★チャンネル登録して心がスカッとする話を★
このチャンネルでは「スカッとする話」を朗読スタイルでお届けしています。
嫁姑・義実家・修羅場・因果応報など
あなたの心がスカッとするお話を配信中です!
好評価・コメント・チャンネル登録
どうぞよろしくお願いします。
※ストーリーはフィクションです。
※ナレーションが不要な方はミュートにしてお楽しみ下さい。
※動画の再生速度は右下の設定から変更できます。
※動画は著作権法で保護されています。
BGM : YouTube Audio Library
#スカッとする話 #朗読 #スカッと
ねえ今度のお休みにはかずのサッカーの 試合見に来てくれるんだよ ねサッカーの試合そんなの急に言われても 無理だよ俺にも予定があるんだ急じゃない わよ先月にちゃんと言ってたわよ全く記憶 にないし俺がちゃんと聞いてるかどうか 確認しなかったお前が 悪いなどという会話を一体何度したこと だろうここのところ夫は何を言っても上の 空だなのにあんまりしつこく言うと うるさいとかしつこいんだよお前はなどと 言って切れてしまうから話が続か ない私は島田瞳現在40歳である会社の 先輩だった夫と結婚して12年小学校4年 生の息子が1人 いる私は出産を気に会社をやめ た子供が生まれた時は夫も俺も今日から 父親かなんて言って喜んでくれていたのに すぐに構わなくなったまるで子供が飽きた おもちゃに見向きもしなくなるかのように 隣で息子が泣いていても自分で癒そうとせ ず私を呼びに来るおいかずが泣いてるぞ うるさくてテレビが見られないなんとかし て くれあなたが怪してくれたらいいじゃない 父親 でしょ俺には無理大体こいつお前に ばっかり似てるからあんまり可愛くない まだ生まれて1年も経っていないのよ顔 なんてこれからどんどん変わるわよじゃあ 俺に似てきたら面倒見るわ はこんな感じで夫は息子が1歳になる前に 育てからリタイアしたとはいえ成長して いく様をそばで見ていたらそのうち夫にも 愛情が湧くだろうと思っていたのだがその 兆しは一向に見られないまま息子は10歳 になっ たそれでも息子はまっすぐにスクスクと 育ってくれ今はサッカーに夢中の健康有 領事だ勉強はちょっと苦手だが友達思いで 優しい子に育ってくれ私には自慢の息子 だこれまで夫にもっと息子に目を向けて ほしいと思い参観人が学校行事にも色々 誘ってみたがいつも気のりしない返事 ばかり義両親は結婚してまもなく病気で あついで亡くなったからもうい ない運動会とかはうちの両親も来てくれる のでそういう時に自分がいないと天才が 悪いと思うのかしぶしぶといった感じに 来るのだが全く興味ない様子で1000円 を上げるわけでもなくぼーっと見ているか 携帯をいじってばかり いる両親もそんな夫に首をかしげているが 夫はここに来ただけで役目を果たしている と思っているよう
だ息子は小学校2年から地域のスポーツ 少年団のサッカーチームに入った仲のいい 友達が始めたので一緒にやりたいと言った 男の子だから何かスポーツをさせたいなと 思っていた私は大いに賛成したがここでも 夫はまるで他人ごのように好きにしたらと 言っただけまあ反対されるよりはいいけど なんだかなとため息が出てしまうでも今度 の試合で息子がスタメンとして試合に出 られることになった息子より私のの方が 完成の声をあげそうになったくらいだ夫に も息子が活躍する姿を見てほしいとその 試合に誘ったら頷いていたからてっきり 承知したものだと思ってい た息子が頑張っている姿を見たら夫も ちょっとは父親らしくなってくれるかと 期待したのに来る気のない夫に息子より私 の方ががっかり感半端ないでも息子は そんな夫に関係なく毎日練習に励んでいる ちょっとどうしたのその 痣どっかでぶつけたのかななんか最近すぐ に朝ができるんだ練習もしすぎかなでも 選手になったんだからもっと頑張らないと ね気をつけてよサッカーもいいけど体が 一番なんだから うんスポーツをやってるせいだとは思うが 息子は怪我が耐えない それにしても最近はやけにあっちこっちに 痣を作っているしかもその痣がなかなか 引かないので少し気になっていたそんな中 学校から連絡があった息子が大育の授業中 に貧血を起こして倒れたというの だしばらく保健室で休んでいたらほなく気 がついたらしいがさすがに気になって病院 に連れて行くことにした 明日かずを病院に連れて行こうと思うんだ けど一緒に行って くれるそんなの無理に決まっているだろ俺 には仕事があるんだからでももし悪い病気 だったらどうする の大げさだな高が貧血だろお前が甘やか せるから好き嫌いで変色でもしてたん だろかずは何でも食べるし好き嫌いなんて しない わでも確かに ちょっと食も細くなっている気がするのよ ね本人は大丈夫としか言わないんだけど なら大丈夫だよわざわざ俺が仕事を休んで まで行く必要もない だろう夫は息子が心配ではないのか親が 大げさに心配してどこが悪いのかいや親 なら当たり前のこと だなどと夫と言い争っていても仕方がない 夫など当てにしないで息子を病院に連れて 行こう何もなければそれに越したことは
ない夫にほら見ろと言われたって別に構わ ないでも結果はそうはならなかった色々 検査に回され長い時間待たされてようやく 言われた言葉は小児願の一種である急リパ 症小発見 病意かられた言葉が頭の中でぐるぐる回っ て途中から何がなんだか分からなくなって パニックを起こしそうになっ た今先生は何を言ってるのこれはきっと 有名 だそのまま本当に気が遠くなってしまい そうだったが医の声に現実に引き戻され た治療には何よりご家族の支えが必要です ははいもちろんです私にできることなら たえこの命に変えてもだめですよご自分の 命も大切にしないとお母様の元気がないと お子さんにはすぐに伝わってしまいます から はいそうは返事をしたものの目の前が 真っ暗になるとはこのことかと思うくらい 打ちひしがれたまさかこんな宣告を受ける とはにも思わなかっ た今の医学はとても進歩しています大変な 病気であることに変わりはありませんが今 は小児がの多くは薬で直せる可能性が高い 時代になってきてい ますそうなんです ねその言葉に少しほっとするもののとても 安心はできない100%保証してくれて いるわけではない多くはということは息子 がその少ない方に入ってしまったらと悪い 方向にばかり考えてしまう息子に万が一の ことがあったらこの先とても生きていけ ないそう思いながらもとりあえず夫に連絡 しなくてはと思ういくら日頃息子に関心が ないとはいえ思い病いに犯されたと聞けば 夫だって尋常ではいられないはずだおい なんだよ俺は今仕事中なんだぞあの子病気 なのよ白血病だっ て私どうし たらマジかよねすぐにこっちに来てくれる 入院のこととかもあるし私不安でそううっ て無理言うなよ今仕事中だって言った ばかりだろ え何を置いてもすぐに駆けつけてくる だろうと思っていた私には夫の言葉がすぐ には理解できなかった仕事が大事なのは 分かるが息子に重大な病気が発覚したの なら何を置いても駆けつけてくれるものな のではないかと思って しまう 全然意味がわから ない夫はどうしてこんなに平然としている のだ頭の整理が追いつかなくて私が返事を できないでいると夫はとっとと電話を切っ
てしまっ た私はその場で電話を持ったまましばらく 呆然としてい た子供の病気という最大の危機に夫婦で 立ち向かわないでどうするのだ夫は一番 気持ちを分かり合える存在ではなかったの か無意識に電話したのは実家の両親だった 母の声を聞いた途端に涙が出そうになった 息子の病気の話をしたら母もうえていた 途中から父が変わってくれ2人ですぐに 病院に来てくれると言ってくれ少し気持ち が落ち着い た息子には悪い病気が見つかったから入院 して治療することになったと正直に話し た治療したら治るのまたみとーで できるもちろんよお母さんも応援するから 一緒に頑張ろうねうん僕 頑張るそう言って息子は笑っ たきっと色々と不安なはずなのにこの子は この子なりに私にこれ以上心配をかけまい としているのだと思うとまた涙が出そうに なるそうだ 私がこんなことでへこたれている場合では ないもっと私が強くならなくてはと改めて 思っ たよお君はどうしたん だ一応知らせたんだけどなんか大事な仕事 があるとか でそうかまあ仕事に穴を開けられないと いう場合もあるから な今は年退職したとはいえ 父も長年企業戦士として生きてきただから 仕事をおろかにできないという立場は理解 できないことはないの だろうでもその言葉にはきっと息子が こんな時にという思いを持つ私に対しての 慰めの意味もあったのだと 思うここで私が夫を攻めて夫婦の中が ギクシャクしてしまったら子のにも触ると 思ったに違いないだがそれからも夫は一向 に用事があるとか仕事が忙しいとか言って 病院には顔を見せなかっ た自分の子供が心配じゃないのだからって 仕事を休むわけにはいかないだろう大体 入院費だってかむんだ俺が仕事をしている ことこそかずのためだ何も会社を休んで までてくれなんて言ってるわけじゃないの よ会社の帰りにでも顔くらい出してもバチ は当たらないでしょあなたの息子なの よ仕事で疲れてるのに病院になんて寄っ たら余計に疲れるじゃないか疲れ るってかずは一生懸命病気と戦っているの よ自分の息子を力づけたいとか思わないの うるさいな仕事の手が開いたら行くから それでいいだろ
などと言ったが夫はずっと顔を出さない ままだった病院では家族の誰かが常時 付き添ってくれと言われた幸い父と母が 毎日交代で23時間来て私と変わってくれ 私はその間に食事をしたり家に帰って自分 の身の回りのことをしていたが正直体力も 精神力もかなり疲弊していて 家事をするどころではなくなっていったで も頑張っている息子を思うと自分の疲れ なんてなんでもないただ夫がもう少し協力 的でいてくれたら精神的にももっと救わ れるのにとは思って しまうちょっと瞳大丈夫なの顔色悪いわ よそう言って私の心配をしてくれているの は元で私の親友と言ってもいい南城ゆかり 結婚したのは私より5年ほど後で彼女も 職場結婚であるゆかりは結婚をきに会社を 辞めたが子供はまだいない実はゆかりは 子供ができない退出なのだそれで結婚はし ないつもりだと言っていたが望まれて結婚 して今はとても幸せそうで私も心から 嬉しく思っている 子供が大好きなのにそれを望めない彼女に 夫が子供にかってくれないなんていうのは 贅沢な悩みなのではと思って口にできない まま今日まできた彼女がお見舞いに来て くれるのは当然昼だからそこに夫がいなく ても何とも思われない息子が入院してから 約半年その間まさか全然来ていないなんて 思てもいない だろうどうかず君の具合はおかげ様で 抗がん剤の治療がうまくいって順調なの よかった旦那さんも喜んでいるでしょ車内 でも小盆のだって評判みたいだし ええそうなん だ夫は見えっぱりで自分をよく見せたい人 だからきっと自分でそんなことを不調して いたのだろうと察しは つく人もかず君のことが心配なのは分かる けどあんまり無理しないでねうん ありがとうそうしてさらに2ヶ月が過ぎた 私はずっと息子の病院に泊まり込んで 付き添っているから息子が入院してからと いうもの帰った時にちょっと片付けをする 程度で家事はほぼしていないに 等しいでもそれに関して夫は何もてこ なかったさすがに病中の息子の看病をして いるのだから家事までしろとは言えないと いうくらいの気持ちはあるのかなと思った とにかく息子が回復して退院できる日が 来るまではこのまま頑張るしかない今は それ以外のことは考えたくないところが そうはいかないことが起こってしまうの だっ たこの日夫からは出張に行くと聞かされた
私が病院に泊まり込んでいるからここ最近 は顔を合わせることも少ないので出張に 行くと言われてもいつもと何も変わらない 日々だとしか思っていなかっ た息子が入院している病院は子供専用の 病院である最先端の小児がの治療もして いるが山陰も併設している病院の売店がの 向こうにあってそこに行く時に神聖事室の 前を 通る私は売店に行く用事がなくても時々 その神聖児室を見に行っている生まれた ばかりの赤ちゃんて本当に 可愛い息子にもこんな頃があったんだなと 思うと懐かしくもあり小さい体で精一杯 生きている新聖治の姿に感動して気力が 湧いてきたりするからだ せっかく生まれてきてくれた私の息子を こんなに早く天国にやったりしないと 改めて 誓う私が一度家に帰ろうとした時何やら 聞き慣れた声が聞こえて くる俺に似て可愛い な夫の声によく似て いる廊下を曲がると室を覗き込んでいる カップルがいたもうそろそろいいんじゃ ないあんたの息子入院して8ヶ月でしょ うんその間奥さん家事をろにしてないん でしょそうなんだよ息子のつきそいだとか 言ってほとんどめり込んでる看病だとか 言えば家事しないでいいと思ってるんだ あれでも主婦のつもりかな全く出来そこ ないの嫁だぜじゃあ早くしない理由で慰謝 料をもらってきてそれで晴れて私たちは 夫婦だ ね私はその2人の背後にそっと近寄る2人 は生まれて間もい新世治に見入っていて 真後ろに来ている私には全く気づかない 様子なので私の方から声をかけてあげた 随分とめでたい出張 ね私の声に振り向いた夫は鼻先にいる私の 顔にに思わず後ずさりしたお お前神聖地質のガラスを背にへばりついて 口をパクパクさせている夫がなんだか 変えるみたいに見え たここで何やってんだお前カの病院 じゃその言葉にこっちが 驚くもしかしたらこの人息子がこの病院に 店員したことすら記憶にないのか 息子を初めて見てもらった病院は家の近く の総合病院だった小児科もあったが小児が は専門ではない入院して間もなく病院の 意思からこちらの病院を紹介されたのだ こちらは子供専門ということもあって看護 師も医師も子供の対応に慣れている私も話 を聞いて家からは遠くなるが少しでも息子
には快適にしてもらって治療に専念して もらうためにもこちらの方がいいと思った 店員する時に夫にも話したのに夫はいつも のように上の空だっ たでもこんな大事な話さえ聞いていなかっ たなんて病院に来る気などさらさらなかっ たということださもあろう夫にはここに 新しい子供が生まれているきっと生れて くるこっちの子供のことが気になって息子 のことなんて念にさえなかったの だろうあなたかずがこの病院にいること すら記憶になかった の信じられないんだけどああいつこの病院 にいたのか俺は聞いてない ぞ夫のその言葉に私は深いため息をつい たそれでの病に1度も来れなかった理由 ってこういうことだったの かしらこちらの出産のためにあなたはその 準備に追われていたとか あこれ は夫の目が思いっきり泳いでいる頭の中で 何か言い訳を探しているのが分かるでも私 の後ろから現れた2人の人物を見て夫は さらに青くなっ た島田君 これは一体どういうことだねえななん女 部長君はここのところ息子の看病のために 残業はできないという理由でいつも早く 帰っていたよな朝も眠い目をこすってきて いたが息子の看病で徹夜したとか言って なかったかなのに入院している病院すら 知らなかったのかかず君が入院してもう8 ヶ月も経つというの に南城部長はゆかりのご主人でもある結婚 しないと言っていたゆかりにもアタックの 末結婚にこぎつけたせいかこっちが 羨ましくなるほど夫婦ながいい今日も揃っ て息子のお見舞いに来てくれたのだまさか このタイミングに勝ちあうとは悪いことっ てできないものだとつくづく思っ た一体どういうことなのかねここれには 深いわけがへえ一体どんなわけがあるのか 聞かせてもらいたい わ息子の一大児にも浮気を続け子供まで 作っていたなんて怒りどころでは収まら ないここれもお前のためだ はいかずがいなくなったら寂しいだろうと 思ってお前のためにもう1人子供を作った だけだこの子はお前の子だこういうのも 思いやりと いうとなぜか胸を張る夫そこに言い合わせ た全員の目が天になっているこいつアホな のかいや完璧にアホだ私がそう確信した ところで今度は横にいた女が声を荒げた はああんた何言ってんのこの子は私の子よ
ふざけたことを言ってるんじゃないわよ そりゃそう だ確か子供の容態が急変したとか言って何 度も相待したよな休みも取っていたしあれ も嘘だったということなのかあんなに青い 顔をして涙まで浮かべていたがあれは全部 芝居だったの かそんなことまでしていたのか息子の病気 を利用して仕事をさっていたなんてどう いう神経をしているのやらこいつがアホ なら私もアホだこんな男でも父親はいた方 がいいなんて思っていたなんてこんな男に 父親の主格なんてあるはずもないなんで もっと早くに見切りをつけなかったの だろういない方が何も期待しない分 すっきりしただろうに情けなくて涙が溢れ た南城部長の横にいたゆかりが私の肩を 抱くように寄り添ってくれた夫の手より ずっと そう思った時に夫の手のぬくもりなんて もうまるで覚えていないことに気づい た島田先輩最低子供が病気だっていうのに 全部瞳に丸投げして自分は浮気していた なんて君のような人間が自分の部下だ なんて私は情けな よ2人の言葉にがっくりと肩を落とす夫 もうかける言葉もというよりもう顔も見 たく ないとにかく今大事なのはかずなのでこれ からのことは弁護士を頼み ます弁護士ってなんだ医料をいただくのは こっちだってことよあなたにもその人にも ね絶対に許さないから覚悟しておいては私 も私は関係ないわよ私はかずが結婚した いって言うから応じてあげだけなんだから ちょ やめろさらに青くなっている夫を残して私 はゆかり夫婦と共に病室に戻った今までは 病室の中には身内1人しか入れなかったの だがつい3日ほど前から他の人も面会が できるほどに息子は回復していたそれを 話したばかりだったからゆかりがご主人を 伴ってきてくれたの だゆかりにはもっと早くに夫のことを相談 してくれればよかったのにと言われた本当 にそうすれば良かったと思っ たその後無事離婚は 成立息子が10秒で入院しているにも 関わらず浮気をしてよそに子供まで作って いた事実はあっという間に車内に広がった ようだ部長が言いふらしたわけではない夫 が酔っ払った席で部長に説教されたことを を根に持って延々と愚痴をこぼした時に 調子に乗って自ら口を滑らせたのだ本当の アホだったの
だ特に女子社員からはソース感を食らって 結局いづらくなって退職したようだその 退職金と夫婦の貯金の財産分与で慰謝料と 養育費を一括で払ってもらったもちろん 浮気相手にも慰謝料は請求し た今は2人でいや生まれた子供を抱えて朝 から晩まで働いてギリギリの生活のようだ 生まれた子供だけは浮気相手の両親が面倒 を見ているとかで少しだけ安心した元夫も 浮気相手も許す気はないが子供には罪が ない元夫は助けてくれ払ったお金を少し 返してくれなどと泣きを入れてきたが当然 断っ た息子の病状はどんどん回復に向かい10 ヶ月の入院生活を経て無事に退院すること ができた今は私の実家で一緒に暮らして いる息子の頑張りには頭が下がる本当に 自慢の息子 だ今はまたサッカーができる日が来ること を毎日心待ちにしているきっとその日は もう相遠くないだろう私も負けないように これからも息子と共に前向きに生きていき たいと [音楽] 思う中卒の貧乏人がこんなところに来れた のかしらねえ知らないと思うけどここは あんたみたいな貧乏人が来ていい場所じゃ ないのよ歴史のあるとっても格式高い ホテルなんだからていうかご祝儀ちゃんと 出せたの友人の場合は3万円が相場だって 言うけどどうせそんなお金ないんでしょ 1万円くらいは出せたていうかゆき見た ことある見たことなさそうよ ね今日は友人の結婚式高級ホテルの式場 めでたい祝いの席で彼女は呪いを 撒き散らすかのように俺を責めた 彼女は俺が中学生の頃付き合っていた 元カノだ俺の家が貧乏だから俺が中卒だ からと言って彼女は俺を振ったあれから もう何年も経っているというのにまだ彼女 は俺のことが気に入らないらしい酒も入り さらに俺への攻撃が強まる中主役である 新郎新婦たちの周辺が騒がしくなった何か ハプニングが起こったらしい席から 立ち上がった俺の目に飛び込んできた光景 に目を見開いたそしてこのハプニングから あんな終わりが訪れるなんて一体誰が想像 できた だろう俺の名前は小田ゆき33歳の社会人 だ今でこそ不自由なく暮らすことができて いるが子供の頃はあまり余裕のない暮らし をしていた俺が5歳の時父が交通事故に 会い帰らぬ人となってしまったため母が女 で1つで俺を育ててくれていたからだ 欲しいものを買ってもらえないような生活
に不満が全くなかったわけではないが不幸 だと思ったことはない俺をここまで育てて くれた母には今でも感謝してもしきれない これまで苦労させてきた分これからは自分 のしたいことをしてもらいたいし親高をし ていきたいなと思っているやっと満足に金 を稼げるようになってきた からある日のことだ家のポストに1通の 手紙が投函されていた煌びやかで少し厚み のある封筒そこに書かれている名前を見て 懐かしい気持ちになった中学の同級生から の結婚式の この度結婚することになったので披露園に 参加してほしいという胸が書かれてい たあいつが結婚かめでたいな思わず笑顔で つぶやきながら変身用のはがきに早速記入 しようとしてふと手が止まった彼女は来る のだろうか俺を招待してくれた同級生は 確か彼女とも信仰があったはずだ彼女が 招待されている可能性は高い俺の中学時代 唯一と言ってもいい苦い記憶その記憶に 深く関わる彼女のことを思い出してしまい ペンを握った手が止まるだが俺はすぐに 思い直した他にも中学時代の友人は何人も いるしみんな招待されているだろう彼女と 席が近くなることはまずないか顔を 合わせることもないはずそう考え俺は変身 用のはがきに丸をつけたもちろん参加の ところ に結婚式当日がやってきた朝からよく晴れ ていて新郎神父の角手を祝うには最高の日 よりだ結婚式場として選ばれたのはとある ホテルだった歴史が長く格式も高いホテル らしく人気があるので予が取れないらしい と玄関で再開した友人が教えてくれた披露 炎会場となるホールに入り自分の席を探す 広い会場だからすぐに見つけられるだろう かと不安になったが最苦労せずに席を 見つけることができたホールの一番奥に あるテーブルにはすでに俺以外の参加者が 揃っていた椅子を引き座ろうとすると隣の の女性がこちらに視線を投げてくるその 視線があまりに攻撃的に思えたので思わず 見まえ たやだ本当に来た 最悪俺が席についたと同時に彼女はそう 言ったちらっと彼女の顔を見ると不機嫌 そうな表情ではあったがとても美人だった しっかり化粧をしているので一瞬誰かわか 分からなかったが彼女の席に置かれた名札 を見て俺は身を固くした名札に書かれてい た名前は秋吉ほ俺の中学時代の元カノだっ たやはりこいつも呼ばれていたかまさか隣 同士になるなんて思っていなかった俺は 軽いパニックに陥った俺とほの関係を知っ
ていたはずなのにどうしてこんな席順にし たんだと心の中で友人を責めているとほが 再び声を投げてきた相変わらず景気の悪い 顔してるわね貧乏臭さが全身から漂ってる んですけどそれはバラがまとうトのような 言葉だったなんで中卒の貧乏人がこんな ところに来れたのかしらねえ知らないと 思うけどここはあんたみたいな貧乏人が来 ていい場所じゃないのよ歴史のある とっても格式高いホテルなんだから俺は 答えなかったし彼女の方も見なかったそれ が気に入らなかったのか彼女は俺に つっかかるようにしてさらにひどい言葉を 投げてきたていうかご祝儀ちゃんと出せた の友人の場合は3万円が相場だって言う けどどうせそんなお金ないんでしょ1万円 くらいは出せたていうかゆ見たことある ことなさそうよ ね少しずつ声が大きくなっていくのを見る にすでにアルコールが入っているのかも しれない向こう隣に座っている彼女の友人 が見かねてほを止めようとしてくれている がほの口は止まらなかったいいじゃない式 はまだ始まってないんでしょそれにこいつ が貧乏なのは事実なんだから事実を言って 何が悪いの よそう言いながらも多少今がそがれたのか ほは俺から目をそらしただが俺への攻撃が 止まったわけではないテーブルに置かれた グラスの中身を煽ると今度は自慢話を始め たそれより聞いて私今ある企業の社長の 音像師とお付き合いしてるんだけどほは 跳ねるような声で幸せそうに語っている デートでハワイに連れててもらっただとか 誕生日のプレゼントに有名ブランドの高価 なアクセサリーをくれただとか欲しいもの は何でも買ってくれるだとか高級 レストランでいつも食事しているだとかほ の話からは彼女が非常に華やかな生活を 送っていることが聞き取れた今計画してる 授業が波に乗ったら海外に別荘を買う つもりだってで私にプレゼントしてくれる んですっ てあのね私たちもうすぐ結婚するの結婚式 はもちろん海外でするわ披露宴は日本でも するけどね今式場を選んでるところなの ドレスも当然オーダーメイドよお金があ るっていいわよね選択肢の幅がとっても 広いんですものそれに比べてほの視線が こちらに向いた瞬間来たと思ったその スーツ何どこで買ったのサイズも合って ないし製法も雑だし安いスーツなのが バレバレなんだけど ダサいキハと声をあげて笑うほを俺はただ 見つめ
たあの頃はこんな笑い方をする子じゃ なかったのになとそう思っ たほと俺が付き合っていたのは中学2年の 頃のことだ俺は母子家庭で家が貧乏だだっ たが勉強はそれなりにできたし リーダーシップを取るのも得意だったので 小学校の頃から友人は多かった中学生に なりさらに勉強に打ち込んだ俺は成績は常 にトップだったし生徒会長にもなった そしてある日ほに呼び出された小田君好き です私と付き合ってください告白はほから だったが俺も実は前からほのことをいいな と思っていたからその場ですぐに付き合う ことを決めた付き合い始めた頃は幸せだっ たほはいつも明るくて優しかったし笑顔が ひまわりみたいに可愛くて守ってやりたい と心の底から思えるようなそんな子だっ た毎日メールのやり取りをしたし毎晩の ように電話もしたあんまり頑張りすぎない ようにねと俺のことをしてくれるのが 嬉しかった一緒に峠するだけでも楽しかっ た初めてのデートは郊外にある ショッピングモールシネマで映画を見て ショッピングモールのフードコートで映画 の感想を言い合い日がくれるまで喋り続け たこのまま時間が止まればいいのにと思っ たのをよく覚えて いるそしてショッピングモールからの 帰り道で初めて手をついだ あったかい ね照れたように微笑むほは本当に可愛かっ た俺たちの関係が変わってしまったのは その次の週のことだったいつものように 2人で下校していた時ほが俺の家を見たい と言い出した中に入れて欲しいわけじゃ ないのちょっとだけ外から見るだけだから ねほは本当に家にに上がるつもりはなかっ たんだろういつもより少しだけ長く折れと 痛いただそれだけのことだったんだと思う 俺は迷ったがほに家を見せることにした いつまでも隠しておけることじゃないし 優しいほなら貧乏な暮らしを馬鹿にする ことはないだろうとそう思ったからだ そして俺と母さんが暮らすアパートの前に 着いた時俺はこう言った ここが俺の家見た目はちょっとボロいかも しれないけど意外といいアパートなんだ実 はさうち父さんいなくて母さんと2人 暮らしなんだ俺の話をほは静かに聞いてい た反応が怖くてほの顔を見ることができ なかったけれど俺はこう思ったきっと真剣 に聞いてくれているからほは何も言わない だけだろう 俺の話を受け入れようとしてくれているに 違いないやっぱりほは優しい子だとそう
思っていたでも現実は違ったほは俺が貧乏 な暮らしをしていることにショックを受け ていたのだそれも悪い意味でその日からほ の態度が変わった毎日交わしていたメール は3日に1度になり1週間に1度になり 最終的には帰ってこなくなった電話にも 当然出てくれなくなった学校ですれ違って も無視されるようになったほの突然の 代わり用に俺は動揺したし疑問もつき なかったそれでも峠校は共にしていたから 俺が何かやらかして怒らせてしまったん だろうと思ってい たそして高校受験の足音がいよいよ間近に 迫ったある日ほからこう尋ねられた高校 どこに行くの目を合わせてくれないことは 気になりつつ俺は素直にこう告げた高校は 行かない就職するんだ早く母さんに楽させ てやりたい から俺がそう言った瞬間ほが俺の方を見た その顔を見て俺は驚いたいつも明るく ニコニコしていたほが怒りと憎しみに満ち た顔をしていたからだ中卒で働くつもりな のそれがまるで悪であるかのようにほは 言った中卒とかありえない貧乏なのもあり えないあんたんちが貧乏なのを知ってたら 告白なんかしなかったのに 最悪吐き捨てるようにそう言ってほは俺を 睨みつけたショックで動けなくなってしま 俺を放ってほは1人帰って行ったその日の 夜ほからメールが来た2度と話しかけるな 近づくな付き合ってたことを言いふらすな 冷たい言葉の羅列は俺の心を深くさした そうして俺はほに振られた噂に聞いた ところによると俺と別れた後ほは友人たち 相手に俺のことを散々にこき下ろしていた という学校の廊下ですれ違うたびに貧乏人 だとか中卒野郎だとかいう言葉を吐きかけ られただから俺はほに会いたくなかっただ というのにこうして隣同士の席にさせられ てしまった結婚式が終わるまでの辛抱だと 自分に言い聞かせ式の方に集中する幸い式 が始まって新郎神父の馴染めの紹介や友人 代表挨拶ケーキ入刀が行われている最中は さすがのほも黙っていただが司会者がご 歓談くださいと言った瞬間また俺のことを 馬鹿にし始め たあんまりこっちに体寄せないでよ貧乏集 が映るじゃない本当貧乏人って社会のゴミ よねそう言って鼻をつまんだりここの ホテル食事がおいしいことで有名なのに誰 かさんのせいで台無しだわこいつがいる だけでご飯がまずくなるし式の雰囲気も ぶち壊しよう ああ気を使ってさっさと帰ってくれない かしらこんなやが参加してるとか新郎神父
が気の毒よね社交事例で声かけただけなの にのぼせ上がって参加しちゃうんだから なんで貧乏人って空気が読めないの かしら敵のある言葉ばかり向けられる さすがの俺も嫌なことばかり聞かされて すっかり嫌になってしまった招待してくれ た友人には悪いが本気で帰ろうかと思い 始めた時だ新郎神父席の方がざわめき始め た疑問に思いそちらに目をやると新郎が 神父に呼びかけている神父は下を向いてい て顔が見えなかったどうしたのだろうそう 思った瞬間神父の体がふらりと傾いた そしてそのまま神父は床へ倒れてしまった グラスの割れる音が響き女性の悲鳴が ホールに響き渡るざわめきが大きくなり 慌てた様子のスタッフが神父の元へ 駆け寄った誰か救急車をあと支配人を呼ん でぱ詰まった声が轟いた瞬間ホール内は パニックにった新郎や親族が叫んでいる息 をしていない意識がないそんな声が聞こえ てきた恐れながら申し上げますお客様の中 にお医者様看護師様はいらっしゃいますか 繰り返し申し上げますお客様の中に焦った 様子の支配人がマイクを通して呼びかけて いるだが誰も立ち上がるものはいない 繰り返しますお客様の中にお医者様 は支配人の3度目の呼びかけにようやく 答えた人間がいた俺だ右手を伸ばし席を 立つ支配人が俺に気づき慌てた様子で 近づいてくるが俺を止める奴がいた ちょっと何してるの医者じゃないんだから 引っ込んでなさいよ素人が言ったって迷惑 にしかならないってわからないのそう言っ てほは俺の腕を強く掴んでくるその手を 黙って振りほどき俺は支配人と共に神父の 元へ駆けつけたこしだ神父のそばに 座り込んでいる信郎に頷いて見せる神父を 取り囲む人々に少し離れるように告げ近く にいたスタッフにAEDを持ってくるよう に指示を出したまずは意識の確認声をかけ 肩を叩くが返事はない次に呼吸の確認口元 に耳を近づけ胸が上下しているかを確認 する呼吸をしていないかなりまずい状況だ 女性スタッフに新婦のアクセサリーを外し てもらうようにお願いしその間にスーツの ジャケットを脱ぎ捨てネクタイを緩め腕 まくりをするアクセサリー外しましたその 声を会いずに俺は心臓マッサージを開始し た1 23いつものようにけれど確実に絶対に 助けるそう考えながら心臓マッサージを 施していくAEDを持ってきてくれた スタッフに使ったことはあるかと尋ねたが 彼は横に首を振ったでは俺がAEDを使い ます誰か心臓マッサージを交代して
ください俺の言葉にみんなためらいを覚え ているようだった無理もない心配蘇生法を 習っている人間でも実際に人の命が関わる 現場に遭遇したらなかなか手を出せないの が現状だだがことは一刻を争う俺はAED を持ってきたスタッフに声をかけたこう いう場所のスタッフであれば講習を受けて いるだろうし適切に指示を与えてやれば やれると考えたからだスタッフと交代し俺 は急いでAEDを開いた このタイプは蓋を開けると自動で電源が 入る中から取り出したパットを胸に張り 音声ガイドに従って心臓マッサージを施し ていたスタッフや周りの人間を下がらせた 電気ショックが終わるとすぐに心臓 マッサージに戻る救急車はあとどのくらい でつきます か支配人に確認するとあと10分ほどは かかるだろうという話だった手は緩 繰り返し繰り返し心配蘇生を続ける額に 生まれた汗が輪郭を伝って流れていく汗を 拭う余裕などない戻ってこい言っちゃだめ だと心の中で繰り返しながら俺は処置を 続けたそして5分ほど経った頃神父は息を 吹き返した周りの人間がざわめくだが油断 はできない救急隊が到着し引き継ぐまで俺 は新婦のそばを離れなかった幸いなことに 再び新婦が意識を失うことはなかった病院 で詳しく調べなければ安心することはでき ないができることはした救急隊員に状況を 詳しく説明し神父を乗せた救急車を見送っ た俺はホールへ戻ったすごいなとかさすが だとかそんな声がホールに戻った俺を迎え たである友人も涙を浮かべて俺に感謝して くれたいいから早くお前も言ってやれそう 言って新郎をホールから送り出すとほを 見つけたつかつかと俺の近くに歩み寄って きたほは納得いかないと言いたげな様子 だったおそらく俺の職業について誰かから 聞いたの だろうなんでなんであんたが医者なのよ あんた中卒でしょ中卒が医者になんて なれるはずないじゃない私たちを騙してる んじゃないでしょうね最低だわ俺は中卒だ という印象が強すぎて事実をうまく 飲み込めていないらしいそれにずっと馬鹿 にしていた中卒の俺がみんなから小さの声 を向けられているのが気に入らなかったの だろう俺を嘘つきよばわりし小高に避難 するほの前に俺は立った強く睨みつけて くるその視線を真光から受け止め冷静に こう告げた俺は中卒じゃない高校も大学も ちゃんと卒業してる医師免許も当然所持し ている小心証明の医者 だそして俺はほが知らない中学卒業間際の
話を始めた最初は中学を卒業したら本気で 働き始めるつもりだった一刻も早く母に楽 をさせてあげたかったからだが当時の担任 は俺に高校に進まないのはもったいないと 言ってくれた余裕がないからと断ろうと 思ったが先生が特待性制度を使えばいいと 教えてくれたのだお前は成績優秀だし努力 家だから制度を問題なく利用できるそう 言われ母に相談すると母は喜んで承諾し てく そこから必死に勉強し見事合格諦めていた 高校に進学することができ た実は高校に進学することをほに話そうと 思っていたでもその頃にはメールを送って も帰ってこなくなった上にアドレスを変え られてしまっていて連絡できなかったし 電話も着信拒否されていたまた冷たい態度 を取られるかもしれないと考えると会いに 行く勇気も出なかったクラスも離れていた から俺が特待性制度を利用して高校へ新学 するなんて話聞かなかったの だろう高校に進学した俺は特大性の名恥ぬ よう勉強を続けトップクラスの成績を維持 し続けたおかげで大学も奨学金を借りて 進学することができ幼い頃からの夢だった 医師になることができた俺が医師という 職業を選んだのは父が亡くなってしまった ことがきっかけだ突然の悲劇に少水しきっ ていた母に担当医がとても丁寧に対応して くれていたことが忘れられなかった彼女は 泣きじゃくる母に付き添い静かに話を聞い てくれていた無駄な言葉は一切口にせず母 の話に頷きすがりついた母の背中を優しく 撫でてくれていたこともよく覚えて いる真味になって母を励ましその後何年に も渡って手紙をくれていたその人のように なりたいと思うようになるまで時間は かからなかった大学まで進学する余裕が ないと理解した時に1度は手放した夢だっ たが周りの人に支えられ自分でも努力した おかげで夢を叶えることができたうちは 確かに貧乏だったでも俺はこうして人の ためになる仕事についている努力すれば 人生はいくらでも変えられるんだ貧乏だ からくずなんて考えは早く捨てた方がいい 人の一面だけを見て他の部分を知ろうとし た方がいいいつか取り返しのつかないこと になりかねないから俺の言葉を静かに聞い ていたほはきつく拳を握りしめその場に 立ち尽くしていたその後ほは自慢して彼氏 と結婚したそうだが半年も経っていないと いうのに離婚の話が出ているらしいとある 企業の混雑師である旦那が新しい事業を 起こしたがそれが失敗し借金を背負うはめ になってしまったのだというそれまで
ずっと金銭的に余裕のある生活をしていた のに突然貧乏暮らしを余儀なくされたほは 旦那を責めたに違いない2人の間には喧嘩 が絶えず離婚する準備を始めているようだ と友人から聞いた離婚の準備を進める傍 結婚相談所に通ったり婚活アプリを駆使し て次の相手を探し回っているようだが おそらく次もうまくいかないんじゃないか と俺は考えている相手の一面しか見ようと しない今のほでは本当にいい相手に 巡り合えるとは思えないし下手をすると 結婚詐欺や犯罪に巻き込まれる可能性も ある俺の心配は1年後に残念ながら的中 することになるがそれはまた別の話 だ披露宴の最中に倒れてしまった神父は 無事に回復し退院できたという好意症も なく倒れる前と同じように生活できている そうだ彼女は適切な一時救急処置が行われ たおかげでここまで回復できたのだと担当 員に教えられたらしい隊員後友人夫妻は俺 を家に招いてくれてご馳走を振る舞って くれた彼女の両親からも感謝の言葉を もらっ た俺は今まで通り医者として働いている 先日も救急で運ばれてきた患者の命を救う ことができたこれからも意思として多の人 を助け患者の家族を支えていきたいと思っ ている母も父の呆然で俺の活躍をよく報告 しているそうだ少しくすぐったく感じるが 親高校できているのだと思うと誇らしくも 思える学歴がなくても金銭的な余裕がなく てもその人の努力次第で人生はいくらでも 変えていけるこれからも己れの限界を 決めつけず自分の道を切り開き続けていき たい ババーの介護 よろしくそう言って俺の妻だった優香は義 両親の介護を俺に押し付け家を出て行って しまっ た本当に何も知らないのね優香の 思い通りにはならなかった え俺たちの復讐が今 始まる俺の名前は 和で41歳になる妻の優香とは25歳の時 に知り合い結婚したが子供は授からず2人 で自由気な生活を送っている優香との 出会いは共通の友人の紹介がきっかけで よく話すようになっていった俺は昔から 静かで大人しい性格なのに対し優香は どちらかというと活発な性格だったため 優香の方から俺に積極的にアプローチをし てくれ晴れて交際がスタートした優香は気 が強くよく喧嘩をすることもあったのだが 決まって謝るのは俺からだっ たしかしそれが嫌だと思ったことはない俺
が謝ると優香もきちんと謝罪をしてくれ 仲直りをするそうやってずっと過ごせて いけたらいいなと思っていた その後3年ほどの交際期間を過ごした後俺 からプロポーズをして俺たちは婚約する ことになっ た優香は俺のことを交際している時から とても大事にしてくれ俺は彼女と一緒に ずっと楽しくて穏やかな人生を歩めると 思っていた優香の実家に結婚の挨拶に行っ た時も義両親は温かく迎えれてくれた俺は 大学生の頃に両親を立て続けに病気で なくしており身よりがいない兄弟もおらず 親戚付き合いもなかったためそれからは ずっと1人で暮らしてきたのだそんな俺の 境遇を知ってか知らずか義両親は俺のこと を本当の家族のように扱ってくれ たしかし交際をしている時から優香から あまり家族の話は聞いたことがなく 実家にもよりたからなかったその理由が 挨拶の時に発覚したのだっ たお母さんお父さんこちらが結婚する正文 よ初めましてよろしくお願いしますこちら こそよろしくね正文君ゆっくりしていって ね両親の返事を聞き家に上がり断している と優香ははっ鼻で笑い馬鹿にしたように こちらを 見る正文は三流大学出身なのよまあ私と どうしても結婚したいって言うから 仕方なく結婚してあげることにしたのよ そんな言い方しないのごめんなさいね昔 から口が悪く て義両親はおっとりとしていて優香とは あまり性格が似ておらず容子抜けして しまう優香はそんな両親にもトゲトゲしい 言葉を吐くあら何お母さん本当のこと でしょお父さんとお母さんだって三流大学 同士 でしょう今まではとても大切にしてくれて いたのにこれから夫になる俺のことまで 馬鹿にしている姿を見て俺は驚愕するその 上実の両親に向かって見下した態度で指し をしている 父さん早くお茶でも入れてよね本当気が 効かないんだからあごめんよ正文君緑茶で いいかなもう何でもいいから早くしてよ 本当にといんだ からそして優香の態度の悪さを義両親が俺 に謝罪をするのでなんともおかしな光景が 広がってい たごめごめね優香は昔から少し気が強い ところがある から実家での強気な態度に正直驚いた俺は 思わず苦笑いを 浮かべる遅にできた子でな目に入れても
痛くないとはこのことなんだろうな随分と 甘やかして育ててしまっ たそこには両親の優香に対する確かな愛情 があり 俺は心が温かくなる一方でその愛が届いて いない優香の態度にはがゆい気持ちにも なるのだっ たそんな新規臭いところにはそんなに来る ことはないと思う から結婚の挨拶を終えて優香が一方的に義 両親を疎ましがっているのを肌で 感じるその後優香は言葉通り行事以外にへ 行くこともなく俺たちはそのまま結婚する ことになっ た結婚をしてからも俺は何度か義実家に 行くように提案したのだがその度に優香は 難色を示しあまり疑実家に近寄るとはし なかったのだそして結婚して1年ほど経っ た時のこと俺たちの日常が一変する突然 優香の形態に岐阜からの連絡が来たのだえ お母さん が優香の焦った様子に俺はなんとなく嫌な 予感がし要件を聞いたお母さんが何だって 母さんが家で倒れて救急車で運ばれた らしいえ急いで病院に 向かおう病院に到着するとすでに義母は 手術中で義父が1人で手術室の前で待って いただ無事に終わると俺たちは担当員の元 へ案内さ れる雲ばっか出血ですねなんとか一命を 取り止めましたが何らかの行書が残って しまうことになる でしょうぞ そんな担当医からの言葉に義父は言葉を つまらせた合意症と聞き俺も優香も言葉を 失って しまう優香大丈夫 大丈夫じゃないわよどうしてこんなこと に義母は担当員の言う通り右阪神に行為症 が残ってしまい車椅子生活になってしまっ た入院期間を経て退位することになったの だがこれからの生活は今まで通りにはいか ない隊員が近づいたある日病院に集まり 今後のことについて話し合う場を設けた 俺たちも一緒にお母さんを支えます正文君 ありがとう俺が義父を励ますと優香は俯い ていた顔をあげ叫ぶように言葉を 吐くどうしてお父さんが介護すればいいん だわ私たちがわざわざ介護をする必要ない じゃ ない優香は俺の提案に納得がいかなかった らしく激しく否定し足早に病院を去って しまい俺は慌ててお父さんに挨拶をして 優香の後を 追う病院からの帰り道俺と優香の間に
流れる空気は重かっ たなあ優香お母さんたちと同居しないか俺 がそう言うと優香は分かりやすく嫌そうに 顔を 歪める普通は逆ではないのかそう思ったの だだが俺はどうしても優しく迎え入れて くれた義両親を見捨てることはできなかっ たどうしてあなたまでそんなことを言うの 嫌だって言ってるじゃ ないお母さんが心配なんだだから一緒に 同居 しよう俺は優香に向かって大きく頭を 下げる俺は内心義両親との同居に大きな 不安があったがその不安は中してしま その後優香はしぶしぶ同居を承諾してくれ たそんな優香を見て俺はこの先の生活を 少し不安を 覚えるそして俺の不安は同初日に敵中する ことに なるちょっと遅いわよさっさと夕飯の支度 をしなさい よ俺が仕事から帰るなり優香は不機嫌そう にソファーにどかっと腰をかけて いるお父さんたちも私たちが住んであげて いるだけでもありがたいと思って ちょうだい どうやら優香の中では俺が無理やり同居を 提案したのだから介護全般は俺の仕事と いうことになっているらしい優香の驚く べき行動はさらに続いたゆか俺の荷物知ら ないかああ邪魔から捨てたわよ同居して から部屋数が少なくなって狭いのよ ね優香のあまりにも特病しもない行動に俺 は言葉を失ったその後の生活も思っていた 以上に過酷だった自由な時間などほとんど なく家事や介護はほとんど俺が担当して おり手は赤でだらけお父さんも手伝っては くれるが年齢のこともあるのであまり無理 はさせられない反対に優香はどんどん容姿 が派手になり家を開ける時間が多くなって いたそんな生活が続き疲弊していた時ある 日を境いに優香は家に帰ってこなくなって しまう優香大丈夫 かしらそうだな何か事故に巻き込まれて なければいい けど最初は連絡がつかず心配していたが メッセージには既読がつくため俺たちは家 を出て行ったのだと思うしかなかっ たそして俺が何度か電話をかけていると 優香の方から折り返し連絡があったゆか どこで何をしているんだお父さんたちも 心配しているんだ ぞ俺がまくし立てるようにそう言うと優香 は高笑いを浮かべたああもう帰るつもり ないからあんたみたいな定学歴の出損ない
と違って大企業の息子と付き合うことに なったのたのし よ俺は一瞬優香が何を言っているか分から ず言葉をつまらせて しまうまだ結婚する予定はないからあんた のいい時に離婚届けを出しておいて ちょうだい今日郵送で送ったからじゃあ ババーの介護 よろしくこうして俺は一方的に離婚を告げ られたのだった俺たちはとうとう捨てられ たのか落ち込む義両親の姿を見て俺は心が 痛むしかし離婚を告げられたからと言って 義両親を見捨てることはできずそのまま義 両親との同居生活を続けることを決心する すると義母が俺の手を取っ た本当にあの子は何も知らないのね正文君 大丈夫 よそう言って義母は優しく微笑んだのだっ たそれからすぐに義母の容態はどんどん 悪化したためその間も俺は優香に連絡を 取り続けたしかし全く連絡が取れず優香が 家から姿を消してからほどがった頃義母は なくなってしまっ た心構えはしていたが悲しくて辛く義父と 共に夜通し涙を流し た優香に葬儀の連絡もしたが音沙汰はなく そのまま義父が模となり葬儀を取り行っ ことにしたしかし葬儀の準備中親戚の方々 と話をしていると突如優香の高い叫び声が 会場に 響く お母さん俺は優香が葬儀に来てくれたこと で無事に義母とお別れができるとほっと胸 を撫で下ろし たよかった優香も来れたんですね俺がそう 言うと義父は険しい表情を浮かべ優香を 見つめるすると優香は叫び始めたお母さん こんなに早くいなくなっちゃうなんてふ これはどういうことよ俺は突然自分の名前 を呼ばれ驚いて優香の方に注目する正文 どうして教えてくれなかったの俺は ただただ何のことか分からず動揺をする お父さんも目を見開いて驚いているところ を見ると優香からは何も知らせを受けてい なかったようだ俺は何度も連絡したじゃ そんなの1度も私の元に連絡は来なかった 優香は俺と義父を 睨みつける優香は一体何を言っているの だろうかひどいわ介護の邪魔だからと言っ てあなたが私を家から追い出したから 仕方なくお母さんを託したのにゆか何の話 をしているん だ俺の返事を無視しは泣きながらを続ける 俺は身に覚えのない濡れを着せられてただ 反論するしかできなかっ
た助けてこのままじゃ旦那に家も遺産も 全て奪われてしまうわ私はどうしたらいい の俺と義父の反論を遮り優香は盛大に泣き 出してしまう親戚の人たちはこちらを見て こそこそと話をしている旗から見れはは俺 たちが遺産を奪おうとしている悪者に見え ても仕方なかっ たどうせ今までもお母さんのお金を好き かって使ってきたのでしょうお父さんだっ て騙されているんだわ優香一体何を言って いるん だ家も財産も自分たちのものにしようと するなんてそんなの絶対に許さない わ優香の言葉はにおかしかった何もかも俺 たちに日があるような言葉を聞き俺は全て を理解する優香は義母の遺産を独り占め するために葬儀上にやってきたのだと俺と 義父を悪者にして親戚中を味方につけ自分 のいいように音を進めようとしているの だろう俺は色々なものを犠牲にして義母の 介護をしてきたはも義両親のことを心配し たことすらなかったそれなのにこんな 仕打ちはあんまり だいい加減にしろこれ以上恥ずかしい真似 はやめるんだあまりの悔しさに唇を 噛みしめたその時緊迫した空気の中会場に 驚くほどの大声を義父が あげるどどうしたの お父さん俺も初めて聞く義父の大声に さすがの優香も涙を止めて義父に 尋ねる優香これ以上恥ずかしい真似はやめ なさいもう一度義父の落ち着いた低い声が 葬儀場に響き 渡る実の子に向かって恥ずかしい真似って 何よお父さんだってそこの男に騙されて いるんじゃないの騙されてなんかいない それにふ君がが遺産を奪おうとなんてこと も思っていない母さんが遺言上を残して くれているから ねはどどういうことよ遺言上なんて聞いて いない わ遺言上など俺も聞いたことがない話だっ たのでおそらく俺や優香が不在時に2人で 準備をしていたの だろうしかし優香はそのことが気に入ら ないらしく ヒステリックのようにたび めく優香は知らなくて当然だよ優香が家を 出ていってから作成したものだからそ そんな嘘 よ信じられないのなら自分の目で確かめて くれ親戚の皆さんにも一緒に見て欲しい ものがあるん だ文句を言い続ける優香を無視し義父は あるスーツのの男性を招き入れ
たこちらは俺が依頼した弁護士だ義父から 紹介された弁護士は軽く釈をした後その まま携帯で1本の動画を流し 始めるこの旅は私の葬儀に参列して いただきありがとうございますこの動画は 私の最後の言葉として皆さんに聞いて いただきたいと思い弁護士とに頼んで メッセージを残した次第です え お母さんいつの間にこんなものを残してい たのだろうかそこには優しく微笑んでいる 義母の姿が映し出されて いるはえどうしてお静かに優香はひどく うえており弁護士がそんな優香に注意を する 俺は驚いて言葉が出ずただただ画面上に 移る元気な義母の姿にどこか懐かしさを 感じながらリボの言葉に耳を傾け たまずは正文君体が不自由な私を長年支え てくれて ありがとう正文君のおかげで私は生活も 不便なく過ごすことができまし た義母の柔らかい笑顔に俺の目には涙が 滲むありがとうだなんて俺のセリフである 義両親は俺のことを本当の家族のように 受け入れてくれたそれだけで十分俺は 嬉しかったのだそんなことを思いながらも 俺はビデオの続きを 見る若いあなたの時間を私たちの介護の せいでたくさんもらしまって申し訳なく 思っています文句1つ言わずお世話をして くれてありがとうあなたがこれから幸せに 暮らしてくれることを心から願ってい ます お母さんほえていた涙がとどなく溢れて くるそしてそんな俺の方を優しく抱いて くれる 義父そうして言うか来ていますかしばらく 連絡も取れておらず心配しています私の 葬儀には来ていないかもしれないけどもし どなたか優香に会う機会があれば伝えて いただきたいです義母のメッセージに優香 は顔を 背ける先ほど優香が言った言葉とは違う 内容に会場は ざわめく私が至らないばかりに優香には いつも苦労させたね 会えない日々が続いたけど私はあなたの ことを思っています体には気をつけて自分 自身の人生を楽しんで くださいそして義父や親戚の方々への感謝 の言葉が続いた後最後には義母の締めの 言葉が 続く私の遺産ですが長年私を支えてくれた 正文君に受け取ってほしいと思っています
若い時間を奪ってしまったせめて物つぐ ないとして納めていただきたい えそして親戚の皆様には残された夫と息子 をこれからも温かく見守っていただければ と思い ます義母の動画を流しえ弁護士が携帯の 画面を 切るここんなの出ただめよ私から遺産を 奪うために騙そうとしているの ね優香はこぞばかりにわめき散らしている 俺は義母の温かい言葉を受け言葉を発する ことができない変わりに弁護士さんが冷静 に優香の相手をしてくれ たそうですねもしこれが偽りというので あれば法廷でお相手しましょう正式なも こちらでお預かりをしていますふまあいい わ正文のお金は私のものですもの優香は もう遺産目当てで帰ってきたことを隠す つもりはないらしい親戚中に白い目を向け られながらも遺産は自分が受け取るものだ と言い張って いるゆか俺はもう優香とは縁を切っている つもりだよ遺さも何1つ渡さ ない何言ってるのよ1人じゃ何もできない くせにあなたは私の言うことを聞いていれ ばいいの よ俺はようやく優香に退治し自分の気持ち をトロ する確かに俺1人じゃ何もできないかも しれないでも俺にはお母さんとお父さんが いるこれからもお父さんを支えていくって おさんに誓ったん だだからな何だって言うのよ私も家族じゃ ないだから離婚届けだって出していないの でしょいいわまたあなたの妻に戻ってあげ るって言っているの よここまで来て自分のいいように言う優香 には虫が 走る俺が優香に離婚を突きつけられても なお疑実家に残ったのは決して優香を待っ ていたわけではない義両親を支えると決め たから だ俺は家族よりも浮気相手を選ぶような人 を家族だとは認めないそれに離婚届けは もう出してある俺たちは夫婦では ないなならどうし てどうして疑実家にとまってまで介護を 続けたのかと言いたいのだろう答えは1つ だ組をしたからだよ離婚届けをもらった時 に俺はこれ以上義両親のお世話になるわけ にはいかないと思い全てを打ち明けた今で も覚えている離婚届けを突きつけられた時 1番に思ったことは義両親との関係だっ たせっかく気づいてきた関係が崩れるのが 怖かったのだ震えながらこの顛末を話す俺
の手を義母は優しく包み込んでくれ たそれなら正文君がもしよかったらうちの 子になら ないそう言われた時俺は心から嬉しかった のだもちろん義父も賛成をしてくれており 俺は理両親の容姿となったの だ優香が行方をくらました時に調べたんだ もちろんお母さんもお父さんも知っていた よ俺は動揺している優香に事実のみを淡々 と 告げるだからこれからも優香は今まで通り 俺たちに関わらず好きに生きてくれ俺たち も優香を頼ることはしないからそ そんな俺の強い警神を間のあたりにした 優香は急に態度を変え俺と義父に すがりつくおお願い彼の両親の会社が倒産 して借金を背負ってしまってお金がないの そのことももちろん弁護士から話は聞いて いた大企業の息子といい関係になったが敵 は入れず事実婚として優雅な生活を送って いたしかしすぐに会社の経営は傾き相手に 騙され彼の借金を背負うはめになっていた らしい恋はもとは言うがさすがにこれは 同情する余地も ないそんなの自業自得だろこれ以上母さん の前で恥ずかしい真似はしないで くれリフは優香に厳しい言葉を かけるお父さんそそんなこと言わないで ちょうだい ままもねまた昔みたいに家族で仲良く 暮らしましょうよね 俺にすがるような目を向けてくる優香だが 正直嫌悪感しか浮かばない俺ははっきりと 言い放つ俺の家族は昔も今もお母さんと お父さんの2人だけですそ そんな俺と義父の偽善とした態度に親戚中 から一斉に拍手が湧き起こる 親戚を味方にし俺たちに一思報いるつもり だったんだろうが逆にそれがあだとなった らしい優香は周りの視線に耐えられなく なったのかこそこそと葬儀場を後にし たその後優香からは何度か連絡があったが 俺たちは着信拒否にして電話に出ることは なかった優香には肩代わりした借金だけで なく義母の遺産を目当てて 買い物をしたカードローンの支払いも残り 多額の借金返済に追われていると聞いた今 はコンビニアスーパーでアルバイトの 掛け持ちをしているらしくじい生活を送っ ていること だろう一方俺と義父は理実家で未だに生活 を送って いるお父さん今日の晩酌はどうしますか もちろん付き合ってくれるかはい喜んで今 の俺の楽しみは1日の終わりにギフト晩酌
を交わすことである少しでも義父が健康に 暮らせるようにこれからも支えていきたい と思って いるあなたがいない間に離婚届け出して おくからもう永久に来なくていい わ妹の結婚式に行くためにった急かその 休みを迎える前日規模から宣言を受けた そして義家族の崩壊が 始まる私は山本佐江28歳だ夫の年夫は 昨年結婚してもうすぐ半年に なる幸せな新婚生活と言いたいところだが 早くも離婚の危機を迎えているというのも 私はとんでもない家にお嫁に来てしまった のだ私の見る目がなかったことは悔やま れるが少しでも早く離婚できるよう現在は 自立する準備を始めている夫の実家は 小さな会社を経営しており私は結婚をきに それまで勤めていた仕事をやめて義両親と 共にその会社で働いている夫はの会社に 務めに出ており私の働く疑実家の会社は私 と義両親と地元の若者の4人で営業して いる若者は配達スタッフのためほとんど 会社にいることはなく実質会社の雑用は 全て私がやっている状況だ事務所やトイレ の掃除や休憩時のお茶の用意お客さんの 電話対応書類の作成など難しい仕事では ないが全てを私1人で回している義父は1 日中パソコンに向かって設計作業をして おり義母は時折り来るお客さんや近所の暇 な主婦と会話を楽しんでいたり来客のない 時は買い物に出たきり帰ってこないことも あるこんな感じで毎日忙しくしているが 会社での仕事だけなら大して問題はない私 にとって苦しいことは仕事の後に疑実家に 帰ってからもたくさんの家事があることだ 家に帰ってからは家族全員が私のことを 召使いのように扱う朝は朝食の支度から 始まり出勤前まで洗濯や掃除帰宅後も休む 暇なく夕食の支度そのくせ義母は味に うるさく今日は味が薄い前回と違うなどと 毎回何かしら癖をつけてくるおいしいとか ありがとうなんて言葉は1度も聞いたこと がないせめて夫だけでも私の苦労を理解し てもらいたいと思うのだが夫は残業や同僚 との飲み会などで毎日のように帰りが遅い 何度か夫に力を求めたことがあるが仕事で 忙しいとかそれは嫁の仕事だなどと言って 全く相手にしてくれないそればかりか義母 が私の料理を美味しくないと言っている からもっと料理の勉強しろよと言ってくる 始末だ一緒に住んでみて分かったのだが夫 はかなりのマザコンだった休日は夫と私で 1週間分の買出しをするのだが夫は義母の 好みのものを選び私が提案や希望を伝えて もそれは義母がは嫌いなやつだなどと言っ
て即却下される特に誕生日プレゼントでの 私とギボとの違いはひどいものだった私に は近所の花屋で買った花束だけだが先日の 規模の誕生日では私に送った花の2倍以上 はある花束を渡ししかもアクセサリーや 美容系の電荷製品など高価な品で用意して いたのだ結婚する前の夫はもう少し私に 優しかった誕生日にはしレストランに連れ て行ってくれて先日義母に送ったものと 同じくらい大きな花束でプレゼントも当時 私が欲しかった写真集を遅れた私は結婚前 と結婚後の夫のこの変貌ぶりに驚く結婚前 の夫は細かい気遣いを私にしてくれていた が結婚後はその気遣いは全て義母の方に 向いているようだ夫の生活は義母中心に 回っているのは間違いない妻の私よりも 義母が最優先なのだ おそらく私は騙されていたのだろう夫に 言わせれば嫁姑との同居とはこんなものだ と言いたいところだろうがそれにしては ひどすぎる扱いだ夫は私を召使いのように 使えると思って結婚相手に選んだに違い ない家と会社の雑用をしてくれる人が 欲しかっただけなのだしかもそれは夫の 意思ではなく義母からの指示だったのでは ないかと思っている直接の指示はなかった としても夫が大切な母親のことを思って やったことなのだろう夫は一度俺が義母の ケアをすれば機嫌が良くなり嫁である私と の関係も良くなるなんて説得力のないこと を言っていたが実際は真逆だった私に 対する義母の対応は日に日にひどくなって いく最初の頃は良い嫁でありたいと思い がむしゃらに頑張っていた私だが結婚して 半年が経ちこの家のを知る中でその気持ち は徐々になくなっていった私が離婚を決心 したのもその頃しかし離婚後の生活などを 考えるとすぐに自立できる状態の方が良い と思い転職先を探したり住むアパートの 物件探しを始め今は離婚するタイミングを 見ている状態 [音楽] だある日私の妹が結婚することになり結婚 式の招待を受けた夫や義両親も招待された のだが仕事が忙しいし遠いから行きたく ないと言って3人とも欠席の意向だこんな 状況で私1人が出席することにしたが 大きな難関があるそれは休暇を取れるか どうかだ義実家の会社に入ってからは1度 も使用の休暇を取っていない昨日思い交渉 だが妹の結婚式には絶対に出席したいと 思っていたそこで私は一応社員という扱い なので有給があるだろうと思い今回は3 日間だけ有給休暇を使いたいと交渉する ことにしたあのちょっといいですかそこに
は仕事を終えて家でのんびりとしている義 両親がいたその日は珍しく早く帰ってきた 夫もいる夫や義母は私に邪魔者のような 視線を向けた息が詰まるような冷たい空気 で私は一瞬言葉に詰まる 実は来月妹の結婚式があるんです が3日ほどお休みをいただけますか意を 決して尋ねると義母が私を睨みながら言っ たあんた結婚式に行く気なの休める 立場私はそれにビクビクしつつも勇気を 出していっ た有がありますよね1回も使ったことない ですしそれを使いたいんですですけど休ん で給料だけはもらおうっていうの名前気に すると夫が母をなめるように言う母さん俺 が家事とか手伝うから休ませてもいいん じゃ ないまさか夫が私の方に味方してくれる なんて驚いた私は目を丸くして夫を見た すると何やら夫はニヤニヤして義母を見て いるその意味を察したのか規模も同じよう に笑いなんとか了承してくれた私は休める ことが嬉しかったが夫と義母の目くばせが 気になるその時しばらく黙っていた義父が 声を出したよかったね楽しんでおいでよき 瀬の言葉に夫と義母が驚いた表情をすると 義父は俯いてまた黙ってしまった私はその 言葉を素直に聞いて良いのか迷う困惑し ながらお礼を言い微妙な空気の中私は リビングを出た若干後味は悪いが休みが 無事に取れ妹の結婚式に出れると思うと 嬉しい気分になっ たそしてお休みの前日になった私が明日 から不在になる件で挨拶に向かうと いきなり義母からこんな言葉が出たあなた 本当に休む つもり私はめどくさいなと思いながらも ぐっ飲み込みはいお願いしますと答えた あらそうじゃああなたそのまま帰ってこ なくていいわよ私は驚き言葉に詰まった あなたがいない間に離婚届け出しておく からもう永久に来なくていいわはいここに サインして私は突然の展開に焦ってしまっ たしかし離婚するなら今がチャンスと 気持ちを切り替えるいずれは離婚する つもりだったから少し計画は前倒しになる がなんとかなるだろうと思い私は決心した それは明暗ですねありがとうございます私 はその場で離婚届けにサインをした隣の ランにはすでに夫のサインがしてある こんな大事な時に夫は今日も帰りが遅く 義母が代理を務める形だなんて無責任な やつだと私は思っ たあなたが有給取りたいって言い出した あの日息子から頼まれたのよもうあいつに
はようがないから離婚届け出しといてって ね離婚届けを母親に頼む夫も夫だがそれを 承諾する母親も異常だ夫のマザコンぶりと 息子を角に甘やかす母親に私は呆れて しまった1日も早くこの場所を離れなけれ ばそう思い私は荷物をまとめる幸い自分の 荷物はそれほどなく規制の長距離バスで 持っていける量だった休みがなかった私は 自分の物を買う暇などほとんどなく私物が 少なかったことは不幸中の幸いと言える [音楽] だろう実家の両親や妹は私を歓迎ムードで 迎えてくれたその温かさに私は涙が出そう になる明日は妹の結婚式だというのに私は 離婚してきたそのことを言うべきか言わ ないべきか移動中ずっと考えていたが答え の出ないままに実家についてしまっ たすると3日間の滞在だというのに荷物の 多さに驚く家族家族の温かい雰囲気と安心 感を感じ離婚のことを話すことに決め た実は 色々あってさ後でゆっくり話す よその夜私は家族に全てを話した夫との 関係義母のいびり仕事のことなど時より涙 を流しながらありのままを伝えたしかし おそらく解放されたことで晴れやかな顔を していたのだろうバイになってしまうのは 残念だけど解放されて本当に良かったと 家族はみんな喜んでくれた私が結婚式の前 なのにごめんねと妹に伝えると妹は笑って 答え た大丈夫お姉ちゃんにとっても新しい スタートだからおめでたいことじゃない ありがとうみんなに話せてよかったよ実際 に私は悲しい気持ちよりワクワクする 気持ちの方が強く不思議なことにとても 前向きな気分だったその後しばらく荷物と 一緒にお世話になることを両親に許して もらい温かい布団でぐっすりと眠っ たそして翌日妹の結婚式が行わ れる妹はとても綺麗で旦那さんも温かい人 で妹から離婚のことを聞いたようで時折り 優しく声をかけてくれた本当に良い式で 会場はせな気分で満たされていた私も昨日 までの暗く沈んだ自分が嘘のように たくさん笑ってたくさん泣い た式が終わり色々と慌しい日々が通常 モードに戻る私は早速近くで仕事を探し 食品会社の事務所での勤務が決まった その間元夫からの連絡はなく離婚が成立し たとの報告も来ていない婚は本当に提出し てくれたのだろうか不安が よぎる1週間ほどが過ぎたある日義母から メッセージが届い たあなたの離婚成立したわ
よ私も離婚になって飛んださなん よ元義母も離婚とはどういうことだろう私 はわけが分からなかったしかし私の離婚が 無事に成立したことについては安心できた のでありがとうございますとだけ返信した それにしても元義両親に何があったの だろうかおかしな家族だったが関係が悪い ようには見えなかった元義父はどこか浮い た感じはあったが元義母の言うことを聞く 優しい夫に見えたまあ縁も切れて無関係に なったことだから気にする必要はない そんな感じで忘れ始めたある日思いもよら ぬ連絡が入った元義父からの電話だったの だしかももっと夫から聞き出したのかこの 実家付近に来ているとのことだ私は怖く なり離婚が成立したので会いたくないと 伝えると家のチャイムが鳴ったドキッとし た私はどうすれば良いのか混乱してしまっ た電話口の元義父が今玄関にいるという家 にあげなければ大丈夫だろうと思い胃を 消して玄関の扉を 開けるそこには若干やれた感じの元義父が 立っていたそして玄関口でいきなり土下座 を始めた妻が失礼なことをしてすまなかっ たあいつは離婚して追い出したから戻って きてくれないか元夫が来るならまだわかる がなぜその父親が来るのだろうかしかも 1人で来るなんて意味がわからない元夫と は離婚してから一切連絡を取っていない ことを伝えると元義父はこう言っ た息子には俺が言っておくだからまた家に 来てくれない かこんなことはありえない元夫と相談する こともなく元義父が私に直接復縁を頼む なんて普通では考えられない実は私は一見 優しいように見えるこの元寄付を怪しい 人間だと思っていたそしてこの異常な行動 を見て私の顔は間違っていなかったと確信 した私は迷わずこう 言い放ついいえ2度と私に近づかないで ください私がシャワーから上がる時あなた はいつもお手洗いに来ていましたね覗いて いた証拠はありませんが本当に気持ち 悪かったですその時私は過去のことを 思い出していた 私は元義父が時々投げかける優しさを 気持ち悪いと思っていたのだ私に対して元 夫と元義母は当たりが強かったが元義父は 時々妙に優しく接してきていたしかもそれ が元夫や元義母のいない時に多く私はなん となく恐怖心を覚えたものだ私が台所で 1人皿洗いをしていると元義父が突然現れ 話しかけてくる 今日もありがとうね助かってる よ一見普通の会話だし優しい気遣いに思う
のだが普段の元義父の態度にはどこか元 義母に怯えているところがあり私への 気遣いは元義母にはほとんど見せなかった そういう優しさがあれば元義母の意地悪な 言い方などを旦那として制止してくれても いいのだがそういう行動は一切なかった からだそしてさらに気持ちが悪かったのは 私がシャワーから出た時の行動だちょうど 私が浴室から出たタイミングでいつも元 義父が現れ浴室の隣のトイレに入る もちろん私はすでに服を着ているのだが 頻繁に起こるのでとても嫌な感じだまさか 息子の妻に対して覗きをすることはでき ないだろうと思うのだが私は一応警戒して いた私は土下座している元岐阜に向か あなたの行動は鳥肌がそうと気持ちが 悪かったと強調しこれ以上私に近づくなら 警察を呼ぶと伝えた私の指摘は間違ってい なかったようで元義父はうれるように下を 向きそのまま帰っていっ たその後は元義父を含めあの家族の誰から も連絡はない私は面倒なことから解放され 自由の身を全身で味わっている 人に聞いた話だが追い出された元義母は 一時息子である元夫と一緒に暮らしていた らしいしかし何がきっかけかは不明だが 親子で大喧嘩をして元夫の方が家を出て いったそうだ収入に困った元義母は美経県 のレジ打ちパートを始めたそうでお会計 ミスでお客さんにとられているのを知人が 見かけたという元夫は徐々に生活があれだ し酒やギャンブルにはまっているそうだ 友人が偶然見かけたのだがだいぶ顔色が 悪かったらしい元義父も会社の経営に 行き詰まりその後会社を閉めることにその 後はどうしているのか何の情報もない私の 方は仕事も順調で色々と任されるように なり職場にはちょっと気になる人も現れた 先日は彼から食事に誘 おいしいイタリアンを食べに行ってきた妹 夫婦も仲良くしており時々両親や私も 加わり温泉旅行に行ったりしている両親も 明るく健康でありがたい限りだ親高校もし ながら新しい人生を満喫して いこう妊娠したことを私は夫にサプライズ で伝えることにした夫の喜ぶ顔を想像した だけで私の顔までほんでしまうしかし私の 思いとは裏腹にエコ写真を見た夫は怒りで 震えている一体誰の子だ俺は種無しなんだ ぞそう言って夫は部屋から出ていって しまった床にはくしゃくしゃになったエコ 写真が落ちているそれはまるで私の心を 表しているかのようだっ [音楽] た私の名前は
35歳友人の紹介で出会ったすぐと結婚を してもうすぐ2年になるすぐは1つ上と いうこともあり共通の話題が多い共働きを しているのだが私の会社は決算好きは割と 残業も多く帰りが遅くなることがある しかしすぐは日頃から文句1つ言わず家事 を率先してやってくれるすぐごめんね今日 も残業になりそうだから夕飯どこかで済ま せてくれる大丈夫だよ俺今日の早いから 作って待っておくよ結婚をすると共働きで も家事は妻に丸投げする人が多いと聞くが すは全くそんなことがない仕事が好きな私 にとってありがたいことこの上なかった 全く不満のない生活ともあって私たちは 結婚してからも喧嘩1つしたことがないだ けどそんな私にも1つだけ悩みがあった それは子供を授からないことだっ た私はかから子供が好きで早く自分の子供 が欲しかったしかし年齢のせもあるのか なかなか授からないのだすぐはあまり気に していないようだが私はこっそりトイレで 泣くこともある周りの友人たちの妊娠報告 を聞くと余計に落ち込みそしてどんどん 焦ってしまうだからハランBにはお酒の力 なんて借りたりして私からすぐを誘うこと も多かったそんな願いが通じたのかもしれ ないある日目を覚ますと急激な吐き気に 襲われ もしかしてと思い会社に事情を説明しすぐ に病院で検査を受けることにしたするとお めでとうございますご会にですよ私は意思 の説明を受けながらエコ画面に移る我が子 を食い入るように見つめた私の 赤ちゃん自然と涙が溢れ止めることができ ないやっと私のお腹に赤ちゃんが来てくれ たのだどうしようすに早く伝えたいこれ からのことを考えるだけで口元が緩んで しまうそして私はすぐにサプライズで 赤ちゃんができたことを報告することにし た今日は早く帰ってきて ね夕方になりやっとすぐが帰ってきたすぐ は合成に並べられた料理を見て嬉しそうに 驚いている何どうしたの今日なんか記念日 だったっけ思った通りのすの反応に私もけ てしまう私はサプライズだよと言いながら の入ったボックスをすぐに渡したすぐは 自分へのプレゼントだと思ったのか嬉し そうに箱の中身を確認するしかし中身を見 た瞬間固まってしまったえこれってエコ 写真すぐはブルブル震えながら顔を青く 染めていたそんな様子に最初は嬉しさの あまり動けないのかと思ったのだが何かが おかしい私が声をかけようとすのとろに 行こうとするとそれを静止するようにすは 叫だこれ誰の子だよ俺は種無しなんだぞす
からの突然の種無し宣言に私の動きも 止まったしかしお腹の赤ちゃんの父親は 確実にすだ何かの間違いでしょだってこの 子はすぐの私が弁名をしようとしてもすぐ は心ここにあらずといった様子で目を 合わせようともしないそして考えさせてと 言い残しそのままリビングを出ていって しまった幸せいっぱいの1日になるはずが まさかこんなことになるなんてと床に落ち たエコ写真を見て涙が溢れる次の日から 話しかけても無視をされる日々が続きすぐ との関係は悪化してしまった下手に何か 言っても言い訳をしてると思われるだから 私も何も言えないでいたしかし数日後会社 から帰ってきたすぐから久しぶりに 話しかけられた今回のことをお互いの両親 を交えて話がしたいちょうど明後日が 日曜日だしどうかな場所は波に任せるから 急な話し合いの提案に私は焦った夫婦なの だからまずは2人で話し合いたかったから だしかしすぐは決まったらLINEしてと またしてもそれだけ言うと寝室に行って しまった私は仕方なく理由は伏せて両親に 話し合いに参加してもらうようお願いをし た場所は私の実家でということになり同じ 家に住んでいるというのにすぐにLINE をするすからはすぐに返事が来たが分かっ たと言うだけの単調な文面だった私はその 日不安でいっぱいで一睡もすることができ なかっ た話し合い当日実家にみんなが集まると テーブルを挟んで対面する形で座ったあの 一体今日は何事でしょうか話を切り出した のは私の母だったおそらく張り詰めた空気 に耐えられなかったのだろうあらなさん から聞いてないんですかさんは浮気相手と の子供を妊娠したんですよ義母が嫌みの 混じった口調で言うと浮気相手という言葉 に私の両親は顔面蒼白になり固まる私は首 を大きく横に振り何度も違うと訴えかけた すぐは種無しなのよなったら奇跡でも起き たって言うのかしら義母は皮肉混じりに 汚いものを見るかのように笑うそして私を 最低だとのり慰謝料を払えというのだだ けど私には全く心当たりがないを持ってす の子供だと言える違うんですちゃんと説明 をさせてくださいするとパンと乾いた音が 部屋中に響き渡る私は母に頬をぶたれたの だあんたはなんて恥さらしなこと謝り なさいさして謝りなさい頬に鈍い痛みが 走るも状況が理解できないどうして私は母 にぶたれたのだろうしかし当たりを見回す とその場にいた全員の冷たい線が私を 突き刺す親の怒りは頂点にしおり父は私の 腕をつかみそんな汚い存在なんて俺が消し
てあるそう言って私のお腹を蹴ろうとした のだ私は必死にお腹を守ろうとうまった お父さんちょっと待って声の下方に視線を 向けると入り口に姉が立っていた父は興奮 しているのか姉に対しても牽制をしている 姉は落ち着いてと言い父を私から引き離し てくれた私は姉が来てくれたことにアンド した私の味方なんてここにはは他にいない からだちょっとあなた誰なのすも義母も姉 に対しいかしげな表情を浮かべる2人とも 結婚式にまで来てくれた姉を忘れている ようだった何度かお会いしましたがお忘れ ですか私は波の姉です姉という言葉にすは ああとやっと思い出したようだ姉は私を 少し離れたところに座らせすと義両親に頭 を下げるそして別室で話を聞いていたこと を伝え改めてすぐの種無しは事実なのか 聞いたすぐがそうだと言い返すと姉は症状 を詳しく確認するでは清掃炎を併発したと いうことですよねちなみに検査を受けられ たのはいつ頃でしょうかしかし清掃炎と いう言葉にすぐも義母も首をかげるすると すは驚くべき発言をしたのだ検査なんて 1度も受けていませんよこれには私も姉も 両親ですら目をパチクリさせるじゃあどう して種無しなのか姉が理由を聞くと義母が 呆れた顔をしながら話してくれたすぐは 高校生の頃ひどいおふ風になったそうだ 連日40°近い熱が出て大変な状態だった らしいそのせいですぐは種無しになって しまったんだと義母は言うのだだからお腹 の子供は浮気相手の子供確定だと義母は鼻 の穴を膨らませる子供なんていなくても 幸せだったのにこんな風に裏られるとは 思わなかったよすぐはそう言って私を 睨みつけた検査も受けていないのにどうし て断言できるのだろう信じられない気持ち はあったがそうは言っても私も素人だ 不安気に姉を見つめると姉は私の気持ちを 察してくれたのか優しく微笑んでくれた今 の話からすると意志から正式な診断をして もらったわけではないんですね先ほどから の姉の問いかけに義母はだんだんと苛立ち を見せるそして姉に対しさっきから何なの 尋問みたいなことして医者でもあるまいし 失礼じゃないのすると姉は含み笑いをし ながら私は医者ですよ担当は非女きかです そう姉は隣町の有名な大学病院で医師とし て働いている忙しい職業だから家族の 集まりにはあまり参加できていないがすぐ にも姉の職業は伝えていたはずだそのこと すらもすはすっかり忘れていたらしい そんなに私の家族に興味がなかったのかと と私は少し寂しくなったすも義両親も姉の 職業を聞いて驚きを隠せないでいる
しっかり検査を受けられた上で的確な判断 をした方がいいかと思いますがおそらく すぐさんは種無しではないと思いますよ姉 が言うには確かに光熱を出して無精症に なることはあるそうだしかし一生ではない らしいウイルスが清掃に入り無性主張を 引き起こすこともあるらしいがそれもごく 稀なことだという最後にあれは再度検査を 受けることを進めたじゃあ俺は種無しじゃ ないんですねなよかったなすも義両親も今 までの態度は何だったのかというくらい 泣いて喜んでいる私はそれをどこか人言の ように見ていたすは本当にごめんと私に 向けて何度も謝罪をしているしかし私は何 も話せないでいたそれだけ今回のことは ショックが大きいのだ義母はそんな私の 態度を不に思ったのか勘違いだったんだし 別にもういいんじゃないと頬を膨らませて いる姉は呆れながら落ち着くまで私を自分 の家で預かるとすぐに言ってくれたすぐは 顔をしかめたが無理やり納得をさせ義両親 を連れて帰っていっ た両親はすぐたちが帰った途端彼らに対し て文句を言い出した母は私を叩いたことを 謝るでもなく勘違いをさせたすたちが悪い というしかし両親の言葉ですら私は嫌悪感 でいっぱいになる私からしたらどっちも どっちだからだ私が無表情で立ち尽くして いると待たしても姉が助け船を出してくれ た波のことは私に任せてもらえるそう言っ て実家から連れ出してくれたのだあの場に 痛くなかった私は姉の申し出にただただ 感謝した車で姉の住んでいるマンション まで行き部屋に入った途端こらえていた涙 が滝のように溢れ出す姉はそんな私によく 頑張ったねと抱きしめてくれたそれから どのくらいの時間が経ったのだろう ようやく落ち着いた私はお姉ちゃんごめん ねすると姉は私は何も悪くない日の住む までここにいていいと言ってくれたのだ姉 とは5歳以上離れているのだが昔から何か あるといつも助けてくれるそして今の私に とって唯一の救いが姉の存在だった姉が 今日なぜ実家にいたかと言うと私は 話し合いが決まった時姉にもLINEをし ていたのだが文面から嫌な予感がした らしいそれでいても立ってもいられず 駆けつけてくれたのだ姉の行動力には本当 に頭が上がらない姉があの場にいなかっ たらどうなっていたのか考えるだけで ぞっとしただけど落ち着いたら今後のこと も考えないとだめだね姉は少し考えながら 私にそう言ったこの数日いろんなことが 起きたせいでまだ私も今後のことを考え余 はないだけどこのままというわけにもいか
ない だろうそうだねこの子のためにも強くなる よ私はお腹をさすりながら何が一番大事な のかをゆっくり考えることにした何かあれ ばいつでも力になるからね姉の心遣いに 背中を押され私もようやく笑うことができ たそれから数日が経ち私は姉と色々な話を したそして身がついたところですぐから 電話がかかってきたのだナミ俺検査を受け たんだやっぱり無精相ではなかったみたい だだから安心して何を安心したらいいのか わからないがすの中ではこれで問題なく 子供を育てられると言いたいのだろうそう よかったね私もちょうど話したいことが あったの私はそう言い再度領okayを 交えて話し合いがしたいと提案したすは 疑問を抱いたのかどうしてだと必要以上に 聞いてくるそんなすを遮り同じように週末 の日曜日に私の実家に集まれないか聞いた すは仕方ないと言った様子で次の日曜日に 義両親を連れて実家に来てくれることを 約束したこの話し合いが終わったら帰って きてくれるよな最後のすぐの質問には答え ず私はそのまま電話を切ったそして 話し合い当日私はある人物と一緒に実家を 訪れたす義親はすに到着していたようだ私 がそのまま客間に入るとみんなが一斉に私 の後ろにいる人物を見ているなみさん後ろ の方はどうなったこちら私を弁護して くださる弁護士さんです私はそう言って 義母に対し笑顔で答えた弁護士と聞いて みんな目を丸くしているどうして弁護士と 一緒にいるのか理解ができないの だろう弁護士ってなんだよ離婚するわけで もあるないしすぐはそう言って引きつった 笑顔を私に向けたいえ離婚の話し合いを するために弁護士さんに同席してもらった のよ私がそう言うとすぐも義両親も 慌てふためくそう私が決心したことそれは すぐと離婚することだった姉と先のことを 話し合った時まず1番にすぐとの離婚を 考えたそして姉の知り合いの弁護士を紹介 してもらったのだちょっと待ちなさいよ なんで離婚なんかになるの種無しだった ことは勘違いで納得したんじゃないの納得 そんなものするわけないじゃないですか すぐるあなたは私の話も聞かず一方的に私 を責め立てたのよ許せると思ってるの確か にすぐはずっと自分は種なしだと思い込ん でいただからって妊娠した妻に向かって 頭ごなしに浮気だとせめていいわけがない しかしつぐは勘違いは誰にでもあるこんな ことで離婚なんて認められないと声を荒げ たのだいいえ 立派な理由になりますよすぐは今回勘違い
だったにせよ種無しだったことを黙って私 と結婚している私が子供を欲しいと分かっ ていたにも関わらずだそれに対して完全な 悪意があるとみなされ十分な離婚理由に なると弁護士は説明をしてくれた義母は その横でせっかく孫ができたのに許す心も 持てないのかと私を罵ったしかしどれだけ 言われようが私の心は変わらないすでにす への愛情もと消えせているやり直すこと など到底無理だったやだよ離婚なんてし たくない謝ってるんだから許してくれよす はそう言って泣いて見せた謝ったら何でも 許されるのあなたは水からの手で信頼を 壊したの悪いと思うならサインをして私は すに記入済みの離婚届けを渡すすはやっと ことの重大さに気づいたのかうれたまま何 も言葉を発しなかったが最後には離婚を 了承したそして精神的苦痛に対する慰謝料 と財産分与養育費について書かれた書類に もサインをしてくれた義両親はまだ何か 言いたげだったがこれ以上言うと慰謝料が 増えますよと弁護士が言うと途端に 大人しくなるそしてすぐと義両親は すごすごと肩を落として帰っていった そんなすぐたちを見て両親はあんな奴らと 離れて正解だとまるで祝杯でもあげるかの ように騒いでいた何をそんなに喜んでいる のあなたたちとも今日限り2度と合わない から私がそう言うと両親は目を丸くして いる両親との決別は姉の提案だっったなん と過去に姉も同じような体験をしていたの だまだ姉が中学生だった頃クラスで盗難 事件が起きたらしい姉は受験前で自由登校 だったこともあり勉強のため塾に行ってい たしかし勘違いをした先生によりなぜか姉 が犯人にされてしまうだが姉はちゃんと塾 にいたと証言があったのに両親たちは姉の ことを信じず先生を信じて姉を攻め立てた そうだ父からはぬすっとだと何度も殴られ たらしい結局後日犯人は他に見つかり姉へ のお互いも晴れたのだが両親は謝りすらし なかったそれが姉の中でトラウマとなり 勉強も手につかず死亡していた高校にも 落ちてしまうそれから姉はずっと両親を 恨んでいたそうだ結 あの人たちは何も変わらないの よそう言った姉は少し寂しそうだっただ けど私も姉の意見には賛成だ今回の件で 両親は実の娘を信じようともせず完全に私 を悪者扱いした母が私を叩いたことそして 父がお腹を蹴ろうとしたことどうしても 許すことができないのだじゃあさようなら 私は騒ぎ立てる両親を無視して実家を後に した その後離婚が成立した私はわずかながらに
慰謝料も払ってもらうことができた自宅を 出た私はしばらくの間姉と一緒に暮らす ことにした姉は子供とも一緒に暮らせて 嬉しいと喜んでくれているそしてこれは すぐとの共通の知人から聞いたのだがすぐ は離婚後も納得がいかなかったのか周りに 離婚理由を話して回りいかに自分は間違っ ていないかを接したらしいしかしごとく すぐがおかしい間違っていると言われ現在 全員から距離を置かれているそうだすぐに はお似合いの結末である私はその後無事に 子供を出産した今回すの勘違いから夫や 両親と決別したが後悔はしていないこの子 が大きくなっても尊敬してもらえるような 母親になれるよう頑張っていこうと 思う今の社に務めて5年目になる俺は新入 社員の教育係りになったこの新入社員と いうのが会社の執行役の息子でとんでも ない ボンボン仕事を覚えようとしないし任せた 業務が中途半端でも悪びれる様子もなく 定時には代謝してしまう何度注意しても 一向に聞き入れようとしないそれでも教育 がかりになったからには仕事を覚えさせ なければいけないと一緒に出張に行くこと にしたのだが当日その新人は待ち合わせ 時間に来なかったさすがに堪忍袋の尾が 切れた俺は新人をとなってしまっ た俺の親父は執行役員ですよそれに俺は 次期社長なすから容量悪いと出世できない です よ 俺の名前は矢野トマ27歳とある大手家電 メーカーに勤務して いる入社当初は分からないことだらけで うおさおするばかりだったが金属5年目と もなるとかなり容量を得てきて仕事を 楽しむ余裕が持てるようになっ た自分で言うのもなんだが成長したなと 思う真面目で一一倍努力家の営業マとして 同僚や取引先からも認められて いる俺がこうなったのも育ってきた環境が 影響しているのだと 思う俺の親は俺が幼い頃から授業をやって いる父はとにかく仕事ができて頭もよく カリスマ性に溢れた人だっ たただ父のそれは一で得たものではないと 子供心に感じてい た書斎には本が溢れていていつも何か本を 読んだりパソコンで調べ物をして努力をし ている母はそんな父を家でも会社でも支え ていてその姿は大女のこというよりは同士 という感じだそんな両親を見て育った俺は 努力をするのが当たり前だと思っていた だから学校の勉強や部活動なんかも努力し
たし学級員や生徒会役員に選ばれても努力 は惜しまなかっ たしかしそれを面白く思わない奴も いるあいつんち親が社長だからな先生も 学級委員や生徒会役員にして親のご機嫌 取りしてるんだよあいつ自身は大したこと ねえよなどと口を叩かれ随分と悔しい思い をし た俺は小学生の時から両親に色々な習い事 をやらせてもらっていた地域の野球チーム を始め学習塾にそば教室や英語塾親の経済 力があるからこそやらせてもらえるものだ そういうのも陰口を叩かれる原因になって いたのだと思う自分でも分かっていたから こそ俺自身を認めさせるために努力し続け た中学生になってからは最も厳しいと言わ れる野球部で夜遅くまでしかれ家に帰って からは睡眠時間を削って予習復讐を 繰り返すそうして定期テストでは常に上位 をキープしていたし文部動を目指すために 主トレーニングも欠かさずにやっていた その成果もあって俺は同学年の中では最初 にレギュラーになったし自分たちの第2 世代交代した際にはキャプテンにも選ばれ たそれでも俺の努力が認められることは なく親のおかげだろうと陰口を言わ れるどんなにどんなに努力しても親の評価 が俺自身の評価になって しまう親と俺を引き離して見てくれる人は いないのではないかそう思うと何もかもが 無駄に思えてやけになってぐれてしまった ことが ある中学校で散々自分の努力を否定され 続けてきた俺は高校に入学してすぐに いわゆる不良と呼ばれる連中とつるんで 夜遊びを繰り返すようになっ た酒やタバコには手を出さたけど深夜に家 を抜け出し仲間のバイクの後ろに乗って夜 の町を ふらつく誰の目も気にすることなく 好き勝手に街中を走っていると気分が スカっとし たそんなことを繰り返していれば当然警察 に目をつけられて脅される警察から両親の 元へ連絡が行き両親はすぐに迎えに来て くれた 父親は俺がやったことに関しては厳しく しかったけどその後で俺がそれまで抱えて た思いやこういう行動に至った理由を きちんと聞いてくれ たお前は誰のために努力したんだ他人から の評価を上げたくて努力してたのか違う だろうトマが努力した結果得られたものは 何だ成績は上位をキープできて部活でも 早いうちからレギュラーになれたよなそれ
もお前の努力が認められて得られたもの じゃないか嫉妬でお前のことを悪く言うや の言葉にばかり耳を傾けて正当に評価して くれた人たちを信じようとしなかったのは お前だよ学級委員にしても生徒解役員にし てもお前に表を入れてくれた人たちのこと を信じないで悪い言葉ばかりを気にして結 としてお前を信用してくれた人たちを 裏切ったんだ一部の人の言葉に負けたんだ ぞ世の中に出れば嫉妬で足を引っ張ろうと する奴なんてたくさんいるそんな心ない奴 らに惑わされない強い心を持ちなさい自分 を甘やかすことなく努力し続けることが できたトマにならそれができるはず だ両親は高校に入ってからの俺の様子が おかしいことには気づいていたそうだそれ でも自分から言い出すのを待ってくれてい たと いうトマがりから色々言われていたのは 知ってたのよそれでもトマは黙々と努力し 続けていたからこのまま打ち勝ってほしい なって思ってたのでもトマの様子が おかしくなった時に母さんが声をかければ よかったわね誰に相談していいかわから なくなってしまったん でしょうごめん ね幼い時のように優しく頭を撫でて くれる俺は両親の言葉を聞いて自分を見て いてくれたんだという安心感と自分を信じ てくれた人たちへの申し訳なさで泣いて しまっ た俺は一部の心ない奴らの言葉ばかりを気 にして俺の努力を認めてくれていた人たち のことと見ることができなかったのだと猛 し生活態度を改めたそれまでの遅れを 取り戻すために勉強に励み高校を 卒業そして大学も無事に卒業して5年前に 今の会社に入社営業マとして日々仕事に 商人して いるそんな俺の元に新入社員の橋本がとし て属されてきた橋元は挑発にスーツを 着崩していてなんというかだらしがない それに新入社員にしては珍しく派手な色の スーツを着ていて本人のこだわりなのかも しれないがあかさにブランドもと分かる ように目立つところにロゴが入っている この新人にして高級ブランドのスーツを身 にまい平然とている橋は執行役員の息子 だ入社時の挨拶の時に彼はこう言ってき た俺の父親は執行役員ですそれと俺は社長 の娘と結婚するつもりでいるから将来は 社長になる男なので皆さん離婚に立ち回っ た方がいいっす よなんとも馬鹿げたことで言えるものだ 大半の社員は呆れ顔で拍手をしていたが中
には馬鹿にしたように派手に拍手する人も いた橋本は某有名私立大学の幼稚者から エスカレーターで大学まで進み卒業した 典型的なボンボンだ開発部を希望していた ようなのだが父親に今ある商品の知識を身 につつけるよう言われて営業に配属された 営業としてやっていくからには自社製品を とことんりしていないと売り込むことは できない彼の父親もそれに期待したようだ しかし党の本人は営業部に配属されたこと が真底不満のよう で俺はこんなところにいていい人材じゃ ないんですよ汗水垂らして外回りをしたり の会社に媚売るとかって少に合わないん ですよねれって天才肌だからもっと クリエイティブなことがやりたいんです よ文句たらたらだ入社して5年目に 差しかかっていたから教育がかりに選ば れるのは仕方ないだけど初めての新人教育 の相手が彼というのは正直言って厄介 だ最初の3ヶ月は俺も根気強く指導をして いたしかし橋本自身が覚える気がなければ やる気もない集中すれば1時間程度で 終わるような簡単な資料作りにも丸1日 費やすそれを注意する と俺にこんな地味な仕事を預ける方が悪い んですよこんなのジムのおばちゃんにでも やらせとけばいいじゃないですかと返して きて俺が悪いと言わんばかりの態度を 取る資料を作るのは自社製品を知りのには いい機会なんだそれは君のお父さんの希望 でもあるんだろうだったら真剣に やれよ橋本はブツブツ文句を言いながらも 資料を作って俺に渡してきたがとてもじゃ ないが上司に提出できるものではなかった ミスだらけの上に指示を無視している ところが多くやり直さなければ使い物に ならない橋元に仕事を振っても逆に俺の 仕事が増えていったさらに橋本は勤務時間 内にスマホを触っていることが多く仕事で 必要なことでも調べているのかと思いきや そうでは ない後ろから声をかけようとスマホ画面を 覗き込むとSNSかゲームだっ た就業時間内にこんな堂々とスマホで遊ぶ なんて自分の指導の仕方が悪かったのかと 考えたこともあるだからその都度 テンプレートの出し方や使い方を丁寧に 教えたりあと少しで休憩時間だから 頑張ろうと言ってスマホをしまうよう 優しく促したその度に橋本 はありがとうございます 矢野さんは頼りになります ねなどとふでは俺を立てるようなことを 言ってはいるが一向に改善しようとはし
ない優しくしすぎては響かないのかと思い 少し口うるさいくらいに行ってみるすると 今度は他の優しく教えてくれそうな人の ところへ行ってしまうその人から君の教育 担当は矢野君だろ矢野君に聞いてごらんと 言われて不満そうな顔をしているのを何度 か見かけ た橋本は提出期限は無視し平時時間前には さっさと代謝してしまうなどと社会人とし ての最低限のルールを守れないそれに俺の 注意は一切聞かなかった社会人としてと いうより人として問題があるように思えて ならない あまりの彼の本さに俺の指導力にも問題が あるのだろうかと自信をなくしてしまう ほどだそれでも上司は橋本を1人前に しようと仕事を預けたしかし橋本は上司に 任された資料作成の提出期限さえも守ろう とはせず途中で作業を放り出して定時に なると帰ってしまう今までの仕事より少し ではあったけどまだ新人だからとかなり 余裕を持って渡されたものだ毎日少しずつ 進めていれば期日には十分に間に合うはず だったしかし普段から簡単な仕事ばかりを 選びそれさえもだらだらとスマホをいじり ながらやっている手助けをするのは簡単だ けどこの仕事をきっかけに仕事に対する 責任感を持ってもらいたいという気持ちも あっただから記実に間に合わないのは 分かっていて俺はあえて放っておいたのだ 自分の失敗や間違いは自分で責任を取ると いうことを覚えてほしいそう思っていた しかしその資料は明日の会議で使われる 重要なもののため提出を送らせるのには 正直言って問題がある俺はかなり悩んだが 橋の教育より業務を選ん だ資料作成を終わらせることなど美人も 考えていない橋本が帰った後残業して 仕上げる翌日橋本はいつものように修行 時間ぎりぎりに出社やはり資料のことなど 美人も考えていない仕事に対する責任感が あれば早く会社に来てやるかもと思った けど橋元に期待するだけ無駄だ 同僚に挨拶もせずにスマホをいじりながら 自分の席に着く 橋元本当に父親に言われたから仕方なく 営業家に来ているだけなんだ な席に着いた橋本は机の上に置いてあった 作成済みの資料に気づくとそれを手に取り 課長の元へと 向かい課長これできましたと言って手渡し た資料の横にメモを残しておいたから俺が 作ったということは分かっているはずだ しかし橋本は俺の名前を出そうとしない俺 は課長と橋本の元へ向かったそして俺が話
をしようとすると課長はすっと手を上げ 遮り橋本君これは矢野君が君の代わりに 残業までして仕上げてくれたものだよね私 は君にやるよう指示を出したはずだよ スマホをいじっている暇はあっても仕事を する時間はなかったのかなここは会社だ君 は少し社会人としての自覚を持った方が いい ね橋本にこう言ったのだ課長のこの言葉で 俺は救われる思いがしたところが橋本は 反省するどころか不機嫌になり ああ課長も矢野先輩ももっとうまく 立ち回った方がいいっすよ俺の親父は執行 役員ですよそれに俺は次期社長なんすから 容量悪いと出世できないです よこう言って自分の席に戻ってしまった 課長が注意しても父親の権威を傘に来て 言うことを聞こう ないこれ以上は何を言っても無駄だと うんざりした気持ちで席に戻ろうと課長の 方を見ると課長もうんざりしている様子 だっ た平社員の俺がこれだけ振り回されている のだから課長の方も何かあるのかもしれ ない なこうして席に戻った俺に大丈夫かと1人 の女性社員が心配そうに声をかけてくれた その女性は松島良子さんと言って俺が新入 社員だった時にかなりお世話になった人だ 彼女は美人で仕事もできてきり上手な誰も が憧れる先輩今も初めて指導がかりとなっ た俺を何かと気にかけてくれる俺は亮子 先輩に溜まっていた鬱憤を吐き出した橋本 の勤務態度が一に良くならないことや 厳しく指導すると俺の話を聞かなくなる こと自分の指導方法が悪いのかと悩んで いることなど全てを打ち明け た良子先輩は俺が全て吐き出せるよう黙っ てうきながら聞いて くれる随分と手を焼いてるのは知ってたよ かなり癖のある子だから1人で抱え込ま ないで遠慮なく頼りなよ力になるから そう言って亮子先輩は自分の席に戻って いったすると後ろから橋本がニヤニヤし ながら俺に近づいてきて亮子先輩の後ろ姿 を見 ながらいやあの先輩あの人のこと好きなん でしょもう美人ですもん ねと話しかけてきた俺が子先輩に片思いを していると勝手にい冷やかしに来たようだ 普段仕事のことではまともにきりもでき ないくせにこういうところは気を回して くるのかと親足 呆れる課長に言われても橋元は相変わらず で俺は日々ストレスを抱え鬱憤を募らせて
い たそしてとうとう我慢の限界を超える事件 が起こったの だその日と子先輩と橋本の3人で朝から 出張の予定だった本来は俺と橋本の2人 だけの予定だったがあまりにも橋本の問題 行動が目立つのでサポートで良子先輩が 同行してくれることになったの だ当日の朝駅で待ち合わせた俺たちだった が橋本が約束の時間になっても現れない 出社時間がいつもギリギリの橋元の行動を 見越して橋元にだけ30分早めの時間を 伝えておいたのだがその時間になっても 現れないのだ出発までには時間があるから 電車の時間ギリギリまで待ったが橋元が 現れることはなかっ た電車出発時間までの間に俺は何度も橋元 に電話をしたが繋がらない事故にでもあっ たのかもしれないと課長にも話をして確認 をしたが会社にも連絡は入っていなかった 取引先を待たせるわけにもいかず課長の 許可のも亮子先輩と2人で行くことになっ た無事に相談も終わり会社に戻ると橋元は 何事もなかったかのように自分の席に座っ ていたのだ思わず俺も良子先輩も課長の方 を見る課長は顔をしかめているだけで何も 言わないそんな俺たちに気づいた橋本は ニコニコしながら声をかけて くるお疲れすお前どうして会社にいるんだ 今日の出張はお前も同行だって言ったよな それに何度も電話したのに出ないってどう いうことなん だ俺がキレ気味に言うと橋本はやゆする ような笑顔でだっていやあの先輩と良子 先輩の邪魔しちゃ悪いじゃないですか2人 っきりの方が楽しめたでしょだから気を 聞かせてあえて行かなかったんすよ後輩 なりの気遣 いっすまだ修行時間内だというのにスマホ でゲームをしながら答える橋元の言動に俺 の我慢も限界に足してしまい思わず声を 荒げてしまっ たふざけるなそもそも今日の出張はお前の 勉強のためのものだったんだぞ良子先輩は お前がトラブルを起こさないか心配でつい てきてくれただけだお前自己紹介でこの 会社の社長になるって言ってたけどお前の ような社会のルールやマナーも守れず仕事 の初歩の初歩も満足にできないやつが そんな器なわけない だろすると橋本は見る見るうちに顔を 真っ赤にしてなんだよ俺がせっかく気を使 てのにできないんじゃなくてやらないドキ だし俺は仕事を選べる立場なんだよルール まのそんなもんどうでもいいんだよどうせ
俺が一番偉くなるんだから俺がルール みんなが俺に従えばいいんだよ先に入社し たからって偉そうにするなよ俺は未来の 社長だからなお前なんかすぐに首にできる んだ後悔しても遅いから な相談化を切って就業時間にもなってい ないのに荷物を持って部屋を出て行って しまっ た翌日出社するといつものように修業時間 ギリギリに出社してきた橋本が早速後悔 することだ なと言って俺を強引に会議室へと連れて 行くそして勢いよく扉を開けるとそこには 橋本執行役が待ち受けていた 親父連れてきた よ橋本執行役は怒った様子で俺の方を見る まともに会話ができそうな雰囲気では ない息子から話は聞いた君は息子に暴言を 入ったというのは本当なの かと発言のシを尋ねてきた俺は橋本のこれ までの勤務態度を全て包み隠さず話した上 で声を荒げたことを認め た確かに私は声を荒げましたしかし今回は 橋本君のための出張だったものを勝手な 判断ですっぽかしてしまいましたしその 理由が仕事とは関係ないことです私は彼に 仕事に対する責任感を持って欲しいと思っ ています勤務中にスマホをいじってゲーム をしたり自分の仕事を放り投げて楽なこと しかしない注意をしても聞き入れない正直 に言って彼の言動は目に余るものがあり ます私は橋本君にもっと社会人としての 自覚を持ってもらいたいと思ってい ますこういう事態になってしまったのなら と俺はあえて本音をぶつけるしかし橋本 親子は聞く耳を持とうとしなかった俺が 暴言を吐いた理由はどうでもよくてを吐い たかどうか事実確認をしたかっただけの よう だひやが誰の息子か分かっているのか どうせ将来を約束されたひやに嫉妬でもし たんだろう次期社長敬えないなんてお前 こそマナーがなってないんじゃないのか 敬われたいのならそれなりの態度ってもの がありますよね彼はうえるようなことは何 1つしてません俺のこのがよほど気にら なかったのだろう執行役は俺を 指さしお前のようなやは首 だというと同時に社長が会議室へと入って きたその後ろに社長の娘のみさ子さんも 一緒 だ社長である私を差し置いて随分と好き かって押しているね橋本役は自分の君をっ て会社を乗っ取るつもりでいるのか な社長どうしてここに橋本親子は目を
見開いて驚いている橋本執行役と息子さん が会議室で面白いことをやっていると小耳 に挟んだもので来てみたんだよ私はただ 息子に暴言を吐く社員に注意しようと思っ ただけです会社を乗っとるとかそんな題さ れたことは考えていませんそうは言っても ねひや君は入社時の自己紹介で自分は社長 の娘と結婚して社長になると言ってみたり 営業部の課長がしかったら自分は時期社長 になる男だからうまくやった方がいい なんて言ってるそうじゃないかしかもうち の娘を熱心に口説いているそうだしねそれ の男が違うと言うん だ本当にいい加減にしてほしいですです私 の職場に来てまで後を付け回して口説いて きて迷惑だからやめてほしいと言っても 少しも聞き入れてくれませんしねえだって みさ子ちゃんは俺と結婚した方が幸せに なるよ俺更新長で生めだし高収入になる から有料物件でしょそれに俺有名私立大学 を卒業してるから開発向きだし俺が開発に 行けばきっと商品をバンバンだから会社の 業績も上がりますいいことづくめじゃない す か君は本当に自分が分かってないね君の ような世間知らずがきっと商品を開発 できるわけないじゃないか営業家での仕事 も満足にできずに矢野君や部署のみんなが フォローしているんだ先輩や上司の言う ことも聞けず自分のやりたいことしかやら ない男に会社経営ができるわけないだろう 橋本執行役ひや君は甘やかしすぎじゃない か君の家庭の事情を考えても大事に育て すぎだ ね社長の最後の一言で橋本執行役の顔色が 変わったそしてそれまでヘラヘラしていた 橋元は急に真顔になっ て やじもういい よ言葉を絞り出すようにい もういいって何が社長みさ子ちゃんそれと 矢の先輩色々とご迷惑をおっかけして 申し訳ありませんでした社長の言う通り 親父は俺を甘やかしすぎなんだよ俺は全部 分かってやっていたんだ親父は昔から家族 に対しても厳しかったけど不器用なだけで 愛情深い人だっただけど母さんは親父の 厳しさに耐えられたみたいで俺が小学生の 時に家を出て行ってしまったその頃から 親父は俺を叱らなくなったよな俺までが家 を出ていくんじゃないかって怖かったん だろう最初は親父に迷惑かけないようにと 思って子供なりに考えていい子にしてたで もさ何をやっても叱られないって案外 寂しいもんなんだよそれだけ俺のことを
本気で考えてないんじゃないかって思える んだだから俺はに叱られそうなことをこれ でも勝ってくらいやってきたけど今の今 まで叱られたことは1度もない親父それっ て俺のためか違うよな俺が家を出ていか ないだろうって自分を安心させるためだよ なそんなことされて俺が寂しい思いをして るって思わなかった のか橋本の言葉に執行役はうれて いる君も自分の寂しさに気づいてほしくて だったんだなどうだろうせっかくひや君の 本音も聞けたことだしここからまた やり直してみてもいいんじゃないかそうよ 私も幼馴染みのひやがこんなボクになっ ちゃって結構心配したんだ からそうですね私はまた間違いを犯す ところだった妻は私の厳しさに耐えられず 出て行ってしまってから見捨てられたと いう思いが強くなってしまってひやにまで 見捨てられたらと怖くなってしまって叱る ことができなくなってしまったそれでひや がずっと寂しい思いをしていたなんて想像 もしていなかったひやすまなかったそれと 矢野君君にも随分と迷惑をかけてしまった ねそれにみさ子ちゃんに社長色々とすみ ませんでしたそしてありがとうござい ますこうしてこの一見は橋本親子の関係の 修復ということで解決したそれからの橋本 は人が変わったように仕事を積極的にやる ようになり周囲も当然のことながら驚いて いたもちろんこれまでの比例も詫びてはい たがあまりの表編ぶりに周りもなかなか ついていけないようだスーツも侵入者員 向きのものに変えて髪型も潔感のあるに なって入当時のチャラスタイルではない俺 と橋本は年齢が比較的近いこともあって コンビを組む機会が増えた執行役との親子 関係をやり直すことになった今の方が橋元 は生き生きしている父親の見ていない ところでは努力もしていたようで学校の 成績は良かったようだそんなもんだから 仕事を覚えるのも早ければ資料作成も余裕 を持って期日前に仕上げられるほど容量も いい本当に仕事をできないふりをしていた んだなこれからは橋本とはいい同僚として 付き合っていけそう だ最後までご視聴ありがとうございます もしよろしければチャンネル登録よろしく お願いしますでは次の動画でお会いし ましょう [音楽] お前は田舎の工場で一生をえろお前の手柄 は俺がもらっておくありがたく 思えよ10年ぶりに本社に呼ばれた俺は また一柳部長の策略にはまり地方の工場に
作戦されることが決まってしまう俺はこの 人の下にいる限り普通に働くことができ ないないのかと絶望を感じるしかしあの時 の会長の言葉が引っかかっていた後日左先 の工場から呼び戻された俺は会長の口から 衝撃の真実を伝えられるそれと同時に一柳 は全てを失うことになるのだっ た俺の名前はたみかけるマナーに厳しい 母親と大学に務める父親の元で育った母は 食事のマナからよそでの振る舞いまで しつけに厳しい人だったが俺が何かうまく できた時にはたくさん褒めてくれる人だっ た父は日々研究に没頭し毎日忙しそうにし ていたが空いた時間に俺の勉強を見てくれ て優しくてとても真面目な人だった俺は そんな両親のことが大好きだったただ幼少 期から少しだけ気になることがあったそれ は親戚付き合いが一切なかったことだ小 学校に上がると同級生たちは夏休みになる と祖父母の家に遊びに行き冬休み明けには お年玉をいくらもらったかという話で 持ち切りだったしかし俺には両親の実家に 遊びに行くという経験が1度もなかったし 年玉なんてものももらったことはない そもそも祖父母にも親戚の人にも会った ことがないのだから当然だ友人たちからは かわいそうにと言われるし自分自身も疑問 と悲しい気持ちになることもあったが 子供心にあまり深入りしてはいけない話だ と思い両親に真相を聞くことはしなかった 後に両親は駆け落ちをしていたことを聞い た時はこれまでの疑問が全て腑に落ちた 同級生の両親と比べてもかなり若い母と さえない大学講師の父特に母の父つまり俺 の祖父がひどく結婚に反対したそうだ 真面目な父にしては随分大胆なことをする とは思ったが父よりも気の強い母の意志が 強かったのかもしれないそんな両親だが俺 のことは十分に愛情を注いでくれた俺に とっては最愛の両親だしかし大好きだった 父は俺が17の頃に亡くなったヤンキーと 酔っ払いの喧嘩に巻き込まれ突き飛ばされ た父は頭の内所が悪かった真面目でおせか 焼きな人だったから目の前で繰り広げ られる喧嘩を見てみぬふりはできなかった のだろう警察を呼ぶ程度にしておいて くれればよかったのだが騒ぎの中に自分 から入っていくなんてなんとも父親らしい 最後だった母は安らかに眠る地の顔を見て 最後まで立派だったねと泣き笑顔で 話しかけていた俺はそんな母を許せない 気持ちで見つめた母は昔から体があまり 強くない父が亡くなる前から母は床にふす ことが増えていただから正直父には母の ことを一番に考えていて欲しかったのに俺
は悔しい気持ちでいっぱいだっ た俺たちは元々裕福な暮らしはできてい なかったが父が亡くなったことで収入が なくなり貧乏生活に拍車かかるようになっ た母は働きに出ようとするも体が持たず 断念俺が母を支えるんだとバイトを始めた が母はそれをあまり心よく思っていなかっ たようだ高校業後はもちろん就職する つもりでいたしかし母はそれを許さなかっ たかるが大学に行くための費用はしっかり 貯めてあるだからあなたは大学に行き なさい出なければ私は命を 立つそんなむちゃくちゃなことを言う母に 俺は黙って頷くことしかできなかった結局 俺は母にせれる形で有名大学の工学部へ 進学することが決まるその大学は両親の 出身大学で両親が出会った場所だっ た大学に進学してからはなけなしのお金で 通わせてもらっていることもあり勉強に 励んだあまり勉強は好きではなかったが 大学での学びはなかなか楽しかった気づけ ば俺は学内で主席になっていたそんな矢先 母が倒れそのまま帰らの人となった最近 頻繁に体調を崩していたがこんなに突然 別れがやってくるなんて想像もしてい なかったどうやら母は俺に大病を患って いることを隠していたらしい母の葬儀の後 俺は悔しくて泣いた父の代わりに俺が母を 支えるんだと決めていた病気のことは気が つけたはずなのに勉強をして知識をつけて いい企業に就職して大学を卒業したら楽さ せてやるつもりだったのに何でこんなに 早く行っちゃうんだよ俺は母と父の家の前 で悔しくて唇を噛みしめたその時背後から 声をかけられたたみかける君だね俺が顔を あげるとそこには初老の男性が立っていた 俺がいぶかしむように相手を見ていると 男性は名刺を取り出して挨拶をした私は 藤原と言います君のお父さんとは昔の同僚 でお母さんのことも知っているよ彼の名刺 を見て俺ははっとした彼は俺が今通って いる大学の教授だった授業を受けたことは ないが学生から非常に人気のある教授だっ たはずだ藤原教授は俺の隣に腰を下ろした 君のお父さんがご存命の頃はよく君の写真 を見せてもらってたんだけど随分大きく なったね藤原教授の優しい笑顔に俺は ずっと忘れていた涙をやっっと流すことが できた俺が落ち着くまで教授は黙って隣に 座っていてくれたその後教授は俺に両親の 話を聞かせてくれたあの頃君のお父さんは 女教授に成り立てだった誰よりも真面目で 研究熱心で私は準教授だったから彼より上 の立場だったけど彼の熱心査には頭が 下がる思いだった
よ父と母と藤原教授は同じ研究室で出会っ た母はゼミ父は女教授真面目な父に母が猛 アタックをして交際にだったらしい君の お母さん香さんはたみ君に毎日のように 会いに来て勉強を座ってたさじみ君も自分 の研究があったのに香りさんに付き合って いたのは勉強熱心な彼女に惹かれていた からなんだろう2人から駆け落ちをすると 聞かされた時は驚いたよ香さんはいい家庭 の育ちだったようだし厳格なご両親に ひどく反対されたようだねまあご両親が 反対するのもわかる大学講師が学生に手を 出すそりゃ褒められた話じゃないでも私は 彼らがどんな人なのかよく知っていたから 彼らの決意を応援することにしたん だ教授から両親の話を聞くのはなんだか 不思議な気持ちだった俺の知らない若い頃 の2人2人は駆け落ちをして幸せだったの だろうかかる君君は興味はあるかい君のご 両親も学んだものだ興味があるなら私の 研究室に来なさい藤原教授はそう言うと 優しく俺の肩を叩いて立ち去った残された 俺は教授の名刺をぼんやりと見つめたこれ から俺は1人ぼっちだ母を支えること ばかり考えていた俺はもう何をしたらいい かわからない翌日俺は藤原教授の元を訪ね ていたそこで俺は父と同じ研究をした人の ためになるものを作るいかにも父らしい 研究だ俺は研究に熱を注ぎ成績も席を取り 続けた就職先は藤原教授に進められた企業 に内定した国内の大手電気メーカーだ きっとかる君に会う会社だから安心して いきなさい教授はそう言って俺を送り出し た正直俺は就職先なんてあまり気にしてい なかった1人でただ生きていくことしか俺 にはできなかったから俺はそこで開発部に 配属された初めての会社員は勉強になる ことばかりだった俺は大学で学んだことを 生かして新たな提案を繰り返したもちろん うまくいくことばかりではなかったが自分 の知識が形になるのはとても楽しかった ある時俺は以前自分が提案した企画が俺で はなく上司の名前で通っていることを知っ たよくよく確認すると他の提案についても 同様のことが起きていて俺の手柄は全て 一柳部長上の手柄として記録されていた 俺は何かの間違えだと思い一柳部長に直接 確認をした一柳部長これは一体どういう ことでしょうかああお前の取に足らない 提案を俺が実現させてやっているんだろう がしかしこれは僕が考えたことでうるさい 口応えをするな一柳部長は一切俺の言う ことに耳を傾けようとはしなかった俺は どうしても納得できなかったなぜの アイデアが奪われなくてはいけないのか
ただ一生懸命に仕事をしているだけなのに 俺はこの一見以来自分のアイデアが周囲に 漏れないように務めたそして考えた提案は 上司である一柳部長を通せずに幹部に直接 持ち込んだこの時考えた提案は体の不自由 な人の姿勢制御や移動を助けるロボットの 開発についてだったこれは父から引き継い で俺が大学生の頃から続けた研究の成果で もある その案は見事幹部たちの目に止まり俺の案 として実現することになったしかし一柳 部長はそれを許さなかった一柳部長は俺の プロジェクトに入り製品の設計に血管を 残したさすがにここまでしてくるとは俺も 思わなかった部長の卑さを見抜けなかった ことが悔しい結果俺の商品は血管を抱える ことになりプロジェクトは頓した プロジェクトが頓した翌日俺は一柳部長に 呼び出された正直彼とは顔を合せたくも なかったのだが仕方がない俺が一柳部長の 元に行くと部長はニヤニヤと笑っていた プロジェクト残念だったな黙って俺の役に 立っていればよかったのに君を押してた 役員たちもさ怒ってるだろうなお前は地方 の工場にさせんだまあ頑張ってこいよ部長 はあざ笑うように俺に言ったなぜ俺が全て はこいつが悪いのに 色々な言葉が浮かんだが俺はその全てを 飲み込んだ理不尽な決定に納得はいかない が理由はどうあれ相当の金額が動いていた プロジェクトが失敗したのだ自分が責任者 だった以上受け入れるしかない俺は事例を 受け入れて荷物をまとめた左川先に行くと その現状に俺は驚かされたその施設人員は まるで機能していなかった向上となばかり の人のいる廃墟という不だとくに製造廃止 になった商品処置場で回収された型番試作 で終わったものあちこち不規則に誇りを かぶった在庫品が転がって いるこの工場も昔は活気があったんだよ俺 が工場の現状にあけに取られているとある 社員が声をかけてきた彼はこの中で1番 長くこの工場に勤める人物で懐かしそうに 当時のことを語ってくれた昔は勢いのあっ たこの工場もバブルが弾けた辺りから製品 の生産量がだんだんと減ってきたほとんど の製品の製造は新しくできた工場に流れ 結局この工場は実質無用の長者となり果て た機械のメンテナンスは定期的に行ってい てなんとか機械自体は動かせはするらしい しかし作るものは ない移動してきたのはいいもののここでは 仕事はほとんど与えられない開発や製品の 仕事などもうここには流れてこない いわゆるここは追い出し改め追い出し工場
だここでの俺たちの仕事は機械の メンテナンスと無駄に広大な土地の掃除 だけだった同僚たちは暇な時間を持て余し ていた気力がなく全てを諦めている人 ばかりだったしかし俺は一柳の思う通りに なるつもりはないあの時の失敗は俺の アイデアが悪かったわけでもない俺は あり余る時間を使って1度失敗したあの プロジェクトを1人で再開することにした 工場の中でも使える設備を見つけて自分で サポートロボットの開発を始めた俺は試作 で終わった製品や回収されて放置されて いる材料を使って新製品の開発を進めた あの時の失敗を成功に変えるために初めは 俺1人で何かをやっているなというように 遠巻きに見ていた社員たちだったが俺が 真剣に開発を進めていると1人また1人と 人が集まってきた俺自身自分1人では限界 を感じていたので興味のありそうな人に 相談を持ちかけた初めて会話をするような 人もいたが話してみると思ったよりも色々 な専門を持った人たちがいたさすが 追い出し部屋だ俺と同じ工学の知識がある 人営業で様々なセンサーを開発している 会社と太いコネクションがある人少ない 予算でやりくりする財務知識がある人独自 でプロジェクトを進めるにはこの上ない ほどふさわしい環境だった色々な人に助け られて10年俺はやっとサポートロボット を開発することに成功した俺は早速本社に 連絡をし役員たちへレビューを行う俺の サポートロボットはすぐさま製品化が決定 し生産が始まった生産拠点はこの工場だ ただの倉庫になっていた工場だが俺たちの 作ったロボットを作るため生まれ変わった 実職を促されて気力を失っていたメンバー たちだったが今や生き生きしているそして 俺たちが開発したロボットは会社の売上げ にも大きく貢献し俺は本社に呼び戻される ことになっ た本社に戻ると俺は会長に呼び出され た社長ではなく会長に呼び出されたことに 驚いた会長のことは写真でしか知らない 1度も話したことはないが噂ではかなり 厳格な人だと聞く俺は少しビクビクし ながら会長室の塔を開けた会長の木藤孝介 に俺の開発したロボットについて聞かれる のかと思っていたが予想が外れた君がたみ かる君か私は会長の木藤孝介だ君は藤原 先生からの推薦だそうだね会長は噂の通り 厳しそうな人だったはい藤原教授には大変 お世話になりました大学では介護や災害の 研究をしていたそうだねはい父のやってい た研究を僕が引き継ぎましたへえお父さん が今君のご家族は両親ともすでに亡くなっ
てい ます両親が亡くなったことを伝えると木藤 会長は目に見えて気落ちして見えた俺の気 を使っているのかもしれないが意外な一面 を見れた急に呼び出して悪かったねこれ から長期の海外出張なので行かないといけ ないんだでも君とはまた是非話がしたい 戻ったらまた話そうはいよろしくお願いし ます失礼いたします俺は一礼して会長室を 後にした最後に見えた会長の顔は少し寂し そうに見えたその後俺はまた開発部への 移動が決まったそこにはまだ一柳が部長と して君臨している一柳部長は俺の顔を見る なり舌打ちをしてきたやはり俺が自分を 差し置いて手柄をあげたのが気に食わ なかったのだろう お前は変わらず勝手なことをし続けてんだ なま大したアイデアマンだよお前は何やら 一柳部長らしくない発言に俺は嫌な予感が した俺が一柳部長を軽く睨みつけると部長 はにやりと笑ったそうそうお前が責任者を していた工場だがこれからは俺が実質的な 向上の責任者になるお前は俺の小遣いだ 黙っていうことを聞けよ そんなもう何を言っても遅いぞお前が工場 で広げた伴炉業績その他もろもろ全部が俺 のものになる俺も丁年間近だからよ退職品 の保証になる材料によてめえが積み上げた 細細した成果が持ってこいなん だ丸々横取りですかフカの手柄は上司の ものだろうあそうそうせっかく戻ってきて もらって悪いがお前には来週から別の工場 にんでもらう今度こそ田舎の工場で一生 えろそこまで言うと部長は耐えきれないと いうように高笑いをしたもう呆れて反論 するのも面倒だ今更この人の下でまともに 仕事ができるとは考えていない俺は馬鹿 らしくなり分かりましたと一言だけ言って 荷物をまとめてまたへの工場に出向くこと になった事態が変わったのは俺が再度左さ れてから数ヶ月後だった俺は懲りにこの地 でも自分の研究を進めていたのだが急遽 本社に呼び戻されたの だ前回はロボットの開発をしていたから 分かるのだが今回はまだこれと言って成果 を上げていない呼び出される覚えなど一切 なく不安を抱えながら本社に向かった本社 に着くと顔見知りの社員から状況を聞いた サポートロボット工場のトップが一柳部長 に変わったことで工場社員の式がかなり 落ちたらしいあいおい何をもたもたして いるんだお前らみたいな役たらずにも仕事 をやってるんだからもっとテキパキとやら んか一柳部長の大坊さに社員はみんな壁と していた中には一柳部長に無理やり作戦さ
れたものもいたため一部の社員から氾濫が 起こった言加減にしろあんたのやり方には もううんざりだ俺たちはお前の手駒じゃ ない俺はたみだから手伝っていたんだ誰が お前なんかに手を貸すか1人が声はあげる と次々に不満の声をあげ始めた誰も一柳 部長の指示は聞かず生産はストップ計画 通りに生産が進まず損害が発生し一柳部長 は事態の収集に追われていたそうだそして 海外出張から戻った会長が事態を聞きつけ 一柳部長の元に隣りこんだたみ君はどうし たなぜお前がここにいる一柳部長と工場の 社員から状況を聞き俺が呼び出さことに なったらしい俺はあの会長がぶち切れて いるなんてかなり恐怖だなと考えながら 会長室に向かった俺が会長室に入るとそこ には木藤会長と一柳部長がいた今回は済ま なかった俺が入るなり木と会長は俺に頭を 下げた俺は驚いて慌てて会長に頭をあげる ように伝えたが会長は首を横に振った君に は謝らにもならないことがたくさんある私 の話を聞いてくれるか会長は弱れきった 表情で再度俺に頭を下げた俺は戸惑いつつ も会長の話を聞いたたみかける君君は私の 孫だ俺はその言葉の意味を一瞬理解でき なかった会長はさらに続ける私が反対した せいで娘君の母親は君の父親と駆け落ちを してしまった連絡も取れずどこにいるのか もわからないでも君のお父さんは君の写真 を送ってくれていただから君のことはすぐ に分かったんだ私はずっと後悔をしている 出張から戻ったら君に話そうと思っていた んだ君さえよければ私の後継としてこの 会社を継いてほしいとなのにこんなことに なっていたとは会長の話を聞いて色々と 納得がいった以前会長に会った時に感じた 悲しそうな顔の意味も藤原教授が俺にこの 会社をを紹介したわけもそれで今回のこと だか詳しく説明してくれるか会長に問われ た俺は一柳部長の方に目を向けた部長は 一連の話を聞いて顔面蒼白になってい た10年前から一柳部長は俺の手柄を 横取りしていました俺がこれまでの一柳 部長の悪業を説明しようとすると部長は 必死で弁解をしようとしたいやそれは一柳 お前には聞いていないしかし会長に一括さ れた部長はすぐに静かになったそして俺は 10年前に作戦されたこと今回も俺の手柄 を横取りして俺をまた別の工場に飛ばした ことを全て話したいやそれはたみ君を成長 させようと思って彼にやがらせをされてい たのは俺だけではありません俺は一柳部長 の反論を遮って前に聞いて社員の話も 洗いざらい話した一柳部長は顔面白を 通り越して土色になる会長俺は改めて会長
に向き直った僕はこの会社を頑張った人が 正当に評価される会社にしたいと思います 逆に頑張らず人の成果を奪うような人間は この会社に不要だと考えています俺の宣言 に会長は大きく頷いた詳細はまた話そう 一柳君の諸もだその後会長は次期社長とし て俺のことを社内に発表した俺は緊張し ながらも全社員の前で頑張った人が評価さ れる働きやすい会社にすることを宣言した ちなみに一柳には調査が入り過去のやがら せや初見乱用の事実が明るみに出て介護と なった実力もなく世渡りだけで部長になっ た人間だ最就職先も見込めないままどこか の工場で作業員をしているようだ努力をし てこなかったのだから当然の結果だろう俺 はと言うとサポートロボ事業の実績もあり さらに会長との結縁ということで次期社長 に反対するものもいなかった今は会長や現 社長について回って会社経営について学ん でいるきっと今以上に働きやすい 素晴らしい職場にちて行くつもりだ会長 いやソフトはプライベートで母とちの 墓参りに行ったソフは両親の結婚を許さ なかったことを後悔していた当時質実合憲 で生きていた祖父にとって 何の実績もないただの研究者の地を結婚 相手と認めることができなかったそうだ 2人が駆け落ちした後父は定期的に手紙を 出していたそうだその手紙には母の様子と 俺の成長についてが綴られていたあんなに ひどいことを言ったのに何とも真面目な男 だよ祖父は寂しそうに笑っていった父が 亡くなった後はいよいよ連絡を取る手段が なくなってしまい母が亡くなったことも 知らずにいったすみません俺が知っていれ ばいいや悪いのは私だ娘と娘の愛した男を 信じられなかったでもお前に会うことが できてよかった仕事の時には見られない 優しい顔で祖父は笑った両親が亡くなっ たり一柳に不遇な時期を送らされたが どんな時も努力を諦めずに頑張ってきた その努力が祖父に引き合わせてくれたのだ と思う努力は平気で嘘をつくという言葉を よく聞くようになったきっとその通りなの だろうしかしなく努力したものにしか栄光 は訪れない俺はソフの会社でソフと一緒に 努力を続けようと思うきっとあの世で 見守ってくれている両親に胸を張れるよう に