 で亡くなったんだ子供それって尚弥がその 子の父親にな るっていうことそりゃ結婚するんだから 当たり前だろすごく可愛い子だよ反対よ 母さん他人の子を育てるなんて なことじゃない のそれくらい俺にだって分かっている 分かってない私は絶対に反対だ からそう言って私は席を立ち息子を 突き放し [音楽] た私は小杉里58 歳5歳の時に父を病気で失いその2年後に 母は再婚し た私を可いがってくれた新しい父は翌年に 弟が生まれると私に見向きもしなくなっ た母は父に気を使ったの だろう弟と父の前では私を叶おうとはし なくなっ た弟が2歳になった年に母が休止して しまい私は独りぼっちになっ た父と容子縁組をしていなかった私は彼に とっては赤の他人だっ た父は私を引き取るのを拒み私は施設に 行くことになっ た施設というところは親をなくした子供が 住むところだとばかり思っていたが事情が あって一時的に預けられている人がいる ことを知っ た当時10歳になっていた私は容姿として 喜んで迎えられる年齢を超えていたそれで も何度かお試しで預けられることがあっ た気に入られようと頑張ったけどやっぱり もっと小さい子の方がいいとか何日か一緒 に暮らして無理だと思ったとか理由は色々 で私に新しい親ができることはなかっ たそのうち赤の他人が血も繋がらない自分 を引き取ってくれるなんて夢は見なくなっ たそれだけしいということを嫌というほど 思い知らされたの だ流行りの漫画やお菓子を持って時々親が 会いに来る子を羨ましいと思っ た二親とも死別している私には会いに来て くれる両親はい ないとこちゃんの母親は生きているそうだ けどとこちゃんに会いに来ることはなかっ た死んじゃってるんだから会いに来れない
のは当たり前期待しないでいいからいい じゃんとこちゃんはそう言っ たそう言われてみたらそうだとも思っ た両親が生きていたらなんで会いに来て くれないのってきっともっと寂しい思いを しただろうと 思うとしこちゃんは寂しくないの平気だよ 会いたいなんて思わない しそう言ったとこちゃんはちょっと寂し そうだっ た私たちは同い年で部屋も一緒学校も一緒 とても仲が良かっ た寂しさを埋めるようにいつも2人一緒に 過ごし た2人でいれば寂しくなかっ た遅くまでおしりしていて縁の人に叱られ たこともあるけどそれも楽しかっ たとこちゃんは何があっても大丈夫 とよく言っ た今思えば自分自身に言い聞かせていたの かもしれないと思うけど当時の私にはその 言葉がとても心強かっ たとし子ちゃんは絵が上手である時 手のひらサイズの石に同じ絵を描いてお 揃いだよって私にくれ たそれは私にはまるで宝石のように見え た綺麗宝物にするねうん友達の証しだ よでも中学に上がってしばらくした時に とこちゃんはお母さんが迎えに来て連れ られて行ってしまっ たそれから私はまた1人になっ [音楽] たとこちゃんに会い たいいつもそう思っていたけど会えない まま私は中学を卒業した 高校進学はせずに就職したから施設はその まま対処することになっ た就職して10年目に職場の先輩である夫 と結婚して28歳で息子を産ん だ家族ができて本当に嬉しかっ た夫はとても優しくて身よりのいない私を 夫の両親も心よく受け入れてくれた 夫の両親はすでに亡くなったけど最後まで ずっと私を思い合ってくれる本当に優しい 人たちだっ た息子にも温かな家庭を築いて ほしいずっとそう思って生きてき たシングルマザーが悪いと言っているわけ ではないでもなさぬ中の子を育てることの 大変さを息子が本当に分かっているのかと 思うと もろ手をあげて賛成とは言え ないもし息子がその子を心から愛すること ができなかっ たらいつしか自分の子ができて愛情が偏っ
てしまっ たらその時1番傷つくのはその子供だと いうことを私は誰よりも知って いる私は自分と同じ思いをする子をそばで 見たくは ないそんなをさせるのが自分の息子であっ て欲しくないし息子においも背負わせたく ない母さん一度彼女と彼女の子供に会って くれないいやいよあっても意味がないわ なんでだよ俺が選んだ人だよその女性が どんなに素敵な女性でも子供がいる人との 結婚は賛成できないそんなの母さんの偏見 だろなんと言われても私は絶対に反対よ 母さん息子は親の私が言うのもなんだが 優しい子 だ私の反対を押し切ってまで無理やり結婚 するとは言わない だろうたえ恨まれることになっても構わ ないお前の気持ちも分かるがそんなに 頭ごなしに反対しないでもう少し尚弥の 言葉に耳を貸してやれよあいつだっても 考えないで決断したわけじゃないと思うよ それは分かってるけど血の繋がらない子供 を育てるってそんな簡単なことじゃないの よなやだってそれなりの覚悟があって結婚 を決めたんじゃないかで も夫の言うことも息子が簡単な気持ちで ないことも十分分かって いるでも私は50年近く経った今でもあの 時の寂しさを忘れてはい ない自分の子ができてから変わってしまっ たあの男性のこと をあの人も悪い人じゃなかったと 思うきっと優しい人だったのだ母と結婚し た当初は本当に優しかっ た私も父ができて嬉しかっ たでも弟が生まれてから私はずっと1人 だっ た両親の話はいつも赤ちゃんのことばかり で私は私の存在すらも忘れられていたので はないかと思うほど孤独だっ た赤ちゃんを抱っこしようとしたら父と なった人に触るなと怒鳴られたことも ある母が亡くなる前から私はあの家での居 場所をなくしてい ただから正直言うとあの人が私を引き取り たくないと言った時には 少しほっとしたの だ私にとっては赤の他人でしかなかった父 とずっと一緒に暮らすのは苦痛だと思っ た息子には私が施設で育ったことは話して いたが母が再婚した話はしてい ない夫は知っているから私の気持ちも一応 理解はしてくれて いる施設でとこちゃんに出会わなければ私
は本当にずっと1人ぼっちだっ たとこ ちゃん会いたいなとふと思うあれから1度 も会ってないからもう45年に なるきっともう町ですれ違ってもわから ない だろう私は戸棚の引き出しの奥にしまって あるあの石を 取り出すもう色もいるし残っているところ もとくに色せて いるそれでも私のまにはあの時の宝石 みたいと思った感動が焼きついて いるそんなある日夫がスマホの画面を見て ニヤニヤしてい た何見てるの気持ち悪いわね気持ち悪いと はなんだ自分の夫に向かって花の下が伸び てるわよ実は尚弥の彼女とその子供の写真 を送ってもらったんだなかなかの美人だぞ お前も見てみるか結構よそう言わずに いいって ば私はその場から逃げるようにキッチンに 向かでも夫が風呂に入った時テーブルの上 に置きっぱなしのスマホが目に入って ついつい手に取ってしまっ た夫はロックなんてかけていないから中は 見放題 私はそのまま画面を開き保存されている 写真をスクロールし た目当ての写真はすぐに見つかっ た男の子と一緒に写っている女性の 写真確かになかなかの美人 だ男の子もとても明るい笑顔を向けて いるこの笑顔を見たらこの女性がどんな 母親なのか大体想像 できるどするべきなのかと思いあぐね ふーっとため息をついた時だっ た女性の後ろに映り込んでいたものに目が 止まっ た まさか私は即座に息子に電話をかけた ちょっと聞きたいことがあるの今夜うちに 来て くれるその世私は手のひらにあの石を 握りしめて息子の車に乗っていた 扉を開けた女性は少し緊張した持ちをして い た私は彼女に挨拶をした後部屋の中を そっと 覗くあの写真に映り込んでいた写真とその 前に置かれている石が目に 入るごめんなさい少しお邪魔させて いただいてもいい かしら招き入れてくださった彼女の後に 続いて今に入りその写真の前に 座る懐かしい顔とその写真が
重なるとこちゃんですよねえあのどうして 母の名前 を親友だったんですとこちゃんと私は施設 でね一緒に過ごしましたそうですたか母 からよく聞かされていました仲良しの確か さえちゃんというお友達のこと里は私なん です驚いた表情をしていた彼女に微笑 みかけ たあなたはとこちゃんのはい娘のゆみです そうだった のなんという巡り合わせなの だろうまさか息子がとこちゃんの娘と結婚 したいと言ってくる なんてとこちゃんはいつ2年前に病気で そうですかなやさんのお母さんが母の親友 だなんて母は最後までずっとさえさんに 会いたがっていまし た私もずっと会いたかったのこの石ずっと 持っていてくれたのね私も ほらそう言って私は自分の手のひを広げて そこに乗っている石を見せる あ昔はもっと綺麗な色だったのよ今のよう に簡単に写真が撮れる時代じゃなかった から残ってはいない けど目を閉じると今もはっきりと蘇る わ母もよくそう言ってました塗り直しても 良かったのだけどそうしたらさえちゃんと お揃いじゃなくなるからって とこ ちゃん思わず涙がこぼれ たこんな形で再開できる なんてとこちゃんはあれから実の母に 引き取られたものの毒親でスナックで 雇われママをしていた母親の手伝いをさせ られ た中学生の娘がスナックで働くなんてこと できるはずもないのだ けど警察が来ても娘が遊びに来ているだけ と言って娘に男たちの酒の相手をさせ た今ほど風営法が厳しくなかった時代だ 警察も娘と言われれば深入りはしなかっ たこばと母親は逆行し手をあげ食事も もらえなかっ たそんな生活が嫌で中学を出たとこちゃん は家を飛び出し たに私に会いに来たけど私はもう施設を出 た後だった らしい施設長に聞けば分かったかもしれ ないけど母親に連絡をされるかもしれない と思って訪ねることができなかったそう だそれからとこちゃんはバイト先を点々と し22歳の時に知り合った男性と結婚し たしかし妊娠中に浮気され 離婚それからは1人で娘のゆみさんを育て た
らしいとこちゃん頑張ったんだ ね頭の中にいつも頑張り屋で弱を吐か なかったとこちゃんの笑顔が浮かん だ私は母が再婚した時の話を息子にし た息子もゆみさんも黙って聞いてい たそんなことがあったん だ母と再婚したを恨んでいるわけじゃない のよ仕方のないことだったと思っているで もあの時の寂しかった思いだけは今も心に 残っている のトマのことを考えてくださったんですよ ねそれだけじゃないわやっぱり私も母親だ から自分の息子のことを先に考えてしまう のよ名に追いを背負うような人生は歩ませ たくないって わかり ます 母さん母さんの気持ちはすごくよくわかっ たでも俺はとに寂しい思いなんて絶対にさ せない口で言うのは簡単なのよでも人の 気持ちは変わる から俺は母さんの息子だよその人と俺は 違う人だよもっと自分の息子を信用して ほしい分かっているのでも大丈夫ですもし そんなことになったらお母さんには申し訳 ないですが私はなやさんではなく自分の 息子を一番に守り ますそう言って笑ったゆみさんの顔はとこ ちゃんにそっくりだっ た耳元で大丈夫だよっていうとこちゃんの 声が聞こえたような気がし たとこ [音楽] ちゃん3ヶ月後今日は息子の結婚式だこの 先困難が待っていないとは言え ないでもどんな人生にも困難は ある孫となったとま君は6 歳とても素直で本当に可愛い子 だ笑うととし子ちゃんにそっくり 私のことをバーバと呼んで くれる夫はじじと言われて目を細 めっぱなし すでにじじ馬を発揮して いるこの子たちはとこちゃんが私に託して くれたのだと思って いるだからこの先何があっても私は見守っ ていき たいそんな私にも1つだけ心に思うものが あるそれは2歳の時に別れたままの弟の ことだ父親が違うと言っても同じ母から 生まれた指定であることに違い ないいつか会える日は来るだろう か弟は私のことなど覚えてもいないだろう 姉の存在など知らないかもしれ ないだから私もあえて探すことはし
ない運命が引き寄せてくれるならいつか 会える日が来るかもしれないと思って いる私ととこちゃんのよう にDET